ひねもす雑記
2003年11月11日〜20日


▲2003年11月11日:火:安売りパソコン
▲2003年11月12日:水:なるようになれ
▲2003年11月13日:木:おいでカモン
▲2003年11月14日:金:自衛隊に入ろう
▲2003年11月15日:土:大人の音
▲2003年11月16日:日:ニッポンチャチャチャ
▲2003年11月17日:月:鬱
▲2003年11月18日:火:175
▲2003年11月19日:水:勘違いしていました
▲2003年11月20日:木:凄い人予備軍
  2003年11月11日(火)安売りパソコン
    昨日本屋によったら釣り銭で「2000円札」を貰ってしまった。普通「2000円札が混じってしまいますが、よろしいでしょうか?」などと聞くと思うのだが、それもなしにいきなり混じっていた(1000円と間違えていたのなら歓迎しますが)。
    で、それを今朝寄ったコンビニでコーヒーを買った時に差し出したのだが、店員がそれを受け取る時に「チッ」と口元で音を漏らした。確かにそういう音を漏らした。
    ちきしょー俺が何を悪いことしたっていうんだ!?
    [2000円札:雑学]2000円札が登場した週、7月21日のミュージックステーション内でテレビ朝日の武内絵美アナは、「二千円札発売」と発言した。
    あぁ俺も19800円の超激安パソコン買いたいなぁ
    って丸紅がやっているネットショップで10月31日に表示されたNECのパソコンが「19万8000円」のパソコンの値段表示をヒトケタ間違えた「1万9800円」になっていたために、短時間で1500人以上が購入注文をしてしまったという騒ぎがあったのだ。
    これにはどうやら2ちゃんねるも少し関わっているみたいなんだけど、誰かがこの間違いを発見した後、それを書き込み「おぉぉぉぉ!」と一気に押し寄せ購入予約を入れたらしい。
    丸紅側は最初は「あれは間違いでした」とのメールを購入希望した人に送り始めたんだけど、それに対して激しいクレームが巻き起こりつつあったのを感知して、「予約を入れた方にはあの値段で販売いたします」との英断を下したそうです。
    しかし、1500台だろ… 198000−19800=178200でそれが1500台なので、単純に丸紅の損失は2億6730万円。
    そんな損益を被るのより、企業イメージが悪くなるほうが怖いのだよなぁ。今の時代特にネットでの噂などが凄いので。

    企業的にかなり痛い事件だったけれど、一番今痛いのはそのサイト制作者でしょうねぇ。たった1つの「0」の入力ミスで、一瞬にして2億6730万の損益を与えたって事で。企業的な罰としては、減給とかこの先昇格出来ないとか、関係部署的に減給とかって事なんだと思うけれど、本人的には「居たたまれない」状態だと思う。

    かつて某出版社で某アーティストの豪華歌詞集本を作った事があったんだけれど、それはハードカバーで、さらに豪華美麗ケース入りという物だった。
    で、その本の中に1行ほど歌詞の入力間違いがあったのだ。それが完全に作って梱包して本屋に並んだ後で読者により発覚したのだが、その某アーティストのファンってのは昔から熱狂的な人が多く(ネット上でも見かけることありますが、深すぎて全然理解出来ない話とか、20年前の何月何日のラジオでこう言っていたとか、凄いっす)当然の事ながら「崇高な○○さんの歌詞を間違えるとは何事です!」状態で出版社にクレームが寄せられたそうです。
    それもその間違った初版本を発売日に購入するのは熱狂的ファンの中でも熱狂的な人が多いので(それ以前に結構値段の高い本なので購入するっての自体、ディープなファンなんだと思うけど)そのクレームも凄かったらしい。
    ※といいつつ、その某アーティストは歌詞を間違えてステージ上で即興作詞をする事でも有名なんだけれどね。

    その間違い自体の損益もそれなりに大きかったんだけど、最終的にはその編集担当者が精神的に参って退職したとかしないとか、って話を聞いたことがある。
    そういえば昔、どっかの中古車センターで広告に「100万円」と書いたつもりで「100円」と言う目玉商品になってしまった事があるらしい。
    で、その広告を見た客が何人か来たらしいけど、店側が「あれは間違いでした」と謝って収まったと言う。しかし、客の中にヤ○ザな方がいて「おらぁこちとら広告見てワザワザ来とんのじゃ!舐めたらあかんぜよ!」と何弁か解らない言葉で凄んだせいで、結局その方に100円で売らざるを得ない状態になったと言うこともありました。
    とりあえず自分の場合、ネット上、メルマガで間違いし放題ですが、気をつけなくちゃいけないよなぁ。

  2003年11月12日(水)なるようになれ
    磯野貴理子が結婚!しかも10年越しにマネージャーと恋愛関係にあっての結婚
    って、この先どうするのかね?状態です。なんせテレビに出る時にポジションとしては「普通に見たらプチ美人だがしゃべるとダメな彼氏出来ない、結婚できない行き遅れぎみの女性」だったので、唯一とも言えるネタ「結婚できない」がもう使えないワケで…

    といわけで「Let it be NAKED」ですか、ビートルズの新譜が出ましたが、なかなか根深い物がありますなぁ。
    このアルバムは、解散直前だったビートルズが録音したまま、まとめる事もしないでそのままになっていた音源を、ジョンレノンの依頼を受けてフィル・スペクターがストリングスなどを重ねて作った1970年発売の『LET IT BE』から、ストリングスなんかを全部取っ払ってビートルズだけの演奏にした、正真正銘のビートルズ・ラストアルバム。
    てな事をテレビで言っていましたが、色々と違いますな。

    まずどんなに音を削ってもビートルズだけの演奏にはなりません。オルガンとかサポートの演奏も入っています。
    ついでに確かに「LET IT BE」がラストに発売されたアルバムなんですが、録音自体はその前に発売されている「アビーロード」の方が後の録音です。つまり本来ラストアルバムは「アビーロード」っつーことで。
    しかし、今回の原点の音に戻るプロジェクトがいつ頃から動いていたのかは不明ですが、凄いタイミングだよなぁと感じてしまうのです。

    なんせ、今まで発売されていた「LET IT BE」ってのは、まず録音したままになっているテープの取り扱いにこまったジョン・レノンが信頼のおけるプロデューサー、フィル・スペクターに依頼してまとめて貰った物です。
    この時期、すでにポール・マッカートニーはビートルズ脱退状態で自分のアルバムにかかりっきりで、もう音源はどーとでもしてくれとなっていたわけです。
    で、完成したアルバム「LET IT BE」を絶賛したのはジョン・レノンだけではなく、ジョージ・ハリスンも同様。なんせ、ジョージに至っては、その後に作ったソロアルバムのプロデューサーにフィル・スペクターを迎え入れる程の絶賛っぷりです。
    (とりあえずジョージの生前に「昔の音で」と言う企画は持ち上がっていたみたいだし、ジョンもジョージも最終的にはフィルの音ではなく人間性に嫌気がさしていたらしいけど)
    つまり、ポールはもうビートルズに興味が無く脱退した状態だったので、残りのメンバーが作った音。と言うことなのですが、現時点ではその70年の段階で「LET IT BE」を絶賛していた二人はこの世にはいない。
    そして、実際にまとめ上げたフィル・スペクターも殺人事件を犯して塀の中にいる状態なので何も意見をいえない状態。
    そこでポール・マッカートニーが「素晴らしい出来にビックリしている。まさに自分たちが演奏していた時の音が蘇っている。本当につい昨日録音したような感じだ。本当のビートルズが蘇った。」などと大絶賛。まるでビートルズとして演奏していた事に情熱を注いでいたかのような言いっぷりです。
    リンゴ・スターは昔も今も同じようなコメントでしたが。

    なんかう〜む状態ですなぁ。確か今年の始めに、紛失いたテープが発見されたなんてニュースもあったので、ビートルズの回顧商売は延々と続いていくのだ。

    ※日本でのアルバムチャート、ビートルズは40万枚完売だったそうですが、中島美嘉が41万枚で1位でした。読みが甘くて出荷枚数少なかったのね。
    ちなみに70年代の「LET IT BE」も最高位2位でストップしています。
  2003年11月13日(木)おいでカモン
    松嶋菜々子が出ているお茶のCM。以前は滑り台で少年を蹴飛ばして、放送自粛みたいな状態になっていました。
    滑り台の次は、野球をやっている少年にいきなり勝負をしかけ、デッドボールされ追いかけるとか、それも意味不明だったんですが、この冬バージョンはさらに環をかけて意味不明。

    スキーを履いてドタドタ歩きながら松嶋奈々子が「♪突っ張る事が男の〜」と歌いながら登場。
    いきなり横浜銀蠅っすか。と思っていると雪だるまを作っている不良が二人、その雪だるまにホットのお茶を乗っけて「♪夢の中に夢の中に〜」と去ってゆく。いきなり不良がランニングシャツ姿で登場。
    さらにロシア人(?)が登場し、なんか捲し立て、それに松嶋奈々子が流暢なロシア語(だと思う)で答えて…

    もう、企画を通さないで、コンテも作らないで、その場の思いつきで撮影したとしか思えない内容っす。書いていてもさらに意味不明になっている。
    たぶん、数年後に読んだときはまったく意味不明の文章になっているだろうなぁ。
    なんか気分が不安定になるような、意味不明さ。アバンギャルドと言う言葉を間違って解釈しちゃったのか?

    でも今の時代に「突っ張る事が男の」って古いよなあと思っていた。もう銀蠅って時代じゃないでしょと。
    しかし、とある番組で体育会系クラブのマネージャーの半ドキュメンタリーみたいな物をやっていた時、ラストにカメラ前にマネージャーを中心に部活のメンバーが大集合!と言う時に、その中の誰かが「集まれ!おいでカモンカモン〜おいでカモンカモン〜」と歌っていたのだ。
    これって銀蠅の弟分、嶋大輔の唄だっけ?
    高校生辺りには永遠の愛唱歌なのか?
  2003年11月14日(金)自衛隊に入ろう
    今こそ放送禁止になっている高田渡の「自衛隊に入ろう」を歌おう!
    歌詞は延々と「自衛隊に入って一旗揚げよう」「スポーツやりたいのなら槍でも鉄砲でも何でもある」「鉄砲・戦車・飛行機に興味がある人は」「アメリカさんに手伝ってもらい悪いソ連や中国をやっつけましょう(時代を感じます)」などと歌い、サビは『♪自衛隊に入ろう入ろう自衛隊に入ればこの世は天国♪男の中の男はみんな自衛隊に入って花と散る♪』と歌うんだけど、現在の自衛隊派兵なんてのこれに近い状態なのだ。

    内容自体は自衛隊に入ろうと言う物だが、逆説的に自衛隊を揶揄しているような物なのだ。
    しかしこれを作った高田渡の意図が読めずに「この曲を聴いて自衛隊に入りました」と言う方々が続出し、さらに自衛隊の幹部がこの曲を正式に広報の曲に使いたいと依頼してきたらしい。
    皮肉が通じない世界って凄いです。

    というわけで今文庫本で『放送禁止歌』という物が出ているんですが、なかなか興味深い内容でした。
    というか実は放送禁止なんて誰も言っていないような曲までが放送出来ない状態になっていたり、なぜ?と思うような曲がダメっぽい状態になっていてビックリしました。
    子守歌の「竹田の子守歌」「五木の子守歌」なんかも、いわゆる同和問題とかで差別を歌っているという指摘があって怖くてラジオテレビで放送できないとか、何じゃそりゃ状態。
    確か「竹田の子守歌」はフォーク時代には「五つの赤い風船」あたりが歌っていたと思うけれど、この曲は高校の時にクラシックギターの演奏会で弾いた記憶があります。あと「五木の子守歌」なんて日本の民謡では超珍しい3拍子の曲で好きな曲なのに。(モンゴルの騎馬民族から流れてきた曲という説もある)
    あと童謡の「ほたる」も「あっちの水は甘いぞ。こっちの水は苦いぞ」というのが差別にあたるそうです。
    「通りゃんせ」も「花いちもんめ」も差別や間引きを歌っているからダメだそうで。
    なんだか、規制って物の本質がよく解らないです。

    他に身体的な差別を… ということで「びっこ」「おし」「めくら」みたいな言葉が歌詞に出てくる曲は一切ダメとなっていましたが、それも差別を考える上でどうかと思ってしまいます。
    確かにその手の言葉は、身体的にハンディを持った人を指す言葉ではあるんですが「足が不自由」とか「目が見えない」とか言うのとどう違うの?と、ずっと思っている。
    なんか黒人のマークを使っているからダメと「カルピス」のマークが使えなくなった時と同じような居心地の悪さを感じる。
    別に前述の言葉も馬鹿にした言葉ではなく、端的に著す言葉だから使われていただけだと思う。逆に「足が不自由」という言葉のほうが直接すぎて凄く嫌な感じがしちゃうのだ。

    結局、馬鹿にする時に使われる言葉だとか、悪く言うときに使われる言葉は排除しましょうって事だったら、そのうち「政治家」とか「教師」って言葉も使っちゃダメって事になるんでしょうかね。
  2003年11月15日(土)大人の音
    ソニーのステレオのCMで「大人の音」というキャッチコピーでやっているのがあるけれど、その時に流れているのがシンディ・ローパの「Time After Time」。
    確かにこの曲を聴いて「あぁ」と思うのは、現在35〜45歳ぐらいの大人だと思うけれどれさ、それはただ懐かしいってダケで、大人の音では…。
    あの当時、シンディ・ローパなんてキワモノで子供向けとか言われていたような気がするんですが。
    その年代をターゲットにさらに大人の音を目指すのなら、クリストファークロスとかドナルドフェイゲンとかスティングとか色々あるのに、なぜシンディ・ローパ…。
    「Time After Time」は好きな曲で、シンディ・ローパの曲の中では大人の音だけど、あえて「大人の音」って時にどうですかね?と思うのであった。

    ちなみにシンディー・ローパが来日した時に、夕方のニュースで逸見政孝アナが「ウーパールーパーさんが来日しました」と発言していた。

    ちなみにシンディー・ローパのヒット曲「ハイスクールはダンステリア」が全然売れていない段階でプロモーション来日した際(ウーパールーパー発言以前)、オールナイトフジなどで生で歌っていたが、無名のアメリカ人女性が異様なハイテンションで歌い踊っていたため、司会の片岡鶴太郎&松本伊代と女子大生達はポカンとそれを見ていて全然ノッていなかった。(まだ司会がとんねるずになる前の話)

    そういえばこの時代、まだプロモーション来日なんかする人は少なかったので、ほとんど無名のアーティストでもニュースで紹介していたっす。
    今は、かなりビッグな人が来日していても情報誌を見るまでは知らない状態。
  2003年11月16日(日)ニッポンチャチャチャ
    バレーってどうっすかね?
    ここの処、フジテレビのゴールデンはバレーボールで潰れる事が多くて「う〜む」と思っている人も多いんじゃないっすかね?

    私の場合は基本的に文化系バリバリな人なので、スポーツ観戦と言うのは生活の中に入っていないワケで、もしかしたらバレーのルール自体、完全に知らないかもしれない状態なのだ。
    「クイズ得意だぜ」とか言っても、スポーツ問題を出された日にはもう、ミリオネアの最初の1万円レベルの問題でもライフラインを3つとも使い切ってしまう自信があるぜ、どうだ参ったか。
    というわけで、バレーが盛り上がっていようと、盛り上がっていまいと、全然関係ない。
    夏から異常な高視聴率を上げている「トリビアの泉」やその前時間の「クイズ・ヘキサゴン」なんかも休止してバレーを中継という事なのだ。
    ま、中継と言ってもあれは「完璧に生放送じゃないらしい」ッツー事で、そこまでバレーを優先するか?という状態ですが、どうなんでしょ?と思うのだ。

    例えば、毎週「トリビアの泉」を見ている人なんか、自分を基準として考えるとバレーなんか興味無いわけで、「あ、今週はやらないんだ」といつもは見ていない裏番組にチャンネルを合わせて、日本テレビ系の「ザ!世界仰天ニュース」を見たり、TBSの「ディスカバ!99」を見たりする可能性は高いと思う。いわゆる「情報系バラエティ」という意味では「トリビアの泉」の視聴者の層と重なるのだ。
    あるいはドラマ「相棒」を見て、続きの話だったら来週もそっちを見てしまう可能性だってある。
    つまり、バレーに引きつけられる人もいるかもしれないが(そこそこ視聴率は良かったらしい)、逆に裏を見てしまう人も多くいると思うのだ。

    テレビってのは基本的には生活習慣なので、一度ハズれてしまうと戻すのが大変だと思う。
    そういうワケで、今回のフジテレビのバレーで約1カ月ほどタイムスケジュールが狂ってしまうのはどういう状態っすかね。

    今期の「月6」の『ビギナー』ってドラマ、内容が地味だけど舞台劇みたいでなんか面白い展開のドラマだなぁと思っていたんですが、毎週9時に付けるとバレーをやっている。
    そのせいで「今週も休みか」と別のチャンネルを見ていたんだけど、どうもバレーが毎週延長になって9時15分とか20分とかから『ビギナー』が始まっていたらしい。
    そんなワケで、面白いと思っていたドラマだけど、最初の3回ぐらいで、11月に入ってから見ていないような感じ。ダメじゃん。

  2003年11月17日(月)鬱
    第5刷り決定!
    と言うわけですが、1回分の刷り数がそ〜んなに多くないので、未だに最初予定していた初刷数まで到達しないという歯がゆさ。数少ない書店に置かれている本が着実に売れているというのに、なんつーことだ。とりあえず初刷の倍以上は売れている。
    もっともっとなのだ!

    昨日。おしゃれ関係に高島忠夫が奥さんの寿美花代と一緒に出ていた。
    話では「鬱病になって、それのリハビリをしている」と言うのは聞いていたんだけれど、なかなか壮絶だったようです。
    一般的にあまり知らない人は「鬱病」という物を「なんか気分が重くなって何をするのもイヤになってしまう」程度に思っているんですが、高島忠夫の話だと「どどーんといきなり精神のエアポケットに落ち込んで何も出来なくなってしまう」そうです。

    ある日、テレビの朝の番組があるのでホテルに泊まっていたんだけど、朝起きた時「何も出来なくなっている」ことに気が付き、でもどうして良いのかさえ考えつかずに、とりあえず電話を掛け「何も出来なくなった」と告げたそうです。
    仕事なので、なんとかテレビ局に行ったけれど台本を覚える事も、他の人の会話に笑うことも頷くことも出来ない、ただの置物のような状態になってしまったらしい。
    そこから延々とリハビリが始まったそうです。

    その血のにじむようなリハビリの日を続けた4年目のある日、突然今まで霧がかかったような精神状態が「パァ」と開けて意識が戻ってきたと言う。
    そしてその間の記憶がほとんど抜け落ちていたらしい。自分的には「ホテルで朝起きたら気分が悪くなって… 気が付いたら4年経っていた」と言う浦島太郎状態だったらしい。

    う〜む、自分なんかが精神的に不安定で「なんか鬱病気味だな」なんて思ったりするのは、甘すぎるって事なのだな。もう自分が鬱かどうかなんて分からない程重い病気だったとは…。
  2003年11月18日(火)175
    まだ中島みゆきの「地上の星」がオリコン100位以内に入っているそうで、今週で175週連続。
    つまりチャートに入って3年半と言うことになる。
    なんだかよく判らないけれど凄いことなのだ。

    そう考えると、今年の前半に和田アキ子が巻き起こしたチャート記録は凄いものだったんだなと思わざるを得ないのだ。
    自分のレギュラーだけでなく、色々な番組にゲスト出演し、テレビで宣伝しまくった曲がチャート初登場80位ぐらいで2週目が100位ギリギリで3週目圏外(このとき、80位で週に3000枚ぐらいでチャートインだと思った)。
    さらに1月から延々とジョージアのCMで流していた曲を5月にやっとリリース。その曲も2週でチャート圏外。その次の曲はチャートの噂を聞かなかった。
    たぶん、3カ月連続リリースしたCDを合わせても1万枚いったかどうかって状態。
    そう考えると、単行本「知泉」が今のところ、2万5000冊ほど売れているって事なので、知名度は和田アキ子と比べるほどもない状態だが、和田アキ子より支持されていると言う、なんだかよく解らない状態になっているっつーことですな。

    そんな意味で、瞬発的なチャートではなく毎週最低でも3000枚以上は売れているって事なので、中島みゆきは凄いってことですな。
    ラジオでのしゃべりは疲れるので凄く苦手ですが。
  2003年11月19日(水)勘違いしていました
    勘違いしていました。
    捕らぬ狸の皮算用で「知泉2」の原稿を書いていたんですが(もしダメだとしてメルマガに流用できるのでムダではないんですけど)そこで勘違いをしていました。

    ジュール・ベルヌの小説「海底2万マイル」なんですが、あれを計算すると2万マイル=37,040kmって事で、地球の直径は13,000km(8,074マイル)って事で、地球の直径超えているじゃん!
    と思っていたんですが、あの数字は海底を進んだ距離みたいですね。つまり2周以上ぐるぐる廻ったと言うことで。
    あぁ大恥をかく所だった。

    と言いつつ、これを調べて別の問題に突き当たってしまったのだ。この翻訳小説のタイトルが、訳によって「二万マイル」だったり「二万海里」だったり「二万里」だったり、たぶん3種類あるんですが、そうなると距離が全然違ってしまうのだ。
    と思って原作のタイトルを見ると『Vingt Mille Lieues sous les mers』となっていて、ここでの距離単位は「リーグ:league」でした。
    このリーグってのは約4.8km程度って事で計算すると、2万リーグは「96,000km」と言うことになりました。

    で、他の物を計算すると1マイル=1,852m(マイルは陸上と海上では違っていて、陸上の場合1マイル=1,600m)で、1海里は1マイルと同じ、1里は4000kmなので、全然違って来ちゃいます。
    2万リーグ =96,000km  1リーグ=4,800m
    2万マイル =37,040km  1マイル=1,852m
    2万海里 =37,040km  1海里 =1,852m
    2万里 =80,000km  1里  =4,000m
  2003年11月20日(木)凄い人予備軍
    こんな格言があります『日記を5年間続けて書いた人は将来なにか凄いことをやるであろう人で、10年続けて書いた人は既にそれをやってのけた人である』
    なんだかんだ言って、徐々にそんな人になろうとしています(日記を続けている人と言う意味ね)

    昔書いたものなんかを今改めて読み返すと「馬鹿じゃなかろか」的な事も書いているし、思いっきり自分の恥部をさらしているような部分もあります。
    なんか露悪趣味と言う感じもしないワケではありますが、こうやって何かしら物を作ろうとか考えている自分にとって「公開メモ帳」みたいな物になるので、それなりに自分に責任を持たなくちゃいかんと思いながら、色々行動しています。


     


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