1997年7月1日(火曜日) 今年も半分終わってしまった |
1997年7月2日(水曜日) あの人は今・・・的な事って |
1997年7月3日(木曜日) フレンチでGo! |
1997年7月4日(金曜日) 死ぬかと思った・・・・・ |
1997年7月5日(土曜日) 球茎・球形・休憩 |
1997年7月6日(日曜日) HP複数同時進行!(自分・味噌・薔薇・野菜) |
1997年7月7日(月曜日) 緊急速報です |
1997年7月8日(火曜日) 音楽 高いか安いか? |
1997年7月9日(水曜日) 続・音楽 高いか安いか?(物価の上昇率) |
コーヒー | 映画 | 銭湯 | はがき | 東大 授業料 |
小学校教師 初任給 |
公衆電話(3分) | 基本 電話料金 |
山手線 | |
1970 | \120 | \700 | \38 | \7 | \12,000 | \31,900 | \10 | \900 | \30 |
1972 | \130 | \800 | \48 | \10 | \36,000 | \37,024 | \10 | \900 | \30 |
1974 | \180 | \800 | \75 | \10 | \36,000 | \54,288 | \10 | \900 | \30 |
1976 | \250 | \1000 | \120 | \20 | \36,000 | \85,992 | \10 | \1350 | \60 |
1978 | \280 | \1300 | \155 | \20 | \96,000 | \95,784 | \10 | \1800 | \80 |
1980 | \300 | \1,400 | \195 | \20 | \180,000 | \102,336 | \10 | \1,800 | \100 |
1982 | \300 | \1,500 | \230 | \30 | \216,000 | \107,120 | \10 | \1,800 | \110 |
1985 | \330 | \1,500 | \260 | \30 | \252,000 | \118,976 | \20 | \1,550 | \120 |
1990 | \380 | \1,600 | \310 | \41 | \339,000 | \166,816 | \10 | \1,550 | \120 |
1995 | \450 | \1,800 | \350 | \50 | \447,600 | \194,792 | \30 | \1,750 | \120 |
てな感じだったりする。
一概にどんな感じで物価が上がったか?ってのは図れないが、1980年〜1995年までの15年間でコーヒーは300円→450円に、映画は1400円→1800円、銭湯は195円→350円、はがきは20円→50円、東大の年間授業料は18万円→44万7600円、小学校教師の初任給は10万→19万に変わっている。
そんな中でレコード(CD)のみは変わらずに値段を守り通している。同じ様な物価の上昇率の中にあるのならば、3800円ぐらいになっていてもおかしくない。そう考えると15年前の人々は(自分も含めて)4000円近い値段のレコードを買っていたような物なのだなぁ。
だからあの時代、レコードを買うとき、真剣だったのだな。(まだ学生だったしね)本によって読むシチュエーションを大切にしたい。
1997年7月10日(木曜日) 読書の風景
夜一人っきりの部屋でスタンドの明かりの中で読む本。
電車なんかの待ち時間に読む本。
なーんにもする事がない雨の午後にじとじとした部屋で読む本。
腹一杯食べてぐるじいと言いながら読む本。
女の子にふられた夜にばかやろー今に見返してやっからよと叫びながら読む本。
その場その場の自分の感情にジャストフィットする本を運良く読めた時は、さながら自分が主人公になった様な錯覚に陥ったり「うんうん判るよぉお前の気持ちは痛い程よく判るよぉ!」となってしまうワケなのです。基本的によい内容だってのは必要なんだろうが、それがさらに状況が加わって怒涛の感動本に変身してしまうワケだったりする。
もっとも「電車の中」と言うシチュエーションってのは僕にとっては基本的に集中できる環境設定なのでどんな本でもOKだったりする。しかし、ここにちょべりばな(古ぅ〜)女子高生の(静岡にはコギャルはいない (笑))集団何ツーのが乗り込んでくると、とたんに読書にとっては最悪の環境になってしまうのだ。
もー意味の希薄な会話を羅列しまくっちゃってくれるのだ。数人で副音声状態で話しまくっちゃうのだ。
「田中のヤローちょーむかつくしー」「やっぱむかつくしー」「もーあたしなんて目のカタキぃってかんじぃ」「いんけーん」「てゆーか、ふつーだったらみのがすってー」「でも目のカタキだしー」「ちょむかー」「けーこのことはみのがすんだよー」「げー」「できてんじゃない?」(一同笑い)「さいてー」「でもおにあいってかんじぃ」「べすとかっぷるじゃん」「げてものどーし」ぎゃははは
と、この手のほとんど漢字の入っていない会話を怒涛の様にたれながしていくのだ。
そーなってしまうと読書どころではなくなっていく。
彼女たちは見た目は女子高生なのだが、その中身はすっかり世の中に怖い物ナシのおばはんに進化していて「あたしらが自由にしてんの何が悪い?」となってしまうのだ。「ま、いいスけど」と、世間の男は引き下がるしか手段はなくなってしまう。「ばーろー!」などと言おうものならば「さいてー」で片づけられて女性全体の敵にされてしまうのは見えている。だから、あえて反論はしない。
しかし彼女たちが本物のおばさんになったとき、果たしてさらに進化してどうなっているのか?と言うのは怖くて想像が出来ない。
うーむ読書の話とかけ離れてしまった。そう言うワケで話は続くのだ。