ひねもす雑記 |
2002年07月11日(木)台風一家 |
伊豆地方は結構横切ったりする事が多いが、今回は海沿いを夜の内に通り過ぎたって感じでしたが、日本各地で深刻な浸水とかあった、どちらかというと雨台風でした。 で、台風と言うと何気なく頭をよぎる曲は天才バカボンのテーマ曲で「♪台風一過だ、ば〜〜かボンボンッ」と言うフレーズ。 実際の熟語としては「台風一過」が正しいと思うのだが、この場合は「台風一家」の方が正しいのではないのか?とか思ったりするが、確認するまでせずに今に至っている。なんせ柳の上に猫がいるのが猫柳なのだから、何が起こっても不思議ではないのだ。 ついでに言えば、小さい頃に「東って言うのは…」と考えるときに毎回「西から昇ったお日様が東に沈む♪」と言う歌詞を思い出して「ってことは、本当は東が太陽の昇る方向なのだな」と頭の中で確認をしていたりした。 台風と言うと漫画の中では準備と称して、お父さんが一生懸命、窓や戸などをバツ型に板を打ち付けるシーンがあったりしますが、あれってのは現実にある物なんでしょうか? で、その板を打ち付けていたお父さんが家から閉め出されるってオチはおきまりだったりしますが。 とりあえず現実で、あのようなバツ印の板を見たことはなかったりします。 しかし、毎回台風などになると「釣り客が川の中州に取り残され…」ってのがありますが、今回もやはりありました。 あれってのは、何なのでしょうかね?台風なんてのは、数日前から来るって言うのは解っていることだと思うんですが・・・、もしかして大雨が出た時の方が釣れるなんて事があるんでしょうか? この「台風で中州に取り残された人」ってのは「自販機の取り出し口にあったジュースを飲んで気分悪くなった人」と共に、あまり理解出来ない事柄だったりします。 [緊急追記] と日記に書いて、さらにこのネタをメルマガ「知泉」にも書いたのだが、読者の山田さんより早速メールを貰いました。 が、そこにはなんと衝撃の事実が!番組のオープニングに歌詞が出ているんですが、そこはヒラガナ表記で・・・・・ 「♪てんさいいっかだ ば〜か ぼんぼん」 つまり、私は長いこと長いこと、気が遠くなるほど長いこと「天才一家」を「台風一家」だと思いこんで、その事に関して悩み続けていたと言うワケなのです。 がーーーーーーん。恥ずかしいったらありゃしない。そして、またしても全国に対して恥を晒してしまった。 って、昔友人と「どっちなんだろうね」と話したこともあるので、どうやら勘違いしているのは私一人ではないのだが…、恥ずかしい。 ◆GEORGIA 明日のヒトコト:よく読んでから 久々の新作。やはり文章を入力した後の校正は必要です。 |
2002年07月12日(金)臨機応変 |
以前から質問されるときにハッキリした答えが出ずに、曖昧に答えていたとある事例についての明確な答えが出たのだ。 その質問とは「目玉焼き」に関するものなのだ。 「ねえねえ、目玉焼きには何を掛けて食べる?ヒロシくんったら醤油だなんて言うんだよ。やっぱり目玉焼きにはソースだよね」 などといきなり質問されてしまう事は人生には往々にしてある。そのとき、微塵も澱まずに 「いや、目玉焼きには醤油です。あの完全食品と言われる卵には、日本の風土が育て上げた知の結晶であり大豆タンパク質の濃縮液とも言える醤油を掛けて食べる事が、栄養素学的にも正しいことであります」 とか 「そりゃもちろんソースにきまっているだろベイベ。よーく考えてもごらんよ、目玉焼きってのを江戸時代の日本人が食べていたかい?ほ〜らそこから考えても答えは自ずと導き出されるだろハニー。そもそも目玉焼きにはサニーサイドアップとターンオーバーって焼き方が存在していてね、ボク的にはどちらかと言うとサニーサイドアップの方が好みなんだけど、カリカリに焼いたベーコンと一緒ならターンオーバーも可かなって感じさ子猫ちゃん。やはり軽くトーストしたモーニングブレッドにサニーサイドアップの少しとろける黄身を付けて食べるのがボク流かなマイスィ〜ト。」 などと答える事が出来る人間なら問題はないのだが、自分の食生活を振り返ってみたときに「醤油?ソース?どちらでも食べるぞ」と思い当たる。 あれ?基本はどっちだっけ?などと考え込んでも、どっちも可なのだ。 見事に「優柔不断」を絵に描いたような男の面目躍如って感じなのだな。 とりあえず、そんな質問が出た時はその場その場で適当な事を答えていたのだが、今朝ふと気が付いてしまったのです。自分なりの答えが。 その答えとは「ごはんの食事の時に目玉焼きが出たら醤油、パンの時はソース」という実に明確な単純な答えなのだ。 今日の朝食がパン&目玉焼きだったのだが、無意識にソースをかけている自分を発見して、この真理に至ったというわけなのだ。 いや、読んでくれている人には全然意味のない話だが、自分の中にあった積年の疑問が解決したってことで実にめでたい日なのだ。 ◆購入本:山本昌代「応為担担録」河出BUNNGEI文庫(古本) ◆購入本:夏目漱石「三四郎」新潮文庫(古本) ◆購入本:ねじめ正一「鳩を飛ばす日」文春文庫(古本) ◆購入本:河合敦「発掘!意外日本史」成美文庫(古本) ◆購入本:「身近なモノの超意外な雑学」PHP文庫(古本) ◆購入本:「退屈しのぎの博学知識塾2」KAWADE夢文庫(古本) ◆購入本:「Jポップ批判3」宝島社文庫(古本) |
2002年07月13日(土)帰去来辞 |
W杯直前までサッカー協会と折り合いが悪く「辞めさせる」「結果が出なければ」などと言われていた事なんて、全然触れられずに去った。 怒濤のW杯一ヶ月が終わって2週間が経っているが、ココだけの話だが、なんと今年のJリーグが再開されているらしい。あくまでもらしいのだが…。 ってかなり失礼な事を書いているのかも知れませんが、自分は基本的にスポーツ関係興味ないので、再開したらしいとしか言えないのだ。 しかし、残されたサッカー関係は、やはり…と言う結果になっているらしい。 深刻な問題が起こっていて、この1ヶ月、世界中のスーパースターの高度なテンションの高い試合を間近に見せられた人々の目には、Jリーグとして日常的に行われている試合がどーにもこーにもタルく見えてしまうそうで…。 さらにサッカーくじToToも全然売れていないらしい。 見事に燃え尽きている状態。 数日前の新聞によると、お隣韓国でも「W杯が終わって何もする気にならない」と、生産率や消費がガクンと落ち込んでいるらしい。そりゃ、あそこまで燃えれば反動もあるでしょ。 日本なんかでも昔から言われているけれど「ブームの過ぎ去った後には草木も生えない」と言う言葉がある。 今から10年ほど前の「いかすバンド天国」を頂点とするバンドブームが去った後は「え?まだバンドやってんの、ださッ」と言う意見が続出で、ブーム前10年以上前から続いていたようなアマチュアバンドもかなり余波を受けて解散したと言うし、ライブハウスもブーム終焉と同時につぶれた所もいくつもある。ブームとは関係ないハズの老舗のライブハウスまで。 街の中古品店には、かなりレベルの高い楽器が山積みだった。 あるいは「ダンス甲子園」によるダンスブームが去った後は「今時ダンス?」と言うことで、10代のダンサーを目指す若者が激減したと言われている。 同時に、大型ディスコもばたばたと倒産して、同時に古くから続いていたディスコも歴史に幕を閉じた。 (ちなみにイラストと本文はまったく関係ない) 今、一番危ないと思うのが「ハモネプ」を原点とするアカペラコーラスブームだと思うが、これはもともとやっていた人口もほとんど居ないし、つぶれるような店もないと思うので、ある種、人畜無害かもしれない。 で、やはり危険なのは「サッカー」と言うことになるのかも知れない。 いわゆる今回の大騒ぎは「にわかファン」による急激な人口増加によるバブル的な人気だったと思うので(と言うかその中で「まったく、にわかファンばかりだな」と言っていた人間すらニワカだった)この先がかなり不安なのだ。 前回フランスW杯の直後ですら、Jリーグの試合は「毎回動員数の最低記録を更新中」とか言われていたが、今回も凄いかもしれない。 さらに凄いのはW杯が始まる前から「どうすんだよ」と言われていた問題。 今回のW杯の為に作られたサッカー競技場が、建設される前から「W杯が終わった後は赤字になる」と解っていながら、作るしか道が無かったと言う問題なのだ。 あれだけの芝を管理する為には年間3億円とかが必要になるらしいが、サッカーの試合もそんなにしょっちゅう無いし、芝を管理する為には使用は多くても週2回ぐらいが限度だと言う。 たぶん、この先、地方財政を圧迫する金食い虫になるしかないのだ。 とりあえず現時点では、Jリーグの試合にもそこそこの観客が入っているらしいが、さて、どうなる事やら。 (ちなみにイラストと本文はまったく関係ない) ◆GEORGIA 明日のヒトコト:おねだりしてみる ◇帰去来辞:公の仕事を辞し、意を決して故郷へ帰る心境。 |
2002年07月14日(日)惑星戦争 |
1997年7月1日にイギリスから中国に変換されてから、早5年の香港だがその間、景気の悪化は目を覆うばかりのものである。 そこでついに世界に向けてコピー天国著作権侵害天国の攻撃が始まったのである。 さっそく公開された映画のコピー(クローン)が九龍(クーロン)経由でインターネットで配信され… って話じゃないんですか? 『エロマンガ島の逆襲』 先日、沈んでいなくて良かったと書いたエロマンガ島ですが、その最後に雑学として「エロマンガと言う意味はおいしい」と書いたが、とある本の中では「1774年にキャプテンクックがこの島を発見してエロマンガ島と名付けた」と書かれてあった。しかし「エロマンガとは現地のことばで『人間です』と言う意味」と書かれている。 しかも、そんな名前が付けられたキッカケはやはり勘違い地名の定番「ここの名前は?」と聞いた時、現地の人が指さした方向に別の人間がいた為に…、と言う物らしい。 が、普通、その状況で「人間です」と答えるか?と言う疑問あり。 ついでにオーストラリアにあるエロマンガの意味は、アボリジニの言葉で「熱風の吹く平原」。 『不信任の彼方』 長野県の田中康夫知事が16日から「ただの人」になるらしい。 いわゆる「脱ダム宣言」が揉めに揉めてついに、知事の不信任が出た事によるものですが、田中康夫ってある意味凄い。 かの青島幸男なんかは知事になった途端にそれまでの軽いスタンスを取れなくなり、八方塞がりの地味なおじさんになってしまったのに対し、あくまでも「軽薄な康夫ちゃん」と言うスタンスを崩さない。 とりあえず作家だけど、かつては「笑っていいとも」にレギュラー出演していた事もあるし、「ペログリ」だし、離婚した時は記念セミヌード写真を雑誌に掲載するし、阪神大震災の時はつき合いのある衣料メーカーや出版社を半ば脅迫して大量の物資を神戸に持ち込んでバイクでピストン輸送していたし、なんつーか「ボクちゃんやりたい事は全部やるんだもん」と言う感じ。 今回の不信任にしても議会内では敵だらけだが、会議室を出れば味方ばかりだってのをちゃんと把握していて「議会解散」と言う方向ではなく「知事失職」と言う方向で再選挙の道を選んだんだと思う。 そうすれば、議会の中にいる利権が絡まっているオッサン達ではなく、一般県民からどれだけ指示されているてのが判明する。 さらに知事の人気があと2年だったのを、再選挙によって4年に引き伸ばす事も出来る。 物語展開のダイナミズムとカタストロフィと結末を、ちゃーんと計算出来ているってあたりが「小説家」であるんだよなぁ。その政治的手腕は別にして、ワクワクさせてくれるねぇ相変わらず。 ◆購入本:「日本人の素朴な大疑問」PHP文庫 ◆購入本:「話のネタ・雑学の本2」幻冬舎文庫 ◆購入本:胡桃沢耕史「上海リリー」文春文庫(古本) ◆購入本:笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」文春文庫(古本) ◆購入本:栗本薫「真夜中の切裂きジャック」ハルキ文庫(古本) ◆購入本:小沢昭一「小沢昭一的こころ(8)」新潮文庫(古本) ◆購入本:森岡浩「名字の謎」新潮OH文庫(古本) ◆購入本:永井路子「歴史をさわがせた女たち-日本編-」文春文庫(古本) ◆購入本:永井路子「歴史をさわがせた女たち-庶民編-」文春文庫(古本) ◆購入本:桑田忠親「戦国史談」潮文庫(古本) ◆購入本:藤岡信勝「教科書が教えない歴史-明治〜昭和」扶桑社文庫(古本) |
2002年07月15日(月)至極眼福 |
たしかに70年代テイストを強調しすぎて、ある種のマニア層をターゲットにしているというあざとさは目に付くが、ここまで徹底すると楽しい。 今回は最初と最後に意味ありげに「岸田今日子」が出ていた。この手の、70年代的退廃を演じさせたら右に出る人はいないって感じなのだ。 って大いに「傷だらけの天使」がインプットされているからだと思うけど、あのイメージが未だに続いているって凄いなあ。 レギュラーの市川実和子(紅茶のCMで異常にギョロッとした目と厚い唇が印象的だった人)と、井川遥と、唇の厚い人好きにはたまらないラインナップだねぇ。 で、ゲスト出演で電気グルーブのピエール滝(脱退したんだっけ?)。と言っても映画館の売店にポップコーンを買いに来た時に、井川遥が「!」と立ち上がり、ビックリして倒れるだけの役。 さらにゲストでレピッシュ。まだ活動しているとは聞いていたが、こんな所で目にするとは。しかもバンドとしてライブハウスで演奏しているシーン。だけど、ポスターが貼ってあるワケでもないので見ているだけでは「レピッシュ」と言うバンドだとは誰も気が付かない。しかもそのシーンはあっさり終わった。 なんつーか、普通に見ている人は楽しめているか?とも思ってしまうが、これはマニアな人へのサービスって感じでしょうか? いわゆる、この手の番組に普段ドラマどころかTVに出ない人が出演するってのは、宣伝の意味があるんだろうけど、全然宣伝じゃないって所が凄い。っつーか、私みたいな人を喜ばせる為の細かい演出なのかも知れない。 ついでに、劇中で水の中から瀕死の状態で上がってきた濱マイクを市川実和子が暖めるシーン。いきなり服を脱いでベッドで暖めるのだが、基本的に裸の背中だけが映っているかと思ったら・・・・。眼福眼福。 しかし、今回もクレジットされていたが小泉今日子が何処に出ていたのか気が付かなかった。初の夫婦共演!と雑誌などには書かれていたが…。 夫婦共演って事では、次週予告ナレーションをYOUがやっているけれど、本編に旦那の松岡俊介が出ているので、地味に初の夫婦共演をしていたりする。 ◆GEORGIA 明日のヒトコト:短気は損気 |
2002年07月16日(火)上々颱風 |
昨日の朝のニュースでは「夕方から夜半に掛けて東海地方を」などと言っていたので、昨日は残業もそこそこに帰宅した。 が、家でニュースを見ると「現在、四国地方を…、東海地方は夜中3時頃から夜明けに掛けて」などと言っている。いきなり速度が落ちて、停滞しているらしい。 実は我が家の前にはそこそこ大きな空き地があって、そこに台風や大雨が来る時は、ちょっと低い場所の自動車が毎回避難してくるのだが、今晩も気が付いた時は大渋滞になっていた。 夜10時頃やっと外では雨が降り始め、台風突入モードという感じなのだ。しかし、窓を開ける事が出来ず、寝るときはクーラーを切ったため、激しく蒸し暑い。 朝、起きて外を見ると曇り空ではあるが、それなりに明るく、風もそよそよしていたので「そうか、あまり被害もなくあっさりと過ぎてしまったか」と思ってテレビを付けた。 「もうすぐ台風の上陸する三重地方の海は、徐々にうねりはじめ…」 なんと、一晩関西地方で台風が停滞し続けていたらしい。うぬぬ、そんな展開出来たか。 でもって、どうやら東海地方・伊豆地方へ来るのは午前10時から昼頃と言う感じらしいのだ。 うーむ、と思いながら自宅前の駐車場に停めてある大量の車を横目に会社へ出かけた。あの中で、毎回大水が出るときに床下・床上浸水するような家の人は心配で会社にも出かけられないのではないかなぁ。 天気は曇り空だが、そんなに台風直前と言う趣もなく、なんか変な感じ。なんか本当に台風来ているのか?もしかしてダマされているのではないか?大がかりなドッキリカメラではないか?そのうち街角からプラカードを掲げた男が出てくるのでは?と言う感じなのだ。 とりあえず会社に近づいた頃、ポツリポツリと降り始めたが、基本的に現在は梅雨真っ最中なので別に雨が降っても不思議な現象でもない。 その後は、会社の中に入ってしまい、外の天気が全然解らない非人間的な作業場で地味な仕事を続けていたので、どうなったのか解らない。 で、昼休みに外へ出ると、朝起きた時とまったく変化無しという状態。雨も上がったのか、コンクリが少し濡れているような状態。 うぬぬ、まだ来ていないのか?と思ったのだが、実はすでに通り過ぎた後だった。 雨で多大な被害が出ている地域もあるのだが、私の中では「台風なんて無かったのでは?プラカード出てくるなら出てきやがれ!」と言う状態で、今に至っているのだ。 ◆GEORGIA 明日のヒトコト:わざとホメる ◆購入本:村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』新潮文庫 ◆購入本:重松清『かっぽん屋』角川文庫 ◆購入本:ナンシー関『秘宝耳』朝日文庫 死後に発行された初の文庫本で、いとうせいこうの追悼文あり |
2002年07月17日(水)竜頭映画 |
って、あの漫画を実写化して2時間なりの映画にどうやってまとめるんだ?と言う不安が凄くあるんですが、そんな不安を簡単にふっとばす不安が…。 なんと、主演に松田聖子の娘SAYAKAだと…、もちろん痩せて、やつれた顔になって出てくるんでしょ? 現状の健康優良児を絵に描いたような、あのまん丸顔ではドラマの内容には合わないような気がする。 しかし映画化と言っても、原作漫画におけるラストのラストまで救いの無かったような内容を、映画でまとめるってのは、かなり脚本的な変更が必要になると思う。 さらに漫画では重要な役割というか、テーマだと思う途中に出てきたロボトミー手術の話なんかは、危険すぎて映像化できない。っつーか、実写でやったらエログロすぎるから…。 だから、トンネルからの脱出、東京へ向かって歩みだす、って辺りまでで終わるんじゃないか? でもそれだと、原作の意味を全然引き出していないと思うし…。 しかし、望月峯太郎だったら「座敷女」を映画化してほしいなぁ。あれだったら2時間で収まる内容だと思う(単行本1冊完結だし) しかしSAYAKAの似顔絵を描こうと思って手持ちの資料、そしてネット検索で写真を探したんだけど、なんつーか「写真によって顔、違いすぎ」 まだ実際に動いている実物をあまり見ていないので、イマイチ把握出来ていないのもあるけれど、顔がどんどん大きくなっている様な気がする。 なんだか、全然似ていないかも知れない。 ◆GEORGIA 明日のヒトコト:早起きする |
2002年07月18日(木)健全指向 |
なんせいきなり約1600人も削除したのだ。 今まで登録されている人数が増えていくことはあっても、こんなに大量に減る事は無かった。 実は今回の削除では、いわゆるAV女優さんなどアダルト業界の人を削除対称としました。 基本的にはそのような仕事も、仕事として世間には認知されているし、実際にそれだけ多くの従事している人がいるワケなので、個人的な意見としては誕生日データの中にあるのは「可」だと思っている。 けれど、現在1日に1万人近くの人がアクセスするサイトとしては、その辺が問題視されちゃったりするのです。(アクセス数がどんどん増えてきて、ちょっとビビってます) つまり、それだけ多くの人のアクセスがあるってのは、色々な層の人に楽しんで貰っていると言う証拠なのですが、当然見てくれる人にもお子さんも多かったり、家族で楽しんでいる人も多かったりします。 で、基本的に誕生日データの場合、自分の誕生日の同い年周辺をチェックする事になるのですが、お子さんが見る若い年齢の地帯にAV女優さんがまとまっていたりします。(詳しく言うと未成年不可の業界なので現在は1983年3月以前ですが) AVの歴史はまだ20年程度なので、当然の事ながら女優さんはその辺の年齢に集中しています。 昔の女優さんも昔のビデオ雑誌(角川のビデオで〜たの創刊号から約10年分ある)から抜き出して記載していますが、ちゃんと新人として出てきた人をチェック出来るようになったのは、インターネットでビデオメーカーが紹介するようになってから。 つまり、ここ5年ぐらいにデビューした人が中心になっています。で、毎月20人ほどの新人がデビューする業界だったりします。 そんな女優さんが約1600人(ちょっとこの数はビックリした)も集中しているワケで1日平均でも4人強となります。 これは家庭向けというか、万人向けのサイトとしては「いかがな物でしょうか?」と言うことになってしまったのです。 ついでに言うと、AV関係の人の誕生日は果てしなく嘘が多い。と言うか、ほとんが嘘だと言われている。 引退までが短いので、本当の誕生日は解らないのですが、たとえば飯島愛あたりは、AV時代と、Tバックの女王としてテレビに出始めた頃、そして最近、と3種類の誕生日が存在しています。年度が違うって感じではなく、完璧にまったく違う日付になっていたりします。 あと、高知東生と結婚・離婚をした「あいだもも」なんてのも、AV時代と、その後少しタレントをした時では誕生日が違っている。 だからある意味、AV関係の誕生日は意味がないという見方も出来たりするわけです。 以前から何度も書いていますが、ネット検索で発見した多くのエルローザをネタにしている場所で「しかしこの誕生日データ、AV関係多すぎ」と何度も書かれています。「ここの作者、AVマニアだね。漢だよね」などと書かれたりもしています。 うーむ、うーむ、と言うことで、現在アダルト関連の誕生日は基本的に削除しました。 (一部のAV以降もタレント活動をしている人などは記載してありますが) とりあえず、表紙からストレートに入れない場所に新しいページを作って、記載するつもりでいます。 ※別に「AVのみ誕生日」ページを作れば、誕生日ページの検索で名前を入れればそこがヒットしたり、Googleなどの全文検索では飛んでこれるけれど、普通の人の目には触れない場所になるハズ。 このぐらいの配慮は必要かと思ったりします。 最近ふと思うのが、いつの間にかヘアヌードが解禁になっていたのも「うむむ」と思うのですが、その手の写真が満載されている雑誌がコンビニで当たり前に売られている現状ってどういう物かと思ったりします。 とりあえず、危険な物はお子様の手の届かない場所に置かなければダメっすよ。 ポルノが解禁されている西洋の国なんかでも、その手の本はその手の本屋と規制されていたりする。日本はその辺が済し崩しになっているから問題。 実はそれだけ人数削除したのとは別に、大量に誕生日データを追加している。 去年起こった例のパクリ事件の際に「今追加しても簡単にコピーされちゃうから…」と、誕生日データのほうに載せてなかったデータ(サイト用のフォーマットになっている)がまだ大量にあった事を発見。 政治家関連・キャンギャル関連・ミュージシャン関連・画家関連・漫画家関連、そんなデータを今、ジワジワと追加中です。 ◆GEORGIA 明日のヒトコト:裏切らないように |
2002年07月19日(金)厄年考察 |
あまりにも急だったので曲を差し替える事も出来ず、今週末に行われる結婚式で「キャンユーセレブレイション」のBGMを使って入場してくるカップルが日本全国に沢山いると思われる。 MAXメンバーチェンジ 今年の頭に出来ちゃった結婚をしたミーナがいつの間にか脱退して、いつの間にか別の人を補充して新生MAXだそうです。 でもMAXってのは並はずれたミーナの丸顔で他のグループとの差別化を図っていたグループなので、今は辛いなぁ もしかして、こんな形でメンバーチェンジを繰り返してCCガールズを目指しているんでしょうか? しかしMAXの人気はスーパーモンキーズの時がMAXだったと言われているから…。 でも、安室に対して「またかよ、この野郎」と言う思いがあるのでは無いか?以前は勝手に脱退ソロで、今回は新生MAXの話題が安室離婚でかき消されて… 戸川京子が昨日の朝、自殺した。現時点では原因不明。 あぁ「星くず兄弟の伝説」だぁ・・・・・って、なんかここのところ、30代後半から40代前半の人が色々な形で亡くなっている。 それも大通りで主役を貼っていた人ではなく、「なんかちょっといい感じ」と言うムードで脇にいるような、自分なんかは年齢が近いと言うこともあって、ややシンパシーを感じるような人が唐突に亡くなるケースが多い。 戸川京子の場合、一時期サブカルチャー的にもてはやされた戸川純の妹で、どちからと言うと正統派でオシャレなイメージもあって、実は彼女が出したCDを持っていたりします。 あんまり歌は上手だったとは言い難いけれど、当時のオシャレ系フレンチポップス(ショコラータとかピチカートファイブとかね)のムードで、結構好きだった。 女性の場合は違うけれど、40歳前後と言うと「厄年」ってヤツを考えてしまう時期だったりします。 男の厄年は25歳で一度来るんですが、そのぐらいの年齢だと「厄年?ンなもの関係ねーよ」てな感じで、あんまり何も考えず、気が付いたときは通り過ぎていたって感じかも知れません。 が、分別盛りの40歳、不惑のクセに戸惑いっ放しの40歳、と言うことで少しは気にするかも知れません。 さらに「前厄」「後厄」なんて面倒くさい物もあって、結局その3年間はオドオドしなくてはいけません(ってオドオドする必要ないけど)。 でも昔の数え年の場合、生まれた瞬間に1歳、正月が来て2歳と言う数え方だったので、大晦日に生まれた子供は翌日いっきに2歳になってしまう計算なのです。 だから、生年月日にうるさくなかった昔は、大晦日あたりに生まれた子供は「正月生まれた事にしちゃおう」と言うケースも多かった(誕生日データを見ると正月3ヵ日が異常に多い) って事で、厄年を数えで考えると 女の厄年:19歳→数えだと1984年生まれ(満では17歳〜18歳) 33歳→数えだと1970年生まれ(満では31歳〜32歳) 男の厄年:25歳→数えだと1978年生まれ(満では23歳〜24歳) 42歳→数えだと1961年生まれ(満では40歳〜41歳) 60歳→数えだと1943年生まれ(満では58歳〜59歳) と微妙にずれてしまうのだ。 昔の事だから、年齢の感覚も全然違うと思います。なんせ江戸時代から昭和初期までの平均寿命が50歳でしたから。 女性の19歳なんてのは当然結婚もしてなんて年齢だし、33歳辺りでは更年期障害なんて感じだったかも知れません。 男の25歳は当然一家の主だし、42歳ではもう人生をまとめに入る年代だし、60歳なんて言えば隠居を隠居するぐらいの年齢だと思うので、現代で厄年ってのはどうかって気もしますが。 しかし、だから「厄年って何ンだよ」って気がしちゃうんですが、とりあえず厄年の人は気を付けてね。 ◆GEORGIA 明日のヒトコト:笑って笑って 新たなるヒトコト、これで89種類目 ◆購入本:平岩弓枝「御宿かわせみ」文春文庫(古本) ◆購入本:景山民夫「さよならブラックバード」角川文庫(古本) ◆購入本:神吉拓郎「私生活」文春文庫(古本) ◆購入本:青島幸男「人間万事塞翁が丙午」新潮文庫(古本) ◆購入本:早坂暁「ダウンタウンヒーローズ」新潮文庫(古本) ◆購入本:大林宣彦「ムービーランドの子守唄」ケイブンシャ文庫(古本) ◆購入本:加来耕三「主役・脇役おもしろ列伝」大陸文庫(古本) |
2002年07月20日(土)鰹風味褌 |
流通価格3000円のCDが紆余曲折あって約5年後に50円と言うのは素晴らしいなぁ。この手の「何度もリピートする物ではない」と言う音楽はそう言う運命かも知れない。 で、内容はこれまで歌ってきた替え歌メドレーを集めたベスト盤のような物、って嘉門達夫の場合、どのアルバムもベスト盤的内容かもしれない。(他のを聞いた事無いのでよく知らないんですが) で、TVなんかでも何度か聞いた「カツオ風味のふんどし〜〜〜」とか「坊やよい子だ金出しな〜〜」とかから始まって、ほとんどが聞いた事がある物をメドレー形式にして、息つぐ間も与えぬ怒濤のがぶり寄り状態。 ま、確かに面白いのだが、かなり強引な感じで、勢いまかせという感じ。それは芸風として確立されているので、良しとする。 メドレー1・メドレー2・メドレー3と続くのだが、徐々に笑いの濃さが失速していく。つまり、ブーム以降にわっせわっせと作った物はやはり本人の中でも二番煎じ的印象になっている。 嘉門の替え歌を最初に聞いたのが(前述のカツオ風味など)イカ天の前番組「深夜族」の頃だったので、もう少なくとも15年も経過していると言うことになる。 さらにメドレーは浅田美代子フューチャリングで「デュエットメドレー」さらに「サザン・メドレー」さらにブームだった小室哲哉の曲を集めた「TKメドレー」と続いていく。 その辺になると、タイトルには間違いはないのだが、ただの「替え歌」になってしまっているのだ。 初期の面白かったのは歌詞の一部が変化してオチになっていたので、落差があって面白かったのだが、後半に行くにしかがって、メロディと字数があっているだけのギャグネタと言う状態。 (嘉門には替え歌じゃないギャグ曲「鼻から牛乳」とかもあるので、ギャグネタの曲も悪くはないが、この場合は字数制限のせいか、面白くない) さらにTKメドレーと言う、その時代に擦り寄って受けようとした事が思いっきり裏目に出ている。 なんせ、小室哲哉が当時作った大量の曲って、嘉門が一人で歌って、歌詞を替えてしまうと「どの曲の替え歌なのか解らない」と言う欠点が見事に出てしまう。 ハッキリ言って小室哲哉って、そんなに持ちメロが多い人じゃないので、本当にどの曲か解らない。 さらに、小室ブームから5年程が経過した今「ほとんど覚えていない」ってのが最大の勝因。 結局、1度聞いただけで、友人に押しつけて手放してしまった。 |
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