ひねもす雑記
2004年07月01日〜10日


▲2004年07月01日:木:Re-set
▲2004年07月02日:金:有名税
▲2004年07月03日:土:Re-cycling
▲2004年07月04日:日:我儘兎
▲2004年07月05日:月:失恋飯店
▲2004年07月06日:火:驚異世界乃声
▲2004年07月07日:水:換気遮断
▲2004年07月08日:木:野菜果実
▲2004年07月09日:金:Re-vision
▲2004年07月10日:土:場外乱闘
2004年07月01日(木)Reset
    今年も後半が始まってしまったワケですが、その前日に今まで使っていたMacが落雷により昇天という劇的なのか、呆気ないのか分からない最期を迎え、私は途方に暮れているワケであります。
    と言いつつ、徐々に作業のメインマシンをPower Bookに移行している最中だったので、ある意味被害は最小限度にとどめる事が出来たって事かもしれません。
    そんなワケで「ゆっくりと移行すりゃいいや」と思っていた考えはいきなり強制移行ということになってしまった。
    ネットに繋ぐ事はなんとかOKだったのだが、問題はメール関係をまだ移していなかったので、現時点でメールを受信する事も送信する事も出来ない。困ったちゃんなのだ。

    そんなこんなで7月でありまして、去年の今頃、いきなり「本を出しませんか?」という話が持ち上がって新展開を始めたワケで、そこから怒濤の1年間が経過してしまったという事なのだ。
    良いことも悪いことも山盛りだったけれど、今までにない濃密な1年でやんす。
    そんな1年経過の現在、すっかり精神的にも毒気が抜けた状態で「新しく何かを始めなくちゃ」とすっきりし、肉体的にも前向きに「たぶんこの10年の中で一番体調が良いのでは?」という所まで持ち直し過ぎている状態。その上、約5年間ネットと共に歩んできたi Macから最新のPower Bookに移行して作業環境がスッキリ&パワーアップしちゃっています。

    ついでに今、部屋の中も徐々にスッキリ計画を実施中。
    いままで片隅で山積みになっているCDなどもほとんどをデータ化して押入などに収納してしまう方向で動いている。(まだ1/3しか作業出来ていないけど)
    さらに、これも異常な程に増えた雑学系文献をスッキリ本棚にまとめて巨大なデータベースとして構築する作業も進めている。
    今まで、友人が遊びに来た時や甥っ子が遊びに来た時の為に階段を上がった所にあるスペース(約4畳半)に本棚を並べ、そこに漫画本を陳列してあったのだが(最近は自分ではあんまり読んでいないけれど、惰性で面白そうな本を買っていたので)、そこを資料庫という状態に替えている。とりあえず、雑学系文庫本が700冊以上あって、それの背を全部見えるように壁一面本棚状態。他にも資料になりそうな本をまとめて収納できるように計画中。
    基本的にジメジメゴチャゴチャしたオタク臭い部屋は好きじゃないので(と言いつつ物が増えるといや〜んな感じになってしまいますが)、部屋の中を風が通るような夏Ver.にしている。

    てなわけで、色々な部分でリニューアル計画実施中なのだ。

    [2004.07.01-今日の雑学]テーマ『風』
    「風」の部首は「つくえ (几)」。
    円盤投げもスキーのジャンプも、向かい風の方がよく飛ぶ。揚力が関係しているため。
    最大瞬間風速の「瞬間」とは0.25秒間。
2004年07月02日(金)有名税
    もう終わった話題なのに、色々と面倒な事は多い。
    某所に書かれていたみたいだけど、確かに写真週刊誌などから「インタビューさせてください」とか「なにか一言」みたいなメールが来たりするけど、自分的は「もういいじゃん、終わった事じゃないの?」とか思って、少しうんざりする。
    そんな中、新しい批判スレも某所に立ったみたいで、そこに「きっと知泉作者も見ている」とか書いてありましたが、そりゃ見るでしょ、このサイトの掲示板に消しても消してもしつこくアドレス書く人がいるんだから。
    でも、もうどーでもいいよん。勝手にしてね。そこに書いてあったように太ってもいないし。 もう夏はすぐそこまで来ているんだから、ちったぁ空を見上げてごらんっつー事だ。すでに自分は日焼けで肩が痛くてしょうがない。

    昔、やはり某掲示板でとあるバンドの個人情報をあーだこーだ書いている人たちがいて、それを批判する書き込みがあった。
    それに対し「だって奴らは有名になりたくてデビューしたんだろ?だったら奴らは公人だよ、どんな事も晒されても文句を言う筋合いの物じゃない、そんなに秘密にしたい事があるんならデビューしないで地元で身内相手に活動してりゃいいんだよ」みたいな書き込みがあった。
    その場では何故かそっちの考えが支持され、その後も有ること無いことバンドメンバーの個人情報が(と言っても誰とつき合った、別れたとかの低レベルな話中心)書き込まれ続けた。
    そんな考えを持つ人はごく一部の特殊な人だと思うけれど、なんか本質的に間違っているなぁと思う。
    「音楽をやってヒットしたい」と言うのと「とにかく有名になりたい」ってのは同じベクトルのようで、全然違うんじゃないかって思うのだ。

    とりあえず自分も昔は音楽やっていたんだけど、その中でも「音楽は二の次、有名になりたい」という人種は確かに存在した。派手な事やれば勝ち。流行っている事は実践すべし・みたいな姿勢で、そりゃ端から見ていると「ただの痛い人」だったんだけど。
    どうなんだろうか、今、何か作品とかを発表して有名になっている人の中で「有名になるのが目的」だった人なんているのか?
    作る側と見る・聞く側の温度はずいぶん違うのかもしれない(その掲示板の発言が特殊なんだと思いたいけど)

    以前、1冊目の単行本を出した直後に意味不明のイチャモン的メールをもらった事あるけれど、その時に「ま、本とか出せば意味無く絡んできたり叩いたりする人もいるワケで、それは有名税って事で諦めるけど」と友人に語った時に「え?そんな税金あるの?」などと真顔で言われてしまった。

    [2004.07.02-今日の雑学]テーマ『インタビュー』
    「ノー・コメント」という言葉の元となった人物は旧ソ連・グロムイコ。昭和26年の対日講和会議の際、記者団からの凄まじい質問にこの一点張りで通し続けたため。
    日本で最初の街頭インタビュー。最初の言葉は「あなたの仕事はなんですか」だった。
    インタビューとはマスコミ用語で放送や記事のために面会するという意味。広い意味で就職の面接もインタビュー。「お互いに(インター:inter)」と「観察(ビュー:view)」の合成語。
2004年07月03日(土)Recycling
    雷の影響で1階にあったテレビ2台が壊れたので、家電量販店へ行って来た。
    朝10時開店ということで出かけたのだが、なんか異常な混雑っぷりで店の前には長蛇の列、駐車場も「ここってこんな奥の方まで駐車スペースあったんだ」と驚くほど遠くまで誘導されてしまった。
    が、その長蛇の列は何かハガキを持っている人が入り口脇で輪投げかなんかして商品をゲット!みたいなイベントのための物で、私はその横を関係ないもんねと通り過ぎて店内へ入る事が出来た。
    しかし、その商品ってのがレジャーシートだとか、でかい浮き輪だとか、なんかそこまで並んで欲しくねぇという物満載。なぜ人はそうも「タダ」に弱いのか。

    とりあえず1階のテレビ、居間のテレビと、母親の部屋のテレビが壊れたんだけど、母親のテレビは今まで自分の部屋で見ていた物をそのまま使って貰うことにした。なんせ、この数ヶ月テレビはあんまり見ていないし、入院中もほとんどテレビは見なかったので、それが今に続いている。
    少しチェックする程度ならDVDプレイヤーのチューナー経由パソコンで見る事も出来るのでいらないかと思っている。
    と言うことで、居間に置くテレビだけって事である程度目星をつけて出かけたので、あっさりと決まった。

    問題は、壊れたテレビの引き取り金額なのだ。母親の部屋の物は24インチ以下で引き取り金額3700円、居間にあったのは25インチで4200円、さらに2階でかつて見ていたけれど数年前に壊れそれっきりオブジェになっていた29インチも引き取って貰うことで4200円、つまり3台のテレビを引き取って貰う為に12,100円も掛かってしまう計算になったのだ。
    う〜〜〜〜む、と思ってしまったんだけど、これじゃ山奥に不法投棄しちゃう人が続出ってのも理解出来ない話じゃないよなぁ。自分の場合はとりあえず庭があったり、裏山も少し権利を持っていたりするのでそこに自宅地所内不法投棄って事も出来ないワケじゃないけど…。(それを続けるとゴミ屋敷になってふかわりょうがやってくる)
    それでいきなり予算オーバーだったんだけど、正しい社会人として引き取り依頼をして帰ってきた。

    そんな中、TVニュースで「ゴミの有料化を検討する自治体が」とか言い出しているのだ。いけない事だが、不法投棄はこの先どんどん増えるんだろうなぁ

    [2004.07.03-今日の雑学]テーマ『リサイクル』
    1リットルの牛乳パックが7〜8枚あれば、40mのトイレットペーパー1巻がリサイクルできる。
    福岡県の地下鉄のトイレにはトイレットペーパーが無料で備え付けてあるが、実は使用済の切符をリサイクルしている。
    以前、空き缶のプルタブを集めると車椅子にすることが出来るという都市伝説のような運動が一部で行われた事がある。実際にはプルタブ140万個(ドラム缶7缶位)を集めて資源として売ると車椅子1台が買える、気の遠くなる計算になる。
2004年07月04日(日)我儘兎
    吾が輩はウサギである(第何話か忘れた)
    久々に我が家の庭で不法滞在を続けているウサギの話題。もう2カ月以上住み着いているワケですが、基本的に飼いウサギだったので人間を怖がっている様子もなく、ぼけーっとしていると足元に寄ってきたりする。
    ま、猫とか犬とかと違ってすり寄ってノドをごろごろ鳴らしたり、見上げて物欲しげにハッハッ舌を出したりはしない。ただ近くに寄ってきて地面に生えている雑草をはむはむと食べているだけ。
    ヤツは何も要求しない。

    で、近づいて来たから頭でもなでてやろうとすると、パッと逃げたりするのだ。オマエはどうして欲しいんだ?
    ま、自分なんかも一人じゃ寂しいとか思っても、近くでべったりさせるとウザイとか思ってしまう(ただのわがまま)って所もあるので、分からないでもない。

    そんなウサギなのだが、朝方ぼけーっと見ているとアゴの下あたりを怪我をしているらしく、毛に血みたいなモノがついているのを発見。が、ヤツはそれを確認しようとすると逃げるのでじっくりそれを確認する事が出来ない。
    とりあえず、盛んに庭の草を(ついでに花まで)ワシャワシャと食べているので、それなりに元気なんだろうなと、動物の自然治癒能力に任せる事にした。
    ま、お前も自分を自分で守らなければいけないので大変なんだろうが。

    [2004.07.04-今日の雑学]テーマ『 』
    ウサギは孤独が苦手と言われるが、逆に自分のテリトリーに入ってきたよそ者ウサギをかみ殺す事もある。
    ウサギに水をあげると死ぬというのは俗説で、1日に必要な水分は室温20度の場合、200〜300cc。
2004年07月05日(月)失恋飯店
    そー言えば、シミケンこと清水健太郎、またしても薬で逮捕だそうですな(もう先月末の話ですが)。
    しかし前にも書いたけれど、薬とかの快楽系物質を接種してしまうと体がその快楽をインプットしちまうんですよ。いくら辞めたといっても、ひょんな事からフィードバックでその時の快楽が蘇ってきてしまう。
    で、快楽ってのは理性とは別の部分なので、そっちを求め始めると歯止めが効かなくなっちゃうんだよね。
    かの中島らも氏は以前からエッセイで「大麻なんて覚醒剤じゃない、タバコと同程度のモノで辞めようと思えば簡単に辞めることできる」とか言っていたけれど、結局それで逮捕されちゃってるし、それ以前に「タバコ程度を辞められない人」ってのが世の中にはたくさんいるんだからね。

    しかし、最初の1983年、1986年の時の逮捕が「大麻」だったのに、それから10年近く経った1995年の逮捕が「覚醒剤」となっていたから、どんどん快楽の深い方向へ進んでいったんでしょうな。
    でも3回の逮捕なんすけど、出てくるたびにVシネマの仕事がどーんみたいな状況で、現在Vシネ1本のギャラが400万とかで年間に10本近く撮影していたとか。確かにあの手のモノはヤクザ系の内容が多いので、リアルって事なのかもしれないっすが。
    さすがに4度目の逮捕は…(1度でも実社会ではキツイにの)

    なんだかんだやっている内に退院から1ヶ月も過ぎてしまい、1ヶ月検診って事で病院へ行ってきた。
    検査の結果は驚くほどの回復っぷり、すっかり健康な人、てことでした。
    実際、入院した最初の数日で血糖値なんかは正常値まで下がり、逆に「試しに薬を」のせいで低血糖で倒れそうになっていたし。ついでに血圧、コルステロールなどは元々平均値(より低い)って状態。
    今は、カロリー控えめで運動をしているので、逆にパワーが足りずに、食事時間が遅くなるとぐったりしてしまうほど、ぎりぎりの生活をしているのだ。
    とりあえず数ヶ月分の血糖値が反映されるヘモグロビンA1cってヤツもあとちょっとで平均値。
    次の検診でたぶん、どこに出しても恥ずかしくない普通の人になると思われるのだ。

    もう7月だが、8月まで「Tシャツの似合う男大作戦」は続くのだ。

    [2004.07.05-今日の雑学]テーマ『清水健太郎』
    清水健太郎のTV初登場は「ギンザNOW」の『素人コメディアン道場』。と言ってもお笑いを目指していたワケではなく、大学の先輩だった清水アキラが物まねをするときのギター伴奏者として。
    清水健太郎は短髪のくせ毛だった。本人はしかたがなくやっていた髪型だったのだが「かっこいい」という事になり「健太郎カット」という名称で流行った。
    その「健太郎カット」の進化した物が「パンチパーマ」(諸説あり)
2004年07月06日(火)驚異世界乃声
    某雑誌に某記事が出ていた(思いっきり匿名になっているので激しく意味不明)、これなんかは以前連絡があったんだけど「今更騒いでも」てな感じでパスさせてもらった記事。
    案の定、なんだか薄っぺらい提灯記事だけで終わっていた。あれじゃファンの人もあんまり満足出来ないし、興味ない人もあんまり興味を引かれないのでは?
    などと書くとまた騒がれる可能性あり。
    ま、どうでもいいけど。

    しかし問題は『VOW16』だよなぁ
    もう、惰性も惰性。植草甚一先生の思想なんか遙か彼方に置き忘れ、根本的な脱力感の笑いすら放棄し、ただ繰り返し垂れ流す「たぶん面白いんじゃないか?」的ぬるさの羅列。
    我が家のトイレには「短期間で1ページだけでも楽しめる」という趣旨でこのVOWが全巻そろっている。

    たぶん全巻だとおもうけれど、最近はがんがん亜流のVOWを出しているので把握仕切れていないが、VOW1〜16は当然の事、怪獣VOW(1〜3)、コミックVOW、VOW PLUS(1〜3)、VOW王国(1〜3)、メガミックス(1,2)、VOW 101人、VOWオールスターズ、VOW温泉、VOWでんがな、VOWでやんす、VOWやねん、VOWだがね、爆笑問題の学校VOW、まぐまぐVOW(1,2)、2ちゃんねるVOW(1〜3)などなど、なんかとんでもない事になっているけれど、もうマンネリなんか通り越しているけれど、なんか惰性で買い続けている。
    とりあえず、将来に渡って値段が出ることは絶対無いけれど全部初版。
    しかし…。

    [2004.07.06-今日の雑学]テーマ『植草甚一』
    「VOW」は元々雑誌「宝島」の中の読者投稿企画から始まった物で、その雑誌の前身がエッセイスト植草甚一氏の編集していた「Voice of Wonderland」。その頭文字を取った物が「VOW」
    植草甚一氏といえばジャズ評論の草分けとして70年代は有名だった。その氏の死後、膨大なジャズレコードのコレクションは植草氏の遺志によりタモリに全部引き継がれた。
2004年07月07日(水)換気遮断
    いやぁ暑い、異常に暑い、ということで今年初めてクーラーをかけようと思っちゃったワケなのさ。このクーラーってヤツに頼り始めるとキリがないし、とりあえず減量中って事もあるので我慢していたんだけどさ。もう本当に今日は夜遅くになっても暑くてしょうがなかったんだよね。
    ということで網戸にしてあった窓を閉めて…、という処でリモコンをどこに置いたのか判らなくなってしまったのだ。

    確か先日どっかで見かけたような気もするんだが、なんせ年に数回しか使わないし、ここ半年以上使っていない(暖房もほとんど使わないっす)ので、もうイザって時に状態。
    確かここに、いや待てよここに、違う違うここにしまい込んだハズ、などと思い当たる場所を探し回ったのだが全然見あたらない。そんな事を数分やっていたのだが、そんな事より今晩仕上げなくてはいけない文章があるのだ、とそっちの作業に戻った。

    その後、約2時間、大集中して文章を書いたり削ったり、そして気が付いた時に体はふらふら、頭がぐるんぐるん、そして汗が異常にだらだら状態になっていたのだ。
    くそー今年は7月初旬からこの暑さかよぉ、真夏はもっと暑いのか?うぬぬぬぬ!と思っていたのだ、が、よく考えたらさっきクーラーをかけようとして窓を閉め切って、廊下に通じるドアも閉めた完全密封状態の部屋になっていたのに気づいたのだ。
    そりゃ暑いはず。

    [2004.07.07-今日の雑学]テーマ『汗』
    身体の表面上で唯一汗をかかない場所は「ヘソ」だけ。
    物を無くしたり、ウンチがもれそうなときなど人間が精神的に動揺しているときに出される汗の量は、気温が38度のときに出される汗の量とほぼ同じ。
    脇の下の大まかなサイズは長さ約8cm、幅が約4cm。そこで花王の体臭消臭スプレー『8×4:エイトフォー』は命名された。
    ↑という雑学が一時期出回った事があるが、実際には「開発番号がB32だから。8×4=32」という事になっている。でも32という数字で『8×4』という商品名というのは疑問は残ります。
    ちなみに発売元は花王ですが、開発してパテントを持っているのはドイツのバイヤスドルフ社
2004年07月08日(木)野菜果実
    帰ったらちょうどテレビで「TVチャンピオン」をやっていてそこで例の「野菜フルーツ王選手権」てのをやっていた。
    例のっていうのは以前書いたんだけど「出場しませんか?」というオファーがあったってヤツ。
    もっとも自分の場合、知識はとにかく広く手を伸ばして伸ばして思いっきり薄くって状態なので、色々な雑学は知っているが、あの番組に出てくるようなその道の達人、というより「絶対世の中から外れちゃっているよな」という人とは比べようがない状態なのだ。
    番組の途中からだったんだけど、野菜やフルーツに関しての雑学クイズにはほとんど答える事が出来た。
    逆に「なんでこんな番組に出る人なのに知らないの?」みたいなのもあったが、とりあえず出た場合に第1ラウンドぐらいは通過出来るんじゃないかと思ったりもする。
    が、その後の内容を見て「出ないのが正解」と思ってしまった。

    たとえばカボチャについての雑学ならいくつでも出てくるんだけど「カボチャの品種」と言われた段階で1つも品種名を答えること出来ない。もう「そのモノを見て品種名を答える」って、それ以前の問題、どれを見ても「カボチャ」としか答えようがない。
    その番組内では、その道のプロが見ても「初めて見ました」とか「日本にはまだ入ってきていない品種」とか、出ても恥をかくだけだったなぁと胸をホッとなで下ろしながら番組を見ていた。
    もっとも自分のやっている「教えてビックリされるような内容の雑学」と「知識量」ってのは全然違うからしょうがないっす。

    カボチャの品種やハーブの種類などなどを即座にスラスラ超答える事が出来るってのは確かにビックリだけど、面白くはないからねぇ。
    かつての、クイズ王が参戦した蘊蓄王は「濃かったけれどバラエティ番組としては面白くなかった」って事があったから。

    [2004.07.08-今日の雑学]テーマ『野菜』
    人類が知った最初の野菜はそら豆と言われている。
    ゴーヤなど沖縄野菜のブームは1993年から始まった。なんせ沖縄から本土への野菜類の流通が自由になったのはたった10年前の1993年からなので。(それまでは日本に返還されていても検閲制度は海外という扱いだった)
    ほとんどの野菜は漬物にできるが、じゃがいもの漬物がないのは、安定性の高い高分子のβデンプンが含まれており生のままでは消化しにくいから。熱を加えないと、じゃがいものデンプンは分解されない。
    農村などの街道沿いに野菜の無人販売があるが、回収率は平均7割。利用者の10人に3人はお金を払わずに野菜を持って帰っているらしい。
2004年07月09日(金)Revision
    なにかのCMでルパン三世が出てくるのがあったのだが、基本的にそんなに思い入れないので栗貫のルパンが当たり前になっている。が、一緒に銭形のトッアンも出ていたのだが声がドンドコ山口かと一瞬思ってしまった。
    そういえばルパンはスペシャルもまったく見たことないので、最後にちゃんと見てからすでに20年ぐらい経過しているかもしれない。(マジにアニメって昔からほとんど見てないので)

    現在、これまで書き散らしてきたメルマガとサイト上の雑学を整理している。
    というのも長い間ガシガシと書き続けてきて何度も同じネタを書いている事に自分でも気づいていて「なんとかせにゃいかん」と思っていた。

    それなりに記憶力はあるとは自負しているんだけれど、さすがにこれだけ多くなると把握出来ない、しかもメルマガ・サイト上(豆知泉コーナーと本編と雑記と複数の場所)で出ているモノ出ていないモノがまちまちなので「これは出していないよな」とか思いつつ書いて重複している事も多々ある。

    てな事で現在整理をしているのだが、ハッキリ言ってすっかり忘れているネタもあって「へぇそうなんだ」と自分で書いた文章ながら驚いたりもする毎日。
    その中で、いくつか古くなってしまっているネタもある。この辺は難しいっす。世の中のことを全て把握出来る訳でもないので、情報として過去のモノと言われても。なんせこのサイト自体もう6年経過しているので古いネタが多いっす。(ストップしたままになっている現代用語なんて、最初に書いた項目がすでに10年前っすから)

    あと、初期に書いた雑学は「いかにも雑学口調」という先入観で書いてあって「○○○は○○○である」という、偉そうな口調で書いてあるので、その辺も全面的に校正したいと思ったりする。なんか凄く偉そうだし、そんな偉そうな内容じゃないのにね。
    でも一部では権威主義の人もいて、偉そうな口調じゃないと信用おけないって考えの人もいる。
    で、今日ラジオで聞いてびっくりしたのがアサヒビールが今年中に「ペットボトル入りのビールを発売」するらしい。
    この雑学は多数の雑学本での定番になっていて「ビールの炭酸は微弱なモノなのでペットボトルに入れると開栓しなくても炭酸が徐々に抜けてまずくなるからペットボトルのビールは存在しない」という1項目が消滅してしまうワケっす。
    まったくもー世の中は日々進化しつづけているので、色々大変っすよ。

    もし数年後に単行本の知泉が文庫本化されるなんて事になった場合も、色々チェックしなおさなければいけないんだろうなぁ(すでに古い雑学もあるんで)

    [2004.07.09-今日の雑学]テーマ『ビール』
    ビールのペットボトルがないのは、清涼飲料水に比べて炭酸の含有量が元々少ないため。ペットボトルは少しずつ炭酸が抜けていくので、味が変わってしまう。(というのが定番雑学だったんですが…)
    江戸時代末期に「生麦事件」が起きた横浜市鶴見区生麦には、現在、ビール工場がある。とりあえず麦つながりって事で。
    ハムラビ法典で尼僧がビールを飲んだときの罰は『火あぶり』。
    大ビン633mlのビールを作るにはその10倍の6リットル強の水が必要。
    「牛にビールを飲ませると肉が柔らかくなる」と言うのは俗説で、本当は「ビールを飲むと牛の食欲が増す」のでいい肉ができるということ。
2004年07月10日(土)場外乱闘
    現在CDのデータ化は7879曲、データ量は28.67GB、連続再生時間は22日3時間51分
    基本的に野球ってのはよく判らないんですが、どうなんですかね合併と便乗合併と1リーグ制。
    ま、結局はセリーグとパリーグってのに分かれていて、なんだかんだ言って人気があって客が呼べてTVの中継が常にある巨人と阪神がセリーグにいるわけで、2リーグ制のときに「じゃオレ、パリーグ」と言ったチームが結局「貧乏くじ引いた」って事が大きな原因だったワケっすよね。
    パリーグの人気チームとか言われても、西武でさえ厳しそうだし、勝っているハズなのに親会社の関係で厳しいダイエーとか、えっとあとのチームの名前よく判らないや、みたいな状態だし。

    たとえばメジャーみたいに各チームの上にでかい組織をちゃんと作って、グッズ管理などをしてそれを分配するとか(たとえば人気チーム・メッツとかのキャラクターグッズが売れてもそれはメッツの収益ではなくメジャー全体の収益として分配されることによって、弱小チームにも資金が回るようになっている)、広島みたいに市民チームとしての色合いを濃くするとか(広島は元々広島東洋カープで東洋自動車=現在のマツダのチームだった)、野球に詳しくないなりに色々考えたりもするのだ。
    しかし、チームを買い取りたいと申し出た会社をむげに断る辺り、日本の悪い馴れ合い構図&排他的構造がモロ見えですなぁ

    しかしナベツネというオッサン、どうしてこう独善的なんでしょうなぁ
    絶対に上司にしたくないナンバー1

    選手会長の古田がストを匂わす発言をしているけれど、古田だって将来に続く自分のビジョンの中で汚点は作りたくないと思っているって苦悩がありありと見ていてキツイ選択だよなぁ

    日記をこうやってずーーと書き続けているワケですが、やはり最近の流れとしては日記はBlogっすかね?
    いわゆる日記に対してそれぞれ感想を言い合ったり、リンクを張り合ったり、なんだかんだと大騒ぎ状態のヤツ、最近よく見かけるけれど。
    しかし、私の場合なかなか返事をしない人って事で一部では有名なので、感想を書かれてもその返事に右往左往、精神的なプレッシャーになってしまう可能性のほうが大。
    今、色々と表面には出てないけれど面倒な事が多いので、なるべく自分の負担は少なくして、精進する方向へ自分を導かなければいけないのだ。
    Blog形式日記をやるとしてもそれから先の話。

    まだBlogの環境も完全じゃなく、それぞれが手探りしている状態だからなぁ。
    そういえば先日テレビを買いにいった量販電気店の店員さん(というかかなり立場のありそうな人)は「液晶テレビも売れてますけどねぇ、まだ出始めって感があるので買い控えた方がいいかもしれませんよ、1年後にはぐっと値段も下がって、もっときれいな画像になっているんじゃないですかね、私ならまだ手を出しませんけどね」などと正直すぎるセールストーク。それでいいのか?

    [2004.07.10-今日の雑学]テーマ『日本野球事始め』
    日本で行われたもっとも古い野球試合は、明治4年10月横浜公園予定地のクリケット・グランドで居留外国人チーム対貨客船コロラド号(太平洋郵船)水夫チームが行った物。
    明治時代に作られた野球専用の球場は「保健場」と呼ばれた。明治11年に日本初の野球チーム新橋倶楽部が結成され、明治15年に新橋に初のグランドが出来た。
    明治11年結成の新橋倶楽部はニックネームを「アスレチックス倶楽部」と言った。その2年後に伯爵・徳川達孝(とくがわ-さとたか)が徳川倶楽部という野球チームを結成。ニックネームはアスレチックスより強そうな名前として「ヘラクルス倶楽部」と名付けた。この2チームが日本に於ける公式野球の始まりとなった。(プロではなく、金持ちの遊びとして)
    ちなみに新橋倶楽部・アスレチックスの年会費は、当時としては超高価な12円。


   


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