< 杉村ぐうたら日記(1999年7月21日〜31日)

▲1999年7月21日:水曜日:カロリーオフ→カロリーゼロ
▲1999年7月22日:木曜日:ダイエットになるのか?
▲1999年7月23日:金曜日:ドミノの意味は?
▲1999年7月24日:土曜日:俺にも
▲1999年7月25日:日曜日:ただ存在理由もなくTVに出てる人
▲1999年7月26日:月曜日:げっちゅぅ!
▲1999年7月27日:火曜日:大増量!値段据え置き!!
▲1999年7月28日:水曜日:クリソツ大作戦『e-ONE!』
▲1999年7月29日:木曜日:やばいっす アクセスした人ごめん!
▲1999年7月30日:金曜日:苦しい時の占い頼み
▲1999年7月31日:土曜日:流しソーメンを食べたい
1999年7月21日(水曜日) カロリーオフ→カロリーゼロ
 月曜日の帰り、あまりにノドが乾いていた為に車に乗り込む前に自販機でコーラを買った。
最近はコカコーラよりも、ライトコークの方が好きだったりする。
 と言っても、カロリーを気にしていると言うワケではなかったりするのだ。(意識しなきゃいかんのだが)ただ単純に味的な問題で好きだったりする。
 味は薄いのに意味無く炭酸どばどば状態で、プルトップを開けた直後の炭酸が抜けていない状態で一気にぐびぐびやると、息が出来ないぐらいの激しいゲップというか、胸焼けみたいな状態に襲われてしまうのも、いと楽し。

 と思っていたのだが、飲んでみたら今日買ったものは味が微妙に違っていたのだ。なんかいつも飲むライトコークより甘さが濃い。
 ありゃ?と、缶を見てみると銀色に赤と言うデザインの基本は変わっていないが、なんとそこには『ダイエットコーク』と書いてあるのだ。
 うむむ、いつの間に。
 と思ったのと同時に目に映ったのは『カロリーゼロ』の表記。

 え?と思ってしまいましたね。なんせ、ライトコークより甘さが濃いのにカロリーゼロって・・・・しかも、ダイエットコークって私の知っているヤツは微妙ながらもカロリーがあった様な気がする。
 たしか「現代用語の基礎的でない知識」にもダイエットコークと言う項目があって、そこには「本気でダイエットしたいのなら飲んじゃダメ」的な事が書いてあったと思ったのだが、カロリーゼロって・・・・カロリーが無いって事ですか?
 甘さがこんなにあるのに栄養価と言うか、太る要素が全然ないって事ですか?
 うむむむむむ、と思ってしまったのだが、その構造がよく分からない私は、右手にダイエットコークを握りしめながら車を運転し続けていた。

 基本的に頭の中では「味が濃い=カロリー高い」「甘い=カロリー高い」「塩気が多い=カロリー高い」「油ぎとぎと=カロリー高い」と言う単純明快な図式が出来あがっていたのだが、鮮やかにもろくも崩されてしまったのだ。
 で、栄養成分を見てみると「エネルギー=0・糖質=0・たんぱく質=0・脂質=0・ナトリウム=10mg」となっているのだ。
 で原材料はカラメル色素・酸味料・甘味料(アスパルテーム・L・ファニルアラニン化合物)・香料・保存料(安息香酸Na)・カフェインとなっている。
 なんだか呪文のような(アスパルテーム・L・ファニルアラニン化合物)の秘術なのだろうが、なんか解せないぜ。と言う感じだったりするのだ。

 うむむむむむむむ、とうなり声を上げながらすぎてゆく夏の夕暮れだったりするのだ。


▼飲料:ダイエットコーク
1999年7月22日(木曜日)  ダイエットになるのか?
 そんなワケでダイエット話が続きますが、最近のダイエット法でヒットしているのは「唐辛子ダイエット」ってヤツで、唐辛子の中のカプサイシンだとか言う成分が発汗作用・新陳代謝作用があるって事で、とにかく辛い物だとか、何でも七味唐辛子を掛けてしまうとか、が流行っているらしい。
 本当かどうか、TVが言っていた事なので100%信用できないけれど「MY七味唐辛子」を持ち歩いている人が続出中だそうだ。
 回りには今の所いないけど。
 確かに昔から辛い料理が多い韓国には太った人がいない。と言う事を聴いていた。

 そうかそうか、唐辛子か。
 そんな事を思いつつコンビニへ立ち寄った処、ポテトチップスの新製品で『S&B唐辛子味ポテトチップス』という物があった。
 出るべくして出たと言う感じの「トレンド融合商品」なのだな。
 などと言っても、この手のムチャ辛いスナック菓子は10年以上前に「カラムーチョ」を筆頭とした「激辛ブーム」と言う物があった。
 あの頃はとにかく全てのメーカーが「辛い!」と言う売り文句のスナック菓子を出していた。
 確かパッケージの中に粉末の唐辛子が入った小袋があって「粉末をスナックの中に混ぜたら箱ごとシェイクして下さい。辛さはご自由に調節できます」などと言う物もあった。
 さらに、この激辛ブームはありとあらゆる商品に波及して、激辛焼きソバなどと言う物も出ていただ、ハッキリ言ってこれ辺りになると「そんな商品ワザワザ出さなくても、普通の焼きソバを食べるときに七味唐辛子をかければ同じじゃん」と言う物だった。
 あと「辛い飴」なんてのもあった。
 さらに辛い「炎のトマトジュース」などと言う物もあった(ただタバスコが配合されているだけ)
 でもって、元々辛い業界だったカレーも負けていなかった、グリコの「リー」と言うカレーはそれまで「1倍」「3倍」「5倍」と辛さのレベルがあったのだが、突然「8倍」なんて物を出したりしていた。(この倍の基準は判らないけど)
 ハッキリ言ってこの辺になると「辛い=旨い」と言うレベルを超えていて「辛い=痛い」と言う、果てしなくSMチックな胃に負担をかけるだけの食品に成り果てていたのだ。
 この8倍カレーはご飯にかけて食べると言うより、佃煮みたいにちょびっとご飯の上にのっけるダケで「ママおかわり」てな具合の物だった。
 まったくもー、限度って物を知らないんだから。

 ちなみにこの10数年前の激辛ブームの時はそれまでの日本における唐辛子の消費量が3倍だかにハネ上がって、大量輸入されるほどになったと云われている。でもって、ブームが去った後もその消費量は減らず今に至っていると云う。

 で、この『S&B唐辛子味ポテトチップス』っすけど、いわゆる「辛い物=脂肪を燃焼する=痩せる」と言う見事な三段論法の上になりたった食品でありますが、どの前にポテトチップスって段階で「ダイエットする気あんのか?」と言う状態だったりする。
 イモ&油&塩を大量に摂取しといて燃焼って・・・・

 痩せたかったらとりあえず運動しろ、運動。

 
▼夕食:カレー
▼読了:バガボンド3(井上雄彦)
1999年7月23日(金曜日) ドミノの意味は?
 こないだの週末、フジTVが毎年夏恒例の「27時間TV」をやっていた。
 などと言ってもそれを一生懸命見ている程私も寛大な気持ちは持っていない。
 なんせ、かのHP消滅事件の真っ最中だったのだ。ワッセワッセとコンピュータに向かって細かい作業を続けていた。
 なんつーか、データの数がとんでもないのだ。
 この「ぐうたら日記」は現在上・中・下旬と1カ月3本になっているけれど、それ以前は1週間毎で、150週以上あるから、それだけでデータ数150ページ、あと現代用語のほうがだいたい200ページ、あと誕生日の方が単純に366ページ、雑学大作戦:知泉が現時点で800ページ、あとたこやき便りやら、なにやらで単純に計算しても全1700ページもこの「ひねもす本舗」&「EL ROSA BOOK」&「杉山バラ園」のエリアには存在していると言うことになるのだ。
 で、それを1人で作って管理していたりする。
 それを再構築しなおそうと、バラバラにした処で例の事件が起こってしまったのだ。
 もー孤軍奮闘とはこのことかも知れない。

 で、疲れて休憩って事でTVをつけてぼ〜っと見てみたりする。
 で、やっぱしこの手の番組のおきまりのように「ドミノ倒し」をやっている。
 確か20年ぐらい前からそんな事をやっていた様な気がする。最初は、日本テレビの方の元祖24時間テレビの中の企画だったかもしれない。
 その頃は自分もお子様だったし、かなり珍しかったので真剣に見たような記憶があるし、単純に手に汗にぎっていた様な気がする。(夏だったからか?)
 その後、この手のイベント番組と離れて、単純に「ドミノ倒し世界記録に挑戦」なんて特別番組が編成されて、単独に仰々しく2時間番組として放映された事もあった様な気がする。それから何度も何度も、テレビの中では大仕掛けのドミノ倒しが行われてきた。
 いわゆる「ドミノ」と言う物をほとんどの日本人が、こうやって並べて遊ぶ物だと思い違いしていると言うことは、以前のぐうたら日記でも書いたし、現代用語の基礎的ではない知識にも書いた。
 そのへんはもう、諦めたっす。
 でも、このドミノ倒しをイベントの中核に持ってくるってのは・・・・誰が喜んでいるんだろうか?作っている人は楽しいのかも知れない。いわゆる作り上げたものを一瞬で壊すカタルシスがあったりする。
 が、客観的にお茶の間で見ている人は喜んでいるのか?
 よく判らないっす、などと一瞬思ったが、そんな事よりHPの再構築だよなぁと現実に広がる無限のドミノ倒し制作のような果てしない作業に、少しうんざりしていたりする。


▼朝食:カレー
▼昼食:コーヒー(のみ)
1999年7月24日(土曜日) 俺にも
 金曜日の夜、家に帰ったら母親が「凄かったよね」と言い出した。
 この人は時々、主語述語を抜かして、TVなんかのワイドショーで大騒ぎになっている話題をいきなり振ってくる事が、時々ある。
 突然食事中に「あんな壺返せばいいのにね」などと、まったくこっちが関知していないサッチー問題を振ってきたりもする。未だに「壺」とは何の事を言っているのかよく判っていないのだが。
 こっちは、日中はワシワシと仕事をしてて、当然の事ながらそんな世間で起こっている些末な事など知る由もないのだ。
 なんせ、4年前の阪神大震災の時でさえ、仕事は忙しくて、日中は「関西方面で地震が起こったらしいよ」程度の情報しか耳に入ってきていなかった。「ンなもん伊豆に住んでいるワシは日常の話なんじゃい!地震は娯楽の少ない伊豆の楽しみの一つなんじゃい!」などと思っていたのだ。
 だから会社から帰って部屋のTVを付けた時、瓦礫の山と化した神戸の町並みが映ったのを見て「バルト三国の紛争はまだ続いているのか」などと、トンチンカンにも程がある感想を持ったりしたのだ。

 で、今日の「凄かったよね」はいったい何の事なのだ?
 と改めて聞いてみると羽田発の旅客機がハイジャックされた上、機長が刺されて死亡したと言うとんでもない事件だった。
 でもって、日本国内のハイジャック事件では初の死者なんだそうだ。
 ま、そんなに多くのハイジャックが起こっているワケでもないので、初と言われても「そうなのか」ぐらいしか感想を述べる事が出来ないが、問題なのはこの事件を起こした男の犯行の動機。
 TVゲームのフライトシュミレーションが好きだったらしく一度運転してみたかった。だそうだ。
 うーむ「パイロットになろう」だっけ?去年プレイステイションで発売されてそこそこヒットしたのは(やった事ないけど)
 まったくもって、そんな理由でハイジャックされちゃったら、今頃腕に自信のある「電車でGo!」マニアが各地で事件を起こしているって寸法だな。

 そー言えば昔、夜道を歩いている人が突然襲われると言う事件が発生した時も、犯人の犯行の動機が「バーチャファイターで拾得したワザって実際に相手にどれくらいダメージを与えることが出来るか実験したかった」などという、襲われた方にしてみれば「おいおい」と思わず気弱にツッコミをいれざるを得ない事件もあった。

 まったくも〜って感じなのだ。
 そんなワケでフライトシュミレーションの好きな松岡くんも気を付けること、いいですね。約束ですよ。


▼昼食:ハンバーグランチ(食べ放題サラダバー付き)
▼送信:手紙(イラスト入り)
1999年7月25日(日曜日) ただ存在理由もなくTVに出てる人
 なんか最近あんましTVをちゃんと見ていない。
 が、基本的な部分で、物心付いた時からTVは生活の中にとけ込んでいて、幼稚園時代からみんなの集まる処での話題の中心はTVだったと言う『元祖TVっ子世代』としちゃ、TVウォッチングは定められた宿命みたいな物なのかも知れない。
 だから、誰に強制されるまでもなくTVのあれやこれやをチェックしないと、時代に取り残されそうな気分になってしまうのだ。
 「あたしTV見ない人だから〜」などとTVを見ないって事を意味なくステイタスにしている人もいたりするが、それは自分なんかより下の世代と言うことになる。
 最近の「TVの裏」的な事を醒めた目で見ると言うのは、これもちょっと下の世代で、ワシらはやらせだろうと何ンだろうと、真剣に見て育ってきた世代なのだ。
 だから『ノストラダムスの大予言』なんてヘッポコや『矢追純一UFO特番』などと言うボンクラや『川口探検隊シリーズ』などと言うスットコッドコイな物を、かなり真剣に見てしまっていたのだ。
 幸せで平和な時代だと言えばそうなのだ。

 で、長い間TVウォッチャーをしているのだが、ちょっとTVを見ていないと新たなるキャラクターが出現して、それは台所のゴキブリの様に「あの番組で見かけると、気が付くとあっちにもこっちにも」と言う感じで登場してきたりする。
 で、その人がTVに出てきた始めの頃を見ていないと、何故こんな人が毎日の様にTVに出てるのだ?と頭をひねらなくてはならなくなり、毎回「お前は誰やネン!」とツッコミを入れ続けなくていけなくなってしまうのだ。
 それが見た目にも「面白い」とか「かっこいい」とか「セクシー要員」だとか、何かしらの他者との特異性を呈示できる場合ならば、説明なくとも何とかなったりする。また、地味であんまし面白い事を言えるわけではないけれど「俳優としては凄い人」だとかも場合はなんとかなる様な気がする。
 が、時々バラエティ番組なんかに、とりあえず面白いことを言おうとする気配はあるが、そのしゃべりの拙さとセンスのなさで「一般参加の受け狙い素人」以下の事しか言えない人がいたりする。

 が、その人の初登場シーンを見ていなかった私としては、本当に半年ぶりぐらいに『笑っていいとも(しかも増刊号)』をちゃんと見たりすると、そんな人々がウロウロしていたりする。
 そんでもって、それを見た10代のヘナチョコ若者が「あれだったら俺が出てても変わらないね」と、無意味にザ芸能人になりた〜ぁいなどと考えてしまうのだろうな。


▼変身:散髪した。
▼購入:ゴキブリほいほい
1999年7月26日(月曜日) げっちゅう
 友人の家にいくと、友人の娘、とても活発で傍若無人で人を人と思わない素敵な3姉妹が出迎えてくれる。
 でもって蒸し蒸し暑いのに背中に抱きついてきたり、うだぁと体をすり寄せたりする。暑いのだ。
 でもって、そこに行くと今子供の間で何が興味を引いているのかがよく判る。
 かの「だんご三兄弟」が興味の中心だった時期もあったが、あれも世間同様あっと言うまに波が引いてしまった。
 でベーシックにあるのはやはりポケモンだったりするのだが、それ以外の処では「カードキャプターさくら」だったり「おじゃる丸」だったりするのだ。
 この辺の子供のブームと言うのもかなり短くなっている様な気がするのだが、どうなんだろ。
 つい最近まで「キューティハニー」だった様な気もするが、番組が終わると一瞬で子供たちの間でも終わってしまうのかも知れない。こんなに昔はブームの時間は短くなかったぞなどと思いつつ「でも、結局子供の頃の半年って、果てしなく密度が濃いから長く感じたのではないか?」と思ったりもする。
 なんせ、子供の頃に激しく好きだった番組なんかを、あとでTVの歴史なんかの本で見ると放送期間が半年程度だったりするのだ。だから、今も昔も変わっていないのかも知れない。

 で、最近三姉妹が遊びに行くたびにくちづさんでいるのが「さ〜ぁるさるさるさるげぇっちゅ〜あ〜ぁさるげぇえっちゅぅ〜」だったりする。
 この単純な言葉の繰り返しパターンと言う、お子様ヒット条件をクリアしたCMソングがお気に入りらしい。

 そんなワケで、私はこの友人宅にいくたびにお子様トレンドの勉強をしていたりするのだ。


▼夕飯:クリームシチュー
1999年7月27日(火曜日) 大増量!値段据え置き!!
 ここ数日に渡って何度か「ダイエット」に関した話を書いたが、これといってダイエットをしているワケではないが、お年頃(その許容範囲は広い)の私としてはとりあえず体重なども興味があったりする。
 そんなワケで、毎日風呂に入る前に風呂場にある体重計に乗って「そうかそうか」と意味なくうなずいたりするのだ。
 と言っても増えたからどーのこーの、減ったからどーのこーの、と言うつもりはない。
 とりあえず日課として体重計に乗るだけと言う感じなのだ。

 で、昨日もいつもの様に「暑゙〜い゙」と言いながら風呂に入る直前に、何も考えずにすっぽんぽんで体重計に乗った。
 「えっ?」
 一瞬、自分の目が何を捕らえているのか理解出来なくなってしまった。足下の電子式体重計の数字が見慣れない数字になっているのだ。
 いつもなら『◆◆.◆Kg(企業秘密)』と表示される処、何故か間の「.」が無い状態で『106Kg』と3つの数字が並んでいたのです。が、ぼ〜っとした頭で見た為に『10.6Kg』と読んでしまった為に「あぁ夏やせかな」などと意味不明の理解をしてしまったと言うわけなのだ。
 が、次の瞬間「えっ?」と思い、改めて見直して驚異の3桁体重になっている自分に気が付いたのです。
 おいおいおいおいおいおいおい・・・・・

 ここの処、それなりに食事に気を付けて「無意味なドカ喰いはしなようにしよう」などと思っていたワケで、それが一気にこんな体重増するなんてぇ
 まさかこの湿気の多い毎日の中で自分の体が『吸い取るぞうさん(湿気取り剤)』みたいな感じで周囲の湿気を全部吸収してしまったのか?
 と考えたが、どうもおかしい。
 体重が増えるにしても、これ程まで一気に10キロ20キロ30キロと増えるっていうのは病気だぞ。と考え直したワケっす。
 で、もう一回降りて計ってみる・・・・・・『109Kg』
 おぉぉぉっ!わずか1秒の間に3キロ増だ!こりゃ凄い!
 などと言っている状態ではないのだな。

 結局、体重計が壊れてしまったらしいと言う事が判明したのだが、これが微妙な感じに徐々に実際の体重より軽く計測するように壊れていったとしたら怖いよなぁ
 食事はいつも通りなのに、日々順調に体重が減っていると言う状態だったりすると、かなり気を抜いて「大丈夫大丈夫」とドカ喰いOKになったりするかも知れないのだ。
 でもって、会社の身体測定で「うげげげ」とショックを受けることになってしまったりするのだ。
 しかしビックリした。


▼今日のおげれつ:将棋
1999年7月28日(水曜日) クリソツ大作戦『e-ONE!』
 韓国産のi-Macそっくりさんとか、アメリカ産のi-Macそっくりさんなんかがアップルから告訴されたのどーしたのって話題に間で、どうやら日本産のそっくりさん『e-ONE!』がソーテックから発売されるらしいっすね。
 さてどうなる事やら。
 私は基本的に数年前からMAC使いだったりしますんで、物真似王座決定戦みたいなウィンドウズマシンの話題が出た時には「おいおい、やってくれるなぁ」と大笑いをさせて貰ったりしたわけであります。
 ま、ウィンドウズは最初の基本設計からマックのパロディで始まったから、それもアリかな?などと寛大な気持ちでいつつ、でもワシには関係ないもんねぇと考えていた。

 確かに今から11年前(1988年)、大枚をはたいてエイやッと「PC98-VM」なんて物を購入した。今から考えるとCPUだとかその辺の話は言わないでって感じのショボショボマシンだけれど、その当時は庶民が買える最先端!てな感じだった。
 なんせ、30万とか40万とか、そんな値段だったのだ。
 そこでMS-DOSなんて物と格闘して、自分は文系だバーロォと悪態をつきながら、なんとか騙し騙し使い、かなりショボイ事を一生懸命やっていた。
 で、今から7年前(1992年)憧れのマックと出会い、しばらくは自宅では98、会社ではマックな生活を続け、4年前(1995年)中古ながら自分のマックを購入して、それから怒涛のマック生活者になったワケです。
 (実はそれ以前にMSX時代があったが、それは無かった事になっている)

 で、今回の「e-ONE」っすか「えおね」じゃなくって「イーワン」ですが、まったくも〜ぉってぐらいのスペックにまったくも〜ぉっ、イワンのばか〜ぁンてぐらいの値段。
 なんつーか、最初に「98VM」を購入した時の資金で、i-MACとe-ONEがセットで買えちゃうじゃないっすか。
 あぁぁぁぁぁ
 などと言いつつ、欲しいなぁなどと突然、物欲大魔王が心の中から湧き出てきたりするのであったりします。
 いかんいかん・・・・と言いつつ、やっぱしウィンドウズマシンを持っていれば「豊富なエロゲーが楽しめるからなぁ」などと思ったりはしない。
 たぶんしない
 きっとしない
 いやちょっとは覚悟をしておけ。


▼この人に注目:小林亜星
1999年7月29日(木曜日) やばいっす アクセスした人ごめん!
 朝、会社にいく途中でなにげにセブンイレブンに寄って、なにげに雑誌コーナーに立ち寄り、なにげに雑誌『Yahoo! JAPAN/9月号』を購入した。
 あぁ7月終わりになると、すでに雑誌は9月号かぁ、あぁ今年の夏ももう終わりだなぁなどと、意味不明の1人時間差ボケをかましつつ会社に行った。
 で、昼休みにぼけぇと雑誌を読んでいてビックリしてしまったのだ。
 ページにするとP244、漢字にすると弐百四拾四頁、意味なく16進法に直すとF4ページに『自薦・他薦ホームページ』と言うコーナーがあるのだが、そこに『ひねもす』が掲載されていた。
 ま、自分の自薦だったりするのだが、たしか5月の終わり頃「なんかアクセス数がイマイチ伸びない」「もっと掲示板も活発になるようにしよう」と突然思い立ち『怒涛のひねもす本舗アクセス倍増計画推進月間』として「メールマガジン」を始めると決意したのと同時ぐらいに、『Yahoo! JAPAN』に自薦HPと言うメールを書いた・・・はず。
 すっかり2カ月ぐらい前の話なので、忘れてしまった事が多いのだが(健忘症か?)とにかくこの2カ月はHP上でも、自宅のコンピュータ上でも、あるいは実生活の上でもさまざまな事件が起きて、あるいは起こして忙しかったりしたもんで、すっかり忘れてしまっていた。
 で、突然の掲載だったのだ。
 あぁびっくりした。

 と、単純に思えるだけならよかったのだが、なんせ現在(1999.7.29)このHPは再構築の最中だったりする。
 が、雑誌の方には『おびただしい小ネタの数々に驚け』となっていたりする。
 あぁこれって「現代用語の基礎的ではない知識」の事だよなぁ今、とりあえず停止しちゃってんだよなぁあぁどうしよう状態だっりする。
 『ビジュアル重視のホームページづくりに真っ向から対抗するテキスト中心の正統派』って、リニューアルしたトップページには画像がぁぁぁぁ
 『文字量の多さに感動してしまう』あぁこの「ぐうたら日記」も現在は今年の分しか掲載して無いっす、(本当は3年以上分がある)
 なんてこった、とりあえず雑誌を読んでここに来てしまって「全然多くないじゃん」と思った方、ちょっと待っててね、近々どどーんとアップし直しますんで。

 『ネット上のビックリハウスを目指すか!』と書いてあったりする。やっぱし、比べられることが多いか、うーむ、目指せって言うんなら目指してやらぁ、もーこうなったらヤケクソだぃ!
 PS
 「現代用語の〜」は後回しにしようかと思っていましたが、やっぱしコレがメインだからなぁと言う事で、現在一所懸命リニューアル中、近々再アップします。
 
▼購入雑誌:Yahoo! JAPAN
▼視聴:ダウンタウンDX
1999年7月30日(金曜日) 苦しい時の占い頼み
 なんか、最近本当になにかに取り憑かれたかのように、運が無いのではないか?
 日々トホホの連続にもほどがあるなどと思ってしまっていたりする。
 ここらで一発「やったぜぇぇぇ!ホームランだぁ!!」と言う様な事がないと、この「ぐうたら日記」は日々グチグチ陰々滅々と不平不満を書き続ける陰気な物になってしまう可能性もあるのだ。いや、すでになっているのかも知れない。
 こんな事じゃ、いかぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!
 と私は思うわけですよ。

 と考えても「ダメな時はダメ」と言うのが、これまで生きてきて馬鹿なりに得た結論だったりする。努力すりゃどんな夢だって叶うのだ!などと素直に言えるほど私も青春まっただ中!ファイト一発野郎ではないのだな。
 ま、基本的に、なるようになる−れっといっとび〜−けぇせら〜ぁせら〜ぁと言うのが生活信条だったりする。最終的に自分が何かをしなきゃ状況なんて代わりっこないのさ、と思っていたりする。

 が、ときどき気分がヘビーなドツボにはまってしまう事もあって、四面楚歌、袋小路、進入禁止と言う時もあって、そーゆー時は思わず誰かにすがりたくなってしまうのだな。
 が、そこであんまし他人に弱みは見せたくないなぁと言うのがあったりするから面倒なのだ。

 で、何気に占いなどと言う物をチェックしたりする。
 そこで今日ラジオで聴いた「8月の運勢トップ3」なんて言うので、自分の所属する魚座なんてのが2番目にラッキーな星座だと言われたりすると、単純に嬉しかったりする。
 基本的に単純なのだ。
 これまで雑誌なんかの占いを見ていて「魚座:運命を変える出会いがあるかも」とか「魚座:今までの努力が報われる時」とか「魚座:何をやっても絶好調」とか書かれている物に裏切られ続けてきたと言うのに、やはり良いことが出ると、単純に嬉しいって思ってしまうのは、どーしょーもなく単細胞なのかも知れないが、幸せになりたいって気持ちを後押ししてくれるんだから、いいじゃないか。などと思ったりする。
 『今までのムヤモヤした自分の力ではどうしようも無かった悩み事が一気に解決する。体調を崩していた人もそんなの嘘だったかのように元気になれる』などと言われたりしたら、そりゃ喜ぶしかないでしょ。
 よぉぉぉぉし!頑張るぞおぉぉぉぉぉ!
 などと思ったりする。

 もしかしたら占いってのはそーゆー暗示を掛けさせて、何気に努力をしちゃったりして、良い方向に向かわせると言う効果があるのではないか?などと思ったりする、7月の終わりであった。


▼音楽:某新バンド
1999年7月31日(土曜日) 流しソーメンを食べたい
 とある番組で「夏というとサッパリとスッキリとしたソーメンなんかをつい食べてしまう傾向がありますが、確かに食べやすいですがカロリー的に云ったら問題の多い食べ物ですからね。夏には食べるべき物では無いでしょう」とハッキリ否定していた。
 しかしなぁ、ソーメンを夏食べなかったら、いつ食べろってんだよぉ。
 しかも冬になったら冬になったらで「寒い冬を乗り切るためにはカロリーが」とか云うんじゃないか?

 そんなワケで夏はソーメンの季節なのだ。
 で、ソーメンと云ったらおきまりのように「流しソーメン」と言う言葉が思い浮かぶ。それくらいに流しソーメンとはポピュラーな食べ物なのだ。
 と云いたいが、いったい日本人の中で言葉通りの、誰もが思い浮かべる『流しソーメン』ってヤツを食べた事がある人はいるのだろうか?
 残念ながら、私の周囲の友人には1人もいなかった。
 例のモーターで水を流れる回転プール形式にしている物は流しソーメンじゃないっすよ。
 回転ソーメンっすから。
 実は子供の頃、私はその流しソーメンによって幸福の絶頂からどん底にまで突き落とされた事がある。

 小学校の頃、我が家は母子家庭だったと言う事もあって、あんまし裕福ではなかった。しかも養豚農家ってヤツをやっていたので、飼育のために旅行なんて物は日帰りだとしてもまったく経験がなかった。
 そんな中、母親の実家へ墓参りをかねて伊豆の天城にある「イノシシ村」と言う場所に行くことになった。まったくもって、今車で行ったら数時間で行って帰って来れるような場所でイベントでもなんでもないのだが、どこかへ出かけると言う経験がゼロに近いガキに取っては夏休み最大のイベントだったのだ。
 で、そこで昼食を取ろうと云うことになった。前述の様な家庭の小学生だった自分は「外食」と言うのもかなりイベントで「うひー嬉しいよぉ盆と暮れとクリスマスと誕生日がいっぺんに来たみたいだよぉ」と思っていた。
 で、そのイノシシ村の中に旗が立っていて、そこには『流しソーメン』と書かれていたのだ。
 あぁぁぁぁあの名前だけしか聞いたこと無いけれど食事とともにスリルとサスペンスに満ちた血沸き肉踊るアミューズメントパーク的要素までぶち込んだ幻の・・・と、いつ血管が切れてもおかしくないぐらいに小学生の自分は、幸せを感じていた。
 で、店の中に入ったのだ。

 そこには想像をしていた、長〜ぁい筒などなく、普通のカウンター形式の店、今で云うと回転すし屋みたいな状態になっていた。
 「ありゃ?」と思いつつ、母と姉の横の椅子に座った。
 メニューは思い切った形で「流しソーメン」のみだった為に、躊躇する事無くそれを選んだ。
 「あいよ、3人前」とカウンターの中のオッチャンが云う。
 で、係の人が3人分のツユを持ってくる。
 と、その時目の前にある装置に気が付いたのだ。
 目の前には小さなざるの様な物があり、そのざるの少し上には20センチ程度長さの半分に割った筒が設置されていた。その筒の先はカウンターの中に・・・・・
 「はいよ」とカウンターの中のおっちゃんが云う。
 次の瞬間、おっちゃんは20センチの筒の先にソーメンを流し込む、目の前のざるに「べっちゃり」と云う状態でソーメンが落ちてくる。
 それで終わりだったのだ。
 続いて隣の姉貴のざるにもベッチャリ。
 母のざるにもベッチャリ。
 それで見事なほどに簡潔にして簡単明瞭におっちゃんの作業は終了していた。
 つまり、普通にソーメンを食べる前の段階で、べっちゃりというのを見せられるだけだった。
 確かに、流しソーメンと云ったって食べるときは普通のソーメンと何ンら変わることのない物なのだが・・・・これは・・・・・。
 小学生の自分は激しくショックを受けてしまったのだが、あんまし裕福でない家庭の自分と云うのを認識していた為、母親に「違うわい、違うわい、こんなの流しソーメンじゃないわい」などと、駄々をこねて困らせる事もできないと解っていたので、無口に黙々とソーメンを食べるしかなかった。
 私の屈折はその日に誕生したと云っても過言ではないのだ。

 あこがれの「流しソーメン」いつか、死ぬ日までには一度・・・・。

▼購入:池波正太郎:男の作法
▼読書:三島由紀夫:金閣寺
▼なんだかんだ言いながら私の人生は続いてゆく▼