ひねもす雑記
2003年04月21日〜31日


▲2003年04月21日:月:転居しました
▲2003年04月22日:火:憧れの北朝鮮
▲2003年04月23日:水:首位と激減
▲2003年04月24日:木:パン×2
▲2003年04月25日:金:私は悪くない
▲2003年04月26日:土:私はやってない♪
▲2003年04月27日:日:再選と薬の女王
▲2003年04月28日:月:似顔絵展に関して
▲2003年04月29日:火:白い集団
▲2003年04月30日:水:でかい

『似顔絵展まであと41日!』
  2003年04月21日(月)転居しました
    [イラスト:新作鉄腕アトムのエンディング曲担当・藤井フミヤ]
    藤井フミヤ 帷子川に住み着いたって事で神奈川県西区がタマちゃんを住民として登録したって馬鹿なニュースが以前あったが、今回はずっと北上して、埼玉県の中川に出現した。
    確かに、去年の8月頃に多摩川に出現したタマちゃんは、その後移転した帷子川に半年以上に渡って住み着いていた事から「安住の地」だと判断し、観光名所にもなると言うことで区役所が「粋な計らい」とか「区役所もユーモアあるじゃん」として実行した事なのだ。
    それが粋な計らいなのかは判らないが、そんな不法入国者を住民として登録するということは、ホームレスの方々や不法入国労働者外人も同じ扱いにしなきゃいけないって事ですな。いくら税金払っていないからって、動物以下かよ!と言う事になってしまうのだ。

    [イラスト:ペン軸は短く切ると軽くて使い易いんだよ・手塚治虫]
    手塚治虫 今回の埼玉県・中川に出現したキッカケになったのは「タマちゃんのことを想う会」と言う、おまぬけ丸出しの環境保護だとか動物愛護だとかを訴える市民団体が捕獲作戦を行ったり、アワビ(だと思った)とかを大量に投げ込んだりして以来、姿を見せなくなった事だと思う(事件後、帷子川には1度姿を現したような気もするけど)
    「あの川にいる事がタマちゃんにとってストレスなのです」と彼らは訴え、「本来の生息地である北の海に帰してやる事が本当の幸せなのです」などと主張していたのだが。
    とりあえず、アワビとかを食べきれない程投げ込んだ段階で、川底で腐っていくアワビで川が汚染されてしまう、と云う可能性もあったりしますし、あの段階でぬくぬくとした神奈川県から本来の生息地である北海道やさらに北へ連れていって、それがストレスにならないかと言うと…。


    [イラスト:松浦亜弥]
    手塚治虫 でもって、今回はいきなり埼玉の中川に出現したのだが… なんと今度はもう一頭、別のあごひげアザラシを引き連れていたと言うのだ。
    そっちのほうは元祖タマちゃんより体長が大きく、目撃情報によると2メートルほどあったと言うのが、うぬぬ!って感じなんだけど、自然の動物なんかではメスのほうが大きいと言うパターンはありなので、もしかしたらカップル誕生なのか?
    てぇ事は、問題なのは神奈川県西区にある住民票だよなぁ。西タマオ君。
  2003年04月22日(火)憧れの北朝鮮
    [イラスト:最近自転車に凝っている忌野清志郎]
      [憧れの北朝鮮]
    だから忌野清志郎を生放送の場に出すなって言っているのに。
    日本武道館で開催された「第14回アースデー・コンサート」に清志郎が出演したんだけど、このライブをTOKYO FMが中心となって日本各地のFM、さらに全世界に同時中継と言う事になっていた。
    で、生中継に忌野清志郎と言ったら… 期待せずには居られないでしょ、普通。

    やはり、予定にない曲をいきなり歌いはじめて、その内容の過激さから放送が中断してしまった。
    今回は『憧れの北朝鮮』と言う曲で、歌詞は「♪キム・ジョンイル、キム・イルソン♪キムと呼べばみんな仲良くなれるよ♪海辺にいたらタダで拉致して連れていってくれるよ♪」と言う物だったらしい。
    たぶんこれは覆面バンド『タイマーズ』の時に歌っていた曲の歌詞を変えたものだと思うんだけど、いつまでもトンがっているなぁ
    放送自体は中断してしまったが曲終わりに「え〜イラク戦争で最近は影が薄くなってしまった憧れの北朝鮮を歌ってみました」と述べたそうで。

    [イラスト:金ちゃんのどこまでやるの!?]
      しかしTOKYO FMはもう10年程前も清志郎にイヤな目に遭わされているのに、それを忘れちゃっていたんでしょうか。
    昔、生放送だったフジテレビの夜のヒットスタジオR&Rにタイマーズとして出た時に、まったく予定に無かった『FM東京』と言う曲を歌った事がある。
    実はこの時は、RCサクセションが発売した『カバーズ』というアルバムに収録されていた原発を扱った曲「サマータイムブルース」「ラブミーテンダー」などをFM東京が放送禁止に指定した直後だったのだが、いきなり
    「♪FM東京腐ったラジオ、FM東京最低のラジオ♪なんでもかんでも放送禁止さ♪FM東京バカのラジオ♪FM東京コソコソすんじゃねえ。おま○こ野郎FM東京♪(歌詞一部自主規制)」と歌いきってしまったのだ。
    FM東京さん(現TOKYO FM)もご苦労様ですね。

    [イラスト:金ちゃんのどんといってみよう!]
      ※元々RCの「カバーズ」は東芝EMIで発表する予定だったが、原子力発電に関して歌っているためなのか発売2週間前にいきなり発売中止となった。東芝EMIの親会社が原子力発電を推進している東京電力なのだ。
    で、RCはこのアルバムだけを古巣のキティレコードから発売したのだが、今度はやはり東京電力の系列会社だったFM東京が放送禁止にしたと言う経緯があるわけです。
    ついでに今回のライブでは「憧れの北朝鮮」に続いては、ポリドールで発売中止になり自主発売になったパンク版「君が代」を歌ったらしい。
  2003年04月23日(水)首位と激減


    [イラスト:3年F組・ツッパリ先生(吐露非狩古鬱-トロピカルフルーツ)]
      [春の風物詩]
    「清原が肉離れで戦線離脱」ってのが春の風物詩って事を以前書きましたが、「阪神が連勝連勝!一気に独占首位、今年の阪神はひと味違う!」ってニュースも春ならではって感じですな。
    とりあえず現在、阪神は首位にいます。
    今までなら関西地区で「うぉぉぉ!今年こそ優勝だぁ1985年以来の阪神大驀進や!もう勝ったも同然や!おらおらおらぁ!」と黄色と黒の縦シマ模様のハッピを来たオジサン達が酒を飲み、六甲降ろしを歌い叫び… と言う状態なんでしょうが、なんか今年はそんなニュースも今の所聞こえてこない。
    やっぱり、例年通りって事で飽きてしまったんでしょうか?


    [イラスト:3年G組・将軍先生]
      確か去年も、春先は信じられないような勝ちっぷりで「やっぱ星野監督は違ゃうねぇ、ノムさんも悪ぅはないがあの人はちと陰気すぎて阪神には似合わンかったよ、その代わり星野監督は闘将って感じやね」と言われていたが、その結果は…。
    「今年の阪神は違う!」って言葉が春の季語化していますが、このパターン化した状況のせいなのか知らないけれど、甲子園の客も昨年までと比べると激減していると言うのだ。
    先週末に甲子園で行われた対横浜戦では、予想入場者数5万人だったのだが実際には3万5千人程度しか入らずに、三塁側スタンドはガラガラ空きだったと言う。
    星野監督もその状況を見て「客が全然入っていない」と答えていたらしい。

    [イラスト:松浪健四郎]
    松浪健四郎 実はこの甲子園のガラガラ具合は「野球人気の低迷」と言うのはそんなに関係ないみたいなのだ。去年と今年の違いは甲子園球場にも問題があったらしい。
    まず原因その1は、甲子園球場にくる客の多くが去年まで利用していた甲子園競輪場と阪神パークが両方とも閉鎖されてしまった為に、周辺にある駐車場が激減したってのが大きいらしい。
    確かに、今はちょっと出かけるにしても当たり前のように自動車で出かける時代なので、駐車場が少ないってのは何においても痛いのだ。
    もう一つ大きな原因と考えられているのが、甲子園が今年から禁煙になってしまったということがあると言われている。
    確かに、オッサン達の憩いの場であったハズのプロ野球観戦の場で煙草を吸えないってのは、吸わない人間からしてみても、痛い話だろうなぁと思ってしまう。


    [イラスト:元愛人が書いた「せんせい」出版記念・山崎拓]
    山崎拓 その為なのか、関西地区のビデオリサーチの結果(この結果は先週ではなく先々週です)1週間の視聴率調査の1〜3位までが「阪神×巨人」(金曜24.4&・土曜23.8%・日曜27.3%)だと言う。関東での視聴率は全然違う。
    つまり、阪神はあいからわず関西地区では圧倒的に支持されているのだが、その観戦をする場所に大きな問題を抱えてしまったという事なのだ。
    てぇ事は、甲子園で行われる夏の高校野球などでも駐車場問題は出てくるハズなので、甲子園側は早急になんとかしなければいけないのだ。
  2003年04月24日(木)パン×2
    [イラスト: ]
      テレビ東京で先週始まった番組『産地直送・通販バトル』(火曜日/夜08:00〜)
    味などにこだわった「知る人ぞ知る」と言う名品を2つ紹介して、リアルタイムで電話注文を受けて、多く注文が入った店の商品が勝ちになると言う番組で、その電話をした人の中から抽選で300名様に販売すると言うシステムなのだ。
    解り易く言えば「どっちの料理ショー」の勝敗を決めるのが電話投票という状態。
    あくまでも「売る」と言うことで、決して電話をして抽選で当たると言う番組ではないのだ。
    しかし「通販」が流行っている事を受けての、テレビ東京ならではの隙間番組、なかなか面白い所に目を付けたって感じ。
    この10年はテレビ東京は「ASAYAN」や「鑑定団」や「早食いバトル」など、タレントには頼らないアイディア勝負の番組をいくつも作ってきて、その結果高視聴率を上げ、さらには他の局がパクったりするような現象を起こしている。
    これは基本的にテレビ東京は多くの番組を局が制作するのではなく、外注の制作会社がパッケージを含めて全部作ると言うシステムを採用しているからでは?と言う事なのだ。
    つまり、外注は頑張っていい番組を作ればそれがかなり大きな収入になるって事なので、局内でリスクばかりを恐れて、スポンサーにコビを売っているような状態ではない番組が作れるって事なのだ。
    テレビ東京側も失敗を恐れることもなく、斬新な企画の番組を放送することができる。

    [イラスト: ]
      先週が初回で偶然見てしまったのが、初回はソーセージ対決。
    日本の北と南で、それぞれ個人経営でやっている店が紹介され、そこそこ熱いバトルが展開されていた。
    注文電話の本数はほぼリアルタイムで常に画面の下に表示されているので、見ている方も力が入るってモンだし、それぞれの店が抱えている家庭の事情ってヤツが判って、思わず電話を入れたくなってしまう仕掛けも山盛り。
    とりあえず勝敗を決める番組だけれど、この番組に出るってだけでとんでもない宣伝効果があるワケで、負けたってその後の反響はかなり大きいと思うのだ。なんせ、このサイトのバラ園だってお得意さまの勝野洋&キャッシー中島夫妻がTVでチラッとヒトコト店の名前を出しただけで、いきなり何本も電話が掛かってきたりする。
    それがテレビ東京と言えども1時間番組で1時間丸々宣伝してくれるとなったら…。
    メイン司会はフジの早朝番組「おめざめテレビ」の大塚範一で、それぞれの店を中山エミリと今田耕司が担当している。そしてゲストがそれぞれの食材を食べ感想を言う。さらに食材を更に料理するとと言うことで、料理人の服部氏や平野レミなどが出てきてアレンジして…。


    [イラスト: ]
      で、昨日が第二回目の放送で食材は「パン」でした。
    パンを通販で買うってのは有りなんでしょうか?と思ったが、確かにテレビを見ているだけでも「美味しそう」と言う状態なのだ。それも、まったく違う指向性のパンが出てきて、その対比でも見せてくれる。
    中山エミリ側のパンは神戸の店でイタリア人夫婦がやっている本格派欧州風パン、片や今田耕司側のパンは北海道で直栽培したライ麦など穀物を使い薪釜で焼き上げた自然派パン。
    で、今田耕司がそのパンを紹介する際に「パンのことなら任せてください、なんせ学生時代はパンってあだ名が付いていたぐらいですから!」と、本当なのかその場限りのウソなのかわからない事を言った。
    それに対して中山エミリも負けてはならじと、たぶん出まかせ、勢いまかせでこう言い放った。
    「なッなに言ってンですか、私だって昔はパン!パンって呼ばれてましたよッ!」
    生番組だったのでそのまま聞き流されて、次のコーナーへ移っていったが、中山エミリ… 学生時代にパンパンと呼ばれていた女。
    その、とんでもないカミングアウトのおかげで、それ以降の番組内容は覚えていない。

    ※意味が分からない良い子はママやパパに聞いてみましょうね「ねぇママは学生時代にパンパンってあだ名を付けられた事なかった?」って。
  2003年04月25日(金)私は悪くない
    洗濯用付け置き洗剤アリエールのCMで、女の子三人がどっかのお寺の外に面した廊下を走り「うひょーッ」とか言いながら滑っていくヤツ。
    最近は「これはCM上での演出です。公共マナーは守りましょう」と言う注意書きが出てくるようになっている。
    やはりこれも「子どもが真似をするざます!」と抗議があったんだろうなぁ。


    [イラスト: ]
      以前も書いた、松嶋菜々子が出ている滑り台で少年をけっ飛ばすCMは、現時点では効果音だけで画面は滑り台の下に咲いている花が映っている。
    どう考えても内容のつながりとしては意味不明な画像なのだが、やはりこれもねえ。
    この手のCMやバラエティなんかの表現に対して「ムキーッ!」と難癖つけるってのは、私は絶対的に正しいと思っている人が言い出すんだろうな。とは思うんだけど、まさか「なにかイチャモンを付けられる物を常にさがしている」なんて姿勢では無いっすよね。

    かの有名な絵本『ちびくろサンボ』にしたって、別にあれは出版禁止とかそんな措置がされたワケじゃなく、各出版社による自主規制での話です。
    もともとは某家族が「この本で未開地をことさら大げさに扱い、そこでの主人公に黒人少年を使うことにより、未開地=黒人と言う図式を子ども達に植え付けてしまう」と出版社に抗議した事から「面倒臭いことには関わりになりたくない」として、それまで出版していた所が「絶版」にしてしまったのだ。

    [イラスト: ]
      未開地=黒人の図式をって… そんな事言ったら、何もかもがダメになってしまう。極論まで言ったら第二次世界大戦のナチスの話を描いたら「あんな話を描いたらドイツ人がみんなあんな酷いことをしたように思われてしまいます」などとなり最終的に「ホロコーストは無かった」なって事にもなりかねない。
    ま、最初の「ちびくろサンボ」の抗議自体が極論だと思うんですけどね。
    (80年代中期は何故か黒人に対して神経がピリピリしていたらしく、カルピスのマークも「黒人をデザインした」と言う事から廃止されてしまった。これは未だに全然理由が解らないけれど)
    とりあえず現在は『チビクロさんぽ』というタイトルで、主人公がちっちゃな黒犬に変更された絵本が出されているそうです。そのチビ黒犬が散歩をして、あとは過去の本と同じような話の展開になるそうです。
    (続く)
  2003年04月26日(土) 私はやってない♪
    でもこれって、ただの「臭い物には蓋」とか「君子危うきに近寄らず」と言う状態で、根本的な問題解決には触れていないような気もする。
    逆に、子どもに対して親がしつけや倫理的な事を教える能力がない、それを最初から放棄しちゃって危なそうな物を遠ざけるって考えにも行き着いちゃうんじゃないかと思うワケです。
    あんなCMが無くても、子どもがあんな直線でツルツルした廊下を見たら走って滑ってみるなんてのは当然のようにやっちゃうワケだし。
    その時点で親が「ダメ」としっかり注意が出来るかどうかって事のほうが重要だよなあ。


    [イラスト:版画家・棟方志功]
      学校で生徒が喧嘩をして怪我をした時、今はなぜか「学校の責任」になってしまうんだけど、それは根本的に間違い。責任はあくまでも喧嘩をした子どもにあるワケで、どんなに年齢が小さくても権利を主張する側には責任も発生すると言う事を親が教えなきゃいけないんじゃないかと。
    「未成年だから罪は問われない」と言う考え方が蔓延しているけれど、それが「だったら未成年のうちになら何してもいい」じゃないでしょ?

    だからCMとかバラエティの演出に対して「子どもが真似をしたら」と考える人ってのは、自分の子どもが何かを起こした時、その原因や責任が子ども自身にあると言う以前に、周囲の環境がそれを誘発したんだと主張しそうな気もするのだ。
    「子どもは悪くないざます、周囲が悪いざます」


    [イラスト:車とお姉ちゃん大好き(編曲家&ユーミンの旦那)松任谷正隆]
      よくPTAが「子供に悪影響を与える」として有害として指定したがるものって、逆に言えば「これまでの常識的なマンネリをうち破った斬新な物」と言う見方も出来るし、時代を経て振り返って見ると「有害」と言われた物がその後の主流になっているんじゃないか?なんて感じもする。
    PTAは基本的な物事の本質が見えていない場合も多いんじゃないかって気もするんだけど、逆に言えば「状況を打破しようと試行錯誤して新しい活路を見いだそうとしている作品」を世に紹介してくれるありがたい存在なのだ。
    つい先日、日本PTA全国協議会が「子どもに見せたくない番組」の名誉ある1位に選出した作品は「クレヨンしんちゃん」だったわけですが、実を言うと去年劇場公開された「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」なんかは文化庁が選出したメディア芸術祭大賞に選ばれているわけです。
    つまりクレヨンしんちゃんにおける「下品」「汚い言葉遣い」辺りがPTA的にはダメな部分となるみたいです。(見せたい番組1位は「プロジェクトX」だそうで)

  2003年04月27日(日)再選と薬の女王


    [イラスト:豊郷町町長再選・大野和三郎]
      またしても地方選挙
    今回の目玉は古い豊郷小学校舎を壊すか保存するかって問題で、強行取り壊し作業に出たために住民よりリコールされ辞職に追いやられた滋賀県の豊郷町町長選挙。
    前町長・大野和三郎氏は住民のリコールで辞めされたぐらいだから人気もなく、次回に立候補してもダメだろうとか思われがちだけれど、実はリコールの時は「リコール票は55%程度」で実に微妙な数字だったらしい。でも議会制民主主義を掲げている日本では「投票の過半数を超えている」と言うことでリコール成立となっていたのだ。
    で、今回の選挙、結果が出る前から辞職した町長が再選を果たすと言われていた。
    なんせ反対同盟みたいのが候補者を1本に絞りきれず対立候補が二人立ってしまったのだ。
    リコールの時が僅差なのに票を分け合ってしまう対立候補を見ていれば、こりゃ町長の復活は当たり前だよなぁ状態。
    で、結局その予想通りにリコールで辞職した町長が再選してしまったのだ。しかも、たったの55票差での勝利。多数決民主主義だからどーしょーもない話なのだ。
    他の地区の話題としては北海道では選挙演説カーに自動車がツッコミ、助手席にいた立候補者が死亡という痛ましい事件も起こった。

    東京都世田谷区議選では性同一性障害で戸籍上は男性なのだが、見た目はサラサラのロングヘアでちょっとケバいかな?と思える化粧をした候補者・上川あや氏(本名:三浦礼)が当選した。
    覆面でもオッケーなので「戸籍上は男性なので議会へはスーツ&ネクタイ着用じゃないとダメ」なんて事はいまさら言い出さないよね。たぶん。
    しかし、やはりなのだが、その当選を喜ぶ陣営の写真を見ると、そこに居る男性が数名がなんとなくアッチっぽい感じであります。別に偏見を持ってはいないっすが、なるほどなるほどなのだ。
    色々な立場の人がこうやって地方と言えども議会に入ってくるっての良いことだと思う。確かに多数決で決まってしまう民主主義だけど、マイノリティ(少数派)の意見もくみ取るって事は重要なことなのだ。
    ついでと言っちゃなんだが、同じ東京都世田谷区議選では漫才師の青空好児(本名・谷田部政視)氏も当選しているのだ、ゲロゲ〜ロッ。

    関係あるようで関係ない話
    昔、新聞で「アメリカ上院議員が私は薬の女王だと衝撃の告白をした」と描かれている記事を読んだ事がある。
    最初、その記事を読んでも意味不明だったのが… もしかしたらこの新聞記事を書いた人って、アメリカの新聞とかの記事をストレートに日本語訳しちゃったのでは?と思った。
    ここで言う「薬の女王」って、たぶん英語で『ドラッグクィーン』と表記されていたんじゃないのかなぁ?
    確かに直訳すれば「薬の女王」なのかもしれないけれど、実は『ドラッグ・クィーン』と言うのは「女装趣味」を意味するスラング(もう一般的に認知されているけど)なのであります。
    つまり、アメリカの議員は「私は女装趣味がある」と告白したと言う記事だったわけです。

  2003年04月28日(月)似顔絵展に関して
    似顔絵展の日程が「6月1日から」に変更となった。
    何度も代わってすいませんね状態なのだが、バラ園で1日までやる展示が諸事情で前倒しで終わることになった。
    その為に、5月31日の夕方から飾り付けを始めて、6月1日の朝からの展示となったのだ。
    つまり日曜が3回有る展示ということになるワケで、こりゃ結構多くの人に見て貰えそうな状態なのだ。
    しかも、今年のバラの開花は例年より少し遅れて5月中旬からってことなので、みごとにバラの最盛期とぶつかってしまうのであります。
    だから、別段予告をしなくてもお客さんはそれなりにガンガン来てくれると言うことなのだ。

    とりあえず現在、ラストスパート1カ月に突入してしまったので、細かい作業から、大きな作業まで山積み状態。
    スタッフがいないので、全部ひとりでやらなくてはいけないってので、大変なのだ。

  2003年04月29日(火)白い集団
    鳥取県だとか岐阜だとか、あっちのほうで白い集団がうごめいている。


    [イラスト:白くするのなら任せろ(舞踏家)麿赤兒-まろあかじ-]
      パナウェーブ研究所という団体で、その団体の代表者女性および団体すべてが共産ゲリラによって狙われているそうで。
    で、その攻撃法がスカラー電磁波っていうヤツで、その電磁波攻撃を防ぐ手だては「とにかく白い布で覆い隠す」と言うことらしいのだ。
    あと、なんやら渦巻き状&矢印みたいな絵を車などに貼ればよいらしい。その絵にある矢印部分がアンテナになっていて、電磁波を放電させる… アンテナっていっても、ただの絵じゃん。

    オウムの時も感じていたけれど、これらの団体の言い出す事って、どれもこれも三流SFの世界っすね。SFと言っても、ちゃんとしたサイエンスに基づいた物なワケじゃなく、あくまでもTVアニメ程度の底の浅いSFって感じ。藤子F不二雄が言っていた「(S)すこし(F)不思議」程度の状態。
    おまいらがSFを名乗っちゃうのは、アイザック・アシモフやアーサーCクラークに恥ずかしくて顔向け出来ないって事なのだ。
    とりあえず現時点では何が何やら状態の団体なので、ヘタな事は言えないけれど、そのニュースや新聞でもれ聞く団体の教義などが、これまた無節操な色々な宗教的な考えのパッチワーク。仏教的部分があるかと思えば、会報誌には「ミカエル」「ラファエル」「エル・ランティ」「ヤハウェ・エホバ」などと言う名前も出てくる。
    これってのは新興宗教にありきたりなパターンなんだけれど、これもオウムを彷彿とさせちゃうのだ。
    『→msn

    [イラスト:白くするのなら私がプロ(美容家)故・鈴木その子]
      彼らが言うには「宗教団体ではないが、宗教を超えた超宗教団体」だそうで…。
    って、結局、オウムや法の華の事件以降、簡単に宗教法人が容認されなくなってしまったので、法人か出来ない宗教団体って事なんだろうなぁ
    とりあえず宗教団体と言っていないらしいけれど、宗教学者の間ではもう20年以上前から知られている存在で『新宗教事典(弘文堂)』にもその存在は明記されている。
    1976年頃に、千乃裕子(ユウコ?ヒロコ?)と言う女性が中心になって作られた『千乃正法』という宗教団体だそうで、元々別の新興宗教団体に帰依していた彼女が分派して起こした団体らしい。が、分派されたとされている団体は「そんな女性は存在していない、私たちの団体から分派した団体なんか認めていない」と言っているらしい。


    [イラスト:お前等より白いっちゅーねん!(オセロ)松嶋尚美]
      1995年02月:三重県松坂市
    1997年09月:岡山県作東町
    1997年10月:岡山県美作町
    1997年12月:山口県美東町
    1999年  :島根県浜田市
    2000年04月:大分県国東町
    2002年05月〜08月:鳥取県用瀬町
    2002年10月〜2003年03月:福井県和泉村
    2002年04月25日〜:岐阜県大和町・八幡町
    ちなみに彼らの教義の中では「大和」とはヘブライ語で「神の民」を意味しているそうです。


    [イラスト:黒いからって電磁波受けないっつーの(オセロ)中島智子]
      とりあえず、以前、帷子川でタマちゃんを捕獲しようとした「タマちゃんを想う会」の代表と、ここが何からの関連があって、資金提供を受け、タマちゃんを捕獲後、しばらくリハビリと称して自分たちで作ったプールで飼育をしてから北の海へ帰す予定だったらしい。
    (タマちゃんは電磁波攻撃で方向感覚を失ってしまい、あんな場所に出現してしまったのだ) だそうです。
  2003年04月30日(水)でかい


    [イラスト:公式身長168センチ(ダイヤモンドガール出演中)観月ありさ]
      観月ありさ主演の「ダイヤモンド・ガール」をやっていた。
    ちらっと見ただけなのでストーリーは分からないけれど、観月ありさと原沙知絵が出ていたのだが、なんか絵として凄いっす。
    観月ありさの身長は公式発表では168なんですが1995年(19歳)の時の記録でストップしているので、それ以降も伸びた様な気がする。たぶん170はいっているんじゃないかなぁ。
    だから共演者(とくに相手役)はそれに見合った身長じゃないとマズイかなぁとか思うのですが、原沙知絵の身長は173だったりするワケで…。(並んだ時に同じぐらいに見えるって事は、観月ありさの身長も170を超えているような気がする)


    [イラスト:公式身長173センチ(ダイヤモンドガール出演中)原沙知絵]
      でかいって言えば、松嶋菜々子もでかいっす。
    公式では172となっておりますので、やはりドラマでの相手役には苦労するだろうなと思う。
    つまりジャニーズ系の人々とは共演はほとんどないのでは?状態なのだ。
    ジャニーズ系の人々は以外に背が低い人が多く(ジャニーズ同士で居るときは気づかないけど)どうも公式発表の身長も疑わしい時がある。
    松嶋菜々子なんかは、先日ハリウッド版の『リング』の主演女優が来たときの記者会見で、日本版に出演した事で一緒に写真に収まっていたが、凄くでかかった。
    それによってハリウッド版の女優のナオミ・ワッツがかわいく見えるという利点があったけれど。
    あと背が高いというと、現在「東京ラブシネマ」に出ている石川亜沙美の178センチというのがある。まったくモデル出身の人はこれだから…。(石川亜沙美は1990年に国民的美少女コンテストに出た時、13歳だったけれど160を超えていたらしい)

     


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