ひねもす雑記
2005年03月11日〜20日


▲2005年03月11日:金:胸モミモミ
▲2005年03月12日:土:サインは売(バイ)
▲2005年03月13日:日:大きいことは良いことか?
▲2005年03月14日:月:アイドルを晒せ
▲2005年03月15日:火:YMO
▲2005年03月16日:水:白線流し
▲2005年03月17日:木:火事
▲2005年03月18日:金:津田〜大津・海老騒動[釣]
▲2005年03月19日:土:言霊
▲2005年03月20日:日:ドラッグクィーン
  2005年03月11日(金)胸モミモミ
    どうやら映画「鉄人28号」は「新造人間キャシャーン」「デビルマン」に匹敵するような面白さらしい。さすが日本映画、金のかけ処を大いに勘違いする事に書けては世界一流。
    なんだか噂だけど、そんな感じで昔のような勧善懲悪的に何も考えないで正太郎君が鉄人を操縦して戦ってめでたしめでたしでは無いらしい。
    そもそも、第二次世界大戦中に日本軍が秘密で作っていたロボットという設定で、戦後日本で武器を平和の為に使うというコンセプトが、今や面倒臭い世界的な傾向の中で上手く機能しないだろうって状態なのだ。

    鉄腕アトムだって「ロボット同士が壊し合うのは良くない」という現代的解釈をメインにしたために、昔のように単純に戦わないという状態になってしまった。もちろんアメリカで子供向けアニメとして放送する前提があるからしょうがないんだけど、そのせいで他のアニメを見ていた子供達には刺激のない作品で(美形キャラ的要素もないし)結局そんな話題にならずに終わってしまった。
    もう昔の栄光をリメイクでもう一度ってのはコンセプトに無理がありすぎるので、やらない方が良いんじゃないかと。

    政治家が痴漢で即時辞職
    10日夜、六本木で酔っぱらった中西一善衆議院議員(40)が路上を歩いていた女性(22)に無言でいきなり抱きつき、服の中に(襟口から)手を入れて左胸を直接わしづかみにしたという。
    おまえは小川知子に対する谷村新司か!って、凄くわかりにくいたとえ話をしていますが、やってくれるねぇ。ここまで馬鹿だとホントに解りやすい。
    なんだか、周囲の人の話だと以前から酒癖が悪かったらしい。この手の酒癖の悪い人、つまり自分を律する事が出来ない人は政治家やっちゃダメっすよ。酒を飲むとこうなってしまうという自分の癖を理解して、酒を飲む前の段階で規制できなくちゃ。

    日本には昔から武士的な「無頼」が男らしいとか、良しとかする考え方があって、さらに酒に関しても「キチガイ水」とか「酒の席は無礼講」みたいな事を言う場合もあったんだけど。
    国会議員の事件では1948年の「国会キス事件」があります。
    国会内で泥酔した泉山三六(吉田内閣の大蔵大臣)が女性議員に(山下春江代議士)に抱きつきキスし、怒った野党が総退場/翌日、泉山三六議員は辞職した。ってのなんだけど、結局今回の中西議員も翌日辞職届けを出した。(国会キス事件はその後トリビアでも取り上げたらしい)

    ま、酔っぱらって2代目首相の黒田清隆なんかは自分の奥さんを日本刀で殺しちゃっていますけどね(これは当時はトップシークレットで闇に隠された事件)。
  2005年03月12日(土)サインは売(バイ)
    ヤフーオークションって、過去に一回だけ利用した事があるけれど、それ以降は「こんな物がこんな値段ででているんだ」と見るだけの状態。
    で、最近は個人的に盛り上がっているアナログレコード関連をチェックして「こんなありふれたシングル盤を1000円で買うヤツいないだろ」とかブツブツ言いながら見てます。HARD OFFでも大量に出て在庫がダブついている(というか基本的に買う人はほとんどいないだろ)ような物ですら、1000円とかで出ている。

    ま、このヤフオクのせいで中古市場はガタガタに壊れまくっているらしい。
    人によっては廃品処分のつもりで売りに出して、それを自称目利きが高い値段で転売して。
    中には素人考えで「初版は高い」との妄信的にありふれた文庫本まで「初版!」と実売価格より高く売りに出している。

    てなワケで時々見るヤフオクなんかで色々見ていると「サイン入り」というのが多々ある。
    そこで気になって調べてみると、秋葉原とかで写真集発売イベントなんかでアイドルがサイン&握手会とかを日曜日ごとに開いているワケですが、早い物ではその当時にさっそく「○○○の新写真集・サイン入り美本」とかって事でヤフオクに出品される。
    当然、新刊でサイン入りという付加価値があるので定価よりかなり高い値段で。
    果たしてそれが高値で売れるのかは不明ですが、結局その手の人にとってはサイン会ってのはヤフオクで売るための要素の1つでしか無いわけですな。

    しかし、貴重な休日をワザワザ秋葉原にまで出かけ整理券を受け取ったり行列に並んでかなり時間を掛けてまでして、割に合うのかねぇ。
  2005年03月13日(日)大きいことは良いことか?
    東京で2月末の新年会を開いた時にハシモトさんが「XファイルのDVDが安く出てていいよぉ」と言っていたので、この際だから買ってみるかな!と思っていたんですが、渥美清の「泣いてたまるか」を買ってしまいました。
    でも「スィングガール」は買う予定になっています。

    昔のレコードの作詞作曲者を入力していた時の誤変換。
    馬飼野康二→魔界の工事
    竜真知子→ リュウマチ子

    2003年4月に静岡市が清水市などと合併して、それまでの面積日本一だったいわき市を抜いたってのは雑学に書いたんだけど、実は静岡市が日本で一番大きい市であるって雑学はすでに過去の話になっております。
    先日、2月1日に岐阜県高山市が丹生川村・清見村・荘川村・宮村・久々野町・朝日村・高根村・国府町・上宝村を編入して面積2100平方kmの日本一になりました。(静岡市は1373平方kmなので、かなり引き離された。ちなみに現在3位のいわき市は1231平方km)

    なんつーか、こーなったら静岡市も黙っては居られないって所っすかね。現に今も新たに合併する街と協議中だし。
    いわき市の場合は、1966年に14市町村が合併して出来た市で、そこから2003年まで「日本一広い市」として宣伝し続けていたんだけど、抜かれた時に市長が「これからは面積を競うのではなく、心の豊かさで日本一を目指します」と、大人な発言をした。

    この静岡が1番だった時も裏があって、あれはあくまでも「市」として日本一。実は松山千春と鈴木宗男で有名な足寄町(あしょろちょう)の面積は1408平方kmで、静岡市より広い。
    つまり「市で一番広い」ではなく「市町村で一番広い」だと先日までも静岡は2位だった。つまり現在は3位。

    現在、合併が予定されている所では今年の7月1日、静岡県、浜松市が周辺11市町村と合併して面積1511平方kmの市が出来る。町では10月1日に北海道網走で遠軽町など4町村が合併して面積1332平方kmになる。

    そうなると今年の7月以降は
    1位:岐阜県高山市(2100平方km)
    2位:静岡県浜松市(1511平方km)
    3位:北海道足寄町(1408平方km)
    4位:静岡県静岡市(1373平方km)
    てな感じでやんす。

  2005年03月14日(月)アイドルを晒せ
    2カ月ぶりぐらいにウサギに遭遇。
    去年の四月末から我が家の庭に住み着いた捨てウサギ。1月末頃に見かけたのを最期にどこへいったのやら状態で、「誰かに捕まったか?」とか「もしかして寒さで野タレ死んだか?」とか「まさか冬ごもりか?」とか思っていたんですが、今朝出かけようとしたら庭に居た。
    しかも私の姿を見かけた瞬間、こっちに走り寄ってきて足元にすり寄る。ういヤツよのぉ、やっぱし愛玩動物系小動物は人間に可愛がられる術を本能的に持ち合わせているんだろうか?

    そう言えば先日東京へ行ったときの会話で勘違いされていた事に気づいた。
    アイドル系の話題になった時に、私が「アイドルマニア」ということになっていたんだけど、それはなんか違うよなぁという状態。
    たぶん、10代の頃から今に至るまで一貫してアイドルの曲を聴いているというのが大きな部分なんだろうけれど、音楽に関して言えば同じ分量でロックもその他の音楽も聴いている。
    アイドルに関しても、その時々で集中して好きな人もいるけれど、それは「歌を歌っている人」という部分だけなのだ。

    たとえば一時期、斉藤由貴という人にハマった事もある。
    だから彼女のアルバムも全部持っている状態なのだが、やはり基本的に「声質」とか「楽曲」が好きという部分が大きかった。いわゆるアイドル的な「仮想恋愛の対象」って事でいうと、あんまり斉藤さんは恋愛対象としてベクトルが向いていなかった。これまで自分が好きになった女性と全然タイプが違うし。
    つまり、歌手としてアルバム全部揃えていたけれど、女優として出ているドラマや映画は1本も見たことなかった程度にファンだったのだ。
    だから、斉藤さんが歌手活動を辞めた瞬間から、ほとんど興味を失って今に至っております。 それは他のアイドル歌手にしてもほぼ同じスタンス。

    いわゆるロックとかを好んで聞いている人に感じる事が「アイドルの曲なんて聴くに堪えない」というムードなんですが、それもある意味理解できます。
    でも、歌謡曲ってのはプロの作詞家、プロの作曲家、プロの編曲家、そして何よりも「売れる事が前提」で作られているので、凄くプロジェクトとして密度が濃い。
     …場合もある。

    中には「これ流行っているからチョチョイと真似してみようか」という安易な裏が透けて見える楽曲も多いんですが(そっちの方が多いか?)、それはそれであざとい大人のあざとい商売って事で楽しみはある。いわゆる元ネタ捜しとか。

    だから、時々アイドルが勘違いして「アーティスト宣言」とかして、作詞作曲をはじめて、極度にクオリティの低い(そのくせプライドだけは高い)音楽を始めるとガッカリします。
    作詞なんて、完成度を別にして日本語使っている人なら誰でも出来る。
    作曲だって、実は意外なほど簡単に出来る。アレンジでいくらでもごまかしが利くし。なんせ、アイドル1年生時代の松本伊代だって伊藤つかさだって、アルバムの中で作曲している。別にアーティスト宣言してないけど。

    てなワケでアイドル歌手が好きなのではなく、アイドル歌謡が好きだって事をここに宣言しておきます。
  2005年03月15日(火)YMO
    以前「モーニング娘。」に始まった名詞的なもののラストに「。」を付ける物のルーツはYMOの「君に胸キュン。」かも知れないと書いたけれど、この曲1983年カネボウ夏のキャンペーンソングなんですが、どうも同じカネボウの春のキャンペーンソングとして使われた元キャンディーズ藤村美樹「夢・恋・人。」の方が先だった模様。
    しかもどちらの曲も作詞松本隆・作曲細野晴臣。
    それにしても「夢・恋・人。」って改めて聞くと思いっきり細野ワールドです。イントロなんてまんまYMOだし。

    どうやらYMO自体は1981年の段階で解散状態でそれぞれがソロワークに入っていたとの事。それがレコード会社とのシガラミで解散する事が出来ず、どうせ解散させてもらえないのなら「YMO」って素材を使って、遊んでみようというコンセプトで最後にそれまでのアカデミックに電子楽器を使った「テクノポップ」という趣旨を業界的なあざとい「テクノポップ歌謡曲」という方向にねじ曲げていたらしい。で、1983年YMOの中では異色な「浮気なぼくら(君に胸キュン。収録)」というアルバムに結びついた。

    ま、あんまりYMOに興味がない層からしたらYMOって「君に胸キュン。」に代表されるテクノポップのバンドでしょ?って状態かも知れないけれど。
    その「遊び」があったので、あくまでも業界的なオモチャとして「俺たちひょうきん族」で「三匹の用心棒」というコントを演じたり、「クイズどれみふぁドン」で「スネークマンショー」を演じたり出来たんだろうなと、今になって思う。
    その時の快感が忘れる事が出来なかった坂本教授だけが、後に「ごっつええ感じ」で「アホアホマン2号」として出演したりしていたんだけど。

  2005年03月16日(水)白線流し
    トリビアの泉で「ドラマで有名な白線流し、実際は流した白線(リボン)は下流で下級生が回収している」という物があった。
    あの白線流しってのは岐阜県の斐太高校に昔から卒業式の後に行われる伝統的儀式で、ドラマはどういう経緯なのか長野県松本市が舞台になっていて、そこで白線流しが伝統的儀式になっているという設定になっていた。
    で、偉いのはドラマで有名になったからと言って松本市の高校が卒業式後に「じゃテレビの真似していっちょやるか!」みたいな流れにならなかったと言うことなのだ。なんか地方的なイベントとしてそういうムリヤリ観光儀式的な事でやりそうなんだけど。
    でも、きっと多くのあのドラマを知っている人は「長野県の高校では…」と思っているんじゃないかなぁ

    なんせ、先日放送された篠原涼子が主演していた「溺れる人」というドラマでとんでもない間違いを犯していた。
    物語の舞台は長野県松本市で篠原涼子が扮する奥さんが「アルコール依存症」に陥るというストーリーなんだけれど、その回想シーンで高校の卒業式の後にクラスメイトと共に川へ白線を流すという場面があった。
    「白線流し」というドラマをドラマとして見てそのイメージを拝借したのか、それともマジに長野県松本市ではそんな事が行われていると思っていたのか。(そのためにワザワザ舞台を松本市にしたのか)
    そもそも「溺れる人」ってドラマは日本テレビで、「白線流し」はフジテレビってのもあるんで、利用したとかワザとじゃなく、マジにって気もする。でも脚本や監督や関係スタッフが大量にいてそのことを知らない人ばかりだったってのも考えにくいので、どうなんでしょうか。
  2005年03月17日(木)火事
    近所で真夜中、火事があった。
    真夜中も真夜中、2時半って頃で一番熟睡している時にサイレンが町中に鳴り響き、頭がボケボケの状態でたたき起こされた。
    自分の家は延焼するような距離ではないんですが、二階のトイレの窓から見ると300mほど離れた所、数軒先の屋根の向こう側から大量の煙が上がっており、なにやらぼぅと赤い色も見えている。

    ありゃりゃと思ってそれを何が出来るってワケでもなく見ていた瞬間、そのボンッとい鈍く重い音と共に屋根から高く火柱が上がった。
    その火事は翌日解った事だけど、誰も住んでいない家で起こった物で、どうも以前住んでいた住人が上がり込んで煙草を吸った不始末が原因だったらしい。なんだか理由を聞いても釈然としないんだけど、やっぱし火事はコワイ。

    フィギュアスケート界のアイドルとか言われている安藤美姫のニックネーム「ミキティ」てのもどーかと思いますな。
    アイドル業界的に言ったらミキティって藤本美貴の事じゃないんすか?それも、最初つんく♂が「美貴かぁじゃニックネームはミッキーってのがかわいいとちゃうん?」と、相変わらずのオッサン的直感で名付けようとしたんだけど藤本美貴が「でもそれって、浦安ネズミの名前とちゃうん?」と言い出して自分で「ミッキー&キティ」でミキティというニックネームを考案したって話らしい。
    それ以前に、安藤美姫ってなんかアイドル的な部分で言ったら激しく微妙だと思うんですが。それも笑うと、口のサイズと歯のサイズがなんかデッサン狂っているのでは?と思うような状態。

    昔ダウンタウン松本が言っていたけれど、笑うと歯グキがどーんと出て美人度マイナス5割みたいな人に関して「こっちが必死に楽しませようとして面白い事言った途端に、歯ぐきが出て不細工になる女っておるやろ、あれってのは恩を仇(あだ)で返されるような物や」。うむ。
    ま、スポーツ界の美人ってのは、一般常識の5割増しって事で考えた方がいいっす。
  2005年03月18日(金)津田〜大津・海老騒動[釣]
    いや、タイトルには深い意味はないんですが、海老騒動[湾]→海老騒動[通]に続いて、ツダ〜オォツ・エビソードー[ツリー]って事で。
    ちょっと雑学系の「今日の出来事」を書いたサイトを巡っていた。某ブログでは毎日その日に起こった歴史的な事実を書いていたんですが、そこに書かれた感想を見てうぬぬと思ってしまった。
    その日は月光仮面についての雑学だったが「TV版の月光仮面は年代が違うので見ていませんでした」とか、さらにその感想に別の人がヒーロー物ということで少年ジェッターと言う言葉を出てくると「さすがに少年ジェッターって知らないなぁ」と書かれていた。

    最初てっきり「そんな古い事は知らない」という意味だと思って読んでいたのですが、そのブログに集う人の文章をもっと読み込んでいくと「月光仮面が流行った事はもう高校生だったので見ていない」とか言う状態らしい。多くの参加者が。
    つまり「ネット=若い世代」という固定概念で見ていたのは大きな間違いで、このブログに関して言えば私なんかより遙かに年上の方々が集う場所だったんですな。確かに基本となるブログの文章も凄く真面目で若輩者という感じはしない。
    ネットは色々な意味で凄いなぁ
    真夜中調べ物をしてネットをうろうろしている内に、エロ画像系サイトに迷い込んでしまった。 調べなくちゃいけない事があるのに久々にじっくり堪能してしまった。
    といっても血気盛んな年齢じゃないので余裕を持ってぼけーっと見ていたんだけれど、その中でたぶん今から8年ほど前、つまりインターネットをなんて物を自分が始めた頃、「いわぁインターネットってデンジャラス」とウハウハ喜んでいた時代に(すぐ飽きたけど)見ていた画像があった。そこに掲載されている女性の顔とか色々な要素に見覚えがある。

    そこでアレコレを全開にしているモデルなんですが、どうもプロっぽくなくアマチュアだろうなという(ポーズもそうだし、撮影技術も)感じで、撮影場所も道玄坂辺りにありそうなホテルの一室って感じ。
    つまり、なんかの気の迷いか勢いでそんな写真を迂闊にも撮ってしまい、それが本人の関知しない状態でこうしてネットに流出して、そのまま8年経った今も御開帳した状態で晒され続けているということになるのだ。たぶん、最初に公開されたサイトではなく、コピーに継ぐコピーで、もう所有者不明状態で、たぶんこのまま未来永劫ネット内で漂い続けていくんだろうなぁと思う。

    モデルが例えば当時20歳だったとして、現在は28歳以上って事で、もしかしたらもう普通に結婚してママになっているかも知れない。でもネットの中では迂闊で軽はずみな20歳前後の姿が現役活動中なのだ。
    きっと彼女が孫が出来るような年齢になった時にも、20歳時代の迂闊が晒され続けるんだろうなぁと思う。ヘタすりゃ死後、来世紀も。
    ネットは色々な意味で凄いなぁ
  2005年03月19日(土)言霊
    世の中には「言霊:ことだま」という物があるんじゃないかなと感じた。
    実は1週間前ぐらいから、i-Podをパソコンに繋ぐケーブルを紛失していた。部屋の隅から隅まで探したつもりなんだがどうにもこうにも見つけ出す事が出来ない。
    1週間前という事で考えると、会社には持って行った記憶は無いが、先週の日曜日にノートパソコンを持ってバラ園へ遊びにいった。もし紛失したとしたら、バラ園へ何気なく持って行き忘れて来たという可能性は否定出来ない。もしあるとしたらそこだ。

    でもバラ園の常務からメールとかで「ケーブル忘れていったでしょ」とかってのも無いので(他のヤボ用でメールはあった)それも無いかなぁ。
    で、今日とある用事があってバラ園の近くまで行ったので、ついでに立ち寄って聞いてみた。「実はケーブル見つからなくてさ」と。
    で、すっかり忘れていた部分で「ファイヤーワイヤーのケーブル?あれが無くても、USBのケーブルもあるからそっちでOKだよね、実はUSBの方がデータ転送早いかも知れない」などと言われ、あ、そうか今のバージョンはUSBでも使えるんだった。と、この一週間「新しくレコードの音をデータ化してもi-Podに入れられないじゃん」と悩んでいた部分が解消されてしまったのだ。
    といっても紛失したケーブルは出てこない。

    自宅に帰り、とりあえず部屋の片隅に「データ化したいレコード」をまとめようと考えた。
    そして、部屋の片隅にあったゴミで膨れた地域指定のゴミ袋をどかした所、そこに1週間探し回っていたケーブルを発見。なぜこんな所を見落としていたのか解らないって状態の解りやすい場所にケーブルがあった。確かそこも捜したハズだったのだが。
    これってのは「紛失しちゃって探し回っているけどドコにもない」ということを、今さっき言葉として初めて発した事が言霊となって作用しているのでは?となんかボンヤリと思ってしまったのだ。

  2005年03月20日(日)ドラッグクィーン
    尾崎豊が3rdアルバム『壊れた扉から』に収録した「Freeze Moon」という曲の中で、こう歌っている「♪彼女は今夜もドラッグにいかれて昔みたいなドラッグクィーンになろうとしている♪」
    実はこの歌詞、勘違いで書かれてしまったもので「ドラッグ・クィーン」とは、ドラッグに溺れている女性の事ではなく「女装趣味のある男性」の事を言う。

    これってよく勘違いされる言葉で、かつてアメリカの議員で、自分がかつてドラッグクィーンだった事があるとカミングアウトした人がいる、という報道に対し、朝日新聞だったかに「アメリカは議員の中にもドラッグ経験者がいる、これはひとえにベトナム戦争が終わった後の〜」と覚醒剤の恐ろしさについて語っていた記事があった。
    おいおい・・・・と思ったんだけど、中にはどうも曲解したのか解らないけれど、ピチカートファイヴの野宮真貴の紹介文に「ドラッグクイーン」と書かれていた事もあった。野宮真貴は正真正銘の女性だし、たぶん薬もやっていない。もしかしたら、派手で退廃的なメイクやファッションをしていたから、そう言うスタイルをそう呼ぶのだと思って記事を書いてしまったのか?

    もっともこの言葉は正しくは覚醒剤などの「ドラッグ」ではなく、いわゆるマウスを操作するときにクリックしたまま移動させる「ドラッグ」で「引きずる」という意味。
    語源は女装趣味の人たちが、裾が長く引きずったファッションを好んでいた事からそう呼ばれるようになった物。(だからといって、その手のファッションを女性がしている時にそうは呼ばない)



     


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