ひねもす雑記 | ![]() |
2004年11月21日(日)ニートな午後3時 |
2003年調査では日本に約52万人いると言われる。 最近は引きこもりとかの、いわゆる仕事をしてないではなく「する気がはなっから無い人」の事をニートと呼ぶらしい。 この手の言葉は色々あったけど80年代は「新人類」「モラトリアム」「ピーターパン症候群」当たりから始まって「フリーター」「引きこもり」そんでもって「ニート」ですか。 一時期、話題になった「ダメ連」なんてのもこの手の人々っすね。 といいつつ、ダメ連はダメだって事や、やる気がないって事や、仕事をする気がないって事を売りにして、マスコミに出たり、本を出したりしていたので、その段階でニートではないんですけどね。 しかし個人的に言えば「ニート」って80年代にプチ流行語として「ちょっと小粋でおしゃれな状態」みたいに使われていて(ちゃんとniteという単語もあるし)「ニートな午後三時」なんて曲も80年代中期にありました。ちょうどバブルが始まりかけていた頃。 あと同時期には、アメリカ版オタクとして「ナーズ」なんて言葉もありました。これも何かの頭文字の羅列だと思ったけれど、よくアメリカングラフィティ的な青春映画に出てくる黒縁メガネをかけたさえない脇役みたいな人々の事。 |
2004年11月22日(月)廻る |
それらを見ていて気づくのは、いわゆる雑学を書き込む人には2種類あって、書き込む際に聞いたまんまネットで見たまんまを丸投げしちゃう場合と、ちゃんと裏を取って推敲する場合。 とかなんとか言っても「裏取りしたんだけど判りませんでした」とか書かれているのもあるんだけど、今殆どの人が「調べる」という行為をネット検索だけで終了させているよねぇって事を痛感する。 ついでに雑学なんかも、コピーペーストで色々な場所に増殖していく事が多いらしく、打ち間違いがそのまま他の所でも見ることができたりする。 でも「調べた」というのが「ネット検索した」と言う言葉と同意語になっちゃうってのは、著しくマズイ状態だと思う。それは有る意味、調べているとは言い切れないし、知識の中でも激しく不完全な情報ばかりだと思うのだ。 印刷媒体に書かれている物が正しいかというとそうとも言い切れないけど(自著書含む)、ネットに書かれている事は話半分に聞いた方がいいかもしれない。 |
2004年11月23日(火)CDシングル風前の灯火 |
日本でCD販売枚数がレコードを超えたのは1988年 というわけで、イギリスではどうやら来年あたり、シングルCDの売り上げ数をネットダウンロード売り上げ数が抜く計算らしい。 さらに来月からイギリスの主要レコード店にはi-Podなどの携帯HDDプレイヤーを直接つないで曲をダウンロード出来る自販機が登場する事になっている。(やはりCDアルバムはそれとは別に売れているらしいけど) イギリスのシングルCDチャートは、全盛期の40%程度の売り上げにまで落ち込んでいて、来年からはシングルチャートは、CD&ダウンロード数という事になる。 でも個人的に言ったら、やはりジャケット有りのパッケージ商品としての音楽が好きなんだけどなぁ。 |
2004年11月24日(水)ドラえもん総入れ替え |
一部では「もうサンプリングだけで出来るだろう」みたいな声もあったけど、先日、車載テレビを付けたら偶然ドラえもんをやっていて(走行中は画面は消えている)、そこでどうやら静香ちゃんが喋っていたんだけど、画面を見ていないで声だけ聞いていると、やはりそれ相応の年齢の声っす。サザエさんちのワカメちゃんも。 で、たぶんネット上の至る所で「次世代の声優は誰がいいか?」みたいなネタが展開されていると思うので、ここではあえてやらない。 しかし、誰の頭の中にも「ドラえもんはこの声」「のび太はこの声」みたいなすり込みがされていると思うので、次の声優は大変だろうなぁ。いきなり視聴率が落ちて番組終了なんていったら目も当てられない。 以前ルパン三世が声優を全部入れ替えて、不評で元に戻したなんて事もあったけれど、年齢的にそれもないだろうから。 とりあえずルパンは栗田貫一が成功しているので、ドラえもんも栗田貫一でいいよ。 しぃずかちゅゎ〜ん。どこでもどぁぁ! テレビ番組表つき情報誌「東京ブロス」休刊 とりあえず来年春にリニューアル復活する予定だそうですが、一度勢いを無くした雑誌は難しっすよ。なんだかんだ言って、どの雑誌でも「リニューアル」とか「紙面一新」という言葉が出た段階でかなり危ない。 好評だったらそんな事する必要ないんだから。 ともかく、雑誌で言えば「POPEYE」や「HOT DOG PRESS」なんかがネットの発達により情報をわざわざ雑誌買って得るなんて古くさい、雑誌に載った情報ってその段階で古いじゃんみたいな傾向が出てきている現状では「情報誌」ってのは難しい時代っすね。 ま、そんなネットでタダで情報は手に入るというのが当然になってしまった現状だから「本屋でカメラ付き携帯で撮影しても誰の迷惑にもならないじゃん」とか「俺が欲しい情報はこの本のごく一部なの、それなのに全部帰ってのはサギみたいなものじゃん」みたいな考え方が当たり前になっていくんだろうなぁ。 |
2004年11月25日(木)紅白 |
「誕生」とセットになっているので、なんとなく「じょう」って読むような気にもなるのかも知れないけど。 紅白出演者が決まったけれど、ハロプロ枠は3つらしい。ということで本家のモーニング娘。とW(ダブルユー)、そしてもう一人はということで、たぶん本来は松浦亜弥だったんだろうけれど、来年の大河ドラマに出演する後藤真希もということで、ヒットした様な記憶が全然ないユニット「後浦なつみ」が初登場らしい。(追記、本編ではモーニング娘。&Wのユニットでした) ついでに同じく大河に出演する上戸彩も初登場。が、主役を務めるタッキーは出ず。 紅白はなんだかんだ言ってもNHKの番組がらみってのも多い。斉藤由貴のたった1回の出演は朝のドラマ「はね駒」出演中だったし。 斉藤さんはヒット曲多くて3年ぐらい歌手メインにしていたと思うけど、この1回限り。逆に歌手のイメージ全然ない西田ひかるや森口博子が何年も続けて出演という事もあるので、どういう基準なのか分からないっす。 ほんでもってデビュー時から「aikoのパクリじゃん」みたいな言われ方をしていた大塚愛が初登場で、aikoも出場。でもaiko色の無い「さくらんぼ」を歌うんだろうなぁ。バラード系の曲はかなり似ているので。 あと韓流の関連で冬ソナ主題歌のRYUも出演 |
2004年11月26日(金)賞レース |
もっとも「あくまでもそのような噂があります」みたいな状態。 そういえば、浜崎あゆみがいきなり「レコード大賞などの賞レースはもう辞退します」みたいな宣言をしたらしい。 って、このパターンは昔から「ひと時代を築いて、そろそろ下り坂が見え始めた」歌手がいきなり言い始める物っすね。つまり、賞の常連だったのにある時を堺にいきなりお呼びが掛からなくなった途端に「あぁ落ち目になっちゃったね」と言われるのを避ける手段なのだ。 かつては、ベストテン常連だった郷ひろみが「もうベストテンには出ません、自分の曲はどれも愛着があるのでそれらに順位を付ける事は心苦しい」みたいな事を言い出して卒業した。田原俊彦も80年代後半いきなり「もう賞レースは辞退します」とか言い出して、たしか沢田研二もそれらしき事を言ったんだじゃないかと。 でもそれらの発言を聞いた当時、バリバリにその手の音楽を聴いていた自分としては、「傷つくのが怖いんだね」みたいな部分を感じていた。 確かに、昔スーパースターだったスポーツ選手が「一生現役でいたい」と言いつつ全然成績を残せない状態で参加するのは心苦しいっす。歌手も同じことなんだろうなぁ。 確かに、今年は浜崎あゆみはなんか全然印象に残っていない。CMで流れていた曲を聴くと「あぁ確かにこの曲は聴いたことある」とは思うけど。 |
2004年11月27日(土)ぺ旋風 |
そう言えば、芸能界的には2〜3年前に必死に韓国ブームを作ろうとしていたのがことごとく失敗に終わっていました。 電波少年の雷波少年では「ラストツアー」と言うので、出発点がタイだったかカンボジアだったか、そっち方面で、日本人青年と韓国人女性と在日韓国人青年の3人が音楽活動を行いながらゴール地点ソウルを目指すというので、バラエティどころか普通の番組でも触れないような韓国と日本との色々なギャップをテーマに、さらに在日韓国人のアイデンティティなどに触れていた。さらに中国を通過する時などは南京大虐殺に触れたり、陸づたいに北上して来たが最後になって北朝鮮を通ることもできず船を選ばざるを得なくなった事など、色々日曜の朝の番組とは思えない深い所があった。(ついでにこの番組はゴミ問題でも新聞に取り上げられたり、社会派的側面もあった) ウリナリでも、台湾出身のビビアンを筆頭に、中国出身のヶディなどが居て、後半ではインドと韓国のメンバーを追加したりワールドワイドになっていた。後に、番組終了後、そのユニットは別番組へ流れ韓国人ボーカリストの「ウルトラキャット」というユニットになったりもした。 浜田雅功などの「元気で行こう」では日本の売れないアイドルでユニットを組んで韓国デビューさせようと言う企画があった。もっともこれは韓国芸能界なんてチョロい物さ的な感じもするような企画で、企画自体は中途半端に終わった。 |
2004年11月28日(日)元気はつらつ? |
と言ってもあれはタッキーに逢いにいくんじゃなく、牛若丸に会いに行くって事なんすね。 しかしNHK大河ドラマとのタイアップってどうなんでしょうかね? ところで最近ゆる〜いCMが目に付きませんか? なんかアドリブっぽい部分を残したり、ハプニングをそのまま使用したり、本来NGだった部分を使っていたり、それ以前に撮影時に絵コンテも演出も決まってなかったのでは?という物。 その中で一番「おいおい」と思うのが高嶋政伸が出てくるヤマダ電機のCM。 普通に買い物をして店員の説明を聞いている客の後ろからいきなり高嶋政伸が出てきて、意味不明に指さして「だぁ」とか言ったり、商品説明をいきなりし始めたり、客がどうリアクションしていいのか躊躇している所で終わる物。 客自体も全てがやらせだったとしても頭痛い。何パターンかあるんだけれど、マジに「で?」状態。 昔バカルディ時代のさま〜ぁずがやっていた時の方が勢いがあったっすねヤマダ電機。(川谷拓三の息子がやっていて、その最中に薬でつかまり打ち切られたのもヤマダ電機でしたっけ?) |
2004年11月29日(月)岩崎恭子写真集? |
それに関してどうやら週刊大衆では「岩崎恭子全裸写真集発売」という記事を大々的に載せたらしいんだけど、どうも全裸ではなく手を胸を隠した写真止まりらしい。いわゆる手ブラ状態。 普通この状態は「セミヌード」というんだが、やはり週刊誌は扇情的な記事にしたいがためなんだろうか。 しかし、その手のイメージは全然ないよなぁ岩崎恭子、確かに金メダルを14歳で取ってそれから12年経過して26歳なんだから(逆にヌードになるのには遅いと言う意見もあり)セクシーだとかそんなのも有りだと思うんだが、どうなんでしょうかね。 どうやら今までスポーツ関係のミキハウス所属だったのが、今年の春に芸能事務所に移籍したらしのでそっちからのオファーなんだろうけど(それにしても事務所は売り方間違っている気がする)どうなんすかね。 今年の夏頃に静岡限定の情報誌には歯の矯正をしたままの笑顔で出てたし、秋のTBSオールスター感謝祭には出て活躍していたし、芸能活動をしたいんですかね? そういえば14歳で金を取った直後も、芸能関係のコネを使って当時ファンだった光GENJI(だと思った)のコンサートに行ったとか色々ありましたが。 追記(2005.2) この写真集発売は全然ニュースにもならなかったし、自分も本屋で見かけたような記憶がない。 で、ネット本屋アマゾンでその書評を読むと「あんなのヌードでもセミヌードでもない」とか「全然彼女の良さが伝わらない写真」とか、さらには「カメラマンが素人以下、ピンも全然逢っていないし、構図もデタラメ」みたいな悪評ばかり。 |
2004年11月30日(火)性少年育成 |
で、ライブドアの時に盛んに「青少年の育成に悪影響のある仕事(エロゲー)」をしているって叩いていた野球機構ですが、ソフトバンクが現在も発行中の「電脳犯罪者育成雑誌(ネットランナー)」みたいのを売っているのは問題無しっすか? |
2004年11月31日(水)安倍なつみ盗作 |
自分の場合、以前、音楽をやっていた時期がありまして、そこで作詞作曲なんかをやっていたわけなんですが、アマチュアの世界ではパクリというか、インスパイヤというか、最近のヒット曲に類似した詩・曲がゴロゴロしていました。ま、だからアマチュアだって事なんすけど。 その当時、音楽をこれと言ってやっていない女の子から「よかったら曲付けてくれませんか?」みたいな状態で詩を渡されたことあるんだけど、それが見事に「元ネタ」が判明するような詩。あからさまなパクりでは無かったけれど、このフレーズとこのフレーズはあれから、これはあれから、みたいな「その時点で流行っている言葉」をパッチワークしたような物だった。 普通はそんな物なんでしょうね。自分がその時点で好きなアーティストの作品に影響されまくっちゃうって事は。 自分のやっていた音楽の詩は、結構特殊な詩が多かったし、あと一歩でコミックソングみたいな状態だったのであんまりパクリとはあんまし関係なかったハズ。と言いつつ、バレないようにエッセンスを引用した物もあったんですけどね。それは「インスパイヤ(触発)」って事で。 しかし、本人の謝罪の文章で「昔からすてきだなと思った詩やフレーズメモに書き留める」というのが、くせになっていたらしい。これって例のなんでもメモしちゃおう、本屋でも。と言う人が奨励していることですね。 でも一つ判明した事は「安倍なつみってエッセイとか本の文章ってゴーストライターじゃなく自分で書いているんだ」って事。 P.S. 金曜日のミュージックステーションにもハロプロオールスターズが出てて、ついでに波田陽区が出てネタにしていたが、いきなり「♪ハロプロオールスターズ総勢45名」と歌っていた。つまりハロプロオールスターズ46名マイナス1名って事なんすね。 P.S. 盗作問題って言ったら、ボスのつんく♂が書く曲はどうだって話なのだ、ウッハッ [2004.11.31-今日の雑学]テーマ『ウッハッ』 今回の雑記の最後の一行はこのネタのためという噂 ★音楽用語で低音域という意味のウーハーの語源は犬の唸り声。 ★音楽用語で中音域という意味のスコーカーの語源はアヒルのガーガー。 ★音楽用語で高音域という意味のツィーターの語源は小鳥のトゥイックという鳴き声。 |
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