ひねもす雑記
2004年02月21日〜31日


▲2004年02月21日:土:見本本
▲2004年02月22日:日:すてごま
▲2004年02月23日:月:大人になりたい
▲2004年02月24日:火:明智なのだ
▲2004年02月25日:水:ヘレンケラー
▲2004年02月26日:木:ゼブラーマン
▲2004年02月27日:金:YMO
▲2004年02月28日:土:ドレイ出身
▲2004年02月29日:日:うるう年やつら
  2004年02月21日(土)見本本
    昨日、二見書房より『知泉2』の見本本が届いた。
    と思ったら、旋風さんの報告では今日、もう横浜方面の一部の書店に出回っていたそうで…。
    う〜むやはり都会は違うなぁ

    てなワケで、宅配便で届いた本を封から取り出すと… エメラルドグリーンと言うんでしょうか、なんか激しく派手な表紙でありまして、ちょっと引いてしまいました。
    自分がデザインをするって事になったら絶対に使わないタイプの色だなぁとか、少しウヌヌと考え込んでしまった(と言いつつ、慣れてしまえばそれはそれで、って感じなのだ)。

    しかし今回は内容も前回の反省点をちゃんと折り込みました。
    今、自分のメルマガが受け入れられているのはどこか、他のメルマガとの差別化出来ている点はどこなのか?って事を考えて「とにかく後先の事を考えさせないぐらいに、テンポよく雑学を乱れ打つ」って結論に達したのであります。
    もー自分が知っている知識をガシガシと詰め込んじゃうぞ状態。

    さらにイラストの方も前回で色々な事を理解したり、お互いのイラストに刺激を受けちゃったメンバーが容赦ないほど濃いイラストを描いています。あのちっちゃいスペースとは思えないほどの密度で。
    前回も思ったんですが、そこらにある雑学本で1つ1つの項目に対してここまで濃い凝ったイラストが乗っているかって事なのだ。もう完璧にビジネスって事を忘れちゃっているイラストレーターの作品発表の場と化している。そっち方面だけでも見応えあるハズです。

    いやはや、2冊目だけど前冊の余りネタを羅列したようなレベルの低い本じゃないのだ。

    [2004.02.21-今日の雑学]
    イラストを描いてくれた人に仕事の報酬を支払ったのだが、その分類は税金の申告では『外注工費』
  2004年02月22日(日)すてごま
    平原綾香のアルバムって、ホルスト「惑星」全曲集じゃないのか…
    って、絶対無理。

    芥川賞に金原ひとみ「蛇にピアス」と綿矢りさ「蹴りたい背中」が。最年少記録を大きく更新っすか。綿矢りさっつーと「インストール」の人っすね。
    実は最年少と言う記録だけではなく、芥川賞の受賞としては「名前がひらがなだけ」と言うのはこの二人が最初。
    だから何と言われてもそう言う事なのだ。

    自衛隊は兵隊かどうか解りませんが、こんな時にはブルーハーツが歌っていた「すてごま」という曲を思い出しちゃいますなぁ。
    著作権の関係で全歌詞は書けませんが(引用の範疇がどこまでか不明ですが)
    歌詞のAメロ部分は「おろしたての戦車でブッ放してみたい」とか「誰かの仇討ちをしてカッコ良くやりたい」などと書かれており、サビの部分は
    「君、ちょっと行ってくれないか/捨てゴマになってくれないか/イザコザに巻き込まれて/死んでくれないか」
    と繰り返される。
    この曲は1993年発表なので、PKOの時に書かれた物だと思うんだけど、今の状況では思いっきり意味を持ってしまう曲なのだ。
    ※199310.25のシングル「夕暮れ」のカップリング曲

    [2004.02.22-今日の雑学]
    ブルーハーツはデビュー時、始めてNHKに登場した時、あまりの緊張に「え〜自己紹介します、ギターのマーシーです」と自己紹介ではなくメンバー紹介をした。

    スピッツは結成当時パンクバンドだったが、ブルーハーツのライブを見て「この方向にはオレ達がやるべき物は何も残っていない」と悟り、現在のようなバンドになった。(インディーズ時代のスピッツの曲には思いっきりブルーハーツの影響を受けている曲もある)
  2004年02月23日(月)大人になりたい
    今「LOOK-JTB」のCMで松田聖子の「裸足の季節」がサンバアレンジになって流れている。
    たぶん歌声自体は昔の物で、それにオーバーダブしたような感じなんですが、アレンジが雑。
    というか、通常の曲と同時に別の曲を流しているだけのような状態。よく同時に何曲も流して「さて何と何と言う曲が掛かっているでしょうか?」みたいな音楽クイズがありますが、あんな感じ。
    流れるたびに「うるせ〜〜〜〜〜〜〜っ!」と思ってしまうのだ。

    あとコーヒー飲料のCMで太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を流しているのを2度ほど見たんですが、その音が意図的だとは思うんだけど安いラジカセで流しているような音質。
    CMの演出もよく解らなかったのでやんす。
    もしかしたら、自分の感性ってヤツはもう時代に取り残されているのか?う〜む。

    なんだかんだ物を作っている人間ってのは作品に反映するしないは別にして「時代」を読めていないとダメだと思うワケっすよ。とくに芸術じゃなく、大衆演芸的な方向を目指しているのなら特に。
    自分が10代の頃に30過ぎたオッサンが(←自分で今書いてトホホ状態なんですが)若い世代に媚びようと思って「流行語」なんかを使ってアプローチを試みているのを「ダッサ」と冷めた目で見ていた過去があるワケで、「今これがナウ!」とかオッサンが思っている段階ですでに時代は半歩先に行っているってのが、若者にとっちゃイタタ状態なんですけどね。
    何が恥ずかしいかって「微妙に時代遅れ」ってのが死ぬほど恥ずかしいってのに気が付いていないというか、マスコミで「これ今のトレンド」と紹介をした段階で、それを使っている層にとっちゃ「終わったな」ということなので、大変なんすよ媚び媚びオッサンは。

    そもそもオッサンはいくら理解者になろうとしても「オッサン」の段階でハンディがあって受け入れられてないっす。よく物わかりのいいような事を言って若者とコミュニケーション取れているような状態のオッサンも存在しますが、若い世代にしてみりゃ「面白れぇオッサン」なわけっすよ。いくら頑張っても普通に同列の仲間「面白れぇヤツ」にはなれない、ヘタすりゃ「鴨」扱い。
    そんな事をリアルに10代だった頃に感じていたので、リアルにオッサンになった今、別に若い連中に媚びる予定はないのだ。おめえらと違ってこっちには蓄積された知識があるんじゃい、おらおらおらぁ!ケツの青いガキはすっこんどれ!状態なのだ。

    結局、自分が直感として感じていた「若者の理解者であろうとする大人」ってのの嫌な感じってのは、「尊敬出来ない大人」って事だったのかもしれない。若い世代と同じ目線になろうとするってのはその人、自分の蓄積してきた物で一目置かれるような自信みたいな物が無いんだろうなと感じちゃったのだ。
    自分個人的な感覚かも知れないけれど「友達のような大人」がいて欲しかったんじゃなく「自分もああなりたいと目標にしたり尊敬できる大人」にいて欲しかったんだろうなと感じている。

    ま、自分がそこまで達していないので、未だに日々努力であるんですけれどね。

    [2004.02.23-今日の雑学]
    スタンプメーカーのシャチハタによると、印鑑の販売量は、およそ太田:大田=8:2 の割合になっている。
    「木綿のハンカチーフ」は松本隆の詩が先に出来ていた。それを押しつけられた作曲家の筒美京平は「こんな詩に曲は付けられない」と詩の書き換えを依頼しようとしたが、〆切が翌日だというのに松本隆はどこかへ雲隠れしてしまい捕まらなくなった。夜明けにやっと連絡が取れた時にはなんとか曲が出来ていた。
    オジサンという名前の魚がいる。若くてもメスでもオジサン。かなり美味いらしい。
  2004年02月24日(火)明智なのだ
    藤井隆主演の「乱歩R」は、今期一番期待していたドラマだったんだけど…
    裏に「スマスマ」があるので視聴率は最初から見込めないってのは解っていたんだけど、明智小五郎の孫が主役で、その事務所にかの小林少年が長々と居座って「小林老人(大滝秀治)」がいるって話で、子供の頃乱歩を好きだった人間としては凄く期待しちゃったワケですよ。
    ついでにその事務所の助手に本上まなみもいるし(演技ヘタなのは目をつぶるとして)。
    しかし・・・・なんだろうなぁ、脚本の弱さは、いかんともし難いです。推理物としても心理サスペンス物としても弱すぎる。完璧に原作をそのまま映像化したほうが良かったかもしれない(忠実には再現できないと思うけど)
    俳優・藤井隆の代表作になるのかとも思っていたのに、残念。

    で明智小五郎って色々考察すると1894年頃生まれって事っす。
    「D坂の殺人事件」の中で作者の江戸川乱歩が明智の事を「年は私とおなじくらいで、二十五歳を越してはいまい。」と書いている。江戸川乱歩は1894年生まれで、これを書いた時に数え年27歳ということなので、だいたい1894年生まれと言うことになっている。

    で、明智小五郎と結婚する玉村文代さんは1909年生まれ。
    結婚したのは1929年に起こった事件「吸血鬼」のすぐ後の冬となっているので、小五郎35歳、文代20歳の出来事です。
    実は明智小五郎の活躍は1954年60歳の時の事件「赤いカブトムシ」までギッシリ判明しているんですが、その間に子供の話は全然出てこない。

    藤井隆(3代)は1972年生まれなので、小説に描かれていない78歳の時に誕生した孫という事になる。 そこから計算すると2代目は1929年(35歳)〜1956年(62歳)の間に生まれた子供って事っすね。
    もう一つの可能性として、奥さんの姪っ子「花崎マユミ」が少女探偵として活躍する話もあるので、ある意味「明智小五郎2代」ってことなので、3代ってのはこの子供と言う可能性もあるのだ。
    花崎マユミは1934年生まれ。

    ちなみに小林少年がそのまま居座っていると言う設定だが、小林少年は実は3人にて、ある程度の年齢になると次の代に継承されていたらしい。
    初代小林義雄は1918年生まれ(現在86歳)
    二代小林義雄は1932年生まれ(現在72歳)
    三代小林義雄は1938年生まれ(現在66歳)
    大滝秀治は1925年生まれ(現在78歳)なので、2代目という可能性が一番高いが、番組内では実年齢よりヨボヨボしているのでやはり初代かも知れない。

    しかし実は明智小五郎も途中で代わっているのってのは、あんまり知られていないのかも知れない。
    実は「青銅の魔人」という作品からは二代目明智小五郎が活躍している話なのだ。
    実はその正体はもともと助手として活躍していた初代小林少年。
    つまり、このテレビで3代目を名乗っている藤井隆の明智小五郎は2代目の孫という可能性もある。父親が明智小五郎を名乗らなかったとしたら、2代目の孫だが、明智小五郎としては3人目という意味。
    で、脚本家が色々調べて複雑な設定にしていたら、大滝秀治の演じる「小林老人」は初代小林少年の老後、つまり実は2代目明智小五郎だったという設定も作れるのだ。
    って、そこまで複雑には考えていないか、あの脚本だと。

    [2004.02.24-今日の雑学]
    ついでに怪人二十面相も二人いて、初代は武井丈吉で、二代目は初代にサーカス芸などを仕込まれた遠藤平吉。明智と同じく「青銅の魔人」から二代目になった。
    明智小五郎の手助けをする《少年探偵団》の規律に「親のない子は少年探偵団に入れない」と言うものがある。
    その為に、少年探偵団に入れなかった浮浪児たちが『チンピラ別働隊』を組織して(けっこう非合法な)活動をしていた。ちょっと差別的な扱い。
  2004年02月25日(水)ヘレンケラー
    トリビアで「ハチ公」ネタをやっていたんですが、補足で「ハチ公の晩年は有名犬で、ヘレンケラーとも対面した」みたいな事逝っていましたが…
    ハチ公は1935年に亡くなっていて、ヘレンケラーの初来日は1937年なんですけどね。
    この辺は「知泉2」に書いてあります。
    (今日はこれだけでスイマセン)

    [2004.02.25-今日の雑学(上記とは関係ないネタ)]
    スズランはユリ科。
    黄梅は梅ではなくモクセイ科。
    ゴボウはキク科だが、山ゴボウはヤマゴボウ科の多年草。
    菖蒲はサトイモ科、花菖蒲はアヤメ科。
    ハリネズミはモグラ科。
  2004年02月26日(木)ゼブラーマン
    相川翔、テレビ出過ぎ。ついでに声高すぎ。
    (今日はこれだけでスイマセン)

    [2004.02.26-今日の雑学(火星関連)]
    火星の衛星フォボスとダイモスの発見者はアメリカの天文学者アサフ・ホール。実は「衛星があるハズ」とずっと観察をしていたが発見できずに諦めていた。今晩で終わりと見切りを付けたが妻のクロエ・アンジェリンに「もう一晩だけ頑張って見ては?」と助言され、翌日も観察をした時に衛星フォボスを見つけた。その2日後に衛星ダイモスも発見した。
    そのため、IAU(国際天文学連合)が衛星フォボスの一番大きなクレーターには妻の旧姓「スティックニー」と名付け、2番目のクレーターには「ホール」と名付けた。
    助言者だとしても何故妻の方が大きいクレーターかというと、この夫婦の上下関係が影響している。実は妻、クロエ・アンジェリンは元々大学の数学教授で、アサフ・ホールはその教え子として知り合った。
    さそり座の主星アンタレスの名前は、赤い星と言うことで火星と競い合っているイメージから「火星に対する物」と言う意味。「Ant-ares」Ares(ギリシアの戦争の神)=Mars(ローマの戦争の神)つまり「アンチ火星」
  2004年02月27日(金)YMO
    Mステに坂本龍一が出ていた。先日発表した久々のポップアルバムも買っちゃったんだけど、もう昔の様なスタイリッシュなポップスという感じじゃなくって、アカデミック方面に行ってしまっているんですなぁ。

    高橋幸宏の神経質で線の細いヘナチョコなポップ感覚も、細野晴臣のアバンギャルドでインナーな感じのポップスも好きなのだ。
    当然スケッチショウ(高橋幸宏&細野晴臣のユニット)もいいんですが、実は去年行われたスケッチショウのライブに坂本龍一も数曲参加したらしい。つまり地味にYMOを再結成したって事なのだ。
    で、そのスケッチショウのバックに小山田圭吾(コーネリアス)がギターとして参加していたんですが、Mステの坂本龍一のバックにも小山田圭吾が参加していた。
    ちょっと嬉しかった。
    解る人だけ「そいつぁ凄いや」と思ってくださいませ。

    しかし坂本龍一のこのアルバム、実験的というか、悪い意味でアバンギャルドな曲も多く、2曲目なんて延々とノイズがズァァァァァと流れ、そのバックで微妙なリズムや微妙な音が聞こえる物。ほとんど「チューニングが合っていない遠くのラジオ局で流れるメロディの聞き取れない曲を延々と聴かされている」と言う状態。
    普通にラジオでこの曲が流れていても、それが曲だとは誰も認識出来ないような物、というかまず最初から流さないと思う。

    他の曲もかなり忍耐を要求される物が多く「環境音楽」でも「(ポップスとしての)アバンギャルド」でも無いのだ。たぶん「坂本龍一」というブランドが存在しなければ、誰も相手にしないんじゃないかと思っちゃう状態なのでは?
    今回のアルバムは「何度も聞いて楽しむ」という物ではないなぁと思いつつ、もしかしたら「ここの音色が」とか「この音にこの音を組み合わせるセンスが」みたいな楽しみ方をしている人もいるかも知れない。
    自分的にはアバンギャルドでも弱めのYMO「テクノデリック」辺りが好きでやんす。


    [2004.02.27-今日の雑学]
    小山田圭吾と言えばフリッパーズギターですが、一度6人組としてデビューし、その直後小沢建二のバイク事故で活動休止→解散となった。その後、小山田圭吾が病院に毎日のように見舞いに行き、退院後二人組として再出発をした。そんなに親しくなかった小山田圭吾が毎日見舞いにいったのは「この病院に今、宮沢りえのおじいちゃんが入院していて、時々見舞いに来るらしいぜ」と言うウワサを聞いたため。
    そんな経緯で再結成されたフリッパーズギターですが、楽曲提供で知り合った渡辺満里奈を二人が取り合って仲違いのすえ解散した(と、まことしやかに噂されている)。ちなみにそもそものキッカケが渡辺満里奈出演のドラマ「予備校ブギ」の主題歌をフリッパーが担当したこと。
  2004年02月28日(土)ドレイ出身
    ちょっと個人的にビックリした事。

    ずっとずっと昔、まだ時代が昭和だった頃の話、椎名誠が色々なヘンピな島へ出かけてキャンプやって、酒呑んでというデタラメな冒険話シリーズ「あやしい探検隊」を書いていた。
    それをアンチ・アウトドア人間の私ですが楽しく読んでおりました。実際にそんな処に行くのはイヤだなぁと思いつつ、そこで繰り広げられる馬鹿な大人たちの右往左往は楽しかったっす。
    で、その中に下っ端メンバーとして参加していた沢田と言う男は「ドレイのサワダ」という名前で、言ってみれば使いっ走りをさせられていたわけですよ。

    その沢田のフルネームは沢田康彦と言って出版社のマガジンハウスに勤めたりしていたワケです(その関係で椎名誠とも知り合ったんだけど)。その後、1988年にマガジンハウス絡みのアニメ映画「シニカル・ヒステリー・アワー」のプロデューサーとして大きな仕事に関わるようになるんですが…

    そのドレイ出身のサワダって言うのが、例の「のび太似」と呼ばれる本上まなみの夫だったんですな。
    うひょービックリした。(自分だけかもしれないけれど)
    へもへも

    [2004.02.28-今日の雑学]

    奴隷出身というと総理大臣も務めた高橋是清はアメリカ留学した時に英語も分からず書類にサインをして奴隷として売り飛ばされた。最初は気が付かず農場で毎日働かされていたが「帰りたい」と発言した時に自分が奴隷だと教えられた。
    アメリカへの奴隷貿易初期、アイルランド人奴隷を輸出する案があった。しかし「黒人の方が見た目で違いが分かり管理しやすい」という理由で却下された。
    モールスは奴隷制に賛成していたが、モールスによってもたらされた電信網の発達は南北戦争で奴隷解放政策の北軍を勝利に導いた。
  2004年02月29日(日)うるう年やつら
    うるう年でやんす。

    ☆「うるう年の2月29日だと4年に1度しか年を取らない」などと、馬鹿の一つ覚えのように言う人がいますが「日本の誕生日法では「誕生日の前日の真夜中に年齢が加算される」からうるう日生まれの人も2月28日の真夜中に1歳年齢を加算されているんだよ」って言って、凹ましてあげましょう。
    ☆その法律のおかげで4月1日生まれの人は前日の3月31日深夜に年齢が加算されちゃうワケで、学校法の「4月1日以前の段階で7歳になっている児童は小学校に」という物に引っかかり、早生まれになっちゃうんだよん。なんか変な法律。

    甥っ子が今年高校を卒業して大学に進学するって事で、今では大学生には必ず必要になっているノートパソコンを買いに出かけたのだ。
    とりあえず印税なんてヤツも入っているので少しは懐も暖かいので、進学祝いって事なのだ。
    で、実はこの甥っ子ってのが双子でありまして、そうなると出費も倍額「オマエら二人で1台でいいだろ」と言うワケにもいかないのだ。なんせ、別の大学に行くので。
    まったく、同級生の双子、マナカナみたいに同じ大学だったら色々楽だったかもしれないのに。(ンなわけ無い)

    ま、たまたま今年は偶然に印税なんて物が入っているので運が良かったのだぞ。去年だったら「無い袖は振れない」ということで「ばーろー、高校を卒業したらもう大人扱いじゃい。自分で使うノートパソコンぐらい自分でローン組んでバイトで買え!」などと言っていたかもしれない。
    そんなワケで、今までは常に金が無い私だったので、ろくに叔父さんらしい事もしてこなかったので、どどーんと偉そうに二人を引き連れてパソコンを買いに行って来たのだ。

    実は印税を使うのは今回が初めて。基本的に大きな買い物も出来ない人間で、別段美味しい物が食べたいとか思わない人間で、風光明媚な所に行くとかのトラベリングな人間でもないないし、ギャンブルなんてのもハナっから興味無いし、おしゃれをしたいとか思わないし、今の生活をレベルアップさせようとか思わないし、結局印税は今のところ「老後の蓄え」みたいな状態になっているのだ。
    年金が当てにならないしねぇ。

    で、今回の買い物で生まれて初めてカードで買い物をした。
    って、俺はいつの時代の人間だって事なんですが、まったくもー買い物どどーんって事に興味がないので、そういう事を経験せずに今に至ってしまったわけです。そりゃ、本やCDを買うのにあんまりカード引き落としなんてしないからね。(自分の生活はCDショップと本屋とコンビニだけで完結しているのかも知れない)
    で、カードの引き下ろし限度額が30万円だと言うのも初めてしった。これがゴールドカードだとかだったら、もっと上限は遥か高い所にあるんだろうけれど、しょせん銀行の一般キャッシュカードなのでこんな物だったワケです。
    しかし、今目の前にあるノートパソコン2台は40万円を超えているのだ。
    うぬぬと思いつつも「じゃ、コレはなかった事で」とも言えず、とりあえず普段使っている銀行カードで残りを支払ったのだ。あぁ、印税用に別のカード作っておいて良かった。

    そうか限度額ってのがあるんだよなぁ・・・・
    本当にムダな知識は嫌というほど知っているのに、生活に必要な知識は全然知らない私なのであります。

    [2004.02.29-今日の雑学]
    現在中国で短大以上の教育を受けている若者は100人に一人程度という超エリートの限られた人間。しかし国全体で考えると、世界で最も大学生が多い国は中国。

    大学生の多い順は(1)中国、(2)アメリカ、(3)インド、(4)ロシア、(5)日本の順。人口比率で行けば日本は進学率がトップクラスで高いんですけどね。(中国の人口は日本の約10倍)

    インターネットの利用者は2003年11月の段階で7800万人で(半年で1000万人増加した)世界2位。日本は3位。

     


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