杉村ぐうたら日記(1997年6月11日〜20日)

▲1997年6月11日:水曜日:黄色い太陽
▲1997年6月12日:木曜日:結婚式の歌
▲1997年6月13日:金曜日:最強のロックバンドを結成するのだ!
▲1997年6月14日:土曜日:若者の発音
▲1997年6月15日:日曜日:マックに出逢って私が失った物 (笑)
▲1997年6月16日:月曜日:エコー&ザ・バニーメン 活動再開!
▲1997年6月17日:火曜日:アニメタル第4弾か? (笑)
▲1997年6月18日:水曜日:キミはどっちだ?大会
▲1997年6月19日:木曜日:個人で出版する物への先入観っす。
▲1997年6月20日:金曜日:馬鹿ディスコのブレイクはあるのか?
1997年6月11日(水曜日) 黄色い太陽
TVが調子悪いっす。画面に黄色いフィルターがかかった状態っす。

一番最初は2月頃だったかな。
その数週間前にプレイステーションを買って、友人が数名遊びに来ていた時の事だった。
レイジレーサーってゲームをやっている最中、突然画面が黄色くなったのだ。と、言っても画面の中で何が起こっているかは解る。軽くフィルターがかかっている程度の黄色だった。

最初は「何かの条件を満たすと、黄色くなるんじゃないか?」とか、その時点でやってたゲームの中での出来事だと思っていた。
その黄色い状態と言うのも、5秒ほどで元に戻ったからなのだ。
「でも、黄色くなってなんか、それ以外に変化あった?その瞬間だけ無敵になるとか?」
「わからん」
と言う事で、そんな感じであまり気にも留めていなかったのだ。


それから数日後、一人で普通の番組を見ている最中、とつぜん画面が黄色くなった。「うが?」と思ったが、また数秒で元に戻った。

それから、徐々に頻繁に黄色くなるようになった。
が、これが凄く気まぐれで、黄色くならない時はひたすら黄色くならない。だから、我が家に来て何時間もTVを見たとしても、そんな現象が起こるなんて知らない人もいるのだ。

が、この1週間、黄色化現象が激しくなって、90%の時間が黄色いと言う状態になってしまったのだ。もーマッ黄色。
そのフィルター状態のおかげで、画面がほとんど白黒でそれに黄色のセロファンでものっけた感じ。
大昔、あったという伝説の白黒テレビをカラーテレビ状態で楽しむ為のフィルターじゃないんだから(ってそんなの知っている人、いないって(笑))

しかし、このTVでっかいから、気軽に電気屋に修理してちょーって持っていけないし。やっぱし電気屋を呼ばなくてはいかんのかのう。
なんか、あんましTVを見なくなったんで、このままずっと行ってしまいそうな気分(笑)

修理するのはボーナス後か? (笑)

追記:1998.5.25
修理をしたのは、夏のボーナスなんてすっかり忘れた秋(確か10月)だった。
1997年6月12日(木曜日) 結婚式の歌
結婚式の歌・・・・・・あーいやだいやだ(笑)
最近の結婚式は特に、カラオケ自慢の集会場みたいな状況もあったりして、辛い時がある。

結婚式での歌って言うのでは、凄くつまらないオリジナル曲を、凄く下手な歌と、チューニングの狂ったギター(しかもテク無し)で延々と歌っていたのがあったっす。
あと、藤井フミヤの「TURE LOVE」を新郎が弾き語りで歌うとか、なかなか色々な状況があります。

最近はちゃんとしたカラオケ設備がある結婚式場がほとんどなんすけど、昔はあのミニョ〜ンって言う腰の無い音を出す電子オルガンしか無い式場で、かなり辛い状態の物がありました。

私の聞いた最悪の結婚式での歌
「雨の御堂筋」
会社の同僚の結婚式で、新郎のおばさんだかが歌っていた。
こぬか雨降る御堂筋〜って、最初から雨が降ってて縁起でもない歌なのだが、なんと言ってもサビの「あなたはどこに〜ぃぃぃ」と言う絶唱の部分なのだ。なんせ、この歌「逃げていった恋人を捜し続ける女の歌なのだ」うひゃー(笑)

ちなみに結婚式の定番ソング「お嫁サンバ」は、結婚しないでくれと引き留める男の歌だし、「花嫁」は親に反対されて駆け落ちする二人の歌だし、なんか凄い事になっています(笑)


追記:1998.5.25
そー言えば最近、新婦の地味な友達三人組あたりが歌う定番『てんとう虫のサンバ』ってのは聞かれなくなったっす。
でもって、おきまりとして「く〜ちづけせよとはやし立て」って処を、何度もリピートして、新郎新婦がキスするまで延々と歌うってパターンも、今となっては懐かしい。
と言っても、リバイバルで流行ったらいや〜んって感じ。
1997年6月13日(金曜日) 最強のロックバンドを結成するのだ!
【ボーカリストNo.1は誰だ? by.HOTDOG PRESS】

雑誌の「HOTODOG PRESS」であえて音楽ランキングをする。と言うのをやっていてアンケートで「夢のバンドを結成する」と言う状態でそれぞれのパートの1位を選出していた。
その結果が以下のモノだったりする。

【VOCAL部門】
1.桜井和寿(Mr.Children)
2.稲葉浩志(B'z)
3.氷室京介
4.安室奈美恵
5.吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)
6.KEIKO(globe)
7.TERU(GLAY)
8.Hyde(L'Arc〜en〜ciel)
9.トータス松本(ウルフルズ)
10.河村隆一(LUNA SEA)

うーむ、このアンケートについては、どこで、どんな人に、全部で何人に聞いたのか?って事が判らないが、結局これが「今、一般的に好まれているボーカル」って事なんでしょうか?
つまり「上手いボーカリスト」って事ではなく「好き」って事っすね。って「好きだけど上手くない」とか「嫌いだけど上手い」みたいな感じに客観的に物事を観察できる人はいないか。果たしてここに選ばれた人が「ベスト」なのかどうかは判らない。
きっと10年後に記憶の中にでも残っている人は、ある意味でベストなんだろうかね?(そう言う意味で行くと、この中では氷室京介って事になってしまうが・・・)



【ギタリストNo.1は誰だ? by.HOTDOG PRESS】

と言うワケで引き続いてギタリスト編

【GUITER部門】
1.布袋寅泰
2.松本孝弘(B'z)
3.HIDE(X JAPAN)
4.奥田民生
5.Char
6.野村義男

この辺になってしまうと「とりあえず目立っている人」的な要素が増えてくる。ま、確かに上手い人がいるが「上手いってんじゃなくてただ派手なだけなんじゃねぇの?」てな人もいる。
誰とは言わないが。
6位に「野村義男」がノミネートされているのは実に嬉しい事なのだが、ヨッチャンに投票した中の数評が、かつて「芸能界から消えたヨッチャン」的な意味で笑いを取るために名前を使用された時のイメージを引きずって、受け狙いで投票した人もいるんじゃないかな?キミたちぃ認識が甘いっつーか、ネタが古すぎるよん。


【ベーシストNo.1は誰だ? by.HOTDOG PRESS】

と言うワケで引き続いてベーシスト編

【BASS編】
1.JIRO(GLAY)
2.松井常松
3.恩田快人(JUDY & MARY)
4.中村正人(Dreams Came Ture)
5.J(LUNA SEA)
6.人時(黒夢)

この辺になると「とりあえず知っている人」の度合いが高くなるような気がする。
しかしやっぱし「BOOWY」は凄いな。現時点で流行っている系統のジャパニーズロックの基礎を造ったグループって事なのかな?しかし、松井常松のソロワークは聞いたこと無いっす。一番、古い人で松井常松かぁ、うーむ。


【キーボードNo.1は誰だ? by.HOTDOG PRESS】

と言うワケで引き続いてキーボーディスト編

【KEYBOARD】
1.小室哲哉
2.坂本龍一
3.たいせー(シャ乱Q)
4.浅倉大介
5.国分太一(TOKIO)

さらに「アンケートで聞かれてしまったから、とりあえず知っている名前を書いちゃった」度数が高くなっている様な気がする。
なんせ「国分太一(TOKIO)」っすよ。ま、上手いかヘタかはソロを聞いたことが無いんで判断しようがないが・・・・(TV番組の企画で路上弾き語りをやっているのを見たことあるけど)


【ドラマーNo.1は誰だ? by.HOTDOG PRESS】

と言うワケで引き続いてドラマー編

【DRUMS】
1.YOSHIKI(X JAPAN)
2.森高千里
3.松岡昌宏(TIKIO)
4.村上"ポンタ"秀一
5.たまのランニング(滝本晃司)
6.まこと(シャ乱Q)

 思いっきり「アンケートで聞かれてしまったから、とりあえず知っている名前を書いちゃった」度数が大爆発している(笑)
 もームチャクチャ(笑)確かにステージ上でも後ろに引っ込んで目立たない完璧な縁の下状態だが。名前までは知らなかったか、BOOWYの高橋誠も有名ではなかったか。
 たまのランニングってのは受け狙い95%だな(滝本氏には悪いが)そこまで行くのなら「加藤茶」とか「ハナ肇」当たりまで狙って欲しかったな。


【ドリームバンドは?】

  VOCAL:桜井和寿(Mr.Children)
 GUITER:布袋寅泰        
  BASS:JIRO(GLAY)
KEYBOARD:小室哲哉
  DRUMS:YOSHIKI(X JAPAN)

 うーむ (笑)コメントしようがない。
 小室哲哉&YOSHIKIはかつて「V2」なんていう、虚弱体質ユニットを結成していたが、うーむ、聞きたいような聞いてみたく無い様なメンバーだな。

 ちなみに2位で結成したバンドの方がまとまりとかテクがありそう(ドラム以外は)

  VOCAL:稲葉浩志(B'z)
 GUITER:松本孝弘(B'z) 
      BASS:松井常松
KEYBOARD:坂本龍一
  DRUMS:森高千里

 へたすりゃ、B'zのスペシャルバックバンドになりそうだけど。あるいはドラムスを巡ってKEYBOARDあたりが問題を起こしそうだし (笑)
1997年6月14日(土曜日) 若者の発音
現在発売されている雑誌「SPA!」で、色々なモノの元祖を調べているが、いろいろと調査不足なモノがある。
その中で「若者の発音」と言うモノにも触れている。いわゆる「かなり」に代表される平板なイントネーション無しの発音についての事を、日本語研究の権威と言う創価大学・板坂元副学長がコメントしている。

 『92年の末に聖心や慶応などの名門校のお上様たちが、
  赤坂あたりのホテルでフォーマルスタイルのパーティ
  をやった。これを他の合コンと差別化するためにアク
  セント無しで「パーティ」と読んだ。この頃からの風
  潮では?』

などと言っている。
なんてこった、日本語研究の権威とか言っておきながらこの程度の結論か?この平坦な発音はもう20年近く脈々と受け継がれているモノが最近になってブレイクしたモノっすよ。
既に10年以上まえ、ロックバンドの「ボウイ」を普通に発音するのでなく通は平板に発音する。と「ザ・ベストテン」で黒柳徹子が葉書を読んでいた。
それ以前での平板な発音では、いわゆる族用語・不良用語がこの平板な発音を多用していた。
「シャコタン」「ジャージ」「パー券」「バックレ」などの用語はすべて平坦な発音されるのが基本となっている。本来ならば「ジャージ」は平坦ではなく起伏のある発音をするのだが、不良(あるいはイキがっている人)は平坦に発音をしていた。
これが既に70年代の傾向。
「シャコタン」などの専門用語に関しても、本来は「車高が短い」と言う言葉の短略型なので「シャコ」の部分は起伏があるハズなのだが、造語になった途端に平板な発音へとすり替えられている。
「パー券」に関しても同様
「バックレ」に関しては、元々「しらばっくれる」の短縮形なので起伏あるハズなのだが、現在は平板になっている。もっとも、この言葉は動詞として「バックレる」と言う形で使用する際には何故かイントネーションが戻って来る。

とにかく、名門校のお嬢様って説は間違いだと思う。基本は不良型の言葉なんだと思うっす。

結局、雑誌編集をしている人が「今、若者達の間で」と言う意味で、自分たちの中に無いモノを調べようとするから、こうなるのだろうなぁ
1997年6月15日(日曜日) マックに出逢って私が失った物 (笑)
 今、HPを作成していると言う事をこないだ書いたんだけど、その中に画像ファイルを取り込むと言う作業をしているのだが、そこで問題が発生した。
 基本的に「GIF」と言う形式にすればHP上に入り込む事が出来るって言うんで、イラストレーターで作成した絵や記号なんかをフォトショップを使用して「GIF」に変換した。
 よっしゃよっしゃ、これでバッチリOKっす!と、配置で・・・・ありゃ?取り込めない。何故なの?もしかして保存が不味かったのかしらん?
 と私はもう一度フォトショップに戻って変換をし直したが、結局、取り込むことが出来ない。
 もしかしたら画像データが重くて表示しきれないのではないか?(私のマックはパワーないっす(笑))と考え、解像度を落としたり、試行錯誤の連続。が、表示する事が出来ない。うぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ。私はひとり真夜中の部屋でうなりました。

 手元に、雑誌の付録についていたCD−ROMがあって、これに『インターネットHP作成の為に使用できるフリー素材集』と言うのがあったので、試しにこれを配置してみると・・・・配置できるじゃん。重さも、そっちの方がある。何故何故何故何故何故何故?
 で、ふと気がついたのは付録CD−ROMに入っているデータには全部「.gif」と言う拡張子がついていたのだ。そ・・・それか!

 うーむ、結局それが原因で今度は私が作成した画像も問題なく配置できたのだが、98からマックに乗り換えて早幾年、今ではすっかりデータには拡張子なんて物があるなんて事を忘れてしまっていたのだ。
人生これ日々勉強あるのみ、なのだな(笑)

   お馬鹿王
1997年6月16日(月曜日) エコー&ザ・バニーメン 活動再開!
 って言ったって知らない人が殆どなのが哀しいっす (笑)

 イギリス出身のビートルズの直系て感じのポップマニア(&ひねくれ)グループっす。
 結局、ケンカ別れしたまんまになっていたのがヨリ戻して復活らしいが、ボーカルのイアンマカロックなんて、バンドの活動停止後は、ソロ活動もしてなかったんで、10年以上ぶりの登場って感じで、少し不安。

 なんつーか、金に困って昔の名前で出ていますなんつー、かのパンクバンドの大御所みたいな状態だったら、キツイものがあるよなぁ
 好きなバンドだったらなおのこと。

PS
 そー言えばポリス結成20周年って事で、なんとポリスでデビューする前にスティングとアンディーサーマーズが参加していたバンドの音源がCDになるらしい。
 で、その内容が「あぁ20年間発表されなかったのも判る気がする」って感じの物らしい。
 これって、本人達にとってはムチャ恥ずかしい物なんだろうなぁ。
1997年6月17日(火曜日) アニメタル第4弾か? (笑)
 6月20日に赤坂ブリットで佐野元春が東京スカパラダイスオーケストラなんかと一緒にやるライブイベントの事が雑誌に載っていた。で、それによると「20世紀葬送行進曲」てなタイトルのライブらしい。つまり、20世紀の名曲をカバーするって企画物ライブなんだろうが

 その中で、佐野元春はスカパラを従えてアニメ主題歌のカバーを・・・・・・・・・・「おいおい」

 アニメタル・アニメタルレディー・アニパンクと来ている、アニメカバーシリーズ
 まさか、次は佐野元春による「アニロック」なんてのは無いだろーな(笑)
1997年6月18日(水曜日) キミはどっちだ?大会
 こないだ、会社の休憩時間に食の話になって、色々食事に関する考え方に個人差・家庭差があると言うのが判ったのだ。

設問1:あなたは「冷たい御飯に暖かいカレーをかけて食べる」の
    と「暖かい御飯に冷たいカレーをかけて食べる」のでは、
    どちらを許せますか?

設問2:あなたはカレーを自宅で食べるとき「皿の上に広げた御飯
    全体にカレーをかけて食べますか」それとも「皿の半分に
    御飯を盛って残り部分にカレーをかけて食べる」のどちら
    のタイプですか?

設問3:あなたは納豆を食べるとき、卵を「かける」あるいは「か
    けない」のどちらですか?卵をかける人でも「黄身のみ」
    「黄身&白身全部」のどちらですか?

設問4:あなたは納豆を食べるとき、御飯に納豆をかけた後、ぐり
    ぐり全部かき回してから食べますか?

と言うものなのだ。ちなみに私は
1.「暖かい御飯&冷たいカレー」
2.「皿半分カレー」
3.「卵の黄身だけをかける」
4.「かき回さない」
って状態です。

会社の休憩時間の結果は
1.冷たい御飯&暖かいカレー
2.全体にカレーをかける
3.卵の黄身だけをかける
4.かき回さない
と言う状態が多数意見でした。うーむ、そうなのか。

 この手の「家庭内ルール」ってのは、子供の頃から当たり前として存在しているので、気がつかないで成長してしまったりするのだ。
 だから、人によって洋式トイレの便座に普通とは逆向きにまたがって座っていたって人がいても不思議はないのだ。逆に海外から来た人は和式トイレに戸惑って自分なりに結論を見つけてしまうのと同じなのだ。
 ちなみに、かのマルシアは日本に来た当初、和式トイレの便器の所にお尻をペタンと付けて座ってしていたそうだ(TV局とかのはキレイだから大丈夫なのか?)

 うーむ、やはりカレーの話で始まってこの締め方はまずいかもしれない(笑)
1997年6月19日(木曜日) 個人で出版する物への先入観っす。
 去年「たこやき便り」って雑誌を作りかけて、色々あって途中放棄してしまった事があったっす。
 うーむ、原稿は殆どまとまっているのだが・・・・
 たぶん、そこに掲載する予定だった未発表文章は、その内公開するハズの私のHPに掲載する予定っす。

 と言うわけでふと思い出したのが、雑誌「たこやき便り4」を発表したのがもう2年前の1995年だったんだけど、その時、ガンガン色々な所にばらまいたっす。
 で、色々感想とかテレフォンカードとか貰ったんだけど(何故テレカを送ってくる?)その中の感想の一つ

 「内容は面白かったんだけど、やっぱりワープロの文字が大量に並んでいるのって読みにくいって感じました」というものがあった。
 うーむ、そうかそうか

 やっぱし一般素人が個人的目的で、印刷機も通さずにコピーしたものをまとめた同人誌ってのは「ワープロ」で作成したものってイメージがあるよなぁ
 うーむ、そうか読みにくかったか・・・

 実は、会社のプリンターで出力したもので、とりあえず本当の本を作成する機械で出力をしていたんだが・・・・
1997年6月20日(金曜日) 馬鹿ディスコのブレイクはあるのか?
 噂では70年代復古ブームの一連でディスコが流行っているらしい。
 確かにPUFFYの曲、ウルフルズの曲、あるいはSPEEDの曲なんかもベーシックな処にあの時代のディスコが流れているような感じっす。
 純粋なディスコブームを実際に体験してきた私としては(サイケなゴーゴーはリアルタイムじゃないっす(笑))ある種、嬉しく思ってしまいますです。
 だから「ケッ」とか思いつつ、PUFFYの曲やSPEEDの曲なんかも実は好きだったりする (笑)

 私のシングルコレクションの中にもアースとかKCサンシャインとか、その辺のヤツがリアルタイムであったりするけど、その中でコレクションとしてまとまりつつあるのが「馬鹿ディスコ」と言うジャンルの曲達
 とか言っても、そのジャンル名は私が命名しただけで一般的ではないっす。(笑)

 元祖は「運命'76」あたりで、ディスコのノリに別の曲をのっけてしまうと言う企画ものの事を言っています。(←この運命'76には、その後シックになるメンバーが参加しているから、演奏とかはファンキーなんだけど、アイディアがね(笑))
 それとか、テーマが変なのを含めて。

 分かり易いのが「ソウルドラキュラ」に始まる怪物シリーズ「ソウルフランケンシュタイン」とかもありました。

 ドナルドダックの声が延々とわめき続けるだけの「ソウルダック」とか、イーアールサンスーと中国語で数字を読み上げる「サンスーダンシング」とか色々あり。

 その後のユーロビートの基礎を作ったと言われる一連のジンギスカン物も馬鹿ディスコとして私はコレクションにしてあるっす。

 和物もずいぶん出ていて、映画「花の応援団」に使われた「ソウル・チョンワ」あちょーちょんわちょんわ、なのね〜ん(笑)
 これの元になったのは麻雀をテーマにした「ソウル・チャンタ」と言う曲っす。(共にマイナー(笑))

 あとCMメドレーの「ソウルこれっきりですか?」と言うヤツもあって、これを演奏・歌っているのはマイナーチューンバンドと言う名前のグループっす。で、このグループでコーラスと言うか、メインになる歌をうたっているのが、本当はアパッチと言う名前で活動していたアイドルグループっす。
 たぶん、ほとんどの人が知らないと思うけれど、70年代の末期にキャンディーズの二番煎じグループが大量にデビューしたのの中の一つ(事務所的に本当の妹グループで「キャンディーズJr(後に「トライアングル」と改名)」とか、フィーバーとか、ギャルとか色々いた)
 そんでもって、さらに耳よりな情報としてこのアパッチには荻野目慶子・洋子の姉貴の荻野目智子が在籍していたっす。

 話はアイドルな方向にいってしまったがなんか、色々馬鹿ディスコがある。
 しかし最近、中古レコード屋でもこの辺のマイナー過ぎる物を見つけられなくなってきたみたいで哀しいっす。