ひねもす雑記
2004年09月11日〜20日


▲2004年09月11日:土:問い合わせ
▲2004年09月12日:日:プロ野球
▲2004年09月13日:月:言葉の暴力、銃の暴力
▲2004年09月14日:火:月ダメ山ダメ
▲2004年09月15日:水:トリビアがらみ
▲2004年09月16日:木:日常と中日
▲2004年09月17日:金:そんなのあり?
▲2004年09月18日:土:4個目
▲2004年09月19日:日:30年前にツッコミ
▲2004年09月20日:月:ワラにまみれてよぉ
  2004年09月11日(土)問い合わせ
    [連絡有り]
    世間一般では「トリビアの泉ってさ、実際には投稿されたネタなんか使っていないんだろ、どうせスタッフが適当なネタを〜」などと言われ続けています。

    ネット上なんかでも「実際に採用された!」なんかの書き込みは皆無だし、それは事実なのかなぁというのが、なんか一般的な認識だったと思う。
    が、どうも実際に視聴者からの情報を元にネタを検証して放送しているみたいなのだ。
    というのも実は番組制作会社より連絡をいただきました。

    って別に自分は応募した事はないんですが、それによると番組宛に寄せられたネタに書かれている内容を宛主に「このネタはどこから見つけて来た物か?信憑性のある裏打ちされた物なのか?」という事を問い合わせた処、なんと「知泉という本で見つけて面白そうなので送った」という事を発言したらしい。
    ということで、番組制作会社より電話をもらい「本に記載した情報の資料は何か?」ということを問い合わせて来たという事なのです。制作会社としても、その雑学に関して色々な資料を調べたがそこに出てくる数値が書かれている物が無いと言うことだったらしい。

    そんなこんなで、今までトリビア投稿者にとって「採用されるときに連絡はあるのか?(無いハズがない)」とかと言う疑問は解けましたな。
    そりゃ、そういう手筈を踏むだろうなってのは常識的に考えれば判る事。テレビは色々難しい物があるので採用する際には事前連絡は当然。

    自分も何度も番組スタッフから問い合わせがあって話をした事があるが、事前連絡は絶対ですよ。実際に放送するかどうか不明の「まだ情報を調べている」という段階ですでに連絡を入れている。
    確かに調べて面白かったら採用みたいな感じで作っているだろうから、実際には番組に反映されなかった情報も多々あると思う。

    そんなワケで今回の問い合わせのあったネタも実際に「トリビアの泉」の中で使用するかまだ不明の段階だと言われたが、その段階ですでに投稿者にも連絡をして「そのネタの参考資料は?」みたいな事を問い合わせるって事なのだ。

    [2004.09.11-今日の雑学]テーマ『本土攻撃』
    2001年の今日、アメリカでは同時テロが発生した。その時「アメリカが直接本土を攻撃されたのは初めてです」と報道されていたが、実は日本が太平洋戦争(第二次世界大戦)の時にアメリカ西海岸を攻撃している。(初めてとは独立戦争以降を指すと思われる)
    西海岸を攻撃したのは潜水艦より発信した爆撃機によるもの。実はこの爆撃機は組み立て式で、潜水艦で浮上した後、甲板で大急ぎで組み立てて発進した。
    本土直接攻撃と言っても実は不発に終わっていて、立木を一本倒したのが唯一の成果。しかし、戦後この爆撃をした日本人兵士は勇気をたたえられて、この爆撃をされた村に招待されている。
    実はそれ以外に日本軍はアメリカ本土爆撃に成功している。その方法は風船爆弾。
    こっちでは死者が出ているが被害に遭ったのはピクニック中の家族6人。それ以外に数件の山火事を起こした事が記録されている。

  2004年09月12日(日)プロ野球
    [野球選手の奥さん]
    プロ野球がセパが1リーグになるとか、合併反対でスト決行とか色々騒がれていますが、この週末はとりあえずストは無しということになった。
    もっともこれは今週だけの話で来週はどうなるかは解らない。ストをするのが一番辛いのは選手だが、それをやらなければ自分たちが安心してプレーに専念できる環境が整えられないってのだから問題は深刻なのだ。

    しかしビックリしたのは選手会会長の古田の奥さん中井美穂がこの件にコメントを出さないって事で一部でバッシングが起こっているらしい。
    まったく意味不明でやんす。
    なぜ旦那がやっている仕事の事で奥さんがコメント出さないからって叩くかれなきゃいかんのだ?まったくマスコミってヤツは馬鹿ばかりだなぁと思っていたら、その中井美穂の主宰しているホームページには「なぜコメント出さない」とか「ストとは何事だ」とか嫌がらせや中傷メールなどが殺到してサーバーがダウンしたらしい。
    まさかそれはマスコミの仕業じゃないよね。やはり過激な何も見えていない素人が(便乗が多いと思うけど)殺到した結果なんだろうなぁ もしかしたら某掲示板でそんな動きがあったのかも知れないけれど。

    逆に、監督や選手の行動や発言にことごとく口を挟む野村沙知代みたいな妻のほうが良かったとでも言うのか?
    ちなみに中井美穂は、楽天の社長・三木谷浩史と誕生日が全く同じ1965年3月11日生まれ。
    ※結局2004年9月18日19日、日本プロ野球が史上初のスト決行。

    [2004.09.12-今日の雑学]テーマ『ストライキ』
    記録に残る中で最も古いストライキは紀元前1160年のエジプト。内容は、ラムセス三世の墓所造成を行う労働者達が賃上げを要求したこと。
    日本でのスト第一号は明治19年6月12日、雨宮製糸場(山梨県甲府)の女性労働者100余名によるもの。会社側の一方的な「労働時間30分延長」「賃金の大幅引き下げ」に抗議して全員が近所の寺に立てこもった。最終的に会社側が折れて日本初のストライキは労働者の勝利となった。
  2004年09月13日(月)言葉の暴力、銃の暴力
    [言葉は大切に]
    なんか栃木県で幼い兄弟が行方不明になっていて、犯人はどうやら同居していた男らしい。
    あくまでも今の時点では容疑者だが、すでにテレビでは犯人扱いで報道中。
    そんでもってやはり近所住民へ犯人(暫定)の評判を聞き込んでいる。おおむね、ふだんから問題が絶えなかったという方向で、さらに視聴者がその人物へ悪意を向けるような作り方になっている。
    それはもう昔からのパターン。

    きっと放送された物の何倍もインタビューをしたんだろうけれど、その中でも特に犯人を悪く罵っている物がピックアップされている可能性は高い。
    しかし、それらを聞いていてなかなか興味深かったのは、インタビューされている人々の顔は映されていなかったんだけどれ、なんか服装とか見た目とかがだらしない感じの人が多く(あくまでもそう感じた)、さらに犯人を罵る為に「目の前にいたら絶対ぶっ飛ばしてやる」とか「ぶっ殺したいよ」みたいな乱暴な言葉遣いを平気で出来ているってのが「どうなんだろ」とか思ってしまったのだ。
    あくまでも、極端な物をピックアップした結果だとは思うけれど。

    (追記:2004.10.3)
    犯人はやはり同居していた男だったわけで、それに関して被害者兄弟の父親が出てきて記者会見を開いていた。
    で、その後、その被害者父親も覚醒剤使用で逮捕。
    なんだかなぁ

    [銃規制]
    言葉じゃなく本当の暴力系の話ではマイケル・ムーア監督作品「バカでマヌケでアホでトンチンカンで○○○で▽▽▽なアメリカ(正式名称失念)」で有名なアメリカの銃器規制法ですが、試行10年目の今年で期限切れとなって失効されました。
    いわゆる、野放しになっちゃった状態。
    なぜ期限延長などの更新をしなかったか?というと、この規制法で一番不利益を被っている全米ライフル協会ってのが実はブッシュ大統領のお得意様で一大支持者なわけですよ。
    ブッシュが政治活動していられるのも、全米ライフル協会が多大な献金をしているからだとも言われている。
    規制が出来たのは前大統領のクリントン時代。クリントンが大嫌いなブッシュにとっては、苦々しい規制法だったんだろうなぁ(ブッシュパパがクリントンに敗れたという過去もある)


    [2004.09.13-今日の雑学]テーマ『ピストル』
    劇画などでリアルな拳銃の絵が出てきた時に「ASGK」や「JASG」などの刻印が描かれてる時がある。実はこのASGK、JASGは日本のトイガン協会の略称で、本物とモデルガンを区別する為にワザと付けられている。つまりモデルガンを参考にそのままリアルに描いちゃったという事。
    自衛隊で使用されている64式小銃の安全装置には「あたれ」と書かれている。実はあ(安全装置)・た(単発)・れ(連射)の意味。
    日本映画で初めて実銃のコルト・ガバメントを撃ったのは岡田真澄。1958年の「赤い波止場」だが、この当時は警察監視のもとで実際の銃を使用した撮影が可能だった。
    香港映画では(最近の事情は不明)ジャッキー・チェンの映画でだけは実際のピストルを使用出来た。ジャッキーの映画は貴重な外貨獲得手段だったため。
  2004年09月14日(火)月ダメ山ダメ
    [占いおばば]
    見るつもりも無かったが細木数子が出ている番組を見た。
    あいかわらず下世話で根拠のない理由で細木のおばちゃんが威張り散らしている。もう占いじゃなくただの説教婆状態っす。
    この人は1980年代初頭に易学をマスターしたということで、いきなり占い師として本を出し始めた人なんだけど、いつの間にか「あなたの背中には蛇が見える」とか、占い師ではない「霊能力者」の力まで身につけていた。占い師と霊能力者はまったく別物だろ。
    きっと宿敵と言われた宜保愛子が亡くなった事で「これさいわい」と言う事なんだろうなぁ。
    ま、彼女の過去はここで書けないほど色々ダークな物があるってのは昔から有名ですが、なんつーか強面(こわおもて)のズケズケ言うおばちゃんキャラのリニューアルって感じでテレビ局は使っているんだろうなあ。占いが当たる当たらないは別問題として。
    しかしこの人の発言の中で凄く大きな位置を占めるのが「男尊女卑」。これが今堂々とテレビで発言されているのは細木のおばちゃんの番組だけだろうなぁ
    しかもその意見が異常に古く、異常に片寄っている。
    なんせ「男は女に比べて根本的なパワーが違う。なぜなら一人の男が50人の女とつき合った場合、50人の女に子供を産ませる事が出来るが、一人の女が50人の男とつき合っても1一人の男の子供しか産めない」などと、トンデモ以前のパワーがどうこう言うレベルではない事を言い放ってしまうのだ。

    [月はだめよ]
    さらに今日見てしまった番組では「女は月を見ない方がよい」「女は山に登らない方が良い」とか言い出して、さらに「女は朝日も昼の太陽も見てはいけない。見ていいのは沈む前の夕陽だけ」みたいな事を言いだしていた。
    山に登っちゃいけないのは「本来、山は神聖な場所で霊山と呼ばれている場所は女人禁制となっているのが証拠」みたいな理由らしい。それは占いではなく、ただの古くさい仏教の片寄った理解の仕方だよなぁ。「女=不浄」みたいな考え。
    こんな事を言うおばちゃんが多くの女性に支持されているの?

    確かに昔から、山の神様は女性だと言われていて女性を嫌うと言う話があるんだけど、そんな事言ったら恐山のイタコはどうなるんだろうか。
    月の件も昔からよく言われている「満月は狂気を誘い出す」と言う物の連想なんだろうけれど、それはどうやら小説などの中でドラマチックだということで多用されて定着しちゃった物みたいなのだ。
    とある研究者が1世紀ほど昔「満月の時に犯罪件数が多くなる」と言う論文を発表した事があり、それが今でも「当然」の事実として語り継がれている。しかし近年の研究では、その論文にはかなり虚偽の部分が多く、まず「月は狂気を誘う」という結論があって、それに都合の良い事実だけをピックアップして作り出した論文らしいと言うことが明らかになっている。
    中にはその説を信じて「月=狂気」とばかりに犯行に走ってしまう人も現代ではいるかも知れないが。
    つまり「月を見ても何も起こらない」

    [パッチワーク]
    さらに占いのおばちゃんは「太陽にはパワーがあるので女性が見てはいけない」みたいな事を言っていましたが、それは仏教以前の原始信仰の考えですなぁ。
    なんか以前はキリスト教の教義を利用したような事を言っていたし、つまり宗教的な、オカルト的な物を寄せ集めてさもありなんな事を述べているだけなんじゃないかと感じちゃうのだ。 これって、某サリン教団と同じだよね、宗教のパッチワーク。

    もっとも古代から月は女性名詞だし、女性のパワーと繋がっているハズなんだけど。

    ちなみに私は占いなんて全然信じないクチなんですが、18歳の時に某美術学校に入学した当時、隣の部屋に住んでいたセミプロの占い屋さんに「将来、文筆関係で名が知られる」と言われた事がある。
    そこで言われたデビューする年齢とかは外れていたけど、そんでもってまだ名が知られるまで言ってはいないけれど、あの当時自分はてっきり漫画で行く人だと思っていたので(あるいは音楽)まったく文章を書くなんて思ってもいなかったのは事実。(作詞はやっていたけれど)

    [2004.09.14-今日の雑学]テーマ『月』
    月の語源は、太陽の次(つぎ)に明るいからと言う説と、30日に一度輝きが尽き(つき)るからと言う2説がある。
    「げつ」という呼び方は、中国語で欠けると言う意味の「闕:ケツ」から来ている。
    月は一年に3.25cmずつ地球から遠ざかっている。これを逆算すると40億年前には地球と月はくっついていた事になる。月がちぎれた跡が太平洋だと言う説がある。
    月は、ドイツでは男性名詞、フランスでは女性名詞。
  2004年09月15日(水)トリビアがらみ
    [少林寺]
    トリビアで「少林寺拳法」は日本の香川県で誕生したというのがあったけど、そうか「少林寺拳法」と「少林拳」をごっちゃにしている人も多いってワケか。
    そういえば、そのVTRの中で少林寺拳法会館の正面にどどーんと「卍(まんじ)」が描かれていたいたけれど、このマークとナチスドイツのマーク「ハーケンクロイツ」がちょうど裏返しマークなので色々な問題を起こしているっすね。

    数年前の物では、ポケモンのキャラクターカードに「卍」が描かれている物が海外で大問題になってしまった事もあった。しかも逆版でマジにナチスマークになっていたとか。
    他にも、少林寺拳法モノの漫画がヨーロッパに輸入された時に、文字が横読みで西洋では本の開き方が逆で、漫画のコマの読み方が左から右なので全部逆版にした処、やはり卍がナチスになっていた事件もありますな。

    [入る?人等]
    あと日本人は何気なく(特に60〜70年モノ)ロボット漫画とかで、ナチスの残党とかを持ち出してハーケンクロイツをシンボライズして使ったりしますが、あっちではとにかく敏感に反応するので大変っすよ(たしかマジンガーZかなんかのロボットにもあったような気がする)。日本でウルトラセブンに出てきた被爆怪獣が問題になって欠番扱いになるような勢い。
    そんなこんなの問題があるので海外の要人が来た時に「日本文化」ということで武術などを紹介する際、この卍を毎回説明するらしい。

    田中角栄が首相だった時代に国交を正常化した中国から周恩来首相が来日した際も、中国の拳法を日本で独自に進化させたモノということで「少林寺拳法」を見学に出かけた。
    その時、田中角栄は親切に「この卍マークはナチスのマークとは関係なく…」と解説を始めて、周恩来首相から「中国にも漢字はありますよ」と言われたことがある。

    [卍]
    卍は部首「十」で6画の漢字。
    書き順は2種類あり結論はない。
    (1)上の短い横棒→(2)真ん中の長い横棒→(3)真ん中の長い縦棒→(4)左の短い縦棒→(5)右の短い縦棒→(6)下の短い横棒。
    (1)真ん中の縦棒→(2)真ん中の横棒で最初に漢字の「十」を書く→(3)上の短い横棒→(4)左の短い縦棒→(5)下の短い横棒→(6)右の短い縦棒
    漢字の書き順は実は決定ではなく「これが一般的に書きやすい順」程度のモノ。鬼の首を取ったように書き順がおかしいと言い出すのは無粋

    青森県のマークは「卍」だがマンホールのふたに間違えて「ハーケンクロイツ」を書いたまま数年放置されてあった。
    そういえば、以前、知泉の誕生日データをごっそりとコピーして運営していた某サイトでは、各人の処にちょっとづつ解説を入れていたけれど、ナチス総統ヒトラーの項目に(卍:ナチス総統)とマンジを書いておりましたなぁ。

    [2004.09.15-今日の雑学]テーマ『漢字の勉強は大切』
    とある暴走族はチームのマークとしてナチスを気取ってハーケンクロイツを書いていたつもりで「卍」をマークに使っていた。

    とある暴走族は壁にスプレーで『○○特攻隊参上』と書いたつもりで『○○待攻隊参上』と書いていた。

    とある暴走族はチーム名「悪魔の爪(つめ)」と書こうとして「悪魔の瓜(うり)」と書いていた。

  2004年09月16日(木)日常と中日
    [い痛い砲台]
    火曜日に書いた占い師のおばちゃんの件をネット検索したら、色々トンデモ発言しているんだね。マジにトンデモ学会がそれだけで1冊本を作っちゃいそうな勢い。
    ○勝俣州和が「実家と嫁の実家の両家の墓参りをしている」という話をした時に「女の家の墓に行くなんて運気が下がる」と発言。
    確か、彼女は昔、墓石業者と結託して訴えられたような気がしますが、それと以前は「美肌の秘訣は墓石を磨くこと」と意味不明の事を言っておりましたが、それは実家の墓でしょ?自分は女なんだから運気下がらないのかな?(ま、墓石を磨くという作業でカロリー消耗するので肌にはいいかも知れないけれど)
    あと、出川哲朗は離婚するとか、言いたい放題ですな。

    [過去に感謝しつつ前向きで]
    悲しみも喜びもいつかその感情は日常になってしまう
    9月11日にアメリカの同時テロで犠牲になった方のドキュメンタリードラマが放送されていましたが、やはり現実を忠実に再現したドラマだと、物語的な大きな展開や、ラストに向けて話が収束していくという感じではなく、最初に事件が起こって、あとは淡々と日常が繰り返されていき、人々の感情は大きな傷を抱えつつ日常へと昇華されていくのだなぁと感じた。
    起こった事件は辛いことだけれど、結局生きている自分が存在しているワケで、その自分が生活していく事でその事件を当然のこととして受け止めていくのだ。
    なんか悲しいけれど、そうやって人間は痛みに耐えるように出来ている。

    それと同時にどんな幸せな事も、嬉しいの最初だけで徐々に日常になってしまう事がある。
    それは本当に好きな相手とつきあえたとか、希望していた学校・会社に入れたとか。もっと小さい事では「欲しかったi-Potを手に入れた」とかでも、徐々に当たり前になってその素晴らしさを忘れてしまいがちなのだ。
    色々なことを当たり前にしつつ、現状に感謝していかなければいけないのだ。そして、それ以上先へ進む努力も怠らない。
    などと自分に言い聞かせてみる。

    [小泉と中日]
    よく判らないけれどブラジルで泣いていた小泉純一郎大丈夫か?
    話の全容は見えないけれど、なぜあの演説の最中のあのポイントで涙ぐんだのか不明。あれは老人性のモノなのか(泣いている時すごく老けたような感じだった)、それとも日本では叩かれまくっているので、全面歓迎ムードのブラジルが嬉しかったのか?
    まぁ、日本に来たまま帰らなくなっちゃった、元ペルー大統領フジモリ氏みたいにならないでね。
    とりあえず中日ドラゴンズが優勝しそうな勢いですが、実は中日の優勝した年は政変が起こりやすい。そういう意味で小泉政権もどうなんでしょうかね?

    昭和29年→吉田茂内閣が倒れた。
    昭和49年→田中角栄内閣が倒れた。
    昭和57年→鈴木善幸内閣が倒れた。
    昭和63年→翌年元号が変わった。(次期シリーズ開幕前までを1年と考えると)
    平成11年→次期シリーズ開幕直前に小渕首相が倒れ、後に死去。

    ところで、プロ野球がストに突入したまま今年のシーズンが終わると、中日の優勝はなくなるんでしょ?そっちもどうなんでしょうかね?



    [2004.09.16-今日の雑学]テーマ『中日ドラゴンズ』
    中日球団のニックネームを決めるとき、オーナーの干支である辰年にちなんで「ドラゴンズ」と名づけられた。ちなみに、そのオーナーとは、親会社である中日新聞社の杉山虎之助社長。
    作曲家・山本正之のデビューのきっかけは、友人が「ラジオでドラゴンズの応援歌を募集してる」の一言。さっそく作詞作曲してテープを送った。その時の曲が今も使われている『燃えよドラゴンズ』。しかし本当の事を言うとラジオではそのような応援歌募集なんて行っていなかった。
    ※山本正之氏は『タイムボカンシリーズ』などアニメの主題歌の作曲でお馴染み。
    中日ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ」の作詞・作曲は「タイムボカンシリーズ」の山本正之氏。歌は板東英二が歌っていた。
    山本正之氏は愛知県安城市出身で、学生時代に友人に「ラジオで中日の応援歌を募集しているよ」と言われ作った物が採用され、これによって作曲家デビューを果たした。
    ちなみに、このとき中日は応援歌など募集しておらず、先の話は友人の嘘だった。
  2004年09月17日(金)そんなのあり?
    [天文学的確率]
    ローソン限定でコカコーラ社製品に「ディズニーキャラクター・スポーツフィギア」ってのを今やっているんですが、なんか変な状態になっている。
    今はそんなにフィギアには燃えていないんですが、あんましお茶とかのメーカーや商品にこだわっていないので「同じ買うのならオマケつき」てな状態であります。

    ディズニーキャラがそれぞれスポーツをしているフィギアで、ついでに保存しやすいケース入り。てな事で、帰りにふと寄ったローソンでお茶を購入して、まず「ミッキーマウス」が出た。 で、次の日の帰りにも「ミッキーマウス」が出た。
    うぬぬと思い、翌日はお茶を2本購入したのだが、見事に「ミッキー2匹」
    なんじゃそりゃ?と翌日はお茶を2本&アクエリアスを購入したのだが、見事に「ミッキー3匹」
    なぜか12種類もフィギアがあるのに、ミッキーマウスしか出てこない。

    そんなこんなで日々を過ごし、現在、私の部屋にはミッキーマウスが13匹。そして、それ以外のフィギアは1つもない。
    もしかして、あの店のミッキーをことごとく私が選び続けているのか? それともミッキーしか存在していないのか? なんだかよく判らないのだが、ミッキーだらけなのだ。
    (ネット検索するとちゃんと他のフィギアもあるみたいですが)
    このフィギアは全部で12種類ある。
    その中からミッキーマウスを引き当てる確率は1/12。
    2回連続でミッキーを引き当てる確率は12×12で1/144。3回連続なら1/1728。4回連続なら1/20736。5回連続なら1/248832。
    で、13回連続でミッキーマウスを引き当てる確率は1/106993205379072(106兆9932億0537万9072)と言う天文学的確率なのだ。マジっすか?

    [君に薔薇薔薇]
    1971年創刊のホモ雑誌「薔薇族」が382号で廃刊だそうで。
    発行部数がここに来てがくんがくん落ち込んでの廃刊なんですが、世間的にはホモさんが少なくなったワケではない、むしろ昔より増えているらしい。
    で、なぜ部数が落ちたのかというと、元々「薔薇族」とかの雑誌は「日陰者で仲間や相手を募集するのは特殊な場所(新宿某所)とかに行かなくてはならなかったので、この雑誌の読者欄で仲間募集するのがかなり人気コーナーで、メインとなっていた。
    それがいまやインターネットで自由に仲間を募集することできるようになって、その影響を受けて雑誌が売れなくなってしまったというのだ。
    インターネットってのは「ただで情報が手に入る」便利なツールであるんだけど、そんな形で廃刊してしまう雑誌もあるのだなあ。


    [2004.09.17-今日の雑学]テーマ『ミッキー』
    ミッキーマウスが初登場した映画は『蒸気船ウィリー』となっているが、実はそれ以前にもウォルト=ディズニーはミッキー主演のアニメ映画を2本ほど作っていた。ただ無声映画だったこともあり、全く売れなかった。
    ミッキ−・マウスはもともとミッキ−・モ−ティマーといった。
    イタリアでは、ミッキーマウスは「トポリーノ」・ドナルドダックは「パペリーノ」と呼ばれている。
    現在モーニング娘。に所属している藤本美貴はデビュー当時ニックネームを「ミッキー」にされそうになったが「そのまんまじゃん」と言う事で本人が「ミッキー&キティ」で「ミキティ」を考案した。
  2004年09月18日(土)4個目
    [ぃやっほぉ〜〜〜ん!]
    5月末にリハビリの為にi-Podを購入してウォーキング最中にイヤホンで音楽を聴いているのですが、3ヶ月半で、4個目のイヤホンを購入。

    最初のはi-Pot付属のモノだったんだけど、なんか自分の耳に合わずにポロポロ落ちるので(外人向け?)新たに購入したんだけど、それも若干大きめだったらしく耳のアナが痛くなってしまった。
    と言うことで、7月初旬に耳に引っかける形のイヤホンを新たに購入した。
    が、それも日々の使用に耐えられずにボロボロになってしまい、新たなイヤホンを購入した。 なんつーか今年のイヤホン購入額は私史上最高額ということになるのだ。
    そんでもって今回のは耳にひっかける形だが、イヤホン形式ではなくヘッドフォンの小型版て感じの物。
    で、早速今朝の食事が終わった後でウォーキングをと思っていたのだが、いきなりの小雨で断念。
    しかし病院の先生に言わせると「こんなに順調に回復した人も珍しい」との事。

    まぁ基本的にはストレスが最大の原因で、その原因をスッパリ切り捨てたおかげで要因がすっかり無くなったワケで、食事なんかも以前通りに取っている(実は病院食を続けると逆に低血糖ぎみになってしまう)まったくもって健康なのだ。

    [2004.09.18-今日の雑学]テーマ『耳』
    聴力は民族・人種差が大きい。調査機関の報告によるとフランス人がもっとも敏感。アメリカ人、イギリス人、ロシア人と続き、アジア圏は聴力が鈍いとされている。(なんか偏見あるような気もするけど)
    人間の耳垢には抗菌作用を持つ成分が含まれている。
    人差し指を耳の穴に突っ込んでみると、ゴーッという音が聞えてくる。これは顔の筋肉の繊維が伸び縮みする音と血液が流れる音。
    日本人は熱いものを触った際つい反射的に耳たぶを触りたくなるが、この仕草をイタリア人の前でやると相手に「ケンカを売られた!」と感じるらしい。
  2004年09月19日(日)30年前にツッコミ
    [まだまだ続く]
    最近は報告してませんでしたが、i-Podをキッカケとして始まった自宅CDデータ化大作戦ですが、残り3分の1を切りまして、現在11941曲、連続再生すると33日6時間19分という状態になっております。容量は42G。
    ハッキリ言って自宅CD、購入して1度ぐらいしか聞いていないのは山ほどありまして、中には購入しただけでビニールも破っていないCDまでありました。もう「買った」というダケで満足しちゃって「時間のある時に聞こう」なんて思ったまま、時間も出来ずに早10年みたいな状態でやんす。

    [ね、バスボン]
    その中で「昭和名曲全集」みたいなCDを聞いていると「ゲッこの曲ってすでに20年前?」なんて感じに自分がじじいになったのを実感したりします。
    その中で、松本ちえこなんて人が70年代中期に瞬間的に「バスボン」のCMで売れて「恋人試験」なんて曲を歌っていました(今で言えば、アイフルのCMで売れた小野真弓みたいな売れ方)。

    その歌詞が「0点なんかじゃ許さない、100点取る人大嫌い、知っているのにわざと間違える65点の人が好き」というワケの判らないモノなんだけど(しかし65点って偏差値低いなぁ)、もっとわけ判らないのが「私のどこが好き」という事で、色々なパーツを羅列するんだが、耳・唇とか胸なんかはいいとして「小さな瞳」って歌詞があるんですわ。
    松本ちえこってのは地味な顔しているんですが、目が小さいけれど「瞳」は小さくないだろ。瞳が小さいってのは、サリンを吸い込んでしまった時に瞳孔が縮小するってのは知っているけれど、あんまり無いよな。

    などと30年も前の曲に一人で突っ込んでいる私がいるのであった。
  2004年09月20日(月)ワラにまみれてよぉ
    [失礼なヤツだな]
    「テレビの力」の3時間生スペシャルだそうで、先日、日本テレビの方では「FBI超能力捜査官」みたいなのをやっていて、20数年行方不明だった親をいとも簡単に捜し当てたりしていたので、こっちも必死なんだろうなぁ

    しかし、今回家出をした娘の捜索を依頼した父親が番組冒頭「色々手を尽くして探したのですが見つける事が出来ずに…、そこでワラにもすがるつもりで番組に」と言い出した。
    あのぉ「ワラにもすがる」って「溺れている時にワラのようなつまらない物にすがってしまう」と言う意味で、思いっきり番組を否定しちゃってんですけど。

    昔、選挙の街頭演説で「ワラにもすがるつもりで皆様にこうして演説をさせてもらっているのです」と発言し、聴衆からヤジを飛ばされた国会議員もいましたが(本人はなぜヤジが飛んだのか理解出来ていなかったみたいです)

    [絵本作家になりたかった]
    兵庫県西宮にある書店で大量の絵本のページを折ったり汚したりしていた男(39歳)が現行犯で逮捕された。その店の被害は絵本59冊で6万2400円だそうで、事件は8月に起こって、9月14日に器物破損ってことで起訴された。
    で、その理由ってのが「絵本作家を目指しているのだが、自分の本が出版できないことに苛立って」って、おいおい…。

    しかも、神戸周辺の20店以上の書店で1月から8月までの間に約1400冊ほどの絵本が同様の被害に遭っていたらしい。
    う〜〜〜〜〜〜〜む。


    [2004.09.20-今日の雑学]テーマ『色々』
    集中豪雨という言葉は1953年8月15日の朝日新聞夕刊にはじめて使われた。
    マイケルムーアの映画「華氏911」のタイトルもとネタは、レイ・ブラッドベリのSF「華氏451度」。これは本を読むのが禁じられた世界の話で、本が燃える時の温度を意味している。ちなみにこの小説「華氏451度」は米プレイボーイ誌に連載されていた。
    星新一によると、ケツを拭くのに最も良いモノは生きているウサギ。


     


ひねもす雑記