ひねもす雑記
2004年05月01日〜10日


▲2004年05月01日:土:黄金
▲2004年05月02日:日:閉じまくりにも程がある
▲2004年05月03日:月:精神的な張り
▲2004年05月04日:火:ヤマト
▲2004年05月05日:水:いまだ中古にならず
▲2004年05月06日:木:酢豚にパイナップル
▲2004年05月07日:金:年齢詐称
▲2004年05月08日:土:白い本
▲2004年05月09日:日:年金
▲2004年05月10日:月:ウサギの日々
  2004年05月01日(土)黄金
    [体調報告]
    え〜江戸川柳の中に『目病み女と風邪ひき男』てな言葉がありまして、普段はそんなにフェロモンを出しているワケではない人でも、目病みの女は、江戸時代には赤い絹のきれで目をおさえたとか、風邪を引いて熱で意識朦朧として軽く咳き込んだ男性は何かこう色っぽく見えるってぇ事らしいでやんす。
    そんな色っぽい状態を1か月も続けている、フェロモン野郎でございます。
    って、ノドがガラガラですが熱は出ていないので色っぽくはないんですけどね。

    [細かいネタ連発]
    しかし「ウーロン茶から渋みを抜きました!」とか「お茶の渋みを取り去った爽やかな飲み心地」とか、おまえら渋いのイヤだったらお茶なんか飲むなよ。とお茶の国の人は怒っております。
    お茶は基本的に渋くてナンボ、渋みで口の中をさっぱりさせるのが目的だろ。

    そう言えば2001年4月26日に小泉内閣が発足してから3年。
    もう痛みに耐え続けて早3年、すっかり痛みに麻痺していましました。

    中央公論社がコンビニ売りの漫画本をシリーズで出しているんだけど、そのシリーズ名が「CHUKOコミック」ってのはどういうものっすかね。書店で売ってる段階で「チューコ・コミック」

    イギリス国軍の参謀総長の名前「マイケル・ジャクソン」

    てなワケで思いついた事をダラダラ書いてみました。それぞれを広げれば長い文章になるんだろうけれど、すっかりゴールデンウィーク的な思考能力になって「長い文章書くの面倒くさい」と言う状態であります。

    [2004.05.01-今日の雑学]テーマ『ゴールデンウィーク』
    「ゴールデンウィーク」と言う言葉は1948年に祝日法施行により祝日が集中したこの期間、映画館入場者数が増加したにより、東映の松山英夫が「黄金週間」と名づけ、1953年から映画業界がキャンペーン用語として使い始めた。
    当初は「黄金週間」と呼んでいたが、印象が硬いので後に英語になった。
    NHKでも1970年代まで「黄金週間」と言う言葉を使っていたが(ゴールデンウィークではなく)、1980年から仕事の都合などで連休がとれない人などがいてその言葉は具合が悪いということで「大型連休」という言い方に改めた。
    ちなみに、映画業界は11月の末を『シルバーウィーク』と呼んで第二の映画キャンペーンを行ったが定着せず消え去った。
  2004年05月02日(日)閉じまくりにも程がある
    こんにちわ「閉じている」杉村です。
    キムタクってなんかいつも説教しているというか、上から発言しているよね。
    と僻みだらけの男は言っております。って凄く卑屈になっておりますな、今の私ってやつぁ。

    [隠蔽工作]
    昨日の日記に『目ヤニ女と風邪ひき男』と書いてありましたが、正しいのは『目病み女と風邪ひき男』だそうで、メールで菜々さんから指摘されてしまいました。
    う〜む、子供の頃に読んだのか聞いたのか忘れましたが、そう覚えて今までそう勘違いし続けてきました。恥ずかしい!落語の「崇徳院」でしたっけ?何故今まで指摘もされずに生きてきたのか。って普段そんな事は言わないから。
    そんなワケで自分の恥を隠蔽する為に前日の雑記を書き直して、そんなミスは無かった事にしております。小心者で小ずるくてエエ確固Cの閉じている私でやんす。
    ※追記:掲示板で香箱ねこさんよりも教えてもらいました。感謝しております。

    [吾が輩はウサギである2]
    4月22日の雑記で野良兎が我が家に住み着いていると書いていましたが、今も定住しております。 もともと飼いウサギだったらしく、近寄っても逃げない、というか近寄ってくる。当然、差し出した餌をそのまんま手渡しでも食べる。
    動物を飼う予定は全然無いが「こいつぅ」てな感じなのだ。まったく小動物ってヤツは人間に可愛がって貰う術を元々知っているんじゃないかって事。

    しかし、ずっと体調悪く自宅からあんまり出ないGW。
    例の事で自サイトでグチグチ言っている陰気なヤツ。
    ウサギとダラダラと遊んでいる人。
    見事に閉じている私であります。

    [2004.05.02-今日の雑学]テーマ『閉じる』
    食パンの袋などを閉じる為に付いているプラスチックの『凹』こんなヤツの名前は「キーロック」
    朝丘雪路は子供の頃からお付きの人が何もかもやってくれていて、自分で傘をさしたこともなかった。初めて一人で傘を使ったときに、閉じ方が分からなかったので、捨てて帰って来た。
    トカゲとヘビの違いは足だけじゃなく、まぶたがあって睡眠時に閉じるのがトカゲ、まぶたがないのはヘビ。
    世界で最も寒いところで開催された野球のペナントレースは1894〜1895年、北極圏のハーシェル島の氷原で。氷に閉じ込められて春まで動けなくなった捕鯨船の船員同士が、そこでペナントレースを争った物。
    ハワイの洞窟に閉じこめられたコオロギは約10万年かかって真っ白な体になった。沖縄の海底鍾乳洞に閉じこめられたコオロギはまだ1万年程度なので、若干色落ちした程度だった。
  2004年05月03日(月) 精神的な張り
    [体調報告]
    とりあえず土曜日に病院に行ってちゃんとレントゲンなんかも撮って調べて貰った。
    その結果、ノドは見事に炎症を起こしているけれど、特殊な病気ではないと言う事で(咳が続き過ぎは特殊だけど)ひとまずノド関連を治療する薬などを処方して貰った。
    しかし、以前より少しは良くなったけれど、夜中にゴホゴホと酷い状態になる。

    [何もせず]
    しかし自分の中にすっかりサラリーマンという生活リズムが刻み込まれているらしく、こう連休が続いても以前から「連休になったらアレをしよう、コレをしよう」と考えて居たことがあんまり実行できない。
    ヘタすりゃ忙しい時の方が、帰宅してから「あぁアレやんなくちゃ」と「早く寝なくちゃ」のハザマでガシガシ作業出来たりする。
    なんかダラダラしている。体力ないのも事実だけど、自分の住んでいる場所がどっちかと言うと観光地に近いのでこういう時、近場に買い物に出かけても、大渋滞なのだ。そんな事から「外出したくな〜〜い」と思ってしまうのであった。
    読んでいない本や雑誌や、録画したままになっているDVDも大量にあるので。

    ついでに例の事で精神的なぐったりが続いている。
    もうイイやと思ったと同時に他のこともイイやと言う状態になってしまったのかもしれない。って事はあんな事でも精神の張りになっていたのか?

    [ヨン様]
    しかし本屋に行くと「韓国ドラマ」がどーしたこーしたという本が大量に出て、大量に平積みで山積みされている。
    そんなに全国的に韓国ドラマが話題になっているの?あんまり視聴率が!みたいな話も聞かないので、盛り上がっているには盛り上がっているけれど、極一部の熱狂的な人がギャーギャーと盛り上がっているんじゃないかな?
    で、それで話題になってワイドショーなどでペ・ヨンジュンが騒がれているのを見て付和雷同組が「素敵!」と思って…という状態だと思うのだ。どうもそんなに韓国物の本が熱狂的に売れているような感じでもない(一部の書籍がランキングにも出るけれど、思った以上に売れていないような気もする)。

    私にとってはぺ・ヨンジュンってのは「若き日のにやけている松尾貴史」と言う印象でしかないのだ。あとは野村宏伸とかの古いタイプの二枚目って感じ。
    「今の日本にはいないタイプの二枚目」とか騒いでいますが、ただ今はその手が需要が少ないだけなんだろうなぁ。ドラマをちゃんと見たことないけれど、ストーリーを聞いた感じでは20年前の「赤いシリーズ」とかの、恋愛にからむお話という感じなのだ。
    今の日本、ただ恋愛でくっついた離れたなんて話は全然受けないからなぁ(今期はまた障害を持った人というテーマが増えた)

    このGWは韓国のドラマ撮影場所へのツアーが殺到している。で、その観光地には現在日本人ばかりって事で報道されていた。その事をテレビで報道していたんだけど、そりゃそうでしょ。
    実際にはただの並木のある道だったり(主人公二人が歩いた場所)、ただの塀だったり(遅刻しそうになって乗り越えた壁)とか、もともと観光地じゃないんだし。
    で、その韓国でも大ヒットしたテレビの撮影場所を見にいっているのが日本人だけなのは、その「冬のソナタ」って2年前のドラマなんだもん。時期がハッキリ判らないけれど2002年とか2001年の作品なんでしょ?そりゃ韓国の人だってすでに醒めていて「懐かしいね」になっているでしょう。
    いくら流行ったと言っても「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店の撮影場所に行こう」とか「空から降る一億の星の撮影場所巡りツアー」とか「恋がしたい恋がしたい恋がしたいで使われた吉野家はここだツアー」とか「あなたもビューティ7が体験出来る!」とか「私を旅館に連れてってで使われた旅館に泊まろう」(共に2001〜2002年作品)は「今さら感」爆発でマヌケっぽいでしょ。
    そりゃ最近放送された日本人しかいかないよね。

    で、熱狂的なファンは30〜40代のマダムが多いような気がするのだ。
    結局「今いないタイプ」というより、マダムたちの青春時代の「20年前はよくいたタイプ」って感じで、ドラマの筋も「20年前によくあったタイプ」って状態なのかも知れない。
    と、今度は熱狂的なぺ・ヨンジュンのファンを敵に回してしまったのかも知れない。

    しかしなぜ「ぺ様」じゃなく「ヨン様」なんだ?
    そんでもって、この数年外国からカッコイイ人が来ると「様」ヅケなんだ? たぶん「レオ様」から始まったのだと思うけれど。

    [2004.05.03-今日の雑学]テーマ『レントゲン』
    レントゲンは1895年にX線を発見したが、特許申請をせず金銭的利益も受けなかった。その後ノーベル賞を受け賞金を手にしたが、第一次大戦後の大インフレで紙くずと消え、貧しさの中で死んだ。
    レントゲン博士がX線の実験で一番最初に撮影した物は「博士の奥さんの手」。指輪をした手の写真で現在も残っている。
    日本で初めてレントゲン写真撮影に成功したのは、島津製作所の初代社長。
    あの光線が発見された時、まだなんだか良く判らない光線と言うことで未知数「X」を名前に付けた。
    「ミッキーのアルバイトは危機一髪」というディズニー作品で、ミッキーは怪物と人格が入れ替わる。その際ミッキーのレントゲン写真が出るが、そのレントゲン写真によるとミッキーの両耳には脳があることが判明した。
    レントゲンがX線を発見した時に「何でも透けて見える」と言うことで、X線を利用したオペラグラスが登場し(インチキ商品ですが)ニュージャージー州では「X線オペラグラス使用禁止条例」まで成立した。※そんなインチキ商品を信じちゃう人もどうかと思いますが、現代でも未だにその手の商品にダマされる人は山のようにいるらしい。
  2004年05月04日(火)ヤマト
    [戦中派は吃驚]
    最近度肝を抜かれたサイト上で発見したトリビア
    ★戦艦大和という戦艦が日本に存在した。
    最初意味が分からなかったんですが、つまりこれを書いた人は「宇宙戦艦ヤマトってあるでしょ、実は名前がまったく同じ戦艦ヤマトってのが第二次世界大戦中に実在したんだってさ」と言いたいのでは?と思った。
    たぶん、そう言う解釈でよいと思うのだが、戦中派も遠くになりにけり。って自分も戦中派では全然ないけれど。

    [ジェネレーションギャップ]
    時々思うんだけど、パロディを色々出した処でそれを見る人がパロディの元ネタを知らない状態ってのはどう受け止められるんだろうか?
    有る程度のオッサンになると何気なく話をしていても、当たり前のように10年以上前、20年以上前の事を「誰もが知っていて当然」という状態で話したりする。 相手が20歳ぐらいだったとしても。

    たぶん、今映画になっている「キャシャーン」だって20歳ぐらいだと「アニメが原作」というのだってほとんど知らないでしょ。ま、中には「あの名作を知らない人はいないだろ」とか激論する人もいるかも知れないけれど、普通の人はそんなに知らないよ。
    実は自分なんかはリアルタイムで見ることが出来た世代だけど、名前と絵柄とキメセリフは知っているけれど、全体の話はほとんど知らない。ハッキリ見たことないもん。
    そんな物なのだ。だからパロディってのは難しいよね。相手の知っている度合いってのも関係してくるんで。

    それが文学系になるとさらにやっかい。
    今、昔の文学どころか、ベストセラーになっている文学ですらパロディに成り得ないから。なってもタイトル程度で、あとはドラマ化されるのを待つしかない。
    ま「イラクの中心で、バカと叫ぶ」という本はギリギリだけれど、それの元になったとされる『世界の中心で愛を叫ぶ』がそもそも、他人の作品タイトルのパロディ(と言っていいのか、パクリと言っていいのか)だからねぇ。

    以前も高校卒業する年に、中学時代の知り合いも卒業後東京へ行くと聞いていたので、年賀状に『東京には空がないと智恵子は言いました』と何気なく書いた事がある。
    それは当然、高村光太郎の「智恵子抄」の有名なセリフなんだけれど、その知人とばったり電車の中で出くわした時に「ところでさ、年賀状に書いてあった「智(さとる)・恵子(けいこ)」って誰だよ?」と聞かれてしまった。
    夫婦漫才かよ!「え〜こんにちわ、高村サトル、ケイコです」って。
    別に知っていなくても別段問題はないんだけれど、パロディってのは凄く難しい。知っている人と知らない人で全然違う捉え方になるのだなぁ。

    [定番から]
    定番雑学をひねってこんな雑学はどう?
    ★「スネオには弟スネツグがいる」と言う雑学はドラえもんマニアは常識、さらに「昔ニューヨークにいるオジサンの養子になった」と言う話もやや常識だが、最初に弟としてスネツグが登場した時スネオ達は小学4年生、ずっと昔養子になったと言う話題でスネツグが一時帰国して再登場した時もスネオ達は小学4年生。
    (この2つの話は連載時間では10年近く経過しているハズだけれど、ドラえもん世界の時間では常に小学校4年生の話なので)

    [命がけ]
    北朝鮮で将軍様の肖像を火事から守るために命を落とした少女の話が美談として報道されているらしい。
    でもって、その件に関して評論家が、「このような話を美談とする北朝鮮の教育方針は理解不能です」みたいな事を言っていた。
    でも日本だって戦前は「爆弾三勇士」とか「死んでもラッパを放しませんでした」とか、昔の「白虎隊」やらの話が「主君や国の為に命を投げ出して死んでしまう」と言う事を美談として子供達に植え付けていたワケで、あの様な国家体制の中ではあって当然の教育で、それを今さら日本が非難するような権利はないよなぁと思ってしまう。
    ついでに言えば「忠犬ハチ公」だって戦争中の「主人に滅私奉公する」というありがたい教えの為の作り話の部分が大きい。
    報道だって、戦況が最悪だったとしても「撤退」ではなく「勇退」とか、負けてもウソの報道だったり、負けた部分だけは報道しなかったり、それは今の北朝鮮とまるっきり同じ。当時の子供達(小国民)はその報道を信じて、御国の為に死ぬ事が正しい国民の在り方だと思いこんでいたんだから。
    (小国民とはちっちゃな子供も国民の一人であるので、国の為に全てを投げ出せと言う意味)
    まともでは無いけれど、北朝鮮は北朝鮮であの手の国として当然の道を歩んでいるんだなぁと言うことなのだ。

    [2004.05.04-今日の雑学]テーマ『まぬけな戦争』
    第二次大戦中、日本軍はお茶の缶をトコロテン方式で使って人糞を加工して巨大なウンコを作り、アメリカ兵の上陸予定地に設置した。「こんなでかいウンコをする人間が存在しているのか!」と思わせ、脅威を与えるため。
    もっとも日本人は西洋人より糞の量が多い。その為にアメリカ軍が日本の設営場所の糞の量から人数を割り出し、必要以上の軍隊を投入した事により、多くの日本軍はあっけなく壊滅させられた。
    イギリス軍は、第二次大戦中カモメを訓練していた。ドイツのUボートの潜望鏡へ糞を落とすように。
    ソ連では、爆弾を抱えた犬を敵戦車の下に潜り込ませる作戦を考案し、訓練をした。しかし実戦で犬たちは、合図と共に訓練に使ったソ連軍の戦車の下に潜り込んだ為、 作戦中止となった。
  2004年05月05日(水)いまだ中古にならず
    [中古本]
    アマゾンドットコムなんかを見てて気が付いたんだけど、「トリビアの泉」とかの書籍にはどれも「ユースド価格: ¥XXX」と言うのが書かれている。
    つまりアマゾンでは中古本も扱っているんだけれど、実は「知泉」には現在その中古が表示されていない。
    去年末に一度1巻に中古価格が書かれているのを見たことあるんだけれど、それも一瞬で消えてしまった。「トリビアの泉」などは現在6巻まで出ていて、先月4月に発売された最新刊ですら中古価格が表示されている。

    勝手にライバル視している松尾キッチュ貴史の「犬も猫舌」もしっかりと中古価格が表示されている。他の同時期のトリビア便乗本なんかも見事に。
    そういう意味では「知泉」って単行本「結構奮闘しているじゃん」とか思ってしまうのだ。
    知人の勤めているブックオフでも、今の所「知泉」が入って来ていないそうなので「買って、何度も読める本、使える本」って事なんでしょうか? 確かに短い蘊蓄を語るのには暗記しやすく使い易い本ですからね。
    ちょっと、そこの処が自慢。(売れていないからって見方も出来ますが)
    音楽なんかでも、ブーム的に流行った物なんかは次の瞬間ブックオフに大量に出回ったりするけれど、売れても本当によい「手元に残して置きたい曲」ってのは全然出回らない。
    たとえば山下達郎なんかはブックオフでほとんど見かけない。あの「クリスマスイブ」でさえ、売れている割に見かけない。
    って自分と山下達郎では比べることすらおこがましいんですが。
    [知泉類似サイト]
    いわゆる知泉のネタを(サイト上の物、単行本記載の物)利用したサイトってのは以前からチラホラと噂を聞いたり、自分も雑学の検証の為に全文検索して見つけてしまったりする。
    今も某所にあるサイトの話題が掲示板で出ています。
    単行本「知泉2」のネタを頭から毎日1ページづつ日記に「今日の○○ビア」などと称して発表している。でもってサイトを訪れた人から「いつも凄い雑学、どこから仕入れているんです?」などと聞かれ「いろいろな本やサイトから」みたいな答えをしている。
    この手の人たちはなんて画一的な事を言うんでしょうかね。某氏もそんなこと「蘊蓄のネタは色々な新聞・書籍から」とラジオで言っていたらしいので。

    それに対してどういう行動を起こすべきか? というのは難しい問題で、なんかあまりにも繰り返しているのでウンザリ状態。
    ちょっと鬱気味になっております。
    どうせ、その手のサイトはいつか飽きてしまうんだろうけれど。知識を得る楽しみではなく、雑学を発表して「凄い」と言われる楽しみばかりの様な気がするので。
    ※なんて事を書いている内にそのサイト消えてしまいました… う〜む?

    某所で見つけた雑学系サイトも、明らかにメルマガ知泉などで発表した文章を元に構築されていた。
    ざっと見て100ネタぐらいあったんだけど、そこは他のサイトとちょっと違っていて、知泉に書いてあった物に対し、補足や関連雑学を記載している事。つまり単行本「知泉」なんかと同じようなスタイルになっているのだ。
    逆に言うと、そっちを先に見てしまった人にとっては「知泉ってサイト、○○○にあるタイトル雑学だけをピックアップして掲載している」となりかねない危険性もあるのだ。
    それでも独自の部分もあるので「ま、いいか」と今に至っているけれど。
    自分なんかも雑学に興味を持ち始めた小学校ぐらいの時期、漫画雑誌とかの欄外にあった一行知識などをメモして、それをホチキスで束ねた自作本を作り、友達に回して遊んでいた。それが雑学道楽の最初だったと思う。
    つまり自分だって、その時代にインターネットと言う物があって、サイトを作る環境があったら、まったく同じ事をやっていたかも知れないのだ。
    だから今ここで雑学ってヤツに興味をもった小学生なり中学生なりが、そのままずっとずっと求道していって、10年20年30年後にとんでもない雑学野郎にならないとも言えなくもないので、それを無闇に「いかぁぁん!」と叩くのじゃなく、上手に説得出来たらいいなぁとか思ったりもする。

    既存の雑学だって、ひねり方によっては凄く新しい展開できると思う。自分的にアイディアが多数あるけれど、そんなの実行に移す時間がないので、頭の中のシミュレーションで終わらせている現状。

    [ミムラ]
    夜「平成教育委員会SP」をやっていた。
    うぬぬ「泥む」「幽か」「惚気る」あたりは少し考えて思い出したけれど、「肖る」はすっかり忘れていた。なんかその辺をスラスラ答えていた女優のミムラ、凄ぇ。(ちなみに「泥(なず)む」「幽(かす)か」「惚気(のろけ)る」「肖(あやか)る」)でもって、彼女が最優秀生徒だった。
    女優としては地味なんだけど、その地味さが「頭いい」ってのと相乗効果をもたらしておりますな。

    って、しまった! この「頭いいじゃん」から始まる「好感度アップ」って、例の蘊蓄の人がファンを増やした手口だ。そういうことだったのか。(それがヤラセかどうかは不明ですが、少なくとも自分の中で微妙に興味がある程度だったミムラという女優が、好意という意識の範疇に入ってきたキッカケにはなった)

    [サティ&ジョン・ケージ]
    その後の「トリビアの泉」ではサティのヴェクサシオンをやっていた。だらだら続くピアノ曲を延々と繰り返し18時間というヤツ。
    で、続いてジョン・ケージの無音の曲ネタ。
    まあ偶然だとは思うけれど、この二つはメルマガでも印象に残るネタとして扱った事がある。自分の中ではセット的な扱いで。
    こっちは例の事と比べると凄く微妙だよなぁ。とりあえず音楽系の雑学ではそれなりに有名だと思っているので。
    とりあえず今週の単行本とのかぶりネタは「明治時代、最初に作られたカレーにはカエルが…」でした。毎週1個づつだと微妙だなぁ

    [2004.05.05-今日の雑学]テーマ『元』
    「平成教育委員会」に漫画家の江口達也が「元教師」として出ていたが、彼が教師をやったのはたったの1学期だけ。大卒で教師になり1学期だけ先生をやって夏休み明けに辞表を出した。
    同じように漫画家の弘兼憲史は「島耕作」などビジネス漫画を書くときに「松下の元エリートサラリーマン」みたいな紹介をされているが、こちらも4年程度しか務めていないので、ほとんど新入社員で辞めたようなもの。
    漫才師の宮川花子も元婦人警官という肩書きで語られる事が多いが、こっちも高校卒業後1年間大阪府警に勤務した程度。
  2004年05月06日(木)酢豚にパイナップル
    帰宅してテレビを付けたら、とんねるずの「喰わず嫌い」をやっていて、それに例の人がグループで出ていた。
    もう番組も後半で、普段この番組はほとんど見ないんだけどしばらく見ていると、やはり蘊蓄を語りだした。(先月末にもう触れないかもしれないと書いたけれど、今回の話は別の意味であまりにも…なので)

    料理は酢豚で「酢豚のパイナップルが許せないとか?」と言う事から唐突に蘊蓄話に突入していった。
    普通そこから蘊蓄話に突入するのなら「何故パイナップルが入っているか?」という話題に行くと思ったのだが「え〜酢を飲むと体が柔らかくなるとか言いますけど、これ実は嘘なんですねぇ」などと酢についての蘊蓄を語りだした。
    以前も「CM」と言う話題で「薬の名前」に話を無理にシフトさせたりすることあったけど、なんか知っている蘊蓄を語るために無理矢理話を別方向へ展開させている感が強い。それを話術というのか?

    今回の「酢が体を柔らかくする」に関しての雑学は知泉には記載していないけれど、定番だよなぁと思っていたら、凄く意表をつく展開をしたのだ。
    「これは元々サーカスの人達がですね、仕事が忙しくて食料品の買い出しに行く時間が少なくて、保存の出来る酢で調理したものを買い込んで、毎食食べていたんです。そこからサーカスにいる人は酢の物を大量に食べるので体が柔らかいというデマが広がったんです」
    と言い切った。

    というか、明らかに間違いでしょ。この「サーカス」という話はかすかに聞いたことあるけれど。
    確かに「酢を飲んでも体は柔らかくならない」ってのは本当で、人体に吸収された酢は炭酸ガスと水に分解されてしまい、肝心の骨などには作用しない。
    一般的に体が柔らかくなるという誤解が広まったのは「魚を酢漬けにしておくと骨まで柔らかくなる事から言われ出した」と言う物だよね。
    とりあえず人体もホルマリン漬けの様な状態で酢漬けにすれば骨まで柔らかくなるかも知れないけれど、それは生きている間は浸透圧と分泌関係でダメっす。海に長時間入っていても人体が塩漬けになったり、体内塩分濃度が上がったりしないのと同じに。

    ちなみに「酢豚の中にあるパイナップル」ですが、これはパイナップルに含まれている「プロメリン」と言う酵素が蛋白質を分解する能力があって、肉の筋肉組織をほぐす作用をするってのが、酢豚に入っている理由。他にもハンバーグなんかでも一緒に調理されている事もある。
    同じようにパパイヤには「パパイン」という蛋白質消化酵素が含まれている。
    同じようにイチジクには「フィシン」という蛋白質消化酵素が含まれている。

    そこそこ視聴率がいい番組で、そこまで堂々と間違った知識を言い切ってしまうってのはどうでしょうかね。特に世間一般では「蘊蓄を語らせたら芸能界1」と言われている人が。なんかこれも最近どっかで聞きかじった話をそのまんま言っている臭いよなぁ。
    どうやらラジオなんかで「リスナーから蘊蓄募集」とか言っているらしい(ラジオは聞いたことない)。
    でもネットの掲示板なんかに書かれている雑学を見て感じるように「信憑性も裏打ちされた理由もないトンデモ雑学が多い」と言うことなのだ。でもってネット上ではそれを確認せず「それマジ?80へぇ」とか書いている。そんな雑学が、きっと別の掲示板や学校なんかで流布されていくんだろうなぁ。
    で、そんな聞きかじっただけの雑学をラジオに投稿する人だっているワケで。それをそのまんま記憶してテレビでしゃべってしまう人もいるワケで。

    それ以前にあの番組の「喰わず嫌い」ってタイトルも間違っているよね。
    基本的に「昔喰って嫌いになった」と言う食べ物を当てるんでしょ?

    [2004.05.06-今日の雑学]テーマ『とんねるず』
    とんねるずの二人は番組で卓球対決などで盛り上げたという功績で、卓球協会から名誉2段を与えられている。しかし実力は最下位の10級程度。
    とんねるずの石橋は「新春かくし芸大会」のアトラクションに登場したミッキーマウスに対して、頭を掴み「中に誰が入ってンだよ!」と悪のりで取ろうとした事がある。番組には大量の抗議電話が殺到。その結果、石橋は東京ディズニーランドへ出入り禁止になったらしい。
    木梨は「ミッキーはミッキーだよ」と石橋を抑えフォローをしたためにお咎め無し。
    とんねるずの石橋の妻・鈴木保奈美、木梨の妻・安田成美は、ともに気性の荒いと言われる丙午(ひのえうま)の生まれ。
  2004年05月07日(金)年齢詐称
    誕生日データを地味に更新しています。現在登録されている人名は5万6千人。
    で、その誕生日データの為に毎年「スター年鑑」という物を買い続けています。実際には色々忙しくて、それを全部反映される事はできないのですが、日々、時間がある時にボチボチと更新&追加しています。

    この辺は細かすぎる作業なので、今日あれこれを追加しました更新しましたってのは発表しにくいわけで、普通に利用してくれる人には全然気づかれない部分でやんす。
    その作業中に特に女性芸能人に多いのですが誕生年が若くなる人は多々おりまして、それの扱いに苦慮しております。
    「○○年○月○日は××××さんの誕生日なので追加してください」などと言う情報提供がある場合でも、実はすでにその人物は登録済みで、ちょっと年数が違うと言うケースも多々ある。
    その手の人は売れていない人が多いのですが、時々すでに名前が売れていて、そこらのスター名鑑にすでに誕生年が記載されている人もいる。

    で、今回見つけたのは「アジャコング/1975年09月25日」というのが主婦と生活社の出した「オールスター名鑑」に書いてあったんですが、それ以前は「1970年」生まれ。アジャみたいなキャラの人が今さら5歳年齢を誤魔化すってのはどうっすかね?

    しかし今見ている「主婦と生活社」の『新オールスター名鑑』は今年初めて出版された物なんすけれど、これ以降も毎年出るのかなぁ。
    今までは「TVガイド社」の『TVスター年鑑』が1992年から毎年出ているんだけど、お互い争いながら続くとしたら、結構大変な事なのだ。

    現在『TVスター年鑑』には6000人の著名人の誕生日データが記載されているんだけれど、『新オールスター名鑑』には後発の本らしくそれを超える6345人が記載されている。 その載っている人も微妙に重なっていないので、この2冊を重ね合わせるとたぶん7000人ほどの誕生日が収録されていると思うのだ。
    で、やはり来年は『TVスター年鑑』のほうだってこの後発の年鑑を意識して、それを超える人数掲載するかも知れないし、もちろん後発を意識している『新オールスター名鑑』はさらにそれを超える人数を載せようとするかも知れない。 なかなか大変なのだ。 あとこの二つの出版社は同時に若手俳優やアイドルを中心に編集した『フレッシュスター名鑑』をそれぞれ出している。
    [2004.05.07-今日の雑学]テーマ『誕生日』
    人間の多くは、誕生日後に死亡率が高くなる。
    子供の誕生パーティの習慣はドイツが発祥。
  2004年05月08日(土)白い本
    例の片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』の発行部数が251万部に達して、これまで日本最高発行部数だった村上春樹『ノルウェイの森』上巻の239万部を超えて日本人作家で1位になったらしい。
    映画化されて、さらに売れるんでしょうけれどね。

    もっとも「日本で一番売れた本」という記録だと、『ハリー・ポッター』シリーズはどの巻も350万部以上を越えているので、本当の1位はこっち。あれはあくまでも「日本人作家で」という記録っす。
    しかし・・・・、話の筋を聞くだけではそ〜んなに面白そうな話ではないんだけど、やはり悲恋の話は受けるのかなぁ

    「トリビアの泉」でジョン・ケージの無音の音楽をやっていたけれど、それで思い出した雑学(と言うのか)。
    1977年、筒井康隆が編集していた雑誌『面白半分』で、タモリがまったく文字を書かない小説を発表した事がある。もちろん小説なので絵でごまかしたりはしていない。「ハナモゲラ語の思想」と言う連載の第3回目、白紙の右隅に「タモリ」と書かれているだけであとはまっ白。

    これを見た作家の夢枕獏が「筒井康隆とタモリという二人の天才がこれ以上突き抜ける所のない実験小説を発表した」と感動して、その後、1995年、自分が編纂したアンソロジー集『奇譚カーニバル』にそのタモリ作の白紙の小説を転載した。
    実はタモリが締め切りになっても小説が書けなかった為に、筒井康隆がそのまま白紙で雑誌を印刷所に回してしまったための物。

    [2004.05.08-今日の雑学]テーマ『ジョン・ケージ』
    ジョン・ケージの無音の曲『4分33秒』。なぜこの時間かと言うと、4分33秒=273秒。この数字は「これ以上低い温度はありえない」と言う絶対零度「−273℃」の事。 すべての活動が停止する=音楽家の活動も停止する。
    ジョン・ケージ作曲の「想像の風景第4番」という曲は、演奏する度にまったく違う物になる。楽譜にはただ「12個のラジオをそれぞれ勝手な局に合わせるように」と指示されている。複数の声や曲やノイズが混じり合った音を延々を聞くと言うもの。 (まったく前衛音楽家ってヤツは…)
    ニューヨークのアパートに引っ越したジョン・レノンとオノヨーコが、ラジカセを大音量で鳴らしていたら、同じアパートの住人ジョン・ケージが怒鳴り込んできた。(このアパートはジョンが射殺されたことで有名なダコタハウス)
  2004年05月09日(日)年金
    「ねぇ判っている?私のような有名芸能人や政治家は、将来の生活にも困らないほどの収入があるわけ。そう、老後の苦労なんて全然考えていないのよ、判る?それに比べて一般庶民のみんなは日銭の為に生活しているでしょ?将来不安でしょ?今日のことすら不安でしょ?だから年金に入らなくちゃダメなのよ。そこの処ちゃんと理解してよね。庶民のみんな!」
    という江角マキコの新CMの夢を見た。

    しかし福田って人は頭いいというか、ちゃんと流れを読んでいるというか、政治家としての有能さを見せつけちゃったね。
    年金に関してケチが付いちゃったと思った瞬間に、いきなり潔く官房長官を辞任。
    これで同じ穴の狢だった管直人民主党代表と大きく差を付けたって状態。
    この「流れを読む」というのは実際のポリシーとかとは別に、絶対的に必要な物だと思う。その流れを読めないような人が政治家には多いような気がする。

    例の野中君みたいに小泉下ろしのつもりで「私は辞職を掛けて闘う」と言い出したのだが、すでに流れは野中の方向にはほとんどなかったために、誰も後押しをしてくれなかったというのは、悲しいぐらいに間抜けなギャグでしたが。

    多くの政治家・官僚が今のポストに執着して、その執着する事によって本来の業務を停滞されてしまう事に気が付かない事も多い、かつての道路公団なんかのように。
    今回の福田辞任はまさに「肉を切らせて骨身を切る」という状態なのだ。
    案の定、民主党は内部から壊れ始めている。

    [2004.05.09-今日の雑学]テーマ『菅直人』
    菅直人は学生時代に『麻雀得点計算機』を発明しており、特許も取得している。(政治家には珍しい理学部出身/東京大学理学部応用物理学科)
  2004年05月10日(月)ウサギの日々
    [吾が輩はウサギである-3-]
    相変わらず庭でウサギがのほほ〜んと雑草を食べながら遊んでおります。
    といいつつ、この数日で実は色々な事があった。
    我が家の庭にウサギが出現したのは、4月20日頃(母目撃)でそれからずっと平穏無事に我が家の庭をうろついていると言うワケでもなく、実は2度ほど捕獲されているのです。
    元々どこかの家で飼われていたウサギらしく、まったくと言って人間を警戒しないために、近づいても逃げるどころか足元にすり寄って来たりするのだ。

    我が家でも飼っているという意識は無いので、ウサギは庭から道を挟んだ向こう側にある空き地まで自由に行き来している。その行動半径はどのくらいなのか皆目検討が付かないのだが、4月の末日に結構離れた家で1度捕獲されていたという話を後から聞かされた。
    その家には幼稚園生と小学校低学年の子供がいて「うわぁいウサちゃんだぁ」と喜んで、柵のような物を作って飼おうと考えていたという(とりあえず家の前の電柱に「迷子ウサギ保護しています」と言う張り紙を出したらしい)。
    が、その柵も急ごしらえだったらしく、翌日には僅かな隙間から脱出して行方不明になってしまったのだ。

    で、逃げ出したウサギはまたしてもそれなりの距離を走り抜け、我が家の庭へ戻ってきた。その戻ってきたのを目撃したのが前回の日記に書いた5月初旬だったのだ。
    自分的には毎日、朝出かけて夜帰ってくる生活なので、あんまし遭遇していなかったので「定宿を決めずに日々ウロウロしているに違いない」程度に考えていたのだが、どうも我が家の庭のどこかをねぐらにしているみたいなのだ。
    我が家の周囲には自然は大量にあるのだが、なぜここにこだわるのか?う〜む。

    [ウサギちゃん SAY GOOD-BYE]
    そんなこんなだったのだが、ウサギを一度捕獲した家の子供は「ウサちゃん居なくなっちゃった」と、かなり嘆いていたらしい。
    そんな事を聞いていた母親はその日記を書いた直後、ほとんど警戒しないので近寄ってきたウサギを楽々と捕獲し、その家へ連れて行ったのだという。
    我が家はもう20年以上前、農家で沢山の動物を飼っていて、嫁に来た母親はその世話に追われ、さらに大量の死などに遭遇してきた。そんなこんなもあって「動物を飼うのは嫌だ」と常々言っていた。
    自分個人の意見としては、狭い場所で動物を飼うのは可哀想って事なので、自分で飼うつもりも毛頭ないんだけれど、とりえあえずこの数日はウサギが居ることでなんか癒されているような気分にもなっていた。

    でも、子供の居る家だったらそれなりに可愛がって世話してくれるかなぁとか考えてもいた(かわいがりすぎで、毎日に長時間チョッカイ出していると可哀想だと思ったりするけど)。

    [ウサギは3度ノックする]
    はぁ・・・と少し落胆していたのが5月3日頃。別にウサギで遊んでいたワケではないが、庭でウロウロしていると感じているだけで、なんか癒されていたのかなぁ…。
    ところが5月5日にそのウサギを捕獲した家から電話があり「どこから逃げたのか不明だけれど、いつの間にか居なくなってしまった」との事。もしかしたらヤツはテレポテーションの能力があるのでは?と言う状態なのだ。

    そんでもって「まさか今回も庭にいないよな」と思って外へ出てみると、何事も無かったかのように我が家の庭にウサギがいた。
    少し変わった事と言えば、人間に何度も捕獲されているために人間にたいして警戒心を持ってしまったのか、近寄る事は近寄るが、なでようとして手を伸ばすと逃げてしまうようになった。
    しかオマエはいったい何が気に入って我が家に住み着いているのだ?
    とりあえず夜中にどこで寝ているのは不明だが、今日も当たり前のような顔をして庭で雑草をハムハム食べ続けているのだ。

    [2004.05.10-今日の雑学]テーマ『ウサギの住処』
    1979年欧州共同体(EC)対日戦略機密文書で日本人の住宅環境の悪さを「ウサギ小屋」と称した事が発覚し国内外で論争となった。最終的に日本の外務省がECに対して「そのような認識は事実誤認」と公式に抗議をした。実は住居の狭さで言うと、イギリスの平均的な家庭の住宅(アパートメント)の広さと日本の住宅の広さはほとんど変わらない。



     


ひねもす雑記