ひねもす雑記
2004年10月11日〜20日


▲2004年10月11日:月:浜松の花博終了
▲2004年10月12日:火:CM
▲2004年10月13日:水:鼻毛
▲2004年10月14日:木:外人
▲2004年10月15日:金:売れたり売れなかったり
▲2004年10月16日:土:NO SMOKING
▲2004年10月17日:日:犯罪参照
▲2004年10月18日:月:ルサンチマン
▲2004年10月19日:火:ダメ出しでごんす
▲2004年10月20日:水:韓流(ハンリュウ)
  2004年10月11日(月)浜松の花博終了
    [公共事業って]
    浜松で開催されていた花博、終了直前の土曜日は台風で休止になっていましたが、この手の博覧会としては久々の成功例だったみたいです。
    もっとも、この浜松の花博が大成功した裏で、昔から浜松で運営されている植物園の入場者が例年の40%に落ち込んでいたってのもあります。この手の公共事業ってのは「地域の活性化」を謳いつつ、昔から存在している商売との競合に関して何も考えていない事が多い。

    伊豆なんかも年々観光客が減っている現状があって(熱海の寂れ具合は哀しいよ)伊豆観光協会が「では集客力と魅力のある観光施設を作れば客が戻って来るに違いない」とのアイディアを出して、スパリゾートみたいな施設を作ったりするわけですよ。宿泊施設無しで気軽に温泉に家族で入って楽しめる施設を。
    そのお陰で昔ながらの温泉旅館に来る客がさらに激減。しかも良かれと思い一大事業として道路を整備したお陰で近県からは日帰り出来る状態になってしまったために、宿泊施設は全然利用されないという状態。
    まったく馬鹿ですね公共事業って。

    [BJ]
    日テレでアニメ『ブラックジャック』が始まった。休日って事で久々にこの時間帯の番組を見る事が出来た。しかもアニメをちゃんと見るなんて何年ぶりなんだか。
    基本的にアニメは興味ないんだけど、やっぱし手塚マニアとしてはチェックしないワケにはいかないって感じで、第1回放送を見た。
    初回の1時間スペシャルって事らしく、オープニングでブラックジャックの子供の頃に遭遇した事故から医者になるまでを簡単に見せて、本編スタート。
    変にいじった設定にもせず、キャラクターもかなり原作に近い状態で、原作を見慣れている人間としては違和感はほとんどないっす。ピノコも双子だったり、宇多田ヒカルだったりしないので。


    [2004.10.11-今日の雑学]テーマ『花博』
    2000年に兵庫県の淡路島で地震後の復興の意味もあって花博が開催されていた。その花博へサザエさん一家も出かけたのだが、そこでタラちゃんは迷子になった。実は1985年のつくば博へも出かけて迷子になっている。さらに1970年の大阪万博にも出かけてそこでも迷子になっている。(今年は出かけたかは不明)イベントに出かけてタラちゃんが迷子になるのがお約束らしい。
    噂によるとタラちゃんのお出かけ着はいつも同じで、大阪万博の時も淡路花博の時も同じ服を来ていたらしい。
    1990年に大阪で花博が開催された時、最終日に一人が「ここの花ってもういらんのやろ?」と勝手に摘み持ち帰るという暴挙に出た。それを見ていた他の客も「それなら自分らも」と花壇に群がり花を勝手に摘みだした。係員の制止も効かず会場はパニック状態となって最終日は終わった。
    その事を関係者が「モラルがなさすぎる」と新聞で翌日非難をしていたが、その閉会後に残った大量の花は埋め立てゴミとして処分されたと言う事が判明し、こんどは新聞に叩かれていた。
    その1990年の大阪花博で上演された舞台『シンクロニシティー』がジェニファー・ロペスの初舞台。
    [雑学への追記]
    以前雑記に書いたのだけど、近所に銀行が出来た時に店の入り口に大きな生花のアレンジメントがいくつもあったのだが、その内のひとつが風で倒れてしまった。そこで会場整理をしていた行員がバラバラになってしまったアレンジメントを指して「この花好きな方持ち帰ってもいいですよ」と言った途端に、周囲にいたおばさん連中(平日だったので、おばさん率が高かった)が倒れたアレンジメント以外の花も我先にとむしり取り始めた。もちろん行員の制止も無視して。
    で、あっという間に銀行の入り口には残骸が…(目撃者、それを呆然と見ていた我が家の母)
    [雑学への追記2:サザエさんネタ]
    数年前に「サザエさん何周年記念」的番組で、タラちゃんが万博に行った時の話も出てきたのだが、そこでウキエさん(当時は現カツオの富永み〜なだと思う)が一言「あたしその頃まだ生まれてなかった」。サザエさん世界でもそれはすでにギャグのネタになっているらしい。

    [雑学への追記3:花博]
    今回の花博終了後、花壇に残った花(業者が引取に来ない分)は近隣の小中学校に寄付されたらしい。で、そのニュースを読んでいたアナウンサーが「すでにニンキもまばらな会場」と発言。たぶん原稿には「すでに人気(ヒトケ)もまばらな会場」と書いてあったんだろうなぁ
    でも「人気ない」を「ニンキない」と読むのはいたしかたないですかね。画家の「ユトリロ」を「ゆとりグチ」と読んだらネタにもなりますが。
  2004年10月12日(火)CM
    [CMタイアップ]
    どっかの高校での2学期の始業式にいきなり「175R」が登場してライブをやったというのをやっていたんだけど、あれって「キットカット」のCM撮影だったんですな。
    なぜそこでライブが?みたいな説明はニュースの時にはなかったんですが。
    [柔肌卵肌の桃井さん]
    続いてCMネタ
    桃井かおりが化粧品のCMをやっているが、そこで「いつまでも綺麗な桃井さん」みたいな設定なんだけど、桃井かおりが出ているシーンだけ画面の濃淡の調節いじりすぎでノッペリしちゃってんの。
    なんかムチャクチャ無理して作っている感がして、スタッフの苦労が忍ばれます。

    [ギャートルズ]
    もう一つCMネタ
    防虫剤の「ゴン」のCMで沢口靖子がパンクロッカーに扮して歌っているのがあるけど、聞き取りにくいあれの歌詞
    ゴンゴン消えても年金消えたらアカン!アカン!
    ゴンゴン消えてもパリーグ消えたらアカン!アカン!
    何気なく社会風刺をしているのだ。

    ところで最近、小泉孝太郎って見かけた?

    [台風の余波]
    どうやら会社の人の家が土曜日の台風で冠水したらしく、後かたづけの為にお休み。
    ニュースで見ると神奈川の港近くに止めてあった30屯以上のトラックが数台、風に煽られて吹き飛んだらしい。横転したとかじゃなく、完璧に吹き飛んで他のトラックの上に直撃していた。
    そこまで酷くは無かったけれど、確かに土曜日の暴風雨はとんでもなく凄く、実際家が揺れるような感じでもあった。

    で、気が付くとベッドの上になぜか大量の黒いススのようなほこりが散らばっていた。なんじゃ?と思っていたんだけど、どうやらずっと掃除をしていなかったカーテンの上側などに貯まっていたほこりが家全体を揺するような防風で落ちてきた物らしい。
    とりあえず我が家の被害はこの程度だったんだけど、同じ伊豆でも宇佐美のほうはとんでもない状態みたいっす。アメリカなんかでよくある竜巻が通り過ぎた跡みたいに、並んでいる数軒の家の屋根が吹き飛んでいて、顔じゅうに傷を作ったおばさんがインタビューに答えていた。
    本当に今年は台風直撃の当たり年なのだ。

    とんでもない大型台風だったんだけど、我が家の周辺に住み着いているウサギはなんとか無事だった。
    [黒くてベタベタどーも墨ません]
    お土産で「イカスミ入りイカの塩辛」を貰った。
    これが見事な程、たっぷりイカスミが入っていて、マジに墨にしか見えない。ご飯に乗せても、それをご飯の上で薄く伸ばしてもその黒さは全然薄まらず、茶碗にべっとりと黒い墨が付いた状態。
    ハッキリ言って激しく食欲減退するような食べ物でやんす。味自体はまったく遜色ないイカの塩辛なんですが。
    このイカスミを入れた効果はいかほどの物なのか不明ですが、ハッキリ言って私にとっては嫌がらせとしか思えないっす。

    [2004.10.12-今日の雑学]テーマ『イカスミ』
    イカスミは料理に使うのにタコスミが使われないのは、アミノ酸が大量に含まれているイカスミに対し、タコスミはアミノ酸が30分の1程度で味がないため。
    イカが墨をはく理由は墨自体を自分のダミーに見せて相手を攪乱させ逃げる為、タコの場合は墨の中に嗅覚を狂わせる物質が入っているので相手が混乱するので。
    イカスミの黒い色の主原料はメラニン。それを薄くのばした色をセピアと呼ぶ。実際に水彩顔料のセピアはイカスミを乾燥させて作っている。しかしかなりイカ臭いので要注意。
  2004年10月13日(水)鼻毛
    藤子不二雄ってワープロ入力(ローマ字)をするとき、実に無駄なく素早く打てる名前なんだね。

    [麩]
    帰宅すると宅配便で「お麩詰め合わせセット&お麩調理レシピ本」が届いていた。実は先日出演したラジオの出演料なのだ。
    その時、スポンサーを意識して「お麩の雑学」なんて物を喋ったが、お麩にこんな種類があるとは思わなかった。(基本は焼き麩・生麩ですが)
    今年の冬はお麩三昧。・・・ってなんだか嬉しいんだか嬉しくないんだか不明。

    [クイズ番組]
    なんだか今期のテレビ新番組は「クイズの名を借りたバラエティ」が多いような気がする。マジに知識で勝負するような番組は視聴者的には参加しにくくなって、結局どっかの大学クイズ研究会のターゲットになっちゃうので「IQサプリ」みたいなトンチ中心とかみたいっすけど。
    [痛さの単位]
    トリビアの泉で「女にだらしない様を鼻毛」というってのをやっていた。
    しまった、やられたか。実は温存していたネタの1つ。
    あれでは「鼻毛とは女に甘い事」と言うことで押していたけれど、色々な使いかたが存在している。

    基本は「女にうつつを抜かして、鼻毛の手入れもしない状態」なんだけれど、たとえば『鼻毛を数える』というのは「女が男を手玉にとる事を意味」している。他にも
    「鼻毛を伸ばす」女の色香に溺れる
    「鼻毛を読む」女が男の気持ちを操る事
    「鼻毛を抜く」相手を出し抜く
    と言う意味になるのだ。

    で、鼻毛を使った言葉の中に「鼻毛でトンボを取る」というのもあるんだけれど、これがどういう意味かというと「あんまり鼻毛を伸ばしているとそこにトンボが止まっちゃうよ」という事で「鼻毛が伸びている」という意味らしい。

    そういえば、5〜6年前にネットの某サイトが「ハナゲは痛さの単位」というギャグネタを書いた事があったけれど、その冗談で書いたハズのネタが、雑誌なんかで紹介されて、マジに一時期はそこで書かれていたように「ハナゲという痛さの単位が学会で決定した」みたいな書かれ方をしてました。
    あれはなんだったんだろうか。
    あたたたたっ足ぶつけちゃったよ、今の痛みは4ハナゲぐらいかな・・・・って全然説明になっていないや。

    ところで「鼻」って字は実際の鼻のカタチから出来ているらしいけど、その鼻って鼻毛が出ているよね。

    [2004.10.13-今日の雑学]テーマ『鼻関連』
    鼻が大きい人はチンチンもでかいというのは俗説と言われているが、実際に医学的な裏付けのある事実らしい。が、必ずしもというワケではない。
    鼻クソは成分のほとんどがたんぱく質なので、蟻の通り道に転がすと蟻は大喜びで巣に持ち帰る。
    「興奮すると鼻血がでる」というのは昔から言われている事だが、戦後日本で広まったのは谷岡ヤスジのマンガがヒットした以降。鼻血ブーッ!
  2004年10月14日(木)外人
    [まじめなA型]
    なんだかここに来ていきなし真面目に日々雑記を書いている。偉いねどうも。
    とかなんとか言いつつ、この雑記の一番古い記述は1996年って事で、すでに8年前。実際の事を言えば、小学校の頃から日記を付けようと思いつつ、いつも3日坊主が続いていたような私でありまして。

    家に所蔵されている古い日記を読み返すと、毎年正月に何をやったかだけはハッキリ判るような状態。
    それがいつの間にやらこんな状態。この頁にはカウンターも付いていないので、読まれてるのかは不明ですが(友人数名が読んでいるのはなんとなく判明)、ま、自分が爺になった時のお楽しみって事でいいや。実際に「日記」ではないので何をやったのかはほとんど不明なんですけどね。

    [We are the タイマーズ]
    先週の話ですが自分がかつて通っていた中学校にネイティブ英語を教えるために来ていた外人講師が大麻所持で捕まったそうです。
    っつーか、こんな田舎のさえない中学にもそんな先生が来ていたってのにビックリ。ついでに「今さら大麻なんかキメてるのって、ダサ」って感じ。
    ま、外人講師って事でそれなりに人気もあったんだろうねぇとは思う。

    でも昔バブル期に某所で聞いた話では「クラブなんかでモテモテの外人(主に米兵)なんかがいるけれど、奴らは仲間の内では格好悪いとか言われているような連中が多い」そうです。日本人相手にチャラチャラしているから格好悪いってんじゃなく、同朋のアメリカ人女性に全然人気がないようなモテない君が日本に来るといきなりモテモテになってしまうために、かなりエスカレートして遊び廻るって事らしい。

    人種によって格好良さの基準ってのが違うので一概にはいえませんが、時々国際結婚をした日本人女性を見て「えぇ?」と思うような人の場合もあります(顔だけがすべてでは無いっすけど)きっと外人から見て、どっかエキゾチックだったりするんでしょうな。
    自分的には絵にかいたようなフェロモン溢れまくりの「Oh! Come O〜n」な感じの白人女性は苦手ですが。

    [色々な人生]
    今日聴いたニュース:自分の家に火を付け全焼した男が逮捕された。なぜ放火したかという理由が「ハンコを探して見つからなかったのでイライラして」色々な人生を抱えてみんな生きているのだなぁ。

    [2004.10.14-今日の雑学]テーマ『大麻』
    戦前の日本では大麻があんな麻薬になるとはほとんど知られていなかったので、普通に栽培され調味料や繊維として使われていた。日本人がそんな使用法を知ったのは戦後GHQが入り込んできてから。しかもGHQが指導した「大麻を吸うのは辞めよう」というキャンペーンにより。
    大麻推進派曰く「大麻は煙草より体に悪影響がない」というのは、大麻にはタールが含まれていないので当たり前の話。
    一時期ジョン・レノンとポール・マッカートニーは紅茶をパイプに詰めて煙草代わりに吸っていた。実は紅茶の煙、味だけは大麻にそっくり。
    1980年ポールマッカートニーが初ソロ来日の際、空港の手荷物検査で大麻が発見され逮捕されてライブ中止→強制送還になった。小林信彦の説によると、ビートルズ時代の来日時、国賓待遇で税関は素通り出来たので「自分はフリーパス」だと思いこんでいたと考えられている。なんせ鞄の中に堂々と大麻樹脂が大量に入っていたので。
    東北の一部地域では、熱射病(現熱中症)の治療に大麻の絞り汁を用いていた。(漫画家矢口高雄の「ボクの手塚治虫」による話)
    ヒンズー教の聖地・バラナシでは日本人観光客を見かけると大麻の売人が「ナガブチ!」と連呼しながら近寄ってくる。どうやら誰かが面白がって「日本では大麻のことを長渕と呼ぶ」と教えたためらしい。
  2004年10月15日(金)売れたり売れなかったり
    ひさびさに金八先生なんてのを見てしまった(第7シリーズ初回2時間SP)
    しかし現代の教育が抱えている色々な問題を取り扱いたいのはわかるけれど、一気に「学級崩壊」「家庭内暴力」「知的障害児童の受け入れ」「麻薬汚染の低年齢化」などなど、エピソード詰め込みすぎ。
    週末をどど〜んと重い気持ちで迎えてしまいました。

    [急落]
    玩具メーカーのタカラが現代版ベーゴマ「ベイブレード」の人気急落で思いっきりの赤字らしい。

    ついこの間まで「売れているらしいねえ」とい噂は聞いていたんだけど(周囲にその年齢の子供がいないので実情は判らないっすけど)、その人気が誰の予想もしない急スピードで落ち込み、一気に売れなくなったらしい。
    さらに、アメリカでも展開しようとしたんだけど、それが全然売れなかったというのも重なって、今期の利益予想が9億円だったのが、実際に蓋を開けてみたら赤字33億円というとんでもない状態になってしまった。

    うむ、今の子供はやはり大量の情報と遊びに晒されていて、ブームが一気に来て一気に去っていくのだなぁ。昔みたいに凄くつまらない単純な遊びを延々とやっているなんて事はなくなったのかも知れない。
    TVゲームでさえ、あのブロック崩しやインベーダーゲームで延々とやっていたもんなぁ
    それ以前のブームだって、長かった。

    と思いきや、実は自分の時代も凄く短いブームは存在していて、かのアメリカンクラッカーなんてのは爆発的に売れたんだけれど、売れたのはわずか2ヶ月ぐらいの間で、その期間を過ぎたらまったく売れなくなってしまい、便乗で後乗りで生産開始したメーカーは全然売れずに、いくつかのメーカーはつぶれたという。
    確かにアメリカンクラッカーなんて、延々とやる物じゃないし、やりたいと思った人が購入したらもう売れないような物だし。

    たしか、タマゴッチも爆発的だったのは半年ぐらい(1996年暮れ〜翌年春)で、勢いに乗って新作を出したバンダイはそれ以前に儲かった分がチャラになるほど赤字を出していたし、売れなかった分を処分するのに約60億の金がかかったらしい。(廃棄処分にしたタマゴッチは約1300万個だそうで)
    タマゴッチなんか最盛期なんかは、幻の白タマゴッチが数万円で取引されているとか、暴力団がそれを資金源にするために恐喝しただとか、中年管理職がハマってしまい仕事中も育成して解雇されたとか、おもしろいニュースが日々流れていました。
    [Utada]
    宇多田ヒカル(Utada)のアメリカデビューCDのビルボード初登場チャートが発表された。
    が、報道によってかなりまちまち。ある新聞は「初登場160位」で、ある新聞は「初登場5位」となっている。

    どうやらビルボードには新人アーティストのチャートってのもあるらしく(デビュー作って事なのか、今年の新人という事なのかは不明)、そっちの方で5位らしい。で、すべてのCDの中では160位。
    この数字を高いと見るか低いと見るかは色々意見あると思うけど、いきなり日本からやって来た新人のアルバム初登場チャートとしては凄いんじゃないかと思う。あっちのチャートは日本みたいに「初登場が最高位で後は下がっていくだけ」みたいな売れ方はほとんどしないので、徐々に噂が盛り上がってチャートを上がっていくというケースになっている。勝負はこれからなのだ。
    [この世の春]
    も一つ芸能で「松本幸四郎一家がこの世の春を満喫」という見出しで新聞に書かれていた。
    父親の松本幸四郎が歌舞伎座で座長公演を務め大盛況を収めている。と同時に息子の染五郎が日生劇場で座長公演を行っており、と同時に娘の松たか子が丸の内帝国劇場のミュージカルに主演しているという事で、松本一家勢揃いみたいな事を話題にしていた。
    あの・・・・長女の松本紀保は?

    それ以前に「この世の春を満喫」って言い方、なんかこの先は落ちるだけみたいな印象を受けてしまうんですが(自分だけかな)。


    [2004.10.15-今日の雑学]テーマ『金八先生』
    武田鉄矢は代表作「金八先生」が始まる前ラジオで「学園物のブームに便乗するようなんですが内容は先生モノで、金曜の八時だから金八と言うかなり安易な物です」と発言していた。
    金八先生の第1シリーズ(1979年)に生徒として出演していた「藤島ジュリー景子」は、かのジャニーズ事務所の副社長メリー喜多川の娘。そして現在はジャニーズ関連の出版&音楽部門ジャニーズエンターテインメントの社長。第1シリーズにはたのきんの3人も出ていたが、あの番組のメイン生徒に必ずジャニーズが配置されるのはここから始まっている。
    金八の息子・坂本幸作は最初3年B組だったが、父親の金八が学年途中で教師としてB組を受け持った為にC組へ移動させられた。(1999年・第5シリーズ)この3年B組は半年放送して最終回に卒業式を持ってくるのがパターンなので、途中から職場復帰などとなるケースが多い。
    1988年に放送された第3シリーズがあまり有名ではないのは普通のドラマのような3ヶ月のシリーズで最終回が卒業式ではなく12月26日、2学期の終業式だったため。
  2004年10月16日(土)NO SMOKING
    [力仕事帰り]
    今日は母親が参加している水墨画の会が秋の展覧会を開くって事で会場の杉山バラ園へ朝早くから搬入に出かけた。
    今から1年とちょっと前、自分が個展を開いて色々あった会場なのだが、まだ1年ちょいしか経っていないのかとちょっとビックリ。もう遙か彼方の話だと思っていた。それほどこの1年が忙しかったんだと思うけど。
    で、水墨画という物の性質上、高齢者が多く、なんだかんだで会場の設営とかで部外者のハズの自分が色々作業をするハメになってしまったのだ。

    [ネットでは覚悟すべし]
    ネットの最大の特徴は「批判される」って事でしょうかね。
    自分の場合は、こんだけ大量に文章書いているし、そこそこ目立つ事やっているらしいし(本とか出したら、それはもう読者の裁量に掛かっているワケで作者がいくら言い訳しても意味ないっす)、それなりに批判とか批評とかされちゃうってのはしょうがない事なのだ。
    ってのを、約6年半やってきて、最近やっと悟り始めた。
    というか、誰がどーこー言っても「俺が趣味でやってんじゃん文句言うなよ」的な開き直りが生まれてきたとか、図々しくなってきたって事なんだけど。

    ネットには冗談抜きに数え切れないほどのサイトが存在していて、自分の趣味の物もあるし、まったく興味を引かない物もあるし、ちょっと見ただけでウンザリしてダイエット効果バッチリな所もある。だから「嫌なら見なきゃいいのに」という言葉で終わってしまうのだ、むやみやたらな批判に関しては。(貴重な意見として胸には留めますが)
    ありがたい批判と、内容の無い批判を見極めながらこれからも続いていくのであった。

    [規制対象]
    アニメ「ワンピース」がついにアメリカでも放送開始らしい。
    が、やはり色々な規制が厳しいアメリカでは暴力シーンはカットされる。といいつつ、あの手の漫画の中に戦闘シーンは不可欠なので難しい部分もあるんですが、たとえば殴るシーンが合ったとしても、拳が相手の顔面などに炸裂している箇所はカットされ、顔を歪めているとか、吹き飛ばされて壁にぶつかるとか「殴られた後」が判るように編集されるという。

    たぶん、この先制作される分は最初から世界的マーケットを意識して制作されるんでしょうが、すでに日本で放送済みの部分はそんな編集を施して輸出されるらしい。
    あとアメリカで「子供が視聴しても良い」という条件をクリアさせる為に、登場人物の一人サンジが常にくわえているハズの煙草も全部消去されるという。
    これなんかは確か現在韓国KBS(韓国放送公社)で放送されているワンピースでもすでに削除されているらしい。
    子供向け番組で「煙草」は御法度という状態に世界的にはなっていて、どうやら日本だけがそこらに寛大なのだ。

    もう10年以上前ですら、かの「ルパン3世」がフランスなどで放送された際には、次元大介のくわえ煙草は「常に棒付きのキャンディを舐めている」というなんかマヌケな設定に替えられていた。

    [2004.10.16-今日の雑学]テーマ『アニメ海外事情』
    アメリカの一部の若者(結構年齢の高い人もいるが)で日本産アニメが熱狂的に受け入れられている。その背景には幼年期に在日軍人家族として日本で生活をした為にアニメどっぷりになった人が多い。
    その後、軍人の子供は軍人になるケースが多く、さらに日本産アニメが見たいがために日本駐留を自ら志願するケースが多いらしい。そして同胞のマニアのために軍の郵送システムを使って大量の録画したアニメビデオを定期的に配信して、ディープマニアを育成した。(マニアはほぼリアルタイムで日本のアニメを鑑賞していたらしい)
    10数年前ヨーロッパで「ナチスマークの元で修行するスキンヘッド少年」の日本産アニメを放送禁止にしろという運動が起こった。そのアニメとは「一休さん」、…だから卍(まんじ)だってば。
    キン肉マン2世のアニメは日本ではさほど人気も出ず51話で終了(それでも1年放送か)したが、実はアメリカでは大人気。そのために52話以降も制作されアメリカだけで放送されていた。
  2004年10月17日(日)犯罪参照
    テスト中に三菱鉛筆が折れてもリコール対象になりませんのでご了承下さいませ。
    三菱鉛筆の芯が折れてそれが刺さったとしてもリコール対象にはなりませんのでご了承下さいませ。
    新聞で「無人の三菱車が動き…」みたいのがニュースとして扱われていたんだけど、それって三菱はまったく関係なくて「ハンドブレーキの引き忘れ」なのでは?

    そういえば少し前にどっかの工事現場からショベルカーが数台盗まれ騒ぎになり、その周辺で10台以上盗まれている事が判明したって事件があったけれど、当時は「なんじゃそりゃ?またATMでも盗むために使われるのか?」とか思っていたけれど、どうやらショベルカーなどの重機関係で排ガス規制で数ヶ月後に使用できなくなる物が出てくるみたいっすね。
    つまり、盗まれたのは比較的新しい機種で、不法に売買できる商品っつー事なワケですな。
    とんでもなく高いんだよね、あの手の機械って。

    [注意に注意せよ]
    コンビニで立ち読みを注意した事がキッカケで男性がその妻子の前でナイフで刺されて死亡する事件が発生。
    なんつーか、ヘタに迷惑な人間を注意も出来ない時代になりましたな。たかだか立ち読み注意しただけで死ななきゃいけないなんて、刺した方もその程度のキッカケで前科者で刑務所暮らしっすか(これが2・3年で出て来ちゃうってのも問題あり)。ちょっとした「こうやったらこうなる」という先の計算が出来ない人間が増えて来たのかね。
    よく学校教育で「数学なんて卒業した後で何も役に立たないじゃん」とか言われますが、実際には数学ってのはそこで計算している数字が重要なのではなく、論理的に物事を処理する能力を育成するって事なのだ。
    国語教育で情緒とかの部分を育成して、その対局で論理を勉強するって事っす。
    これがこの10年以上文部省が推進している「ゆとり教育」の結果なのかなぁ

    [流出]
    某出版社の外注作業で扱われた画像データがネットオーオークションに出品されていて大問題っす。
    いわゆるグラビア系の雑誌に使用される画像データを作業者がこっそり持ち帰って、それを紙焼き(ただのプリントアウトなのか写真レベルのプロ機材で印刷したのかは不明)して、ネットオークションで「まだ、どのメディアにも未発表の○○○の写真」みたいな状態で出品しちゃったらしい。
    まったく、そんな馬鹿がいるせいで「データをコピー出来るi-Podの社内持ち込み禁止」なんてのになったらどーすんだってことなのだ。
    そもそも「未発表」とか言っても、数日後にはその雑誌は普通に店頭に並んじゃうワケだし、そんな希少価値があるワケじゃないと思うんだが。
    どっちにしろ、オークションに出した段階でその犯人の身元はすぐバレてしまうワケで、あんまり賢くないのは理解できますが。

    [止めろと言われても]
    そういえば先日、東京都が打ち出した条例「中学生はセックスをしちゃダメ」って法案はいかがなものかと。
    そんなの規制されたってねぇ

    [2004.10.17-今日の雑学]テーマ『色々』
    前日書き忘れちゃったけれどアニメ海外事情追加ネタ。以前、缶コーヒー「BOSS」のCMで「俺ならガツンと言ってやるけどな」と言っていると目の前にクリントン大統領(のそっくりさん)が登場するってのがあったけれど、そこでそっくりさんを演じていたジェリー・ヒバント氏は英国アニメ協会の会長
  2004年10月18日(月)ルサンチマン
    [IT産業揃い踏み]
    ライブドア・楽天に続いてソフトバンクがダイエーホークス買収に乗り出してきた。
    なんかIT産業大手3社揃い踏み状態なのだ。
    一部の人々の間で「いくら今流行っているからってそんな足元の危ない企業が球団経営ってどーよ」みたいな言われ方をしているけれど、今までだって野球チームの経営はそんな物でしょ。

    映画産業が花形だった時代には映画会社が経営していたし、煙草産業が盛んだった時代はライター会社が経営していたし、今はそんなに儲かっていない鉄道会社が多く経営しているのだってそれが花形産業だった時代の名残なワケだし、そういう意味でIT産業が野球チームを経営するのは今の時代なら当然でしょ。
    先が見えないなんて言われているけど、そんな事言ったらどの会社だってキツイし、ダイエーなんて数年前から危なかったのに球団を抱え続けなくちゃいけなかったワケだし。

    ついでにライブドアが青少年の育成に相応しくない事業展開もしていたというのが問題視され始めているけれど、高校野球で有望なガキを億単位の金で売買するってののどこが健全なのか。
    お陰で中学高校と普通に遊んだりおしゃれしていないような野球漬けの少年がいきなり金持ちになって、センスの育成が出来ていないせいで、趣味の悪いブランドスーツに金のネックレスに外車を乗り回すようになるんだよ。(一時期は「ポロシャツの襟立てて金のネックレスでセカンドバック」という典型的な馬鹿ファッションのオンパレードだった)

    [時代は変わる]
    時代はゴロゴロと変化していくのだ。先日ひさびさに見た金八先生の内容がちょっと引っかかっていて考えたんだけど、その中のエピソードで話を聞かずにほとんど学級崩壊状態で騒いでいる生徒に金八が半分切れながら「昔の3年B組はここまで酷く無かった」みたいな事を言ったときに「昔のB組とやらと比べるな、俺らは今のB組だ」と生徒の一人が発言した。
    ま、確かに「お兄ちゃんは勉強出来たのに」という叱り方が一番良くないのは誰でも判るのだ。しかし、なんかマジに時代は変わっていくのだなぁ。
    古代エジプトのピラミッドにも東大寺の大仏殿にも、その時代の落書きとして「最近の若者は」みたいな事が書かれていたんだけど、その若者もいつしか分別の付いた大人になって、今度は子供から疎まれる存在になくのだなぁ

    なんせ金八先生が始まった当初は、金八先生ってのは他の教師の中で浮き上がった革新的な存在だったハズなのに、今やバリバリの保守的な象徴になっている。
    生徒との年齢差ってのは大きいと思う。あの当時は中学生に対して20代中盤の若手だったのが、今や25周年で50歳過ぎているワケだかし。
    いくら理解のある先生のフリをしても、中学生から見たら媚び売ってる大人にしか見えないっす。
    教育の現場は色々大変なのだなぁ

    伊集院光も30歳を過ぎた段階でラジオを辞めようと思った事があるらしい。それまでは同じような目線で中学生相手にやっていたのに、気が付いたらピンクレディすら知らない世代を相手にしなくちゃいけなくなって、そのギャップを埋めることが出来ないと悟ったため。
    今は開き直って続けていますが。

    [平等主義]
    そもそも日本の学校教育は「平等主義」を掲げて来ている。もっとも明治初期の福沢諭吉の提唱した「人の上に人を作らず」は基本的な部分で競争社会だから必死に勉強してのし上がれみたいな、後の受験戦争を推奨していた言葉なんだけど。
    で、基本となる「平等主義」のテーマを18世紀に掲げた哲学者にルソーがいる。雑学的には「むすんでひらいてを作曲した人」と言うことになるんだけど、この人の平等主義はグリンピース並に強行派なのだ。

    『もともと人間は自然状態では平等であった。しかし人間が私有財産を所有したことで、人間社会は持つ者と持たない者に分かれた。持つ者は権力を握り持たない者を支配し自由を奪った。人間に本来具わっている平等と自由を取りもどすためには、私有財産制度を撤廃ないし制限しなければならない』と言う物で、いわゆる共産主義的な考えなのだ。
    しかし、この「自然回帰」の思想の裏には「俺は才能があるのに金が無いので世の中に受け入れられない」と言う嫉妬心で、その著作などを読んでいくと、とにかく金持ちに対する憎悪で満ちあふれています。

    [ルサンチマン]
    この憎悪感情の事を哲学的用語では「ルサンチマン:ressentiment」というんだけど、このルソーの「平等哲学」は当時の悲惨な生活をしている人々の憎悪に火を付けたワケです。
    もっともルソー自身は憎悪を燃やし続けたせいなのか、他人に対して悪意を常に持ち、他人に関心を示さないタイプの人間に変貌していったそうで、妻も子供も見捨てた事に関し何の恥も感じていなかったと言われています。
    こうなると「憎悪すること」が目的になってしまって、「報われない現状」を打破することは目的じゃなくなっちゃうワケです。目的があるとしたら「裕福なヤツを今自分がいる所まで引きずり降ろす事」という、変な目標に変容しちゃうんですな。
    そのルソーの極端な考えの一遍「文明社会はこの人間の自然を破壊してきた」と言う部分だけが良い風に解釈され、後世の自然主義者の指標となっていたりするワケでやんす。
    などとちょっと賢そうな事を書いてみたりする。
    [2004.10.18-今日の雑学]テーマ『忠臣蔵』
    忠臣蔵のドラマがまた始まった(毎週月曜日夜7時よりテレビ朝日)。たぶんそこでも描かれる事がない忠臣蔵関連。
    討ち入られた後の吉良上野介の屋敷は住む人がなく幕府預かりになったが、縁起でもないと誰も住もうとしなかった。後に超格安で民間に払い下げられたがそれでも住む人がなかった。このまま火でも付けられたら一大事ということで屋敷は解体され古木材になり、家具も古道具屋へ払い下げられた。しかしやはり吉良邸の物ということで毛嫌いされ、どんな低い値段が付けられても売れることはなかった。それがいつの間にか江戸中に広まり、関係のない物までもが「吉良邸の物が混じっている」と噂をされ、江戸中の古木材・古家具が大暴落していった。
  2004年10月19日(火)ダメ出しでごんす
    [間黒男でごんす]
    先週から始まったブラックジャックですが、昨日の第2回、当然見ておりません。なんせ夜7時だもん。
    と言うわけで少し評判が気になって2ちゃんねるのそれ関連のスレッドを覗いて見たところ、ムチャクチャ評判悪い?
    自分的にはこれまでドラマ化された物、アニメ化された物、舞台化された物の中でもっとも原作に近いし「よしよし」と先週を見たんだけど、なんか異常に「あれは駄作」みたいな書き込みが多い。
    「原作をあんなに改悪するなんて」みたいな事を語っていたけれど、原作もあんな物だよ。手塚治虫が生きていたら原作をいじるのはあの程度では済まなかったよ。とか思っちゃうんだけど。
    しかし、そこの書き込みを見ていると激しくディープだなぁとか思ってしまう。自分も手塚マニアなので話に付いていけないワケじゃないけど、とにかく他の人の書き込みでちょっと間違いがあると鬼の首を取ったかのように「ンなことも知らないのか」みたいにこき下ろすのはどうかと思うのだ。

    というか、昔から手塚が好きでとにかく読んでいた人より、ここ数年インターネットで深く手塚を追究している人の方がディープなんだろうなぁ。情報を収集する事が安易に出来るので。
    2ちゃんねるを見てるとそのディープな人々の変な優越感を見て取れて「なるほどなあ」といつも感心するのだ。
    私はとにかく広く浅く時々深くなので、そこまで一つの事柄を追究しないっす。追究しすぎると話としては面白くないし。
    きっとあそこで不平不満を述べているマニアな人達はどんな作品になっても「ダメ」と言うんでしょうね。

    [人口減少]
    よく社会科みたいな本で「約100年後は子供の数が激減しており、その替わりに長寿のお年寄りが増え、出生率が極端に減り、日本の総人口が現在のおよそ半分になっている」などと書かれていたりする。
    人口が半分に減るって、そんなまさかと思っていたんだけど、なんと今年の総務庁だかの人口推移発表によると「今年の5月1日の段階で、日本の人口は前年より100万人ほど減った」みたいな事らしい。

    とは言え、この数値は「その時点で日本にいる人」という数字だそうで「その日に海外へ旅行に行っている人は含まれていない」というものらしい。去年はまだアメリカのテロの影響が残っていて、今年はそれもなくなり景気も若干持ち直したこともありゴールデンウィークの海外旅行が増えたという事が影響しているらしい。
    でも、統計し始めてから前年より減ったのは「初」ということなのだ。

    ※とかなんとか書いていたら、10月27日の「トリビアの泉」で「西暦3000年(年数忘れた)には日本の人口が27人になる」とかってのをやっていた。
    あれはあくまでも、今の出生率がキープされ続ければという前提条件なので、あり得ない話ではあるんですが、とりあえず少なくともここ数年は人口減少が続いていくと言われ、その下降線を始めるのが2007年の1億2708万人から、というのは数年前から言われている。

    [92.1%&10/9000]
    日本でもi-Podは売れているけど、他社のソニー製だとかもそこそこ頑張っているって感じだけど、アメリカの調査会社NPDの発表では「アメリカでのHDDプレイヤーの92.1%がi-Pod」ということらしい。現在10代の若者の間では6人に一人の割合でi-Podを所有しているけれど、来年には4割を超えるという予想らしい。うぬぬ。

    最近もちゃんと新しいCDを購入し続けている「死ぬまで音楽マニア」な私ですが、最近「しまった」と思った事がある。
    購入したCDは早速データ化してi-Podにガシガシ入れて持ち歩いているんですが、基本的にランダム演奏なので、せっかく新しく買ったCDなのにデータ化する時にしかちゃんと聞いていない。
    なんせ常に9000曲ぐらい入っているので、10/9000曲ぐらいの確率でしか聞くことがないのだ。いかんいかん。

    [2004.10.19-今日の雑学]テーマ『人口』
    人口の基本雑学:世界一人口の多い国は中国、世界一人口の少ない国はバチカン、人口密度の最も高い国はオランダ
    国連の定義では、老年人口比が7%以上の社会を高齢化社会、14%以上の状態が持続されてる社会を高齢社会と呼ぶ。
    フランスとスペイン間にある山中の小国アンドラ。現在の人口は3万5千だが、最近まで国民はたったの1万5千人と発表されていた。実は「アンドラ国民と呼べるのはアンドラに3代続いて住んでいる事」という江戸っ子の定義みたいな物が存在していたため。
    日本人の人口は減る方向に進みつつあるが、世界の人口は毎年1億人のペースで増加し続けている。この増加率が今のままなら、西暦3500年頃、人類の質量の合計は地球と同じになる。
  2004年10月20日(水)韓流(ハンリュウ)
    [ペ天使]
    下関の大丸百貨店で「貴金属をお買いあげの方先着15名さまにぺ・ヨンジュンのサインをプレゼント」という事で、そのサインがネットオークションに出品され40万円の値段が付けられた。
    そしてそのサインをぺ・ヨンジュンの韓国事務所が「それは偽物のサインだ」と訴えているらしい。
    そもそもぺ・ヨンジュンがそんなに気軽に大量にサインする事はなく、さらにサインをするときには必ず送り主の名前も書き添えるのだそうだ(サイン価値としては送り主の名前があると下がるらしいけど)。
    つまり大手百貨店がそんな危ない嘘を付くはずもなく、最初の入手の段階で詐欺にあった可能性が高い。で、この偽サインを餌に商品を販売した事になるんだけど、法的には大丸側は罪に問われない。
    なんせ元の貴金属はちゃんとしたもので適正価格で販売していたワケで。そのオマケに釣られて商品購入したとしても、あくまでもオマケなのでそれ自体に値段を付けたワケではないという事らしい。

    ところで、ぺ・ヨンジュンが主演した映画「スキャンダル」の写真を見ると、時代劇だそうでトレードマークの長髪も眼鏡もないんだけど、なんか全然違う印象。
    というか、日本のバラエティ番組とかで色々偽ヨン様が登場したけれど、あの髪型と眼鏡(あとドラマの衣装)を着るとかなり簡単にあの雰囲気になるのだ。なんせ爆笑問題の太田ですらそっくりになったぐらい。

    しかしぺ・ヨンジュンって韓国では他の俳優に比べてそんなダントツの人気でもないらしい。というのも、あのトレードマークの眼鏡は伊達眼鏡じゃなく本当に視力が悪いらしいんだけど、それによって韓国人男性に義務づけられている兵役を免除されたという。
    その為に韓国での価値観の一つ「兵隊って格好いい、凛々しい」という部分から「兵役逃れをしたヤツ」と評価する人もいるという。
    この間から韓国芸能界では不法に大量の兵役逃れをしていた俳優・タレントが続出して問題視されているほど韓国では「兵役」というのは重要な問題なのだ。
    そりゃ、国境を越えた向こう側には、世界を敵に回して孤立している民族的にはまったく同じ人たちが住んでいるんだから、絵空事ではないっすよ。

    [源義経]
    とりあえず来年の大河ドラマが『源義経』って事でそろそろ関連書籍が本屋に目立ち始めてきた。実際に大河ドラマを年間通して見るって事はないんだけど、この手の書籍は「いつか参考資料になるかも知れない」という事で、そもそも「何の参考?」とか頭の片隅で思いつつ毎年購入している。宮本武蔵も新撰組も、書籍だけはそこそこ揃っている。

    しかし、今までの本と違って今回の源義経はキツいなぁと思うのが、一般的には義経ってのは美少年という印象で、来年の大河でもタッキーが演じたりするんですが、現在残されている平泉中尊寺にある義経の肖像画ってのが…(現在。別冊歴史読本『源義経の生涯』と言う本の表紙に使われている、その肖像画)
    著しくビジュアル的に「美少年」から逸脱しておりますな。

    もっとも「宮本武蔵」ってのも残されている古い肖像画ではただのホームレスかと思えるような物もありますが、かっこいい武道家として書かれている物も多々あるのでそれなりに本の表紙は飾れるし、新撰組に至っては写真が残されているので(近藤さんは無骨だが武人という感じだし、土方さんは今でも通用する二枚目だし)表紙はバッチリなんですが、源義経のこの肖像画を表紙に持ってくるのは、かなりマイナスポイントのような気がします。

    [台風23号]
    例年にないほど台風が、それも大型の台風が日本列島を直撃しておりまして、今回の台風23号で10個目。普段なら3.4個ぐらいなのだが… なんか異常な気象が続いていてどうしちゃったんだろ?的な感じ。

    [2004.10.20-今日の雑学]テーマ『義経伝説』
    義経が平泉から逃れ大陸に渡ってジンギスカンになったという伝説は、義経の叔父さんにあたる源為朝(ためとも)が保元の乱で捕らえられ伊豆大島に流された後、本土へ戻り九州から琉球(沖縄)に逃げ、そこで生まれた子供が琉球王家の祖・舜天王(しゅんてんおう)になった。という伝説のパクリ。
    義経=ジンギスカン説が一般的に有名になったのは明治時代に中国へ領土を広げようと考えた軍部が「もともと中国を制圧したのは日本人・源義経である。したがって中国は元々日本の領土なのだ」という思想を広げるため。
    そもそも、その元ネタ「源為朝=琉球の祖」という伝説は、江戸幕府が琉球を配下にする為に「元々琉球は日本人である源為朝が…」と思想を広げるために利用した物。(滝沢馬琴もこの説を広める為に一役買って、本を書いている)


     


ひねもす雑記