ひねもす雑記
2004年01月21日〜31日


▲2004年01月21日:水:カメラマン
▲2004年01月22日:木:エロに歴史有り
▲2004年01月23日:金:天国と地獄
▲2004年01月24日:土:東京へ
▲2004年01月25日:日:イラスト描いています
▲2004年01月26日:月:焼き鳥喰う
▲2004年01月27日:火:ひとまず終わり、そして始まり
▲2004年01月28日:水:雑学の源流
▲2004年01月29日:木:φとダイヤモンド
▲2004年01月30日:金:劣化進行中?
▲2004年01月31日:土:嘘雑学再び
  2004年01月21日(水)カメラマン
    あぁもう1月も下旬だ(現時点で雑記が去年の11月以降更新していない)
    しかし急がしすぎて手を付けられない・・・
    実はすでに削除してあるが、今年の最初の雑記には「今年の目標:雑記を10日以内に必ず更新する事」などと自虐的な意味も含めて書いたんだけど、自虐どころか、ただの嘘つきになっております。

    と言うわけで今日はトリビアの泉があったんですが、その中で「最後の将軍徳川慶喜はカメラマンだった」と言う雑な雑学をやっていましたなぁ。
    カメラマンと言うか、あの時代カメラなんか持っている人は本当に極極少数で、そのほとんどがプロの写真館の商売人だったので、徳川慶喜みたいに金にあかして撮影出来る人なんてほとんど居なかったんじゃないのかなぁ
    で、それを加納典明(本名:かのうのりあき)に見せて「う〜んダメだね、アートとしてなっていない」みたいな事を云わせていたが、加納典明(本名:かのうのりあき)の写真にもアートの気配なんてどこにも無いと思うんですが…。
    あるのは羞恥心のないモデルとただの猥雑な写真。
    加納典明(本名:かのうのりあき)の視線からみたら風景写真なんて興奮のない物っすからね。

    で、疑問に思うのが「徳川慶喜がカメラマン」と言う話題を出したんだったら、補足トリビアの部分で「その曾孫・徳川慶朝が本当のカメラマンになっている」ってのを出してくるんだと思ったが、そこには全然触れずに終わった。
    ネタの流れとしてもそれがあって「徳川慶喜の希望を曾孫が叶えた」みたいにキレイにまとめられたと思うんだけど。
    なんか時々「?」と思う部分がある。

    もしかしたら、いつかネタに詰まった時にそれをもう一回出してくるのかなとか、考えてしまうのだ。 なんせ忠犬ハチ公とかうらしま太郎とかも、普通最初に紹介する時に補足として言うだろうと言うネタを別ネタとして出してきたので。

    [2004.01.21-今日の雑学]
    15代将軍、徳川慶喜はみそ汁に砂糖を入れて食べていた。
  2004年01月22日(木)エロに歴史有り
    老舗エロ雑誌「月刊アクトレス」が3月号で廃刊。
    去年、創刊21周年だったそうですが、今はネットもあり、エロは動画が当たり前という状態でもあるので、エロ雑誌はかなり厳しいらしいです。
    たぶん自分は、この雑誌の名前だけは創刊当時から知っていると思うんですが、たしか初期に普通の映画雑誌だと思って手に取った事が何度かあると思います。あの当時は「別冊スクリーン(もしかしたら違うかもしれないけど、そんな感じの名前だった)」と言う名前のエロ系雑誌もあったので、映画好きが間違って手にとるケースが多かったっす。

    しかし21年ってのは歴史ですなぁ。ほとんどアダルトビデオと同じぐらいの歴史ではないっすかね? 70年代末からアダルトビデオはあったハズですが、当時の物はブルーフィルムと言うヤツをビデオに焼き直したような物で、たぶん1982年ぐらいから大手と呼ばれるような「宇宙企画」とかが出てきたんじゃないかと思います。
    しかし、最近メディアがビデオからDVDに進化して、その過程で「クラシックAV」と呼ばれるたぐいの物が大量に老舗メーカーから発売されているらしいんだけど、そこに出演している人々は当時18〜20代前半で、当然の事ながら現時点では40歳前後って事ですよね。(出演者の肖像権とかは全部買い取り状態なのかね?)
    あの世界なんか1年もいる人が希でほとんどがすぐ辞めて行くんだけど(最近のはよく知らないけど)、その後はひっそりと過去にそんなのに出た事を隠した状態で普通にOL→結婚→母親なんて道を歩んでいるんじゃないでしょうかね。

    そう考えると40歳前後だと子供がそろそろ高校生とかって計算なのでありまして、そうなると当然エロ系にも興味を持つようになるわけで…
    そこで母親のかつての勇姿に遭遇なんて事も無いわけでは無いだろうなぁと考えてしまうのだ。20歳前後の時のちょっとした気のゆるみとか好奇心でやった過去が20年経ってもついて廻るってのは、因果な物だなぁとか思ってしまうのだ。

    [2004.01.22-今日の雑学]
    日本一部数が出ているエロ本は東京スポーツ。通称「東スポ」の本社は別のスポーツ新聞社スポニチ本社の中にある。
  2004年01月23日(金)天国と地獄
    古賀潤一郎議員の経歴詐称が問題になっていますが、なんか必死だなぁ。本会議の会期中だってのに、アメリカうろうろ旅の真っ最中。
    そもそも自分なんか、選挙で投票した人がどこの大学出ているかなんて全然チェックしていないっす。 ま、この場合は「どこそこ大学を出ていなかった」からダメなんじゃなくて、見栄を張って虚偽の経歴を提示していたという「見栄っ張りな人間性」に対してのダメなんだろうなぁ。
    さらにマスコミ的には「凄く解りやすい叩くのに最適なネタ」と言う部分は大きいんだと思う。しかも愛人問題の山崎拓をうち破っての当選なのでクリーンイメージから一気にダーティになったと言う落差も絵になるなんだろうなぁ。

    この上からジェットコースター並の急直下と言う構図はどっかで・・・と思ったんだけど、これは辻元清美の時と同じっすね。
    あの時は、鈴木宗男の不正を歯に衣着せずにズケズケと言ってぶった切っていたのが、秘書給与の不正受給が発覚して「鈴木と同じ穴のムジナ」となってしまい、アッという間に議員辞職に追い込まれた。
    あの時もマスコミは「図式として解りやすい」と言う部分で大喜びでこれでもかこれでもかと叩いていた。
    政治的な部分ではもっと叩かなくちゃいけないネタは山のようにあると思うんだが。

    個人的には、大学とかの経歴はどーのこーのってのは全然興味ない。たぶんほとんどの有権者は投票するときに学歴なんて問題にしていなかったと思うのだ。
    当選した後に何が出来るか?ってのが問題なのにね。

    [2004.01.23-今日の雑学]
    辻元清美が政治家になる前の市民運動家時代には、それなりのファンがいた。当時、追っかけをしていた一人が宅八郎。
  2004年01月24日(土)東京へ
    「知泉2」の打ち合わせで金曜日から東京へ。
    編集での打ち合わせも、打ち合わせというより雑談みたいな状態になってしまったが、実に楽しく時間を過ごしてしまいました。
    で「最近雑記も読んでいます」と言われてしまったので「こりゃ迂闊な事は書けないなぁ」とか思ったりするのであった。
    って、基本的にここだけでしか言えない話ってのは無いので、すべてが読まれても大丈夫と言うスタンスなんですけれどね。実生活でも言いにくい事を平気で言ってしまうような私なので。
    でも、自分が忘れてしまった数年前の話を読まれるってのは、けっこう恥ずかしいかもしれない。
    中には数年前、実現出来なかった企画を「よーしこれから頑張るぞぉ」などと大風呂敷広げている物も多々あるので…。

    その打ち合わせの後、イラストを描いてくれる連中と落ち合って、数分だけの打ち合わせ、そして新年会を兼ねた食事会に突入。
    って、打ち合わせのために東京へ行ったハズなのだが、打ち合わせに要した時間はほんのわずかだったかもしれない。
    ま、私の人生自体が「大事な事は5%」「無駄な部分95%」と言う状態なのでしょうがないことなのか…。

    中央線沿いにある編集部から出た後、新橋でR氏と待ち合わせした時間までかなり余裕があったので、水道橋で降り神田古本屋街へとダラダラと歩いていく。
    本格的な古本屋街に到着するまでの道すがらにも、それなりの古本屋が何軒もあるのでダラダラ時間つぶしをしながら歩いていたのだが、ふと困ったことが起きてしまったのだ。
    実はみんなで集まると言うことで、三島駅で静岡限定のお菓子なんかを購入して抱えていたのだが、本屋に入るたびに奥に坐っている古本屋店主がジロリと眼光鋭くにらみつけるのだ。私の手に持っている紙袋がすべての元凶なのだが。
    こっちは万引きなんてつまらない事をするつもりは毛頭ないんですが、やはり紙袋を持った客ってのはあからさまに怪しい。
    で、こっちは「怪しくない」と意識するせいで何か動きがぎこちなくなるし、意識的に紙袋を「何もしませんよ」と店主から見える側に持ち帰るのだが、そのたびに狭い店の中にガサゴソと大きな紙の擦れる音が響き渡る。
    その都度、鋭い視線を感じるのだ。
    手に提げているからいけないのだ、とその紙袋を持ち替えてもガサゴソ…
    結局、精神的に疲れてしまい古本屋街にたどり着く前で水道橋駅に引き返してしまったのだ。まったくもぉ。

    [2004.01.24-今日の雑学]
    書店は本を一冊万引きされると、約5冊を売らないと赤字になってしまう。
    レコード店で最も万引き率が高いのは意外な事にクラシックのコーナー。
  2004年01月25日(日)イラスト描いています
    みんなと宴会した翌朝、ボロボロになりながらも「まだイラストを描く仕事が残っているんだよなぁ」と各自家へ戻っていった。
    私も本当はたまに来る東京なので色々動き回りたいと思うのだが、素直に静岡へ戻る。
    他のメンバーに先週の段階でほとんどのネタを先に渡して、イラスト書きの仕事を始めてもらっていたので(私は文章の細かい直しなどの作業をしていた)、自分の担当枚数は少ないのだが、ほとんどがこれから絵のアイディアを考えて・・・と言う状態。

    しかし自分の本ながら、あいからわず余裕がないなぁと思ったりするのだ。
    でも、この仕事は一生残る物だし、ちゃんとお金を払って買って貰う本に記載する物なので、いい加減になんて出来ないのだ。
    と考えると、基本的には杉村ってヤツが書いた文章が載っている本ではあるんだけど、イラストとしても対価を受け取って作業をしているワケで、つまりなんだかんだ言って「プロのイラストレーター」と言う事になるのだ。
    おぉ、今突然自覚しちゃったけれど、いつの間にか俺って凄い事になっているんじゃん。
    などと自分を意味無く奮い立たせて残りのイラストをガシガシと仕上げていくのだ。

    しかし、自覚はしていないんだけど、やはり世間的に言ったら「2冊も本を出している」ってのはある種プロとして扱われちゃうんでしょうかね? 雑学と言う基本的には元ネタが存在している、言ってみれば「他人の褌で相撲を取っている」ような状態ですが。
    以前も、某テレビ局から来たメールでは「○○○についてサイトに書かれていた雑学について詳しいお話を聞かせてもらえませんでしょうか」と言う物に「杉村先生」などと書かれていた。
    てやんでぇ馬鹿にすんな、ばーろぉぉぉぉ! って気もしちゃうわけですよ。先生なんて言われるのは普通馬鹿にしている時だからね。
    でも自分がふと、本なんかを出している人と接した時には「自分よりレベルの高い人」と自動的に思いこんでしまうのでは。と考えると、雑学本でも出した段階でそんな扱いなのかなぁ と思ってしまうのだ。
    ま、問題はこれから私がどうなるかってのが重要なワケであって、そんな呼び名は要らないんですけどね。

    「おじいちゃんはな若い頃、本を出した事あるんじゃよ」
    「じじいまたその自慢話か?」
    などというじじいにはなりたくないしねぇ。

    [2004.01.25-今日の雑学]
    絵本作家ポターが「ピーターラビットのおはなし」を売り込みに廻った時7社以上から断られた。中には「この絵本は腐ったニンジンの臭いしかしない」とののしられた事もある。
    結局、作者のポターは自費出版で「ピーターラビットのおはなし」を発行した。それが評判になったので、最初ことわったウォーン社が考えを変えて出版契約を結んだ。
  2004年01月26日(月)焼き鳥喰う
    菅直人が「鶏肉は安全だ!」と焼き鳥喰って出汁巻きタマゴを喰ってとアピールをしていた。
    そう言えば少し前に菅直人は「牛は安全だ!」と牛丼を食べていたよなぁ
    って、管と言えば大昔に「かいわれ大根は安全だ」と言って、一気にパック3個分のかいわれ大根をバクバク食べていた。おいおい、おまえ普段、かいわれ大根なんて食べていないだろ・・・。
    案の定、「かいわれ大根好きなんですよ」などと言いつつ、涙目になっていた。

    しかし、菅直人と言う人は毎回毎回これが安全のアピールになっていると今でも思っているんだろうか?
    それとも「危険」と言われた食べ物が出た場合「だったら管直人に食べるアピールしてもらえばいいじゃん」と言うスタンスが嬉しいのか?
    もう恒例になっているんだったら、勢いついでに鯉でも喰ってくれ。

    でも菅直人が大きく勘違いしているのは、最初のかいわれ大根を食べた時は「O-157の元凶がかいわれ大根だというデマが飛ばされ、農家が打撃を受けたので大丈夫だということをアピールする為に食べた」って部分なんだよね。
    今回の「狂牛病」も「にわとりインフルエンザ」もデマじゃなく本当だから…。

    そういえば以前も狂牛病が日本で発見された時も国会内で、坂口力くんを中心としたメンバーが焼き肉パーティを開催して「牛肉は美味しいよ」などとアピールしていたが、こいつらは馬鹿ですかね。
    そこで喰われている牛肉は、最高級品でちゃんと検閲もバッチリ受けている牛肉のハズで、問題なのは一般庶民が食べるような安い普通に流通している牛肉なの。

    [2004.01.26-今日の雑学]
    菅直人は麻雀点数計算機の特許を持っている。
    数年前、狂牛病騒動の真っ最中のイギリスを訪れたドイツのコール首相に、エリザベス女王は晩餐会で当然のごとくビーフステーキを出した。
  2004年01月27日(火)ひとまず終わり、そして始まり
    とりあえず昨日、イラストを完成させ郵送。
    後は編集後の赤字チェックなどが残っているが、もう「後は野となれ山となれ」状態なのだ。も〜ジタバタしても始まらない。
    ということで、去年12月からこの原稿書きに翻弄されていて大掃除も出来ない状態で今に至ってしまったので、片づけなくてはとか思っている。
    ついでに言えば、ちょうど「年賀状を書かなくては」と思っていた矢先に「知泉2を…」と言う話になってしまったので、年賀状も書いていないのだ。
    だから、今から年賀状を書き始める。とりあえず「旧暦の正月」って事で許してくれ。

    などと言っているが、これまでかなり張りつめていたので現時点でグッタリして、何も出来ない状態なのだ。う〜む、なんとかせにゃ。

    で、ふとサイト的な事を振り返ってみると、普段はサラリーマン的にキッチリ毎週のステジュールをたてて更新していた部分が出来ずに1カ月以上が経過している。
    このサイトのすべてを把握している人はいないと思うが(自分を含めて)、ここの所、火曜日に「週刊プレイボーイ」が発売されると、そこに記載されているタレントやらを一覧表に記載していた。別に深い意味はないんですが、長くデータベースを続けると何かの意味が出てくるかもしれないという状態で続けている。
    で、水曜日には「週刊テレビガイド」が発売されるので、ドラマなどのデータベースに追加記入していく。これも積み重ねると意味の出てくるデータベースと言うことで、人知れずコツコツと追加更新を続けている。
    ま、人知れずと言っても、ドラマデータベースもそれなりに利用してくれている人が多く「更新しないんですか?」みたいな問い合わせも多々あるのだ。
    それらの1カ月以上分をこれから片づけて行かなくてはいけないのだ。
    あぁ地味な日々。

    [2004.01.27-今日の雑学]
    ローマ法王の前で予定に無かったブレイクダンスを踊った若者たちが怒られず祝福された。聖書以外の本でローマ法王に祝福された一番最初の本は1880年に出版された『べン・ハー』
  2004年01月28日(水)雑学の源流
    買ってはいないけれど文庫で『自分の非を認めない人たち』みたいなタイトルの物がある(ちょっとうろ覚えですが)。
    で、それの帯に「あなたの周りにもいませんか?」みたいなセリフが書かれているんだけど、それをみて「もったいないなぁ」と思ってしまった。
    そこの帯のセリフはもう少しひねくれて「あなたは間違っていますよ」とか読者もそうではないか?と問いかける方が良かったのではないか?などと思ってしまった。確かに自分を含めて自分が間違っていると思って生きていないからね。
    でも「あぁ自分の上司にいるいる」って同意型のほうがよいのかなぁ う〜む、と読んでもない本の、しかも帯について本屋で考え込んでしまうのであった。

    本屋で『アシモフの雑学コレクション』を見つけて購入。
    この本、1986年が初版なんですが、たぶん当時それを購入して、読みふけった記憶がある。で、今それがどこかに紛れ込んでしまい長年発見できない状態なので、ついつい購入してしまった
    で、読んでみて「しまった」という状態。
    どうも自分の記憶している雑学のベースになっている多くが、この本から仕入れた雑学だったということが判明。
    すでにこのサイトやメルマガで発表している雑学は7000項目近くあって、このアシモフ本に載っているのは1800項目程度。実際に引用しちゃっているのは、サイト内の0.数%にしか過ぎないと思うんだけど、印象的な雑学ばかり。
    それだけ完成度が高い雑学本なんだけど(アシモフが収集した雑学を、さらに星新一が日本人向けに選択して日本人に楽しめるように少し意訳した物なので激しく当然ですが)、今、原稿終了状態でもう差し替えがほとんど出来ない状態での「俺の雑学はぁ」って状態でこの事実ってのは痛いなあ。
    ま、そのまんまでは無いし、ほんの少しだとしても個人的にはきつい部分がある。
    「雑学とは元ネタありき」という事で、なんとか自分を納得させるのだ。(直せる部分は直します)

    そんな事もあるんだけど、雑学なんてものは同じような場所をグルグル回っている物で、誰もが知らない雑学はこの世にはほとんど存在しない。
    「知泉2」の為に書いた雑学と同じ内容の雑学に、ここ数日の間、ネット上でいくつか遭遇してしまった。一応、正しいかと裏をとった結果なんだけど。
    きっと2月中旬に出版されたのを見て「これって俺が書いた物と同じじゃん」みたいな感想を持つ人も多いかもしれないけれど、そういう事情なのよ。
    ついでに言えば、その雑学はずっと前にこのサイト上に記載したものも多い。
    誰が元祖かなんて物は調べようがないんですが、なかなか難しいっすね。

    中にはこのサイト&メルマガで書いた雑学が他のサイトやメルマガを転載されていって、ネット上では当たり前の雑学になってしまう場合もある。
    やはりこれも元ネタを探るのは難しいんだけど、その雑学の文節がそのまま自分が考えた物だったりする場合がある。言葉の末尾が「〜なのだ」だったり、ラストにオチを付けてあったり、確実に自分のネタと分かるものが多々ある。
    ネットって世界は実はかなり狭い世界なのだ。

    [2004.01.28-今日の雑学]
    ゲーテが書いた「わらべは見たり野中の薔薇」と言う詩は古いボヘミア地方にあった曲の詩をパクった物だと言われ続けてきた。後に判明した事だが、実はその噂を流したのはゲーテ本人で、ボヘミア地方にそんな元曲は存在しなかった。
  2004年01月29日(木)φとダイヤモンド
    タイプミスで「アシカが将軍」ってのはどういう物なんでしょうかね? あうっあうっ!

    昨日のトリビアの泉で「ダイヤモンドは叩くと砕け散る」というのは「ダイヤモンドはとにかく硬い」と言うのが常識的な知識にあるという前提で存在している物っすよね。
    ただ「叩いた」→「砕け散った」じゃねぇ
    このネタ自体は「ダイヤモンドが硬いというのは万力などで徐々に力を加えた時のこと。投げつけたりするとアッサリと砕け散る」と言うヤツで以前メルマガに書いたんだけど「硬い」ってのは一般的ですかね。

    しかし去年の8月後半からもそうだったんだけど、今トリビアを見ている人の中で一番ハラハラしながらテレビを見ているのは私ですね、たぶん。
    「新選組の… 」と出ると「あぁぁぁぁぁあのネタがぁぁぁぁぁ!」などとドッキドキして「土方歳三は」となって「あぁぁぁあっちの話だったか」と胸をなで下ろしたり
    「ウルトラ…」とでると「ああぁぁぁぁあのネタかぁぁぁぁあ!」と狼狽えて「マンのスペシュウム…」だったりして「ホッ」とする。

    実に心臓に悪いっす。もうこの時点でネタの差し替えは難しいので、「知泉2」掲載予定の雑学を放送されちゃっても、そのまんま2月中旬に発行されちゃうって事なのだ。(とりあえず2月23日辺りに本屋に並ぶみたいです)
    前回も土曜日に本屋に並び、その次の水曜日に「宇宙飛行士はオムツを」というネタが出たので「あぁぁこっちの方が少し先だったぁ」などと思ったこともある。

    この3週間ぐらいは祈り続けるしかないのだ。

    [2004.01.29-今日の雑学]
    「灰とダイヤモンド」という映画があり、ダイヤモンドが炭素の結晶なので簡単に燃えるという雑学は有名だが、ダイヤモンドは単結晶なので燃えると二酸化炭素として気体になり灰は残らない。
  2004年01月30日(金)劣化進行中?
    なんか松浦亜弥が最近急激に劣化しているような気がする。
    まだ10代のハズなんだけれど、なんか老け始めたなぁとかCMとか見て思うっす。

    なんか過去に同じような事例を知っている。超アイドルぶりぶりだった人が、端から見てて「急激に見た目が失速している」というのは、天地真理ってので経験している。
    ちょっと時代的に自分より前のアイドルなんすけど、子供心に「なんか見るたびに劣化している」と思っていた。

    ついでに今年最初にモーニング娘。から辻&加護が卒業して、二人でユニット活動を始めるというニュースが流れていたんだけど、これもどうなんでしょうかね?
    いわゆるこの二人がモーニング娘。に加入した時は中学生で、キャラクター的には必要以上に「幼い」と言う部分を前面に出していたんだけど、それもそろそろキツクなってきたんじゃないかと思うワケです。

    芸能界ってのはやはりキャラ立てというのが重要なんだけれど、この手の「ロリキャラ」とか「不思議ちゃんキャラ」ってので売り出した人ってのが長く続けていくってのはキツイっすね。
    鈴木蘭々とか、遠藤久美子とか、篠原ともえとか、ベッキーとか、こずえ鈴とか、デビューが10代だったとしても、アッという間に20代中盤になってしまうワケで、その時点でもチャラチャラした「ロリキャラ」ってのは難しいでしょ。

    ま、千秋あたりになるとブレイク自体が20代中盤だったので、ある意味「しょうがない」と言う状態ですが。
    やっている方もキツイんじゃないかなぁ。
    と言うワケで、モーニング娘。経由のロリキャラの二人の今後はどうなるんでしょうかね。
    別にあんまし興味なんですが、芸能展開的な部分では興味ある。

    [2004.01.30-今日の雑学]
    鈴木蘭々は母親を助ける為には芸能界に入るしかない!と考え、休日は毎日、原宿をウロウロしてスカウトされるようにし向けていた。
    鈴木蘭々は東京フレンドパークのラストで「獲得した金貨は10万円相当の…」と聞いて、ダーツをせずに持ち帰った事がある。
  2004年01月31日(土)嘘雑学再び
    何度か「当たり前として雑学になっている物で間違っている雑学」と言うのを取り上げていたんですが、あまりにも当たり前の嘘雑学として定番になっているので、忘れていた物がありました。

    ☆レミングという動物は数が多くなりすぎると、集団自殺をする。

    ま、これなんかは同名のゲームにもなっていますが、レミングというネズミ族の動物がある日突然行列を作って、先頭が海に入ると、そのまま後続のレミングまでが吊られてザブザブと入って溺れてしまう。ってヤツ。
    これは昔の文献にも出ていて、実際の事を云えば作家先生も学者とかの先生も、けっこうインテリな方々も信じている人が多々いて、さらにその著書の中で「レミングは…」と引用して有名な話題にし続けています。

    実際にはレミングという動物は1集団の数の上限があるらしく、数が増えすぎるとその一族の分家が引っ越しをするという習性があるわけです。その時に川なども横断するんだけど先頭が状況判断が出来ないヤツだと、深みにはまって集団の多くが溺れてしまう事もあるワケです(最後尾までが続くワケではない)。これが破滅の美学的な方向で見ると面白い話なので、今でも使われてしまうわけです。

    ☆宇宙から肉眼で確認できる人工物は、万里の長城だけ。

    えっとですね、これはもー定番ですなぁ雑学物の。
    確かに万里の長城ってのはでかいっすよ。かのでかい中国の全土地図でもどどーんと記載されているんですが、これも冷静になって考えればその嘘は判るんですけどね。
    確かに凄〜〜く長い建造物なんですが、その幅はたったの7メートルなワケで、この万里の長城を肉眼で確認できる限界は、たったの約20キロ上空だそうです。大気圏は約100キロなので高くを飛ぶ飛行機からでさえ見る事が出来ないそうです。

    この話題はアポロ時代からも言われていたらしいんですが、それを聞かされたアポロ宇宙飛行士のニール・アームストロング、ジム・ラベル、ジム・アーウィンなどは揃って「見えなかったよ」と答えています。
    どうも本場中国に観光で行くと、この「宇宙から見える」という話を自慢げにされるらしいんですけどね。

    [2004.01.31-今日の雑学]
    万里の長城は全長約2400キロメートルで1700年がかりで作られた。その石材で単純に2.5メートルの壁を作ると赤道1周できる。



     


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