ひねもす雑記 |
2003年06月21日(土)半年間の貯まり物 |
[イラスト:ハナメガネ]
北朝鮮は凄い技術大国です。「農業関係にもコンピュータを導入して徹底管理をしていますよ」と言う、自国民にではなく、それを勝手に放送する近隣諸外国へアピールする為のニュース画像があるんですが、確かに凄いです。 コンピュータオペレーターの女性がマウスを操作しているんですが… そのニュース画像で何気なく映っていたマウスが裏表逆なのです。 今から10年前に静岡の求人情報誌の表紙を飾ったイラストってのが、マウスを手にした新入社員らしき男性だったのですが、その手に持ったマウス、指先の方にコードが無くクリックする反対側にコードがついていました。(手許にコードがあると使いにくいと思う) とりあえず印刷前に気が付いたので、その事を営業に教えたのですが、その間違いを指摘されたイラストレーターさんが大変怒ったそうで、結局その不思議なマウスのまま印刷されました。(間違いを指摘された事に「恥をかかされた」と怒ったらしいんですが、間違ったままのイラストを発表する方が恥なんじゃないかな?) ところが今回の北朝鮮のコンピュータはそんな不思議どころの話じゃないっす。 マウスが上下逆なんです。つまりボールがある方を上にして、マウスを中空に持った状態で、何やら動かしていたんです。 …たぶん、このニュース、最初から最後までウソなんだろうなぁ。コンピュータ使っているどころか、その場にいた全ての撮影スタッフ、マウスの使い方すら知らなかったんだろうなぁ。凄いなぁ。 もしかしてら空中に持ったまま扱うトラックボールと言う線も無いわけではないが。 [イラスト:ジョン・コルトレーン]
マジにぼけーっとしています。とりあえず「絵は描かなきゃいけない」と思うので書いていますが… というか書き始めると、もうすでにそれが日常になっているので延々と書いてしまう。 それ以外の時間、今まで「あれとあれを今週中に作って」とかと言うカウントダウン型ノルマも消滅しているので、凄く時間的な余裕があるハズです。 で、半年間部屋の掃除もしていなかったので、散らかし放しになっていた部屋を徐々に片づけている。 なんやかんやで絵を描いたりする時の資料を引っぱり出して散らかした物が山積している。 ついでに、録画しっぱなしになっていて見ていなかった番組も見たりする(基本的に音楽番組)とりあえずDVDに落としてある物をインデックス作ったり整理したり(半年分は結構多い)。 [イラスト:ノーベル文学賞作家「百年の孤独」ガルシア・マルケス]
基本的に「HEY×3」と「Mステ」は全部録画。それ以外に色々な音楽番組も録画、スペシャルライブ系番組も録画、とりあえず興味がなさそうなジャンルも「いつか興味が湧くかもしれない」と録画。そんなDVDが半年の内に50枚を超えている…。HEY×3とMステだけでも半年で2時間×20本ほど。 あとは新刊が出るたびに買っていたけれど、全然読んでいない小説や漫画を… これも、思った以上に大量にあるので、それを目の前にしてウンザリ状態。 実際、それ以前の生活もかなり個人的に抱えたノルマ的な物に追われてあんまり余裕がない生活をしていたワケですが、それらを脇にどかした状態で半年来てしまったツケは大きい。 結局、残りの半年はそんな物を処理しながら、新たに録画した物や購入した物も同時に処理し続ける生活になってしまうのだ。 |
2003年06月22日(日)高原へいらっしゃい |
あの個人的には超名作だと思っている(と言ってもストーリー全然覚えていませんが)ドラマのリメイクだそうで。 確か田宮二郎が主演で、脇に益田喜頓、尾藤イサオ、前田吟とか、北林谷榮とかもいた様な気がする。 いわゆる、潰れかけた高原ホテルを再建するって話だったんだけど、もう30年近く昔のドラマだと思う。(追記:27年前だそうです) で、子供心に一番グッと来ちゃったのが、ドラマの内容とか、出演者の演技だとかじゃなく、音楽。 自分の場合、この辺りが今と変わっていないんだけど、とにかく何をするにも私は音楽がメインだと思っているわけで。 その音楽ってのが、主題歌は小室等が作曲&歌っていて、作詞はかの谷川俊太郎「夕べ見た夢の中で僕は石になっていた」と言う、もともと歌用の詞じゃない物を使っていたんですが、これがまず心にジャストフィットしてしまいまして、よく口ずさんでおりました。 で、その曲の演奏および、番組内音楽を担当していたのがムーンライダース。 ちょうど自分でもギターを弾き初め、ついでに谷川俊太郎の詩集にハマっていた、私にとっては意識して物を作り始めたとっかかりの時代であります。 もう、田舎の中学生は毎週わくわくしながらその音楽を聴いていました。ドラマの内容はほとんど覚えていませんが、オープニングの曲とタイトルバックの絵は今でもハッキリ覚えています。 とりあえず今回の主役は佐藤浩市。(追記:今回の主題歌は浜崎あゆみだそうで… 興味が半減) 例の来るに来れない北朝鮮の船の名前言えますか? マンジョンビョンボー マンジョンボンゴー マンギョンビョンビョー 言えば言うほど遠ざかっていく。 漢字で書けば「万景峰号」マンケーミネゴーではない。 正しくはマンギョンボンゴウ。 そう言えば市街地というか普通の民家の密集している処で立てこもり銃撃戦。そのキッカケが「チャンネル争い」 いやぁ日本もいよいよアメリカナイズされて来ましたな。 散弾銃とか買う金があったらもう一台テレビ買えよ。 子供の頃に、アメリカでそんな事があったとニュースで報道されて「だからアメリカ人は馬鹿なんだよ」なんて言っていたのが遠い昔の事になりました。 ベッカムフィーバーってなんざんしょ。ニュースでは「ビートルズ来日以来の大騒ぎ」とか言っていましたが、それほどの物か? 近くのスーパーで変な物を見た。(安い弁当とか売っているスーパーですよ橋本さん) ビニールに入った細長いジュースってあるでしょ。10本とか束になっていて、冷凍させてちゅーちゅー吸って飲むヤツ。あれに「体にいいサプリメント入り」みたいな事を詠っているヤツがあったんだけど、その3種類の味が「レモン味」「ヨーグルト味」「スポーツ味」 おいおい、暑くてぼ〜っとしているからって変な事が書いてないか?なんだよ「スポーツ味」って。 |
2003年06月23日(月)貧しい日本 |
[イラスト:分子生物学者(ノーベル賞)利根川進]
1960年代日本はまだ貧しく、お菓子を買う事も、ましてや家庭で作る事もままならなかったので、子供達はお菓子目当てで紙芝居にならび、そこで出されるクイズに答えてお菓子をもらっていた。と言う文章を読んで最近の若い人は信じちゃいますかね? 少なくとも、TBSの「王様のブランチ」を作っているディレクターはそんな事を信じちゃうらしいです。(というかワザとウソを流している可能性は高い)その番組で、その手の「マジっすか?」という情報が垂れ流されちゃうんだからまいっちんぐであります。 [イラスト:(1973年ノーベル物理学賞)江崎玲於奈]
60年代なんて、もう高度経済成長の真っ只中だから、普通にお菓子だってあったし、町中の駄菓子屋は大繁盛してたっつーの(と言いつつ60年代初期は実際には知らないんですが)。そもそも紙芝居屋に関しての認識自体が間違っているんじゃないのか? 確かに、紙芝居の途中にクイズが出されて(とんちクイズみたいなヤツ)それに正解すると、梅ジャムとか付けたフ菓子せんべい(何という名前か分からないけど、牛乳せんべいって言うんだっけ?)を貰ったりもしたけれど、メインはお小遣いを握りしめて、それらジャムせんべいとかを買うって事でしょ。そうじゃなきゃ、紙芝居屋さんもボランティアじゃないんだから生計がなりたたないっす。 もしかしてディレクターもすでに1960年代を全然知らない世代なんでしょうかね?でもって、あまり調べもせずに番組を企画して… どういう認識で「王様のブランチ」って番組を制作しているんだろうか。 たしかに若い子向けの情報番組なので「もう30年以上前の話ならウソ言っても誰もわかりゃしないよ、大昔だから」的な状態なんすかね? 1960年代末期にはすでに紙芝居なんて過去の遺物になりつつあったんじゃないの? [イラスト:(1965年ノーベル物理学賞)朝永振一郎]
で、番組では「家庭でおやつを作るなんて事はなかった」と言う事を言っていたが、結局それは「家庭でお菓子作りが始まったのは1976年に『フルーチェ』が発売されてから」と言う知識を際だたせる為の仕組んだウソだったのかもしれない。あのさ、フルーチェより前にハウスはプリンとかゼリーも出していたし、そうじゃなくてもホットケーキやドーナッツ(ただの揚げた小麦粉の塊)や寒天寄せ(和風ゼリー)なんか、色々存在していたと思うんですが。少なくともそんな物を食べていた記憶はあるけれど、我が家が特別だったんでしょうか? 友達の家では手作りシュークリームとか手作りマドレーヌだとかを食べた記憶もあるし。 でも、そんな番組を見ていたお子さん達の知識の中には「1976年まで家庭でお菓子なんか作っていなかった」という物が焼き付いてしまったのだ。 結局TBSって、オウム事件の頃から延々と色々ウソをつき続けているって印象。 |
2003年06月24日(火)ご注文の似顔絵です |
[イラスト:名古屋章]
俳優の名古屋章氏が亡くなった。と言うのを知ったのは、友人の匿名希望「(仮名)はらみ氏」よりのメールでだった。 確か今年の3月頃、入院して手術したとかってニュースを聞いたことがあるような気もするが、結局は… だったのですか。 そのメールは「似顔絵希望」と言うことだったので、いきなり予定も無いが書いてしまった。 自分的にはやはり、ちっちゃい頃見ていた「柔道一直線」や「刑事くん」と言う桜木健一主演ドラマの中で、暴走しがちな主人公をフォローしている頼りになる大人と言うイメージが強い。 見た目はちょっとしょぼくれているが、その実… と言う感じなのだ。 はらみ氏のメールでは「2代目ドンガバチョ(ひょっこりひょうたん島)だったので、ついでに初代も」と書かれてあった。 [イラスト:藤村有弘(初代ドンガバチョ)資料少ないっす]
初代は藤村有弘氏なんですが、ネット上にも写真は無く、手元にあったNHKムック「テレビ50周年」とかキネマ旬報「俳優名鑑」などに載っている、ちょっと小さな写真ぐらいしか資料がない。しかもその写真ってのが「ひょっこりひょうたん島」をはじめた当初の若い藤村氏の写真で、自分がイメージしている藤村有弘氏とは、な〜んか違うのだ。 と思いつつ、なんとか似顔絵を描いてみる。 実は今日は、同時に静岡東部で出版されている地域向け新聞で始まる似顔絵連載の第一回目〆切なので、そっちも仕上げなければいけないのであった(ちゃんと〆切は守ったけど) そんなこんなで、現時点では22日・23日の似顔絵は飛ばしてしまっていますが、ちゃんとそこも埋める予定ですので、御了承下さいませ。 似顔絵のリストアップ作業をはじめています。 まだ全然不完全ですが、名前から似顔絵を捜すことが出来るようにしています。 とりあえず「ひねもす雑記」の左メニューにある「似顔絵index」から入る事が出来ます。 ついでに裏技として、誕生日検索のページで名前の部分に「似顔」と言う文字を入力すると、とりあえず似顔絵へリンクが貼られている人名がピックアップ出来ます。 [イラスト:山藤章二]
似顔絵を描くようになって、敵情視察ってワケじゃないけど、他の似顔絵サイトをちょろちょろ見るようになった。ま、そこの内容にはあんまり触れない方がいいとは思うんだけど、少し気になる事があります。似顔絵サイトって事で「似顔絵のリクエストを募集」となっているケースが多いんですが、その掲示板での書き込みに対して似顔絵描きの人が何故か揃いも揃って「最近の芸能人はウトいので…」と書いているケースを見かける。 似ていなかった場合の予防策なのだろうか? あまり知らないから上手に描けないってのは、似顔絵書きとしてはダメなんじゃないの?確かに、1・2枚だけ見つけた写真で描くと印象的に弱い物しか描けなくなっちゃう。だけど「あまり知らないので」的な事を最初に宣言するのはダメでしょ。だって街角の似顔絵描きだって、まったく知らない初対面の人の顔を描くんだから。 そんな風に感じてしまったのだ。 |
2003年06月25日(水)頑張れ〜ぇぇぇ負けるなぁぁぁ |
周囲のギターをやっているヤツらが(中学の頃、周囲にロック系はいなかった)かぐや姫とかその辺をやっていたので、吉田拓郎→ディランとか加川良とか、あるいはフォークギターだけで歌謡曲を弾き語る(ギターとか弾く事がカッコいいと思っている連中は歌謡曲を馬鹿にしていた)とか。 その他大勢にならないって事は格好いいんだぜ。と思い続けていた。 今はそんな意識もなく絵を描いたりしているけれど、やはり初期原動は身に付いているもので、どこかで世間とズレている。そしてそれが個性になっているのではと思う。 で、最近ふと思った事は「だからウケないんだ」と言うこと。 結局、受けるためには、あからさまとも思える程のベタな作業とか作風が重要なのだとやっと気づいた。あぁなんてこった。 [イラスト:西城秀樹]
昨日の(仮名)はらみ氏よりのメールなのだが、似顔絵リクエストには続きがあって「頑張っている西城秀樹も」と描かれていた。ハッキシ言って、ワイドショーとかほとんど見る事が出来ないので、なぜ西城秀樹にエールを送らなければいけないのか、全然理解できなかった。 その為にネット上の芸能新聞サイトを見てその内容が理解できた。 と思っていたら今度は、元チェッカーズ高杢が胃癌の大手術をして復帰記者会見をしたらしい。 うむ、西城秀樹は年齢的に1世代上なんだけど、高杢に関しては同世代。と言うか、大昔、チェッカーズでプロデビューする直前に同じステージに立ったと言う過去がある(向こうはすでに一部では有名なアマチュアバンド・チェッカーズで、こっちはまったくの素人だったので全然覚えていないだろうけど)。 つまり、有る瞬間は同じような場所にいたんですが、そこから20年「一仕事を終えた人間」と「よぉし次こそは頑張るぞと言っている人間」と、大きな隔たりができちゃったワケです。 そんな高杢氏にも頑張れ! [イラスト:高杢]
チェッカーズはデビュー前、九州地方以外にも名を知られたドゥワップを中心としたロカビリー系バンドだった。当時はリーゼントに革ジャン革パンという「いかにも不良」な姿だったんだが、デビューするに際して「チェッカーズって名前だからチェックの服にしよう」とか「リーゼントはもう古いから、髪の毛を前に数本垂らすような感じにして…」と、THE芸能界的なテコ入れをされて、あのご存じのスタイルでデビューする事になった。 それまでリーゼントでブリブリ言わせていた高杢氏は、それまで着たことのないような派手なチェックの服で前髪を垂らした自分の姿を鏡で見て「死にたい」と思ったらしい。 特に高杢氏はメインボーカルの脇に立つ引き立て役と言うポジションだったので、メガネを掛けさせられ、常にベレー帽などを被り、ワザと丈の短いジャケットとパンツを着せられていた。でもヒゲとあの顔つきってのは、あのチェックのアイドル的バンドの中で浮きまくっていた感はある。 少し前に「解散から10年以上経つのでそろそろチェッカーズの再結成(企画的な感じで)もありえるな」と友達と語っていたんだけど、なんかそんな動きもありそうな気がする。問題はフミヤ次第だと思うけど(最近のライブでは結構チェッカーズ時代の曲も歌っているらしい) |
2003年06月26日(木)都の西北 |
[イラスト:(初代-5代-7代-10代総理大臣)伊藤博文]
♪都の西北、早稲田〜の隣り♪バカ田、バカ田、バカ田〜〜〜〜♪と言うことで、バカ田大学の生徒かと思っちゃいましたが、早稲田大学の生徒が中心になって(他大学の連中と)作っていたコンパ関連サークル「スーパーフリー」ってのは、バカ田大学以上にバカですなぁ。 早稲田大学の生徒って言っても、どうも学生サークルを主宰する為に名義上だけ席を置いている状態みたいで、そんでもって日本各地で「1000人コンパ」とか開催して、二次会へ気に入った女の子達を誘い、度数の高い酒を飲ませ、三次会と称した… こいつらはまったく。 [イラスト:(2代目総理大臣)黒田清隆]
実はこのサークルの名前は数年前にとある事を調べている時に目にした事がある。そのメンバー紹介とかのサイトに迷い込んでしまったのだが、大学生のサークルとは思えず、どうみても三流ホストの集いって感じで、そこに書いてあったコメントも脳味噌を使って書いたとは思えないほどのバカっぽさで「おいおい、こんなのでいいのか日本の大学生」とか思った記憶がある。 勝手な想像だけど、あの写真を見る限り「コンパって言ったら当然、女の子のお持ち帰りは当たり前でしょ」的な感じだとは思うのだ。 [イラスト:(第3・9代目総理大臣)山県有朋]
その時も確か「1000人コンパを、東京・名古屋・大阪・博多で開催!」みたいな事を書いてあった。でもって、中に書いてある言葉が「俺たちは大量の人員を動かし、大きな金を動かしている」みたいないっぱしの起業家きどりで「まだバブルの夢を追い続けている、浮かれモードが存在しているのだなぁ」と、ある意味、その能天気さを羨ましくも思った。 [イラスト:(第4・6代目総理大臣)松方正義]
主犯の人間が30歳近くになっても(28歳?)大学生を続けていたのは、当然これら学生を動かす為には自分も大学生であり続けなければいけないって事なんだろうね。だから当然、現役大学生の20歳前後のヤツラから見たら「凄く大人」で、当然リーダー格となっていたんだと思う。 でもきっと影では「あんな人間になっちゃダメだよな」と言われていたんじゃないかなぁ。 [イラスト:早稲田大学創立者(第8・17代目総理大臣)大隈重信]
小学校の頃、強制的に参加させられていた地域の野球チームなんかの練習に、ガキ大将だった上級生が中学生になっても参加して、コーチみたいに威張っていたことがあるんだけど、あれって「小学校の頃は腕力だけでガキ大将を気取っていたけど、中学になって周囲に付いていけなくなって、小学生の中に入ってボス気取りでいる」って状態だったんだろうな。と小学生ながらウスウス感じ取っていた。それと同じなのかも知れない。まっとうな社会人になれずに、学生の中でボスに君臨するってのは。 [イラスト:(第11・13・15代目総理大臣)桂太郎]
でもってあれらサークルは学生だけが動かしているかのように見えるけれど、それらをバックアップするイベント関連企業もあるワケで(と言っても、元々学生起業家が立ち上げた物が多そう)、なんだかんだ言ってサークルじゃなく商売なわけ。今回事件が報道されはじめた時、「スパーフリー」とか首謀者の名前でネット検索をしたところ、かなりの数がヒットした。で、そのヒットしたページに飛ぶと多くのイベント系のベンチャー企業のページだった。 [イラスト:(第12・14代目総理大臣)西園寺公望]
しかし、そのページにはすでに「スーパーフリー」とか首謀者の名前は無く、そんな事件を起こした団体とは関係ないような状態に書き換えられていたのだ。が、ネット検索ってのは便利でキャッシュってヤツが残されているわけですよ(だから、現時点で無くなった文字にもヒットしちゃうんだけど)キャッシュのページに行くと、そこには「協賛」とか「出資」の文字で、そのベンチャー企業とスパーフリーが大きく関係していた事が明記されているのだ。 [イラスト:(第16・22代目総理大臣)山本権兵衛]
つまり、なんだかんだ言って「利用できる時は大いに利用するけれど、面倒臭いことになったら、アッサリと縁を切りますよ」と言う素敵なビジネスライクなおつき合いって事なのです。ベンチャー企業とか小さな企業ほど、人と人の繋がりが重要だと思うんですけどね。 このサークルだったか分からないけれど、同じようなサークルが『早稲田大学公認』なんてのを詠っていたような気がするので、結局、大学側も学生の本分を忘れた行為でも容認しちゃっているんだろうな。 [イラスト:(第18代目総理大臣)寺内正毅]
ついでに当たり前のように「新入生歓迎(新歓)コンパ」なんての大々的にやっているけれど、アルコールは20歳未満はダメだよ。その辺も大学は当然容認しちゃっているんでしょう。ま、今回の事件で「俺様はでかい金を動かす起業家」とか言っていた人々も、ニュース報道などで大々的に顔と名前が出ちゃって、当然学生の身分も剥奪なので、この先は厳しい日々が待っていると思うけど。 [イラスト:(第19代目総理大臣)原敬]
ついでに、某掲示板を中心にその逮捕されたメンバー及び逮捕まで至っていないメンバーの名前・顔写真どころか、自宅・出身地、へタすりゃ家族構成、親の仕事まで晒されたりしているんじゃないか?まったくもって犯罪者には大変な時代になってしまったのだ。 ところで「スーパーフリー」の「Free」は「デューティーフリー(免税)」とか「スモークフリー(禁煙)」で使うように「〜が無い」とか「ダメ」って意味でしょ? つまり「超ダメ」とか「まったく無い」って事なのか? |
2003年06月27日(金)ぜひご一報を |
しかしレナ(金髪の方)がヘソ出しTシャツ姿だったんだけど、あの腹はマジにやばくないか? ぷっくりとかなりお肉がはみ出していて、シェイプなんて言葉はまったく関係なく、欧州系の女性が将来たどるデップリ状態の第一段階という気がしちゃうのだ。 [イラスト:(第20代目総理大臣)高橋是清]
仕事中、頭の中に同じメロディが流れはじめ、それが延々とループする事ってありませんか?実は今、頭の中になぜか「ホリ健サイズ2」が流れています。 「笑う犬」で使われていて、アルフィー高見沢(タカミー)が作って、堀内健(おニーヤン)&ベッキー(おネーヤン)が歌い踊るヤツです。 ♪ガンバッチョ〜ガンバッチョ〜今日もガンバッチョ〜 ホリ健サイズでチッスチッスチッス!♪ と言う、全然売れなかった曲ですが、何故か今それが…。 [イラスト:(第21代目総理大臣)加藤友三郎]
前々日に「ベタなほうが受ける」と書いたけれど、前日みたいな連中のやるコンパってのも「ベタな笑いのほうが受ける」んだよなぁつまり、その時点で流行っている言葉とか人物の真似とか、その時点で流れているCMなんかを、ただ言うだけで女の子は笑ってくれる。 個人的な笑いのポリシーとして「流行っている笑いをトレースするだけの笑いは却下」と言うものがあるので、その手の場には乗り切れないのだ。 瞬発的な笑いより、シュールなボケとか、三段オチとか、その手の笑いが好きなのだが、コンパみたいな散発的な話題しか出ない場では、オチに行く前に横から別の話題が出てきてしまうことが多い。 たぶん今頃、コンパでは盛んに「ゲッツ!」とか叫んで「○○君っておもしろ〜い」と言われている人が盛り上がっているんだろうなぁ。 [イラスト:(第23代目総理大臣)清浦奎吾]
よく「しっかりした娘(こ)なのに、何であんなダメな男とばっかりつき合うのかね?」などと周囲から言われる女性がいる。本人も「どうも男運が悪いのよね」などと自嘲気味にため息をつきながら語ったりする。 どうもこれってのは本人のしっかりぶりが関係している場合もあるらしい。 つまり、学生時代から生徒会なんかで役職についてバリバリ動いていた女性の場合「誰かから頼られる」とか「アタシがいなければ」と言う責任感的な物にアイデンティティを感じ、それによって精神的な快感を得るというのだ。 [イラスト:(第24代目総理大臣)加藤高明]
その結果、シッカリ自立出来て彼女がいなくても問題なく生活出来るような男性より、だらしくなくて手を貸さずには居られないようなダメな男性に母性本能以上の物を感じて、引き寄せられてしまう事もあるというのだ。そんなワケで、しっかり物の女性のみなさん、ここにダメの見本のような男がいますので、ぜひご一報を。 「ダイエットしなくちゃ」と思った日に限って、家に帰るとカレーだったりするのは、何かの陰謀ですか? [イラスト:(第25・28代目総理大臣)若槻礼次郎]
見るたびにイラつくCM「アリエール」だか洗剤のCMで、クマの刺繍がついた袋を汚しちゃった女の子に道すがらバアさんが「あらあら汚しちゃったのぉ?これは落ちないねぇ」などと言うヤツ。 落ち込んでいる女の子にトドメを刺す必要がどこにあるんじゃおどれぇ!と日々思っています。 あのバアさんにはまったくもってユーモアのセンスがなさ過ぎる。 落ち込んでいる女の子に「クマってのは獰猛な野獣で、ホントはこんなに可愛くないのよ」とか「クマの手はね蜂蜜なんかを触っているので食べると美味しいのよ。アリを食べるクマの場合は蟻を手で潰して食べるので蟻酸が染み込んでいて酸味があるのよ」とか「クマの手って中国料理でお馴染みだけど、アイヌの料理でも高級品で昔は酋長しか食べる事ができなかったのよ」でぐらいの、ネタを用意しとかんかい!と思うワケです。 [イラスト:(第26代目総理大臣)田中義一]
もうちょっと上級になったら「クマに出会った時に死んだフリをすれば助かるってのはね、実はウソなのよ。それはイソップ物語の中にあるエピソードってだけで現実的には有効ワザじゃないのよ」とか「クマってのはね体の内側を自分で触る事ができないので、襲われそうになった時は思い切って相手の懐に飛び込んで抱きついちゃえば大丈夫なの。後はクマが老衰するまで我慢すれば助かるのよ」ぐらいの事を言って欲しい。あるいは「童謡でクマさんが追いかけてくる歌があるけれど、クマって全速力で走ると馬なみの早さになるのよ。だからあの童謡に出てくる女の子は確実に食べられているわね」ぐらいの事を言って、落ち込んだ女の子を和ませるぐらいして欲しいのだ。 ホリ健サイズでお腹もペコリッチ〜♪ |
2003年06月28日(土)激しく土壇場キャンセル |
なかなか平日は精神的に余裕がないので、週末に色々と思っていたのですが、今見ると消えてしまっていました。 いやはやでございます。 西部警察を「西武警察」と書き間違っていたって事で「セゾン刑事」とか「ローソン刑事」とかそんな新任刑事がやってくるってのを考えていたんですが。 [イラスト:再録(t.A.T.u)ジュリア]
うわぁぁぁ!昨日のミュージックステーション留守録画しそこなった!せっかくミッシェルガンエレファントが出たのに… と言うのじゃなく、もっと凄い内容だったのだ。 前回来日するハズだったロシアのt.A.T.u(タトゥー)が今度こそと言う状態で出演した回なのだ。 で、オープニングにはちゃんと出ていたのだが、8時半頃、いきなり「帰る」と言い出して、楽屋裏ではスタッフが必死に引き留めたのだが、歌わずに帰ってしまったらしい。 それなりに番組の趣旨も理解しているだろうし、リハーサルもやった上で、本番の収録中にいきなり歌わずに帰ってしまったって…。 さすが世界的な人気者。ワケ判らないっす。 そんな歴史的な番組を録画しそこなってしまったのだ。Mステ始まって以来最高のハプニングの回を。 [イラスト:再録(t.A.T.u)レナ]
しかし、20年以上月〜金の生番組を続けてきているタモリは慌てず騒がず、臨機応変で場を取り仕切ったと言う。あぁ見たかったなぁ。くしょー! しかし、知り合いに女子校生的な人はいないので実際に人気があるのかどうか分からないんだが、確かに町中を歩く女子校生の制服の着崩し方なんかがいきなりt.A.T.u的になっている。すげー分かりやすいベタな状態だなぁ。 ああやって、世間で流行っている状態を少しも疑わず、まるっきりマネできちゃう人々ってある意味尊敬できちゃう。 その後の釈明会見で何故帰ったかと言う理由を述べていたんだけど「その歌番組には他の日本人歌手も出演していて、私たちがいなくても成り立つ番組だったから」「せっかく日本に来たのだから、私たちを迎え入れてくれるような、私たちのために作られた番組だったら、喜んで歌ったのに。」と発言していた。 つまり、私たちはその他大勢の歌手じゃなくて特別な存在なのだから、特別扱いして、私たちだけの特別番組を作るべきだ、と言うことなんですな。(噂では一緒に出ていたV6に対しての歓声の方が大きかったからとも言われている) 凄い思い上がりって気もします。確かに局地的には人気があるんだろうけれど、別にその曲は彼女たちが作っているワケじゃないし、とりあえず見栄えのいいって事でアイドル的な人気になっているだけなんでしょ? [イラスト:イワン・シャポヴァロフ(t.A.T.uプロデューサー)]
ドタキャンは日本だけじゃなくイギリスなんかでも起こしているらしく、それによって裁判を起こされているらしい。テレビ朝日側も裁判起こしても問題ないと思う。この「いきなり帰った」と言うのは、一緒に来日したプロデューサー・イワン・シャポヴァロフの指示らしく、テレビを見ていて「普通の歌番組にその他大勢と言う状態で彼女たちが出ているのを見て、彼女たちらしくなかったので」などと述べているらしい。おいおい、ミュージックステーションって番組にあえて出演したんだろ?その出演交渉はすでに何ヶ月か前に行われていたハズなので、その番組がどんな物かってリサーチすら出来なかったのか?とくに3週間ほど前に一度キャンセルしていて、今回はリハーサルまでやって。 とりあえず日本には「稔るほどに頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」と言う言葉があって、大スターであればあるほど「実は気さくな人」と言うのが受け入れられる土壌があるって事なのだ。 Back in the USSR!なのだ。(今はUSSRではないのか) どうも彼女たちのキャラを「パンキッシュ」と言うことで売り出しているらしいが「常識で図りきれない」と言う意味でデタラメを繰り返しているのなら、それはパンクでも何でもない。 パンクってのは、既成概念に縛り付けられていたものを解放して、別次元を求める状態を言っているんだと思うのだ。 あと10年後に「あの人は今」で「昔来日して大騒ぎを起こしたロシア人女性二人組は今どこに!」とかやっていそうだなぁ。そんでもって「あの時は歌って貰えませんでしたが、初来日から10年目にして遂にスタジオで歌って貰える事になりましたぁ」とか言って、再来日しそうだなぁ。 しかも、欧州系女性のおきまりのパターンでものすごく横に成長した姿で。 |
2003年06月29日(日)炎天下でむわあん |
[イラスト:(第27代目総理大臣)浜口雄幸]
今、凄く疲れています。今、凄く日焼けしています。 今、凄く眠いです。 この土曜〜日曜日はフジテレビが27時間テレビなどと言う物をやっていて、そのテレビを見ながら「27時間似顔絵に挑戦!」などと個人的イベントを開催しようかと思っていたんですが、そんなことがまったく出来ない状態になってしまいました。 [イラスト:(第29代目総理大臣)犬養毅]
実は、近所で葬式ってヤツが出てしまいまして、田舎の町内会はみんなでワッセワッセと手伝って昔ながらの地域コミュニケーションを築き上げるのであります。てなワケで、土曜日がお通夜で、日曜日が葬式となりました。 各家庭から1人か2人出ると言うことになっているのだが、だいたい50〜60歳ぐらいの人が多く、結局私なんかはこの集団の中に入ると若造って事になってしまうのだ。で、力仕事とか走り回ったり…。 今回はとりあえず駐車場係がメイン作業だったんだけど、昨日までの曇り空と打って変わったような晴天。 [イラスト:(第30代目総理大臣)齋藤實]
地中にある水分が太陽熱でむわあんとしている中、ほとんど真夏のような日差しの中で、大量の車を誘導し続ける。そんなこんなで1日がすぎるのだが、途中で「じゃ水分でも補給だ」とか言って、みんなにビールが配られる。ある意味、大往生の葬式なのでパーッと行こうと言う状態で、ビールとか日本酒がガンガン飛び交う。 [イラスト:(第31代目総理大臣)岡田啓介]
そんなビール飲め飲め状態の中「まったくアルコールを受け付けない体質」の杉村は、ウーロン茶さえ出てこない状態で、のどカラカラになりながら炎天下フラフラと立ちつくすのであった。そんなこんなで、夕方5時過ぎにすべての作業が終わった時には完璧に熱中症(いわゆる日射病っす)直前状態になっておりまして、そんな杉村に帰宅した後、今日のノルマの似顔絵を描け!ってのは酷な話でやんす。 |
2003年06月30日(月)ふんがーッ! |
[イラスト:(第32代目総理大臣)広田弘毅]
と。ビックリしてしまった。なんせ今日で6月が終わりだって事なのだ。 いやはや、6月1日に「似顔絵展」なんてのを開催して… なんてのは、もう自分の中では遥か彼方の遠い遠い想い出になっていた。なんか、この1カ月は色々な事を考えすぎて、激しく激動し続けていたような感じなのだ。 激しくゴロンゴロンとローリングストーンしてしまった1カ月だったのだ。 明日からもう7月かよ!状態でちょっと焦っている。7月といえば、夏だろ?自分の中ではすっかり季節感も無く、ただひたすら忙しく日々が過ぎているような気もする。(見た目は、前日、駐車場係で日焼けして夏モードなのだが) [イラスト:(第33代目総理大臣)林銃十郎]
これじゃイカンとも思う。今までの自分とはちょっと違う自分にならなくてはいけないのだ。 現在「杉村」と言う商品を売り込むための準備資料を作成中で、マジに「てやんでぇちきしょぉめぇみんなみんなバカにしやがって、今に見てろよぉ、もっと綺麗になって振り向かせてやるぅぅぅ!」と言う状態なのだ。(ちと違う文面が混ざっているけど) 中学生の頃から延々と絶え間なく物を作り続けて来た杉村ってヤツの助走期間はもうおしまいにするのだ。 などと鼻息ふんがふんが言わせていますが、たぶん7月中旬から9月中旬までは、「夏の暑さのためにしばらくお休み」になると思います。 頑張る前に体力を付けなくてはいけないとも思ったりする。 [イラスト:(第34・38・39代目総理大臣)近衛文麿]
てなわけで、日本の総理大臣シリーズとかノーベル賞受賞者シリーズをどどーんと書いていますが、実はこの似顔絵はこの雑記で発表する予定ではなく、知泉の方の人名事典だけでと考えていたんですが、いきなり仕事も忙しかったり、土日に予定が入ってしまった為に、ある種の穴埋め的に掲載しちゃったワケです。どうもです。 t.A.T.uが帰国した。 「次に来るときは歌います」とか「野球場クラスの会場で秋頃に」とか言っていたらしいが、今回の来日は結局なんだったんでしょうかね? しょせん自分たちで楽曲を作っているワケじゃない、ただのアイドルなんだけど、プロデューサーを含め「大物感」の演出に必死って感じがしちゃいます。 ここまで自分たちが大物だからって事をアピールしていた外タレってのはいないよなぁ。ちょうど37年前(1966年)の6月29日に来日したビートルズでさえ記者会見では普通ぽさとか気さくさを感じさせていたからねぇ。 結局、今回の来日は「寿司喰って、カラオケで1曲歌った」と言うだけの事だったんですよね。 ※某掲示板では「外ゥ」と言う表記になっているみたいです。最初意味不明だったんですが「外」は分解して「タト」になるんですな。 |
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