ひねもす雑記
2004年03月01日〜10日


▲2004年03月01日:月:読売新聞
▲2004年03月02日:火:僕のこと夢想家だと思うかい
▲2004年03月03日:水:ありがとう
▲2004年03月04日:木:コマネっちゃうなぁ
▲2004年03月05日:金:通
▲2004年03月06日:土:踊る大自衛隊
▲2004年03月07日:日:喝!
▲2004年03月08日:月:鳥インフルエンザ
▲2004年03月09日:火:道楽者の生きる道
▲2004年03月10日:水:ごめんね
  2004年03月01日(月)読売新聞
    読売新聞に、知泉2の広告が!(倒置法)
    と言うわけで、いきなり二見書房も思い切ったことをしてくれたぜ状態。前回も新聞広告に載ったんですが、その時は発行が9月13日前後で3週間以上経過した10月になってからだったのですが、今回は発行して1週間というタイミング。本屋にそれなりに出回った段階でってのは凄いっすよ。
    しかも、編集のHさんより「けっこう扱い大きいっすよ」と聞かされていたんですが、なんと一緒に掲載されている他の本を押しのけて一番でっかい扱いだったってのは、ちょっとビックリ。

    確かに、知泉2の初刷部数はあの手の単行本としては多い方だと聞かされていたので「それなりに売れると見込まれているのかなぁ」と思っていたんですが。
    いやはや、ビックリでやんす。
    しかし、作者としては本が発売された後は努力する部分ってのは無いわけで、もう祈るしかないっす。

    [2004.03.01-今日の雑学]
    知泉の作者・杉村と言う人は小学校の時に「学級新聞係」に任命されたが、それがしょうに合っていたらしく毎日壁新聞を製作していた。それでもあきたらずに1日2号発行するようになってしまい「読まない内に次の号になってしまいます」「資源の無駄遣いだと思います(石油ショックの時代でやんす)」などとクレームを付けられ、リコール降板した事がある。らしい。

    その新聞の目玉はクイズで(当時から雑学好き)、タイトルは『クイズを当てて自分の金でハワイへ行こう!』という物。基本的に今も思考能力は変化していないらしい。
  2004年03月02日(火)僕のこと夢想家だと思うかい
    春の新入学シーズンって事で「新入学のお子さまの」みたいなCMが流れて、おじいちゃんおばあちゃんのサイフを緩めよう大作戦が展開されているワケでやんす。
    ランドセルや学習机やなんやかんや、強迫観念のように「買わなくてはいけないのだ!」状態。
    そんな中、イオンというブランドのCMでは「新入学式のお母様達」というコンセプトで展開している。その画面では小学校の入学式だと思うんだけど、桜吹雪の中、確かに子供達も周囲に居るのがチラと映るが、画面の真ん中には誇らしげに歩く淡い色のスーツ姿の女性3人。

    小学校の入学式でも子供が主役じゃないのね、こーゆー人たちにとっては。
    CMの最後の方で、ついでに取って付けたかの様に、その横にいる子供が「ママ綺麗」と一言…。
    あぁこいつらは!と思うんだけど、そのバックにモンキーズの「デイドリームビリーバー」が流れているので『真っ昼間の夢想野郎達』って事なんでしょうかね。
    ※ちなみタイトルはモンキーズではなくジョンレノンの「イマジン」の歌詞でやんす。
    [2004.03.02-今日の雑学]
    実はモンキーズの「デイドリームビリーバー」は、ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」のテンポを落とした物だとウワサされている。(逆だったけ?)
    日本で最初に学用品としてランドセルを使ったのは大正天皇。1887年に学習院に入学されるときに、政治家の伊藤博文がプレゼントした。
    そのランドセルを見て学習院の校長が「素晴らしい」と感激し、学校指定のカバンとした事がキッカケで日本全国の小学校が採用して今に至る。

  2004年03月03日(水)ありがとう
    ガーン!
    今日、仕事を終えて帰宅したら手紙が届いていた。差出人は「知泉」の編集を担当してくれたHさんからでありまして、いつもメールで打ち合わせや、本の売れ具合などをやりとりしているので「なんでしょうかね?」状態だった。
    で、その手紙を開いてみてビックリしてしまった。「今週末で退職します」との事。
    編集ではなく他に目指している職業があり、その勉強をするためにと説明があり、前向きに退職をすると言う事が綴られていた。
    ちょうど本ができあがったばかりで、言い出しにくく報告がギリギリの今になってしまったとの事。
    そうか…。

    去年の夏前、突然「サイトの内容を本にまとめて出版しませんか」というメールで知り合ってからのつきあいなので、まだ1年は経過していないのですが、その間かなり濃密にメールのやり取りをしていたので、実際にはまだ直接逢ったことは3回しか無いのですが、なんか突然の事に「うっそ〜ん」状態であります。
    でも「前向き」ってのがあるので、もう頑張れ頑張れと微力ながら心の中で応援しちゃうのだ。

    もともとHさんが企画会議の為にネタ探しをしていて、偶然「知泉」に巡り逢った所から話は始まったのだけれど、その企画会議に通している最中、自分は「似顔絵展」なんてので右往左往していたワケで、もしかしたらもう少し早い段階で「本を出しませんか」なんてメールを貰っていたら「今忙しくてそれどころじゃない」みたいな状態だったかも知れません。
    本当に、似顔絵展が一段落してポッカリ精神的に開いてしまった穴を埋めるがごとくのタイミングでのオファーだったのです。

    本当に、Hさんがネットの中から「知泉」を「杉村」を発見してくれなければ、今の状態はあり得なかったワケで、きっと今頃はトリビアの泉を「ケッ甘っちょろいネタでやんの。こんなので視聴率取れるなんて、くだらねえな」と激しくやさぐれながら、悪態をつきながら見ていたでしょう。
    この先、杉村がどんな形で物を作っていくのか解りませんが、この先の製作物すべてはHさんが背中を押してくれたという自信が根底に流れていくと思います。
    それまでも毎日数多くのアクセス数やメルマガ読者に支持されていたという自負はありますが、ちゃんと自分の作業が本の売り上げ数で表示され、それの対価が支払われているという事は、今までの無料で閲覧できていた部分の人気とは根本的に違う自信になっています。
    本当にHさんには御礼の言葉をいくら言っても言い足りない程です。
    編集のお仕事、今までご苦労様でした。
    そして次に目指しているお仕事にも頑張ってください。
    自分も今の自分に負けないように前を向いて行こうと思っています。

    思いっきり私信的だし、真面目な文章だなぁ
    [2004.03.03-今日の雑学]
    ありがとうとは「有難し(アリガタシ)」からきている。あることがむずかしい、めったにないという意味。昔の人は、めったに起こらないことは「ありがたし」といって神仏に拝んだ。
    オランダ語の感謝を表す言葉、オブリガートが変わったものと言う説もある。
    エスペラント語で「ありがとう」は「ダンコン」。
  2004年03月04日(木)コマネっちゃうなぁ
    まだ続けるつもりなのか「3年F組・DJ先生」

    最近ネットで見て度肝を抜かれた雑学
    ☆コマネチという名前の体操選手がいた。
    つまりですね、これを書いた方はかなり若い方だと思います。で、たけしのギャグ「コマネチ!」は知っていたんですが、それがオリンピックに出たルーマニアの体操選手ナディア・コマネチから出てきた言葉だというのを知らずに…。
    ある日テレビを見ていたら昔のオリンピックとかの画像が流れてそこにルーマニアの天使が出て新体操を踊っていたのに遭遇しちゃったワケですね。
    「おいおい、この選手の名前コマネチだって」
    「え、マジ?たけしのギャグと同じ名前ジャン、うけるぅ」
    と言うことなんでしょうか、う〜む。
    昭和は遠くになりにけり。テクノカットを叩いてみればピコピコ音の響き有り。

    去年辺りの雑記で、このギャグがせんだみつお考案で、それがたけしに引き継がれたと言う内容の物を書いたんですが、最近の人は信じないだろうなぁ…。
    そもそも、せんだが人気あったなんて。(というか、それ以前にすでにせんだ自体を知らない?)

    他にもどっかの掲示板で
    ☆ダンディとは元々「マヌケ」という意味である。
    と言うすでに「上田がテレビで言っていたネタ」状態の雑学が書かれていたんですが、それに関してのレスで
    「もうダンディに興味ないので0へぇ」 と言うお答えが・・・・そういう物なんでしょうかね。

    そういえば1月の雑記で「新選組」で史実と違うと言うことに関して色々書いたけれど、そこで書き忘れた事。
    時代劇を云々言うんだったら、既婚女性は全員オハグロやっていないとウソだって事になりますぞ。しかし実際にそれをやられてしまうと、かなり萎え〜〜〜〜ッてことになってしまいます。
    で、新選組の時代、江戸時代末期になると結婚していなくても20歳ぐらいになると、多くの女性がオハグロをするのは流行していたそうで、さらに江戸時代末期の女性の美顔術では「眉毛を全部剃る」というのも定番になっておりました。
    いわゆる平安時代みたいに剃ったあとで眉を書き込むなんて事をせずに「剃りっぱなし」だったと言う。
    当時のハリスだったかの残した文章の中では「日本女性を見て驚いた。もともと凹凸の少ない顔だが、眉がなく、それとは逆に口の中が真っ黒だったために、何もない顔の真ん中に深い穴が開いているように見える」と記している。

    今の感覚で言ったら「なんでそれが?」と思うかも知れないけれど、その時代はそんな化粧法に色気を感じたりしたワケです。現代だって同じで、たった10年前の雑誌を見ると女性は揃いも揃って太い眉毛をしていて「なんじゃこりゃ!」と思ってしまう。当時それがイケていると思って「一度でいいからお願いしたい」とか思っていたハズなのだが、今見るとギャグでしかないのだ。
    でさらに言うと、自分は80年代に、70年代初期の眉毛が細い時代の写真を見て(今の化粧に近い)「なんじゃこりゃ」と思っていたのも確か。
    リアルを追及するとけっこうビジュアル的にきついものがあるのだ。

    [2004.03.04-今日の雑学]
    解剖学上、頭と顔の境界線は眉毛のあたり。

    ※基本的に「雑学は短く」が信条なのでありまして、上記のネタをなるべく短い雑学にすると。
    額は頭。

  2004年03月05日(金)通
    ブックオフでポリスの「シンクロニシティ(SYNCHRONICITY)」を購入。
    アナログ盤は持っているが、なんか無性に聴きたくなって購入したんだけど、その帯に「ポリスのラストアルバム」と書いてあった。
    そうだったのか・・・・・・気づかなかった。
    リアルタイムでこのアルバムを聴いていた時は、まだまだポリスというバンドが続くと思っていたので「ラストアルバム」なんて意識は全然なかったのだが、今から考えれば確かに最後のアルバムになってしまったということなのだ。

    つまり、本来もっとも詳しくリアルに知っていた人より、後から知ってCDなんかで揃え始めた人のほうが全体像を俯瞰図として見ることができるってワケなのだ。聴いている段階では「中期の作品」なんて考えは出来ないっすから。
    しかし、同時にウィングスとかヴェルベットアンダーグラウンドを購入してしまう私は前向きじゃないなぁと思うのであった。(中古の店だからしょうがないけど)
    ※今は気が付いていないけれど、まさか「知泉」が初期作品で「知泉2」が後期作品とかって事はないよね(この雑記をずっと後に読んでいる人へ)
    そのブックオフにて、横でCDを選んでいた10代後半の男子二人組、ことさら大きな声で「ケツメイシない?」とか「リップスライムはさぁ」とか話をしていた。
    う〜む、なんかね、あからさまに人に聞こえるように言っている気がしちゃったのだ。
    この手の若い連中で時々いるんだけど「俺って他の連中のようにヒットチャートに載っているだけの音楽じゃなくて、通ぶった物も聴いているんだぜ」と言うことを、自己顕示したがるタイプなのではと感じた。
    ま、その通ぶっている音楽が「ケツメイシ」とか「リップスライム」辺りってのが、トホホ度が高いんだけどさ。別にケツメイシやリップが悪いっていうワケではなく「それ充分に一般的に売れているし」とか思うわけで。
    ついでに記すると、この二人の会話「ケツメイシとかって凄ぇ早ぇじゃん歌詞が、だからいいよな」「何それ」「だってこれ覚えてカラオケで歌えればヒーローだぜ」「そうかもな」というレベルでした。
    って実は自分もリアルガキだった時代、周囲がバンド系では甲斐バンド・チューリップとか言っている時(学校内ではバンド物の話なんて出ず、みんなフォークばかりだったけど)に「やっぱサディスティックミカバンドを聴かなくちゃダメだよ」とか「ムーンライダースって知ってる?」みたいな話を切りだして勝ち誇ったような気分になっていた嫌なヤツだから、恥ずかしながら、なんとなく解る。
    でも後から考えると、そんな事を言っていた時代に「ミカバンド」はすでに後期だったり、ちょっと本当の通とはズレていた。

    以前も同じブックオフ内で中学生が「モンパチでしょヤッパシ」みたいな事をやや大きめの声で何度もいっていた。
    確かにその当時モンゴル800はインディーズからドドーンと売れ始めて話題になっていたけれど、インディーズで出して話題になってから1年ほど経過していた。その時点で自分的には「いまさら?」と思ってしまったのだ。(←この人は未だに「俺のほうが通」という下らないプライドで生きていますので要注意)
    やっぱ今聴くのは「オレンジペコー」とか「スネオヘアー」とか「ハナレグミ」でしょ(←さらに悪化しているみたいです)


    [2004.03.05-今日の雑学]
    バンド「ケツメイシ」のメンバーの何人かが薬剤師の資格を持っている。でバンド名は漢方薬の名前から「色々な物が出てくる」という事から下剤の名前。
  2004年03月06日(土)踊る大自衛隊
    「ぼく、ドラえもん」というドラえもんマニア向けの雑誌が月2回、5日20日に発売されるのが、創刊号はなんとか手に入れたが、第2号はもうどこにも見あたらない。
    創刊号も発売日の朝、会社に行く途中だったが見つけて即買いしたお陰で買えたんだけど、たぶん帰りに買う予定だったら手に入らなかったと思う。
    しかし2号にしてもうコンプリート断念。

    俺さ、踊るの好きだから海上自衛隊入ろうかと思ってんだよね。
    なんて馬鹿はこの日本に存在するんでしょうか?

    海上自衛隊がイメージ一新大作戦として護衛艦「はつゆき」の上でダンスをするイメージCMを製作して、それを渋谷の大型ビジョンで放送しているんだと。(踊っているのはオーディションで選ばれた普通のダンサー、自衛官ではない)
    まったく、この手の人々は馬鹿ばかりですね。それって税金で作っているんでしょ?
    確か陸上自衛隊の1年ぐらいまえのポスターにモーニング娘。なんかが起用された事もあったけれど、その時も、今回も、その広報担当が口を揃えたように「これで若い人にも海上(陸上)自衛隊に関心を持って貰えると確信しています」とか言っているんだよね。
    その宣伝されていると言う事は話題にはなるかも知れないけれど、内容自体には一切触れていないってのが…。 そもそも、その程度の宣伝をしなくても誰でもそんな組織が日本に存在しているってのは知っているって。

    で、そのダンスするCMを見て「うわぁ楽しそう」と入ってくるようなトンチキを求めているのか?自衛隊ってのは。
    ほとんど「キムタクのやっていたドラマがかっこよかったからパイロットを目指します」と去年の操縦士試験が例年の倍以上の競争率になったというトンチキさと同列ですね(元からパイロット目指していた人には迷惑だけど、そもそもそんな理由で試験を受けたヤツが受かる可能性はほとんどないので、全体のレベルは上がらず、平均点が下がるだけなんですけどね)。

    結果として「中身のないむなしいCMとムダになった制作費」だけが残るワケです。
    しかも、そのダンスとかカット割りがなんか古いんですよ。
    例えばNHKなんかのドラマに出てくる「不良少年」が、なんかダサいと感じるような微妙な温度差がある。

    [2004.03.06-今日の雑学]
    自衛隊の防護服は着用すると水が飲めないぐらい機密性が高い。米軍のは専用のストローと容器で飲む事が出来るように配慮されている。

    その機密性の高い防護服に、所属する隊の名前を書いた腕章を安全ピンを使って留めていた事もある。
    ドラえもんが誕生したのは「2112年9月3日」というのはマニアには常識の雑学だが、この日は土曜日。22世紀になっても製造工場のラインは土曜休日が実施されていないのだろうか。
  2004年03月07日(日)喝!
    張本に『喝!』
    長嶋茂雄氏が脳梗塞で倒れ、緊急入院って事でニュース番組からワイドショーから、ありとあらゆる場面で大騒ぎをしている。ま、現役の選手として引退してから早25年以上経過していますが、いまだに熱狂的な人が多いし、アンチ巨人でも長嶋だけは許せると言う人も多いし、この騒ぎもうなずけるます。

    自分的には子供の頃から野球は全然興味ないので、リアルタイムで試合を見ることも出来たハズなんですがまったく選手としての記憶がありません。
    引退時のセレモニーは知っているんですが、あれ自体もリアルタイムではなく、後の「名場面集」的な番組で何度も見せられているので情報として知っている程度の状態です。だから長嶋現役というと、自分は絶対見ていないハズの「天覧試合でのホームラン」などを思い出してしまいます。

    てなワケで脳梗塞で、生命には危険がないけれど半身に麻痺が出ていると言うことや、二日ほど経過してなんとか反応するようになったとかの報道を聞いていると、以前のような明朗快活な脳天気で何も考えていないミスター長嶋って姿は当分見ることが出来なくなってしまったんじゃないかと思ったりします。
    長男・一茂が記者会見で「親父は今まで家庭を犠牲にして走り過ぎてきました。ここらでゆっくりと静養をとってリハビリをして元気な姿をみなさんに見せられたらと…」などと語っていた。

    で日曜日の朝の番組で張本勲が「一茂に喝!だ」と言っておりました。
    「長嶋さんってのは忙しく動き回っていてこそ長嶋さんなんだ、それを何だ、ゆっくり静養だなんて。もうオリンピックも直前に迫っているんだからそんな弱気な事言って貰っちゃ困ります。静養なんかは必要じゃない。とにかくオリンピックまでに出てきて貰わなくちゃこまります。」
    などと熱く語っていた。

    そうか、長嶋茂雄を疲労困憊させその結果、脳梗塞などにさせてしまったのはこういう人たちか…。
    特に張本の場合はすべて「根性論」なんだよなぁ。
    とりあえず自分はそんな状態でなんとか選手として遣りきってきたのかも知れないけれど、こういう勝者の理論だけで、すべての人類が自分の方法で旨くいくと思っている人が一番面倒臭い。
    [2004.03.07-今日の雑学]
    長嶋一茂の誕生日は偶然にも長嶋茂雄と奥さん亜希子の結婚1年目の記念日。
    ついでに長嶋茂雄が自主トレをしていた伊豆から「息子誕生」の知らせを受け取り、急いで帰る為にスピード違反で捕まった日。
    2002年の夏、長嶋邸に「三奈に逢わせろ」と暴漢が押し入ろうとした時、セコムの電源は最初から入れてなかった。
  2004年03月08日(月)鳥インフルエンザ
    「少年漫画」と「ボーイズ・コミック」とは全然違うジャンルらしい。
    っつーか少年同士がラブラブになる小説や漫画を「ボーイズ○○」って呼ぶのは、いつから始まったんだ?
    絵や文章だと耽美な感じかも知れないが、リアルに想像すると、かなりキツイぞ。(ノン気(のんけ)な私ですが仕事でその手の小説なんかを扱って…ゲンナリ)
    兵庫県の養鶏業者が発端となり、全国規模で鳥インフルエンザが広まっていますが、その養鶏場の会長夫婦が自殺をした。

    記者会見で「ほんまにインフルエンザやとは思ってなかったんや」とか「弱って卵を産まなくなった鶏は出荷するのは常識やろ」などと、かなりトンデモ発言を繰り返していた社長ではなく、その横で困り切った顔をしていた会長のほうです。
    社長の会見はほとんど子供みたいな言い訳に終始していて「保健所に電話しようと思っとったんや、思っとったのに、その前日の夜に密告の電話が保健所に入ったんや、こっちだって連絡しようと思っとったんや」などといって「隠蔽工作、そんなものするワケあらへんがな」と言っていたのに、翌日、社員に「ニワトリが大量に死に始めた時、社長の命令で通常した事のない消毒を行いました」などとリークされちゃう始末。

    何10万羽と飼育していたらしいけれど、1000羽単位でバタバタ死に始めて、しかも連日「鳥インフルエンザ」の報道がされている真っ最中に「そんなこと考えもしなかった」ってあり得ないっす。
    もしマジにそう思っていたのなら、アマチュア以下だ。

    会長の死は確かに痛ましいし、追いつめられた上というのは凄く理解できるんだけど、この手の事件で自殺をするってのは「無責任」だと感じちゃうのだ。
    その事件の全容がその自殺によって不明になってしまうので、責任の取り方を著しく間違えているんじゃないかと思ってしまう。
    別に死者に鞭打つつもりはないけれど、責任じゃなくて「逃げ」だよなぁ。
    これによってマスコミの業者への対応が「この養鶏業者も被害者」だとか、感情論に走って、ある種痛い物へさわるような論調に変わったとしたら、それは間違いだと思う。
    自殺は確かに悲劇だったが、それとは別にちゃんと原因究明などはしっかりとしないといけないのだ。

    [2004.03.08-今日の雑学]
    鳥インフルエンザは最近テレビ用に解りやすい言葉として言われ出した物。昔は「家禽ペスト」などと呼んでいた。

    鳥インフルエンザは去年ヨーロッパで大騒ぎになっていた。そのニュースが何故日本でほとんど騒がれなかったのかというと、同じ時にアジアではサーズが大騒ぎだったため。(今ヨーロッパではほとんど聞かないので、それを考えると次第に終息するとは思いますが)
  2004年03月09日(火)道楽者の生きる道
    いわゆる「青色申告」というヤツがありまして、一般企業に勤めているサラリーマンじゃない個人所得者は自主的に「こんだけ儲けたのでこんだけ税金払います」と申告しなくちゃいけない時期にきております。
    自分の場合は、基本的にサラリーマンなので会社がその辺の計算とかをしてくれて、自動的に支払ってくれている。
    で、今回本を出したって事で去年末までの印税分がその他の収入として入ってきてしまうのだ。が、これも実は自分の所に来る前に「源泉徴収」という形で税品が引かれているので、本来はこれでOKなのだ。

    が、本を書くために色々参考資料を購入したか、文具は購入したかというのを申請すれば「余計に払ったと見なされる分が戻って来る」ということなのだ。ま、そんなに大きな金額ではないんだけど。
    自分の場合「参考資料」なんてのは日々読んでいる本・雑誌・新聞などなどがすべて関係してくるので、どこまで申請して通るのかが不明なのだ。
    つまり毎週購入している「週刊プレイボーイ」や「週刊アスキー」や「週刊テレビガイド」なんてのも「本を書くために使用した資料」として計上出来るのかって事なのだ。ここで言う資料とは「知泉」を書くためと言う事なんだけど「自分のビジネス」として全体像を考えた時に、このサイトありきで単行本があると言う事なので「このサイトを構築するために使用した資料」はすべて関係してきちゃうのではないかって事なのだ。

    直接関係していなくても、ちゃんと作者の蓄積している知識・資料になり続けているワケなので。
    あと「コミック」ってのも年間かなりの金額購入しているんだけど、それだって資料に成り得ている。なんせ単行本の中にも漫画がらみのネタは数点ある。もちろん、サイト内にも影響を及ぼしている。
    もっとも、書籍類の中でもっとも金額を使っているのは文庫本&一般書籍なんですけどね。
    で、それらを年間通して(と言っても、こんな事になるとは去年の前半は予想もしていなかったので、レシートをほとんど残していない)計算していくと…

    あまりの金額に自分でもビビってしまった。まさか書籍(雑誌含む)だけでこんなに散財しているとは… もっとも計上出来ない「CD」ってヤツもとんでもなく散財しているわけで。

    まさに「職業:道楽者」

    [2004.03.09-今日の雑学]
    盗んだ金にも税金はかかる

    パフィの「私の生きる道」は資生堂のCM曲だったのでタイトルが「 私生道」でシセイドウと言う隠し言葉になっている。
  2004年03月10日(水)ごめんね
    昔から大量の雑学本を読んできて、時々「この雑学間違ってらぁ」とその作者の認識の甘さを馬鹿にしておりました。

    と言うことでみなさん、私を馬鹿にしてください。この馬鹿野郎と罵ってください。このトンチキ野郎、おまえのウソにはつきあいきれないぜと蔑んでください。この薄汚い豚野郎そんなにコレが欲しいのかといたぶってくださいませ女王様。
    というワケで「知泉1」に記載した雑学に間違いがいくつか発見されています。
    基本的な部分では間違いではないんですが、その細かい解説部分で間違いがあったワケで…。
    まず掲示板の方でTanu2さんより指摘されました。

    4061の「江戸時代、将軍が排尿をする際に尿筒(つまりオチンチン)を支えるための『公人朝夕人:くにんちょうじゃくにん』という役人がいた」ですが、尿筒は「しとづつ」と読みます。これはチンチンのことではなく、実際に木製の筒です。公人朝夕人は代々これを磨き死守する役目を仰せつかっていたのでした。
    たしかそれを題材にした時代劇もあったと思います。
    補足です。
    尿筒は竹製が主だったようです。失礼しました。
    それと使用目的ですが、籠で移動中にその筒を籠の中に入れ、チョロチョロと外に小便を流すわけですね。移動中の小便用トイみたいなものです。エライ人が立ち小便をするわけにいきませんから。
    Tanu2++.. 2004/03/10(水)

    いやはや、ありがとうございます。
    今、その雑学の元になった書籍がすぐ取り出せない状態ですが、読み間違えてしまったみたいです。この雑学は単行本にも載っているのですが、そこの補足文では「竹の筒を」と書いてあります。
    貴重なご意見ありがとうございました。

    で、さらに今日放送された「トリビアの泉」では、同じく単行本に記載している『マティスの絵はニューヨーク近代美術館で上下逆さまのまま11万人に鑑賞された』というのを放送していたんですが、補足部分がちょっと違っていました。
    自分の書いた物では、その間違いが判明したのが公開終了の時、外した後だったんですが、テレビでは公開終了前日に美術マニアがカタログと違うと言うことに気が付いてと言う事になっていました。

    なるほど、たぶん関係者にちゃんと証言させているのでテレビの方が正しいと思います。こっちは美術系のエピソード集で最初見て、別の雑学本でもう一度読んだネタだったのですが。
    しかしこのトリビアでマティスの「舟」の現物を見ることができました。実はネットやカタログで探したんですが見つからなかったんで、すごくありがたいっす。

    しかし、あの絵なら上下不明でも構わないのでは… と思わせる説得力がありますな。(水面に映ったボートを書いているんだと思いますが)

    [2004.03.10-今日の雑学]
    男の子のあそこはチンチンと言うかわいらしい名称があるのに女の子には無いため、一時期「オパンパン」ではどうだと意見が出たことがある。(パンパンはマズイでしょ、流石に)

    教育学者カバゴンこと阿部進は独自に言葉を考案し、女の子のアソコを「アポロの門」とか「アポロの壺」などと名付けていた。

    そのカバゴン先生はスペクトルマンにそのまんま阿部進として出演した事があり、劇中で騙されて怪獣にさせられてしまった。もちろん怪獣としての名前は『カバゴン』



     


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