ひねもす雑記
2003年03月01日〜10日


▲2003年03月01日:土:事故多発地帯
▲2003年03月02日:日:グルグルと大小とニセモノ
▲2003年03月03日:月:未来と山田くんとツッコミと10年目
▲2003年03月04日:火:ヤラセ番組だった
▲2003年03月05日:水:加爾基とカタカナと主題歌
▲2003年03月06日:木:おたっしゃクラブ
▲2003年03月07日:金:就職希望
▲2003年03月08日:土:人気番組が放送回数短縮
▲2003年03月09日:日:甘い牛乳
▲2003年03月10日:月:22年ぶりと自国文化

『似顔絵展まであと92日!』
  2003年03月01日(土)事故多発地帯
    [難読漢字で四露死苦]
    スノーボード・ハーフパイプで頭角を現してきた成田3兄弟ってのがいるんですが、その3人の名前が凄い。
    長女・夢路(めろ)、長男・童夢(どうむ)、次男・緑夢(ぐりむ)と言う、この10年ぐらいの間にガシガシ増えてきた「なんじゃそりゃ?」系の海外の名前に漢字を当てはめる、昔の暴走族が大好きだったパターンの名前。
    ま、夢路・童夢も問題がないワケじゃないけど容認できる名前なのだが、末っ子の「緑夢」はどう言う物でしょうかね。
    「グリム」と言う名前はヨーロッパにはあるので聴く分には問題ないけれど(と言ってもこの名前は基本的に苗字なんですが)、その漢字「緑夢」って・・・・
    緑と書いて「ぐり」と読むんですか?それは読みではなく英語だよなぁグリーン・・・・。
    普通の人は絶対読めないと思う。


    [似顔絵:所ジョージ]
      [第二東名]
    猪瀬直樹が第二東名の工事現場の査察に出かけ、色々な箇所をチェックし「今工事を停止すれば何兆円が浮く計算になる」と結論を出した。
    ま、この工事自体、日本がバブル景気に舞い上がっていた10年以上前に計画された事で、まさかそれから10年に渡る景気の低迷が続くとは思っていなかったので「適当に始めていれば、その内景気もよくなるだろう」てな感じで実行に移された話なのだ。
    で、工事がガンガン続いている沼津長泉インターチェンジ近辺に来て色々調べていた。
    長泉ってのは、静岡県駿東郡にある町で、杉山バラ園も駿東郡と言う同じ地域、と言ってもその東名が走っている場所はかなり離れていてインターチェンジは山の奥の奥。


    [似顔絵:森光子]
      で、第1東名もそこを走っているんですが、東京方面から箱根を越えて沼津インターに降りて行くまでの道(ここが駿東郡)ってのが、なだらかに長い長い坂道で結構事故が多発している地帯だったりするわけです。
    そのお陰で「駿東郡は静岡県で事故発生件数が一番多い」と言う不名誉な地域としてのレッテルが貼られちゃっているワケです。
    実際に駿東郡の一般道路ではそんなに事故が多いわけでもないのに、東名のせいで「一番事故が発生する」と言う事になっているのです。


    [似顔絵:妊婦姿が似合わない千秋]
      警察発表の数字でしかないので、東名も一般道も関係なく「事故が多い」って事で、交通安全週間とかになるとまったく関係ない一般道にハタを持った人々が「交通事故撲滅!」などとキャンペーンをしなければいけなくなってしまうのです。
    東名で旗を振ってキャンペーンするワケにもいかないからねぇ。
    まったくもって、なんだかよく判らない話。
    で、もし第二東名が出来たらさらにその記録が大きくなってしまうに違いない。

  2003年03月02日(日)グルグルと大小とニセモノ


    [似顔絵:マックパワーブックCM]
      [いつもより多く廻しております]
    「燃焼系アミノ式」と言う飲料のCMで駅のホームでぐるんぐるん前転しているヤツがあるけれど、あの女の子は小田瑞穂(もちろん合成だけど)、ホームの場所は伊豆急の片瀬白田駅だそうです。
    個人的に気になっていたので(別に好きとか嫌いではなく気になっていたんで、録画してコマ送りで編集方法をチェックしてしまった)。

    ついでにCMネタ
    マックの新しいパワーブックCMで飛行機に隣り合ったでかい人とちいさい人のヤツ。
    小さい人はオースティンパワーズのミニミー役VERNE TROYER:身長81cm。
    大きい人はNBAのスーパースター姚明(ヤオ・ミン)身長226cm。
    ちなみに、このCMのナレーションはエロ兄ちゃん福山雅治。


    [似顔絵:ニュースステーション・上山千穂]
      [リアルな似顔絵・フェイクな似顔絵]
    細野不二彦の漫画『ギャラリー・フェイク』の新刊。
    ニセモノ(フェイク)美術品を扱う主人公とそれにまつわる内容の漫画。
    この漫画のスタート1992年はバブル期で絵画が億単位でガンガン飛び交っている時代だったのだが、今の長く続く不景気を経て、最近は色々今の時代を感じさせるような話も増えている。(1巻を見ると出てくる女性の眉毛が凄く太い)
    で今回、警察が犯人を捜す際に書かれる似顔絵がテーマになっている話があった。
    漫画の中ではコンピュータグラフィックを駆使したリアルな似顔絵が登場し「これなら検挙率100%間違い無し」とほくそ笑むキャリアと、「似顔絵ってのは曖昧な物じゃなきゃいけねえんだよ」と言うこれまで足で事件を解決してきたベテラン刑事が対比して描かれている。
    確かに、最近の指名手配のイラストなんかはCGじゃないにしても、かなり書き込んでいる物が多い。で、逮捕された犯人の顔を見ると「?????」と言う状態も少なくもない。
    実は似顔絵ってのは単純で抽象的であるほど似てくる。
    実際の事を言えば、似てくるんじゃなく、見ている人がそれぞれに頭の中で自己修正しながら似顔絵を見るために、似ているような気になるのだ。


    [似顔絵:ニュースステーション・経済アナリスト森永卓郎]
      [極限まで単純に]
    例えば、単純な線で似顔絵を描く和田誠氏(奥さんはあの料理家・平野レミ&息子はトライセラートップスのボーカル和田唱)なんかを見ると、思いっきり単純化した線だけで書かれている。
    目が点だったり、輪郭もスッキリした線だったり、髪の毛もべた塗りで簡単だったり、でも「これは●○●さん」と出されると「似てる似てる、雰囲気掴んでる」と思えてしまうのだ。
    それに対して、似顔絵と言ってもスケッチのような書き込んだタイプの絵では、かなり細かく書き込んである顔のパーツを見ると、確かにその人の特徴を捉えていたりするのだが、全体的に見ると「なんか変な感じ」と感じてしまう物も少なくない。
    実際、その似顔絵に元になった写真なんかを似顔絵に並べて見てみると、リアルに書いた絵の場合は確かに写真にソックリだし、細かく模写したって感じを受ける。
    それに比べて単純な絵の場合「ありゃ?なんか似ていない」と感じてしまうのだ。
    実は人間ってのは、多くの顔をそんなに細かく記憶しているワケではなく、ある部分だけの特徴で認識している事が多いらしい。
    その為にリアルに書いた絵の場合、細かい処までに目が行ってしまうために認識すべき点がぼやけてしまうのだ。そして、ちょっとでもバランスなんかが違うと「似てない」と感じてしまう。
    その点、単純になっている絵の場合、認識されている部分が共通項として見出せれば「似ている」と感じてしまうらしい。実際の顔とは違う単純な絵と言う認識がハナからあるので、バランスの問題はさほど感じないと言う。


    [似顔絵:要潤]
      [認知された似顔絵]
    たとえばビートたけしの似顔絵ってのは昔から定着した >・△・< みたいな目が点になっていたり、鼻が三角になっていたりする物があるが、あれは単純化され、抽象的にたけしの顔を認識した記号的なものなので似ているような印象を受けるワケです。
    実際、たけしの顔を見てもあんな顔をしていなかったりするワケです。
    和田誠の似顔絵の中で、一番卑怯でありながら似顔絵として定着している物に、筒井康隆の似顔絵ってのもあります。
    これなんかは、筒井康隆自信が難しい顔をしているので和田誠が単純に仕切れなく為試行錯誤した結果「顔を書いて似てこないんじゃ書かなければいい」と言う結論で、輪郭だけしか書かない似顔絵として発表し、それが今に至るまで「筒井康隆」として認知されつづけている。
    ある意味、あれ以上筒井康隆の顔を描ききる事は出来ないと思ってしまうのだ。
    なんつーか、自分の場合、まだ杉村としての安定したタッチを見つけられずに試行錯誤しているので、努力努力なのだ。

    [似顔絵:役者・筒井康隆]
    筒井康隆 この雑記をアップした処、おおつぼ氏より「筒井康隆の顔無し似顔絵は筒井氏自身が描いたもので〈あまりにも二枚目なので絵に描けない〉として自画像を描いていた物ではないですか?」と言う指摘がありました。
    そう言えば大昔、筒井康隆氏が自ら書いた漫画の単行本を持っていたんですが(探せばどこかにあるハズ)それでそんな事を書いてあったような…
    でも和田誠氏が書いた同様の絵もあったような気がする…、と考え込んでいくと山藤章二氏が筒井氏のエッセイに挿絵を描いたものでも同様に顔無し似顔絵が使われていたような記憶も…
    もしかしたら、最初の顔無しは筒井氏の考案で、その後、和田氏や山藤氏が仕事として似顔絵を描かなければ行けなくなった時に、その顔無しを元にして書いたのかも知れません。世間に認知されたキャラクターとして。
    なんか曖昧な記憶を探っている状態なので、心許ない言い訳なんですが。


    [逃走経路]
    この日曜日の午前中、沼津の海岸線にある松林でイノシシが暴走して6人が重軽傷。と言う怖ろしいけれど、なんか牧歌的でほのぼのしちゃうような事件が起きた。
    海岸線の松林ってのはかなり長い距離続いているんだけど(長すぎて確認した事ない)そこをイノシシが逃げ回って延々と暴走しつづけたらしい。
    って、その暴走経路のすぐ脇に私の通っている会社があるのだ。
    ぬーん!
  2003年03月03日(月)未来と山田くんとツッコミと10年目
    [未来]
    SF映画「リターナー」という金城武と鈴木杏が主演したヤツのDVD発売のTVCMをやっていた。
    3月7日に発売らしいなのだが、それのキャッチコピーでは「3月7日、未来が変わる!」って言っているんだけど、どうやら映画を劇場公開した時には、未来が変わらなかったみたいですね。


    [似顔絵:高倉健]
      [おーじゃまじゃま〜〜〜〜]
    かつて朝日新聞でいしいひさいちが連載していたのは『となりのやまだ君』で、それをまとめた単行本が当然のように朝日新聞社から出ていました。
    で、それがジブリでアニメ化されるって事で、ジブリ関連の徳間書店から『となりの山田くん』として今までの連載を3冊にまとめて出版されました。
    で、アニメ公開とほぼ同時に朝日新聞の連載タイトルが『ののちゃん』になったんですが、アニメが完成した記念に出た編集単行本は『となりのののちゃん』と言うタイトルで東京創元社から発売されました。
    で、現在朝日新聞で連載が続いている『ののちゃん』の単行本は以前の物とサイズが同じなのですが、何故か出版社がチャンネルゼロになっておりまして、さらに8巻から何故か本の体裁は同じなのに双葉社から発行されています。
    なんか変な感じ、まとめてみると
     『となりのやまだ君』 朝日新聞社
     『となりの山田くん』 徳間書店
    『となりのののちゃん』 東京創元社
     『ののちゃん1〜7』 チャンネルゼロ
     『ののちゃん8〜 』 双葉社
    途中でタイトルが変わったけれど、基本的に同じシリーズなんですが、なぜこんなに色々な出版社を渡り歩いてんでしょうか?


    [舞踏家(日本アカデミー賞助演男優賞-たそがれ清兵衛)田中泯]
      [ドツキ漫才じゃなくてよかった]
    中川家の弟・礼二が広島で女性に暴力を振るったと言うことで警察に通報され、謹慎処分となっている。
    でも、なんか話を聞くだけでは「暴力」ではなく、女性のほうから近づいてきて「何かネタやってぇ」みたいな状態で、礼二がサービス的にツッコミを入れた途端、女性が店から出ていって、警察に「殴られた」と通報したらしい。
    実際にはどうなのかは全然判らないけれど、もしかしたら女性が計画的にそのように仕向けたのでは?と言う感じもする。
    その女性は殴られたといっても、血を流しているわけでも、外傷もある状態ではなかったらしい、さらにその通報した女性が現在どこにいるのか不明で、警察に通報した以降足取りが掴めていないらしい。(なんでも弁護士か代理人が立ったと言う話もされているけれど)
    やはりプロボクサーはケンカしちゃいけないと言うのと同じように、プロツッコミ師は素人相手にツッこんではいけないと言うことなのか?
    p.s.
    4日示談が成立したらしい… ってやはり金が動いたんでしょうかね。

    [似顔絵:映画監督(たそがれ清兵衛)山田洋次]
      [ウルフルズ結成10周年]
    夕べ、12時を過ぎたので寝ようと思っていたが、適当に廻したチャンネルの中で「ウルフルズ結成10周年ライブ」と言うのをやっていた。
    BSフジでの番組なのだが、2時間の特番。(雑誌「TVガイド」には書いてなかった&どうやら「ザTVジョン」には載っていたらしい)
    で、録画状態にして寝ようと思っていたが、途中まで見てしまった。最後まで見ると2時ぐらいになるので、流石に全部見る勇気はなかったのだが。
    その途中で「久々の登場ジョンBチョッパー!」と言って3年ほど前に脱退したベーシストが登場して会場の大喝采を浴びていた。
    ウルフルズのオリジナルメンバーだったんですが、ある日レコーディング最中に失踪をして半年ほど行方不明になった事があったり、最後は「俺は小説家になりたい」と言って脱退した人です。
    彼は紹介され1曲を弾いたあと、挨拶をしたんですが、もう完璧に涙目でウルウルしちゃっていました。
    現時点でも作家としてデビューしたという話も聞いていないので、どうしようもない状態になっているんだと思いますが、なんか色々考え込んでしまいました。
    ある種の「現状打破」と言う物で脱退をしてみたものの… と言う事で、彼の中で色々な後悔とかが渦まいているんじゃないでしょうか。自分も以前会社を辞めた時に激しく後悔をした事がありました。
    しかし『覆水盆に返らず』と言うことわざがある通りに、動き出してしまった物を元に戻すことは激しく困難だったりします。後悔先に立たずと言うヤツです。
    ジョンBチョッパーが後悔しているかってのは判らないんですが、なんかその涙ぐんでいる彼を見て、色々な事を考えてしまったのだ。
    でも、10周年記念ライブに昔の仲間(それも逃げるような形で脱退したメンバー)を呼んで、一緒に演奏するってなんかいい感じ。
  2003年03月04日(火)ヤラセ番組だった
    案の定、この時期なので「鉄腕アトム」関連書籍の編集って仕事もある。
    が、自分は前々から続いている仕事をいくつか抱えているので、その仕事を手にする事が出来なかったっス。くそー!鉄腕アトム関連の編集なら、誰も気が付かないようなミスをも発見する自信があるのだが。うぬぬぬぬ。


    [似顔絵:笑点3代目司会者・三波伸介]
      [1月10日のリプレイ]
    1月10日の雑記で「激安寿司店」の話題を書いた。
    TBSの番組だったんだけど、色々調査した上で色々な物の激安店ランキングを発表する番組で、家電量販店や、八百屋、生活雑貨、衣類、などなどの紹介があって、さらに番組中で視聴者より「もっと安い店がある」と言う情報を集め、3時間の番組中に行ける場所は行って確認しよう!と言う趣旨の物だった。
    で、激安の寿司屋でトロが「1皿99円=1カン49.5円」と言う店が紹介されたのだが、視聴者より神奈川にある寿司屋の方が安いと言う情報が入って、早速そこへ駆けつけ「1カン49円」のトロが紹介されたのだ。
    その時スタジオにはVTRで紹介され1位になった寿司屋が登場していて、嬉々とした笑顔で日本一安いトロを握っていたのです。
    いきなりもっと安い1カン49円を紹介され「じゃ1位ではないのでトロフィーは返還させてもらいます」などと言われ、呆然としつつ更に値下げをして1位を奪還。
    しかし中継先も更に値下げをし、スタジオの職人も困り果てて期間限定ながらさらに値下げをして…。
    と言う、引くに引けない状況に追い込まれていたスタジオの寿司職人さんが可哀想だった、と言う事を書いた。


    [似顔絵:川口順子外相]
      [TBSのヤラセ事件]
    で、実はこの番組の演出的ヤラセが発覚しちゃったのだ。
    自分は聞き逃してしまったのだが、視聴者からの情報により出かけたと言う設定の神奈川にある寿司屋に突入してマイクを向けた時、その職人は『いやぁもう今日は朝から緊張しちゃって、理容室にも行って来ちゃったスよ』と発言していたらしい。
    つまり、番組中に視聴者から入った情報ではなく、この店に生中継が入るってことは数日前から仕込まれていて、と言う状態だったらしいのだ。さすが問題を起こすことで有名なTBS。
    そう考えると、他の激安◎◎◎ってのは取材VTRだけで終わっていたのに、この寿司屋だけがスタジオにまで呼ばれていたのが理解できる。つまり、最初から生中継で値下げ合戦をやらせる腹づもりだったのだ。
    なんせ、番組が始まる前から神奈川の寿司屋の方が安いって判明していたんだから、そっちが1位でスタジオに呼ばれていなきゃおかしいのだ。
    2位を1位だと騙して呼んでおいて「実はもっと安い店があるんです」と言って、それ以上安くさせるって、恐喝みたいな物だよなぁ。スタジオに来ていた寿司屋がその演出を知らないで番組に出ていたのだとしたら、裁判を起こすことも十分可能だと思う。
    あのスタジオの職人さんの困ってオロオロした様子は演技ではないと思う。
    TBSは去年も「早食い選手権」「筋肉番付」関係が死亡事故や怪我なんかで番組中止になっているし、他にも色々問題を起こしているってのに…。

  2003年03月05日(水)加爾基とカタカナと主題歌


    [似顔絵:和風で復活・椎名林檎]
      [タイトルは放送禁止]
    フジテレビ朝の情報番組「おめざめテレビ」でアルバムチャートをさらっと紹介するコーナーがあるんですが、椎名林檎のニューアルバムがチャートに入っていたけれどタイトルの紹介はなかった。
    「○位は椎名林檎さんのニューアルバムが入りました」
    やはり朝の時間帯に『加爾基(カルキ)精液(ザーメン)栗ノ花(クリノハナ)』と言うタイトルはマズイでしょ。
    いや、朝じゃなくても、そのタイトルはただの悪趣味でしかないよなぁ
    以前から椎名林檎の曲は嫌いではないが、そのコンセプトなんかが生理的に受け付けない部分がある。今回のは受け付けない部分がパワーアップした感じ。


    [似顔絵:つじあやの(2)]
      [英語のカタカナ表記]
    最近、雑誌とかを読んでいて気になる表記が、歌手なんかが売れたって事を意味する『ブレーク』とか、○○風と言う意味の『テースト』と言う物。
    それらって、以前は『ブレイク』『テイスト』だったんじゃない?
    以前の方が発音としても正しいと思うんだけど…
    もしかしてその発音表記はオッサンって事なのかなぁ。
    たとえば70歳以上の人で英語教育を受けていなかった人が小さい「ィ」とかを発音できなくて「デズニーランド」とか言うのを同じように、ある年齢以上の人だけが「テイスト」とか「ブレイク」なんていう、いかにもカタカナっぽい発音をしているんじゃないかと。
    でもこっちの方が正しいんですけどね。「テースト・オブ・ハニー」なんて曲ないし。


    [似顔絵:国会に眠りに来ていた宮沢喜一]
    宮沢喜一 [鉄腕アトムの主題歌]
    アニメ「鉄腕アトム」のエンディングが藤井フミヤの曲だと言うトホホな事を書いたが、オープニング曲はZONEの「true blue」と言う曲らしい。さらにトホホ。
    なんというか、最近はアニメのオープニングさえレコード会社の意向が色濃く出てしまい、昔のように内容に即した物ってのはダメなんですな。
    70年代の終わりにゴダイゴの「銀河鉄道999」なんかが流行ったけれど、あれはちゃんとそれなりに内容を踏襲した物だった。
    たぶん、アニメの内容と違う物で最初にヒットしたのは杏里の「CAT'S EYE」じゃないかなぁ?あれはタイトルはそのままだけど、歌詞の内容はほとんど関係ないから。確かオリコンで初めて1位を獲得したアニメ主題歌と言う記録も持っているハズ。
    もうその当時、アニメは見ていなかったので(中学ぐらいで見なくなった)それ以降のアニメ主題歌ってのは全然接点ないんですが。
    たとえば倉木麻衣の曲が「名探偵コナンの主題歌だからヒットした」みたいな事を何かに書いてあっても、全然ピンとこない。だってアニメの主題歌ってイメージの曲じゃないし。
    そもそも、倉木麻衣を支持してCDを買っている層と、アニメ「名探偵コナン」を見ている層って重なっているのか?


    [似顔絵:最近はあまり見かけないけれど・大槻教授]
    大槻教授 [タイアップ]
    この10年ぐらいは、アニメに限らず色々な番組で主題歌・挿入歌・エンディングなどなどが番組で使われるようになってきている。
    昔からそれはあったんだけど、なんか番組と全然関係ないような形で、何かの利権が絡み合ったように使われているのはどういう物なんでしょうかね。
    たとえばクイズ番組とかバラエティ番組なんかで、本編が終了した直後、いきなりエンディング曲のプロモーションビデオが流れだし(番組とは当然関係ない)2・3秒それが流れた処で画面が小さい小窓の中になり、エンディングテロップと出演者達が雑談しているシーンや来週のシーンが流れるってパターンが目に付く。
    なんなんだよ、その中途半端なプロモーションビデオは!
    さらにニュース番組でさえエンディングテーマがあって、意味無く小窓にプロモーションビデオが流されたり、2か月単位で曲が変わったりして、番組とはまったく関係ないただの宣伝媒体と化している。
    でもね、売れない曲はいくら頑張っても売れないんだよね。
    某歌手が1年ほど前に出したとある曲は、日本テレビのバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』『ロンブー龍』『ウルトラショップ』3つで同時にエンディングとして使われていた。
    随分凄いプロモーションだなぁ。裏でどんだけ金が乱れ飛んだのだ?と思っていたが、全然ヒットしなかった。
    チャートにも出てこなかったし、その番組エンディングでしか聞いたことがない。
    TV局の制作者は利権より前に、番組を1つのパッケージとして完成度の高い物にして欲しいのだ。
  2003年03月06日(木)おたっしゃクラブ


    [似顔絵:勝訴「どこまでも行こう」小林亜星]
      [ストーンズ来日]
    ストーンズが来日したとTVで騒いでいる。
    これで何度目なんだろうか忘れたけど、毎回「これが最後」的な事を言われているような気がする。
    でもって、何度も来ているのに「ストーンズは昔、来日しようとしたんだけどミック・ジャガーの過去の逮捕歴が関係して直前で来日がキャンセルになった事があるんだよ」的な事をしたり顔で言うオッサン系キャスターなんかが居て、かなり面倒臭い。
    ストーンズに関しては確かに最近の曲を聴くと「長くバンドを続けている」と言う事が最大の意味になっているような気もするけれど、それでオッサンが「オレ達のヒーロー」なんて言い出すのは凄く面倒な気がする。
    以前もグラミー賞でサンタナが受賞した時も「オレ達の世代では」とか言い出したオッサン系キャスターが多くて辟易した。
    それ以外の時はそんなに音楽的な事を言わないのに。ただ若い頃に流行っていたから、ラジオなんかでも頻繁に聴いていたって程度だと思うんだけど。
    ま、自分の世代で言ったら、福山雅治がチューリップの曲をカバーしたりすると、当時そ〜んなにチューリップを聞き込んでいたワケでもないのに「チューリップってグループはね」などと言いたくなってしまうような物か。


    [似顔絵:敗訴「記念樹」服部克久]
      [メンバーは二人?]
    で、ストーンズ来日に関して某チャンネルでも成田の映像が流れていたんだけど、その某オッサンキャスターは「ミック・ジャガー」の名前しか出さなかったのだ。画面にキース・リチャーズが映っている時でさえ。
    ニュース画像ではミック・ジャガーとキース・リチャーズはちゃんと映っていた。ロン・ウッドはなんとか画面の端に映っていた。
    しかし、チャーリー・ワッツに到ってはミックが映っている画面の前方にピントがぼけた状態でチラッと映った程度。
    もちろん、番組の中ではミック&キースの名前しか出ず、ロン・ウッド&チャーリー・ワッツなんてメンバーがいる事すら触れずに終わっていた。

  2003年03月07日(金)就職希望


    [似顔絵:カメラマン浅井慎平]
    浅井慎平 [就職希望]
    キムタクが主演しているドラマ「グッドラック!」が結局視聴率いいらしい。
    演技がいつも同じだとか、子供が出来たらアイドルとして終わりでしょとか、なんだかんだ言われたりしているけれど、相変わらずキムタクの出るドラマは視聴率がいい。
    ここまで当たり前のように視聴率が良いってことは、どうなんでしょうかね?
    って、自分の場合、キムタクの主演するドラマってどれもこれも興味がない題材ばかりなので、ちゃんと見たこと一度もないので、何とも言えないんですけれど。
    で、どういう物かなって思うのが、今のキムタクが出ているドラマはパイロット物で、それに絡む整備士やフライトアテンダントなんかの物語らしいのだが、現在、全日空や日本航空システムなんかではパイロットや整備士への応募が急増しているらしい。
    ・・・・頭イタイ。
    そんな浮かれた連中がキムタク気取りで本当にパイロットになったりしたら…。
    そう言えば今回のSMAPの新曲はなかなかいい感じです。と思ったら槙原敬之が作った曲なんですな。


    [似顔絵:元監督・野村克也]
    野村克也 [スローバラード]
    最近はSMAPをはじめとしてジャニーズの曲は春をイメージさせるスローなバラードが多い。
    世の中にはジャニーズの曲と言うだけで「つまらない曲だよな」と言う人も結構多くいるんだけど、歌っているのがジャニーズだったとしても作っているのはプロフェッショナルなアーティストだったりするので、いい曲は多いっすよ。
    無名に近い作曲家の作品だったとしても、ジャニーズに曲を書くって段階で「ステップアップの大チャンス」なので、かなり入れ込んで作っていると思われる。
    しかも、多くの曲の候補の中から「絶対売れる」と言う物を選んでいるので、さらにレベルは高いと思います。
    しかし個人的な考えとしてはジャニーズの人々が歌う曲は苦手と思ってしまう。


    [似顔絵:それでも動物大好き!松島トモ子]
      [大勢で歌う]
    そう言う事を言い出すとジャニーズファンの人からは「ムキーッ!」と怒髪天されるかもしれませんし、アンチの人からは「おぉ同士!」と」歓迎されるかもしれませんが、自分の場合ちょっと理由が違います。
    さらに苦手と言うと、モーニング娘。の曲も苦手。正しく言えば楽曲的には(好き嫌いは別にして)よくツボを押さえた素晴らしい仕掛けのある曲だなと思うけれど、モーニング娘。が歌っていると言う段階で苦手。
    歌が下手な歌手はそんなに苦手ではないんですが、実は複数人数が歌う曲が苦手なのであります。
    たとえば古い例えですが、キャンディーズみたいにメインの歌手がいて、残りの二人がコーラスを入れると言うパターンは良いと思うのですが、全体主義的民主主義として、メンバーが1フレーズづつ立ち替わりで歌うのが、なんか音圧というか微妙なリズムのノリが人によって違うので苦手。なんか聞き難い。
    ディレクター的に考えれば「聞き難い」ってのも曲に引っかかり(フック)が出来るので重要な要素になるって事なのかもしれないけれど。
    さらに全員が一声にユニゾンで歌うってのもなんか苦手。
    そう言う意味で、ジャニーズをはじめとして大人数が歌っているアイドル系の曲は苦手なわけです。

  2003年03月08日(土)放送回数短縮


    [似顔絵:よい子の味方の保育士・吹石一恵(歌は絶対歌わない)]
      [1回短縮]
    土曜日の9時台に日本テレビでやっている保育園が舞台のドラマ「よい子の味方」が10回連続だったハズが、いつの間にか雑誌で9回連続と言うことになっていた。
    そこそこ視聴率いいと思っていたのに… そうかぁ、1回放送回数が減ってしまったかぁと思っていたら、最終回となる来週の9週目は2時間スペシャルらしい。
    つまり、内容的には1時間番組×10回と同じになる。
    これの理由は、この番組の後時間帯に放送していた「雲と波と少年と」が異例の6週打ち切りになったために、先週と今週は急遽「電波少年総集編」が放送されたんだけど、来週は番組が用意出来なかったために、そこがポッカリ開いてしまったと言う理由らしい。
    つまり、埋めきれない穴を慌てて埋める為に「よい子の味方」と言うドラマの9週目と10週目を連続して放送するって事なんですな。
  2003年03月09日(日)甘い牛乳
    [似顔絵:ニャースの声担当・犬山犬子(本職は女優)]
      [コーヒー牛乳]
    あー、コーヒー牛乳飲みた〜い。何処に行っても「牛乳屋さんのコーヒー」とか「コーヒーミルク」ばっかりなんだもんなぁ、内容はどうであろうと「コーヒー牛乳」飲みた〜い。
    って、確か二年ぐらい前に「コーヒー牛乳」と言う表示が使えなくなったハズなんだけど、今思い出してみてもコーヒー牛乳ってヤツは「本当にあれにコーヒーが使われているのか?」と言う状態でした。
    実は「牛乳」と名乗って良いのは、成分無調整の100%の牛乳だけって事に2年前に決まったらしい。
    つまり、ちょっとでもコーヒーが入ったり、あるいは香料を加えたイチゴ牛乳・フルーツ牛乳などと言うものは現時点では「牛乳」と言う名称はダメみたいです。
    つまりシロップなどを加えた「甘い牛乳」は存在しないのです。100%と言うことで、例えば冷えていない牛乳に氷なんかを入れた場合、氷が溶けだしてきた瞬間、そこにあるのは牛乳じゃなくなってしまうのです。


    [似顔絵:森山法務大臣]
      [牛乳屋さん]
    でも名称で、どうしても『牛乳』と言う言葉を使いたい場合、「牛乳屋さんの」って言葉は、牛乳直接を指しているワケではないの大丈夫なワケです。
    逆に言えば「牛乳屋さんの」が牛乳ではないとお役所が言い張る物に付けてもOKだとすると、その牛乳を作っている酪農家がまったく関係なく大根とかを販売する際も「牛乳屋さんの大根」でも、まったく問題ないワケです。
    もっとも、今は「カフェオレ」とか「フルーツオレ」とかって名前も一般的になってきたので、『牛乳』って名称にこだわる必要もないんですけどね。
    さらに「成分無調整」とされているので、普通に飲んでも牛乳としか思えないような、脂肪分を減らした「低脂肪乳」も牛乳と名乗ってはいけない事になって、現時点では「乳飲料」に分類されています。
    って、なんで雑記で雑学披露しているんだ?
  2003年03月10日(月)22年ぶりと自国文化


    [似顔絵:オウム事件からTVに居着いた江川招子]
      [ピンクレディX]
    ピンクレディ22年降りに復活!だそうです。
    ピンクレディの解散コンサートは1981年03月31日の出来事なんですが、22年降りって事は解散コンサート以来、これまで1度も復活しなかったという事なんですかね?
    どうも記憶の中では解散から3年後の1984年に復活してシングルを出したり、1989年頃に何本かコンサートをして、さらにその年の年末に紅白歌合戦に出場したり(1979年1度しか出ていなかったので2回目の出場)、さらに翌年も出場し、最近では2000年の紅白にも出場したような気もします。
    さらに、たしか1993年頃、何かのCMソングを新曲と称して歌っていたような気もします。
    それ以外の「ベストテン同窓会」とか「なつかしのヒットパレード」とかでも頻繁に姿を見かけるような気もします。
    が、きっとそれは私の思い違いなんでしょう。


    [似顔絵:本名は晴美ちゃん・瀬戸内寂聴]
      [日本語読み]
    韓国の人は全斗煥(チョンドファン)・盧泰愚(ノテウ)と現地読みをしなくちゃいけないので、激しく判りにくい。特に金さんが多いので、どの名前が誰なのかごっちゃになってしまうのだ。
    で、それに対して中国の人は蒋介石(しょうかいせき)毛沢東(もうたくとう)と、日本語読みになっている。
    実際の名前は蒋介石(チャンチェシー)毛沢東(マオツォトン)なのだが、そう呼ぶ人はほとんどいないと思う。TVのニュースなんかでもこれは実践されていて、韓国の人は現地読み、中国・台湾の人は日本読みと差別化されている。
    更に言うと地名なんかも韓国と中国ではそれが採用されているみたいです。


    [中国では]
    でも今から20年近く前は韓国の人名・地名も日本語読みだったハズです。金日成(きんにっせい)金大中(きんだいちゅう)だったし、平壌(ピョンヤン)は平壌(へいじょう)だった。
    中国の地名では新陽(しんよう)重慶(じゅうけい)なんて呼び方していますが、実際には新陽(シェンヤン)重慶(チョンチン)なのだ。
    やっぱり、韓国の民俗は自国の文化を大切にするから、勝手に別の呼び方されるのが我慢できないんでしょうなぁ
    と言いつつ、韓国なんかで日本の事を報道する際に、韓国読みにしたりするんだけどね。


ひねもす雑記