ひねもす雑記
2001年7月11日〜20日


▲2001年7月11日:水曜日:波乗りジョニー
▲2001年7月12日:木曜日:ネット利用調査
▲2001年7月13日:金曜日:『いつも美空(全5巻)/あだち充』
▲2001年7月14日:土曜日:パワーダウンな日々
▲2001年7月15日:日曜日:映画「ファイナルファンタジー」
▲2001年7月16日:月曜日:クイズ番組潰し[1]
▲2001年7月17日:火曜日:クイズ番組潰し[2]
▲2001年7月18日:水曜日:クイズ番組潰し[3]
▲2001年7月19日:木曜日:ダメ
▲2001年7月20日:金曜日:消えた!
2001年7月11日(水曜日) 波乗りジョニー
桑田佳祐の何年かぶりのソロシングル『波乗りジョニー』がいきなりオリコンチャート1位、発売数日で100万枚突破、追加予約を含めると200万枚だそうで、笑ってしまうのが「オリコン史上もっとも高齢で初登場1位」と言う記録もつくったらしい。
そうか「高年齢」と言う年代になってしまったか、桑田佳祐。
しかし、ヒットと言っても桑田orサザンと言ったら無条件で反応する人も多い上、なんと言ってもこの曲はコカコーラのCMソングとして、1月から半年もTVでガンガン流れていて(もちろん一部しか流れないので飽きるまでいかない)浸透しすぎている曲だったりするのだ。
その寒い季節から延々と引っぱって、いよいよ夏!って時にリリースって・・・そりゃ売れないワケないよなぁと言う感じもする。

1月末にも書いたけれど「この曲のクレジットを隠して、桑田じゃない人間が歌っていたらヒットするか?」と言う感じだったりする。
悪い曲ではないが、そー盛り上がる曲でもないような気がする。

しかし、何故桑田佳祐が作る曲は支持され続けているのだろうか?と言う部分を考えていくと結論として出てくるのは「程良いダサさ」と言うヤツなのかも知れない。
これはビジュアル的にはしょうがないことで桑田も「こんなオッサンでごめんよ〜」と言っているぐらいだし、サザンの他のメンバーにしても「ただのアンチャン」が「ただのオッサン」になったと言う感じなのだ。
で、ダサさは衣装やプロモーション用ビデオなんかでも遺憾なく発揮されている。
で、もっとも顕著なのが音楽に関しても、彼の作る音楽はメロディにしても、アレンジにしても「新しい要素」と言うものはほとんど無かったりする。
で、基本的には60年代から70年代のフォークロックなんかが中心だったりするんだけど、いかにもではなく、日本人が真似しちゃったと言うレベルの「ダサいけど日本人だからよく解る」と言う感じだったりする。
で、歌詞のほうも基本的には今を歌っているんだけど、それがなんやら古くさい。
最近は再びデビュー時のように海をテーマにした曲を書いているけれど、そこに登場する海がけっしてハワイなんかじゃないって辺りが、ヒットするポイントのような気もするのだ。
その辺を勘違いしちゃって「海の曲、夏の曲」と言うことで、ハワイやカリフォルニアなんかに行ってしまうと、深みのないリゾートポップスで終わってしまうのだ。
別に悪くはないが、かつての杉山清貴とかチューブとかは、一生懸命ハワイだった(日本の夏を歌ったものもあったけど)

そんなこんなで、混み合った日本のファミリー向け海水浴場のBGMとしても最適なポップスを桑田佳祐と言う人は作り続けているのだ。

2001年7月12日(木曜日) ネット利用調査
三菱総合研究所が2001年3月期の都道府県別のネット利用率ってヤツを発表した。
それを見ると、やはり、(1位)東京都や(2位)神奈川県、(3位)大阪府なんてあたりが上位に来ていたりするのだが、なんと4位が奈良県だったりする。
別に奈良県を悪くは思っていないのだが、イメージ的にはいにしえの昔よりの伝統を重んじてチャラチャラと新しい風には乗らない・・・てな感じだったのだが、いきなり4位ですか。
で、私の住んでいる静岡県なんてのは、なんと47都道府県中23位...やはり、平均的なんだなぁとしか言えないっす。

1:東京都
2:神奈川県
3:大阪府
4:奈良県
5:埼玉県
6:京都府
7:愛知県
8:兵庫県
9:山梨県
10:広島県
11:滋賀県
12:福岡県
13:岡山県
14:群馬県
15:石川県
16:徳島県
17:千葉県
18:富山県
19:三重県
20:北海道
21:香川県
22:山口県
23:静岡県
24:福井県
25:茨城県
26:和歌山県
27:宮城県
28:岐阜県
29:沖縄県
30:栃木県
31:長野県
32:宮崎県
33:新潟県
34:愛媛県
35:鳥取県
36:島根県
37:大分県
38:岩手県
39:秋田県
40:福島県
41:高知県
42:鹿児島県
43:山形県
44:佐賀県
45:熊本県
46:青森県
47:長崎県
 :

意味無く、知泉の中にリンクを貼ってみたりしていますが、関東・関西が率が高く、九州・東北は低いと言う感じですか。
2001年7月13日(金曜日) 『いつも美空(全5巻)/あだち充』
あだち充の漫画にしてはあっさりと、5巻で終わった。
と言うか、結局これは失敗作でうち切りだったワケっすよね。
最終的には世界的な大女優になる少女の物語で、その少女を含めた数人の同級生がひょんな事からそれぞれ変わった超能力を手に入れて活躍する物語だったりする。
しかし、あだち充の漫画の特徴は軽妙な語り口で、物語の本質をはぐらかした形で淡々と進と言う部分にあって、実にこの漫画も4巻になるまで、時々「映画」とかに関係した話題が出てきていたが、それが本題にはならず、淡々と使い道のない超能力で巻き起こる学園コメディと言う状態だった。
何故、登場人物に超能力が・・・と言う物語的必然性は見えずに進んでいた。
で、やっと4巻の後半になって、主人公達が超能力を使って闘わなくてはいけない敵が見えて来た。と言うか、そこまで全然伏線は無かったので、突然「敵」と言うものが出現したのだ。
しかし、これによって物語が動き始めたか?と思ったのだが。

5巻の中盤でいきなり、敵が俳優デビューしたために、主人公も女優デビュー、そしてそしてあっと言う間にトップアイドルになってしまうのだ。
ハッキリ言って、そんだけの急展開を1話の中でやったのは、あだち充作品の中では初めてかも知れない。
そして、いきなりクライマックス・・で、どんでん返しがあって、めでたし・・・(最後は3週分)
これはどうみても、いきなり打ち切りが決まったのでやっつけた、と言う感じなのだ。それをあだち充なりに上手に収集つけていたんだけど。

なんつーか、野球やスポーツ漫画だと、無条件に人気が出たり安定したりするけれど、なんだか先が見えない学園ドラマは辛かったすね。
2001年7月14日(土曜日) パワーダウンな日々
実は最近、結構調子が悪い。
と言うか、去年から思いっきりパワーダウンしていて、体力的にはへろへろな状態を日々続けていると言う状態なのだ。
まったくもーっと、思いつつ、ダラダラ生きている。
そんなこんなで、文章を書く体力も無かったりするので、復帰までもう少し待っていてね。

[話は変わって]
ケーブルでネットを繋いでいたりするのだが、なんだか調子が悪い。
と言うのも、サイト更新のためにデータを転送しようとするのだが、ちょっと送り始めるとエラーでストップしてしまうのだ。
現在、約1ヶ月以上さぼってしまった「豆知泉」のデータをだーっと送ろうと20個ぐらいのファイルを(と言っても凄く軽いテキスト)を選択してポチッとな...と送る。
前と比べるとムチャクチャ早い。
しかし、数個送った段階でいきなりエラーでストップしてしまうのだ。
何故だ?
なんとか、2・3個づつ選択して送れば問題はないのだろうが、そんな作業では以前より断然遅いと言う事なのだ。
何故だ何故だ?

と思っているうちに問題をさらに発見してしまった。
なんとメールが送れないのだ。
受信は出来ているのだが、それに対して返事をしようとすると、これまたエラーで送ることが出来ないと言う表示がでてくる。
何故だ何故だ?

なんだか、こっちから発信すると言うことが出来ない状態なのだ。
うむむ?

▼2001.7.15:追記
2001年7月15日(日曜日) 映画「ファイナルファンタジー」
なんかBSで特集を組んでインタビュー番組みたいのをやっていたんだけど、確かに昔と違って違和感無く人間として見ることが出来る。
若干、ぎこちない関節の動きとかはあるけれど、許せる範囲。
で、その番組の中ではファイナルファンタジーの監督や、それに反発する監督なんかが出てきて、それぞれの主張を述べていた。
確かに「俳優は必要ではなくなる」と言う意見には疑問は残るが、確かに俳優が必要じゃない映画も当たり前のように作られるかもしれない。
「トイストーリー」「バグズライフ」みたいな企画だと、違和感無く現実的に非現実的なキャラを動かすことも可能だったりする。もしあれが、特撮だったらと考えるとどうしょうもない作品になったと思うのだ。

でも、実写監督が言っていた言葉の中で「もし人間にしか見えないCGを簡単に作る事ができたら、スタントマンは必要なくなってしまう」と言っていた。
これは確かになぁと思う。
現在もクロマキー(ブルーバック)処理でごまかしたりするが、これだってCGの一種で、それがまったくのCG差し替え画像だったら・・・。
もっと迫力が出るし、スタントマンの保険なんかで莫大な費用はいらなくなるし。

現実にすでにCGによるスタントは行われていて、例の「パールハーバー」と言う映画の場合は、戦艦が傾いてその甲板より滑り落ち海に落ちる複数の船員は、全部CGだったりするらしいのだ。
その画像をTVで見せていたが(合成前と合成後)はっきり言って、CGだとは思えなかった。
顔のアップとかだと、肌の質感や動きなんかでバレるけど、遠くから見ると全然解らない。 なんか凄い。

かつて「50%以上がコンピュータで作った画像」と言う売りで上映された『トロン』なんて映画を映画館にまで見に行ったことがあるけれど、随分遠くまで来たものだ・・・。

実はトロンの物語中、コンピュータの内部に人間が入ったシーンは実写の人間とCGの背景&バイクの合成だと言われていたんだけど、かなりの部分で人間の手で書かれた背景&アニメなどが使われていたことが後に判明した。

2001年7月16日(月曜日) クイズ番組潰し[1]
ほけーっとテレビ朝日の「クイズタイムショック21」を見ていた。
去年の秋に始まった時は、大がかりなセットをどどーんと作ったのに全然視聴率が取れないので、このまま大失敗で終わるのか!
と思われていたんだけど、フジの「ミリオネア」との相乗効果&番組の内容変更などにより、たぶんそこそこの視聴率を稼いでいると思う。
この手の素人参加型のクイズ番組ってのは、ずっと「パネルクイズ」ぐらいしかなくて、ここ10年ぐらいはいわゆる芸能人が出て「バカな芸能人」「賢い芸能人」と言う役割がまず最初から決まっているようなクイズ番組形式のバラエティばかりだった。
その10年前は、日テレの「アメリカ横断」もあったり、フジの「1億○○○万人のクイズ王選手権」みたいのもあったり、それ以外にもいくつかの素人参加型はあった。
が、一気にその手が無くなって久しかったのだ。
それらが無くなってしまった理由は色々あるんだろうけど、オーディションもやらなきゃならないので面倒臭いとか、その後の芸能人参加バラエティを見て解るように、素人が参加してもリアクションがつまらないので番組的には盛り上がりに欠けるて部分もあるだろう。
そのため、現在の「ミリオネア」「タイムショック」では素人がメインでありながら芸能人が参加して、ポイントを押さえると言う形になっている。

2001年7月17日(火曜日) クイズ番組潰し[2]
で、恐れていた以前のクイズ番組が無くなってしまった原因ともよべる波が訪れてしまったのだ。
現在のタイムショックは3ブロックに分かれた番組で、最初に芸能人4人がクイズに挑戦する。真ん中は出張タイムショックで、景色&村人との交流を浅草キッドが盛り立てる。で、後半が普通のタイムショックと言うことなのだ。
まず、真ん中の出張タイムショックでは千葉の高校にあるクイズ研究会が出てきて「全員全問正解でしょ」などと豪語して、結局、6問以下はなかったが、かなりお寒い成績で終わってしまった。
この段階で私はうむむと思ってしまったのだ。
で、後半の通常タイムショックで恐れていた「パネルクイズやミリオネアで好成績を上げたメンバーによるチーム」てのが出てきたのだ。
その中の中心人物は、かのミリオネアなんかでもすでに1000万円を取っていると言う。

つまり、かつて80年代から90年代にかけて盛り上がっていたクイズ番組ブームを終わらせてしまったのは、実はこの手の「クイズ好き」を通り越した「クイズマニア」だったのだ。
つまり、こんなクイズにしか人生の総てを掛けていないような連中が集団でクイズ番組にわっせわっせと出て、クイズ王なんかでも毎回同じような顔ぶれになっていた事がある。(有名なのは早稲田とか法政とかの大学クイズ研究会)
そうなると、番組側としても毎回高額賞金を出すワケにはいかなくなって、問題のレベルが上がっていく、クイズ王だって負けてはいない、と言う繰り返しで、90年代初頭のクイズ番組ブームのラストは「問題が何を言っているのかハナから解らない」ようなもので、それを目のすわった人々(この手のクイズマニアの多くが、目に表情ないから恐い)がバシバシと答えていくと言う「ビックリ人間大集合」的な番組になってしまっていったのだ。
当然、素人の手には負えない状態。
で、結局、番組が一時期は「パネルクイズ」以外は無くなってしまったのだ。

2001年7月18日(水曜日) クイズ番組潰し[3]
そんな事を「俺はクイズなら誰にも負けないぜ」と言う一点にしか興味のない人々には理解できるハズもなく、今回の様に「クイズ界の精鋭を集めて1000万円をもらいに来ました」みたいな事を言っているのだ(目に表情なし)。
結局、中に出てきた《サザンオールスターズ限定問題》が全然答えられずにアウトになってしまったのだ。
多分視聴者的には「ざまみろ」と言う展開だったんだと思う。

もしかしたら、この「サザン問題」はこの人々を突き落とす為に番組によって準備された物だったんじゃないかな?なんて思ったりもするけど。
[サザンのファーストアルバムのタイトルは?]
なんて問題辺りは難しいとはいえ、熱狂的ファンでもない自分も《熱い胸騒ぎ》と言うのを知っていた。
[サザンのメンバーが集まるきっかけになったサークルの名前は?]
辺りになると、これは曲が好きってだけでは・・・・とりあえず自分は《ベターデイズ》と言うのは知っていたので(YAYAって曲にも出てくるし)答えられたが
後はプロモーションビデオの監督は?とか、去年のコンサートのタイトルは?とか、一般的なサザンのファンでさえ答えられないような問題が山積み。

ま、そんなに簡単に、しかも「取れて当たり前」みたいな連中に取らせるってのは番組的には面白くないので、この展開もありっすね。

2001年7月19日(木曜日) ダメ
なんか、果てしなくいい加減な日記を続けている私ですが、これでいいのでしょうか? などといいつつ、現在この日記はまだ更新される事無く、私のデータの中で眠っている状態だったりします。
さてはていつ更新できるのやら。

などといいつつ、私はまじめなサラリーマンとして日夜、体のダルさをだましだまし生活しています。
で、そんな私に追い打ちを掛けるかのように「この仕事を連休までに」と言うタイムアップ課題が出されてしまい、結局、水曜日から木曜日にかけて、徹夜をしてしまったのだ。
ま、仕事的にはなんとかなったのだが、個人的にはダメメーターの針が振りきってしまった状態。
あぁぁぁなのだ。

2001年7月20日(金曜日) 消えた!
海の日!と言うわけだったりしますが、約2年前の海の日と言うと、HPを設置してあるイズネットのデータが全部吹き飛んで全く何もなくなってしまい「うぇーーーん」と泣きながら、復旧に努めたと言う過去がある。
で、今日なのだが...無い。

見事に無い。

うむむ、と思ってしまったのだが、体力も無くなっている自分は「どうでもいいか....」などとおもったりもしちゃうのだ。
そりゃ不味いだろとは思うが。

で、何故消えたかと言うと・・・・まさかこんなところで「ネットの使用料の更新を忘れていた」なんて恥ずかしくていえないよなぁ
で、金曜日に消えたと言うことで(しかも祝日)今入金したところで、それを向こうが確認するのは月曜日以降なのだ。
こりゃまいった。


▼2001.7.25(土曜の丑の日):追記