ひねもす雑記
2003年12月21日〜31日


▲2003年12月21日:日:今年1年
▲2003年12月22日:月:今年の漢字
▲2003年12月23日:火:灰とダイヤモンド
▲2003年12月24日:水:いいとも
▲2003年12月25日:木:当たり年
▲2003年12月26日:金:プロとアマ
▲2003年12月27日:土:局所的有名人
▲2003年12月28日:日:開けゴマ
▲2003年12月29日:月:恥をかく?
▲2003年12月30日:火:鬼は笑いますか?
▲2003年12月31日:水:大晦日
  2003年12月21日(日)今年1年
    なんだかんだ言いつつ、今年も最後の10日間ですか…
    自分史上もっとも濃かった1年かもしれないっすけど、その一方でなんか「これで良かったのか?」という部分も残っている。贅沢な話なのかもしれないけれど、なんか消化不良部分がぶすぶすと燻っているのだ。

    前半は「似顔絵展」良くも悪くも自分なりに何かの形を残そうと初めて自分が全面にでる企画を立てたワケです。その結果は「笛吹いても雀踊らず」と言うことわざのような物で、自分のテンションの高さと実状がかみ合わず、徒労ばかりという状態でした。
    でもそれはそれで「自分で行動を起こした」という実績を残せたワケで、意味のあるイベントだったのではと思っています。ある種のターニングポイント的なものだったのかもしれません。
    それと自分が物を作っていく上で「自分の出来る範囲」「するべき範囲」みたいな物がよく分かりました。基本的に物をグジグジ作るタイプの人間で、それを自分から「さぁどうだ!」みたいに売り込むのはやはり自分の資質の中にないんだなぁとも思いました。

    で、その話が終わったのが6月中旬で、見事なほどキッチリと後半は別の展開が待っていまして「単行本・知泉発行」という、ある意味、子供の頃からの夢のひとつを実現させる事ができました。
    「本を出す」と言うのは、こうやって文章とか書いている人にとっては、1つの目標だと思います。
    それが、トリビアの泉に便乗した物であったとしても、それはそれで結果を何とか出せれば成功なんじゃないかと、次へ何かが続いていけば成功なんじゃないかと思っています。
    その考えでいくと、現在「知泉2」の執筆中なので、それなりに続いている。次の展開が始まっていると言うことになります。

    「本を出す」と言う目標に到達したところで、それが打ち上げ花火になってはしょうがないワケで「おじいちゃんはな、むか〜し本を出した事があるんじゃ」などと、1冊の本を後生大事に持ち歩く趣味もないので、次もなんとかがんばりまっせ。

    とりあえず現時点では雑学がらみなんですが、複数のテレビ局の雑学コーナーの解説的な物に情報を提供したりしています(と言っても無料の仕事)。それ以外では、集英社「non-on」とか、他にもファミマ限定のムックにメルマガ知泉からの雑学ピックアップが載る予定だったり、複数のネット系雑誌にサイトの紹介が掲載されたり、それなりに知名度も上がってきたんじゃないかと思っています。
    自分的には生活の変化がまったく無いので、その辺の実感はゼロですが。

    とりあえず前半は「自分で動いた」と言うことで、後半は「自分が動いた」と言う1年でした。
    あと10日間ありますが、来年もよろしくっす。

    今年の話題はあくまでも「有り物の雑学」が話題になっただけなので、いつか「自分の創作物」で何か形を残したいと思うのであります。

  2003年12月22日(月)今年の漢字
    そういえば、毎年恒例の清水寺が選ぶ「今年の漢字」は、凄くつまらない『虎』だそうで…
    なんか全然世相を反映していないよなぁ、ついでに自分は野球に全然興味がないのだ「虎」と言われても、どうにもこうにも。
    ついでに自分の周囲に、虎マニアも野球好きも、全然いないのでなおさら「虎」って… 状態。
    数年後に振り返った時に「虎」と書かれたものをみて「あぁタイガースが優勝した年か」と思い出す程度の漢字だと思うのだ。しかもリーグ優勝だけで、最後の日本シリーズはダイエーが勝ってしまったワケで。

    他の候補となっていた漢字は「癒」だとかもありましたが、この漢字が注目されたのはすでに6年7年前のジョージアのCMででしょ?
    飯島直子がCMに出ていて「やすらぎパーカー」とかをプレゼントしていた時代。
    もう10年以上も人々は癒されたがっていると言うことですか。

    で、個人的に今年を象徴する漢字って事で考えてみると『兵(へぇ)』ってのはどうでしょうか?
    とりあえずダブルミーニングって事になっていますが、今年は春先のイラクへの無理矢理な空爆に始まり、それの自衛隊派遣をどうするかって問題が延々と言われ続けた年なので。
    それとアッチのブームで。
  2003年12月23日(火)灰とダイヤモンド
    テレビのチャンネルを変えている途中で「デビアス社」がどーのこーのと言う番組をやっていた。
    世界のダイヤモンドの総元締めっすね。

    番組の中で「婚約指輪は給料の三ヶ月分」と言うのはデビアスの宣伝コピーから始まったというのをやっていたが、そのほかに全然歴史的由来もない「結婚10周年のスィートテンダイヤモンド」の考案者もこの会社ね。
    で、給料の3カ月とか、ダイヤモンドは永遠の輝きとか、色々言っているんだけど、実際の事を言えばダイヤモンドは今の10分の1ぐらいの値段でも売ることが出来るらしい(よっぽど純度が高いとか大きいとかでない限り)

    実は世界的ダイヤモンド産地の南アフリカとかロシア北部なんかをこのデビアス社はがっちり抑えているんだけど、そこで予想を上回るほど大量にダイヤモンドが算出されちゃっていて、それがそのまま世間に流れたら価格破壊を起こし、ダイヤモンドなんてのがそこらの水晶なんかと同等の価値になってしまうので、市場に出回る量を調整し続けているらしい。
    これはかなり昔から囁かれている話なんだけど、どうも本当臭い(と言いつつ、それ以上調べる事は出来ないんだけど)
    しかし、ただの炭素の結晶ですからね。

    ついでの雑学ですがテレビでは言ってなかったのですが「給料の3カ月分」というのは日本だけのキャッチフレーズで、本社があるアメリカでは「給料の1カ月分」となっている。さらにヨーロッパでは「給料の2カ月分」。
    実はこのキャッチフレーズを宣伝で使い始めた1970年代初期の物価水準が元になっている。つまりその時代、日本人の平均給料はアメリカの3分の1だったのです。
    だから現在、それを信じて婚約指輪を買っている日本人はアメリカより3倍以上高い物を買わされていると言うことになるのです。

  2003年12月24日(水)いいとも
    年末年始って、特番ラッシュなんだけど、その特番がどれもこれも興味ない物ばかり。
    で、毎年恒例の「笑っていいともクリスマス特番」をやっていたが、あいかわらず出演者が多すぎで、しかもみんな前に出たがり一斉にしゃべるのでグチャグチャ。これも毎年恒例。
    唯一安心して見ることが出来るのが、今年のテレフォンショッキング出演者全員を短時間でだ〜っと流す部分。普段見ない番組なので、1年まとめて「なるほど」と思い、これだけは毎年楽しみ。

    しかし、どう考えても「友達じゃないだろ」的な繋がりもあるワケで、それはそれで大人の事情ってヤツが垣間見れらて面白いんだけどね。ウド鈴木→藤木直人とか。
    逆に、同じグループのメンバーを紹介する場合は「友達いないのか?」と思ってしまいます。以前のパターンでは「少年隊三人連続」とか「シティボーイズ三人連続」とかありました。ジャニーズ事務所の場合は事務所廻しと言うのもパターン、最近ではハロープロジェクト廻しも時々あるみたいっす。
    番組内廻しというのでは、フジテレビなので「月9」のメンバーが…というのも多いし、映画が公開される直前のと言うのも多いっす(で、映画の場合フジテレビ協賛って事も多々あり)。
    いまさら「やらせ」とか騒ぐ人もいないと思うけど。

    時節柄というのもあって、当然今が旬の「テツandトモ」も7月頃に出演していたんですが、冷静に考えてみると、春から初夏にかけて、どのチャンネルにもテツandトモが出演していて、それ以外の色々なイベントに出ずっぱりだった二人だったわけで、そんな状態なのに前日に電話がかかってきて即決で「明日出演してもいいとも〜」と言えるわきゃない。
    ま、それは暗黙の了解って事で。

    そのテツandトモを紹介したのが島崎和歌子だったんですが、ダイジェスト版で紹介された部分でタモリが「和歌子ってのは顔立ちだけ見ればもてそうな気がするんだけどなぁ」と言って、言われた本人もまんざらでもない表情だった。
    でも、顔がいいのにもてないって事は「性格悪い」ってことじゃないの?
    などと思ってしまう、年の瀬であった。

    しかし、いいとも恒例物まね合戦で2年連続で松浦亜弥の真似をするはしのえみって…。

  2003年12月25日(木)当たり年
    今年はとにかく濃縮して色々な事がありました。もう1月の頃なんて思い出せないくらいに。
    そういう意味ではこの雑記は役に立つのかもしれない。
    ま、大きな出来事では「似顔絵展」と「単行本」と言うことなんだけど、あとメルマガ読者1万人突破とかもありました。
    冷静に考えてみれば凄いことですよ。寝ぼけながら間違って発行してもそれが瞬時に1万人に届けられてしまうワケであります。
    実はメルマガを発行している「まぐまぐ」で現在発行されているマガジン数は7,439 誌あるんですが、実はメルマガ「知泉」って現時点で146位となっています。
    ま、ここから上はとんでもないメルマガが大量にあるので順位を上げるのは難しいんですけどね。

    以前、文章系同人誌を発行した際も「100冊」で大騒ぎだったのに、さらにその100倍っすよ。
    で、それ以上の人に単行本を買ってもらえたというのも凄い事件なのです。
    まさに2003年は杉村にとっては「当たり年」ということであります。
    なんて事を考えていたら、最後の最後になってまたしても「当たり年」になってしまいました。

    クリスマスの夜、いつものように会社からの帰りぼけーっと赤信号で停止したのですが、次の瞬間「ガッツン」と鈍い音がして、同じような鈍い衝撃を全身に感じた。
    いわゆるオカマを掘られた状態。
    「全くしょうがねえな」と思いつつ車を降りると、歳の頃なら20代後半とおぼしき女性が困った顔をしながら車から降りてきてしきりに「すいません、すいません」と言っているのだ。
    近くにあるスーパーの駐車場に車を入れて、ぶつかった箇所を見たのだが、実際にどこにぶつかったのか分からない程度のぶつかり方で、自分のほうも、それほど衝撃を受けたわけでもない。
    向こうは赤信号で止まろうとしていて、目測を誤って接触し、そのまま前に止まっていた私の車を押してしまったと言う程度の事故なのだ。
    とりあえず先方が「心配なので病院へ」と言うことで、面倒臭いながら病院へ行ったりした。

    なんてクリスマスだぁと思っていたのだが、相手がそこそこ妙齢の女性と言うことで「もしかしたら別の意味で当たり年かなぁ」などと、心の片隅のさらに片隅で「新しい出会いが…」などと考えてしまったのだ。いやはや、クリスマスの出会いなんてロマンチックじゃねえか、わくわく。
    で、次の瞬間その女性が「すいません、ちょっと夫に相談したいと思います」と携帯電話で話を始めた。

    そんなこんなで今年もオチを付けながら終わっていくのであった。

  2003年12月26日(金)プロとアマ
    今年最後の金曜日ということで、テレビ朝日の深夜番組「虎ノ門」で『うんちく王頂上決戦』をやっていた。
    10月11月のうんちく王を見逃していたんだけど、噂では素人が参加してどうのこうのという事だった。そして今回やっとその素人参加者を見たのだが…

    いわゆる「アメリカ横断ウルトラクイズ」時代から「クイズ王」と言うある種気持ち悪い名称で一部の人間の尊敬を集めているような人々が数人参加していた。
    あぁ素人ってこの人達の事を言うのか…。
    ある種の他人がビックリするような細かい情報の断片を頭に詰め込んでいる人々なんですが、以前からのうんちく芸能人、伊集院光・上田晋也なんかと対決しているんだけど、それら人々とクイズ王的な人々との圧倒的な差がよく分かる番組でした。

    いわゆるエンターテイメント系な部分から雑学を収集し始めた人と、クイズなどの知識羅列→受験勉強的な部分で雑学を収集し始めた人との決定的な違いは「雑学を笑いのネタとして持っているか?」と言う部分なんだなぁというのがクッキリとその差を見せていました。
    確かに、クイズ王的な人々の些末な部分にまで至る雑学というのは「へぇ凄いねぇよくそこまで記憶しているね」と関心はしちゃうんだけど、伊集院なんかの雑学みたいに「まじっすか?」とビックリ→笑いという、他者を雑学によって楽しませると言う部分が少ないのだ。
    しかも、素人参加という形で出ている人々が揃いも揃って目が笑っていないのだ。(伊集院の目が笑っているかというと疑問はあるけれど)

    去年、タイムショックなどの話題の時にも書いたと思うけれど、しょせんクイズってのは「他人との優劣の差をつける、受験勉強と同じようなもの」なのだ。少なくとも「クイズ王」を自認しているような人々にとっては。
    やはり「トリビアの泉」に関連した掲示板で「そんなの誰でも知っているだろ?だから0へぇ」などと言っている「俺のほうが雑学知っている」と見下す人と同じ構図になっているんだよね。まあ、番組の構成上「勝ち負け」を決める為に、そんな感じの「俺の方が上」と思いこんだ人々が集うのはしょうがないけれどね。

    そんなこんなで、以前の芸能人だけでやっていた「うんちく王」と素人参加になった「うんちく王」ではTV番組的なエンタテイメント部分で全然別物になろうとしていると感じてしまった。
    「笑えないけれど詳しくて凄い」と言ううんちくなら、山田五郎ひとりで間に合っているのだ。

    私は基本的に争い事は好きじゃなく、勝ち負けに子供の頃から興味がないので、参加したいとは思わないっす。(卑怯なんですよ、わたしゃ)

  2003年12月27日(土)局所的有名人
    レオパレス21で部屋を借りたら藤原紀香が付いてきた(CMより)
    じゃ、レオパレス21では部屋を借りない。だって食費がかなりかさみそうなんだもん。

    昨日の夜、ミュージックステーションの年末恒例スーパーライブをやっていた。
    たぶんタモさんの今年の仕事納め。そう考えると仕事始めは5日月曜日の笑っていいともから… ただのサラリーマンだよなぁ
    そう言えば30歳頃、色々物を書いたり曲を作ったりしているのに誰にも注目されていなかった悶々とした時期に「あのタモリだって芸能界デビューは30歳過ぎだったんだ」と無理矢理自分の境遇を納得させようとしていました。
    そんなタモリが笑っていいともを始めた1982年は37歳の時。
    あの段階までタモリはただの客を選ぶタレントって感じでしたが、それから20年、これといって凄い事はせずに大御所になっていました。
    私もなんとか、せにゃいかんな。
    しかしタモリもあと2年で60歳か。
    前日の話に続くんだけど、『TVクイズ番組攻略マニュアル(新紀元社)』と言う本がシリーズで出ていて先日、それの3巻が出ていて購入してしまった。
    で、その本は基本的にクイズ問題集なんだけれど、その中にどうやって攻略していくかとか、どうやって知識を増やしていくか等々が書かれていて、歴代のクイズ王などが紹介されているんだけど、なんかこの世界ではアイドル的だったり、ヒーロー扱いなんですなぁ。
    確かに凄い事かもしれないけれど、異常に持ち上げられているってのが、人ごとながら恥ずかしい。
    でも、蘊蓄王などを見ている限りでは、持ち上げられて満足状態みたいなんですけどね。
  2003年12月28日(日)開けゴマ
    最近ふと思うのがコンビニなんかでドアの扱いかた。
    コンビニのドアは普通2枚あるので、もし入ろうとする人と出ようとする人がいた場合、お互いに右ドアを進行方向へ向かって押して入るなり、出るなりすればいいと思っていた。
    で、以前から「おいおい」と思っていたことが最近は頻繁に「おいおい」と思うようになりつつある。
    というのはドアを開けない人が多くなってきたような感じなのだ。
    基本的に自動ドアではないので、開けなければ出入り出来ないのだが、こっちがドアを押し開けて中に入るまでドアのところで立ち止まり、その締まりかけのドアでするりと出ていく人。別にそんな問題ではないんだけど、なんか本当に最近その手の人が多くなってきた。中には締まるので慌ててドアに突進してきてこっちにぶつかりそうになる人もいる。もう一つのドアを自分で開ければ、そんな事も無いのに。

    それが若い学生ばかりでなく、いい年をしたオッサンまで自分でドアを開けようとしないで、他人が開けたドアを利用しようとする事が多々あるのだ。
    以前、一度ビックリした経験がある。
    とあるコンビニに入ろうとした時、中から出ようとしている人もいたので、自分は右側のドアを開けて…と言う瞬間、自分が開けたドアからいきなり中の人が外に出ようとしたのだ。つまり外にいる自分がその中にいる人のためにドアを開けてやったかのような状態。しかし、こっちは中に向かってドアを押しているので、外に出ようとする人間とぶつかりそうになった。
    相手は20代前半ぐらいの背が高いだけが自慢のような人物。自分もいわゆる平均身長より高いハズだが、完璧に見下ろされているような状態だった。
    そこでいきなりの事にビックリした自分はドアを開けようとしている手を引っ込めてしまったのだ。

    その瞬間、締まり掛けたドアに中から外に出ようとした人がガツンとドアにぶつかってしまった。そりゃ当然の事なのだが、そのぶつかった人物は「ンだよまったく!」みたいな表情をして荒々しくドアを開けて出ていった。
    もしかしたらこっちをにらみつけていたのかもしれないが、そこまで確認出来なかった。なんせ呆然とした自分は何も反論も出来ずにぼけ〜っとドアの所に立ちつくしたのだ。
    相手にとっちゃ「俺が出ようとしているのに、いきなり途中で開けるの辞めるなよ」って状態だったのだが、なんだか理解不能。なんでオマエのためにドア開けなきゃいけないんだ?
    ともかく最近、ドアを自分で開けようとしない人が時々いるってのは事実なのだ。
  2003年12月29日(月)恥をかく?
    最近出た文庫本で『そんなボキャ貧では恥をかく』と言うのがあるんだけれど、「ボキャ貧」って… もうタイトルからして「そんな言葉を今つかうと恥をかく」じゃないの?
    今タイトルで堂々と「ボキャ貧」は無いよなぁ。

    少年ジャンプに連載されていて、最近アニメ化されたらしい「ボーボボ、ボーボボボ(これで正しいか不明)」とか言う漫画があるんですが、九州地区では大丈夫なんでしょうか?

    最近日本産のフタスジナメクジを駆逐しつつあると言われている、アメリカ産のナメクジ「チャコウラナメクジ」ってのがあるんですが、この名前、四国地方では大丈夫なんでしょうか?なんせ「チャコ」が女性のアレを指す言葉だって言うんですが、このナメクジの名前は「ちゃこ裏舐めクジ」でしょ?考えすぎ… たぶん欲求不満なんだな。

    ところで今年の忘年会で「へぇ」ボタンを有効的に活用できた人はどれくらいいるんでしょうか?
    ニセモノまで出回ってバンダイが大騒ぎしていましたが、それのブームもすでに終わったんだろうナァ。もう普通に店頭で買える状態なんでしょうね。
    あっても欲しくないけれど。
    しかし7月に始まって8月に30%近い視聴率を稼いだオバケ番組で、凄いブームになってそこからすでに4カ月。
    その間、番組は意図的なのかフジの勝手な特番構成のせいなのか、番組が毎週放送されず10月は3回(水曜が5週あったけど)11月も2週、そして12月は1週しか放送されていない。ついでに来年1月も元旦の次の週は特番らしい。
    最近のブームは冷めやすくなっているというけれど、やはり「いまさらヘェもないよね」状態なんですかね?

    自分の経験ではもう20年前の話、10月から始まった「笑っていいとも」と言う番組があったのですが、その番組の人気コーナーに『テレフォンショッキング』と言うものがあり、そこで毎回「友達の友達は皆友達だ、世界に広げよう友達の… WAッ!」というかけ声も評判になっていました。
    が、そこから3・4カ月ぐらい経過した段階で若い人々は「もう恥ずかしいよな」と感じていました。

    というのを記憶しているのも、そのいいともが始まってから半年後の4月に会社の新人歓迎宴会があったんですが、そこの新人の自己紹介の後にいきなり上司が「じゃ、ここで結束を固める意味でいいとものかけ声をやろう!」などと提案しちゃったワケです。
    若い社員の間ではザワザワと「今さらかよ」「ダッサ」「恥ずかしい」などと小声が漏れてきたわけです。というか自分もその中にいて「おいおい勘弁してくれよ」と言っていた側だったんですが。
    結局、その状況が読めない上司の指示で新人の1人が壇上に上がり「友達の友達は皆友達だ、世界に広げよう友達の…」と言わされ、会場全員が一斉に手を頭の上に上げ「WAッ!」などとやってしまったワケです。(もうこのセリフ自体を知らない人も多いと思うけれど)
    私にとっても一生の不覚の1つです。

    そんなこんなで、もうすでに「へぇボタン」は危ないアイテムなのではないかと思うわけです。
  2003年12月30日(火)鬼は笑いますか?
    あぁ今年も終わりでやんす。
    なんとかなんとか年末まで乗り切ったであります。
    ま、色々忙しくて年賀状も書いていないんですが。

    しかし今年は色々な人に支えられた事を実感した1年でありました。
    前半の似顔絵展に関しては、色々あったけれどバラ園にも感謝。ある種の反面教師の面も多く、他人と接点を持つときにはどうしたら良いか?と言う勉強になりました。あぁ言うことをやっちゃいけないよなと思ったり、自分が他人に何かをする時は「してあげている」と言う押しつけ的な態度は良くないとか色々と。
    遠く横浜から来てくれたり、東京から美術学校時代の友人も多数駆けつけてくれたり、成功とは言い難いイベントでしたが、自分の未来への1つの指針になった事は確実です。

    そして後半の単行本に関しても、直接逢ったことがない多数の読者の方々に大感謝。
    それと、ネットの中から自分を発見してくれた編集の本間さん、そして編集のみなさん、出版社のみなさんにも大感謝です。
    そして単行本のイラストを快く引き受けて暮れた清さん・ヒデキ・橋本・林治各氏にも大感謝。凄く短いスケジュールの中仕上げてくれた事、自分には良い仲間がいるんだぞと自慢できます。

    そして年間を通して色々助言をしてくれたり、不安定な精神状態をセーブさせてくれたバラ園常務&カズちゃんにも言葉にならない程の大感謝です。忘年会は無いけど新年会やろうね。
    そして家族親族関係にも感謝です。

    って普段はなるべく身内の事は書かないようにしていますが、今年は感謝のしっぱなしなので、ここで挨拶されてもらいます。
    そしてそれに答えられるように来年もガシガシ行きます。
  2003年12月31日(水)大晦日
    以前どっかのサイトで見た文章「月の最後の日を晦日って言うんだってぇ。そして一年で一番最後の月なので「大晦日」って言うんだって。これテレビでタモリさんが言っていたんだけど、流石タモリさん博識だよね」
    う〜〜〜〜む、そうか世間ではこのレベルで博識と思ってくれる人もいるのか。
    なんか自分の中の雑学レベルのメーターがおかしくなっているのか?
    いや、普通知っている知識だよね?

    ところで、レコード大賞の新人賞に出ていた「SHY(シャイ)」って誰?
    自分的には「演歌は弱いが、ポップス系はかなりディープに知っている」と思っていたんですが、まさかレコ大で初めて見る人がいるとは…。
    しかし紅白に出る愛内里菜って、そんなに売れたんですか?なんかいきなり大抜擢てな感じなんですが。

    浜崎あゆみがついに3年連続レコード大賞か。まぁ不満の声を上げる人も多いと思いますが、レコード売り上げを考えたら妥当な線かなとは思う。
    で、レコ大と紅白、ついでにその後のCDTVの年末年始カウントダウンSPの時に、ギター野村義男でベースが元バービーボーイズのエンリケだった。
    手に職を持っている人は強いなぁ。たのきんトリオの中では勝ち組って感じっすね。

    しかし紅白に出ていた綾戸智恵がテネシーワルツを歌っていたけれど、歌うまいっす。凄〜くラフに歌ってピアノも崩しているんだけれど、ベースがシッカリ見えているので安心して聴くことが出来る。 ま、しゃべり始めると平野レミみたいなんだけど。

    というわけで、雑記らしく雑多な文章で今年も終わりますが、今年一年間読んでくれたみなさま有り難う御座います。
    子供の頃から日記なんて物は正月に書き始めて1週間も続ける事が出来ないような根性の無い子だったんですが(この雑記や他を見ているとそう思えないかも知れませんが)、読んで貰えているという前提があると「よっしゃよっしゃ」と続けていられるみたいです。って、ただの悪趣味な露出狂か?
    時には「書かなくては」というプレッシャーもありますが、来年も無理をしない程度に頑張っていこうと思います。
    みなさまも、あまり期待せずに、更新が送れてもまったりとお待ち下さいませ。

    と言う文章を1月5日に書いていたりするのであった。


     


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