ひねもす雑記
2005年04月01日〜10日


▲2005年04月01日:金:ポワソンダブリル
▲2005年04月02日:土:環境を大事ね
▲2005年04月03日:日:美意識の変化
▲2005年04月04日:月:リアルな架空の風景
▲2005年04月05日:火:笑いってヤツは
▲2005年04月06日:水:21年前
▲2005年04月07日:木:馬鹿!ブラは外すな、ヌードは最後の武器だ!
▲2005年04月08日:金:8時9分半だよ!全員集合
▲2005年04月09日:土:好き嫌い言っちゃいけません
▲2005年04月10日:日:大絶賛開催中!(TV的には)
  2005年04月01日(金)ポワソンダブリル
    [POP JAM司会者交代]
    NHKの「POPJAM」の司会者がつんく&優香から、TMレボリューション西川貴教&アンジャッシュ&NHK村上由利子アナになった。
    てぇことはハロプロが必ずといっていいほどムリヤリなブッキングされる状態は終わったという事っすかね。
    なんか、結局しょぼぼぼ〜んとハロプロ関係の勢いが終息しつつあるような気もする。去年末に発売されたハズのハロプロオールスターズの曲も2回TVで歌っているのを聞いただけで(安倍なつみ事件があった影響もあんのかね?)、それ以外のハロプロ曲もすっかり耳にしない状態。 さらに中古CD店には現在異常なほどハロプロ関係のソフトが山積みになっています。

    [四月馬鹿]
    てなワケで、もう今さら嘘付いて「実は今日はエイプリルフールでしたぁ」とか言い出す人ってほとんどいないと思いますが、今日がその日でした。
    で、最近はTVや新聞とかでもその手の事をやって「実は」とネタばらしをスル前に抗議電話を受けて謝罪したり。日本には根付かないんだって事に気づいてよ。
    で、おそらく日本のマスコミで始めてこの日に人を騙すような嘘をやったのは、青島幸男&すぎやまこういち。
    かつてフジテレビ開局当時から放送されていたクレイジーキャッツの「おとなの漫画」という時事ネタなんかをギャグにした生番組。この番組の放送作家は青島幸男(前都知事)で、ディレクターすぎやまこうち(後にGSの作曲→ドラクエの作曲で有名。当時は本名の椙山浩一)が仕組んだ物。

    いつも通りにコントをやっている最中にいきなり画面が乱れて画面に並模様が延々と… 当時は電波状況も悪く、テレビの受信機もそんなに高性能ではなかった時代。各家庭で「ありゃ壊れたか?」とテレビを叩いたり電源を切ったり入れたりしているようなタイミングで、波打った絵の描かれた紙を持った青島幸男が出てきて「おたく、今テレビ叩いてた?騙されたでしょ?」とやった。
    おそらく日本のマスコミで行われたエイプリルフールの元祖がこれ。
    当然、テレビ局には抗議電話が殺到し、さらには「公共電波を扱ったテレビで視聴者を騙すとは何事ぞ」とディレクターすぎやまこういちは電波管理局から厳重注意され、国会でもつるし上げられたらしい。
  2005年04月02日(土) 環境を大事ね
    愛・地球博でいままで弁当持ち込み禁止だったのが、入場者から不満続出に対し、小泉首相が「お弁当持ち込みってのはどうかと、弁当は作るのも楽しい」と発言し、いきなり禁止が解除された。
    博覧会側の意見としては「テロ対策・食中毒予防」との事。

    食中毒に関しては、もし起こったとしてもそれは博覧会側の落ち度ではなく自己責任になるので問題は全然ないんじゃないかと。会場内の店で出した物で食中毒が起こったら問題だけど。
    テロ対策ってのも、弁当やペットボトルの持ち込みでテロ対策するってのなら、もちろんカメラの持ち込みも携帯電話の持ち込みも禁止なんでしょうね?そっちの方が武器とか兵器を仕込むのが簡単だからね。
    結局、会場内での飲食店に金を落とさせるための詭弁だと思うけどさ。
    案の定、弁当持ち込みOKにした昨日、ほとんどの客が弁当を持ってきて、会場内の飲食店がかなり空いていたらしい。

    弁当持ち込み禁止ってのは先週のオープン時にもテレビで報道されていて、その時画面ではゲート部で持ってきた弁当をその場で係員の差し出したポリ袋に捨てさせていた。
    なにが環境博なんだか。

    あの不細工なキャラクターのモリゾー&キッコロを見ていると、自然の中で生活していたのに愛・地球博とかってイベントの為に森が切り崩されて、仕方が無く人前に出てきたって感じがしてしまう。
    今、あの万博が開かれている広大な敷地はそれまで樹木が生い茂る森林だったのだ。

  2005年04月03日(日)美意識の変化
    古いレコードを整理していて、ふと気づいた事。
    かつて歌手、五輪真弓って人は「妖怪人間のベロ(で良いんでしたか?)」に似ているとか、ある種ブスという言葉のひとつのキーワードだった。
    自分はそんな部分には興味なく、ともかくバラード系曲を中心に歌う人は興味の対象外だった。が、そのブス的な状態は一般認識としてインプットしていたハズだったのだ。
    しかし久々にジャケットを見ると「そんなブスでもないなぁ」という感じなのだ。
    これは見慣れたせいだとか、年を重ねるに従ってストライクゾーンが広くなってきたのか?とか思った。

    が、どうもそれは美の基準ってヤツの変化が原因かもしれない。
    その五輪真弓全盛期と比べると今が根本的に違うのは、この10年の間にモデル系の「ブサカワイイ」という種類のモデルが多々デビューして、それなりに人気者になっているって事が大きいのかもしれない。
    いわゆる冷静に見ると「なんか変だゾ」と思うのに、なんか「目の離れ具合が可愛い」とか、なんか「唇がアヒルぐちなのが可愛い」とか、美の基準ってのが時代の移り変わりと共に色々変化していくということなのだ。
    つまり、五輪真弓の容姿ってのは、そのブサカワイイという尺度も「有りだな」と承認してしまった現代では、ある意味可愛い系って事になるのかもしれないのだ。

    音痴という括りでしか語られない浅田美代子の曲を、おニャン子クラブなどを経験した今聞き直すと「そんなに音痴じゃないじゃん」と思うのと同じような物なのだ。

  2005年04月04日(月)リアルな架空の風景
    [初期CG]
    昔のビデオとか見ていると改めて「最近のCGって凄いなぁ」と感じるのだ。
    1984年のビデオで、The Good-Byeが歌う時に画面にCG的な線でデザインが出ていわゆるスターウォーズみたいに向こうから遠近感を持たせて動いているんだけど、それを見ていると「いまさらそんなCG小学生でも使わないよ」という感じ。

    あるいは安全地帯のビデオクリップで、放送する前にVJ(ビデオジョッキー)の人が「このクリップは凄く頑張っていて、ここまで日本のビデオで凝った映像は無いんじゃないかという感じなんですが」と紹介してて、実際に始まってみると、いわゆるCGの設計段階で作る線で描かれたようなピンボールの画像が出てくる。で、カメラがそのピンボールマシンの中をボールの軌跡のまま移動していくという物。これ辺りもちょっとCG勉強すれば今では普通のパソコンで制作出来るレベルだよなぁ。
    とか思ってしまうんだけど、1984年というと自分的にはYAMAHAから出てきた音楽専用MSXマシンでMIDIをやっていた頃。今考えるとスペックは笑ってしまうほどショボイ物だけど、あれでCGやろうと思ったらとんでもなく大変な時代だったハズ(データ保存はカセットテープだし)。
    今は勿体ないぐらいに当たり前にCGなんか書けるのだ。

    たしか莫大な金額を掛けて制作されたCG映画「トロン」の制作が1982年(日本公開は1983年)だったんだけど、あれなんかも映画として高度なマシンで専門家がちゃんと作ったのが、今や普通に中学高校生がちょちょいと家庭用マシンで制作出来るレベルだと思う。
    もっともあの映画は「電子世界の描写は人物以外は全部CG」というのが売りだったんだけど、予算がオーバーしたために、複数の場面が「CGに見えるようなセット」だったというのが10年以上経って暴露されていた。
    今やCGはセットを組む予算を削減できる安易な手段にもなっているってのに。

    [見えないように]
    で、今ではプロレベルのCGは「いかにCGに見えないようにするか」という状態で使われているので、どこがCG?という感じなのだが、映画なんかだと「ほとんど」という事も少なくない。
    今放送しているCMなんかで松浦亜弥が出ているカップ焼きそばの画像なんかだと、当たり前に手に持っている焼きそばが湯気を立てているけれど、あれは当然CG。さらに客席から一斉に吹き出しが出現するけれど、あれも当然CG。それが見ている分にはもう「これって凄いだろ」とは思えないぐらいに実際の画像と解け合っている。
    これって凄い事だと思うのだ。と、1984年のビデオを見ているとつくづくと感じる。

    音楽の音レベルでも「いかにもデジタルサウンドでやんす」って感じじゃなく、アコースティックな音が実は音声合成で作られた物だったりする。
    で、そんな音楽を聴いて「やっぱし今流行の電子楽器の音なんかじゃ出ない空気感があるよな」なんて言っていたりするのだ。
    アコースティックギターを弾く時に出る、左手指が弦をこする「キュルッ」って音までワザと入れたりする事も簡単に出来るのだ。
  2005年04月05日(火)笑いってヤツは
    [笑いの時間]
    私は別に笑いを追求したり研究しているってワケじゃないんすけど、なんか「笑い」という物に関してある部分こだわりがある。
    って別に、意識してこだわっているワケではないんですが、とりあえず人を笑わせる時にその時流行っているギャグとかをそのまま使うって事はしないと言う物がある。
    なんつーか、たとえば食事をした時に何の躊躇もなく「マイウー」とか言ったり、失敗した瞬間に「残念!」とか、あまりにもベタ過ぎて…。

    でも最近ふと思ったのが、その手の流行っているギャグをそのまんま使うようなベタな笑いの方が一般的に受けはいいって事なのかも知れない。
    以前参加したコンパのような宴会でも、参加していた某氏がその時々の流行語を頻繁に言って周囲の女性に微妙にドッと受けていた。冷静に考えると「流行っている言葉を言った」という部分だけで受けていたような気がするんだけど。
    自分の会話もそれなりに笑いは取れていたんだけど、出発力に弱いんですなぁ。キメ単語が出てこない会話には。

    先日もコンビニで高校生集団がいて、その中の一人がヒロシの口調を真似して「サトルです。○○○が○○○ですと」と言って大受けしていた。
    そういう事なのだなぁ。
    って別に自分はお笑い芸人を目指しているワケじゃないけど、受けないとなんだか無性にくやしとかです。

    [レコード収集家の憂鬱]
    もうキリがないから辞めよう!とは思いつつ、古レコードを求めて会社帰りにHARD OFFとかに立ち寄ってジャンクレコードを漁ってしまう。普通の人にはもう興味がないからこそジャンクなんだけど、レコード探しを続けているとその道の人にしか見えない「お宝」があったりするのだ。
    いわゆる「売れなかった曲」というのが圧倒的に価値がある。
    普通の人は「これ流行らなかったから中古でも価値ないよな」と思いがちですが、実は「売れなかったので逆に中古市場にほとんど出現しない」という逆価値があるのだ。
    あるのだ!とか言っても、それを欲しがる人は本当に極一部の好事家って事なので、実際に価値があるのか無いのかは不明。

    [キャンディーズソロ音源]
    で、今回自分的にはお宝としてホクホクなのが、元キャンディーズの藤村美樹の唯一のソロアルバムを発見(100円)。キャンディーズ解散後2年ほど経って突然、細野晴臣プロデュースでシングル「夢・恋・人。」を出したワケですが、その頃自分的にはキャンディーズ的な音楽に冷めていてあんまり興味が無かったので、まさかアルバムを出しているというのは知らなかった。
    で、そのアルバムは多くの曲は本人が作曲しており、数曲が細野晴臣。そして何故か1曲、当時RCサクセションに在籍していた仲井戸麗市チャボが作曲している。
    ちょっと意表をついた掘り出し物でちょっとホクホク。たぶんこれでキャンディーズ関連の音源はほぼ揃ったハズ。
    キャンディーズ後のソロ歌手活動は他に田中好子のシングル「カボシャール」のみ(たぶん)
  2005年04月06日(水)21年前
    渡辺満里奈がネプチューン名倉潤と結婚かぁ。ま、随分前からそんな話はあったので、ついにそこに着地したのねって感じなんですが、結婚して本名が『名倉満里奈』になるってのが。
    ナグラマリナって「ドグラマグラ(夢野久作)」とか「マグナカルタ(英国大憲章)」に語感が似ている。

    [ポプコン]
    1984年のポプコン全国大会のビデオがあった。ちょっとした事情があって録画しておいた大会なんだけど、それの中で出場者の職業欄に歌手目指しているので「不特定アルバイト」と書かれている物があった。
    フリーターって名前が誕生するのは80年代末のフロムAからなんだけど、その時代ってそんな言い方だっけ? というぐらいに自分の記憶が曖昧なものが多々あるのだ。
    そういう意味でいると、現在放送されている番組を録画した物ですら、20年後はとんでもなく貴重な歴史的な資料になるのだなぁ
    特にリアルタイムでは気づかなかった物に気づかされるってことがある。
    ちなみにこの時の優勝者は「コンセントピックス」で曲名は『顔』。すでにポプコンの超末期。
    [タモリ倶楽部1984]
    ビデオの中に1984年4月29日に録画した流浪の番組「タモリ倶楽部」が残されていた。
    で、なぜ録画してあったのかというと、案の定音楽がらみで、戸川純が出てパチンコ屋の中二階ステージで「玉姫様」を御乱心しながら歌っていた。しかし今年還暦になろうというタモリなので、この段階で39歳(1945年生まれ)そうかぁ30代で「笑っていいとも」や「タモリ倶楽部」を始めていたのかぁ。ちなみにタモリはサラリーマン時代を経て、30歳ぐらいで芸能界デビューしたわけで1984年の段階で芸歴は実はまだ10年という状態。
    戸川純もまだおかしい人と言っても、許せるレベルのおかしい人って感じ(23歳)。その後はちょっとマジに精神を病んだような感じになっちゃったので、ギリギリの時代なのだ。
    で、そのタモリ倶楽部では「あっアナタはカズヨシさん!」「な、ナミコさん!」というコーナーもかなり懐かしい。
    [あの人は今1984]
    懐かし物としては1984年の段階での「あの人は今?」みたいな物の断片が録画してあった。やはり音楽系の部分だけだったんだけど、そこで現在のその手の番組でもレギュラーみたいな「リンリンランラン」の二人が懐かしい状態で出演していた。現在は当社比2.5倍みたいな状態になった二人ですが、この1984年当時はまだ当社比1.5倍程度でした。
    しかしリンリンランランは毎回「あの二人はどこへ行ったのか探し回った結果」みたいな事を言って、毎回のように「日本での歌手活動を終えてアメリカに渡り、○○年ぶりの来日」みたいな事を言っていますが、こうも頻繁だと日本の芸能事務所と契約結んでいるんじゃないか?って感じなのだ。
    ディブ・スペクター辺りを仲介人として外人タレント専門の稲川素子事務所に。

  2005年04月07日(木)馬鹿!ブラは外すな、ヌードは最後の武器だ!
    [ヌード]
    元Winkの鈴木早智子が初のオールヌード写真集発売だそうで・・・・元々興味ないけど、色々思う事はある。
    今は36歳だそうだけど、もうWinkも解散して10年以上経つような気もするし、何故今?なのかがちょっと。というか、今まで芸能界に残っていたのかってのが少しビックリ。
    確か、つんくプロデュースの「月とシスコムーン」メンバーオーディションにも参加して落選していたのが最期の印象。(その後も仕事していたんだろうけど、相方の相田翔子と比べるとどうしても)

    で、それより少し前、多分10年ほど前、解散してしばらくした頃にも鈴木早智子ヌード写真集という噂があった。なぜそんな事を覚えているのかというと、静岡市の某所であったイベントに出かけた時にその会場前で「鈴木早智子のヌード写真集反対署名運動」を熱くやっていた青年を見たことがあるからなのだ。
    元々興味が無いので、そんな写真集の噂があったのも知らなかったんだけど、逆に「へぇそんな写真集出すんだぁ、やっぱ売れなくなったアイドルは大変だなぁ」と思った記憶がある。そんな署名活動さえなければそんなアイドルの転落的な情報も知らずに済んだのに。
    ただ、その青年のあまりに熱い熱意に周囲の人は押されて、署名どころか周囲に近寄ろうとする人はいなく、空振りをしていた。

    でも、その鈴木早智子のヌード写真集の話は芸能ニュースサイトで読んだんだけど「一糸まとわない全裸で(バストトップと大事な部分は隠して)」と書いてあったんだけど、最近のその手の芸能ニュースって「セミヌード」って言葉が存在しないかのような描き方しかしないっすね。
    去年の、岩崎恭子ヌード写真集って話題の時と同じように(こっちは手で胸を隠して…というのが隠し過ぎていて、ヌードなんだか普通にしているのか解らないような写真だったらしい)、とにかくヌードで客を煽ろうとしすぎ。

    で、おととい発売された週刊プレイボーイでも「青木さやか全部脱ぐ」とか書かれていましたが、そっちもそんな物っすよ(袋とじになっているんですが、根本的に興味無いので袋を開いてもいないっす)
  2005年04月08日(金)8時9分半だよ!全員集合
    とんでもない誤変換
    仲井戸麗市→中居奴隷市

    [リアルタイムで]
    いかりや長介氏の1周忌を先日やっていましたが、早い物ですなぁと感じちゃいますが、実は相変わらず古い音楽番組ビデオをDVDに変換する作業をしていて、凄い物を見つけてしまいました。
    「8時だよ!全員集合」の歴史の中でとくに有名な事件というと、停電事件があるんですが、そのオープニングの停電になった瞬間のゴタゴタは何度も懐かしい系番組で放送されているので、自分の中でリアルタイムで見たのか、そうじゃないのかが不明になっていました。
    その事件が起こったのが1984年6月16日なので、もう自分的にはドリフのコントも興味なかったと思うし、当時は裏番組の「俺たちひょうきん族」を見ていたと思うので、きっとリピートして名場面で流されるので記憶が刷り込まれてしまったんだろうなと思っていた。
    が、どうやら自分はその放送見ていたみたいです。

    なんせ、その当日の歌手ゲストの歌っているシーンがビデオに入っていました。
    くり返し放送されるオープニングでいかりや長介の横に西城秀樹が立っているのは何度も映るんですが、他には河合奈保子・菊地桃子、それとたぶんどこでも触れられていないけれど「オレンジシスターズ」という3人組アイドル。
    オープニングの場面でチラと映ったりするけれど一般的には「あれはキャンディーズではないか?」「いやあの時代はもう解散しているからトライアングルだよ」などと語られていたと思うんですが、どうやらこの3人みたいです。
    男性アイドルはあんまり興味がないので西城秀樹が歌っているシーンは録画していないんですが、オレンジシターズ「涙のキスマーク」菊地桃子「青春のいじわる(デビュー曲)」河合奈保子「コントロール」を歌っています。

    [暗い]
    で、番組の開始が8時9分半だよ!全員集合だったので、その後のコントはかなりアップテンポでやったという事は懐古番組で触れられているんですが、その時のゲストの歌もなんか普段よりアップテンポで、苦しそう(菊地桃子の曲はミディアムなので問題ないけど、河合奈保子の曲は元々アップテンポなので)、しかも曲が終わった瞬間、音の余韻も無視してCMに突入している。
    で、後日談とかでは会場の電気は戻ったので番組を再開したという話になっているんですが、どうも全体的に会場が暗くて、歌手にピンスポットは当たっているけれど、バックで演奏している岡本章生とゲイスターズはなんか薄暗い所で演奏している。
    完璧には電気系統が復帰していない感じがする。(放送は出来ていたので全体の電気系統は大丈夫だと思うけど、照明関係がダメっぽい)
    しかし、ピンスポットといっても普通は3本ぐらいの照明を使ったりするのに、マジに1本ぐらいしか照明が来ていないので、その画面はまるで、どっかの公民館での発表会を休日のパパが撮影したかのような冴えない物になっている。これはこれで味があるけど。
    しかし残念な事に基本的に自分は「音楽をビデオ録画するのだ」という事だけしか考えていないので、その歴史的な事件の放送だってのにオープニングのゴタゴタとかは残していないのだ。 残念。

    [音楽ウォッチャーの秘かな愉しみ]
    あと基本的に取り直しが利かないレッツゴーヤングなんかで、たぶん前の歌手とかがドライアイスとか使ったんだと思うけど、バックで踊るレオタードのスクールメイツ約20名が床が異常に滑るらしく、途中でバタバタ倒れたりしている。さらに慌てて立とうとしてまた滑って他の人まで道連れに倒れたり、かなり収拾つかない状態になっているのに、その前でにこやかに微笑みながら早見優が歌い続けているという、なんかシュールな物もあって、これだから音楽番組ウォッチャーは辞められない。
    とりあえず1984年6月16日の8時だよ!全員集合だと言うのは、その後に日曜の番組→トップテンの数曲→夜ヒットの数曲、そしてベストテンが入っていて、そのベストテンの内容が去年末に発売された「ベストテンムック」で6月21日の物と確認できたので、確かな話でやんす。
  2005年04月09日(土)好き嫌い言っちゃいけません
    なんかニンテンドーDSのCMに出ている宇多田ヒカルがまた別物になっている。
    なんか少し前の「ガタイがいい」って状態ではなく、もう完全に「別物」。どうしちゃったんだろ。一部では、以前の手術の副作用だとも言われているけど。

    [嫌われ者世にはびこる]
    「an・an」恒例の好きな男・嫌いな男で1位は12年連続のキムタク。で、嫌いな方にはこっちも結婚しても1位をキープしつづける出川。
    しかし、去年はそんなに出川を見なかったような(あんまりバラエティも見なくなったせいか?)、それ以上に凄いのは6位に江頭2:50が入っている。たしか去年から体調を崩して入院したり療養したりして、ほとんどテレビに出ていなかったハズだが、それでもこの嫌われっぷりをキープするのは凄い。
    あの手の芸人にとっては勲章だよなぁ

    [嫌芸人は死なず、ただ消え去るのみである]
    同じように日経エンタなんかで毎年恒例の「好きな芸人・嫌いな芸人」で「来年消える芸人」に江頭が4年ぐらい出続けている。
    もっともこの辺りももう投票する人が何も考えずイメージだけで入れている感もあって「来年消える」に三瓶あたりが4年連続上位キープで出ている。まだ確かに微妙に出てるが、ある種消えたに等しいと思うんだけど。
    ダンディもあいかわらず消える芸人2位に登場。もう去年は1回か2回ぐらいしか見ていないような気がする。
  2005年04月10日(日)大絶賛開催中!(TV的には)
    愛知でやっている「愛・地球博」ですが、テレビを見ている限りでは、どのパビリオンも面白いって事になっていて、来場者は口々に「楽しかった」と言ってる。
    でも、どうやらそうでもないらしい。

    [報道の限界]
    テレビとかは、その宣伝媒体として「良い報道しないと取材させないよ」という部分があるので、どうしてもヨイショ中心にしか出来ないらしい。その点、雑誌なんかの場合は取材と言っても普通の観光客的に参加して、普通の観光客的にカメラで撮影すりゃすむので、そんな報道規制を受けない(テレビ局系の出版社とかは厳しいと思うけど)ので、かなり悪評が書き連ねられる結果になりつつある。
    そもそも、最初の2週間で300万人予定だったのが、150万人という半分にしかいかなかったらしいけれど、その割に中では待ち時間がタップリ。これで予定通りの人数入っていたらどうなっていた?って状態。
    しかも長時間待たされて入ったパビリオンは想像以上にショボいとか、凄いのはマジにテレビで紹介された部分のみだとか、各国のパビリオンはただの物産展でムリヤリ買わされそうな勢いだったとか。
    [自然へ帰れ]
    人気の高いジブリの森の再現パビリオンは、入場者がゴチャゴチャしないようにかなり入場制限をしっかり行っていて整理券を入手するのが困難らしい。で、その整理券を巡ってダフ屋が横行しているらしい。
    しかもジブリのサツキとメイの家が「一番行きたい場所」とかって何かで言っていたけれど、未来の環境をどーこーする博覧会でもっとも人気があるのは「大昔のまんまの風景」ってのが皮肉ですな。
    [悪評千里を走る]
    あくまでも雑誌に書かれている記事(それも悪いところを指摘する内容の記事)なので、これも100%信用していいのか不明ですが、たぶん悪い評判があったらそれは即座に世間を巡ってしまうでしょうな。
    昔と違ってマスコミの情報コントロールってのは出来ない時代でやんす。インターネットというとんでもないツールがある時代には。
    そう言う意味では、今の時代、本当に流行っている物はその手の口コミで拡がっていく物なのだろうなぁ。


     


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