ひねもす雑記
2003年01月01日〜10日


▲2003年01月01日:水:明けましておめでとうございます
▲2003年01月02日:木:イタッケ島田
▲2003年01月03日:金:視聴率
▲2003年01月04日:土:ラーメン
▲2003年01月05日:日:大河ドラマ
▲2003年01月06日:月:一挙放出
▲2003年01月07日:火:ベストカップル
▲2003年01月08日:水:賞を貰ったで賞
▲2003年01月09日:木:新展開は自分から
▲2003年01月10日:金:脅迫的値下げ番組
  2003年01月01日(水)明けましておめでとうございます
    [似顔絵:お正月と言えばこの二人(海老一染之助染太郎)]
    海老一染之助染太郎 お正月には凧あげて、コマを回して遊びましょ〜♪
    ってそんな光景見たことね〜〜〜〜〜ぇ!と正月早々一人で壁に向かってツッコミをいれている私ですが、あけましておめでとうございます。
    さらに羽子板で羽根つきをして、負けた人に墨でバツ印をするヤツなんて、大昔でも存在しなかったと思うわけですが、あの架空の正月風景ってのはどのような経緯で誕生したんでしょうかね。
    墨でバツを付けるのは、漫画か(しかも60年代以前の古い作品-山根赤鬼氏「よたろうくん」とか)バラエティ番組の正月コントでだけなんじゃないかなぁ


    [似顔絵:お正月と言えば(林家三平)]
    林家三平 コマ回しってのは最近はベイブレードとしてブレイクしちゃったので、形がかなり違うけれど有りなのか?
    凧あげに関しては、最近はどこでも電線が張り巡らされているので、近所でも見かける事がなくなってしまったのだ。淋しいなぁ
    と思いつつ、友人宅へ出かけると、その家の三人の子供が正月だと言うのにどこへも出かけずに、コタツの中でゲームボーイをやっていた。
    そうか・・・・凧を揚げにくい環境とかって以前に、子供にとって一番面白い遊びはTVゲームへと移行しちゃっているので、あんな寒い中でダラダラと遊ぶのなんてバカらしいって事なのか。

    しかし、三人がTVゲームで遊んでいるのだが、それぞれが別々にちっちゃい液晶画面に向かって、淡々とゲームを進めている図ってのは、なかなか地味にSFなのだなぁ。
    ビバ21世紀なのだ。

    昨年末にも書きましたが、人間そう簡単に生活や考えかたを変える事はできません。たぶん今年も私はあいかわらず馬鹿な事をウジウジと掘り返して、さらに収拾がつかなくなって、オタオタし続けながら生きていくのでありましょう。
    その生き方が正しいのか間違っているのかなんてのは、1年単位で判るような物ではなく、死ぬときになって「やっぱ間違っていた」と気が付くようなものだと思うので、変に小細工をしようと考えずに相変わらず突き進んでいくしかないのだ。

    [20歳の誕生日]
    おめでたいというついでに、実は今日2003年1月1日はインターネットの満20歳の誕生日らしいです。
    と言っても、この「インターネットの誕生」がいつか?と言うモノには解釈の違いで複数の説があるので、みんなが大騒ぎしているワケではありません。最も古い物では1969年09月24日がインターネットの理論が実験として実践された日なのでと考えるグループもあります。
    満20歳を記念している人々は、1983年01月01日に「TCP/IPの運用が正式に開始された」と言うことで、今日が満20歳の誕生日となるらしい。

  2003年01月02日(木)イタッケ島田
    [似顔絵:年がら年中お正月・山口もえ]
    山口もえ [友達720万人できるかな]
    去年の暮れ12月27日に総務省がまとめたインターネット関連項目で、ブロードバンド利用者が720万人を越えたらしい。(ADSL約512万人・FTTH約17万人・CATV約190万人)
    その1年前のブロードバンド利用者数が280万人で、現在、月平均39万人ペースで増加しているらしいが、11月12月はぐんと加速が付いて55万人単位で増え、1年間で2.5倍以上になったと言う。
    だんだんとインターネットが当たり前になって、ブロードバンドが当たり前の時代になってきたのだなぁ。
    てことは、サイトなんかでもこれまでの「極狭い範囲のポイントを付いたマニアサイト」なんかより、極一般的な人が普通に興味があるサイト」の方がアクセス数が多くなるのではないか?と思ったりする
    ついでに、このブロードバンド&常時接続ってヤツが、2ちゃんねるなんかの異常なアクセスアップに関連しているんだろうなぁ


    [似顔絵:ビジーフォー・モト冬樹]
    ビジーフォー・モト冬樹 [イタッケ島田]
    メールでビジーフォーのベーシストの名前を教えてもらう。
    ボーカル:グッチ裕三とギター:モト冬樹は有名で、ドラムにウガンダ・トラが在籍していた所までは比較的知られているんだけど、もうひとりベーシストでたしかリーダーだった人物の名前が不明で今に至っていた。
    4人編成の時代でさえ影が薄いことをネタにしていたんだけど、見事に記憶しておらず、サイトの『ビジーフォー』の箇所にも《不明》と書いたままになっていた。
    なんとなく『イタッケ○○○』と言う名前だったような記憶はあったんですが。
    答えは『イタッケ島田(島田与作)』だと言うことで、教えてもらい、正月早々1つ疑問が解けたと言う状態です。で、誕生日が判らないのでとりあえずネット全文検索を掛けてみたんだけど、そこでさらにビックリしてしまいました。(結局誕生日は不明)
    なんとこのイタッケ島田氏の本名は島田宏昌で、ビジーフォー以前は伝説のガレージGSバンド「クーガーズ」に在籍していたらしい。あまりに伝説なので、一般的には知られていないと思うんですが、今から20年ほどまえにFM-NHKが深夜に放送した『グループサウンドBEST200』と言う番組で一度聞いたことある程度なんですが。(カセットテープに録音)
    で、今でも音楽業界にいるらしくその関係の会社社長をしているそうです。
    ネット検索によると、息子は現在24歳(2002年11月時点)でお笑いをやっているらしいのですが・・・そうなるとお笑い「号泣」の島田秀平が(1977年12月5日生まれ・現在25歳)なので、そうなんでしょうかね?


    ネット検索していてドラムを叩いていた「ウガンダ・トラ」のプロフィールを見つけたんだけど、そこには『1978年、グッチ祐三、モト冬樹、エド山口とビジーフォーを結成』となっていました。
    あぁ・・・エド山口はモト冬樹の兄貴だけど(ついでにアイドル井上望のダンナ)、関係ないじゃん。

    [追記:2003年7月3日]
    メールで島田氏の誕生日を教えて貰いました(昭和22(1947)年3月1日生まれAB型)だそうです。
    そして息子さんはすでにお笑いを辞めているそうで、「号泣」の島田秀平氏ではないそうです。
  2003年01月03日(金)視聴率
    [似顔絵:獅子てんや瀬戸わんや]
    獅子てんや瀬戸わんや [紅白の視聴率]
    去年末の紅白歌合戦の視聴率が47%だとかで、歴代2位のワースト記録らしい。
    うーむ、視聴率47%ってとんでもない数字なんですが、それでもダメですか?
    裏でやっていた格闘技頂上決戦とか言うのが20%近い数字を獲得して、これも紅白の裏番組としては歴代2位らしい。
    しかし、現在音楽番組は軒並み視聴率が悪いらしいんですが、その中でその数字ってのは驚異的な物ですよ。これだけ音楽が細分化されて100万枚突破したシングルでさえ、知らない人はそのタイトルすらアーティストすら知らないって状況の中で、家族揃って見る歌番組ってそうそう無いですよ。(ちなみに去年100万枚を越えたシングルは浜崎あゆみの曲1曲だけ)
    そう言う中で、例えば、ビギンの曲とか夏川りみの曲なんかを紅白で初めて聞いた人が正月明けに店へ走り買い求めていると言う現象も起こっているらしい。
    でもって(このデータは1月5日頃の物だけど)かの中島みゆきの「地上の星」なんかは現在オリコン129週連続チャートインで、もうこれ以上買う人はいないんじゃないか?と思っていた処、紅白での歌唱を聞いて、いきなりチャート10位に入ってしまったらしい。
    オリコンチャートに入って129週目で初めて10位以内に入ったと言う例は今までないので、とんでもなく紅白歌合戦と言うのは影響力が大きいのかも知れない。
    ま、視聴率47%って、その数字だけ見ると歴代ワースト2位なのかも知れないんですが、国民の約半数が見ているってとんでもない事ですよ、やはり。

    ついでに言うと、こんな数字になったのは別に紅白がパワーダウンしたわけじゃなく、チャンネル数がとんでもなく増えたって事も原因なんじゃないのかなぁ?
    視聴率の良かった20年前に比べたら何倍も局が増えて、しかもそれぞれの局が大晦日特番を放送している中での大健闘だったりするので、実際には47%と言う数字はもっと大きな物だと思うワケです。

    たぶん最も視聴率が高かったのが1972年の80.6%、1980年代中期までは視聴率は74%前後で(国民の4分の3が見ていた)、1980年代後半から視聴率がガクッと下がって、1989年には視聴率47.0%と言う歴代ワーストを記録しています。
    この1980年代後半ってのは「歌謡曲冬の時代」とも言われた頃で、80年代初頭に始まったアイドル歌謡曲ブーム(松田聖子&たのきんに始まり82年組あたり迄が主流)がおニャン子などのレベルダウン大安売り時代を経て、若い世代の歌謡曲離れがイキナリ起こり、それと並行して90年代に始まるバンドブームの予兆が徐々に出来上がっていて「歌謡曲?ダサ!演歌?問題外!」と言う感じになっていたのです。
    音楽番組も「夜のヒットスタジオ」が通常版とロック系アーティストだけが出演する「夜ヒットR&R」に分化したりした時期です。
    ついでに言うと、ちょうど1988年に実験放送として始まった衛星放送が少なからず関係していると思われます。
    大晦日はオールナイトのロックライブなどを(Rock'n rool Band Stand)NHK衛星が放送して、NHK同士で音楽ファンを取り合ったと言う経緯もあったのです。私も当時は生放送でNHK衛星のロックライブを見て、年が明けて再放送をする紅白歌合戦を見ていました。(さらにビデオで内田裕也がやっていた年越しライブを録画)
    当時はまだケーブルTVもほとんどなく、スカパーも無かったのでチャンネル数は少なかったワケです。それを考慮して考えると今回の47%って、かなり頑張ったと思うワケです。

    1980年当時:東京で見る事が出来るチャンネルはたぶん7局だけ。
    2002年現在:東京で見る事が出来るチャンネルは(有料チャンネル除く)たぶん17局。
    7局の場合、単純割りすると1局14.28%、17局では5.88%なので、約2.5倍の意味があるのでは?
  2003年01月04日(土)ラーメン
    [正月バージョン]
    昔、正月が明けた頃に某所にあったラーメン屋で「五目ラーメン」を注文した処、そのラーメンの具としてカマボコ・伊達巻きなどなどが載せられた物が出てきた。
    今でも疑惑として残っているのが、あれは「正月バージョン五目ラーメン」だったのか、それとも「おせち料理が残っちゃったからそれを乗っけちゃえバージョン五目ラーメン」だったのか。
    しかし、正月明けにラーメン屋などに行く人は「おせち料理も食い飽きたよな」と言う状況のもとだと思うので、変にサービスとして正月バージョンにしなくてもいいと思うのだ。


    [似顔絵:橘家円蔵(月の家円鏡時代)]
    橘家円蔵(月の家円鏡時代) [ラーメン好きですか?]
    しかし昨年末、日本テレビは自棄(やけ)を起こしたのか紅白歌合戦の裏番組に「全国うまいラーメン店」をぶつけてきた。
    その番組はまったく見なかったのだが、その手の番組の冒頭では必ずと言っていいほど「誰もが好きなラーメンはもはや国民食とも言える」てな事を言うと思いますが、実はどうやら私はラーメンがそんなに好きではないと言う事がここ1年ぐらいの間に判明しました。
    年間ラーメンを食べる回数が日本人の平均で30杯とか(もっと多かったかも知れない)かなりの数になるんですが、実は去年私が外食としてラーメンを食べたのはたぶん1回だけだと思うのです。
    たぶん、この10年間のラーメン食回数を合計しても30杯は越えていないと思うほどラーメン食回数が少なかったりします。

    昔はカップラーメンなんかもかなり食べていたんですが、いつの間にか疎遠になっていて、なんだか常日頃から「世間とズレている」と思っている私ですが、その手の「旨いラーメン店!」とか「行列が出来るラーメン店!」とかの番組を見るたびに、思えば遠くへきたもんだと思ってしまうのであります。(ついでに行列に並ぶのも大嫌いなので流行っている店とはまったく縁がない)


    [素人は恐い]
    関係無いけれど、大晦日は紅白歌合戦は録画しておいて、途中までフジテレビのクイズ番組を見ていた。
    生放送でクイズを出し、視聴者が電話で4拓へアクセスしてその正解者の中から抽選で1名を選び出し、次にタレント4人にクイズを出し誰が答えられるか?というのを当てる形式になっていた。
    もちろん生番組だったので、かなりあわただしくゴチャゴチャした物になっていたのだが、その一般視聴者には選ばれた段階で何十万円もする商品が当たって、さらに現金と言う事になっていたが、その金額が100万円単位で、その人がダメな場合は次の人へ上乗せとなっていた。
    その時、金額が何度も上乗せされ600万円と言う高額になっていた。つまり選ばれた段階で何十万円の商品が手に入った上、誰が答えられるかを当てるだけで600万円も手に入ると言う状況だったのだ。
    まずクイズが出され、4人のタレントがそれの答を書いている最中に事件は起こった。
    時間つなぎの為に、司会者のウンナンが電話の向こうの素人に「誰が答えそうだと思いますか?」と話を振った瞬間「そうですねぇ問題の答は○○○だってのは判るんですけど、誰が答える事が出来るのかは難しいですねぇ」とハッキリと言ってしまったのだ。
    当然、今答を書いているタレントにもその電話の声が聞こえて、答が明確になってしまった。
    恐るべし、段取りを理解出来ていない素人!生放送で一番盛り上がっている瞬間を台無しにする素人!
    慌てて突入したCM明け「今のクイズは無かったことにして、問題を差し替えます!」と、生放送のドタバタはさらに激しくなっていったのだ。
    って、正月早々大晦日の話ばかり書いている私ってヤツは。
  2003年01月05日(日)大河ドラマ


    [似顔絵:新免武蔵(市川新之助)]
    市川新之助 今年のNHK大河ドラマは「武蔵」
    かの吉川英治原作のドラマ化なのだが、どう考えても漫画「バガボンド」の人気を受けての大河ドラマ化と言う状態なのだ。
    もちろん「バガボンド」は吉川英治版宮本武蔵を下敷きにしているのだから、ストーリー的には同じ方向性を持っているのは当然なので、ここの処、時代劇なんかに興味がない若い層を取り込もうと必至なNHK大河ドラマ班の狙いはバッチリだと思う。
    前年の「利家とまつ」なんかも、ストーリー的には大河ドラマなのだが出演者に若手を起用して、そこそこの視聴率を稼いだと言う。
    さらに来年なんかは、かの三谷幸喜が脚本を書くって事は当然、三谷ドラマ常連の人々が大量起用される事だし、脚本次第でギャグ的展開がいくらでも出来る新撰組がテーマだったりするのだ。
    そんなこんなで私は今年の大河ドラマを見ようではないか!と考えている。
    実は今まで大河ドラマをしっかり見たと言う経験がほとんどなく、今年の正月4日に総集編と言うことで竹中直人主演の「豊臣秀吉」を見たのが初めての経験なのだ。
    豊臣秀吉は当時評判になっていたので「見ようか」と思っていたが、いつの間にか1年過ぎ終わっていた。


    [似顔絵:本位田又八(今、情けない役と言ったら堤真一)]
    堤真一 ダイジェストと言う事もあって、話がガンガン進んでいくのだが、大体の物語展開は元から判っているので問題なく見れた。そして大河ドラマなのに竹中直人があの過剰な表情を作った演技で突き進んでいたのには、ちょっとビックリした。
    パッと見ると、コント番組かと思ってしまうほどの表情なのだ。
    その豊臣秀吉は後半はただの戦記物になってしまうので、面白さは半減してしまう。その上、もっとも豊臣秀吉を語る時に重要な暴君的な部分などがあまり書かれていなかったような気もする。
    特に晩年の朝鮮半島を攻め込んだと言う話は、やはり扱いにくい部分だったんだと思うけれど。

    そんなこんなで、今年の大河ドラマはちゃんと見よう!
    と思った矢先、すでに第一話から見逃してしまった。さらに、時間をズラして放映される衛星放送のも見逃してしまった。とりあえず今度の土曜日昼間の再放送を見逃してはいけないのだ。
  2003年01月06日(月)一挙放出
    [CD大賞]
    雑誌で「○○○さんは新曲のプロモーションDVDの撮影の為に」などと書いてあった。
    うぬぬ、プロモーションビデオならぬ、プロモーションDVDだと?
    確かに今は最終的にパッケージ化されて売り出されるのはビデオではなくDVDの方がメインなのかもしれないけれど、なんか違うんじゃないか?と思ったりする。
    だとしたらプロモーションビデオの別の言い方ビデオクリップってのも「DVDクリップ」になるんでしょうか?
    そんなこんなで未だに「レコード屋」なんて言ってしまう私ですが、最近はもちろん「CDショップ」とかに言い換えられている。
    でも未だに「レコード大賞」は続いていて、決して「CD大賞」とは言われていないのだ。


    [似顔絵:小野伸二]
      ここ数年、毎朝のように通勤途中でセブンイレブンへ立ち寄って、コーヒーを買うついでに食玩と呼ばれるような物を買っていたりする。
    いわゆる「チョコエッグ」なんかでブレイクした、やたらとオマケが精巧に出来ていてコレクション対象になるお菓子。
    仕事をしているときに、脳を酷使するので「甘い物が食べたい」と体が要求する為に、チョコなどの甘い物は必要不可欠的な感じでもある。もっとも、最近は徐々にお菓子の方がオマケになっているが。

    そんな生活を数年に渡って続けてきました。
    で、そのオマケなんですが基本的に「コレクションするぜ!」とか「コンプリートするぜ!」みたいな意識が薄いので、そこそこ貯まった物でも欲しいと言う人がいるとどどーんとあげてしまったりする。

    以前も、ペプシマンのボトルキャップがかなりの数あったのだが、東京から来た友人が「欲しい」と言っていたのでどどーんとあげた。もっとも友人は「そんなに大量にあるとは思っていなかった」と言っていたが。
    あるいは、同じく遠路遙々遊びに来た友人にコカコーラのオマケの「LEGO」をお子さんへのお土産としてどどーんとあげたりもした。


    そんなこんなでいくつかは部屋の隅やトイレなどに飾ってあるのだが、飾っていない物も大量に貯まってしまっていた。
    と言う処で、友人M氏にそれらを一挙に手渡してネットオークションに掛けるという話になったのだ。
    自分的には「邪魔なので処分して欲しい」てな部分なんで、タダであげて、その収益はM氏が全部受け取ってもいいと考えている。
    といいつつ、中にはレア物なども含まれているので、そこそこの値段が付きそうだってのは楽しみでもある。
    食玩を買う理由がコレクションではなく「ただ何が出るかが楽しみ」と言う私は、オークションで売ると言う目的が金になればいいではなく「どんな高値が付くか?」って言う興味だけってのも、相変わらず世の中に対して淡泊で、ズレているのであった。

    2001年クリスマス時期にペプシに付いてたスヌーピーボトルキャップの「スノーボール」って辺りが、一番高いのかな?

    追記
    そんなこんなのタイミングで、東京の友人K氏から電話があった。
    このK氏は最近は見事に食玩業界のワナにはまっている一人なのだが、先日電話で「七福神に出てくる宝船のシークレットって実は二種類あるんだよ」と教えた事に関して「もう一つのシークレットをショールームで見たよ」との報告電話がありました。
    で、過去の食玩なんかの話をしているときに「タイムスリップグリコ」に出てきたトロリーバスが通常はクリーム色&赤なんだけど、シークレットで緑色バージョンもあるんだよ。と言う話になった。
    実はその緑色バージョンは友人M氏に渡した物の中に入っていたんですが「えっマジ?」と言う話になった。
    どうやらその緑色は一番最初に出荷した物にしか入っていなかったレア中のレア物らしいので、その手のショップではムチャクチャな高値になっているらしい。
    うーむ、なんだか知らないが私の手許には色々お宝が眠っているのかも知れない。

  2003年01月07日(火)ベストカップル


    [似顔絵:色々な意味でベストカップル保坂尚輝&高岡早紀夫婦]
      芸能人カップルの好感度調査で1位は相変わらずの唐沢寿明&山口智子だった。(月刊「日経エンタテイメント」調べ)
    その理由が「2人の生き方などの共感する」などと言うものだったりするのだが、唐沢が書いた本を読んでいないのでその生き方ってのも全然判らないのだが、個人的には結婚後しばらくして二人の事を書いた本をいきなり出版した段階で「胡散臭いなぁコイツ」と思った。
    元々どちらにもそんなに興味無かったので思いこみも全然ないのだが、ひねった見方として結婚と言うイベントをイメージアップ道具として商売にしていると言う印象を少し持ったのだ。
    ふつう芸能人同士のカップルだって、結婚していきなり二人の事を書き綴った本なんか出版しないし。
    1995年の結婚後は山口智子はドラマには殆ど(まったく?)出ないようになったのだが、CMだけは出続け、印象としては今でも常に目にするので仕事をずっと続けている感はある。
    もう5・6年はドラマに出ていないと思うのだが、新人タレントなんかが当たり前のように「将来は山口智子さんのような女優になりたいです」などと答えている。
    しかし露出を控えた為に、逆にCM出演料はかなり高くなっているので、年間数日しか働かなくても一般人の年収なんか遙かに越えているのだろうなぁ。(やっかみモード)


    しかし、この芸能人カップルの好感度調査で2位が三谷幸喜&小林聡美夫婦。(同じく1995年結婚/三谷が脚本を担当した「やっぱり猫が好き」が縁で)
    単純にこの二人はそれぞれ好きなのだが、一緒に何かをするって感じではないので、いまだに夫婦って印象は少ないです。
    結婚会見の時ぐらいしか一緒にいるのを見たことないんですが、その会見でもカメラマンの「腕を組んでください」と言う要求に応えて、それぞれが別々に腕組みをして笑いをとったりしていた。
    しかし、その好感度調査で悲しいなぁと思ったのが、順位を決める項目がいくつかあるんですが「二人の生き方に共感する」とか「メディアへの露出の仕方がいい」とか「周囲の間でも評判いいから」などでは、三谷&小林は唐沢&山口に負けてはいなかったりするので、それあたりの合計では1位を獲得している。
    が、項目の中に「見た目がいいから」と言うものがあって、そっちでダントツに唐沢&山口に票が入っているために、2位になってしまっているのだ。
    あぁなんか悲しい。

  2003年01月08日(水)賞を貰ったで賞


    [似顔絵:恋は戦い!本上まなみ(コメディ出演Ver)]
    本上まなみ 昨年ノーベル賞を受賞した田中氏のドタバタ劇は日々ワイドショーで取り上げられていたのだが、今度は小柴氏が住んでいる世田谷(だと思う)の名誉区民賞だとかを与えられる事になったらしい。
    まったく・・・と思う。
    それまでそんな凄い人だとほとんどの人が思っていなかったんでしょ?ま、東大名誉教授ってのはそれだけでも凄いとは思うけど。
    結局、去年から田中氏が地元とか故郷とか出身校だとかからよく判らない賞を与えられていたり、今回の小柴氏に与えられる賞ってのは、田中氏および小柴氏が「凄い研究や論文を書き上げた」と言う事に対して与えられているワケではないんですよ。
    総ての余波のような賞は「ノーベル賞を貰った事に対して」与えられている賞だったりします。
    つまり、根本的な「何をした」と言うことに全然触れていないような、ハッキリ言えば長年地道に研究を続けてその結果にたどり着いたと言う事なんかには誰も興味がないんじゃないかと言うような、二人の功績をバカにしたような賞だと思うんですが。
    それは田中氏がノーベル賞を受賞した数日後にいきなり決まった「文化勲章」にも同様の物を感じる。(小柴氏はノーベル賞以前に長年の研究者として与えられているけれど)


    たぶん毎日のように田中氏の動向を追い続けているくだらないワイドショーを毎日のように見続けて「田中さんを見ていると癒されるわぁ」などと言っている人のどれだけが「何故ノーベル賞を与えられたのか?」ってのを現時点でも理解していないと思うのです。
    と言うか、理解できていないんじゃなく、その点には全然興味ないんですな、たぶん。
    結局の処、それらの賞を与えた団体および、田中氏を好きだと思っている人は、密入国放浪者アゴヒゲアザラシ「タマちゃん」と同じ感覚でウォッチングし続けたりしているに過ぎないんでしょうね。
    たぶん法的に問題がなければ、タマちゃんと同じようにぬいぐるみとか饅頭とか作られて販売されちゃうんだろうな。
    で、数年後、今まで通りの研究生活に戻った田中氏の元に三流タレントがイキナリ押し掛け「あの人は今!」などとマイクを突きつけ「あぁ懐かしい懐かしい!まだ生きていたんだぁ」とか言い出しそうな状態なのだ。

  2003年01月09日(木)新展開は自分から
    [訴えてやる!]
    ドラマなんかほとんど見ないのだが、雑誌「週刊TVガイド」を毎週買っている。サイト構築の為に約立っているのだが。
    で、真中瞳・りょう・山口もえが主演する「メッセージ」と言う新ドラマのページを読んでいたのだが、倍賞美津子が暴露系雑誌の顧問弁護士役をすると言う記事があった。しかし、そこには「名誉毀損・損害倍賞などを」と書かれてあった。
    「損害倍賞」ではなく、正しくは「損害賠償」なのだが、たぶんTVガイド編集部内のワープロで直前に「倍賞美津子」と入力した事から「ばいしょう」に対して最優先変換が「倍賞」になってしまったのだと思われる。って、最近のワープロは文字列の関係から「そんがい・ばいしょう」の場合は正しく変換されると思うのだが。


    [似顔絵:太宰治と同い年の女優・原ひさ子(93歳)]
      [新明日があるさ]
    缶コーヒーのジョージアをほぼ毎日飲んでいる。
    昔は「缶コーヒー」=「激しく甘い飲み物」と言う状態だったので飲まなかったのだが、最近はブラックもちゃんと飲めるようになって来たので、嬉しいのだ。ブラック缶コーヒーが出てきた当初はなんだか缶のニオイが全面に出てしまって、不味かったのも解消されている。
    ジョージアに付いているシールに関しては何度もここで取り上げているんだけど、そのシールを使った懸賞ってのが昨年末のコートから新年度はGショックに替わった。
    この手の懸賞で珍しいなぁと思うのは、前の懸賞の時に使っていたシールをそのまま使っていると言うことなのだ。
    私の場合、いつもボケーッとしている間に懸賞締め切りが過ぎてしまうんですが、案の定、前回のコートに応募しよう!と思って、応募開始直後に台紙を手に入れそれにシールを貼り付けて「これで6口も応募できるぞ」などと準備していたにも関わらず、そのまま2か月ほど経過してしまい「あれ?締め切りって先週だったの?」となっていたのだ。
    「あぁシール無駄になっちゃったよ」
    と思っていたのも束の間、今度はそのシールでGショックが当たると言う事になったのだ。今度こそ!
    「今度こそ当てる」ではなく「今度こそ応募してみせる!」って、根本的な目標がズレまくっていますが。

    そのジョージアのCMですが、2001年に「明日があるさ」と言うことで、2年間、浜田課長を中心に中堅商社トアールコーポレーションを舞台に物語が進んでいたのですが、2003年になっていきなり浜田課長は辞表を提出して新会社を立ち上げてしまいました。
    2001年のCM開始時、確か2作目だったと思うけれど「会社を興したヤツがいる♪」と清水圭が出てきた時は「もう少しコツコツ地道に頑張ってみよう」と言うテーマだったのだが、さすがに2年間がんばっても景気は一向に回復しないって状況の中で「地道にがんばれば明日があるさ」ではいけないんじゃないか?・・・となったのかも知れない。
    もー状況がよくならないのなら、こっちから責めの努力をするしかない!って事なのかもしれないなぁ
    ちなみに前の会社の後輩だった藤井隆が一緒に退職して新会社に参加。
    他には吉岡美穂・乙葉・雨上がり決死隊・中川家と言うメンバーになっております。

    で、ちょっと「うーむ」と思うのが、新テーマ曲を和田アキ子が歌っているのだが、彼女が歌う爽やか系の曲って・・・・ハッキリ言ってしまうと、和田アキ子と言う人は押しの強い曲はそこそこだと思うが、平坦な曲、メロディが軽い曲になると全然上手く聞こえない。
    と言いつつ、最近リーブのCMで流れている曲を聴いていても「声が伸びてないなぁ」と声の衰えを痛感させられてしまいますな。って、和田アキ子って年末のディナーショーと紅白歌合戦以外で歌手活動ってしているの?
    ここ10年以上、くだらないバラエティ番組に存在理由もなく出演しているという印象しかないっすけど。(この間「アッコにおまかせ」を何年かぶりに見たら、ただのワイドショーネタを羅列するだけの番組になっていた。確か以前ワイドショーとかで芸能人の私生活を暴露するレポーターをバカにしていたと思うんですが、今はワイドショー側に回りましたか)
    宴会して夜明けまでハシゴしたとか、強いウィスキーを一晩で何本も空けたとか、この時代でもヘビースモーカーだとかって言う、ノドを大切にしている印象も、歌に対してストイックに取り組んでいると言う印象もないっすね。

    とりあえず、今回の懸賞こそ応募するぞ!それが今までの壁を打破する第一歩なのだ!
  2003年01月10日(金)脅迫的値下げ番組
    [懸賞締め切り]
    今日、10日で昨年末よりやっていた『豆豆知泉』の懸賞が締め切りになりました。
    メルマガで「5名様に」と書いたのですが、実はそれとは別枠で「雑記を読んでいる5名様にも」と、こっそりと書いてみた。
    メルマガからの応募は最終的に86名となった。ってこれはかなり凄い数なんじゃないか?と思ったりもするのだ。たかが、個人が運営しているサイトの管理人が趣味的に作った豆本っすよ。価値なんて全然ないハズなのだが。
    で、実はこっちの「雑記枠」での応募はたったの2名でした。つまり抽選も無く、応募者全員プレゼント状態だったわけです。いやはや、それはそれで淋しいなぁ。
    でもって、とりあえず10日が終わった11日午前00時30分頃にメール確認をしてとりあえず締め切りにしたんですが、翌日もボロボロと、さらに翌々日の12日もボロボロとメールが届けられていたりするワケです。とりあえずメールの日付は12日に届けられた物も10日になっていたりする。
    確かに、メールが若干の時間差で遅れて届くと言う事は聞いたことがあるんですが、こんな風に大量にしかも全部日付が10日でってのは経験がないんで「う〜む」とか思ってしまいました。
    とりあえず、送る側のPCの時計を10日にすれば、相手に10日付けのメールが届けられるんだけど… ま、人の善意を信じましょう。
    ※以前しつこくDMを送付していた業者は時計が何故か1914年になっていたので、いつの間にかメーラーのずっと下の方に未読DMが大量に貯まっていたと言う事がありました。送ってきたメールアドレスは全部で10種類以上あったんだけど、日付の狂い方が全部同じでした。



    [似顔絵:鳴り物入りで日本と台湾で同時デビュー・林明日香(13歳)]
    [激安!]

    水曜日の夜「激安の店ベスト10」みたいな番組をやっていた。日本各地にある色々なジャンルの安い店を探すと言う趣旨だった。
    確かに「マジでこの値段?」と言うモノがいくつも出てきたのだが、その中で「大トロの激安店」と言うことで1カン49.5円と言う店が1位を獲得した。回転寿司だったので基本的に他店と差別化を図る為に「1皿すべて99円」とかにした結果だと思う。
    そしてその店の店長がスタジオに呼ばれてゲストの前で握って「え〜これで49.5円?」などと驚かれて、自慢げにトロフィーなどを受け取っていた。
    と、そこで神奈川県から中継が入って「先ほど視聴者の方からいただいた情報を元に、ここへやってきました」などと言って、なんと「1皿49円」の店が紹介されたのだ。
    となると困ってしまうのがスタジオまで来ていた寿司屋の立場で、1位と言うことでスタジオにやって来て寿司なんかを握っていたハズだったのに、現時点で「2位」と言う事になってしまったのだ。
    さらに悪のりしたタレントが「じゃ、しょうがないっすね1位のトロフィーは返却して貰うってことで・・・」などと言い出すのだ。
    そしていつしかスタジオの空気は、その1位を剥奪された回転寿司屋に対して「さぁ現時点では2位ですよ、どうします?もっと値下げして1位になりたくないんですか?」と言う、思いっきり脅迫状態になってしまっていた。
    まさかこんな事になるとは思っても居なかった回転寿司職人はその場で呆然とオロオロと何も喋る事も出来ず立ちつくしていたのだ。
    確かこの回転寿司を紹介した途中で「チェーン全店が一括で材料を仕入れる為に、このような激安価格が実現できたのです」と言っていたので、そこにいる職人の一存で「よぉし判った、こうなりゃこっちも意地だ!1カン48円でどうだ!」とは出来ない事情があるのだと思うのだ。
    そしてオロオロした職人のアップでCMに突入してしまった。

    寿司職人としては、ただ激安第1位に選ばれたって事で大いばりで、家族親戚一同友人ご近所などなどにも「俺、1位って事でテレビに出るからさぁ」などと宣伝しまくって意気揚々と出演したダケだったハズなのだ。
    ついに長年の苦労が報われて晴れの舞台に立つ日がやってきたのだ!と言う生涯で忘れえぬ日になるハズだったのに・・・・。
    CM明け。
    どうやら、スタジオに来ていたのはその職人だけではなかったらしく、もう一人がカメラから外れた処でしきりに「48!」と指で作っているのが映され、それを受けて寿司職人が「わかりました1カン48円で頑張ってみましょう」などと声を震わせて答えるのだ。
    とりあえず話は丸く収まった。と思った次の瞬間に中継先の寿司屋のオヤジが「じゃウチは1カン47円でいいよ」などとイキナリ再度1位を奪還しちゃったりするのだ。
    中継先の寿司屋はたぶん個人で運営している寿司屋だと思う。だから、直ぐに「じゃ値下げする」と宣言出来るのだと思うのだ。(ついでに言うと中継先の寿司屋もその場で大トロを切り裁いて握ったのだがネタが小さく切り方もちょっと雑そうであまり美味しそうには見えなかった)

    またしてもスタジオの寿司職人の顔が蒼白になって凍り付いてしまった。
    とうとう、一緒に付いてきていた(たぶん)チェーン店の事務的立場の人もカメラ前に出てきて「う〜む」と腕組みをしてしまったのだ。
    そして番組終了間際に「それでは今日から3日間だけ1カン46円で!」などと英断宣言をして、1位を取り戻した。
    混乱のウチに番組の時間も僅かになり、生放送だった為にエンディングのコメントを司会者が言い出した瞬間・・・・付けっぱなしになっていた中継モニターの中でアナウンサーが「こっちも負けていれないと言う事で!さらに値下げして!」などと叫んだのです。
    が、その中継はブツッと切れて何事も無かったかのように番組は終わった。

    なんかあのスタジオまで連れてこられて、有無をも言わせない状態で値下げをさせられた、寿司職人が可哀想で・・・・・。

    追記
    どうやらこの「先ほど視聴者からの情報で」番組中に直行した寿司屋なんですが、紹介された時に『いやぁもう今日は朝から緊張しちゃって、理容室にも行って来ちゃったスよ』と発言していたらしい。
    つまり、番組中に視聴者が情報提供したってワケではなく、最初から仕組まれた物だったのだ。
    で、当然スタジオにいた暫定1位の寿司職人に強制的な値下げのプレッシャーを与えると言う番組の演出だったんですな。
    そう言う事が判ってしまうと、ギャグにはならない最低の話だよな・・・・・。


     


ひねもす雑記