ひねもす雑記 |
2003年09月11日(木)いよいよ |
「爆弾を仕掛けられても当然だ」だそうです。ということで、東京都に限っては報復テロは容認されたと言うことでしょうか。 普通の市民が生活する住宅街に爆弾が仕掛けられても、そこに仕掛けられて当然の男がいたんだから病む終えないのだ、その程度のちっちゃい事は眼ぇつぶれって事だ。テロの巻き沿いを喰ってもそれは運が悪かったとか、そんな場所に住んでいたからしょうがねぇだろと言うことなのでしょうな。 物騒だなぁ東京都。 今日あたりから「知泉」が店頭に並ぶ本屋もあるみたいです。 ひとまず出版社側からの連絡で「11日12日に配送」と言うことで、東京都内とか大都市近郊は今日、明日ってことらしいです。 たぶん静岡は13日あたりでしょうか。 それとも「第2刷」が出ないと地方まで行き渡らないとか? 実は、8月の中旬、まだ編集作業をワッセワッセやって、イラストを描いている最中に、イラストメンバーのキヨハラ氏より「本屋に『へぇの本』とかってのが出ていたよ」と連絡を受けたのです。 が、静岡の本屋では見つける事ができず、それから日々本屋に出かける度に気にしていたんですが、見かける事がなかったのです。 で、先日やっと本屋で見かけたのがすでに「第2刷」 つまり、発行部数が少ないので、最初の刷りで東京を中心にした場所、そして第2刷でそれ以外の場所と言う状態になったのかもしれません。 つまり、今回の『知泉』に関しても発行部数によっては、店頭へ並ばない地域もあるかもしれないって事です(そう言う場合は、ネットショッピングもありますよん) で、出版社からお知らせで初刷部数が12000部だそうです。 最初は30000部ぐらいどう?とか言っていたので、ちょっと少ないかなって状況ですが、増販に次ぐ増販でガシガシ行ってもらいたいものなのだ。 そうじゃなきゃ「知泉2」が出ないのだ。 今回の出版はゴールじゃなく、次へのステップにするのだ。前向き前向き。 で、編集担当のHさんからメールで「まだ出版していないのに、複数の書店から注文が入っている。こんな事はほとんどない」との事。 メルマガやサイトの読者の方々が書店で注文を入れてくれているのでしょうか?感謝いたしますです。 |
2003年09月12日(金)頭いい |
とりあえず会社に秘密に出来ないと思って、本のことを話した。とりあえず、好意的な扱いだったのでひとまずは安心。昔いた会社なんかでは、その時は音楽だったんだけどいきなり「やっぱアーティスト様は違うねぇ」なんて露骨にイヤミを言い出す人なんかもいたので、色々道楽を会社外でやっている事に対して、秘密主義になっていた。 でも「普通はこうだよな」と言う状態でした。 しかし、1人だけ何か変な事を言うんじゃないかなぁと言う人がいまして、その人がやはりヒトコト、本をパラパラ読みながら「なんか凄いですねぇ」などと、私よりずっと年上なのに突然敬語みたいな喋り方で「こんな本を出しちゃうと、まるで頭がいい人みたいに思われちゃうんじゃなんですか?」などと言い出すのだ。 この人のいつもの「皮肉の混じったジョーク」なので、ある意味悪気はないんだと思う。ま、悪気がないからよけいタチが悪いんだけど。 以前も使用しているマックが壊れた時に(当時はキャノンが代理店だった)やって来たキャノンのサービスマンにいきなり「マックってのはワザと壊れるように出来ていて、それの修理費で儲けようとしているんじゃないか?」などと、横で聞いていてハラハラする事を言い出すのだ。 しかし、どうも悪意でもなく、その人なりのジョークらしいのだ。 他にも、小太りの人が座っていた椅子が壊れた(元々凄く古いイスだったんだけど)りすると「イスの修理よりダイエットだな」などと平気で言い出すし、30歳近い女性社員にはいきなり前後の話とは関係なく「もう結婚はあきらめたのか?」などと切り出す。 セクハラだとか色々とんでもない事を言うパターンが凄く多いのだが、どうも悪意ではない。 で「頭が良さそうに見えちゃいますか?」 |
2003年09月13日(土)単行本「知泉」発売 |
と言っているのは実は私だけで、出版社的には「11日12日に本屋へ配送」となっていたので、勝手に「じゃ13日発売って言っておけば間違いないだろう」ということであります。 なんか、細かく忙しいだけで未だに実感がない。 いつ部屋の隅からプラカードを掲げた野呂圭介が「元祖ドッキリかめら」で〜すと出てくるかと冷や冷やしている。 「なぁんだそうだったのかぁ!」と大きなリアクションしてイスからずっこけたりするのだ。 「本のタイトルに『元祖』って入っている段階で、おかしいなぁとは思っていたんですよ。そうか、元祖ってどっきりかめらの事だったのかぁ」などと、隠しカメラをチェックしながら大笑いをするのであった。 って、俺は林家ペーかよ。 <hr> とりあえず近所の本屋に行くと、そこには4冊ほど「トリビアの泉」の横に置かれていた。おぉ対等じゃん。とか思ったが、向こうはひたすら薄く20冊ほど積み上げられている。こっちはどーがんばっても4冊なのだ。 ま、その辺はしょーがないと思ってその売り場近くで立ち読みをするふりでチェックしていると、20代前半の男性が手に取りパラパラとめくり、すぐに戻す。うーむ、なのだ。 結局、その本屋の中をうろついで何冊か雑誌や文庫本を選び、レジに向かったのだが、なんとさっきより1冊少なくなっている! うひーうれしい! その購入する瞬間を見ることは出来なかったけれど、うれしいっす。感謝感謝! |
2003年09月14日(日)あまり見かけない? |
と思っていたら、昨日が今年の夏でもっとも暑かった日だとか。 あぁ暑いと思いながらテレビで「昨日が今年最高の暑さで、9月の中旬にここまで暑くなるのは観測史上初で…」などと報道しながら、公園の噴水で戯れる子供や、海岸で走り回る人々の映像が流れていた。 で、CMになった瞬間・・・・ 「東京電力です。今年の夏は電力不足が心配されましたが、みなさまの協力のおかげでなんとか乗り切り事が出来ました。これからも会社一丸となって努力を」などと言い出すのだ。 まぁこのCM放送は9月になって涼しくなりつつあるので「やれやれ」と言うことで放送を決めたと思うんだけど、その放送している最中、外では強烈な日差しが照り返し、クーラーをガンガンつけてアイスキャンディべろんべろんしちゃっているのは、なんかギャグみたいな状態なのだ。 しかし、暑い。 秋になって世間では運動会のシーズンが始まったが、昨日各地で行われた運動会ではバッタバタと子供たちが日射病で倒れたらしい。 なんか変な季節なのだ。 昨日、近所の本屋で「知泉」を発見したのでちょっと安心して、他の本屋の状況をチェックしに言った。 が、そこそこ大きな本屋なのに入荷していないらしい。思わず店員に「あの二見書房の知泉って本ありませんか?」と聞いてしまったのだ。もしそこで「あります」と言われたら買わなきゃいけない所だったのだが、答えは「入っていないみたいですよ」だった。 ふ〜ん、こんな大きな所でも入っていないのかぁ と思いつつ別の本屋へ向かった。 そこでも無し。 結局数件回ったがどこにもなく、結局自分が最初に見た近所の本屋と、バラ園の近くにある本屋だけにしか入っていないみたいです。ツタヤとかのチェーン店にも入っていない。 う〜〜〜〜む、と思いつつ帰り際にあるスーパーの横にある小さな本屋に寄るとなぜか1冊入荷していた。なんじゃこの変な配本状況は? その後、複数のメールで「見つからなかった」「何件も本屋を巡ってなんとかゲットした」と言う状態。こんなに最初から品薄が当たり前なのか? |
2003年09月15日(月)自爆テロリスト野中 |
なんかよくわからないんですが「俺ってすごい政治家でさ、そのすごい政治家が自分の進退をかけてまで阻止するって言っているんだから、小泉もビックリだろうなぁ」と言いたいんでしょうかね?たぶん小泉純一郎どころか、周辺の人も、一般の人も「で?」という感想だと思う。 あのさ、以前よくあった「学校に爆弾しかけたから文化祭中止にしろ」とか「中間試験をやるなら自殺しちゃうぞ」とか学校に電話する虐められッ子じゃないんだから、その行動はないよなぁ。 そもそも、総裁選と野中の引退って何も関係ないじゃん、何も波を起こしていないって感じ。 案の定、野中主催の演説会に参加した大物政治家はいない、それどころか会場は閑散としていたという。 やはり政治家って自分の足下が見えなくなっているとだめだよなぁ。 同じ足元の見えていなさそうな政治家に亀井静香って人もいるような気がする。 「小泉に任せていたから不況になったんだ、つまり小泉とまったく逆の事をすれば景気も回復する」とか、もーまったく、小泉の不支持が増えたといっても、反小泉を支持する人も増えないのは、そんな事言っているからだよ。 平成大不況とか言われている今の状態はそもそも小泉のせいじゃなく、反小泉を掲げているオッサンたちが自民党を牛耳っていた時代から続いているってことを、忘れちゃってんのかね? どつぼの不況に陥った時に当時の自民党が財務大臣を誰にしたか忘れてちゃったのか?まずは、大長老の宮沢喜一。なぜ推されたかと言うと「宮沢喜一が以前財政担当だった時、好景気だったから」って…。時代の欠片も読めない馬鹿ぞろいですかい、旧自民党は。 その後、その座についたのは堺屋太一だけど、この人も過去の偉業を… それはさ、日本中が高度経済成長期で何をやっても儲かった時代の話なんじゃないの?いわゆる「巨人・大鵬・卵焼き」とか言っていた時代の亡霊だよな。 少なくともそんな政策しか思いつかない旧自民党の亡霊だけは支持できないっす。 |
2003年09月16日(火)面倒なポリシー |
それを聞いて雨上がりも「ワシらも同じや、なんか自分らアレに出ちゃいけないと思って辞退したんですわ」と言っていた。 なんとなく解るような気もするのは、確かに「売れたい」「名前を売りたい」と言う部分があるけれど、今まで自分たちの目指していた部分と違う形態で笑いを作って迎合した形で売れるってのは「プライド」までいかないけれど、なんとなく自分の中のポリシーが許さないって感じなのかもしれない。 あの番組は番組で面白かったし、新しい才能に出会うことが出来たんだけれど、実際に普段のネタのなかでダジャレで笑いを取ろうと考えていた人はいないんじゃないのかなぁ とりあえず「爆笑問題」と「ネプチューン」ってのが未だにちゃんと残っている組(他にもありtoキリギリスとか、Uターンの土田とかはギリギリ残っているけれど)。 しかしプライドとかポリシーって面倒くさいよねぇ。でもそれが無い芸人や作家なんかはダメな気もするけれど。 ついでに前の週だったか、その「アメトーク」に伊集院光とくりーむしちゅー上田が出ていたんだけど、この二人はテレ朝が時々深夜にやっている「蘊蓄王」の出演者で、1つお題を決められたらそれに対して蘊蓄を30秒とか言い続け、その蘊蓄の凄さで勝敗を決めるって奴に出ている関係で番組に出てきた。 あくまでもこれは「時間内に蘊蓄あったような感じで知識を披露し、周囲の人に感心される」と言う趣旨なので、間違っている雑学でもとりあえずその場で感心させちゃった方が勝ちと言う部分がある。 で、上田が「チョコレート」と言うテーマで話をしたんだけれど「チョコレートは元々液体の飲み物だったが、それを板チョコにしたのはマリー・アントワネットである」と言い切って会場のおぉぉぉ!という賞賛を浴びていたのだけれど、この雑学って本当なの? たぶん違うんじゃないかなとか思うんだけど、それに反論する「じゃ誰が板チョコ作ったのさ」と言う雑学もないので困っちゃうんですが、今までマリー・アントワネットが板チョコをって話は聞いたこと無いので。 マリー・アントワネットに関してはかなり大量の雑学はあるんですが。 でもテレビでそう断言した状態で話をしたので、すでにネット上にはそれを信じたような書き込みがちらほらと出回っています。 と言うことは数年後には当たり前のように話が広がっていて「そんなのも知らないの?」とか言われるようになっちゃうんだろうなぁ。伊集院の広めた「エロマンガ島沈没事件」のように。 |
2003年09月17日(水)増刷決定! |
といっても、まだ様子見の感のある4000部って事なので(楽観的に考えて)まだまだ増刷の可能性は大だと思うわけです。 実際、複数のメールで「近所の本屋を回ってみたのですが見あたりませんでした」という物があったので、もしかしたら関東近辺とか大都市中心に配本されちゃったのか?という感じ。 |
2003年09月18日(木)何を狙っている? |
とラジオに出演してしゃべっていた。ついでに雑誌で広告も見た。 あのNHK朝連「まんてん」の主人公で「ウォーターボーイズ」にも出ていた彼女ですが、そうですか… という感じ。 しかも楽曲がオリジナルではなく、山口百恵の「秋桜-こすもす-」だそうで、ついでにカップリングも山口百恵の曲。 これって「売る気あるの?」って思っちゃうんですが、世間一般でも全然興味ないでしょ? よっぽど旨いとか個性があるとかじゃない限り、わざわざ「ただカラオケで山口百恵の曲歌いました」みたいな物を買わないような気もする。 かといって先日歌手デビューしたMEGUMIみたいにヒップホッポ系アレンジで途中にラップがはいるような「見上げてごらん夜の星を」とかってのも、てめえどういう了見で?と思ってしまうわけです。 後、もう去年だと思うが、乙葉もフォーク系の曲をカバーしてCDデビューしている。 そんなCDを出しても、当然、彼女たちの写真集を購入する層だって、よっぽどの事がない限り買わないと思う。買うのは発売記念の握手会とかに参加する連中だけか? |
2003年09月19日(金)上田晋也ぺろ〜ん |
元々、ウンナンの番組の勝負で負けたことにより、その場の思いつきで内村が「今日からオマエらのグループ名はくりぃむしちゅーだ」と言った事に始まる。 偶然にそのシーンを見ていたんだけど、彼らもデビューから長く使っていた「海砂利水魚」という名前を変える事に(表面上は嫌がっていたが)抵抗はなかったみたいなのだ。 なんせ、同じ番組でその1年前にバカルディが「今日からオマエらはさま〜ぁずだ」と命名された途端、それまで長く低迷していた二人が売れ始め、遂に(深夜枠だけど)看板番組を持つにまで至ったのをしっているからなのだ。 で、海砂利水魚という字面の重いグループ名をソフト路線に変えた途端に… 大きな変化は出なかったけれど、最近ジワジワと二人のキャラがそれぞれ立って面白いグループになりつつある。(深夜の銭形金太郎とか) 有田の壊れたキャラと、上田の意外な蘊蓄知識自慢キャラと。 で、最近何通かメールで上田晋也について書かれた物が届くようになってきた。その内容とは「上田のしゃべっている蘊蓄は知泉にある物と思いっきりかぶっている」という指摘だったのです。 (上田のしゃべっている物を知泉に乗っけているという指摘じゃないのは、よかったっす) うむ、そうだったのか。 テレビ朝日金曜日深夜に月1ぐらいのペースで放送している「うんちく王決定戦」は何度か見ているけれど、あんまし意識した事なかった。なぜなら、こんだけ無節操に雑学を記載しているサイトなので、ほかの雑学物とネタが重複するのはしょうがない。と思っているので、ことさらテレビで知っているネタを見ても「!」とか思わなくなってしまった。 だから、うんちく王もサイト上に同じ雑学があったとしても、別段「俺の方が先」とか思わないし「雑学なんてすべて元ネタが存在しているんだから、どっかと重複するのは当然」と聞き流してしまうのだ。それより、時間内に雑学をまとめてプレゼンする話術としての能力はすごいと思うのだ。 実は先日発売された「うんちく王」という番組の本を購入したんですが、初期の上田氏の雑学は知泉とあまりかぶっていないんですが、途中から知泉の雑学とモロにかぶるようになり、それに従って上田氏のネタの出し方が「短い雑学を畳みかけるように」と変化しているのがわかったりします。 ま、断言は難しいんですが、実に現在の上田氏のうんちくの披露のしかたが「豆知泉的」と思ってしまうのです。 で、本日、そのうんちく王が放送されたので録画した。(それに関しての検証は明日の雑記で) もしかしたらという憶測でしかないのですが、このサイトを利用してくれていると言う事かもしれませんので、それはそれで利用ありがとうございます状態なのだ。 しかし勝手な憶測は度が過ぎると「電波?」となってしまうので難しいんですけどね。 3年ぐらい前、相撲の八百長が元力士によって告発され騒がれていた時に、某雑学メルマガ作者が「今、相撲界では八百長騒ぎが問題になっていますが、このメルマガで八百長の語源を話題にした1週間後の事件なので、あの告発をした○○○さんはこのメルマガを読んで決意したんだと思います」みたいな事を書いていて、ちょっと引いてしまった。たしか、部数500部ぐらいの発刊から2ヶ月ぐらいのメルマガだった。 というところでお題は「電波」制限時間は30秒 え〜、危ない言動をする人を一部では「電波」と呼ぶわけですが、この名称はもともと深川通り魔事件の犯人川俣郡司から誕生した物です。彼はクスリの幻覚症状として「頭の中に誰かが電波を飛ばしている」と叫び、そこから凶行に走ったとされています。もっとも事件直後にこの言葉が注目された訳ではなく、ドラマ化された時に「電波」と言う言葉がキーワードとして使われた事によって話題になったのです。 ちなみにドラマ「深川通り魔事件」の主役オーディションでデビューした俳優は大地康夫さんです。 (上田晋也風) |
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