1997年3月11日(火曜日) 聞き間違いっす |
1997年3月12日(水曜日) いわゆるコギャル語ってさぁ |
「ミカカ」とは、JIS配置のキーボードを「アルファベット入力」にしたまま「カタカナ入力」で[ミ][カ][カ]と入力すると、「NTT」と打てる事から、電話代(通信代)などの事を称して「ミカカ」と呼ぶようになった物です。
用例:俺さぁ今月ミカカ4万円もいっちゃったよぉ
最近とにかく多いベストアルバム。
1997年3月13日(木曜日) 未発表曲って何だよ
昔はベストアルバムなんて売れる物ではなかった。ベストアルバムを買うヤツなんてモグリのファンだなんてバカにされて、こそこそと陽の当たらない裏通りを歩かなければいけないものだった。
が、ここ数年ベストアルバムがチャートに簡単に、当たり前のような顔をして入ってくる。一番最初にそんな現象に火を付けたのはチャゲ&飛鳥か?
何故ベストアルバムが売れるのか?といったら「どの曲を覚えてもカラオケで歌えるから」うーむな理由なのだろうな。
もっともZARDみたいにタイアップ曲が満載のアーティストの場合は、どの曲もしっかりとカラオケに入って居るんでベストアルバムみたいな物だったりする。
しかし、それ以前からのファンに取っては「全曲すでにCDあるもんね」と触手が伸びない物だったりするのだが、その辺は計算済で「これまでアルバムには未収録だったシングルB面も入ってますよ」なんてパターンがあった。
さらにここ数年多いのが「このベストアルバムの為に作った新曲収録」みたいなパターン。
こうなると、全部買っているファンも買わなくては行けなくなってしまうのだ。
てな状態がこの数年やたらと多い。
でもって、最初の頃はその1曲の事を「新曲」なんて言っていたのだが、最近何回か耳にしたのは「未収録作品」
うーむ、それって普通すでに解散しちゃったグループなんかの録音してあったけどアルバムの構成上カットしちゃった曲なんかの事をいうんじゃないのか?
ビートルズのコピーバンドは数々あるが、コピーバンドと言う状態でプロになってしまったバンドはそう多くない。
1997年3月14日(金曜日) レコ評『東京ビートルズ』
その中で、一番有名(かもしれない)なのは、ビートルズのブームの1966年頃にデビューした「東京ビートルズ」と言うバンド。
バンド名からして凄い。大阪パフォーマンスドールとか東京ディズニーランドとはワケが違う。なんせ、本家のお許しも無いまま、そんなバンド名でプロデビューしてしまった。
私は昔から噂だけは聞いていたんですが、2〜3年前なんとそれがCD化されてしまったんですよ (笑)で、聞いてみたんですが・・・・・
まず、日本語で歌っているんですが、その詩の内容が「王様」もビックリなショボイ訳詞 (笑)しかも英語の部分もカタカナで歌っている (笑)
TWIST & SHOUT の詩が「シェケナベイビナ〜ツイスタンシャ〜!乱痴気騒ぎの〜シェケナベ〜」って感じ。しかも音程が怪しい。さらに演奏が下手。
これはシビレルっす (笑)
久々にしっかり聴き直した。 ビートルズの引力をやっと振り切った後のポールマッカートニーが結成したバンド『ウィングス』のアルバムっす。
1997年3月15日(土曜日) レコ評『BAND ON THE RUN / Paul McCartney & Wings』
1973年制作のアルバムなんで既に23年も前の作品(私も完璧にリアルタイムで聴いたわけではないっす)って事で、いわゆる四半世紀前の音楽なんだけど、やっぱしカッコイイ。
ビートルズを巡る評価の中で「ジョンレノン」と言う人「ポールマッカートニー」と言う人、この2人のどちらかというと相反するかの様なキャラクター、あるいは音楽性と言う物が意見を二分されてしまう所が大きい。
いわゆる「音楽に魂を捧げ、平和を歌い続けたジョンレノン」と言う評価があったりして、それに対応するかの様に「商業主義のポップミュージックを創り続けたポールマッカートニー」と言う意見も当時あった。
社会運動にまで広げていったジョンレノンと言う人物の存在は確かに大きい。
けれど、そんなのとは全く関係ない次元でポールマッカートニーは純粋に「音楽の素晴らしさ」を追求し続けていた様な気がする。
ジョンレノンが一番過激なアジテーターだった頃はすでに音楽という概念を突き抜けて、音楽性よりその中で語る意味の方に比重が行ってしまっていた。きっとあの時代にラップと言う表現が定着していたのなら、その辺を追求していたかもしれない。
ポールマッカートニーは「軟弱」とか「商業主義」とか言われつつも、ポップスをロックを求め続けた。その時代のムードに押し流される事もなく。(時代時代の流行には敏感に感応するけど、最終的には自分の作品って感じ。)
このWings時代の名作「Band on the run」を聴いているとそれが良く伝わってくる。
このアルバムのレコーディング前にギタリストが音楽性の問題で脱退してそれだけでも困ってしまったのに、レコーディング場所がアフリカ・ナイジェリアってのを聴いてずっっっと迷っていたドラマーが、出発当日に「俺やっぱりアフリカに行きたくないから脱退する」(笑)と言う、とんでもない事態に見回れたレコーディングだったが、そんな事関係ないぐらいに素晴らしいアルバムっす。
ポールマッカートニーってドラムも上手いっす。
コンセプトアルバム的な展開(と言ってもそんなに仰々しくはない)もカッチョいい。
本当はポールマッカートニーとしては「WINGS」と言うバンドをがっしりとメンバーが固定された物にしたかったんじゃないかなぁって気がする。このアルバムの音なんかを聞くと。
でも、それに反してバンドのメンバーはポールと奥さんのリンダ、それとデニーレーンの3人以外は常に流動的なバンドになってしまった。
でも、やっぱポールマッカートニーは凄いや
実は、このところ私がワッセワッセと連続で読んでいる「綾辻行人」と言う作家は、日本推理小説なんとか賞と言う権威ある賞を受賞した人の中で、最年少受賞記録保持者なのだ。
1997年3月16日(日曜日) 最年少受賞!
「おぉぉぉ凄いっす」
と私は素直に思ったのだが、なんとこの「最年少」と言うのに関して「残念賞」だった人がひとり居るのだ。
その人は、私は今年の最初に始めて読んでこれも「おぉぉぉ」と感激した「宮部みゆき」だったりする。
その日本推理小説賞を受賞したのが、この2人は同時だったらしいのだ。
その賞に関して私はよくしらないので、毎年複数の人が受賞するのか、あるいはこの年に限ってどちらとも甲乙付けがたくダブル受賞になったのか判らないが、とにかく同じ回に受賞したのだ。
で、2人とも若く同じ年齢だったので、審査委員会の方が「もしかしたら最年少受賞の記録が更新されたかも知れない」と2人の誕生日を見てみた処。
・・・・なんと、2人とも同じ年の、同じ月、同じ日に生まれていたのだ。
つまり誕生日がまるっきり同じだったワケっす。
でもって、確かに最年少受賞なのは間違いなかった為、2人の生年月日ならぬ、生まれた時間まで調べて、宮部みゆきの方が「5時間先に生まれた」と言う事で、最年少受賞記録は綾辻行人に与えられる事になったのだ。(別にそれで何かが貰えるとかってワケじゃないんだけど)
うーむなのだ (笑)
小室?流行っているけどよく判らないよぉ、なんかサー最近の曲には付いて行け無くなっちゃってサー。などと言うのはよく聞く。
1997年3月17日(月曜日) 小室をバカにする
ま、音楽なんか完璧に嗜好品で、好き嫌いの上に成り立っているんだから「小室嫌い」でも「小室好き」でも、どっちでもOKだと思う。
僕と言えば「好きではない」状態だけど「判らない」までは行っていない。
流行るのもよーく判るし、曲によっては「上手いねぇこりゃどーも」と感じるのもある。
その程度なのだ。
で、こないだ武田鉄也がTVに出ていて「なんか最近の小室哲哉とかの曲とか、何がなんだか判らない」などと言っているのを目撃してしまったのだ。私は、武田鉄也って男、昔から好きではなかったが、この時はさらに「格好悪い」と思ってしまいましたな。
とりあえず、現時点でもCDを出したりしている現役のミュージシャン(じゃないかもしれない)の発言ではないな。
元々、この人「音楽」の人ではなかったけれどさ。
うーむ、何ンと説明すりゃいいのか判らないが、音楽と言う土壌の上で仕事をしている人としては、非常に格好悪い発言をしているなぁと感じてしまったっす。
ミスチルが無期限活動停止を発表した。
1997年3月18日(火曜日) そろそろ音楽業界改変の時期かな?
小室帝國も、そろそろ翳りが見えてきたし、小林武史もあんまし表に出ないし(子育てに忙しいか?(笑))
なーんか、今年に入って、去年までの音楽の状況がガンガン変わって来たような感じがする。どんな方向に動いていこうとするのか?それは掴めないが、とりあえず変わるというのはいいことだ。
しかし日本って凄く、熱しやすくて冷めやすいから、思いっきり全ての音楽が1点に集中して・・・・ってのは、なんか勘弁して欲しいな。
平成に入ってからの流れは、分かり易く言うと「バンドブーム」→「ビーイング」→「小室」って感じだから。
やっぱし、最近はスローなブルースロック(もどき)なのかな?(ここには小林武史が絡んでいるけど)あくまでももどきで、ルーズな感じがする音づくり、歌い方が目立つような気がする。
さて、明日はどっちだ?なんつーか、たまごっちのヒットに悪のりしたバンダイは6月に「たまごっち」と「PHS」を合体さ せた「たまぴっち」だとか言うのを発売する。
1997年3月19日(水曜日) バンダイの悪のり商売
いわゆる、両方の機能を持ち合わせているだけでなく、電話回線を利用して、他の「たまぴっち」にま でデータを移動する事ができる“おでかけ機能”なるものが新しく搭載させるのだそうだ。
ついでに、知人の電話番号を4種類に分類して登録する事ができるのだが、その分類が「ハッピー」から「ブルー」までになっていて、その電話番号の相手からかかってきた際に、たまぴっちの中の絵柄が反応するらしいのだ。
うーむ
しかし、このブームは6月まで続くか?と言うのが、まず第一の問題なのだ。
と言うワケで、2月度の書籍売上の、第2位に輝いたのが『たまごっち母子手帳』
うーむ (笑)
それ以外のたまごっち関連の書籍も軒並みベストセラーらしい。
うーむ (笑)
そー言えば、例のプレミアがんがんの「白たまごっち」を見た。
会社の女の子が、何かの景品で貰ったらしいが、その子は基本的にそーゆーのほとんど興味がないらしく、周りだけが異常に盛り上がっていた(笑)
しかし「見た」ってだけで話題になるってのはねぇ(笑)
取りあえず「初代たまごっち」と「たまごっち2・新種発見」の2種類が出て、そろそろブームも落ち着くか、てな所に来ているが、バンダイはまだまだ行けると思っているのだ。
5月「たまごっち3・てんしっち」天使系のキャラクターが誕生
6月「たまごっち4・森で発見!」昆虫系のキャラクターが誕生
6月「たまごっち5・海で発見!」魚貝系のキャラクターが誕生
あと6月にはもう一つ「たまぴっち」も出るしねぇ
で、ついでにゲームボーイで7月下旬に「たまごっち倶楽部」が発売される
さらについでに、この3月末には「初代たまごっち」のニューカラーバージョンも出る。
いやぁみんな頑張ってねぇぇぇぇぇ!
大阪の某暴力団が携帯電話なんかの取り次ぎ販売をしている男性に「たまごっち200個」を発注したが、 その当時は最も品薄だった時期の為に、当然ながら予定通りに納入できなかった。
で、わび料っつー事で500万円脅し取られたって事件が起こったっす。
その発注した暴力団はたまごっちを高く売りさばいて儲けるつもりだったって・・・・うーむ、なんか 可愛いのやら(笑)
あと、車の運転中に助手席に置いておいたたまごっちがぴーぴー鳴った為に、脇見運転をして事故った主婦もいたっす。
この書き込みも、あと1年経って再読したら、もう訳の分からない話になってんだろーなぁ(笑)私にはいまだに、何故「PHS」を「ピッチ」と読むのかが理解できないんすけど。
1997年3月20日(木曜日) PHS
なんか「ビッチ」って聴こえてしまってねぇ(スラングっすけど)
「ビッチが持っているピッチ」
なんて詩を考えてしまう今日この頃
まったくもって、ちょっと目を離すと話題は過去に飛び去っていくから、難しいっすよ最近は。
昨日も書いた「たまごっち」の話もきっと、今年の秋ぐらいには「あーあーあったあった」とか言って笑いのネタになってんじゃねぇのかな(笑)
なんせ、去年(正確には一昨年1995年の暮れ)から書き始めた『現代用語の基礎的ではない知識』なんかを、今、最初から読み返すととんでもない事が書いてあったりする。
まず「シャネル」と言う項目で「どんなセンスがない人でもおしゃれに見えるファッション」とか「センスが無い人がこぞって着たために、今では逆に趣味の悪いファッションの代名詞になった」見たいなことを書いたのが、去年の1月頃。
で、それにゆいネット方面でNA●氏が「その手のファッションをする人の事をシャネラーと呼ぶ」なぞと追加書き込みをしてくれたのだ。
今になると「なんでワザワザそんな事を書くかね?」と思ってしまうが、その時点、去年の春前は十分に「ネタ」だったのだ。
まさか今、そんな事を説明するヤツはいないだろうが、去年の今はまだそんな感じだったのだ。
で、さらにそれに追い打ちをかける様に私が
「それの応用で安室奈美恵のファッションを真似する人を「アムラー」と呼ぶ」
などと解説をしちゃっているのだ。
去年の3月頃はまだそんな状況だったのだ。今となっては信じられないだろーが(笑)
うーむ、世間の流れは凄い事になっているのだ。