ひねもす雑記
2004年11月11日〜20日


▲2004年11月11日:木:内緒の話
▲2004年11月12日:金:歴史の見直し
▲2004年11月13日:土:重い
▲2004年11月14日:日:おめでとう
▲2004年11月15日:月:意見するデヴィ
▲2004年11月16日:火:慎太郎
▲2004年11月17日:水:またしても流行語大賞
▲2004年11月18日:木:懐かしい
▲2004年11月19日:金:紅白
▲2004年11月20日:土:年賀状
  2004年11月11日(木)内緒の話
    シュワルツェネッガー「I'll Be Back」の安売りしすぎ
    高校時代とか20歳頃に好んで聞いていた曲を久々に聴いて、なんか泣きたくなってくるってのは精神的に弱っている証拠なのかなぁ
    それともただの更年期障害なのか、ってそんな年齢ではないけど。

    [オリコンの罠]
    最近はどんな業種も大型複合店とか量販ディスカウントショップに押され気味で、昔ながらの小売り商店が厳しい状態みたいっすね。
    確かに大型店のほうが品揃えは凄いし情報もキチンとしているので便利なんですが、町中にポツンとある昔ながらのレコード店とか本屋なんかも捨てがたい。50代60代の店主が頑張って死守している感じで、店の品揃えも若者に受けそうな物を置きつつ、実際は自分の趣味が濃厚に反映されたような感じ。たとえばレコード店なんかだと異常に演歌系に力を注いでいたり(しかもカセットテープが充実してるとか)、本屋だとやたらと俳句関係とか釣り関係とか鉄道関係の本が充実しているとか、マニアにはたまりません路線を突っ走っているいるような店。味わい深い物があります。
    で、レコード店なんですが最近は本当に小さな個人店が無くなり、どこも彼処もチェーン店になっているので、特徴なんて全然無い訳です。
    で、その理由はどうもオリコンにあるらしい。あのオリコンって「全て発売されたレコードを集計している」かのように見えて、実は「オリコン加盟店」で売れた物を集計してそれで順位を決めているという事らしい。
    つまり、有名処ではHMV、新星堂、タワーレコード、玉光堂、山野楽器本店(しかも銀座店)などなど。結局、このオリコン順位が高ければさらに注目度が上がり売れるという図式になっているので、メーカーの営業も加盟店ばかりになって、ある意味「加盟していない店にセールスしても意味無いジャン」みたいな状態だというのだ。
    それでいいのか?

    [小室]
    未だに小室哲哉は「globe」を継続中でライブ活動してるんですな。静岡のFMでそのライブ告知を聞いて驚いた、しかもチケットはほぼソールドアウト状態らしい。
    ついでに「trf」もまだ続いているんだよね。先日何かで見かけたけど。
    小室哲哉センセはとにかく70年代はあのねのねのバックバンドまで経験していた人っすから、なんでもありですが。
    ※今日の雑記は、雑学を書くための前フリかも知れない。
    [2004.11.11-今日の雑学]テーマ『あのねのね』
    小室哲哉はデビュー前にあのねのねのバックバンド経験あり。時期はずれるが「酒と涙と女と男」の故・河島英五もバックバンド出身。(バックバンド末期は「河島英五とホモサピエンス」名義)
    日本人で単独・武道館コンサートを一番最初に開催したフォークシンガーはあのねのね。
    デビューしたばかりのユーミン(荒井由実)は、あのねのねの前座を務めたことがある。
    バブルガムブラザースのブラザーコンは、あのねのねの弟子オーディションを経て芸能界入りした。(テレ東・ヤンヤン歌うスタジオ)
    そのオーディションで落選した人物の中に、高校生だったとんねるず石橋貴明がいる。
    あのねのね自体が人前に出た一番最初のアマチュアコンサート時代は5人組。歌ったのは「ひょっこりひょうたん島」で、ギター&歌は清水国明と原田伸郎だけ、残りのメンバーは後ろで踊っていただけ。
    そのコンサートでダンスが面白いという事で「特別賞」を受賞した。そのダンサーの一人は後の笑福亭鶴瓶。もう一人は後に鶴瓶の奥さんとなる。もう一人は大学の同級生で名前は不明。
    関西に面白いグループがいるとレコード会社がデビュー話を持ちかけた。ダンサーが面白いと言うことで始まったデビューの話だったが、その話に飛びついたのは清水と原田だけだった。
    [おまけ]
    ※前座話で、あのねのねの前座ユーミンも凄いが、かのレベッカは後楽園遊園地で「ドンチャックぬいぐるみショー」の前座をしたこともある。
    ※小室哲哉の業界入り初期の仕事に安岡力也「ホタテのロックンロール」のアレンジという物もある。
  2004年11月12日(金)歴史の見直し
    来年の大河「義経」の主役タッキーって、水の江滝子の事じゃないの?
    って、そりゃターキーだ。ターキー&福岡翼。
    [歴史が弱点]
    ここの所、来年のNHK大河の関連で「源義経」関連本がドバドバ出版されている。
    で、複数購入してパラパラ読んでいた訳です。
    実は自分の知識の中での弱点の1つに「歴史関係に弱い」という物がある。戦国武将の変なエピソードとか、凄く細かいツッコミ雑学は大量にしっているんですが、本筋が全然解っていないというか「で、応仁の乱って何で起こったの?」とか「戦国武将のこの人とこの人って同時代じゃないの?」とか、いわゆる歴史的な全体の流れが全然解っていない。

    そんな感じで、頼朝や義経、あるいは平清盛などに関する雑学ネタは多々あるんですが、それらの相関関係ってのも全然解っていない。まずどういうキッカケで源氏と平氏が争うことになったのか、義経が子供の頃どっかの寺に預けられていた理由も、なんで最後は頼朝は義経を討伐する事になったのか、などなどを他人に説明できないくらいに理解出来ていない。(そういう事があったのは知っていて、それら雑学はあるけど)
    で、今その辺を理解しようと本を読んで頭の中で整理している。
    しかし、同じような名前がいっぱい出てきて混乱中。

    ちなみに源平時代は子供の名前は清盛なら「○盛」という状態で、親に従属するという意味で下に漢字を引き継がせたが、下克上が当たり前の戦国時代以降は「信長」の子は「信○」というカタチに、親を継ぎながら親を超えるという意味を含めて上に漢字を引き継がせるようになった。

    [勉強するのだ]
    しかし、長年雑学人をやっているけれど、最近になって自分の浅学に焦りを感じて、必死に本を読んだりして、それらの内容を色々有機的に関連づける作業をしている。勉強すればする程「なんで?」とか「マジっすか」という物が出てきて、止まらない状態。
    最近メルマガが発行出来なくなった理由のひとつに「勉強をし直している」という部分もある。

    とにかく最近、それらの資料本を大量に読み続けている。それらをいかに簡単な文章でネタとして笑ったり驚いたり出来る雑学に展開できるかって作業をしている。もしかしたら、今まで一番集中的に本を読み続けいるかも知れない。(小説本は別にして)
    いわゆるクイズ王的な「事実を事実として冷静に羅列」とは違って「事実の中から面白い部分を探し出す」作業なのだ。
    そんでもって、長く書かれている文章を短い言葉でまとめる為には、その要点を理解していなくてはイケナイって事なのだ。是日々勉強哉。
    [2004.11.12-今日の雑学]テーマ『源義経』
    実兄の頼朝に追われ奥州平泉で死んだのは源義経ではない!というと「またジンギスカン伝説?」と思われがちだが、実は義経は死んだ時「源義顕(よしあき)」という名前になっていた。
    実力者だった公家・九条兼実の嫡子(跡継ぎ)の名前が良経(よしつね)だったことから頼朝が「同じ読みじゃマズいっすよね」とゴマをするために、勝手に逃走中の義経の名前を義行(よしゆき)に変え、さらに義顕(よしあき)に変えている。もちろん義経本人はそんな事を知らなかった。
    源義経がジンギスカンになったと言う噂は明治時代に政府が意図的に流したデマで広がった。「ジンギスカンが現在中国の基礎を作った。つまり中国は義経が作ったことになるので日本の物だ、日本が取り返すのは当然」という理論。
    このジンギスカン伝説は義経の叔父が保元の乱後、島流し→九州へ逃げ沖縄に渡り、そこで琉球帝国の基盤を作ったという伝説が元になっている。実はこの伝説はもともと江戸幕府が琉球を治める為に作り出したデマ。
    マヨネーズの元祖は義経が肉料理を食べる為に作ったと言う説がある(もちろんトンデモ説として笑い飛ばされている説。源氏は肉料理を食べていたのは事実だけど、義経が料理を考案したってのはどう考えても)
  2004年11月13日(土)重い
    「野球チームを運営するのは、将来に渡って安定した営業を続けていける企業であることが望ましい」「企業運営が苦しくなったからといって、球団をすぐ手放そうとするような企業には球団運営は許可できない」ということで、ライブドアが新球団作ること出来なかったんですよね。
    で、近鉄・オリックス・ダイエー・西武ってどうなのよって事ですね。
    でも「西武ってあんまり安くないよね」という伝統は、身売りの時にも生きてきている訳ですね。
    いつも夜帰ってから作業しようと思っても、アクセスが集中してサイトが異常に重い。
    そのために、サーバーベースで構築されている誕生データベースなどの作業が厳しいものがある。 で、早めに寝て夜明け前に起き作業を始めるなんて、人知れず努力をしたりする私なのだ。
    とりあえず11時頃までは比較的軽いので、土日も午前中にそれらの作業をするようにしている。そのために、掲示板で指摘されたことを更新するのも週に1回とかのペースになってしまう。
    が、今日はなぜか9時台から異様に重い。

    やっぱし、レンタルサーバーじゃなく、自宅サーバーって方向のほうが更新とかする際に楽かなぁとか思ったりする。
    実際、現在このサイトがあるスペースのレンタル料金って素人が個人で運営するような料金じゃないから、自宅サーバーって事で考えてもそっちのほうが充分お得かもしれない。
    といいつつ、長くネット作業している私ですが、コンピュータ方面は苦手な人なのでなかなか二の足踏んでいる状態でやんす。

    [2004.11.13-今日の雑学]テーマ『重さ』
    日本での重さ単位は「キロ」だが真珠だけは未だに昔ながらの「匁:もんめ」を使っている。というか、真珠の重さ単位は世界中でモンメ。1匁は3.75g(昔の重さ単位「貫:かん」は1貫=1,000匁(3,750g)
    小さな重さ単位では「pg:ピコグラム」という物があり1兆分の1g。さらにその下に1000兆分の1gを意味する「fg:フェムトグラム」という物があり、これが現時点で最小。
    現在、機械的測定出来る最小の重さは5.5フェムトグラム。
  2004年11月14日(日) おめでとう
    紀宮清子さんが婚約っすか、来年はロイヤルウェディングブームであやかって結婚するカップルが・・・増えるって事は無いと思うけど、めでたいっすね。
    もう10年ぐらい前にも1度「遂に結婚か!」と騒がれた事があったけれど、あのときは噂では男側が「皇室から嫁さん貰う」ってのに躊躇して話が流れたとか言われていたけど、今度は相手の名前もちゃんと報道されているんで、本当なんでしょうね。
    でもって生まれて35年間「苗字無し」だったのが遂に「黒田」という苗字を手に入れますか。 よかったよかった。

    [2004.11.14-今日の雑学]テーマ『皇室』
    紀宮は学習院高等科時代「アニメージュ」「ニュータイプ」というアニメ雑誌を定期購読しており、「鎧伝サムライトルーパー」の同人誌サークルに参加して執筆していた事もある。
    皇室典範第22条によると、天皇・皇太子及び皇太孫は18歳で成人となる。
    昭和天皇は野草や海綿の研究家として複数の著作がある。
    今上天皇はハゼの研究家としてそっち方面では有名。平成9年にはハゼの寄生虫を発見して学会で報告されている。(今上天皇とは現在の天皇という意味。平成という名が付くのは崩御した後。)
    秋篠宮はナマズの研究家という一面もある。紀子さんとのデートは日本唯一のナマズ専門店「なまず屋」だった。
    礼宮の婚約が発表された際、新聞で「紀子さんは友だちから愛称「キコさん」と呼ばれている」と書かれた。まさか「キコ」が本当の読み方だと思われていなかったらしい。
    今は皇室関係の名前を報道する時は「様」付けだが、美智子さんが結婚して皇太后になった時は「さん」付けだった。それどころか勝手に「ミッチー」という愛称を付けて記事を書いていた。

    さすがに雑誌に「美智子さん物語」として、漫画連載された時は宮内庁からクレームが入って連載取り辞めになった。
  2004年11月15日(月)意見するデヴィ
    なんだか萩原健一(ショーケン)の顔ってあんなだっけ?
    田代まさしの顔ってあんなだっけ?

    私はあんまし顔が変わらない人らしいので、年代と共にガンガン顔つきが変わる人ってある意味うらやましい部分もある。写真の整理してて、いつの時代のか不明でやんす。

    しかし吉岡秀隆が「北の国から」の純のイメージを上手に払拭したとか、某所に書かれていたが、今度はDr.コトーにハマリすぎだよなぁ
    と言いつつ「男はつらいよ」のミツオ役もまんまな感じだったんですが、並べてみると、もしかして「全部演技同じ?」って事なんですが。

    アラファト議長が亡くなった
    でもって、その本来は支援金として扱われるべき大金が個人資産として保管されているという事が問題になっている。その資産をアラファトの奥さんが全部掌握しているので、されどうしようかという問題なのだ。
    そこでかのデヴィ夫人が出てきて「わたくし、彼女とも何度か会った事あるんですが、本当に豪華な暮らしぶりでしたわよ。自国民が貧困に喘いで、内紛が起こっていると言うのに、その指導者の妻とあろう方が第三国で他人事のように豪勢な暮らしをしているのってどうかと思いますわ」などと批判をしていた。さらに「その点わたくしなんかは」と自分の事を話はじめたんだけど、それもオイオイって感じなのだ。
    自分は、インドネシア独裁者の第三夫人として貧困に喘ぐ国民の血税でのうのうと暮らし、内紛が起こり始めた時はヨーロッパに逃げて、結局、独裁政権が倒されたためにインドネシアには戻りたくても戻れない状態なんじゃないの?
    日本で金持ちタレントとしてアホ面さげている場合じゃないでしょ。
    もっともすでに「ズケズケ物言うおばちゃんタレント」としては旬が過ぎて、細木数子に席を取られているけど。
    ついでに、野村サッチー騒動の時も「あの方って何者ですの?旦那の威を借りてズケズケ物を言っているだけじゃござぁせんの?」みたいな事を言っていたんですが、それって…
  2004年11月16日(火)慎太郎
    そういえば、12日に水の江滝子の名前出したけど、今5夜連続放送中の「弟」にも、歴史上の人物として水の江滝子が出るらしい。誰がやるんだろうか。
    ちなみに80年代に入った段階であんまりTVに出なくなったのは、高齢というだけでなく(と言うか80年代中期は65歳ぐらいだから高齢って事でもない)、当時大騒ぎになっていた疑惑の銃弾・三浦和義が甥っ子だからという理由があるらしい。
    と言いつつ、「弟」は見ないと思うけど。
    結局、あの話って「才能のある弟を父親の様な広い心で見守る優秀で人格者な素晴らしい兄貴」って話でしょ?
    慎太郎って自分が作家デビューした時は「青少年に悪影響を与える劣悪な小説」と国会で指摘されていたくせに、今や青少年に悪影響を与える本に異常に厳しい人だからなぁ。
    ついでに若い時は超常現象に興味を持っていて、ネッシーを日本へ捕獲して持ち帰るプロジェクトに私財投じていたようなトンデモさんであるからなぁ。

    で、若いときの慎太郎はTOKIOの長瀬智也が演じるらしいが、晩年は石原軍団現リーダー渡り哲也が演じるとの事。裕次郎は三浦友和。
    でも渡哲也も物語の中に出てくるので別の俳優が演じる。なかなか複雑なのだ。

  2004年11月17日(水)またしても流行語大賞
    流行語大賞にノミネートされた言葉に「萌え」があるんですが、なんつーか「実働10年選手」の言葉なんですけどねぇ。たしか、パソコン通信の時にそこで異常に盛り上がっていた記憶がある。
    いわゆるアニメ系のキャラに対して使われている感もあって、アニメ全然興味無い私には無縁の言葉だったんですが「昔萌えていたキャラに飽きた場合は萌えないゴミって事でいいんでしょうか?」みたいなネタを当時書いた記憶がある。萌え〜。
    いわゆるオタク系というか2ちゃんねる系言語の基盤は、その10年前のパソコン通信時代に出来ていたっすね。

    そういえば、かの紀宮さんの婚約者(とりあえず現在は公式発表じゃないけど)に関する報道の中で、メールで交際を深めたみたいな部分で「黒田さんはインターネットがパソコン通信と言われていた時代から(←思いっきり間違えている)メールなどを駆使していたほどコンピューターに精通していて」みたいな事を言っていた。
    ただのオタクじゃん。
    とか思ってしまいますな。パソコン通信をやっていたなんて普通に言ったらかなり特殊な人だよ。でもって、自宅コンピュータを使い始めて、すでに20年以上が経過している私ですが、パソコン通信もやっておりまして、当時からメールなんてのは使用しておりましたが、精通にはほど遠い。

    話を流行語大賞に戻すと、相変わらず「オッサン達が無理して若者を理解しようとして、激しくトンチンカンな結論を導き出してしまった」的なノミネート語の羅列。
    ついでに聞いたこともない言葉も多々あるし。
    まず「連続真夏日記録」って流行語って括りの言葉なの?

    「ハッスル!ハッスル!」これはやればやるたびに小川直也という人物の評価を下げている言葉ですね。ハッキリ言って流行っているというか「これやるヤツってバカじゃん」みたいな言葉ですよね。

    「豚丼」流行っていないから問題なんだけどね、牛丼のピンチヒッター。私はまだ食べていません。たぶんこの先も食べないでしょう。それ以前に牛丼すら2年に1度ぐらいのペースでしか食べてないっすから。そもそも流行言葉って何?とこれを見て考え込んでしまいます。

    「セカチュー(世界の中心で○○○)」ベストセラーと流行語ってのは別の物でしょ。それ以前にタイトルが言葉という事ならば、思いっきり盗作だし。

    しかし昔から流行言葉ってのは芸人が言って世間で流行らせた物って印象はあるんだけど、波田陽区の「〜って言うじゃない」「残念」「斬り!」と3つもノミネート。そこまで流行っているか?って状態。
    でも、今年という事で考えれば長井の「間違いない」の方が浸透した気がするが入っていない。現時点ではすでに失速しているからダメなのか?っつーか、本当に2004年じゃなく「2004年11月の時点での流行言葉」って事なんでしょうかね。

    ま、もうちょっとした年末の話題程度で誰も本気でこれを論じようと思っている人はいないでしょうな。かつでも「ブッチホン」なんて言葉が最終ノミネートに選ばれた事があったけど。世間一般の感想は「それって何?」というもの。
    ワイドショーなんかでも「今年のノミネート作の意味を知っている人」という街頭アンケートを採っていて、多くの言葉が「知らない」とか「使った事無い」だった。
    流行ってねえじゃん。
  2004年11月18日(木)懐かしい
    以前どっかのサイトの日記を読んでいて「懐かしい」とか「随分前」という言葉が90年代の事だったのにマジっすか?と驚いた事あったんだけど、先日掃除していてJICC出版(現宝島社)の出した『1970年大百科』という本を見つけた。
    それ読んで「懐かしいねぇ」と思ったんだけど、その中でもしきりに「懐かしの」みたいな形容詞が盛んに使われていたんだけど、奥付を見ると発行が「1985年」
    うむ・・・結局自分もその20歳代初期に10年ほど前を大昔と思っていたんだなぁって、オッサンになった証拠だ。
    以前も知人が20歳前後の人間と話している時に「この間」と言いつつ80年代の話を始めた時には「おいおい」と思ってしまったが、そーゆー物なのだ。

  2004年11月19日(金)紅白
    ところで紅白歌合戦に松平健の「マツケンサンバ II」が出るってのは本当の話なんですかね。 80年代は松本伊代のデビュー曲の歌詞「♪伊ッ代はまッだ〜ぁ16だッから〜ぁ」ってのですら「個人の宣伝となる歌詞を認める事は出来ない」という事で、NHKの歌番組に出るときは「私まだ16だから」と歌詞を変更させられていたのに。
    マツケンサンバは、思いっきりマツケンのテーマ曲だから、もうその辺のこだわりはなくなったんでしょうかね。
    と言いつつ、2年ほど前に紅白に出た、えなりかずきの場合は歌詞の中にセリフとして「えなりかずきでぃ!」というがあって、平気で言っていたから。(この紅白出場は本人ですら何故か判らないと発言していた)

  2004年11月20日(土)年賀状
    ラサール石井の本名が石井朗夫から石井章雄に変わっていた

    年賀状書かなくちゃといつも11月から思っていて、結局は12月最期の数日で絵柄を考えて30日夜に印刷し、31日に投函するというのがパターンなのだ。
    人間ってのはいくら反省しても直らないんだねぇと今思って安心しちゃっているので、今年も例年通りだと思うのだ。
    とりあえず年賀状自体は11月初旬に購入済み。
    そういえば、今年はついに年賀状を出せずじまいで多くの人に不義理をしてしまった。というのも、去年のクリスマス前後に「知泉2」の発売決定しました。との報告を受け「で、締め切りは1月中旬でよろ」という無茶なスケジュールを斬られてしまったために(それ以前から書きためてはいたけれど)、クリスマスも年末年始も何にもない状態で執筆活動に突入していたのだ。
    とにかく連日パソコンに向かってカタカタカタカタと打ち続ける年末年始。当然「ぎりぎりになって作れるので楽勝」と思っていた計算は見事に外れ、年賀状を書いている余裕すら存在しなかったのだ。

    で、今年の11月1日に年賀状販売キャンペーンということで東京中央郵便局でハロプロから松浦亜弥&辻加護のW(ダブルユー)が売り出しイベントを開催したらしいが…。
    当日は至って普通の月曜日だったんですが、この3人が来るということは混乱を避けるために極秘にされていたらしい。
    どんな極秘のイベントでも普通はファンの間では情報が行き渡っていたりして、渋谷の町中で突然ライブなんてのも最前列には熱狂的なファンが並んでいるってのはおきまりなんだけど、この郵便局は律儀に「極秘」を守り通したらしい。
    そのおかげで当日の年賀状発売日当日に並んだのはヒマをもてあました老人ばかりだったらしい。
    そりゃ、宝くじみたいに「発売日の方が当たりやすい」とかって勝手なジンクスも関係ないし、数量限定ってワケでもないし、コンビニなんかでも買えてしまう年賀状をワザワザ、郵便局が開くのをパチンコ屋みたいに待ちかまえないっすよ。
    で、そこでWの二人が、来年の干支であるニワトリの鳴き真似をして、その横に立っている松浦亜弥が通訳をするというミニコントをやっていたらしいんだけど、列に並んだ老人達は「年賀状を買う」という事しか念頭にないので、横で繰り広げられているミニコントには誰も反応しなかったらしい。
    振り袖姿で立ちつくす3人。
    ニュースのインタビューで「あそこに居たの誰だか知ってますか?」と聞かれた老人が「郵便局員だろ」と答えていたそうな。どっとはらい。



     


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