ひねもす雑記
2003年01月11日〜20日


▲2003年01月11日:土:本名
▲2003年01月12日:日:料理も出来る男
▲2003年01月13日:月:演歌的な琴線
▲2003年01月14日:火:マイジェネレーション
▲2003年01月15日:水:勢いまかせの人生
▲2003年01月16日:木:旧正田邸の取り壊し
▲2003年01月17日:金:250円
▲2003年01月18日:土:1980年代って最高!
▲2003年01月19日:日:やっちゃダメ
▲2003年01月20日:月:人生はこれからだ
  2003年01月11日(土)本名
    [似顔絵:MEGUMI]
    MEGUMI [二つの名前]
    某アイドルの本名を調べる為にネット検索。
    と言うのも、自分のデータを見ていて同じ日付に出身地・血液型、さらに下の名前が同じで、苗字だけ違う二人の女性が記載されていて、どう考えても同一人物的な状態だったので、どこぞのサイトでこの二つの名前に触れていないか?と言うのを検索してみた。
    で、某サイトのページにこの二つの名前が列記されているのがヒットしたので、そこに行ってみると…。
    同じ名前があるのも当然で、久々に発見してしまった「エルローザブックス誕生日データのコピーページ」でした。
    うーむと思ったんですが、そのサイトを見ると5日分ほど編集したものが掲載されているんですが、それだけでストップしている。どうやら去年の8月くらいにパクって作ろう!と決意して5日分コピー(若干編集してある)した処で力尽き、約半年放置状態らしいのだ。
    ま、とりあえず無視しとけばいいか。
    やはり、1日100人以上あるデータを再編集するってのはとんでもない作業なのだなぁ、ある意味、あの人は凄い人だったのだなぁと改めて実感。

    [本名]
    それとは別にイエローキャブ所属のMEGUMIの本名が変わったらしい。
    と言うのも、2000年末ぐらいにデビューしたと思うんだけど当時は雑誌などに「本名:山田恵美」と書かれていたんですが、最近の資料(TVガイド・スター名鑑など)では「山野仁」となっている。
    『仁』と書いて『めぐみ』と読むらしいが(そんな読み方ありなの?)、色々調べてみると去年の秋口、たぶん9月頃にそう言う変更があったみたいなのだ。
    まぁアイドル系の人ではいままで何人か「本名変更」「出身地変更」ってのもあるんで、裏に諸事情あるんでしょうな。
    でも、仁でメグミって… と言うことで、仁さん、これからアナタの事をメグミちゃんと呼ぶこともあるかも知れません。


    [似顔絵:漫画バガボンド作者・井上雄彦]
    MEGUMI [大河ドラマ]
    相変わらずぼーっとしていました。
    先週の日曜「今年の大河ドラマは見るぞ!」と決意していたのに、本放送だけじゃなく、衛星放送の時間まで終わった後で「あ・・」と気が付いた。
    しかし次の土曜日の昼間に再放送があるから・・・と思っていたのだが、すっかり忘れていた。
    と言いつつ、その時間偶然に前日購入した雑誌「ダ・ヴィンチ」を開いた処、大河の武蔵役の市川と漫画「バガボンド」の作者・井上雄彦の対談が載っていて「あ・・」と思い出し、慌ててTVを付けた。
    出だしの10分程を見逃してしまったが、とりあえず第一話を見た。
    過去の大河は見ていないんだけど、武蔵は「大河じゃないよなぁ」と思ってしまった。なんせ今までのは「歴史劇」だったからこそ大河だったんだろうけど、今回のは「剣豪物語」だもんなぁ。
  2003年01月12日(日)料理も出来る男
    [その他大勢のオシャレ]
    毛染め用品メーカーの調べで15歳〜59歳の女性の約70%が黒髪のままではなく、茶髪に染めていると言う結果が出たらしい。
    つまり残りの約30%の方が個性的だと言うことで、個人的に見たらそっちのほうがオシャレなのかも知れない。
    さらに考えてみると、15歳〜59歳と言うことなので、15〜30歳ぐらいまでの女性ではもっとその割合が多いのではないか?
    個人的な見解としては「オシャレとは他人との差別化」と言う一面が多いと思うので、かなり変な状況になっているのだなあ。
    と言うか、それ以前に「やくみつる」「ラサール石井」と言う二人が金髪にした段階でカッコ悪い物になってしまったと言う事に気づきましょう。

    [似顔絵:故・深作欣二監督]
    深作欣二監督 [料理も出来る男]
    最近、藤井フミヤがどうやら「料理も出来る男」と言うキャラを押し出しているみたいなのだ。
    去年末頃のHEY HEY HEYでいきなり「最近、ぎょうざ造りに凝っているんですよ」と、スタジオにわざわざ台所セットを作って、手作りのギョウザを披露していた。
    で、1月から今度はカレーのCMでは、包丁をリズミカルにタンタンタン!と使ったり、フライパンをプロ的に豪快に振ったり、鮮やかな手つきでカレーを作っていたりする。
    うーむ、この人のやる事って昔から、常にポイントアップ方面を向いてて、その上、薄っぺらいと言うのがパターンだったのだ。
    チェッカーズを解散した後からいきなり「オレはアーティストだから」とデザインとか始めたり…。しかもそれが、中途半端な古くさいプレゼンしか出来ないデザインだったりしていた。
    チャッカーズでデビューした当時に書いていた絵を知っているんだけど、思いっきりヤンキーに憧れる中学生が書いたようなものだった。(高校時代なんかに感じていたんだけど、なんでヤンキー系の人って落書きが好きなの?しかも揃いも揃ってリーゼントを伸ばして学ラン着ている人物などを書いたりする)
    それでも「昔から絵心のあるフミヤ」と言う方向性を押し通していた。ほとんど同時期の酒井法子が漫画が凄く上手でと言われて「のりぴーマン」なんて落書きを書いていたのと同じレベルなのだ。
    なんかCMで爽やかに「旨い?」なんてテーブルのこっち側の女性に聞いているフミヤを見て「1ポイントUP」っすか?と思ってしまった。


    [似顔絵:アーミテージ国務長官]
      [ビートルズの未発表音源]
    ビートルズが録音したまま盗難にあっていたテープ約500本ほどがオランダで見つかったそうだ。
    もしかしたらこれは、後期ビートルズがスタジオワークばかりをしている事に盗難にあったとかって話だったヤツですかね?だとすると、ホワイトアルバム(正式名称ザ・ビートルズ)とかレッツイットビーやアビーロードなんかと同時代のセッションテープなんですかね?
    しかも数多くの未発表曲が含まれているらしいので、音楽史的にも凄い事かもしれない。
    しかし、ビートルズの曲はあの当時あのタイミングで発売されたので「凄い曲」「長く聞かれ続ける曲」と言う物だと思う。ある種の歴史と言うフィルターが掛かっていると思うのだ。
    でも、これからしばらくは残されたビートルズ関係者がこれを使って金儲けを続けたり、大騒ぎが続くんだろうなぁ
    1962年10月5日に「LOVE ME DO」でデビューなので、去年デビュー40周年記念をしてしまったので、アレンジや何かをしつつ2年後の2005年の「解散35周年記念」辺りまで引っ張っていくのかなぁ。
    自分の中ではすでにビートルズは完結しているのだが、当時の未発表音源と言うのは、どう対応していいのか…。

    深作欣二監督が前立腺癌で死去
    同日ビージーズのモーリス・ギブが53歳で死去
  2003年01月13日(月)演歌的な琴線


    [似顔絵:高知県知事・橋本大二郎(一昨年Ver)]
      [地上波初]
    TVで「千と千尋の神隠し」をやるという事で大々的に「今週金曜日ついにTV初放映!」と大騒ぎで宣伝していた。
    が、昔と違って評判のアニメや映画なんかはTV放映前にビデオレンタルや販売されているので「そこまで大騒ぎされてもなぁ」と言う感じだと思うのだ。
    大昔はレンタルも合法じゃなかったり、ビデオは1本1万円以上したし、自宅にビデオデッキ1台しかなかったりしたので、マニアもそうでもない人もTV放映を今か今かと待ちかまえていた状態だった。
    その為に「風の谷のナウシカ」が初めて放映された時(1980年代中期)、映画の途中でニュース速報が流れたために「ざけんじゃねぇよ、たかが震度3ぐらいでニュース速報流すんじゃねえよ!」とテレビ局に抗議の電話が殺到したそうなのだ。
    もしかしたら今回のTV放映では「画面が赤くありません!DVDと色が違います!」などと抗議の電話が入るのだろうか?


    [演歌的な琴線]
    ラジオでB'zのスローバラードを連続3曲流していた。
    普段B'zの曲はほとんど聴かないのだが、こうやってまとめて聞いてなんとなく理解できた。悪い意味ではなくB'zの曲は演歌なのだなぁと言うことで、日本人の琴線にビシビシはまるのだろうなと言う感じなのだと思う。
    などと書くと、いきなり血圧が沸点まで上昇してメールにウィルスでも仕込んで送る準備をしている人もいるかもしれませんが、そう感じてしまったのだからしょうがない。
    演歌=ダメな音楽と思っている人には悪口にしか聞こえないかもしれませんが、天才演歌作曲家の古賀政男が今でも生きていたら、この方向性もあったんだろうなぁと思ったりする。
    さらにあの歌唱方法や歌詞の女々しい(←女性蔑視ではなく)所なんかも、日本人と言う国民性にジャストフィットする様な感じで見事だと思ったりする。


    [ドサ廻り]
    音楽ネタ続き。
    60年代から70年代にかけてブラスを多用したカッコイイ曲を作り続けていたバンド「シカゴ」
    80年代に再結成した時には、客観的に見ても「解散してみたものの、上手く行かないので再結成」と言う状態で、しかもフルメンバーでの結成でなかっために、同時期に残りのメンバーも「シカゴ」と名乗ってどうしょうもない状態になった事もあった。
    つまりまったく同じタイミングで「復活シカゴ」と言うグループが二つ存在していた。
    で、90年代後半からはオリジナルメンバーで再結成しているという話も聞いていたが、コンサートやってもいまいち全盛期と比べるまでもないと言う噂も(音楽的なテンション&客の入り)聞いていた。
    で、最近来日コンサートツアーをすると言う話を聞いていたのだが、なんとチャゲ&アスカの曲をカバーしたりしているらしい。
    なんかトホホ状態。

  2003年01月14日(火)マイジェネレーション
    [1位]
    中島みゆきの「地上の星」がついにオリコン1位を獲得してしまったらしい。
    チャートイン130週目にしての1位ってのは、都はるみの「北の宿から」を抜いての堂々たる1位だというのだ。
    これで「連続チャートイン記録」「ベストテン入り最遅記録」に続いて「1位獲得最遅記録」まで取ってしまったのだ。なんだかんだ言って、NHK紅白歌合戦効果ってのは凄い。視聴率が下がったとか言っても国民の約半数が見て居るんだから、その宣伝効果は膨大で絶大ななものなのだ。


    [似顔絵:久々に見たらこんな髪型だったピート・タウンゼント]
    ピート・タウンゼント [マイジェネレーション]
    ズッジャズッジャジャッジャ!マイジェネレ〜〜ション!
    と言うわけでロック黄金期のバンド「ザ・フー」のギタリスト、ピート・タウンゼントが児童ポルノ規制法(児童保護法)違反容疑で逮捕された。
    と言っても、現時点では身柄を一時拘束され取り調べを受けたと言う状態。
    どうやら、インターネットの幼児ポルノがある(当然違法)有料サイトにアクセスしたと言う記録が残されていた事から、わいせつ画像などの所持などの容疑で逮捕されたということらしい。
    サイトがあったのがアメリカで、その有料違法サイトが摘発され、顧客名簿も押収された中、イギリスからのアクセス顧客名簿の中にピート・タウンゼントの名前があったらしい。(名前があったのか、アクセス記録から割り出されたのかの詳しい部分は不明)
    ピート・タウンゼントは自分が幼児時代に性的虐待を受けたことがあり、それに関して執筆中の自伝の為に児童ポルノを調べていた最中だったと説明しているらしい。

    小泉首相が突然、靖国神社を参拝し、韓国・中国をはじめ関係各位で反発の声。
  2003年01月15日(水)勢いまかせの人生


    [新ブランド]
    昨年末からかなり大量にテレビ宣伝を掛けていた「牛乳が新しく生まれ変わります」と言うコピーの「メグミルク」ってヤツなんですが、結局現在の段階で1度も見ていない。
    とりあえず1度は飲んでみたいと思うのであります。
    そんな感じの「一度は経験してみたい」と言う人が世の中に大量に存在しているらしく、カップラーメンとかお菓子とかジュースなんかは「最初の1回経験者」で開発費用はペイできるらしい。
    てな感じなんですが「メグミルク」って結局、雪印・全農・全酪連と言うスネに傷を持つ同士が手を組んで生み出した新ブランドなんですな。


    [似顔絵:よい子の味方(新米保父・鈴木太陽)桜井翔]
    桜井翔 [勢いまかせの人生]
    今年になって雑記の更新方針を「イラストが間に合わなくても文章だけは更新」と言う事にした。
    とりあえず白紙(色付いてますが)で更新して、なるべく後追いの形でイラストを記載すると言う考えかたで行くことにした。
    そのままイラストが記載されないで終わってしまう所もあるかもしれませんが、それは勘弁してくださいませ。
    と言うのも、元々雑記なのでメインは文章の方だったんですが、ここの所「イラストがまだなので更新できない」と言う状態で、文章は日々書いているけれど1か月近く待機と言うことも少なくなかった。
    で、その1か月もの間に内容が古くなってしまい、読む側からしても「いまさらこのネタで書かれても」と言う状態だったと思うワケです。
    「もっと早く書いてあったら、友人との会話の最中にネタに出来たのに」などと思っている人もいたかもしれません。
    そんなワケで「文章優先」と言う方向で考え直しました。

    実は以前「イラストの書き貯め」って事をして余裕を持たせていた事もあったんですが、イラストの場合、毎度々々勢いで書いているので、書いた時は「OK」と思っても、アップする数日後に見直すと「ダメじゃん」と思ってしまう事もあるのです。とりあえず新規更新はするのですが、その段階で「なんかダメ」と思って、脳内反省会を一人開催してしまうワケです。
    基本的に、自分の作った過去の作品をそんなに何度も検討するような人じゃなく、常に「次行ってみよ〜ぉ!」と思ってしまう人だったりします。
    時々、物を作る人で(プロじゃなくても)、1つの作品に延々と手を加え続け、他の作品を続けて作ろうとしない様な人もいますが、どうも私はダメです。自分の作品に飽きちゃったり、自分の次の作品を見たくなってしまいますので。
    それが完成度が低いとかツメが甘いって事に繋がっているのは、重々承知しているんですが。

  2003年01月16日(木)旧正田邸の取り壊し
    [アナウンサーのフィギュア]
    テレビ朝日の女子アナウンサーのフィギュアが16人セットで発売されるらしい。
    しかし、そのニュースのタイトルが『テレ朝の美人局アナのフィギュア発売』って、去年も書いたけれど、どう読んでも「つつもたせアナ」だよなぁ、ネタがネタだけに。


    [似顔絵:よい子の味方・乙葉]
    乙葉 [文化財?]
    旧正田邸の取り壊しに反対する住民が、昨日業者の立ち入りを阻止する抗議活動をしたと言うことがニュースになっていた。
    旧正田邸ってのは現在の皇后・美智子さんの生家って事なので周辺住民はどうやら「国民の財産なのだ、これを保護すべし!」と叫んでいるらしい。
    確かに古い時代にしっかり建てた家なのでそれなりの趣があって風情もあるのかも知れないけれど、美智子さんの生家って事でなければ、ただの日清製粉の会長(だっけ?)が昔住んでいた家って程度の事だと思う。
    それが遺産分与の時に税金の変わりに国に物納されたと言うことで、正田家も「勝手にどうとでもしてください」と言う状態のハズなのだが。さらに美智子さんもワザワザ「取り壊しても構いません」とコメントしているのだが。
    何故こんなに周辺住民は「永遠に残すべし!」と騒ぎ立てるのだろうか?
    ついでにニュース画像の中では、取り壊しにやってきた業者に向かって「非国民!」と叫んでいた人もいたんですが、それは意味を為していないんじゃ…。


    [似顔絵:よい子のみかた・矢沢心]
    矢沢心 確かに「古い記念碑的建築物」と言う側面はあるんだろうけど、そこまでの物か?と思ってしまう。
    まさか「ここに皇后の生家があるって事で、この地域のステイタスシンボルになっている」なんて事じゃないっすよね?「私の住んでいるここで美智子様がお生まれになったのよ」と自慢したいってんじゃないっすよね?
    とりあえず所有権は国(か都か区)にあるんだから、法的には問題ないっす。
    昔バブル期にどっかのバカ社長が(社名とか知っているけど名は伏す)百何十億円だかかでゴッホの絵を購入して、それを自宅にしまい込んで「もし俺が死んだら、俺と一緒に燃やしてくれ」と言って、世界的に非難を浴びたって事があったけれど、それとはちょっと違っていて、購入した人の自由なんじゃないかと思う。
    もし最初から建物を保護しなきゃいけない土地だったら、そんな面倒臭いもの国だって買い上げなかっただろうしね。
    もしそこまで言うのなら、その周辺住民たちが金を出し合って共同購入するとかって考えはないんでしょうかね?さらに残すって事になった場合、当然維持費が必要になってしまうので、その維持費を周辺住民が支払うって考えもないんでしょうかね?(この正田邸とは関係ない所に住んでいる人々までが支払う理由は無いと思うので区の税金をちょっとアップするとか)

    この手の「古い物なので残すべし」ってのは、普通に生活している人にとって迷惑な物もあったりする。
    別に残す意志もなく明治時代から建っている家に住んでいて「そろそろ老朽化も酷いし、金も貯まったので建てかえようか」なんて事を考えている家に対し、いきなり「この家は文化的に保存する価値がある家です、建てかえてはいけません」なんて行政指導が入ったりすることもある。
    いくばくかの「文化財保護給付金」なんてのも出るんだけど、住んでいる人にとっては迷惑でしかない物だと思うのだ。
    さて、どのような方向で決着するのやら。
  2003年01月17日(金)250円


    [似顔絵:ウォルト・ディズニー]
    ウォルト・ディズニー [ミッキー延命]
    実はミッキーマウスの著作権ってヤツが、ウォルトディズニーが死去して50年目だった今年で切れるハズになっていた。
    つまり、かの著作権に厳しいあの会社でさえ、この法的な物には勝てないと思われていたのだ。
    が、このたび、アメリカの著作権の保護期間がさらに20年伸びて、2023年まで無断使用出来ないと言うことになったらしい。
    どうやらこれは、アメリカ的なシンボルでもあるミッキーマウスを守る為に急遽決められた物だとも言われている。


    [250円]
    最近、ブックオフの中古CDの最安値が300円から250円になった(たぶん)。
    以前から安室奈美恵やMAXあたりの初期CDが大量に300円で棚にあったが、一向に売れる気配がないので更にダンピングだと思うのだが、売れない物はいくら安くされても売れないだろうと思ったりもする。(別に安室やMAXがダメって意味じゃなく)
    CDなんてのは基本的に好き嫌いなどの物だから、いくら安くされてもなぁと思ったりする。
    しかし250円って、レンタルで借りるのより安いってのはどうっすかね?


    [似顔絵:サダム・フセイン]
    サダム・フセイン と言いつつ、250円になったので今まで買っていなかったアーティストの物にも「お試し」的に購入したりする。
    90年代初期に「今世紀最後のアイドル」とか呼ばれていた高橋由美子のBEST盤なんかを買ってみた。
    約10年ほど前にパソコン通信なんてやっていて、神奈川県の音楽専門ネットを拠点にしてた時に、アイドル系の話題で「高橋由美子っていいよね、曲もいいのが揃っているのに何故売れないんだろ」「やっぱアイドル冬の時代だからしょうがないよね」「判ったふりしてバンド系のを聞いているヤツは偏見だけで聞く耳がないんだよ」などと、ネット内では盛り上がっていた。
    今思えば、パソコン通信なんてのをやっている人間ってのは一般的な人よりマニアックだというのに気が付くべきだったんだけど「そうなのかぁ」と思っていた。
    で、そのネットは各自がMIDI(自動演奏のデータ)を造ってアップして、各自がその感想を言い合うと言う所だったんだけど、そこにあった高橋由美子のデータを幾つもダウンして聞いた。
    それらを聞いた感想は「曲もアレンジも(ついでに歌詞も)あんまり良いとは思えない」と言う物だった。 しかし所詮素人が入力したMIDIデータなのでテクが無く良い曲に聞こえないんだと思っていた。
    で、今回250円でBESTアルバムを買って始めてちゃんとオリジナルを聞いた。
    ・・・・・売れないのもなんか頷ける。時代のせいじゃないような気もするなぁ。
    でも、とりあえず250円ってのは安いなぁ
  2003年01月18日(土)1980年代って最高!
    [カバー曲]
    カバー曲流行は今年も続いていますが、ハッキリ言って「オリジナルを超えていないカバーは出す必要無し!」と思っちゃいますな、個人的には。
    そんな中、山下達郎や大貫妙子が所属していたシュガーベイブの名曲『ダウンタウン』をアイドルグループがカバーするらしい。(すでにEPOがカバーしているけど)
    なんでも深夜の番組で結成された女の子三人組で、グループ名未定らしい。
    雑誌でその小さい記事を始めて見た時に「まさかグループ名が《グループ名未定》なんていうベタな事はしないよなぁ、それじゃ馬鹿な地方の中学生のアイディアだよな」と思っていたのだが、まさかの正式グループ名が「グループ名未定」らしい。
    この頭の悪い、しかもスタッフ的には「これって斬新じゃん、きっと業界的に話題になるぜ」的なグループ名を聞いた段階で、シュガーベイブの『ダウンタウン』をつまらない、ただのダンスチューンにアレンジしちゃうんだろうなぁと言うのが想像出来るのだ。
    音楽業界も、もうカバーじゃなく、次のステージを自ら模索する方向に進みなさいな。


    [似顔絵:フジテレビアナウンサー・滝川クリステル]
    滝川クリステル [1980年代って最高!]
    先日読んでいた音楽雑誌の中で、最近デビューしたバンドがインタビューに答えていたのだが、そこでそうなのかぁと思ってしまった事があった。
    そのバンドは「俺等の世代、今の時代ってまったく新しい音楽とか無いわけで、ムーブメントとか呼べそうな熱い物はない」と断言していた。
    さらに「きっと、あと数十年経って今の音楽を聴き直しても、2000年代前半の音ってのを嗅ぎ取るのは難しいと思うんですよ」などと、今音楽を造っている人間が、それを諦めるような発言をしていて「ダメじゃん」と思ってしまった。
    で、そのバンドは「結局、俺等は80年代テイストの音楽を今の時代に再生するような方向で音を造っている」と述べていた。昔の音を今の時代に再現するってのは別に悪いことじゃない。どの時代の音楽だって過去の遺産をベースに次の時代を造ってきたんだし、でも今を否定している段階でなんか音を聞きたく無いよなぁと思ってしまう。
    で、一番衝撃的だったのは「80年代の音楽って凄く個性に溢れていて、リアルタイムで聞いていなかった俺等にとってはどれも新しいんですよ」などと答えていた事。
    そうだったのか・・・・と思ってしまいました・


    [似顔絵:微妙な似顔絵・山瀬まみ]
    山瀬まみ 実は1980年代が終わった頃の音楽雑誌はどれもこれも「80年代は音楽にとって何もなかった」と書いていた。もちろんライターはそれ以前からの音楽を聴いていた人なので「60年代は…、70年代は…」と述べて、それに比べて80年代は過去の遺産を焼き直ししているダケと否定していたのだ。
    それが今や「80年代は個性的」と言われてしまっている。
    実は70年代が終わった時にも音楽雑誌には「70年代は音楽的には何も無かった」と60年代のプレスリーからビートルズの時代と比べて、70年代ダメじゃんと書いてあった。
    つまり、どの人も今の時代に不平不満を持っていて、自分の手が届かない時代、あるいは懐かしい時代は素晴らしいと思いこんじゃっているのだろうなぁ そう言う意味で、1990年代も、現在の2000年代もダメ扱いされているけれど、後の世代から見れば「あの時代に生まれたかったよなぁ」とうらやましがられる時代になるのかも知れない。
    そんなこんなで、過去をうらやむのも結構だが、ガシガシと今を突き進むのだ。

  2003年01月19日(日)やっちゃダメ
    [NHKのエロ番組]
    TVを付けっ放しにして作業をしていたら『中国のセックス寺院』と言う声が聞こえた。
    確かNHKを付けっ放しにしてあったと思ったのだが、最近はNHKも大胆な番組をするのだなぁと思って画面を見た。
    『中国の石窟(せっくつ)寺院』あぁ石を切り開いてその中に寺院を造っているのね。いやはや。
    欲求不満なのかなぁ、疲れているのは確かだが。


    [似顔絵:音楽評論家・萩原健太]
    萩原健太 [やっちゃダメ]
    いきなり去年の年末の話に戻るけれど、暮れの買い出しで母親の荷物持ちとして大嫌いな人混みの中に出かけた時の話。
    元々小売業者の為の市場なのだが、一般にも開放している激安の「食遊市場」と言う所があって、普段からそこそこ混んでいるが、とにかく年末はとんでもない事になっている。
    そこでの買い物は基本的に大量に買い込むと言うパターンなので、それぞれがでかいカートをガラガラ押しながらの買い物になっているので、込み具合も人間+大型カートという状態になっている。
    で、そんな人混みの中で幼稚園児と小学校低学年ぐらいの男の子ふたりがカートに乗ったりそれをぐるぐる回したりして他の人のジャマになっていた。
    が、他の人はじゃまそうな顔はするんだが、そこを上手に避けて通り過ぎていくのだ。う〜むと思った私は、そこを通るときに「ジャマになるから辞めなさい」と、出来る限り優しい声を出して注意をしたのだ。
    いわゆる最近の大人は子供に注意をしないって言う風潮はちょっと嫌いなのだ。「まったくもー最近の大人は」という状態で。

    で、注意した瞬間その子供二人のすぐ横にいた女性が「ほ〜ら怒られちゃったでしょ」と言い放ったのだ。
    つまり、子供が人混みの中だっていうのにカートで遊んでいる事を母親はまったく注意せずにすぐ横にいたと言うことなのだ。
    注意しなかったのもダメだと思うが、それ以上に「ほら怒られちゃったでしょ」と言うセリフはいったいなんだよって感じ。
    この言い方では子供側からみたら「怒られるからやっちゃダメ」と言うことになる。本当は「やっちゃいけない事をしているからダメ」なんだと思うのだが。
    つまり「怒られなければ何やってもいい」と言う考え方に繋がるんじゃないのかなぁ「オレが何やっても勝手だろ?てめえに迷惑かけたか?」と言う理論と同じなのだな。
    怒られるからやっちゃダメではなく、やっていけない事をやっちゃダメなんだな。

    と言うことをいきなり書いたのは実は先日車に乗っている時に「警察に捕まって罰金取られるからシートベルト」と自分が言った言葉が「それって、根本的に間違っていないか?」と思った事がキッカケだったりするのだ。
    警察に捕まるから、罰金を払わせられるから、シートベルトをするんじゃないって事なのだ。
    結局、自分も人混みの中の母親と同じ思考の持ち主なのだ。考えを改めなくては。

  2003年01月20日(月)人生はこれからだ


    [似顔絵:貴の花(2度目)]
    貴の花 貴の花が今日、欠場を決めそして引退となった。
    満身創痍の引退で、個人的に言えば決断が遅すぎて、過去にあった凄い偉業より、この1年間の7場所連続休場とか、怪我ばかりとか、新入幕力士に負ける横綱とかのイメージのほうが染みついてしまった様な気もする。
    (この際、ワケの判らない占い師にハマる横綱とか、宮沢りえとの婚約破棄騒動とか、家族がバラバラになったとかは置いておく… って、芸能ネタも多い人だなぁ)
    2001年の春場所だかで怪我を押して「よく頑張った!感動した!」と優勝した辺りで、体力の限界が来ていたんじゃないかって気もするので、あの辺り、少なくとも2・3回休場した段階で引退すべきだったのかも知れない。
    そりゃ本人的にはやれる処までやりたいと言う気持ちは分からないでもないけれど。人間引き際が大切なのだなぁとか思ってしまう。


    しかし、相撲エリートとして子供の頃から相撲取りになることを宿命づけられて、それだけに邁進してきた人間なのだが、この先の人生の方が大変だと思ってしまう。
    ある種、この先はもう老後と言う状態で、サラリーマンを定年退職したおじさんが「何もする事無い」といきなり老けたり、ボケたりしちゃう状況と同じような感じかも知れない。
    きっと子供の頃から「どうせ将来、相撲取りになるんんだから勉強も必要ねえよ」と思っていたのかもしれない。
    なんせ全盛期にドイツ興行があったのだが、崩壊した直後の「ベルリンの壁」へ出かけた時に同行したレポーターに「ベルリンの壁を見てどう思いましたか?」と聞かれ「ベルリンの壁って何ンすか?」と答えたと言う大物っぷりを見せつけたので、とりあえず一般社会知識の勉強をしたほうがいいかと。


    貴の花と言うと、宮沢りえとの婚約破棄事件もありましたが、貴の方はすでにフジTVアナの河野景子と結婚したが、宮沢りえは今でも「婚約破棄の痛手からのリハビリ中」と言うイメージが付きまとっているような気がする。
    なんか今でもドラマとかに出ても「リハビリは上手にいっているか?」と痛々しさを感じてしまう。
    しかし、30歳で引退ってのは相撲取りの寿命は短いなぁ。他の横綱の引退年齢ってのを見ても30歳31歳って感じ。千代の富士(ウルフ)だけが35歳なのは、千代の富士は筋肉質だって事があるんだと思う。
    とりあえず、人生はこれからだ。


     


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