杉村ぐうたら日記(2000年7月21日〜31日)

▲2000年7月21日:金曜日:アロマテラピー
▲2000年7月22日:土曜日:21世紀の裕次郎(1)
▲2000年7月23日:日曜日:21世紀の裕次郎(2)
▲2000年7月24日:月曜日:フォークも悪くはないけどさ。(1)
▲2000年7月25日:火曜日:フォークも悪くはないけどさ。(2)
▲2000年7月26日:水曜日:  
▲2000年7月27日:木曜日:  
▲2000年7月28日:金曜日:  
▲2000年7月29日:土曜日:  
▲2000年7月30日:日曜日:  
▲2000年7月31日:月曜日:  
2000年7月21日(金曜日) アロマテラピー
いわゆる精神を落ち着かせるだとか、癒されるだとか、まったく現代人ってヤツは大量のストレスを抱えているのだ。
と言うことで、いわゆる部屋の中でお香を焚いたり、ポプリを置いたりして、なんとなーく「リラックスしているかも知れない」的な状況になったりする。
確かに、お香なんかも物によってはかなり良い香で「あぁしゃ〜わせ」と言う気分(だけ)になる物もあるような気がするし、なんとなく気分がリフレッシュ出来たりするような気もする。
でもって、私は常日頃疲れていて、何気ない時に突然ガクンッと眠りそうになったりする様な人だったりするのだ。が、いざ寝ようとベッドに入ると今度は眠れないと言う難儀な状態だったりしている。
そこでベッドサイドに「眠気を誘う」と言うラベンダーのポプリを置いたりする。
うーーーーーーむ、と思ってしまったのだが、現在ベッドのすぐ横にコンピュータを置いて作業をしているの、やたらと眠いような気が・・・

と言うことで、匂いっつーのは大事なのかも知れないなぁと思いつつ、困ってしまった物があったりする。
先日購入したトイレットペーパーは「ポプリの香りつき」と言うヤツで、手に取った時はあまり物事を考えていなかった。
で、困った問題とはその香りがかなり強力なのだ。トイレのドアを開ける度に濃厚なポプリの香りがむんわ〜〜〜〜っと充満していて辟易しちゃったりする。
なんつーか、トイレは狭いと言う事を考慮して匂いの量を調節してくれっつー話なのだ。

しかし、ここ数年のアロマテラピーのブームにより意外な事になっていたりする。なんと火災の原因の上位にこのお香(あるいは香りのするロウソク)が上がってきていたりする。
うーむ、そう言うことなのだ。
2000年7月22日(土曜日) 21世紀の裕次郎(1)
なんかTVでも大々的にオーディションを放映して決定した「21世紀の石原裕次郎を探せ!」ですが、なんかウームという感じなのだ。
でもって、優勝者には賞金1億円!ってのも凄いが、翌日その1億円を机の上にドーンと置いて受賞ってのも・・・いかにも石原プロって感じの、豪華とかって言う部分ではない、「いかにも男っぽい豪快さんだ!」的な悪趣味と言う感じがしちゃったっす。
しかし、果たして本当に21世紀の裕次郎になれるか?って問題以前に、多くの同時代の俳優なんかが「裕次郎は凄かった」と証言しているのだが…。たぶん、今の時代に石原裕次郎と言う人物が出てきたとしてもあんまり人気が出ずに終わりそうな気もしちゃう。
あれだけのヒーローになれたと言うのは、あの時代だったからなんだろうなぁ。
戦後の復興が順調に伸び、高度経済成長に突入する直前の時代、それでもまだ多くの庶民は豊かとは言い切れず、アメリカ式の生活にあこがれていた時代。
そんな時に、やることなすことカッコよく、マリンスポーツなども万能で、古い体質をうち破るような不良っぽさがあって、しかも兄貴は若手注目株作家・石原慎太郎で…と言う時代とブランドイメージがジャストフィットしていたんだと思う。
同時期に同じように、何をやっても非の打ち所のないス−パーヒーローと言うキャラクターで加山雄三が若大将でヒットしていたのを見れば、時代が求めていた物だと言う感じがする。
しかも映画ってのは当時の娯楽の王様だったからみんなが飛びついたってだけなんだよなぁ
先日、友人と話した時に出た結論が「石原裕次郎ってスターはあの時代に出てきたからスターになりえただけで、きっと同じ人間が現代に出てきても、全然話題にならずに消えていっただろうな」と言うことだったりする。

2000年7月23日(日曜日) 21世紀の裕次郎(2)
ところで、一昨年の暮れに社長の渡哲也自らがプロデュースして「これからは石原プロは女性タレント・女性歌手も育てていこうと思います」と言っていたプロジェクトはどうなったの?
実は石原プロは1980年代初頭、所属していた寺尾聰が「ルビーの指環」がヒットし始めた時に「歌手活動に力を入れたい」と言う寺尾に対し「石原軍団としては歌手活動を中心に考えるような人間はいらない」と解雇しちゃったことがある。
でも、その結果、寺尾聰は大ヒットした上、レコード大賞まで受賞しちゃったわけで、それを見た石原軍団は「うぬぬ」と考え、軍団の中で女性人気の高かった館ひろしに歌手活動をさせたりし始めたと言う過去があったりする。(あくまでも伝聞ですが)
2000年7月24日(月曜日) フォークも悪くはないけどさ。(1)
いわゆるここ数年「ゆず」あたりのヒットを契機に、その手のフォークデュオっぽいグループがわんさか出てきた。
先鞭をつけたのは「19」やら、女性デュオでは「kiroro」だったりするんだけど、その後も「花*花」だったり「うたいびと・はね」だったり「093」だったり、なんかグループ名変だぞってのがいっぱい出てきているが、その印象は・・・なんかどれも同じ。
どっぷりハマって聞いていないせいなのかもしれないが、全部同じ印象を(曲調なんかは違うが)受けてしまうのだ。
はっきり言って、その昔の20年前のクソ寒いフォークブームを知っている私だったりするので、そのクソ寒さがぶり返して来たと言う感じがしてしまうのだ。
よく、最近のその手の歌手が雑誌のインタビューなんかで70年代フォークが・・てなことを言っていたりしますが、あの時代のフォークは90%が二度と聞きたくないような物で溢れていて、それらをセンスの無い人が聞いていたと言う状況だった。(と当時ボクは思っていた)
別に今流行っているフォーク系を批判するワケではないけれど、なんか70年代の「NSP」や「とんぼちゃん」や「ちゃんちゃこ」や「ケメ」や「ふきのとう」や「クラフト」や「猫」などを思い出してししまう。
・・・・その当時のそれらグループの人気は凄く、教室でちょっとでも「俺あれって受付ないなぁダサすぎ」とでも言えば女子の集団に取り囲まれて二度と立ち直れないほどの罵倒を受けてしまうような状況だったのだ。
きっと、これを読んでいる20代の人はほとんど知らないグループだと思うけど、本当に当時は少しも批判出来ない状況で、聞いている女の子達は「一生ファンでいる」的な盛り上がり方をしていた。
2000年7月25日(火曜日) フォークも悪くはないけどさ。(2)
実際のところ、最近のフォーク系のグループはシングル曲と、ラジオで聞いた数曲のアルバム曲ぐらいしかしらないけれど「新しくないなぁ」としか感じなかったりする。別に新しいってことが良いことではないけど、なんかやはり肌が受け付けない部分が多いかなぁと言う感じ。
たぶん、あの当時その手のフォークを愛聴していた人々40代から30代中期(ぐらいか?)の人にも受け入れられるかも知れないけれど、あと10年後どれだけがフェイバリットソングとして残っているか?
そんな気がしてしまうのだ。
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