ひねもす雑記
2004年06月21日〜31日


▲2004年06月21日:月:新逃亡者
▲2004年06月22日:火:精神距離
▲2004年06月23日:水:電影携帯
▲2004年06月24日:木:強盗割算
▲2004年06月25日:金:甲虫楽団
▲2004年06月26日:土:泰安洋行
▲2004年06月27日:日:懐古漫画
▲2004年06月28日:月:登録商標
▲2004年06月29日:火:悲劇予兆
▲2004年06月30日:水:雷電降臨
2004年06月21日(月)新逃亡者
    あの名作海外ドラマ『逃亡者』が遂にリメイクで連続ドラマとして登場!
    とか雑誌に書かれておりました。江口洋介が逃亡者でそれを追いかける刑事に阿部寛とか水野美紀とか、それなりに面白そうなんですが… 「遂にリメイク」か…。

    10年ぐらい前に田原俊彦主演で『逃亡者』ってリメイク物があったことなんて、無かった事になっているんですな。(ちょうどハリソンフォード版の映画が公開された直後)
    確かヒロインは和久井映見で、それ以外のレギュラーは覚えていないけど、いわゆる日本各地を転々とするロードムービー形式。その中の話で沼津に来たことがあるので、その回だけ見た記憶がある。
    たぶん「沼津に来たよな」という事がなければ自分の記憶の中にも残っていなかったドラマだと思う。

    その回のゲストはribbonだったってのもしょぼさ&フジテレビ的なんだけど(ribbonはフジの番組でデビュー)、たぶん女優・永作博美を初めてみたドラマだと思う。
    で、地元なので駅前を意識朦朧として歩いていた田原俊彦がバタリと倒れたのが随分と離れた場所にある河原だと言うのが解ってしまったりして「おいおい随分意識朦朧として歩いちゃったなあ」とかツッコミを入れたり、東京行きの長距離トラックに乗った田原をribbonの3人が見送ったラストシーンでなぜか逆の大阪方面にトラックが走っていたり(たぶん画面に富士山を入れたかったための無理なカット割りだったんだろうけど)、あぁドラマってそんな物なのね、とくにロケハンをするワケでもなく脚本を書いちゃうのでその場主義になっちゃうんだろうなぁとか思いながら見ていた。

    と言うことで、田原主演のドラマの話は無かったということで。

    [2004.06.21-今日の雑学]テーマ『色々』
    ハリソンフォードは売れない俳優時代、アルバイトで大工をして家計を支えていた。今でも家には工作室があり休日は趣味で大工をしているらしい。
    大工の用語で「閻魔:えんま」とはくぎ抜き。
2004年06月22日(火)精神距離
    某知人であっちへ行ってはトラブルを起こし、こっちへ行ってはトラブルを起こす人物がいる。
    で、その知人の話を聞くと「ソイツが凄く生意気なヤツでさ」とか「ヤツは常識って物を知らないんじゃないか」とか「アイツは他人に対しての接し方がなっていない」とか、色々あるそうです。
    で、そんな話を聞きながら「それは全部チミの中にあるんだなぁ」と思ったりする。

    なんせ、その知人とトラブルを起こしていたとされている人は、その知人以外の所ではトラブル起こしていないもん。つまり、トラブルを起こしている元凶が誰だって事を考えていくと、それはその知人自身だって事なのだ。
    でもそういう人ってまさか自分がそのトラブルの原因だとは全然考えていないよね。
    誰だって「自分が悪い」ってあまり考えないものだから。

    ネット上でも掲示板なんかでトラブルめいた事を引き起こす人はだいたい同じ人で(意図的な悪意じゃない場合ね)、しかし本人はそのトラブルの原因が自分の書き込みだって事にあんまり気づかないので「なぜこんな無意味なトラブルが起こるんだ」などと原因追及ではなくトラブルを終息させようとしたりする。
    さらに「トラブルを起こした原因」について、自分を棚に上げた状態で原因探しをしたりする事もあって、その問題をさらにややこしくしたりもする。

    凄く面倒なのはやはり「当事者が自分が原因だと微塵も思っていないこと」だったりするのかも知れない。つまり自分がその場の空気を面倒臭くしていると思っていない事が問題なのだ。
    自分も以前何度も書き込んでいた某掲示板で、その掲示板の空気を毎度毎度重い方へ重い方へと導いてしまう人がいたので、我慢しきれずにそのことを書き込んだんですが、やはり当事者は全然理解出来ていなかったみたいで「なぜ内容が重くなってしまうのか?」と言う事を真面目に論じはじめ、さらに重くしていってしまいました。
    数回、その手の忠告めいた事を書き込んだのですが、結局理解してくれなかったようで、自分的にもうんざりしちゃって(なんか自分も話を面倒臭くしているように感じて)あまりそこに書き込まなくなってしまいましたが。

    小学生だけじゃなく、大人も文字だけのコミュニケーションって物を考えなくちゃいけないって思うのだ。特に日本人は他人と接する時の距離の取り方が異常にヘタって気もする(外人の場合を知っているワケじゃないけど)。
    自分の場合は、掲示板とかだけでなく、初対面の人からのメールでいきなり命令ってのも多いので精神的にキツイことが多いんですけどね。

    とりあえず自分の事は棚に上げた状態の文章ですが。

    [2004.06.22-今日の雑学]テーマ『トラブル』
    トラブル(困難)とトラベル(旅行)、それとトラバーユ(仕事)は語源が同じ。中世ヨーロッパでは商人・音楽家(職業の語源)がヨーロッパ各地を渡り歩いていた(旅行の語源)、しかし色々な地域に出かけ色々な疫病に掛かりやすかったことから『苦役』の意味合いも出来、現在のトラブルの語源となった。
    日本語の「旅」の語源は食い物を恵んでもらいながら行く事から『賜ぶ/たぶ』が語源になっている。ついでに「食べる」の語源も同じらしい。
2004年06月23日(水)電影携帯
    今TVで盛んに「テレビも見られるボーダフォン」というCMが流れている。
    ま、携帯電話でテレビが見られるってのは、ついに来た近未来って事で子供の頃からのあこがれの状態ではあるんですが、そのCMが最低だなぁと思ったりもする。

    とある居酒屋で「じゃーん」とテレビ付き携帯電話を取り出す一人の青年。それで今放映中のサッカー中継を4人で見始め、大盛り上がり。
    もうこの時点で凄く迷惑な感じなのだ。居酒屋だから盛り上がってもいいじゃんみたいな意見もあるだろうけれど、でもそれとサッカーみて盛り上がるのは別問題っすよ。

    で、そのサッカー中継の途中で携帯電話に着信がある、当然テレビは一時中断でその携帯電話の持ち主が会話を始める。すると残された3人が(音声では出ていないけど)一斉に「早く!早く!」みたいに早く電話を切ってテレビを見せろと囃し立てるという所でCMが終わっていた。

    ハッキリ言って他の客の迷惑だよ。って事をメーカー側が自慢げに「こんなに楽しく盛り上がれるんですよ」って提示しちゃってんだよなぁ
    で、そのボーダフォンの雑誌媒体の広告には『マナーも携帯しよう』と小さく書いてある。

    えっと、ここに小さくでも書いてあれば免罪符になるって事なんでしょうか。


    [2004.06.23-今日の雑学]テーマ『携帯電話』
    携帯電話の着信時の呼び出しメロディーを「着メロ」と呼ぶが、実はこの名称はPHSのアステルグループの登録商標。
    いわゆる水太りと呼ばれる人の場合、電波を体内の水分が吸収しやすいので、携帯電話が掛かりにくい。
2004年06月24日(木)強盗割算
    とある小学校(中学?)で数学のテストに出された問題が問題になっている(変な日本語)。

    7人の銀行強盗が札束を山分けしましたが2つ札束が足りません。そこで2人殺して山分けをしようとしたのですがやはり札束が2つ足りません。さて札束はいくつあったのでしょうか?

    と言う問題を教師がテストに出したと言うことで問題になっている。(2つ足りませんって言い方が変だけど、あと2つあれば割り切れるって事なんでしょうね)
    まったく困った教師もいたもんだ、札束単位で山分けしようとするから足りなくなるんだよ。普通、残った札束はバラして分けないか?7人で2つ足りないって事は500万円の束なんだから、81万か82万。そのぐらいの端数なら問題は起こらないっての。
    ってのが問題視されているわけではないんだよなぁ。

    そもそもこんな問題を出す時点で賢くない教師だってのが解ってしまうのだ。なんせ7人でわけて2余り、5人で分けても2余る、って問題だと答えは33、68、103、138…と無限に複数出てしまうのだ。(簡単に言うと7と5の公倍数から2足りない数字が全部答え)
    クイズでも明確な答えが1つ以上導きだされてしまう問題は駄問とされているのだ。この教師は立命館大学のクイズサークルにでも入って勉強し直したほうが良いぞ。
    ってのが問題視されているワケでもないの?

    [2004.06.24-今日の雑学]テーマ『強盗』
    世界初の銀行強盗は、フランク&ジェシー・ジェームズ兄弟が1866年にやった
    アメリカで覆面強盗が銀行に押し入ったがたちまち行員に取り押さえられてしまった。あまりにも念入りに覆面し過ぎて目が良く見えず、あさっての方を向いて「やい、金を出せ」と言っていたため。
2004年06月25日(金)甲虫楽団
    前から何度も書いているように、自宅でコチョコチョとCDをデータ化して巨大なジュークボックスを構築している。
    現在、コンピュータに入っている曲は6294曲、連続演奏させると17日と19時間36分04秒って状態なのだ。
    今スタートして演奏が終わるのが7月11日ってコトなのだ。

    で、久々にビートルズの初期の曲なんかもこのキッカケに聞き直していたりする。が、昔のようなビートルマニアって状態ではなく、かなりクールダウンした冷静な「ビートルズ好き」な人として聞くと疑問に思ってしまう事がある。
    自分の場合、ビートルズを聴き始めた時にはすでにビートルズってのが完結してて、いわゆる解散に絡む裁判も終わり、ジョンレノンがソロ活動も休止していて、ポールが気のいいオッサンになりつつ、ジョージが盗作裁判で騒がれ、リンゴスターがレナウンのCMなんかでタレントをしていたような状態だった。
    つまり、リアルタイムで聞いていた訳ではないのでデビュー曲「LOVE ME DO」もラストの「LET IT BE」も同列で聞いていた。

    この60年代はその後の80年代に録音がデジタルに移行していく課程より、もっとダイナミックに変化した時代なので、その最初と最後はまるっきり違う世界感を醸し出しているのだ。だから自分的には、その楽曲の幅の広さってものにハマったのかもしれない。
    で、今初期のアルバム「With the beatles」「Please Please Me」「BEATLES FOR SALE」とかを聞いているんだけど「なぜこんなバンドが世界中で異常に人気だったんだろ」と思ってしまった。
    後期のスタジオワークで緻密な音を作り上げている作品は、当時の録音技術から考えても珠玉の名作揃いと思うんだけど、初期のスタジオ一発撮りみたいな音の場合「そんなに騒ぐほどのバンドか?」と感じてしまうのだ。しかもオリジナル曲も多々あるけれど、カバー曲もかなり入っている。
    でも、この当時からすごく人気あったんだよなぁ。

    なんか初期作品を聞いていると、同世代のバンドとさほど大きな差はないような気もするのだ。

    [2004.06.25-今日の雑学]テーマ『カブトムシ』
    オスのカブトムシに立派な角があるのに、メスにないのは、争いを好まないせいではなく、メスは産卵の時土に潜らなければいけないので。
    カブトムシにスイカをあげると下痢になる。水分が多すぎるせいで、逆にその後脱水症状になり長生きしなくなる
    沖縄に生息しているタイワンカブトムシは、サトウキビの蜜がエサなので、クヌギの木に蜜を塗っても無視される。
    ドイツの名車フォルクスワーゲンを「ビートル:カブト虫」と名付けたのはヒトラー(あくまでも噂)
2004年06月26日(土)泰安洋行
    ブックオフで細野晴臣の『泰安洋行:Bon Voyage co.』を発見!
    そんなに値が下がっていなかったけれど、ついつい購入。たぶんレコード棚を探せばアナログ版があるハズなのだが、ついつい。
    このYMO以前の細野の方が好きなんすよ。トロピカルダンディとか、チャンキーミュージックな感じ。
    香港ブルースなんか、もう10年以上ぶりに聞いたハズなのに、英語の歌詞全部覚えていたぐらいに一時期は聞き込んでいたっす。

    で、そのブックオフは週に1回ぐらいのペースで会社帰りに寄ったりするんですが、今回CDコーナーが異常にめんたいロックから80年代ロック臭が…。
    今までたぶん無かったと思うんだけど、ルースターズとかが大量に、ロッカーズとかモッズとかロケッツやサンハウスが、さらに少年ナイフやコレクターズやメトロファルスやゼルダなんかも大量にある。
    今までそんなCDは全然見かけなかったのにいきなり80'Sロックの殿堂みたいな状態。
    ってのは、結局、それらを今まで好んで聞いていた人が一気にそのコレクションを手放したって事なんだろうか?(大量に入ったけれど、各1枚づつって感じがいかにも一人が売ったという感じ)

    以前、ブックオフでバイトをしている友人から聞いたことがあるんだけど、大量にどーんとその手のある意味個性のあるラインナップを持ってくる人というのも存在しているらしい。つまり「卒業」しちゃうって事なんだろうなぁ。

    そんなこんなで色々なモノを全然卒業出来ない私は今日もCDを購入してしまうのであった。
2004年06月27日(日)懐古漫画
    ずーーーーっと昔の「こち亀」の単行本に「こんなオジサンが主役の漫画はアニメになるワケないので勝手にアニメっぽい絵で描いてみました」というのがあったが、すでにアニメ化されて数年経過。って、たぶん1回もちゃんと見た事ない。
    で、そんなセリフをいきなり車を運転中に思い出してしまったんだが、でもさオジサンが主役の漫画のアニメ化って言ったら赤塚不二夫の「天才バカボン」はどーなるのさ。

    あれはタイトルが小学生の息子の名前だからセーフ?(こち亀は主人公の名前じゃなく地名だからなぁ)だとしたらテレビ東京が一番最初に作ったアニメ古谷みつとしの「ダメおやじ」ってのもありますが。あれなんかはバリバリのさえない中年親父が主役のアニメ。
    突然そんな事を思ってしまった。

    で、その「ダメおやじ」なんですが一般的に漫画連載の初期はさえない中年親父が家族から疎まれてイジめられてもけなげに生きているというバイオレンスギャグ漫画。たぶん現代では「イジメ」というキーワードで放送もされないと思うけれど。
    で、そのアニメが短期間で終わってしばらく後、連載雑誌サンデーを読むとまだ続いていた。
    が、そこで書かれていた内容が、みんなに愛されて自然を愛してほのぼのとアウトドア生活をしているダメ親父のヒューマン漫画だった。(現在も連載中の「BARレモンハート」とか蘊蓄漫画に通じる路線)
    どこでどう路線を変えたのか不明なのだが、自分が知っていた内容とのギャップに「???」と思った記憶がある。

    で、もっと不思議なのは初期のバイオレンスギャグ時代の単行本は「曙出版」という処から出ていてそっちはアニメでおなじみの家族にイジメられ続ける悲惨な話。なぜ連載誌サンデーのコミックで出ていなかったのか不思議、こっちは全21巻となっている。70年代の漫画としては(しかもギャグ漫画)21巻ってのは長い方です。
    で、なぜかいきなり小学館から仕切直しで「新」とも「○○編」とも付かずに「ダメおやじ」として単行本が出ている。こっちは全18巻。
    曙出版1〜21巻(1971年〜1977年連載分)
    小学館1〜18巻(1977年〜1982年連載分)

    昔は後期ダメおやじのほのぼのっぷりがあまり好きでは無かったんだけど、今「BARレモンハート」などにみる、さりげない市居の人々が暮らしの中で見つける些細な出来事をさりげなく綴ったスタイルも染みるようになってきたので、改めて読んでみたいと思うのだ。
    ついでにそれより70年代中盤の作品「手っちゃん」とかも。
    この「ダメおやじ」が古谷氏の初連載漫画だったそうで、自分の中では「古谷氏は最初残酷ギャグ漫画家だったのが、徐々にほのぼの系になった」という認識をしていたんですが、その残酷ギャグってのはデビューした数年ちょこっとやっていただけで、それ以降の25年以上ずっと同じテンションのほのぼの漫画なんですな。

    ってここ数年、漫画単行本相変わらず買っているけれど、全然読まないで棚に入れっぱなし。(前にあだち充の「H2」全34巻を新刊で出た時に買い続け、完結後にまとめて7年分を一気に読んだ事も)読んでいない単行本が現時点で100冊以上あると見た。

    [2004.06.27-今日の雑学]テーマ『親父』
    昔から怖いモノのたとえで「地震・雷・火事・親父」というのがあるが、実は最後の「親父」は間違いで本当は「山嵐:やまじ」つまり「台風」の事。そう考えれば自然災害的でどうしようもないモノという意味で理解できる。
    ついでにその言葉の続きは『雨の洩るのと馬鹿とキ○ガイ』となっているが、現在は人前では言えない。
    野次馬の語源は「親父馬」子馬の心配をしてすぐ後ろをだらだら保護者としてついて回るために、見物人の代名詞になった。
    手塚治虫のキャラ・ヒゲおやじは神田生まれのチャキチャキの江戸っ子という設定だが、モデルは友人のおじいさんで関西人。
2004年06月28日(月)登録商標
    とあるサイトで「登録商標」に関する雑感みたいな物を読んでいた。
    その中にNHKでは商品名なので使わない言葉というのがあって、ちょっとした勘違いがあった。
    「NHKではファックスの事をファクシミリなんて言うんだよ、ファックスってどっかの商品名?ファクシミリなんて普通誰も言わないでしょ、変なの。普通ファックスだよ」と書いてあった。
    う〜む、ファクシミリもファックスも商標ではないが、やはり公共放送で「ファックス」はまずいでしょ。これって発音もそのまんまだもんね、外人が聞いたら卒倒するって。
    かつて外資系の会社に仕事で通った事があるんだけれど、そこではやはり「ファクシミリ」と発音していました。あるいは固有名詞だけど「ゼロックス」って言いますな普通は。

    登録商標に関して昔読んだ文献の中で「セブンイレブンの名前、最後のNが小文字のnになっているのは、アメリカなど英語圏では数字を表記しただけのモノは普通名詞として登録商標とは出来ないので、最後の文字だけnにする事によって一般とは差別化をして登録商標となり得た」というのを読んだことあるんですが、最近の雑学本では「セブンイレブンに問い合わせてもなぜだか不明でした」という答えになっている。

    自分がかつて読んだ本は登録商標とかに関してまとめた本だったので、色々な裏付けがあったんだが、どうなのか?と思っていたんですが、どうやら「今の法律では文字をいじっただけでは登録出来ない」ということになっているらしい。
    つまり、それ以前に取得したセブンイレブンは今の法律の中では特例措置という事になってしまうらしい。で、会社的には「判らないんですけど」という答えでお茶を濁しているということらしい。
    [2004.06.28-今日の雑学]テーマ『登録商標』
    健康器具で歩数を測定する器械『万歩計』があるが、実は万歩計と言う名称は山佐時計計器の登録商標。一般名称では「歩数計」
    実は『信州味噌』と言う商品名は、長野県味噌協同組合によって登録商標とされている。信州で造った味噌でも「信州味噌」と名乗ってはいけない。「信州の味噌」なら可。
    ポラロイドカメラと言う名称はポラロイド社の登録商標。でも実際の名前は「ポラロイド・ランド・カメラ」
    「アーモンドチョコレート」は江崎グリコの登録商標。一般名詞は「アーモンド入りチョコレート」
    日清のママースパゲティの名前は正しくは「マ・マースパゲティ」実は「ママー」という名前が先に登録商標されていたための措置。
2004年06月29日(火)悲劇予兆
    夜、ひどい土砂降りが続いている。
    そんな中、いつものように細かい編集作業をしていたのだが「さぁて一息」と思った瞬間にいきなりバチッと音と同時に部屋中の電源が落ちた。
    で、時間にすれば30秒ぐらい後(もっと長くも感じたけど)いきなり電源が戻ってきて、意味無く部屋のクーラーなんかもうぉぉぉなどと付いたりする。
    当然、保存直前だった文章はあとかたもなく消え去った。
    ちきしょー!と思いつつ、さっき考えていた文章を忘れないように再度ガシガシと入力。
    で、後少し!というところで再びバチッ!と暗転。

    まったくもーふんがーふんがーっ!となんか気力が無くなって寝てしまった。
    まさかこんな状態がヤツとの別れになるとは知らずに…。

    [2004.06.29-今日の雑学]テーマ『停電』
    1965年11月9日にニューヨークが大停電になったとき、10ヶ月後にベビーブームが起こった。
    イギリス国営放送のBBC2は開局の放送開始直前に電力を供給する発電所が火災になり停電の中で放送開始となった(放送用電力は別系統)まず第1声が「お詫び」で、その日は1日ろうそくの明かりの中で放送が行われた。
2004年06月30日(水)雷電降臨
    夕べからの雨はいっこうに小降りになることもなく果てしなく続いている。
    なんかウンザリしつつ会社へ向かう。
    自動車通勤約1時間って状態なのだが、いつもは渋滞しないようなところから車が動かなくなってしまった。とりあえず、毎日「どんな渋滞に巻き込まれても良いように」と会社の始業時間の約1時間近く前に到着するような時間設定をしている。
    とか言っても、早く付いてもまじめに仕事をするって訳ではなく、こんな雑記なんかをシコシコと入力したりしているんですけどね。
    しかし、今日は全然車が動かない。なんてこった。
    通常の二倍、約2時間かかって会社に到着したのだが、始業時間になっても社員の約半数が出社していない状態。(田舎の会社なので自動車通勤がほとんど)さらに、東京の本社から入ってくるハズの仕事便が到着していないので、仕事もほとんど出来ない状態。
    うぬぬ。

    てな感じでその日の仕事を終了させて帰宅したのだが、自宅の方はもっととんでもない事が起こっていた。
    なんでも、午前、すぐ近所の田んぼにあるスイカハウスに雷が直撃して、そこで農作業していた人が救急車で運ばれたというのだ。
    で、その時に我が家の1階にある居間のTVと、母親の部屋のTVが影響を受けて壊れてしまったらしい。話によると、その落雷場所を中心にした数件の家で「TVが壊れた」「クーラーが壊れた」などと報告があったというのだ。
    もしや!と思って2階へ駆け上がってTVをチェックしたのだが大丈夫、DVDプレイヤーのチューナーも大丈夫。しかし、なんとメインで使っていたMacが電源が入らなくなってしまったのだ。しかも耳を近づけるとなにやら小さな音でカラカラブチブチと変なノイズが聞こえる。
    う〜〜〜む、Mac様逝ってしまわれたか?
    とりあえず、現状では中のHDが無事なのか不明なのだが、本当に長い間、苦楽を共にしてきたMacがいきなりこんな事になってしまうとは。まさか夕べの停電の時が最後の別れになるとは…

    などと感傷的になっている状態ではない。
    偶然にも先日入院に際して無理して買ったPower Bookがあるので、それでネット設定をしてなんとか繋げるようになった。
    が、メール関連のパスワードやらは旧マシンにメモしたままだった。
    う〜〜〜〜〜む

    [2004.06.30-今日の雑学]テーマ『カミナリ』
    雷の実験で有名になったフランクリンは慎重な男だった。その証拠に、同じく有名になろうとして真似して同様の実験を行った二人が感電して死亡している。
    陰陽師・安倍晴明の名が初めて記録に出てくるのは『日本紀略』天元元(974)年6月24日の項。その内容は「雷が落ちて晴明の家が破損した」というモノ。
    「カミナリ様にオヘソを取られる」という言い伝えは、人体に落雷した際、腹部で最も皮が薄いヘソの部分が裂けてしまうため言われ始めた。


   


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