ひねもす雑記
2003年02月01日〜10日


▲2003年02月01日:土:似顔絵展をやるのだ
▲2003年02月02日:日:1$・ブランケット・ドビー
▲2003年02月03日:月:豆豆知泉・言霊・オーストラリア
▲2003年02月04日:火:フィル・スペクターが逮捕
▲2003年02月05日:水:沼津・森々・らも
▲2003年02月06日:木:新暦・旧暦
▲2003年02月07日:金:賊・トリビュート・ゴッホ
▲2003年02月08日:土:議員とダルマ
▲2003年02月09日:日:似顔絵展の準備始まる
▲2003年02月10日:月:ジンジャーとイベント

『似顔絵展まであと120日!』
  2003年02月01日(土)似顔絵展をやるのだ
    [似顔絵:笑う犬の情熱(カブタン)南原清隆]
    南原清隆 [半年後のお知らせ]
    前々からチョコチョコと話題にしていましたが、このサイトで日々書き散らしている似顔絵を使って『似顔絵展』なるものを開催する事がほぼ決定しました。
    日付は現在予定として6月1日(日曜日)から6月8日(日曜日)で、杉山バラ園(エルローザ)のホールを使って行う予定です。
    と言っても、6月1日の午前中は別の展示が行われているので、1日の昼頃ワッセワッセと展示会場を設営して午後から始まると言うパターンになりそうです。
    自分としても個展みたいな物は生まれて初めての経験なので、どーしたらいいのかと言うのがかなり見えて来ない上、バラ園で開催すると言うことから「個展はこーしたほうが良い」とアドバイスをくれるスタッフも居ないので、現在その日に向かって一人で試行錯誤して、どのような展示形態が一番良いのかを考えています。
    なんせ、普通の絵画の展覧会などはほとんど参考にならない形態の展示会なので…。


    [似顔絵:笑う犬の情熱(クミチョー)遠藤久美子]
    遠藤久美子 ここに掲載されている似顔絵のオリジナルサイズってのは、掲載されているものとほぼ同じ大きさなのですが、まさかその大きさで壁に展示してもかなりショボイというか、迫力もないので(小さくても数が大量にあれば、それはそれで凄いかも知れないけれど・・・。)どのぐらいのサイズでプリントアウトすればいいのやら。
    実はその似顔絵展の日まで、あと120日なんですが、数が数なだけあってもうプリントアウトを始めないと間に合わないかも知れないので、準備に入らなきゃいけないのです。
    現在までにこの雑記に掲載した似顔絵は(あまりにも似ていないのはカウントしないで)380点。去年の7月ぐらいからコンスタントに書き始め、7か月でこの数って、我ながら頑張っちゃったのね状態であります。
    で、あと120日なので1日1枚と計算しても、6月1日までで500点はいけると思うワケです。
    オリジナルサイズがだいたい10cm×10cmで、それをそのサイズで羅列すると(畳が90cm×180cmで162枚)約3畳ぐらいをびっしり埋め尽くす事が出来そうです。
    もし20cm×20cmの倍(面積は4倍)で計算すると畳12枚分… って凄いなマジに。
    十分にホールを埋め尽くす事が出来そうなんですが、逆にどう展示したら一番効果的なのかとか、並べる順番などの分類はどうしたらいいのかとか(仕事のジャンル別にまとめるとか、単純に50音順にならべるとか)色々考えてしまいます。


    [似顔絵:笑う犬の情熱(フンスキー)ビビる大木]
    ビビる大木 しかし、たった半年ぐらい前に書いた似顔絵を今見直すと「うわ〜思いっきりへたくそ!」と、反省点だらけって感じです。と言っても今が上手いか?っつーと、まだまだなんですが、最近ときどき思った通りの線が引けたと感じる時もあるので、それなりに上達はしていると思うワケであります。
    それ以上に、約半年けっこう真面目に絵に取り組んだ為に、絵を見る目のほうが進歩しちゃったので、自分の絵が辛いと感じる事が多いっす。
    ついでに、以前は「そこそこ上手い」と思っていたTV番組表雑誌『ザ・テレビジョン』に似顔絵コラムを書いている瀬戸カトリーヌさんの絵が「なんか全然似てないじゃん」と思ってしまうようになってきてしまった。(かといって自分で似ている絵が描けると言うワケではないのですが)
    なんだか、深みにはまればはまる程、似顔絵ってヤツも難しいと感じちゃうワケです。


    [似顔絵:笑う犬の情熱(バッタモン)中川剛]
    中川剛 あと、似顔絵展と言っても、その頃のバラ園ってのはバラの最盛期なので、呼び込みをしなくても人はわんさかとやって来るのでありまして(似顔絵展を見てくれるかどうかは別として)、そうなるとサービス精神が服を着て歩いていると言われている私は考えちゃうのであります。
    現在までの380点と言う似顔絵の中、かなりの数マニアックな似顔絵が含まれているので、何も知らずにふらりと立ち寄った方々は「誰これ?」状態になる恐れもあるワケです。
    お客さんは子供さんからお年寄りまで幅が広い。つまり、ちゃんとした展示会のように、客層が「それなりに絵画に興味があってワザワザ足を運んでくれる人」ではなく「ごく一般のふらりと立ち寄った人」がメインになると言う事なのです。
    そうなるとサービス精神な部分で「誰でも判る人選の似顔絵も描かなくちゃ」などとも思ったりするワケです。
    やはり今なら、モーニング娘。とかジャニーズは欠かせないよなとか、老齢の方向けに演歌歌手はどうだ?とか、色々。
    あとは途中まで書いた、総理大臣経験者シリーズ・アメリカ大統領シリーズも完成させたいなとか、色々考えちゃう訳です。
    なかなか大変なのであります。

    そんなワケで、似顔絵展まであと120日!


    [似顔絵:笑う犬の情熱(カマヤン)中川礼二]
    中川礼二 p.s.
    でも昔からイベントがあると頑張りすぎてしまう傾向があって、高校の時の文化祭なんかで、教師なんかと衝突しつつ自主制作アニメ(かなりショボいやつ)なんかを制作上映した時は、上映当日に疲れのピークで高熱を出して意識朦朧となってしまった事もあるので、余力を残すように計算しなきゃと思ってしまうっす。
    それと、その日を目標にし過ぎて、終わった瞬間に燃え尽きて、サイトの更新が出来なくなるような事態は避けたいと考えている。
    とりあえず、後先考えずに突っ走るほど子供ではないのだ。私も成長しているのだ。
    以上。

  2003年02月02日(日)1$・ブランケット・ドビー
    [似顔絵:笑う犬の情熱(イモゾー)原田泰造]
    原田泰造 てな熱い決意を前日したんですが、そーゆー決意をするといきなり別の事で忙しくなる。
    というのが、私の場合、昔からのパターンなのでありまして、この土曜日もいきなり仕事(本職の方ね)が忙しくなって、休日出勤どどーんって感じになっちゃいました。
    無理矢理、テンションを挙げて「おーし!おーし!6月まで半年間突っ走るぜぇぇぇえ!」とスタートダッシュした途端にすっころんでしまった状態なワケっす。
    実は先週の土曜日曜日は、高熱を出して寝込んでいたりするので、つまずきッ放しなんですけどね。
    でも半年間のダッシュなのでこの程度のつまづきじゃ問題ないっすよ。


    [似顔絵:笑う犬の情熱(アリゴロー)内村光良]
    内村光良 [1$で購入]
    ニューヨーク市のすぐ沿岸に、軍施設があった為に一般立ち入り禁止地域だったガバナーズ島がありました。
    いや、いまもガバナーズ島自体はあるんですが、その軍施設がなくなったので維持費も大変だって事で、ニューヨーク市に1$で譲渡された。
    これから先は、観光施設とか色々に使うらしい。
    って「軍施設の立ち入り禁止島」って言うと、ショーン・コネリーとニコラス・ケイジが主演していた「ザ・ロック」ってのを思い出しちゃうンですが。
    まぁ、この1$ってのは「ただで譲渡だと法的に問題あるので、売買したと言う事実を作っておく」と言う便宜上のものだと思いますが、日本では「おいおい」って言う譲渡(正しくは売却なんだけど)がありました。
    神奈川県にある国立ホール(つまり国が建てた)なんですが、利用度が低いのと維持費がとんでもなくかかるって事で、そのホールがあった場所の小田原市が購入した。
    その購入の金額として小田原市が払った金は3億円なのですが、3億円と聞くと「ずいぶん金持っているなぁ小田原市」って感じでもあるのだが、実は国がそのホールを造った時の金額が「280億円」
    つまり280億円で作ったホールを数年で3億円で売却したって… 普通じゃ考えられないっす。
    しかも建築した280億円は税金、それを購入した3億円も税金でまかなわれている。
    行政の中で金がウロウロしているだけじゃ、景気はよくならないよなぁ


    [似顔絵:笑う犬の情熱(でんでん)堀内建]
    堀内建 [保父さん]
    土曜日の夜9時からやっている「よい子の味方」って言う新米保父の話なんスけど、あれの主人公って保父になるぐらいだから、当然短大とかでちゃんとそれなりの勉強をして資格を持っているんですよね。
    当然、幼児に関しての心理学関係の勉強もしてきたハズなんだろうけど、ドラマの主人公保父が現場で試行錯誤しながら成長していくと言う仕事系ドラマではおきまりの展開ですが、その展開を際だたせる為に、現時点で主人公が幼児教育について何も知らないってのはいかがなものなんでしょうか?
    園児がブランケット(タオル)を手放せないって話題で、その様子を見て「へえあんな物がそんなに大切なんだぁ、変なの」とか言っていたんですが、それは幼児教育の中ではかなり当たり前の話だと思うんですが。
    いわゆるスヌーピーの漫画の中でも、ライナスがいつもブランケットを手放せずに、それを奪おうとするスヌーピーといつも熾烈な戦いを続けるってのでお馴染みの「手放せないブランケット」で、そのブランケットを称して、心理学用語でも「セキリュティ・ブランケット」と言うわけです。



    [似顔絵:笑う犬の情熱(森の仙人)名倉潤]
    名倉潤 [プーチンとドビー]
    ハリーポッターの2作目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」に出てくる、キャラ「ドビー」がロシア大統領プーチンにそっくりだと言うことで、イギリスBBCが子供向けサイトでアンケートを採った所、子供の約57%が似ていると答えたと言うことで話題になっているらしい。
    で、話はその程度で終わらずににロシア側で「ロシア大統領をバカにする理由でわざと似せて作った」と怒っている人たちが映画製作者を訴える準備を始めていると言われている。
    そんな事言ったら、スターウォーズのヨーダにソックリと言われ続け早20年の細野晴臣の立場は?


    [似顔絵:笑う犬の情熱(チクリン)ベッキー(3)]
    ベッキー [ダッシュ村火災]
    NTVの『鉄腕ダッシュ』でやっているダッシュ村の「村役場」と言っているメインの建物が火事で全焼していたんですな。知らなかった。
    そのダッシュ村の企画は確か「日本地図の中に記載されるような村を作ろう」と言うので始まった処から見ていたんですが、現在はそんなテーマが忘れられたかのような、かなり違う方向に突っ走っています。

    その火事になった家は、山の中にポツンと数十年も野ざらしになっていた廃屋で、それをTOKIOのメンバーが屋根から壁からすべて修復して、中にかまどを作ったり、障子紙まで手漉きで作ったりした物だったんですが、火事で一瞬にして総ての想い出が灰になってしまうって言うのはなんか悲しいっすね。
    とりあえず、その修復した家の隣に、別の処から総て移転してきた藁葺きの古民家があるので、色々なことはそっちで出来ると思うんですが…。

    ってことでネット検索してみたら火事はすでに先月の19日の出来事だそうで、出火原因はその建物の脇にカメラに写らないようにスタッフ用の調理場があったんですが、そこでスタッフが天ぷらを作ろうとして火事を起こしたらしい。
    で、その火事のせいでダッシュ村の場所がニュースで判明してしまった。この先、馬鹿な訪問者などが訪れない事を祈ります。

    以前テレ朝でやっていた「人気者でいこう」と言う番組は、富士山近辺のどっかにコテージを作ってそこで色々遊ぼうという番組だったが、途中からそのコテージの話がまったくなくなってしまった。
    実は、馬鹿なヤンキーさんたちが撮影のない時に上がり込み、そこにあった色々な物を盗んだり、壊したりして、とても使えない状態になってしまったらしいのだ。

    あれだけ長い時間を掛け積み上げてきたダッシュ村なので、そんなバカな連中に壊されちゃ可哀想なので、ちょっと心配をしたりするのであった。
    突然の出来事(DASH村公式サイト内・住人清(せい)君の日記)
    「DASH村」天ぷら油が燃えて全焼(サンスポ.com)

  2003年02月03日(月)豆豆知泉・言霊・オーストラリア
    [似顔絵:いつもふたりで(藤原央子)長谷川京子]
    長谷川京子 [ビデオレター]
    TVニュースを見ていたら、PKOで海外派遣されている自衛隊に家族がビデオレターを送ると言うのをやっていた。
    それぞれの家族がスタジオにやってきて近況報告をカメラの前でしゃべるのを撮影して、このビデオが各隊員へ1週間後に船便で届けられると言うものらしい。
    でも、そんな面倒な事をしないでも今の技術だったら、衛星回線を使って直接TV電話する事ぐらい簡単に出来ると思うのだが。
    やっぱり伝統的な儀式として行われているんでしょうか?ちゃんと距離感を感じさせるためとか。



    [似顔絵:いつもふたりで(入江知華)平山綾改め、平山あや]
    平山綾・平山あや [スペースシャトル爆発]
    土曜日の夜中11時頃のニュースで第一報が入ったスペースシャトルの爆発事故ですが、下にその搭乗員を並べてありますが、みんな40歳以上なんですな。
    基本的に根っからの宇宙飛行士って状態じゃなく、30代まで色々な分野でそれなりの成果を上げた人が、その道のプロとしてシャトルに乗り込んで色々な実験などをするって状態なんですか。

    ●イラン・ラモン     Ilan Ramon
      [1954/06/20 イスラエル:享年48]
    ●デビッド・ブラウン   David McDowell Brown 
      [1956/04/16 アメリカ:享年46]
    ●リック・ハズバンド   〈Rick Douglas Husband〉
      [1957/07/12 アメリカ:享年45]
    ●マイケル・アンダーソン Michael Phillip Anderson
      [1959/12/25 アメリカ:享年43]
    ●ローレル・クラーク   Laurel B. Clark
      [1961/03/10 アメリカ:享年41]
    ●カルパナ・チャウラ   Kalpana Chawla
      [1961/07/01 インド→アメリカ:享年41]
    ●ウィリアム・マックール William Cameron McCool
      [1961/09/23 アメリカ:享年41]



    [似顔絵:いつもふたりで(高校生作家・手塚幸子)石田未来]
    石田未来 [豆豆知泉]
    新春特別企画として作った「豆豆知泉」と言う本がありましたが、それを作るきっかけになったM氏にやっと、現物を手渡す事が出来ました。
    なんでかんであって、もうすっかり新春って感じではないんですが『旧正月』って事でご勘弁を。
    しかしですね、やはりサイトなんかにある文章や絵なんかを読んでくれている方と直接合うってのは、凄く苦手です。
    照れちゃうってのもありますが、同時にこっちは相手の事をまったく知らないのに、相手はこっちの考えている事や興味のある事を雑記なんかで読んで知っていると言う、弱点をさらけ出しまくり状態だってのもあるかもしれません。
    昔、オフ会なんてのに参加した事があったんですが、その時も何気なくその場にあったネタを言おうと前フリをした途端に、脇に居た人が「それってオチは○○○でしょ、読みましたよぉ、凄ぇあれ笑ったよ」などとオチに到達される前に、感想を言われてしまった事があった。
    それと、自分が作った作品に関して別に引け目があったりするワケでもないんですが、なんか恥ずかしい。
    学生時代なんかも漫画を書いていたんですが、やはり書いたからにはそれを誰かに読んで貰いたいと思うんだけど、目の前で読まれると、なんか恥ずかしい。「もう見ないで!」とか「見るなら俺のいない処でお願い!」って状態になってしまうのだ。
    ま、そのテレの部分が大きいのでこうやって作品を作っても「俺の作品どう?どう?感想は?凄いでしょ?どう?」と見せびらかしたり、自慢したり、自己顕示欲大爆発が出来なかったりするのだ。
    自分にそんな部分が強くあれば、今頃こんな処でヘラヘラしていないで、もっと大きな仕事もしていたかもしれない。などと思ったりもする。


    [似顔絵:いつもふたりで(突然人が変わった様な奥田直之)葛山信吾]
    葛山信吾 しかし、ここまで文章・絵、そして今は休止している音楽なんかの創作活動を続けてきて、その手の「俺って凄いだろ!」を実際に連発するような人を山のように見てきた。物を作っていて発表したいなんて考えている人は、多かれ少なかれそう言う部分を持っていると思うのだが、そんな人の中でも突出した状態の人を沢山見てきた。
    で、客観的に思うのが「そういう人ほど、たいした作品を作っていない」などと感じてしまうのだ。
    じゃ、そうでないオマエの作品は凄いのか?っつーとそうでもないってのが悲しいのですが。
    とりあえず、今年の6月頃、初の作品展を開催しちゃうって事を決意して発表しちゃったので、もうーこの半年は気分をそっちの「図々しいモード」に切り替えていかなくちゃいけないと思うのだ。
    先日TVで矢沢永吉が喋っているのを見たんだけど「日本人って駄目な部分多いよね。謙虚?それは物を作る人間にとっては駄目だよね。自分の事を謙遜しちゃ駄目だよ、俺は最高、俺は世界一、そう言っていれば自然と自分がそっちに近づいていくんだよ。金欲しいなら金欲しいって言っていれば自然と金は集まるの。俺は最高、そう言い続けていなきゃ駄目だよ。」的な事を言っていた。
    日本人の古来の考え方の中に「言霊:ことだま」ってのがあって、言葉にはそれを具現化する力が宿っていると言う考え方なのだ。
    そう、俺は最高!そう考えなくちゃいけないのだ。

  2003年02月04日(火)フィル・スペクターが逮捕


    [似顔絵:フィル・スペクター]
    フィル・スペクター [逮捕しちゃうぞ]
    「フィル・スペクターが殺人で逮捕!」って、新聞で読んでビックリしてしまった。
    興味ないひとには「デイブ・スペクターの関係者?」てな状態かもしれませんが、個人的に好きな音楽家だったので、激しくショックを受けてしまいました。
    先日のザ・フー/ピート・タウンゼントの幼児ポルノ容疑逮捕なんか、ちっちゃい事だよなぁと言うぐらいにビックリした。
    報道だけでは、完璧にフィル・スペクターの犯行みたいですな。
    しかし新聞の記事は小さかったけれど、その見出しが『ビートルズ制作者・殺人で逮捕』とかなっていたんですが、その認識の仕方もどうかと思います。


    [似顔絵:デイブ・スペクター]
    デイブ・スペクター とりあえず「LET IT BE」の編曲をしたと書かれていますが、実際の事を言えば解散直前でもうやる気の無かったビートルズが適当にセッションして、最終的にミックスダウンとかする予定もなくそのままにしてあった曲を、ジョンレノンの依頼で、編集してあのアルバムを作った人です。
    水曜日の朝(この雑記の日付の翌日ですが)フジの「めざましテレビ」の中では『ポールマッカートニーさんもショックでしょうね』みたいな事を言っていましたが、どっちかと言うとポールはフィル・スペクターを嫌っていたような記憶がある。
    ジョン・レノンがフィル・スペクターに編集を依頼した所、「THE LONG AND WINDING ROAD」なんかに勝手にオーケストラストリングスなんかをかぶせて大げさな曲に仕立ててしまったので、ポールが激怒したんだと思った。


    [似顔絵:京子スペクター]
    京子スペクター ビートルズ解散後は、ジョージハリスンがフィルのアレンジを気に入って、それ以降のソロ曲なんかのアレンジも担当してもらっていたハズ。
    そんなワケで、新聞もTVもあまり物事を知らない状態でも平気で報道しちゃうんですな。
    でも、TVで一回放送しちゃうと一気に何万人何十万人の人がそれを知識として認識しちゃうので面倒な話になっちゃうわけです。
    でもフィル・スペクターって言ったらロネッツの「Be My Baby」が代表曲でしょ。
    あと「フィル・スペクター・クリスマス」と言うアルバムは最高傑作です。
  2003年02月05日(水)沼津・森々・らも
    [似顔絵:アニメ演出家・りんたろう]
    りんたろう [HR]
    三谷幸喜が脚本をやっているシチュエーションコメディ『HR』ですが、先週の放送で和久井さんが上司候補の新人社員に切れてケーキをぶつけた
    って事で、なんだかんだあって今週は、左遷され夜間学校を中退する事になった。
    と言う話なのだが、その和久井さんは出版社勤務で、左遷先が沼津らしい。
    う〜む、東京に本社があって沼津に支社があるって… 図書印刷なんですか?
    しかし番組中で「随分遠くに左遷だ」みたいな事を何度も言っていましたが、沼津って東京から充分通勤できる距離だったりします(何人か通勤している人を知っている)
    しかし、この番組好きだけど、番組が始まる前「日本初のシットコム」と大騒ぎをしていた。
    シットコムってのは、舞台劇みたいな状態でシチュエーションコメディを観客を入れた状態で撮影・放映する物を言うらしく、アメリカなんかでは昔からルーシーショウとか色々あった。
    でも、ちょっと形態は違うけど「吉本新喜劇」なんてのは同じパターンだよなぁとか思う。
    吉本はギャグに重点を置きすぎているので却下と言うのなら、確か一昨年BSデジタルが始まった当初浅野裕子主演でその手の番組があったハズ。
    そんな日本初なんて看板は無くても、面白いのでどうでもいい話なんですけどね。


    [似顔絵:大沢親分(大沢啓二)]
    大沢親分・大沢啓二 [夢が Mori Mori]
    (いまさらのネタですが、書くタイミングを逃したので)北朝鮮拉致被害者の曽我さんが拉致される以前にファンだったので曲を覚えていて、北朝鮮でもこっそり森昌子の曲を歌っていた。
    と言うこともあって、以前、東京で面会したと言う事がニュースになっていたのだが、その時にダンナの森進一も同行した。
    で、ここには書かなかったけれど、その事に関して「森進一が一緒に来ちゃった時はビックリしちゃっただろうな、おいおい森違いだよ!とか、思わずツッコミを入れてしまったのでは?」などと身近な人にネタとして喋っていた。
    で「だって、彼女達が知っている森進一の嫁さんは大原麗子だろ」とも言っていたのだが、どうやら森進一と大原麗子の結婚は1980年なので、彼女達はその結婚すら知らなかったと言うことになるのだ。
    で、森昌子とは1986年に結婚。ついでに息子二人は現在ジャニーズJr.。


    [似顔絵:中島らも]
    中島らも [今日の逮捕者]
    前日のフィル・スペクターが殺人で逮捕ってのは、どーいうこっちゃ状態なんですが、今日は作家の「中島らも」が大麻不法所持で逮捕された。
    中島らもの場合は名作『ガラダの豚』だけじゃなく、それ以外のいろんな文章から「絶対吸っているよなぁ」的な感じだったので「大麻不法所持」ってのに関しても「だろうね」ぐらいの感想しか持たないんですが、連日、自分が好きなクリエイターが逮捕されるってのは、トホホであります。
    こうやって逮捕なんかされちゃうと、物の本質が見えていない人が、その人の作った作品まで悪い物だみたいな事を言い出しちゃうので、凄く面倒臭い。


    [似顔絵:内藤陳]
    内藤陳 どーんなに嫌なヤツだって、作品が良ければ作家としては凄い人だと思う。
    自衛隊に乱入して演説して割腹自殺しちゃっても三嶋由紀夫の作品は色あせないし、薬飲んだり不倫したり最後は心中までしちゃっても太宰治は凄い作家だし、そう言う意味ではフィル・スペクターも中島らもの作品は関係ない部分で評価をもたれ続けなければいけないと思うのだ。
    自分の知り合いでも、何気なくカーステレオで槙原敬之が流れた時に「うわっ薬漬けのオカマ!消せよこんな曲」みたいな事を言いだしたヤツがいたので、かなりムカついた事があった。
    色々事件とかがあったが、それと音楽はまったく別物だと思うし、未だにポップス作家として優秀な曲を作り続けていると思うので、私は槙原敬之の人格は全然知らないが、その作り出す曲は支持し続けている。
    しかし、清廉潔白で間違った事を一切したことがない、裏表も無い、優等生が作った物しか認めないんでしょうかね?なんか凄くつまらなそう。
    ま、中島らもを好きな人は別に今回の逮捕は問題にしていないと思うけど。


    [似顔絵:温水洋一]
    温水洋一 [分裂]
    現在モーニング娘。は先日発表された新人3人+藤本美貴で16人編成となっていますが、5月で保田圭が脱退するので、15人編成で5月頃に新曲が出るらしいです。
    しかし15人って多すぎるよなぁと思っていたら、その新曲を発表した後は『モーニング娘。さくら組』と『モーニング娘。おとめ組』と言う二つのグループに分裂するそうです。
    うーむ、どこまで計算して話を進めているのか、それとも全部その場その場の思いつきなのか。
    シングル1枚出すたびに形態が変化していくって、もう、オッサンどころかリアルタイムの人までついていけない状態かも知れない。
    しかし、現在モーニング娘。が主演しているバラエティ系番組の視聴率が徐々に冷え込んできているので、この先はどうなっていくのか。と言う、プロデューサーつんく♂の方向性には興味がある。
    『○○組』と言う名称からして、宝塚を意識しているのかも知れないが、まかり間違っても『よろこび組』ってのは無いだろうな。


    [似顔絵:(リクエストで書いてみました)RUN-DMC]
    RUN-DMC [雑記]
    しかし、ふとふり返って見ると、最近の雑記は思いっきり芸能ネタと言うか、俺はTVッ子だよなぁ状態でありまして、実生活にこれといった刺激が無いのだということを暴露しちゃっていますな。
    確かに、最近は生活の中心を「6月にある似顔絵展」へシフトしつつあるので、実生活はある意味犠牲になっているかもしれない。
    確かに物を真剣に作るって事は、普通のバランスのいい生活は送れないって事なのだと言うのは判っている。
    昔からミュージシャンにしても画家にしても、作家にしても、その凄いと思える作品を作り続けている人ってのは、どこかしら人間的に欠落しちゃっているんじゃないのか?と言う感じがする。
    ま、自分の場合それらと比べるまでもないショボイ作品しか作っていないんだけど。
  2003年02月06日(木)新暦・旧暦
    [似顔絵:大リーガー長谷川滋利]
    長谷川滋利 [新暦・旧暦]
    今、「今日の出来事」データを見直している最中です。
    これも、そのうち大坪さん協力のもと、検索型に変更する予定なのですが、現在色々な問題があって、それのチェックに追われています。
    誕生日データの方は以前と違って「○年○月○日以降」と言う調べ方が出来るようになって「自分と同級生」なども簡単に探し出す事が出来るようになりましたが、「出来事データ」はそっちの方が重要って気がします。
    誕生日の場合、多くが「自分と同じ誕生日」と言う調べ方だと思うのですが、出来事の方はそうじゃなくて「歴史の流れ的に」と言う調べ方の方が大事なのでは?と思います。
    つまり1つの事件が起こって、それに連鎖するように数日後に別の事件が起こって… と縦割りにするより、横方向へどう繋がって行くか?だと思います。
    あるいは個人名、たとえば「徳川家康」と言う人物が出来事データベースの中でどう書かれているか?と言うのを時系列で一覧できるってのも、凄い利点だと思うので、将来的に検索型にするべきだと思っています。


    それには、まだクリアしなきゃいけないサイト的な問題もいろいろあるので、実行に移せるのは夏頃になるかもしれません。(似顔絵展の関連で6月まではバタバタしていると思うし)
    しかし、その為に記載されているデータを簡易的にエクセルでデータベース化して並べ直したのですが、重複記載が異常に多い事が判明。いわゆる旧暦・新暦に関しての問題です。
    つまり日本の場合、明治5(1872)年12月2日までは太陰暦を使用して、それ以降は太陽暦に変更されたのですが、その為に約1か月ほど日付がズレてしまっています。
    いわゆる「赤穂浪士が討ち入りしたのは12月じゃなく、世界的な暦(太陽暦)の中では翌年1月だったのだ」と言う議論にもなっている部分で、この辺は歴史をやっている人の間でそれぞれの解釈があって、文献によっては新暦計算や旧暦計算に分かれるのです。


    [似顔絵:ボルトン国務次官(アメリカ)]
    ボルトン国務次官 とりあえずこのサイトでは日本の日付の扱いは「その時に採用されていた日付を書く」としています。
    つまり1872年12月2日まで太陰暦を使用して、翌日から太陽暦採用なのでいきなり1873年1月1日になっちゃったのです。
    つまり私の考える日本の暦の中には1872年12月3日〜12月31日が存在していません。
    だから、江戸時代以前、海外の人と日本の人がまったく同じ日に生まれた様な書き方をしてあっても、実際には1か月ほどズレています。
    それじゃデータ的に正しくないんじゃないか?と言う気もしますが、それを始めるとかなり面倒臭い上に「宮中で正月の儀式を」などと言う記載が全部2月の話になってしまうなどと言う不具合も出てしまうので、その辺はご了承をしてくださいませ。


    これら関連データ部分は以前は[誕生日][出来事][忌日]の3つに分かれていましたが、今回の作業で忌日を[出来事]の中に混ぜてしまいました。(まだアップしていないんですが)
    と言うのも、生前にそれなりの実績を残した人が忌日に記載されているのですが、それってのは十分に歴史的出来事なので入れる事にしました。誕生日の方はまた別物って気もするのと、データ量が膨大なので混ぜる事は難しいってので[誕生日]は未だに独立したままです。
    と言いつつ出来事データの中から[忌日]ってのだけを抽出して検索出来るようにしたいと考えています。

  2003年02月07日(金)賊・トリビュート・ゴッホ
    なんか2月に入ってから、この雑記は文章はやたらと多いし、イラストも異常に多いし、大丈夫か俺。とふり返ってみて思ってしまった。
    別にそんな暇であるワケでもないのだが。


    [似顔絵:1950年代NHK・お笑い3人組(一竜斉貞鳳)]
    一竜斉貞鳳 ふと思った。
    今人気のある漫画『ワンピース』って「海賊」と名乗っているけれど、全然「賊」じゃないじゃん、ただの冒険者の話じゃん。
    なんかただ俺は海賊だ!と自己申告で名乗っているだけで、一度も賊らしいことしていない。
    しかし海賊と言う事なので賞金首になっている。なんか変な話。


    [似顔絵:1950年代NHK・お笑い3人組(三遊亭金馬)]
    三遊亭金馬 いわゆる「トリビュート」と称される、1人のアーティストの曲を複数のアーティストがカバーしたアルバムってのがありますが、それらの多くが1度2度聞いてあとはあんまり聞かなくなってしまう運命にあると思う。(あくまでも自分の感想ですが)
    と言うのも、アルバムを通して一貫したムードでもないし、元歌が完成度高かったりするとそのカバーの優劣ってのも凄く気になっちゃうので、飛ばし飛ばし聞いてしまう事になる。
    さらに、トリビュートの元になるアーティストに敬意を払いながら作っているハズなのに、どー考えてもレコード会社の意向で無理矢理参加して、愛着もあんまりないので、自我爆発状態の「元歌の良い部分を全部拒否したような曲」になっているパターンが結構ある。
    実はこれまでもかなりの枚数、トリビュートアルバムってのを購入しているんですが、何度も繰り返し繰り返し聞ける物ってのはないです。
    そんな経験があるのんですが、またしても「大瀧詠一トリビュート:ナイヤガラで恋をして」なんてのを買ってしまいました。
    が、これは結構良いかもしれない。


    [似顔絵:1950年代NHK・お笑い3人組(江戸屋猫八)]
    江戸屋猫八 とある美術オークションで作者不詳で最初1万〜2万程度から出品しようとしていた作品がゴッホの初期作品だったと言うことが判明し、1000万円程度になりそうな感じらしい。
    その作品をTVで見ましたが、確かにゴッホのタッチも未完成ながら出ている。
    へぇ〜っと思うんだけど、感想はその程度。
    しかし、その作品を「美術愛好家」と自称する金だけは持っている人が是非!と叫びながら購入するんだろうなぁ。
    でもその「ゴッホの初期作品」と言うものは美術史的には「ゴッホの習作時代」と言う価値はあると思うけれど、作品としての価値はそんな1000万円もするものじゃないでしょ。あくまでも後世に有名になったゴッホと言う人の無名時代の作品てだけだと思うのだ。
    きっと、その美術愛好家とか言う人たちはその作品を見て「ほほう、流石ゴッホだねぇ」などと感心したそぶりをするのかもしれないけれど、なんだかビトンとかシャネルというだけで有り難がっているおねえちゃん達とまったく変わりないのだ。
    だから今回の作品は「絵画的価値」ではなく「コレクター的価値」でしかない。
    とりあえず私はゴッホでは「アルルのはね橋」が好きです。

    で翌日(02月08日土曜日)のオークションで某美術館を経営している会社社長が6600万円で落札したそうです。
    その美術館に自称美術愛好家が公開と同時に駆けつけて「ゴッホって凄いね」とワケわからないのに感心して「私は美術品を愛でる高尚な人間なのよ」的な自尊心を満足させるんでしょうか。
  2003年02月08日(土)議員とダルマ
    [似顔絵:マイケル・ジャクソン2003]
    マイケル・ジャクソン 国会で議員がいねむりしている写真がどどーんと週刊誌なんかで特集されちゃっていたりするが、国会議員の月給って600万とかなんでしょ、その1こっくりをしている間に、何万円も稼いでいるわけですね。さすが国会議員って凄い。
    居眠りするってのもどうかと思うが、ノルウェーの国会ではもっと凄い議員が問題になっているらしい。
    議題は「イラク戦争への可能性」と言うかなり重いテーマだったのが、その時その議員はポケットPCでダウンロードしたばかりのシューティングゲームに熱中していたと言う。
    ほとんど学生ノリだなぁ。
    日本の国会でも議会中に携帯電話でメールを打っている人もいるけれど、まさか「今ヒマなのだY(^_^)Y」なんて打っていないだろうな。


    [似顔絵:航空力学的によく出来た顔・NASAオキーフ局長]
    オキーフ局長 富士市なのかよく場所名は判らないけれど毘沙門さんのお祭りにちょっと行って来た。
    このお祭りは毎年この時期に3日間やるんだけど、曜日には関係なく日付で開催される物なのだ。最近は曜日が規準でお祭り日を決定するってのが多いんだけど、それって観光の方に重点を置きすぎたものだよなぁと思ったりもする。
    もっとも、普段は平日に開催されたりするので、私は今までそこへいったことなどなかったのだが。
    かなり混雑が予想されると言うことで、毘沙門へは午前10時頃の早い時間帯に着くように計算して出かけた。駐車場もまだ空いていて、ほとんど待ち時間無しに到着する事ができたのだ。
    毘沙門のお祭り自体は「なるほどね」的な物で、結局一緒にいった親や近所の人の最大の目的は、それと同時に開催されている植木市だったのだ。
    毘沙門というとダルマの市が有名で、その敷地内には50店60店以上のダルマ売りの露店が出ている。


    [似顔絵:長谷川初範(ショパン)]
      で、それらをぼーっと見ながら歩いていてなんか変な事に気が付いたのだ。
    どの店で売っているダルマもほとんど同じような物で、パッと見ただけではその差違は全然判らない、それ以上にそれぞれの店のレイアウトがほとんど同じ状態になっている。
    大量のだるまをどど〜んと並べなければいけないって事から、少ないスペースを最大限に活かすレイアウトになっているんだと思うのだが。
    で、変な事っていうのは、それらまったく同じように見える露店なのだが、客がいっぱい立ち止まって見ている所と、全然客がいない所と極端に分かれているのだ。
    確かに午前中の時間帯なので、そんなに露店が繁昌するような感じではないと思うが、この差は?と考えた。


    [似顔絵:航空評論家・青木謙知]
      ほとんどのダルマ店はそれぞれのダルマに「1番」とか「2番」とシールが貼ってあって、それがワゴンの様な所に乱雑に乗っている、そして上に『1番:5000円』とか値段表示がしてあるのだ。
    それに比べて人がいっぱい立ち止まっている店は、単純にダルマそれぞれに「5000円」とか「3000円」とかシールが付いているだけなのだ。
    実は凄く当たり前で単純な事なんだけど、客としては単純で判りやすい方が良いって事ですかね。
    露店の前はそこそこ人の流れがあり、流れながらふとダルマを見ても「えっと2番のダルマは…」とダルマを見た後で値段を確認しなきゃいけないと言う状態になっていて、確認する前に背中を押されて次へ流れてしまうのだ。
    それに引き替え、値段が付いている所はパッとみただけど「あ、あ3000円か」と判明する。
    たった、そんだけの違いかも知れない。売れる店と売れない店の差は。

  2003年02月09日(日)似顔絵展の準備始まる
    [似顔絵:厚生労働大臣・坂口力(2)]
    坂口力 今日、バラ園へプリントアウトしたイラストを持っていった。
    似顔絵展を開催するホールにそのA4サイズで出力した絵をだーーっと並べて、どんな感じでどのくらいの量を飾る事が出来るか?と言うのを調べてみた。
    とにかく枚数が多いので、頭の中での計算だけでは全然把握出来ない部分があるのです。
    その結果、それなりに広い空間なのだが500枚を飾るのはギリギリらしい。
    本当に普通の美術展のように余裕を持って飾るなんて事が出来ないのはとうに判っていたが、ここまでギリギリだとは思わなかった。


    [似顔絵:小泉改造内閣総務・片山虎之助]
      とりあえず今月最初には「現在380枚、残りは120日なので1日1枚計算で500枚になる」などと書いたのですが、1日1枚どころか、その2日間で10枚書いているので、展示会の日までにどれだけ増えるのかは全然把握できないのだ。
    1日1枚ではなく過去のペースを計算すると、1か月50枚ちょっとという状態なので、4か月で200枚、つまり600枚って感じで考えるのが妥当な線なんだろうなぁ
    とかいいつつ、初期の書き慣れていない頃の絵をハズしていくという作業も有りだと思うので、やはり500枚ぐらいになるかも知れない。


    [似顔絵:経済産業大臣・平沼赳夫]
      しかし、ここに記載してある似顔絵をA4サイズでプリントアウトすると、かなり印象が違って見える事が判明。
    この雑記を全部見てくれている人に対して「すでに見たことのある絵を再度見て貰うのはかたじけない」と、未公開新作も展示する予定でいるのですが(と言いつつ、展示会が終わった後は順次ここに記載すると思います)、ここで見た絵も大きなサイズで見ると全然印象が変わってしまいます。
    雑記記載サイズで「ありゃ?なんか似ていないかな」と思った絵が、でかいサイズになると何故か「似ているかも」と感じてしまうのであります。
    こりゃ、わざわざ足を運んで貰う価値はあるかもしれないっす。

    てな感じでバラ園で似顔絵展の事を考えていたらいきなり「町会議員の選挙用に候補者の似顔絵を書いてくれない?」と、仕事が入ってきた。
    とりあえず「子供にも親しめるような可愛いキャラで」と言う注文があったので考えているのだが、資料として渡された写真が1枚だけで、しかも今よりかなり若い時代のものだってのは辛いっす。
    写真だけで絵を描く場合、写実的になら問題はあまりないが、立体感が掴めないので難しい。
    ついでに、この仕事はいくらで受けたらいいのかも全然判らないっす。

  2003年02月10日(月)ジンジャーとイベント


    [似顔絵: ]
      唐突ですが今世紀最大の発明といわれた「ジンジャー」ってどうなったんですか?
    アメリカのどっかではすでに実用化されているという噂も聞くんですが。
    でも、それよりドクター中松の「ニンジャー」の方が楽しそうです。まったくもー、マジなんだかボケちゃっているのか判らないです、ドクター。
    ついでにミスター長嶋茂雄との区別も付けづらいです。
    あ、ミスターの方もマジなんだかボケちゃっているのか判らないです。

    [似顔絵: ]
      2月22日は2ちゃんねるの日だそうで、一部では「2月22日午前でも午後でも2時22分に吉野家に黙々と集合して「ツユ少なめ・ねぎだく・ギョク(卵)」だとかを注文して黙々と食べる」と言うイベントが開催されるらしいのです。
    その様子はモバイル経由で中継され、各地のお祭りが実況されるらしいです。
    これは去年のクリスマスイヴに第一弾が開催され、今回が二回目だそうですが、マジなんでしょうかね?


    [似顔絵: ]
      2ちゃんねるの集団馬鹿力的イベントで有名なのは、アメリカの雑誌『TIME』の今年の顔の投票で田代まさしを1位にしたという物がありますが、それ以外にも色々とあるみたいです。
    去年(一昨年?)のフジテレビの25時間テレビでは「三浦海岸に点在するゴミを集めてそれでオブジェを作ろう」と言う番組の企画があったそうなんですが、それに対して番組放送前日に2ちゃんねるの有志100人以上が番組とはまったく関係なく三浦海岸のゴミを全部拾って片づけると言うイベントを開催したそうで。
    で、当然フジテレビの番組では呆然としちゃったワケですが「海岸に落ちているゴミを拾う」ってのは誰にも罰せられる事のない善行なので、抗議のしようがない… 結局番組的にはどっか別の場所から大量のゴミを調達してきて、番組ラストで「こ〜んなにゴミが集まりました」と嘘をついて、それでオブジェを作ったそうです。
    なんだか、くだらなくて悪趣味だけど、関係ない場所から見ていると面白いイベントであります。



     


ひねもす雑記