< 杉村ぐうたら日記(1998年3月1日〜10日)

▲1998年3月1日:日曜日:やっと始まったのだ
▲1998年3月2日:月曜日:まだバンダイは続けるつもりなのか?
▲1998年3月3日:火曜日:その通り!
▲1998年3月4日:水曜日:貴島サリオを見つけた
▲1998年3月5日:木曜日:長野パラリンピック
▲1998年3月6日:金曜日:フライング
▲1998年3月7日:土曜日:雑誌『PUTAO/プータオ』
▲1998年3月8日:日曜日:マウスが壊れたら・・・・・?
▲1998年3月9日:月曜日:FM雑誌の終焉
▲1998年3月10日:火曜日:及川光博 みっちー・・・・
1998年3月1日(日曜日)やっと始まったのだ
 何かの間違いでこんな文章の多いHPのこんな奥の方にある「杉村のぐうたら日記」なんて処に入り込んで、しかも1998年3月1日の文章を読んでいたりするみなさん、こんにちわ。
 実はこの日が、やっと『ひねもす』って言うHPがネット上に完成して、誰でも閲覧できるって状態になった日ってワケっす。
 とは言っても、今日の段階では検索エンジンなんかには登録されていないワケなんで、リアルタイムでこの文章を読んでいる人なんていないのだな。
 このHPがあと1年後もあるとして、そんな時間差攻撃でこの文章を読んでいる人にはまったく、意味のない文章って事になってしまうのだ。
 ま、最初に言ってあるように、ここは杉村の日記帳だってことなんで、普通の人が読んでも「だからどーした?」てな内容の話も書いたりするのだ。いわゆる足跡を残すって作業なのだ。
 しかし、ここで面白い話をわっせわっせと書いたとしても、読まない人は多いだろうなぁと予測できる。
なんせ「日記」と名が付いた物はHPには山のようにある。でもってそのほとんどが面白くない。
なんせ、一般素人のしかも一面識もない相手の日々の生活記録を読んで面白いか?
って感じなのだ。実際、いくつかのHPで日記を掲載している処を回ってみたのだが、みんな「うーむ」と思ってしまうような物。
あくまでも身内の為のお友達ネットならば、意味あるだろうが、こうして不特定多数に読んで貰う物としては、問題ありすぎって感じなのだ。
 「今日ぼくは○○○に行きました」とかって事を知りたいか?というと難しい問題なのだ。
そこで、とんでもない事件が起こったとか、エピソードの積み重ねがあるとか、ある種のオチがあるからその話を振ったって場合はいいんだけど、「とても楽しかったです」で終了しちゃう日記じゃねぇって気がするのだ。
とりあえず、ずっと私はアマチュアの世界で音楽やら文章やら絵やらをやってきた様な道楽者なんだけど、そこで感じた事は「多くの人が観客を想定した作品を造っていない」と言うことだったりする。
 創作は自分の為というのは、凄く正統派の意見だと思うけど、それを人様に見てもらう、聞いてもらうって事になった段階で、客を相手にする、自分の意志をどれだけ伝えるか?と言う部分が重要になってくるのだ。
なんて事を考えつつ、自分もそれを忘れちゃいかんよなぁと思うのであった。

 しかし、このHP製作の最初のとっかかりが1997年の6月1日だった事を考えると、紆余曲折ありすぎで早9ヶ月。
 うむむ。
 普通のHPって言ったら、準備中の札が多くかかっていたりする物なのだろうが、私の場合はどんどん文章を書いてしまって、収拾つかなくなってこんな状態になってしまったのだ。
 いやはや、まだまだ私のおバカ人生は続きますぜ。

1998.3.9
一発太郎経由で、各検索エンジンに登録完了
しかし『現代用語の基礎的ではない知識』を説明するのに適切な言葉が浮かばない。とにかく現物を見なければその内容がどんな物なのか判りにくいだろうなぁ。
いやぁ客観的に説明するのがこんなに難しいとは・・・・・

1998年3月2日(月曜日)まだバンダイは続けるつもりなのか? 
 昨年大ヒットして社会問題も引き起こした「たまごっち」も、アッという間にブームは終結して今さら・・・という感じになってしまった。
 最近はオモチャ屋の店先なんかにも誰に相手にされないような状況で「てんしっち」なんかが置いてある。 先日は「森で発見」があった。この「森で発見」って去年発売されたんだっけ?
 たしか去年の3月頃に「この先発売する」ってラインナップに入っていたけど、発売延期になっていた様な気がする。うーむ。
 あと、その時にはラインナップされていなかった「おすっち」「めすっち」も発売されてるし。これなんかはその後出た「デジモン」なんかのデータ通信機能を利用しているワケっすけど。

 しかし、見事なくらいに終わっているよなぁ
 と思っていたら、今度「中村玉緒の様な女優を育てる・たまおっち」と言うのが出るらしい。うーむうーむと私はうなるだけしか出来ないのだ。それ以前に私は中村玉緒がちゃんと女優をやっている処を殆ど知らないのだ。
 さらに「ドラエもんを育てる・ドラエもっち」とか言うのも出るらしい。

 なんかよー判らない世界に突入しているのだ。

1998年3月3日(火曜日) その通り!
 会社で某氏が最近の漫画について熱く語っていた。
 と言うか、私はその話の輪に加わっていたワケではないのだが、その某氏の声が大きいので自然と耳に入って来てしまったのだ。

 『なんかさぁ少年ジャンプの部数が落ちたってのも判るよなぁ、なんせ最近のジャンプって子供だましみたいなのしか載ってないじゃん』

 うーむ。だって『少年雑誌』だもん。それに君はもう30歳越えているんだから・・・。

1998年3月4日(水曜日)貴島サリオを見つけた 
 以前、某氏が我が家に来てCDを見ていた。
 その中に「貴島サリオ」のシングルCDがあって「うひゃ〜なつかしぃ、最近どうしてんだろーかね」と言う話になった。
 が、判らなかった。
 私もそのシングルCDをファンだから買ったと言うより、中古屋のひと山いくらの中で見つけて買ってきたと言う状態だったりする。
 その手の場合1回聞いたのみと言う状態が圧倒的に多い。
 1度も聞かないと言うのはサスガに無いが、1回聞いて「リピートする必要ないな」と判断して、CD棚行きになってしまうのだ。

 そんなこんなで90年代の初期に「貴島サリオ」なんて人がいた。
 「サリオ」って変な名前はタダ単純に本名の「さおり」を順序入れ替えただけなのだ。本名は井上さおりと言う。
 なんかAV女優にいたようないないような名前なのだ。

 で、先日HPにのっけるために誕生日データを整理していた。
 その日整理していたのは、現在活動中のアーティストと言う事で、各レコード会社なんかがHP上なんかで公表しているアーティストのプロフィール一覧見たいなものをチェックして、抜けている物を補充していく作業をしていた。
 で、現在記入していない「SALLY・K/サリーK」と言うアーティストがいたので、記入しようとした処、誕生日『1974/2/19』で、本名『井上さおり』
 ・・・・・思いっきり貴島サリオと同じだったのだ。
 いつの間にか改名していたのだ。

 しかも改名した事によって、それまで積み重ねてきた知名度を白紙に戻してしまったのだ。
 何故・・・・なんだろう。

 まさか所属事務所移籍に伴う改名?
1998年3月5日(木曜日)長野パラリンピック 
 今日、長野パラリンピックが始まった。
 僕は仕事の関係でTV放映している時間には帰れず、まったく開会式も競技も見ることは出来なかったが、確かに苦労している身障者の人々にとっては希望の光だったりすると思う。
 が、問題なのはそれを取りまくある種の感情的な物だったりする。

 身障者の為に働くボランティアってのは凄い事で、私なんかにはとうてい真似の出来ない事だったりするのだが、その手の人々と話をして感じてしまう事がある。
 言葉の端々に「私は偉い事やってんだよん」と言う、優越感的な物をチラつかせたりするパターンがまま見受けられる。
 そんな感じに受け取れない人や、当人はそんなつもりが無いって場合もあるんだろうけど、なーんかね。

 それ以上に問題かも知れないなぁって思うのが、身障者の人で「あたしは身障者だから」と凄くワガママな振る舞いをする人もいる。
 思いっきりなのだ。
 それを世間が認めてしまう風潮もあったりするワケで、身障者の人が「私だってスキーをやりたい!」と言えばボランティアが動き、「パラグライダーをやりたい!」と言えばボランティアが動きさらにTVまでドキュメンタリーを撮影したりする。
 うーむ、私だってスキーやりたいし、パラグライダーだって・・・・これは高所恐怖症なのでパスするとして、やりたい!と言っても誰も動いてくれない。
 当然だけどね。

 この世の中でスキーをやった事がない人、パラグライダーをやった事のない人がどれくらいいるのか判らないけど、多くの人を動かしてやるって事にどれだけの意味が存在するのか?と考えていくと・・・・うーむって事なのだ。

 その辺の要求を呑んで周囲が行動する内は、ボランティア的な事もまだまだイベント的、あるいは自己満足的な物で終わってしまうような気がする。
 本当の意味で言えば、スキーするとかでなく、日常生活を日常的に送れる様にするのが目的なんだと思うけど。

 ま、私のように現場に居ない人間はこの程度の浅い考えしかもてないっすけど。

1998年3月6日(金曜日)フライング 
 私のよく知っている某編集・印刷会社で困った問題が発生した。

 とある本を印刷していたらしいのだが、その本の出版元からクレームが入ったのだ。
 が、普通クレームと言ったら『印刷した→本屋に並んだ→誰かが買った→誤植・乱丁を見つけた→出版社にクレーム続々→印刷編集会社にクレーム』と言う図式が成り立つハズなのだが、このクレームと言うのはまだ本屋に並ぶ前に出版社から入って来たのだ。

 そのクレームとは『まだ本屋に並べていないハズの本についている「プレゼント応募ハガキ」が出版社に何枚も届いた』と言う事らしいのだ。
 うーーーーーむ。
 で、色々調べてみると、印刷工場の作業員ってのは深夜作業もあってアルバイトを使っている事が多いんですわ。そのアルバイトがテスト刷りの本(何冊も印刷する)のプレゼント応募ハガキを抜き取って友人一同で送ってしまったらしいのだ。
 たしかに、その手のプレゼント物は早ければ早いほどいいかも知れないなんて気がする(あるいは先着何名様って応募だったのかも知れない)。
 確かに出版社としちゃ、まだ発行していない本のハガキが届いたらまいっちんぐだと思うっす。

 うーむって感じなのだ。

 しかし犯人はすぐ特定できた。
 なんせ、応募ハガキだから差出人の部分に全部名前が書いてあるのだ。
 
1998年3月7日(土曜日)雑誌『PUTAO/プータオ』 
 何気なくコンビニに寄り、そこで「まんが文庫本で世紀末を楽しもう」と言う特集をしている雑誌を見つけて、パラパラめくって、結局買ってしまった。
 その雑誌は『PUTAO/プータオ』で、裏表紙の柱近くに「第3巻第5号・通巻23号」と書かれているので、創刊されてから約2年が経った雑誌と言うことになる。
 私は不勉強ながらこの雑誌を知らなかった。

 内容は、現在大量に発売されている文庫本サイズの漫画本の大特集で、ほぼ全ての文庫本まんががリストアップされている。

 が、この雑誌が普段どのような層をターゲットに特集を組んでいる雑誌なのか?と言うのが、この号だけを読んでいても判らない。
 うぬぬぬ、と思ってバックナンバーの紹介や、来月号の予告などがあるので、その当たりをチェックすると、どうやら基本的には女性向けの雑誌らしいが、その中でも特に漫画が好きなタイプをターゲットにしているらしいのだ。いわゆる内向的な感じ。他の特集では「猫」だとかそっち系。
 うーむ、いわゆるこれが男性向けならば、かなりオタクが入ってしまいそうな雑誌なのだが、その辺は境界線で踏みとどまってオシャレ路線を維持していると言う感じなのだ。

 で、パラパラめくっていた。
 特集に多くページを割いている。で、いわゆる漫画もいくつも掲載されていた。
 この掲載されている漫画はどうも、漫画文庫本特集だから掲載されているワケではなく、連載らしいのだ。
 で、その辺もふふふ〜んと読み進めて行く。

 しだいに何か変な、居心地の悪さをその漫画達に感じるようになって来たのだ。うむ・・・・、と思いながら読み続けた。うむむむ・・・・何か変だ。
 そしてふとその謎が氷解したのだ。
 その号に掲載されている漫画はどうやら18本、それぞれのページ数が2〜6ページぐらいって処の短いヤツばっかりなのだ。で、居心地の悪さの原因はその18本中16本がエッセイ漫画だったのだ。
 いわゆるストーリー漫画ではなく、作者の日常に起こった出来事やTVを見て感じた事や、つまり僕なんかがこうして日々書き連ねている様な事を漫画で表現した状態。その中で書かれている物は多種多様なんだけど、なんか途中でうんざりしてしまったっす。
 この手のエッセイ漫画って、作者の余興的な物で70年代ならば山岸涼子なんかが単行本のラストに「取材の為に行ったロンドン珍道中」とかを書いていたりした。80年代に入ると、色々な作家がその手のを書き始めて、中には、とりみきみたいに「本編の漫画よりエッセイ漫画の方が面白い」と言う人も出現した。
 しかし、その手のエッセイ漫画ってのはあくまでも雑誌の中の軽い読み物的な存在で、あんまし主流になる様な物ではないハズなのだ。
 が、ここではそれが主流なのだな。

 そういえば、今から15年ほど前、いしいひさいちの「がんばれタブチくん」「バイト君」などを中心にした4コマ漫画ブームと言うのがあって、その後「4コマ漫画雑誌」と言う、これまた異様な雑誌が出てきた。
 私の基準で言ったらそこに書かれている大量の4コマ漫画の中に1つでも笑える作品があれば、儲け物だな。という状態の4コマ漫画だったのだ。
 そして私はその手の雑誌を見て「こんな雑誌は持っても1年だな」と思っていた。
 が、それから10年以上の月日が流れ、いまだに何冊も4コマ漫画専門雑誌が発売されている。

 そんな感じにこの先、エッセイ漫画のブームが来たら・・・・いやだ。それは漫画じゃない。
1998年3月8日(日曜日)マウスが壊れたら・・・・・? 
 昨日の土曜日車の中でラジオを聴いていた。
 とりあえず私の住んでいる地域では「K-MIX」「VOICE CUE」「FM-NHK」と「FM富士」なんてのが聴けたりするので、どれにしよっかなぁと選局をしていた時、VOICE CUEの中でインターネットの事について話始めている処に出くわした。
 おぉ、これが前々から噂に聞いていた番組か・・・と私はVOICE CUEを聞き始めたワケっす。

 で、パーソナリティのお姉ちゃんと、講師らしき男の会話が続いていたのだが、どうやらこのお姉ちゃんは番組を始めるにあたって自作のHPを作ろう!としているらしいのだ。
 だが、その週はこれといった作業もせずに過ぎてしまったと言うような事をいいはじめ、ついでに「マウスが壊れちゃったんですよぉ」などと言い出した。
「もしかして、分解して中を見ようとしちゃったんじゃないですか?」
「え・・・いけないんですか?」
「う〜ん、マウスってのもね機械で中には電気が通ったり、複雑で繊細な構造になっているワケですよ。だから無闇やたらと、開けたりしちゃまずいんですよね」
「じゃ、もしマウスの調子が悪くなっちゃったらどうすればいいんですか?」
「やっぱり、店に修理に出すか・・・・マウスって高くても1万円、安いのだったら2千円ぐらいからありますから、買い直しちゃった方が簡単ですかねぇ」
 などと言っているのだ。

 私の場合、マウスの調子が悪くなったら当然の様に裏蓋をぐりんと開けて、玉を取り出して、玉があたるローラー部分に付着しているゴミを取り除いて・・・・って作業をするんだけど。
 これの事を分解って言って、やっちゃいけない行為なのかな?

 で、パーソナリティのお姉ちゃんはドライバーで分解を・・・みたいな事を言っていたので、部屋に戻った私はマウスを見た。
 マックのマウスが特別なのかもしれないが、ドライバーで分解する前に、ネジが表面に1個もないのだ。

 うむむむむ、とひとりマウスを見つめながら土曜の昼下がりは激しく転がりながら過ぎて行くのであった。

1998年3月9日(月曜日)FM雑誌の終焉 
 なんでも「FMステーション」と言う雑誌が休刊だそうだ。
 私が10代ラストの頃に創刊されたワケで、FM雑誌の中では後発になる。
 このFMステーションが創刊されるまでは、別のFM雑誌を購入していたのだが、その雑誌の中は基本的にオーディオ雑誌と同じ様な傾向の物だった。とりあえず新譜情報やアーティストのインタビュー等もあったが、メインはオーディオで「いかによい音で聞くか」と言う感じで、その為にはン10万円のアンプを購入して・・・とか書かれていた。が、私は最低限の音でもいい。とにかく音楽が聴ければ文句はいわない。と言う人だったので、その辺のオーディオ記事は邪魔だった。
 そんな中「FMステーション」が創刊された。
 この雑誌は他のFM雑誌より大判で、そうなると基本的にグラフ雑誌的な状態になって、アーティスト写真が多く使用され、その手の情報山盛りの雑誌になっていた。
 と言うワケで、毎号購入していたのだ。
 当時はレンタルレコードなどほとんど無く、おかげでエアチェックと言う物がかなり盛んに行われていた。
 そのためにも、FM番組で何という曲が流れるとかってのを先回りしなければいけなかったのだ。あの頃はほとんど喋りもなく、番組の最初にアナウンサーが曲名を3曲ぐらい言って、連続で流すとかって番組が当たり前のようにあった。
 それもレンタルが当たり前になった時代にはもうエアチェックなんて必要なくなってしまったのだ。
 だから、FM番組表なんてのもほとんど不要になってしまった。

 なんか、徐々に新しい時代になっていき、これから先に成長してくる子供たちが知らない事が増えていくのだな。などと、じじいは思ったりする。

1998年3月10日(火曜日)及川光博 みっちー・・・・ 
 なんつーか、世間一般には「マツモトキヨシのCMに出てくるお金持ち王子様」と言う状態で認知された人なのかもしれないが、ミッチーこと及川光博は実に変だ。
 作っている状態なのかも知れないが、普段の生活の中でもキザを押し通して、自ら王子様だと公言したりする。うむむむ。

 とりあえず僕が一番最初に名前を見たのが、音楽雑誌の今月デビューする新人、と言う処でだった。何故か多くのアーティストの中で記憶に残っていたのだ。
 ま、その他大勢のアーティストが英語やアルファベットでの意味不明なグループ名ばっかりだったので、何かそれだけで印象に残っているのだ。
 最近はソロデビューするアーティストでさえ名前部分をアルファベット表記した物だけにしたり、二文字ぐらいのカタカナだったりする。これが1人や2人ぐらいだったら印象に残るかもしれないが、ほとんどのアーティストがコレだと全然記憶に残らない。
 でもバンド名でも「詩人の血」とか「太陽の塔」だとか「恋愛信号」だとか「夢工場」だとかって状態も、うむむむ・・・バンド名っぽくなさすぎると思ってしまうのだが。

 でもって及川光博なのだが、こないだミュージックステーションで初めて歌を聴いた。
 う・・・・これってほとんど岡村靖幸のリメイクだ。

 なんか及川光博は今度春からのドラマにも出演するらしいのだ。
 あの特異なキャラクターが裏目に出るのか、バケるのか、この先に注目かもしれない。
 私は音楽の人として認めないけれど。


 出現した時に同じようにインパクトを与えた篠原ともえは、世間に認められた。
 が、彼女は女性で「かわいい」と言う物も武器になる立場にいたり、エキセントリックでいつつ、実は礼儀正しいんじゃないのか?とか、でも歌は上手いよな、などの良い部分が後から見えてきてたってのも、要因だと思う。
  その点、あの手のエキセントリックな男性って、拒否反応を起こす女性は多いかもしれない。