ひねもす雑記
2003年7月01日〜10日


▲2003年7月01日:火:後半戦はじまり
▲2003年7月02日:水:だめだこりゃ
▲2003年7月03日:木:トリビアの泉
▲2003年7月04日:金:サクランボ
▲2003年7月05日:土:こんにゃくキンピラ
▲2003年7月06日:日:衛星放送
▲2003年7月07日:月:離婚ラッシュ
▲2003年7月08日:火:目撃情報
▲2003年7月09日:水:恥ずかしい名称
▲2003年7月10日:木:へぇ〜

※諸事情で8月末頃まで似顔絵は休止しますです。
  2003年7月01日(火)後半戦はじまり
    やってくれるね森クン
    「本来女性は子供を産んで社会に貢献すべきなので、子供を産まないで好き勝手やって自由を謳歌している女性は、国に対して貢献していないので、国としても(年金など)与えるべき物じゃないってのは、誰もが思っていることなのであります」
    いやぁ、やはりどんな時でも「失言王」の称号を忘れない飛ばしっぷりは流石です。
    もっとも森クンの凄い事は「失言」じゃなく「本音」だって処が素晴らしいんですけどね。
    その後の会見では「私は常に女性の人権と言うものを優先的に考えている」と述べていたようですが、「女性=子造りマシーン」としか考えてないこの発言、なかなか普通の人間が失言しようとしても出てこない発想であります。


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    ●●● 結婚もせず、当然子供も産まず、社会で高い地位を築き、当然キッチリと税金を払っている女性ってものいるんですけどね、土井たかこ氏や、嫁に行かない皇室のあの人にも面と向かって同じ事を言ってもらいたい物です。特に宮内庁のあの人には森ちゃんが与える必要がないと言っている税金が大量に使われているハズですからねぇ。
    結局「子供」と言うキーワードに「イコール女性」って考えているあたり、子育てに男は関与していないと言い切っているような物だと思いますよ。森ちゃん、確か自分の息子は歌舞伎町だか歓楽街で色々と問題起こしていたよね。子供の管理もちゃんと出来ていないような気もしますが。


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    ●●● ついでにこの発言があった「少子化対策委員会」とかって講話会では同席した別のオッサン、自民党の太田誠一(福岡選挙区)も凄い事を言っていた。
    最近の若い夫婦が子供を作らないってのは、セックスレスと呼ばれる現象が大きくあると言うことに関し「若者が全てそんな風に精力が無いかって言うわけではなく、集団レイプとかしたような連中もいるわけで。集団レイプする人はまだ元気があるからいい、そっちの方が正常に近いんじゃないか」だと。
    太田誠一公式サイト]このサイトのトップにある写真がいかにもスケベそうで、その発言も納得できてしまう。

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    ●●● 政治家ってのはバカの集団ですか?子供を作らない事が罪悪で、レイプしちゃう連中の方がまともって事ですか?
    みなさーん、政治家のオッサンが「レイプした方が国に貢献できる」って言ってますよ。
    森くんのように学生時代、すでに赤線が廃止されていたのに、その手の売春宿に通っていたと噂されている精力旺盛な人の意見は、世間の考えとひと味違っていますなぁ。(赤線廃止は1956年、その時森くんは18歳)

    笑えるようなネタではないが、この話が問題になった後、太田誠一ってオッサンに対して、山崎拓幹事長が厳重注意をしたそうだが、おいおい、山崎幹事長がそんな注意を出来る立場にあるのか?元愛人にあんな事を暴露された変態オッサンが…。


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    ●●● ついでにその同じ壇上に普段「ジェンダーがどうのこうの」「男女同権がどうのこうの」と言う事を掲げている橋本聖子もいたのだが、その暴言に反論するどころか、TVで流れた映像ではその発言に楽しそうに笑っていた。
    ニュースステーションでその事でコメントを求めたら「私はあの席にはいませんでしたので、その発言は知りません」だとさ。思いきっりビデオに映っているんですが。
    女性の権利をとか普段言っている女性議員がこれかよ。結局、選挙で女性票を獲得するための「これ言っていれば女性票はバッチリね」程度のスローガンだったわけですな。
    日本は素晴らしい国ですね、こんな事を公の場(幼稚園で行われた少子化を考えるシンポジウムらしい)で公言しても、軽く謝罪するだけで何事も無かったかのように次回も当選しちゃうんですからね。
    次の選挙で、石川県(森)と福岡県(太田)の選挙民の良識が問われちゃうワケです。まさか和歌山県みたいに獄中の県議がトップ当選して、活動もしていないのに毎月議員給与60万円を獲得しつづけているなんて馬鹿な事にはならないですよね。


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    ●●● ということで、懐かしの森クンが顕在だって事を確認したわけですが、今年も7月、後半戦突入って事であります。いやぁ蒸し暑い。
    ついでに先日の日曜日に日焼けしたのが未だに痛くて全身熱っぽい状態っす。まったくもー、机に向かってゴシャゴシャ絵なんて描いている場合じゃねーっと思ってしまいます。
    7月と言うことでテレビでは「新番組」なんてのもぼちぼち始まっているみたいですが、結局4月からの連続ドラマ、まともに見通したのは1本も無し(ここ10年以上完璧に見たドラマなんて無いんですが)。
    結局4月の段階は面白そうと思っていたのが、5月の超ハードな忙しさ、6月の精神的にどどーんな状態を経て、結局何も見てなかったと言うことです。


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    ●●● それでもフジ月曜9時(いわゆる月9)江口洋介の出ていた「東京ラブシネマ」ってのは、前番組HEY×3の流れとオープニング「風立ちぬ」のリメイクのような大滝詠一の新曲を聴くために何度か見ました。
    この手の業界物とか、必死に会社を盛り立てよう系のドラマってのは、どう転んでも最後は成功してハッピーエンドってのは予想つくんですが(まさにラストはそうだったけど)。


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    ●●● で、物語の後半でいきなりヒロイン財前直美の元婚約者と言うことで大江千里が出てきてビックリした。マジに久々に見た(NHKとかには出ていたらしいけど)。
    なんか、むくんだように太った印象。
    この人って歌手の時も俳優の時も、なんか危うい感じで、見ていて聴いていてハラハラするような処がある(それが売りってワケじゃないと思うけど)。な〜んか、いつも場違い感があったり、無理している感がどこかに漂っている。
    歌は声量もないし音程も危ういんだけど、昔はそこそこ好きで良く聴いていました。(シカゴの曲にそっくりな曲をリリースしちゃった時はビックリしましたが。)自分も声量無いので、声量無い人なりの努力とかが「なるほど」と言う感じで。
    「永遠のポパイ少年」とか「女ユーミン」とかデビュー時に言われていましたが、そのイメージを持続するってのも難しいっすね。特に今って、時代の中に「アイビー」的な青春時代はどこにもないんで。

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    ●●● しかし「東京ラブシネマ」最後にビルの屋上で上映会をやったんだけど、派手に演出したいってのは分かるんだけど、スクリーンの左右に点滅するネオンを配置するってのはどう言うものでしょうかね。
    映画上映中にも左右でネオンが点滅していて、ソフトフォーカスでその会場が光に包まれているような演出になっていたけれど「あれじゃスクリーン見えにくいっつーの」と思ってしまった。
    でも、登場する複数の男女が上手くカップルになってめでたしめでたしなんだけど、おまいら社内恋愛(業界内恋愛)しか選択肢は無いのか!っつー事だ。凄く世間狭いぞ。
    (1日から長い文章でゴメン)
  2003年7月02日(水)だめだこりゃ
    ニュースでここの処、ロシアの資源開発がどーのこーのと言う話で「ウラジオストック」と言う地名が出てくるが、どーもアナウンサーが「ウラジオ・ストック」と発音しているのが気になってしょうがない。
    あれは正しくは「ウラジ・オストーク」です。確か「凍った(ウラジ)領土(オストーク)」とかって意味だったんじゃないか?(手許に日露辞書無いので不確か)


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    ●●● 今病気療養中のいかりや長介氏の自伝「だめだこりゃ」が文庫になったので購入し読む。
    で、つまらない事だが1つ謎が解けた。と言ってもドリフに関する謎ではなく、一昨年〜去年の最初に問題になっていた、誕生日データごっそりパクリ事件のサイトに書いてあった事なのだ。
    基本的には私のサイトの誕生日データが下敷きになって、それに色々なデータを附属させる事によって「オリジナルだ」と言い張っていたんだけど、その中で「?」と思える記述が二つあったのだ。

    歌手の坂本九氏と歌手で女優の木の実ナナ氏の処に「元ドリフターズ」と書かれてあった。小野ヤスシ氏にも書かれてあるのは間違いじゃない。ドンキーカルテットの前に所属していたのはドリフファンの間では常識ですから。
    しかし同じナベプロなので接点はあると思うが、九ちゃんや木の実ナナさんがドリフに所属していた事はないよなぁ、いかりや氏がリーダーになる前も歴史はあるけれど、その中にも…。
    ついでに坂本九ちゃんのバンド歴を書くんだったら「ダニー飯田とパラダイスキング」を書かなきゃおかしいのに。
    で、この自伝を読んだら「以前バンドボーイとして坂本九ちゃんが」とか「前歌で木の実ナナが歌って」と言う記述が出てきた。


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    ●●● もしかしたら、例のサイトの人は文庫本じゃなく、最初に単行本として出た時にこれを読んで「そうかずっと昔のドリフにこの2人も所属していたのか」と思ってしまったんじゃないかな?
    バンドボーイってのもメンバーだと思ったのかなぁ、簡単に言えばスタッフなんだけど…。(将来バンドマンになりたいと考えている人が丁稚奉公的にスタッフとして参加している状態)
    前歌ってのも当時の進駐軍やキャバレー廻りのバンドはバンド本体とは別に歌手もセットで営業していたので、別に同じグループってワケじゃないんだけどなぁ、いわゆる前座的な扱いで、評判が出てきたらレコードデビューさせようか的な状態の歌手なのに…。
    マジに「だめだこりゃ」でありんす。
  2003年7月03日(木)トリビアの泉


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    ●●● 昨日フジテレビで「トリビアの泉」がゴールデン進出で始まった。
    と言いつつ、初回から野球中継延長の為に30分遅れてスタートと言うかなりショボンとした感じ。
    この「トリビアの泉」って番組は、このようなサイトで短い雑学をガシガシ蒐集している人間として、去年の秋に深夜枠で放送されはじめる前から噂で聞いていた。
    と言いつつ、あんまり積極的にテレビを見ていないので(特に深夜はネット作業で文章書いたりしているので、CDを聴いている事が多い)あんまり見たことはなかった。


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    ●●● とりあえず「トリビアの泉」ファンサイトみたいな物があって、本当はやっちゃ駄目な「過去のトリビア一覧」みたいな物があって(ご丁寧な事に出演者の会話まで文字起こしをしてある)、それでどんなネタが出たのかはチェック出来たりする。
    が、やはりなのだが、すでにこのサイトに記載されているような物がほとんど。
    個人的な感想は「ふ〜ん」程度なんだけど、やはりこれはある種「雑学ドランカー」みたいなもので、かなり突拍子もない物でないと驚かなくなっちゃていると言う、あんましよくない傾向なのかもしれない。
    そんなこんなで深夜からゴールデンに降りてきた番組なんですが、どうなんでしょうかね。
    (追記)この週に放送された情報バラエティ系番組の中では上位の視聴率を獲得したので、まずまずの出だしだと思う。

  2003年7月04日(金)サクランボ


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    ●●● 食卓にサクランボが出た。
    「安かったから」などと無邪気に言い放つ母親がそこにいるのだが「サクランボ=安く売っていた」と聴くと今は「おいおい、正規のルートで入ってきたものなのか?」と疑いたくなるのだ。
    しかし、100トンとか大量にサクランボが盗まれたって騒ぎがあったけれど、当然それを売りさばかなければ意味がないワケで、かといって店じゃなくどっかの団地の前で移動販売車が大量に安く売っていたなんて言うと、警察も動いてしまうワケで。
    あの大量に盗まれたさくらんぼは、いったいどこに行っちゃったんでしょうかね?当然、新鮮なうちに処分しない事には商品価値が無くなってしまうわけで…。
    あそこまで大量に盗んだ犯人は、ニュースで大々的に報道されちゃって身動き取れなくなっちゃったんじゃないのか?


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    ●●● デジタル万引き
    書店などの雑誌コーナーで、カメラ付き携帯電話をつかって、欲しい情報だけ記録する人が増えていているらしい。
    この行為のことを「デジタル万引き」と呼んでいるらしいけれど、確かに雑誌なんかは立ち読み出来るって言うこともあって「本体を盗まなければ、そこにある情報をメモったり記録する事は犯罪じゃないでしょ」と思われがちなのだ。
    でも、そこに記載されている情報こそが売りなんだから、つまりコンビニなんかでコピー機があるけれど、それで雑誌の自分が欲しい情報だけコピーしちゃうような物なのだ。
    確かに、情報系雑誌(求人雑誌やぴあなどのイベント系雑誌)なんかも、欲しい情報はちょっとだけで、大多数が不必要な情報である事は確かなんだけど、それをやっちゃダメでしょ。
    これに関しては、実は最初に携帯電話を使って本を買うことなく利用できるって事を知らしめてしまったのが雑誌側かもしれないと言う部分がある。
    中古自動車の情報誌「goo」のテレビCMで、ロンドンブーツが出ていた時、ロンブー=チンピラ的なCMだったんだけど、彼らがコンビニで立ち読みをしてその場で携帯電話を使って… と言う状況を店員に注意されると言うものだったんだけど、それは利用者に「あぁその手があったじゃん」と知らしめただけだと思うのだ。
    携帯電話のデジカメも100万画素を超えて、記録媒体として十分機能するようになってきたので、今以上にこの手のデジタル万引きが多くなるんだろうなぁ

  2003年7月05日(土)こんにゃくキンピラ


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    ●●● 「キンピラこんにゃく」って何?
    母親がスーパーで買ってきた食材なんだけど、コンニャクを短冊状に切ったものを、いわゆるキンピラ風の味付けをした物。
    そうかそうか、と思いながら食べているがなにか腑に落ちない。
    と言うのも「きんぴら」と言う言葉が、かの坂田の金時(元・金太郎さん)の息子である「坂田の金平」から取られているという説が一般的だからなのだ。
    普通、キンピラといえばゴボウが主流で、そのキンピラが「歯ごたえあって堅い。そして体が丈夫になる」と言う意味で、力持ちで評判になった金平の名を付けられたとされているのだ。ま、金平ってのはどうやら架空の人物らしいんだけど、そこから考えていくと「こんにゃくキンピラ」って、完璧に間違ったネーミングという気がしちゃうのだ。
    歯ごたえないし、栄養もないし。

  2003年7月06日(日)衛星放送


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    ●●● 衛星… 中継だよ… おや・・・・ 声が… 遅れるぞ
    と言うことで、最近はすっかりテレビでは見なくなってしまったいっこく堂ですが、あの衛星中継で声が遅れると言うネタを「俺も出来るよ」と言うことでテレビで披露する芸能人も多い。素人でも時々いたりする。でもって「ちょっと練習すれば出来るんだよね」などと自慢げに言って「いっこく堂なんて大した事ないじゃん」的な態度を取ったりする場合も多い。
    おいおい、ある種の芸はある程度練習すれば出来るのは当然だろ。そのオリジナル芸人だって別に宇宙人じゃないんだから。
    練習すれば誰も出来るから大した事無いんじゃなくて「最初にそのネタを考え出した」と言う部分の凄さを忘れていないかって事だ。
    大昔のコロンブスの玉子って話を知らないのか?(あれはあくまでも創作物語でコロンブスはそんな事をしなかったけど)


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    ●●● で、今自分が見ているテレビの中で延々とこの衛星放送が行われている。
    実際にBSデジタルなので衛星放送なのだが、その「BS-hi」つまりNHKが運営しているBSデジタルチャンネルなんだけど、そこのアナウンサーの口の動きがズレているのだ。見ていて凄く気持ち悪い。
    これは技術的なミスで、なんかのキッカケで映像と声が同期していない状態なんだろうなぁ
    それだけじゃなく、スポーツニュースに出てきた松井秀喜まで声がずれている。
    あぁぁぁなんか見ていて気持ち悪い。
  2003年7月07日(月) 離婚ラッシュ


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    ●●● 和久井映見と萩原聖人が離婚した。
    ま、この2人は結婚当初から離婚がささやかれていたので「ついに」と言う状態なので、何も問題はないのだ。
    あと演歌歌手の松原のぶえが借金まみれの夫との離婚を決意した。

    って話じゃなく、林寛子と黒沢久雄が離婚した。結婚23年目だと思うが(1980年ぐらいに結婚)なんか興味の無い人間にとっちゃいきなりって感じ。
    林寛子はやはりチビッコの頃から女優やっていたので、黒沢プロの社長夫人程度じゃ収まらない人だったのかなぁ。


    [イラスト:●●●]
    ●●● とりあえず次女が20歳になったし、長女に子供が出来たので、親と言う部分で卒業しても良いということでの離婚らしい。
    よく、旦那が定年退職になった時に離婚を切り出す夫婦もあるというけれど、当然定年退職がない仕事をしているので、そんなキッカケでの行動だったんだろうなぁ。
    ま、離婚しても定年離婚の人みたいに「この先の生活は」とか「淋しくなるねぇ」的な影が見えないので、自由なんだろうけど。
    この先、女性が子供産んだ後に何事もなく会社に復帰出来るようなシステムが整うと、こんな形の離婚はどんどん増えていくと思う。(ある意味、子供が独立するまで待ったって事で親としては責任感ある夫婦かもしれない)
    結婚というシステムがどんどん崩壊していくんだなぁ。

  2003年7月08日(火)目撃情報


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    ●●● 「テレビの力(ちから)」と言う番組がある。
    犯罪などを超能力で解決に導くと言う人々を海外から呼んだり、最新科学での徹底解明に挑むと言う番組で、生放送でスタジオへの直通電話で情報提供なども同時に呼びかけていたりする。
    別のチャンネルでも「超能力捜査官シリーズ」と言う年4回ぐらいのスペシャル番組もあるのだが、どっちが先に動き出した企画なのか分からないぐらいに内容は酷似している。
    で、ここ数回は突然失踪した真面目な女子大生の行方を… と言う話が展開されている。
    事件的には「ある日女子大生が家出なのか不明だが失踪した」と言うだけの、こう言ってはナンだけど良くある話と言う形なのだ。
    が、事件の詳細を知ると「何か変な話」と言う事になってきて、下世話な興味本位が出てくるのだ。


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    ●●● 母親曰く、真面目で欠席もなく大学へ通い、帰りも毎日遅くならずに帰って来ていた。と言うことで、確かに同級生たちもまじめだと答えていたが、時々友達に代返を頼んで学校を抜け出す事もあったと言う。しかもさぼった時の行き先は誰もしらない。
    失踪した当時、父親が長野の病院に入院していたため母親はそっちへ行ったまま、彼女も休日に長野へいく為のチケットを購入している。
    が、その数日前、いつもより朝早く家を出たまま帰ってこなくなっていた。
    その後、彼女の部屋を調べた処、手帳やアドレス帳のたぐいが一切なくなっており、さらにインターネットに繋がっているハズのパソコンの中身、すべてのデータが特殊なソフトで徹底的に消去されていたというのだ。つまり、彼女の交友関係がまったく分からない状態での失踪。そして何かの証拠を隠そうとしている。
    こう考えると自ら積極的に失踪したんだろうなと思うんだけれど、どうも腑に落ちない部分が多い。
    その日彼女の携帯電話へ何度も家族が電話をしたが反応無し、NTTの記録では長野方面へ移動していた事が判明(その方向には青木ヶ原樹海が)当時のバスやタクシーにも彼女が乗ったと言う記録がない。つまり誰か自動車を運転できる人間が関与しているらしい。


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    ●●● そこで海外の超能力者が出てきて彼女は住んでいる処から北西で殺されているなどと言い出す。(その超能力者へは写真と名前だけ知らせるだけで、どのような状態で居なくなったとか詳しいことはまったく知らせていないらしい)
    結局、それが本当だったのか不明だが、スタジオへは「長野方面で似た人を見た」という通報が40通ほど寄せられるのだ。
    で、次の週は日本の霊能力者が「彼女は生きて、札幌方面で働いています」などと言い出す。するとその週は札幌方面から沢山の通報が。
    で、昨日の放送では別(たしかドイツ)の超能力者が出てきて「千葉方面に犯人は住んでいます」などと言いだし、やはりそっち方面から「彼女に似た人を見ました」との通報が大量に寄せられるのだ。
    もしかしたら事実の情報もあるかも知れないので何とも言えないんですが、かなりテレビでの発言に引っぱられている人が多いような気がする。


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    ●●● かの神戸で起こった「酒鬼薔薇聖斗事件」なんかでも「30代の男性が黒いビニール袋を振り回して歩いてた」と言うかなりハッキリした証言が新聞やテレビなんかで報道されると、次々と「私も見ました」という情報が寄せられて、中には「にらみ付けられました」などと言う証言や、「ニヤニヤ笑っていたかと思うと、突然驚いたように後を振り返ったりしていました」などと言う、もっと具体的な証言が寄せられるようになった。
    「そう言えば事件が起こったと思われる時間に、現場から猛スピードで走り去るバイクを」とか「あの時間の直前、校門の近くには不振なバンが停まっていました」などなど、すっかり「30代の中肉中背の男が」と言う最初の証言がキーワードになって「思い出した」と思いこんだ証言が山積みになってしまったわけです。
    実際には、近所に住んでいた中学生が犯人だったのですが。
    (もしかしたらあのマスコミ報道は警察の陽動作戦だったのかもしれません。犯人はすっかり安心しきって逃げることも自殺することも考えていなかったと思うので)


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    ●●● 情報によって無意識の中でコントロールされてしまうと言うと、アメリカでのUFO目撃情報もあります。
    とある時、空軍の偉いさんが「山脈の上を奇妙な線を描きながら飛ぶ正体不明の物体を見た」と言うことを新聞のインタビューで答えたのです。
    その中で「物体は円盤(コーヒーの受け皿)のような形をしていた」と書かれていたのですが、その日から「私も皿のような物体が飛んでいるのをみました」と言う情報が大量に新聞社に寄せられるようになり、それは次第にアメリカ全土で「円盤状の飛行物体を見た」と騒ぎになり「フライング・ソーサー(空飛ぶ円盤)」と言う言葉が誕生したのです。
    でも、実際には最初のインタビューの時に「その物体の奇妙な飛び方は、円盤とか皿のようなものを水面に向かって勢いよく投げた時に水を切ってピョンピョン跳ねる、あんな感じでした」と言った物が間違って記載されたと言うのが真実なのです。
    で、その最初の目撃者はその後出された著作の中で「形はブーメランのような形をしていて、円盤状ではなかった」と書き記している。
    しかし本人が否定しようと、アメリカの各地には円盤状の物体が飛び回っていた事になっている。
    (映画「未知との遭遇」が公開された直後は、やはり「派手に光る大きな円盤」が全米で多数目撃されています)


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    ●●● ちなみに「空飛ぶ円盤」が新聞で騒がれる以前は「私は妖精が飛び回っているのを見た」と言う報告が多かったそうです。
    で、円盤情報が寄せられはじめると、妖精目撃情報は反比例するように減少したそうで、結局「得体の知れない物を見た」と言う情報は、常にある一定の量寄せられ続けているそうです。
    そう言えば一時期、日本では「ツチノコ情報」が飛び交っていて、中学時代の友人も「俺の兄貴が!」と熱く語っていたような…。

    最初の話に戻るけれど、失踪事件が起こっているなんて事を知らない時に(それも数ヶ月前)ちょっと町で遭遇した程度の人のことを覚えているものかねぇ。

  2003年7月09日(水)恥ずかしい名称


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    ●●● 誕生日データをさらに充実させる為に日々、実に地味地味に追加訂正をしている。
    この作業もすでに日常になりつつあるし、雑誌を読んでいて何気に誕生日が記載されていると、ついついチェックをしてメモしてしまう。もう職業病の域にまで達しているのだ。
    で、そんな状態でさらに「ハリウッドスター名鑑」とか「若手芸人パーフェクトガイド」とかもガシガシ購入しちゃうのであります。
    とかなんとか言いつつ、色々忙しくて「じゃ、頭のほうからジワジワとチェックしていこうか」とはじめても途中でやらなくちゃいけない事が出てきて、さらに別の名鑑が出ていて、結局、最初のほうだけチェックしたままになってしまう事も多いわけです。
    その結果、ほとんどの名鑑が50音順なので、「あ」〜「こ」あたりまではバッチリ登録されているのに、「や」以降は少なかったりすることもあるかもしれません。
    なんとか、ちゃんとしたデータにしなくちゃいけないなぁ。


    [イラスト:●●●]
    ●●● と言うことで、パラパラと「若手芸人パーフェクトガイド」なんてのを眺めていたわけです。
    それには、それぞれの特技とかグループ名の由来とかがアンケート形式で書かれているんですが、そこはやはりお笑いの人なのでウケ狙いで書いている人も多くいたりして、それなりに楽しめる名鑑だと思うわけです。
    で、途中のコラムみたいな処で、それぞれの趣味や音楽の趣味なんかをまとめて編集がコメントを書いているんですが、オーディンというグループのムネという人が「好きな音楽:70年代80年代のJ-POPならイントロクイズはばっちり」みたいな事を書いていたのです。
    このムネ氏は去年途中で終わってしまった「電波少年・ボスはホームレス」に出演していた人ですな。
    で編集が「おいおい70年代80年代にはJ-POPなんて言葉なかっただろう、たしかニューミュージックなんて恥ずかしい言葉で呼ばれていたような…」などと書いていたのです。
    そうか恥ずかしい言葉かぁ。
    確かに「ニューミュージックって何だよ」とか当時も思っていて、たぶん分類とされていたけれど、自ら「私はニューミュージック歌手です」みたいに言う人はいなかったと思う。
    そう言う意味で個人的には「J-POP」って言葉も、出てきたときから「恥ずかしい言葉」だと感じていたんですが…。
    自分が好きな音楽のくくりかたは「歌謡曲」
    日本にあるほとんど音楽がこれだと思っています。凄く間口が広くて、どうとでも解釈できるジャンルなんでね。

  2003年7月10日(木) へぇ〜
    人生は色々あるようで、現在私の置かれている状況はジェットコースター状態であります。
    まだ詳しくは描けないんですが、なかなか新しい展開を見せている模様。


    [イラスト:●●●]
    ●●● で「トリビアの泉」第2回目なんですが、またしても野球中継で30分遅れスタート。
    まったく、昔は日本テレビ独占で巨人戦をやっていたので「半年間日本テレビは無視しておけばいい」と思っていたのが、最近は各民放へばらけて放送されているので、凄くウザイっす。
    延長放送する必要性ないじゃんとか思うんですが。
    で「トリビアの泉」ですが、やはりほとんどの雑学がすでに…って状態。
    ま、ある種、私は雑学ドランカーなので一般人の「へぇ〜」とは相容れないんですけどね。
    その中で、番組内で実験をして新たなるトリビアを作り上げるコーナーってのがあるのですが、あれもどうなんでしょうかね?
    先週の放送では「ペットボトルロケットで人間を飛ばす為には何本必要か?」と言う物をやっていて、色々な試行錯誤の上、なんとか飛ばす事が出来た。
    その実験後、画面がスタジオに戻ってきた処で「実にくだらない、そう言う意味ではトリビア的です」と言っていた。そして「こんなくだらない事を実験したのはまずトリビアの泉が最初でしょうね」などと締めていたのだ。
    しかし、この「ペットボトルで人が…」と言う実験、今から5年以上前だが日本テレビの「トクホウ投稿王国(確かこんなタイトル)」ですでにやっています。
    エスパー伊東が実験台でプールか海に向かって、ビュワーっと飛んでいました。
    で、第2週の実験が「納豆の糸はどれくらい伸びるか?」と言うものなんですが、結果は10m以上。
    体育館みたいな処で、無風にして実験が行われたんですが、実はこの実験、やはり前述の番組ですでに行われていました(確か結果も同じような物)。
    確かに、初めてみると言う人も多いと思いますが、なんか「二番煎じ」的な印象は強いっす。

    個人的には「1時間の密度が無い」と言う気がする。
    その続き番組が、30分単位でつくられているんだから、これも30分番組にしたほうがいいんじゃないかなぁ。今の分量で30分。


     


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