杉村ぐうたら日記(1996年6月11日〜20日)

▲1996年6月11日:火曜日:昔のレコードを整理していたら
▲1996年6月12日:水曜日:恋人と別れる100の方法
▲1996年6月13日:木曜日:英文翻訳ソフト『こりゃ英和』による翻訳
▲1996年6月14日:金曜日:CD-EXTRA
▲1996年6月15日:土曜日:前進しなくっちゃ
▲1996年6月16日:日曜日:夏の定番「A LONG VACATION / 大滝詠一」
▲1996年6月17日:月曜日:夏の定番「海に行くつもりじゃなかった/フリッパーズギター」
▲1996年6月18日:火曜日:走るカラオケ
▲1996年6月19日:水曜日:『猫とあなたのクックブック』フレーベル社
▲1996年6月20日:木曜日:一番つまらなかったB面選手権!
1996年6月11日(火曜日) 昔のレコードを整理していたら
 レコードを整理していた。
 で、その中で10年以上前にちょっとインディーズに凝っていた時期があって(インディーズなんて言葉じゃなくて、当時はまだ自主制作と呼ばれていたかもしれない)その辺のヤツがいくつも出てきた。

 かの大槻ケンジが筋肉少女帯でデビューする前に、ナゴムレコードでやっていた「空手バカボン」とか色々あったのだが、ライナーノーツを見て「へぇ」って思ったのもあった。
 フェアチャイルドで有名になった「戸田誠司」が「Menu」ってバンドに参加していた。2ndアルバムではキーボードなんかを弾いていたりするけど、1stアルバムのクレジットが「戸田誠司:Sax」だったりするのだ、うーむ。
 これって、同一人物だよなぁ。たしか戸田誠司はフェアチャイルドの前の「シショーネン」と言うバンドでは「シンセサイザー」って事だったんだけど、同時期の「リアルフィッシュ」では担当楽器はギターだった。うーむ。

 僕が持っているインディーズレコードの人で有名になったのはこの人ぐらいかな?
 あと、井上陽水なんかのアレンジをしている「川島ユージ」ってのが「BANANA」って名前で「EP-4」ってバンドに参加していたり、現在スタジオミュージシャンをしているスティーブ衛藤とかもいるけど一般的な意味のメジャーじゃないしね。

 あとメジャー盤では、1976年頃に、リリィって歌手が歌っていた「家へおいでよ/オレンジ村から春へ」って曲をYMO以前の坂本龍一が編曲していたりした。
 その辺りがめっけ物かな?
 たしかバイバイセッショングループとかってバックバンドだった頃。(メンバー・斉藤ノブ・土屋昌巳・吉田健・坂本龍一なんかが参加した流動的なバンド)

1996年6月12日(水曜日) 恋人と別れる100の方法
 なんか『三嶋大社に恋人同士が参拝すると別れるパターンが多い』なんて迷信みたいなものがあったりする。

 いやいや、そんなのより楽寿園の方が効き目はバッチリだ。等という意見もある。

 それを言ったら、土肥にある恋人岬の方が御利益あって、絶対ダメになる。等という意見もある。

 基本的にカップルの多くが別れを経験するワケで、初めて付き合った同士が結婚して、添い遂げる迄一緒にいるなんて事は、奇跡に近い事なのだ。
 だから、恋人が多く集まる所は「別れ%」も当然多くなってしまうのだ。
 若人よ、心配するな。
1996年6月13日(木曜日) 英文翻訳ソフト『こりゃ英和』による翻訳
 マックのソフトで英文翻訳する『こりゃ英和』と言う物があるが、それでBEATLESの『Taxman』を訳してみた。

       Taxman (収税吏)

Let me tell you how it will be,
There's one for you, nineteen for me,
'Cos I'm the Taxman
Yeah, I'm the Taxman

   わたしをそれがどのようにあるかあなたに教えるようにする‖ ,
   あなた(わたしのための 19 )のための1つがある
   「 Cos わたしが、 Taxman にである」
   はい、わたし‖ Taxman である


Should five per cent appear too small,
Be thankful I don't take it all,
'Cos I'm the Taxman
Yeah, I'm the Taxman

   5パーセントが、あまりに小さく見えるべきである‖ ,
   わたしが全部をとらないので感謝する‖ ,
   「 Cos わたしが、 Taxman にである」
   はい、わたし‖ Taxman である


If you drive a car, I'm tax the street,
If you try to sit, I'll tax your seat,
It you get too cold, I'll tax the heat,
If you take a walk, I'll tax your feet.
Taxman.
'Cos I'm the Taxman,
Yeah, I'm the Taxman.

   もしならばあなたが車を運転する、わたし‖税が通りにである‖ ,
   もしあなたが座ろうとするならば、
           わたしが決意する‖あなたのいすに課税する‖ ,
   あなたがあまりに冷たくして、わたしが熱に払わせる‖ ,
   もしあなたが散歩をするならば、わたしはあなたの足に課税する。
   収税吏
   「 Cos わたしが、 Taxman にである‖ , 」
   はいわたしは Taxman である。


Don't ask me what I want it for
(Taxman Mister Wilson)
If you don't want to pay some more
(Taxman Mister Heath),
'Cos I'm the Taxman.
Yeah, I'm the Taxman.

   わたしわたしが何のためにそれが欲しいと思うか尋ねる
     (‖収税吏 Mister Wilson ‖)
   もしあなたがもう少しを払いたいと思わないならば
     (‖収税吏 Mister Heath ‖)‖ ,
   「 Cos わたしが、 Taxman にである。」
   はいわたしは Taxman である。


Now my advice for those who die,
Declare the pennies on your eyes,
'Cos I'm the Taxman,
Yeah, I'm the Taxman.

   今‖わたしの死ぬ人々のために忠告‖ ,
   あなたの目で小銭が断言する‖ ,
   「 Cos わたしが、 Taxman にである‖ , 」
   はいわたしは Taxman である。


And you're working for no-one but me,

   そしてあなたは誰ではなくであるがわたしのためにも働いている‖ ,

   よく判らない・・・・
1996年6月14日(金曜日) CD-EXTRA
【吉川晃司のCD-EXTRA】

 いわゆる通常ではただの音楽用CDなのだがコンピュータで読むと、その中にビデオクリップが収録されていたり、ゲームが入っていたり、フォトデータが入っていたり、と言う状態のCD-EXTRAなんざんすが、吉川晃司の新曲「SHADOW BEAT」のCDのEXTRA部分にはマイクロソフト社の「Microsoft Internet Explorer 3.0」が入っていて、そこからインターネットにアクセスすると通常に吉川晃司(の事務所)が運営しているHPのシークレットな部分に侵入する事が出来る。と言う仕様になっているらしい。  こーゆーおまけ的な使用方法もあったり、この先このEXTRAと言うトラックはアイディア次第で面白いことが出来そうな気がする。  もっとも、制作者の方は余計な負担が増えるだけかもしれないけど。  例のCGアイドル「伊達杏子DK-96」のCDってなんか興味あるけど・・・恥ずかしくて買えない(笑)同じ理由で「ピンクレディX」も(共にCD-EXTRA部分にCGで作ったビデオクリップが収録されているらしい)
【Dreams Come Ture「そうだよ」】

 この曲もCD-EXTRA仕様だそうで(ドリカム関係の最近のCDは全部そうなっている)コンピュータの時計に反応して、月替わりで色々な画面が登場するらしい。しかも数年先までプログラミングされているらしいし、クリスマスとかバレンタインとか、いわゆるその手のラブラブな日にも特別な映像が出てくるらしい。

 ふーむ。

 しかし、Dreams Come Tureのこの曲、売れているらしいが・・・・なんかシングルにする様な曲では無いような気がするんだけど。
 ま、カラオケで歌に自信のある人が挑戦する曲って感じか。

 でもこんな曲を目の前で歌われてもなぁ
1998追記
これを書いた時点ではまだ説明しなきゃいけない言葉だったんだけど、改めてワザワザ読むと・・・・・てな感じっす。
1996年6月15日(土曜日) 前進しなくっちゃ
気が付けば、もう今年も半分って所。
 果たして、私はこの半年の間でどれくらいの事をしたのか?と自問自答してみると、うむむむ、と言う結論に達してしまったのだ。
 人間、常に前進していかなきゃいかんのだよなぁ。

 有る程度の年齢になると、人生における経験と言うヤツが邪魔をして、新しい事をチャレンジしなくなったりする。そればかりは新しい事に対してバカにしたような態度を取ったりする。
 「忙しすぎて」
 とかってのは、只の言い訳でしかないのは解っている。
 もっと頑張って生きて行かなくてはいかんのだぞ。
と私は私に渇を入れたりするのだ。

1996年6月16日(日曜日) 夏の定番「A LONG VACATION / 大滝詠一」
1981年に発売されてからこのアルバムは夏の定番っす。
音自体、古びていないっす。と、言うのもほとんどデジタル系の音を使っていないせいだったりするのですが、やはりあのイントロ前の「ポーン」と言う音合わせをしている所から、一気に気分は夏に向かっていくのだ。
さらに、日本で発売されたCDの第1号作品がこのアルバムだったりする。

1996年6月17日(月曜日) 夏の定番「海に行くつもりじゃなかった/フリッパーズギター」
夏の定番2「海に行くつもりじゃなかった/フリッパーズギター」

かのオザケンとコーネリアス小山田が在籍していたフリッパーズギターのデビューアルバム。
まだ5人編成で全編英語詩。イヤミな東大生、小沢が作詞をしているのだが (笑)1番だけしか詩がなくて、2番も3番も同じ詩を繰り返していたりする。うーむ、とりあえず英語で詩は書けるが、同じセンテンスで詩を書けなかったみたいだな。
などと分析している場合じゃなくて、このアルバムはいいっすよ。
本当に夏の気分、それもニースあたりの海岸のイメージ(あくまでもイメージ)で、ドライブミュージックにはばっちし。発音の悪い英語もまたオシャレ (笑)
1996年6月18日(火曜日) 走るカラオケ
僕は最近はカラオケで歌え!って言われれば歌います。それどころか、調子に乗っているときは何曲か歌ったりします。昔はかたくなに
「歌わない!」ってポリシーでいたんですけど、何て言うか、ある種の大人の分別なんですかね?その場を壊したくない。盛り上げるんなら盛り上げるぞ。うがーっ!と、言う感じでカラオケに突入する場合もあります。もっとも誰も知らない曲を歌って人々を混乱に陥れたりはします (笑)
でも、知らない曲と言ってもバラード系の自分の世界どっぷりなのは無し。アップテンポでとにかく勢いだけだ!状態で走り抜ける。

たかが歌と思えば、どんなんだって良いんだけどね。


基本的に僕は「声質が細い」ので、朗々と歌い込むバラード系の曲は思いっきり苦手だったりする。感情をメロディにぶち込んで歌うってのは、カラオケでも嫌われるタイプだから別に問題はない。

その上、音程が不安定。と言うのも大きな特徴。早い話が音痴に近い状態だったりします。で、最近ラップ系の曲が自分に合っていると言うのに気が付いた (笑)

でもラップな曲って、他の人が歌っているのを聞くとほとんど「お経」になっているのがあったりして、聞かされる方はたまった物じゃない (笑)
でも、こないだ知人と言った時に「今まで聞いたカラオケのラップの中で一番いいよ」とか「杉村が歌った曲の中で一番まともに聞こえる (笑)」と言う評価を頂きました。これは、楽器なんかをやっているおかげでリズム感だけはあるからなんだろうなぁ

最も、歌ったのは「オザケン&スチャダラパー/今夜はブギーバック」なんだけど、オザケンのパート、歌う部分はメロメロだった (笑)
1996年6月19日(水曜日) 『猫とあなたのクックブック』フレーベル社
ペット業界はとにかく儲かるらしい。
もー自分のことを顧みないでペットちゃんに愛情を注ぐというパターンが多いらしいのだ。だからキャットフード・ドッグフード業界も凄いことになっているらしい。

で、この本。もう随分前に出ている本らしいのだが、自分の会社が関連していたらしく会社にあった。
なんと、愛する猫ちゃんの為の料理が載っている本なのだ。一生懸命、色合いを考えたり、栄養バランスを考えたり、ケーキとか色々作ってしまうのだ。なんか凄い。
基本的に、猫はかつお節をぶっかけた「猫まんま」、犬は味噌汁ぶっかけた「犬まんま」だと思っている人だから、こーゆーのは勘弁だなぁ。
もし自分の彼女がこの手の人だったら疲れそう。ペットは嫌いじゃないけどさ。
1996年6月20日(木曜日) 一番つまらなかったB面選手権!
 とにかくシングルのA面の為に買った時に、おまけとして付いてくるB面。
 両A面なんてのもあったりすけど、その場合はただ単に何かのCMとかのタイアップ曲だったりする場合もある。とりあえず両A面って名前が付いているだけの。
 で、私がこれまで見てきた聞いてきたシングルで最悪のカップリングは・・・

 まず、松本伊代のタイトルは忘れたけどシングル盤B面は聞いてビックリ。このシングルと同時発売のアルバムのダイジェスト版。なんだよそりゃ?状態。
 同じビクターで同時期に出た小泉今日子の「あんみつ姫」の主題歌も凄かった。なんとB面は「あんみつ姫NG集」・・・撮影中の失敗を集めてあった。歌でもなんでもない。なんかひどいな。
これ以上にひどいB面ってあります?

 そう言えば、なんか60年代終わり頃のプログレ系洋楽のシングルにはムチャしたのがあったらしい。
 延々と演奏&唄が入っていて・・・最後はフェイドアウトしてゆく。で、B面を聴いてみるとさっきの曲がフェイドインして、また始まると言う「うひー、シングルなんか聴いちゃって悪かったよぉアルバム聴くから許してくれよぉ」と言うのが、あったらしい。