杉村ぐうたら日記(1996年5月21日〜31日)
▲1996年5月21日:火曜日:読書話・『目黒考二/中年授業』
▲1996年5月22日:水曜日:違法改造し放題
▲1996年5月23日:木曜日:「たま」
▲1996年5月24日:金曜日:Q盤って・・・・・
▲1996年5月25日:土曜日:
▲1996年5月26日:日曜日:ビートルズな話
▲1996年5月27日:月曜日:
▲1996年5月28日:火曜日:両替の秘密
▲1996年5月29日:水曜日:
▲1996年5月30日:木曜日:
▲1996年5月31日:金曜日:
1996年5月21日(火曜日) 読書話・『目黒考二/中年授業』
以前は「古本屋」って言うと、汚く乱雑に本が積み上げられていて、数冊手に取ただけで手が真っ黒、店の奥には偏屈そうな親父が客を値踏みするかのようにじろじろ見ながら座っている。と言う印象が多かったのだが、最近は静岡東部だけかも知れないけれど「BOOK OFF」ってチェーンの古本屋がどんどん出来て凄いっす。
特殊な本はあんましないけど、品揃えも凄くて綺麗で、古本屋って印象がない。
しかも100円本がかなりあって嬉しいの一言。あの辺の100円本に掘り出し物があったりするから、たまらないのだよ。
100円本になる条件ってのが「大量に出版され大量に古本市場に出回っている物」か「たぶん買い手が付きそうにないマイナー本」ってのの2種類だと思う。前者はいいのだが、掘り出しは後者。
今回、「目黒考二・中年授業」と言う本を見つけた。当然100円。たぶん、一般社会でまっとうに生活をしている人は作者もタイトルも聞いたことないでしょ(笑)本の装丁も実に地味、誰も興味を持ちそうにない、って所が100円本なんだな。
目黒考二とは、例の椎名誠が編集長を務める「本の雑誌」の社長、発行人なのです。で、内容はとにかくブックガイドらしい。
実はこの本、数年前から探していました。と、言っても積極的に探していたわけではなく「あったら買うぞ」的な状態で探していましたが、いままで遭遇する事無く来たわけです。
数年前、目黒考二氏が本を出したらしいと言う話はどっかで聞いて知っていたが、出版社も題名も判らない。自分の本の雑誌社から出ている本ならば「本の雑誌」の中の出版広告に載っているハズだがない。こーなると直接どっかに問い合わせるしかないのだが、そこまで必死ではなかった。
で、昨日「BOOK OFF」で奇跡の出会いをした訳です。しかも100円。なんかしゃーわせーな気分。
1996年5月22日(水曜日) 違法改造し放題
そー言えば、最近のプラモデルの車関係って凄いっす。
いわゆる走り屋仕様のパーツが山ほど発売されていて、プラモデルを族車仕様にすることも簡単に出来る。
ホイールのインチアップも楽々っす。
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【平和】 (1996.05.22)
1.その国にとって活力がない期間のこと。
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1996年5月23日(木曜日) 「たま」
たまって現在3人組になっていたんすね。
あの「さよなら人類」でピアノを弾きながら歌っていた柳原幼一郎が脱退していた。
で、ここの所、レコード会社との契約も切れて、インディーズ活動をしていたらしいのだが、このたび「ちびまる子ちゃん」のエンディングで復活したらしい(聞いていないけど)よかったよかった。
あのオカッパ頭で一番妖怪に近かった「知久」氏は、最近の写真を見るとキャップを後ろ向きにかぶって、前よりまともになったダブダブの服を着ているんで、なんかどっかのサーフボード少年みたい状態。うーむやっぱ普通の人間だったのだな (笑)
1996年5月24日(金曜日) Q盤って・・・・・
往年の日本の音楽を安価で簡単に手に入ると言うので、凄く嬉しいっす。
そんなに古くなくても出ているので「おぉ」とか思って、ついつい買ってしまう。
買おうかどーしよーか迷っている内に買わずに終わってしまった奴とか、そんなのが出ていると嬉しいっす。
でも、こんなの出てても買う人いるんかいな?みたいのもあるけどね。
まったくマイナーだけで終わったアイドルとか、あの当時でさえ売れなかった歌手のアルバム(しかも再評価もされず名前さえ忘れ去られていた物が、今さら売れるとは思えないっす。
ま、いいんだけどさ。
でも、これで発売されるって「過去のアーティスト」って烙印を押された様な感じもないわけでないので、悲しい部分もある。杉真理とか、その当たりはガンガン出ちゃっている。
うーむ、例の「売れなかったシリーズ」の人達が出てきて欲しいな。アナログ盤は持っているけど、買うと思うんで・・・。
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【冥土の土産】 (1996.05.24)
1.悪役が主人公などの危機一髪の状況の時におきまりの様に「冥
土の土産に聞かせてやる」などと言って使う親切な言葉。
それによって、それまで物語のなかで謎だった部分を語りつく
す事が出来たりするので物語の作者としては、面倒くさくなく
て良いために思わず多用してしまう方法。
2.しかし、悪役が一通りしゃべった後で、実は主人公がやられて
いるフリをしていただけだったり、味方が駆けつけたりなどし
て形勢が逆転し、やられてしまう確率が多いと云う「そんな言
葉云わなけりゃ勝てたのに」と言う言葉。
3.しかし文法的に見ると「冥土の土産」では冥土から持ってきた
土産と言う意味になってしまうので、正しくは「冥土への土産」
が正解。
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1996年5月25日(土曜日)
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【矢追純一】 (1996.05.25)
1.今(1996)、日本でお笑い番組を作らせたら、この人にかなう人
はいないと云われている。
2.頻繁にNASAの極秘文章を手に入れているのに、当局にマー
クされない人物。
3.カラスは死んだ瞬間に宇宙エネルギーになって消えてしまう。
と云う凄い仮説を立てた人。
消えてしまうという理由は「現に私はカラスの死骸を見たこと
がない」と言う凄い物で、それまでUFO関連の話を盲目的に
信じていた人までを、引かせると言う理論だった。
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1996年5月26日(日曜日) ビートルズな話
実は僕の音楽の原点はビートルズだったりします。
と、言っても僕も当然の事ながらリアルタイムで聞いてたワケじゃありません。
僕が音楽を聞き始めた頃はすでに解散して何年も過ぎていたし、ジョンレノンも音楽活動を完璧に休止して、ホームハズバンドをしていた頃です。脳裏のどっかに「ビートルズ」って名前は引っかかっていたんですが、最初はちゃんと聞いた事がなかった。
で、中学生の頃ラジオを盛んに聞いていたら、「元ビートルズ」って事で、ポールマッカートニーがウィングスを率いて活動していたんですよ。
それと同時期にイギリスの「ベイシティローラーズ」がヒット曲を連発していた頃だった。
そんな感じで、あの当時ベイシティローラーズが『第2のビートルズ』と騒がれてラジオとかで、盛んにビートルズVSローラーズみたいな特集(それどころか、そんなレギュラープログラムもあった気がする)が組まれていて、ビートルズの曲もガンガン流れていたのです。そんな時代背景の中、ビートルズに目覚めてしまったわけです。
そこから、私の苦難の音楽道が始まったのであった (笑)
1996年5月27日(月曜日)
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【斉藤清六】 (1996.05.27)
1.ばいなら、ならいば
2.80年代、超売れっ子だった萩本欽一の計算ミスは斉藤清六を起
用した事だったのかも知れない。
彼を番組に盛んに起用し
てからと言う物、萩本欽一の人気は凋落してしまった。
3.ただの不器用な親父。とりあえずまだ芸能界にいるらしい。
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1996年5月28日(火曜日) 両替の秘密
とある作家の人が書店員をしていた時の事。
とある土曜日、男性がその作家の勤めていた書店にやってきて「これを1000札に両替してくざさい」と50円玉を20枚差し出したのだ。
ここで、細かくしてくれとかだとオツリの関係で困ってしまうので断る事もあるのだが、逆なのでさほど問題もないので1000円札に両替をしてやったのだ。
これだけではミステリーでもなんでもない。
処が、その男性は翌週の土曜日もやってきて50円玉20枚を 100円に両替をしたのだ。ここまででも、完璧にミステリーではない。
そしてその次の週も、さらに次の週も・・・・毎週毎週、その男は50円玉を20枚持ってきて1000円札に両替をしていくのだ。
これは実際にあったエピソードらしいのだが、それを複数の推理小説作家が各自「何故、その男は50円玉20枚を毎週持ってきたのだろうか?」と言う部分から話を膨らめていって、理由探しをすると言う内容になっている。
なんか、人の人生までを勝手に考えてしまうってのは面白いっす。
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【クイズ百人に聞きました】 (1996.05.28)
1.それまで過去の人に成りかけていた俳優・関口宏が司会者とし
て返り咲くきっかけになった番組。
2.この番組の罪は「あるあるある〜っ」などと視聴者がズに乗っ
て参加する悪習を生み出してしまった事だろう。
3.そういえばこの番組に家族と共に一般参加した「島田奈美」が、
番組プロデューサーにスカウトされてデビューしたりした。
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1996年5月29日(水曜日)
1996年5月30日(木曜日)
1996年5月31日(金曜日)