ひねもす雑記
2005年08月21日〜31日


▲2005年08月21日:日:ダメになっていく日本
▲2005年08月22日:月:ピアノマン帰る
▲2005年08月23日:火:体罰
▲2005年08月24日:水:自民党からのお誘い
▲2005年08月25日:木:安倍晋三来たらず
▲2005年08月26日:金:ちゃんちゃらおかP
▲2005年08月27日:土:災害報告
▲2005年08月28日:日:欲望と肉棒の日々
▲2005年08月29日:月:女優
▲2005年08月30日:火:バカタレ
▲2005年08月31日:水:田原もどき
  2005年08月21日(日)ダメになっていく日本
    長野県知事の田中康夫が党首となって「新党・日本」を旗揚げした。おぉ斬新な党名!と言いたい所だけど、かつて細川護煕が旗揚げした党の名前が「日本新党」だからなぁ。
    でも田中康夫は長野県知事をやりながら、党首も勤められるんでしょうか? 県知事と国政はまったく違う世界だと思うので、今以上に大変になると思う。
    今ですら「田中康夫は斬新な改革案を強引に通すことは通すけれど、その意欲が長続きせず、やりっぱなしになりつつある物が多々ある」みたいな事も言われていますので。
    やっぱ作家なら、最終回までキッチリ書いて貰わないと… と言いつつ、最後までキッチリ書くのは推理小説みたいな話ばかりで他の小説は「この主人公はどうなるのだろうか?」は読者に委ねられる物が多いので、そういう事なんでしょうかね。

    しかし「新党・日本」にしても「国民新党」にしてもなんかポリシーとか政策とかが全然見えてこない。他の党も同じような物なんですけど、結局「反小泉」を唱えていれば勝てると思っているんでしょうか? あるいは財源の確保も出来ないクセに「◎◎税を廃止して」とか「年金問題を」とか、机上の空論で夢を与えるだけの公約とか。
    なんか、最近の政治家って器がちっちゃいヤツらばかりって気がする。

    独裁者と言われていても、かの吉田茂の時代はそれで潤滑に機能的に動いていたワケだし、それゆえに高度経済成長期になったワケだし、どの政治家もダメなのしか揃っていないんだから、その中でも特にダメと世間で言われる政治家・小泉に任せるのもいいんじゃなかと思ってしまう自分が居る。あまりにも他の政治家がマジにダメすぎるので。
    (もっとダメな政治家・森って人もいましたがこれは論外)
  2005年08月22日(月)ピアノマン帰る
    先日のメルマガで冒頭に毎回書いている一言が思い浮かばず、かなり適当に『記憶喪失のピアニストはどうなった?』などと書いた。
    そしたらいきなり数カ月ぶりにニュースでその話題が! しかも「あれ全部演技でした」と告白して奴はドイツに帰っていったそうな。
    自殺をしようとしたのを助けて貰ってしまい、その後は演技をし続けただけとか、何か絵を書けと言われたので別に意味もなく思いついたピアノの絵を書いただけで、さらにピアノを出されたので適当に弾いたら「天才ピアニスト」と騒がれてしまい、引くに引けなくなった状態なんだろうなぁ

    しかも報道でなんども「天才的なピアノの技術があり」とか「ピアノを与えると何時間も弾き続けている」とか「プロでも弾けないような凄い曲を弾いた」とか、その凄さを言っていたんだけど、実際変だなと思ったのは、その弾いた音が一切発表されなかったということ。
    実際には、二つの鍵盤を交互にポロンポロンと数回叩いただけだったらしい。
    それが何故?と言う感じなんだけど、なんか話題にする事で利益を被る人がいたんじゃないかとも思うのだ。ほとんど同時期に話題になったフィリピンの密林に60年間潜んでいる日本人兵と同レベルで。
    だって、ただ海岸で記憶喪失だと言っている男が発見されたと言うニュースが一気に世界的に駆けめぐるってのも変な話で。

  2005年08月23日(火)体罰
    何十年ぶりかで、2年連続夏の甲子園制覇を果たした北海道の駒大附属苫小牧高校で、先生が選手に対して体罰を振るったと言うことで騒ぎになっている。
    6月頃練習中に選手を平手で数回殴った。8月合宿所で食事のルールを破ったと言うことでスリッパで殴った。
    と言うことなんだけど、どうも申告したのは選手本人ではなくその親というパターンらしく、そこでは数発ではなく「平手40発」とか異常な数になっているらしい。ま、それって常識で考えたらあり得ない数だよなぁと思う。叩いた方だってそこまで連続で出来ないだろ、叩かれたほうだって顔にアザが出来たり出血もするだろって感じなのだ。
    たぶん、選手の方はここまで問題になるような深刻な状況ではなかったのではないかと思う。その手の年令の子供にありがちなちょっとした話をデカく広げて「ちょっと凄い俺のエピソード」的に話したのでは?(チームメイトは「あれはそんなに殴ってないよ、数発だった」と証言しているらしい)

    あくまでも勝手な想像では、家庭内での食事中に「あの先生かなりキビしいんだよね、こないだもちょっとダラけてたら何10発もビンタ喰らっちゃってサ」みたいな軽い状態で発言したのではないかと思う。それに対して親が「実の親でさえ手を挙げた事無いのに!」と学校にいきなり怒髪天の電話を入れて…
    生徒が、たとえば「骨折した」とかだったら問題なんだろうけど、なんか今その手の事に対して異常に敏感すぎる気がする。
    体罰の是非の問題は別として、自分の子供の頃、20年以上前には先生(主に体育教師)がビンタするなんて当たり前の事だった気もする。もっとも自分は常に要領よく生きてきたのでビンタされた経験はないけど。
    昔なら「先生に殴られた?てめえ先生に刃向かったんじゃねえのか」と再び殴られるような家庭もあったと思うのだが。

    今回の夏の甲子園に関しては、全国大会直前に名門の明徳義塾が「選手が起こした事件を先生がもみ消していた」という事が発覚して、出場を直前になって取りやめたと言う話もあった。
    結局「問題発生→出場辞退」という明確な図式があるので、先生も困った困ったの末に「事件の隠蔽」という方向に行ってしまったのだと思う。先生がやった事が良いか悪いかって事じゃなく、その事件が明るみに出たらまったく関係ない頑張ってきた選手全員が出場出来なくなってしまうという事から選手の為を思っての行動だったのかも知れない(報道では先生が自分の名誉に傷つくのが怖くてなどと書いているのもあったけど)。
    しかし「何か事件があったら連帯責任」というのが昔から高校野球をはじめとして学生スポーツにはあるけど、あれってお互いがお互いを監視し合うような凄くイヤな空気を生み出すような気がする。
    結果として「反省」ではなく「アイツのせいで出場出来なかった」という部分が一生残り、責任は選手全員ではなく、元となった選手に全部のしかかってしまうような気もする。凄く不健全。

    駒大附属苫小牧高校の話だって、馬鹿な親は自分の子供が殴られたと言うことでカーッとなって学校に申し入れしたのかもしれないけれど、それのために報告会やパレードが全部取りやめになって連覇に水を差したような状態になってしまった。
    その事は結果として選手間では「アイツが親にチクったからこんな事になったんだぜ」という状態にもなりかねないワケで、凄くデリケートな問題を含んでいる。(かといって、度を超した体罰があっても、上記のようになるのが怖くてクチをつぐんでしまうのも問題)

    高校野球をはじめとした学生スポーツをなんか異常に「神聖な物」と捉えている現状がこんな歪んだ部分を産みだしているんでしょうね。高校野球なんてのも結局、私学なんかは野球越境入学があって、それなんかは甲子園に出る!という目的の向こうには「プロ野球に入ってウハウハ」みたいな物が存在しているんだから、不純なんだよ。

    以前もどっかの学校がメンバーの不祥事で甲子園大会に出場できなくなったというニュースの時に「選手達は甲子園に出る為に必死に頑張って練習してきたんです。もし甲子園に出られないとなったら選手達は何の為に必死になっていたのか解りません。これまでの日々が全部無駄になってしまうんですよ。」みたいな事を力説していた先生(顔モザイク)がニュースで流されていた。
    でもさ、他の部活の人々って「大会に出る」のが全てとは思っていないんじゃないかとも思ってしまう。確かに最大の目標ではあるけれど。全国大会とかは無いような部活をやっている人間は「何も目標無いのにやってんのってバカみたいじゃん」という事なんですかね。

    某ニュース番組では街頭インタビューで若い世代に「体罰をどう思うか?」という質問をしていたんだけど、約70%が体罰はアウト、約20%がケースバイケース、残りがいいんじゃないのって感じだった。
    ま、運動部の指導での体罰と、普通の学校の授業での体罰はまた別問題っぽい気もするが、最近は定番だった廊下に立たせるとかもアウトなんですよね?
    中にはある意味、現在を象徴するような「え〜金払って学校行ってやってんのに何故殴られなきゃいけないのぉムカつくぅ!」という意見もあった。
    この手の人は、店に入った時に「アタシら客だよ、アンタら客の言うこと聞くの当たり前じゃん」みたいな傍若無人な態度をとるような人なんだろうけど、結局、教育評論家とかが「子供にもちゃんと人格があり、彼らにも権利が存在する」みたいな事を20年ほど前から主張したものが見事に定着した結果ですな。(ちょうど校内暴力が社会問題化され始めた頃)
    80年代中期に尾崎豊なんかが「学校には自由がない」と行っていた時代と、現在の学生が主張する「自由」にはかなり質の違いがあるよなぁ。

    ともあれ、殴られた側の親ってのは自分の子供の事を何も考えていないよなぁ(殴られた事を隠蔽しろって事じゃなく)。きっとこの先、その生徒は同級生からは延々と卒業後も特別な目で見られ続け、殴った先生ではなく、親のことを恨み続けることになるんだろうなぁ。
  2005年08月24日(水)自民党からのお誘い
    「自民党からのお誘い」って、別に私が落下傘候補の1人になるって話ではないが、突然こんなメールが来た。

    『メルマガ/ブログ作者と自民党幹部との懇談会」のご案内』

    『雑学大作戦:知泉』知泉様
    拝啓 酷暑の中、ご活躍のことと存じます。
    さて、自由民主党では、下記日程にて「メルマガおよびブログ作者と自民党幹部との懇談会」を開催する運びとなりました。
    ネット上で信頼性が高いと判断させていただいたメルマガ作者およびブログ作者を党本部にお招きし、私どもの考え方についてご説明させていただくとともに、幅広いテーマについて意見交換をさせていただくものです。
    当懇談会は、自民党として初めての試みです。お忙しいこととは存じますが、奮ってのご参加を期待しております。
                           敬具
        自由民主党 広報本部長代理 世耕弘成

    マジっすか?
    このトンチキでいい加減で、しかもかなりの頻度で雑記内に自民党を含めた政治批判を繰り返している私でいいんですか?状態。
    確かに今の時代、ネットの有用性やその社会的影響力ってのは無視できない現実ってのはあります。ネット内を見回すと、市居の人ながらシッカリ政治に関しても意見を持って、それなりの理論展開をしている人は多数いる(もっとも政治的な批判をブログで展開していても、結局新聞やTVの論調をなぞっただけの「政治評論家的気分」だけの文章も多いんですが)ので、それらの意見を聞こうって事なんでしょうね。さらに先を読めば、それらの論調を展開出来る有用な人物を取り込めたらという部分もあるかも知れない。
    いわゆる大学を出て、その頃から政治家周辺で仕事をして、挙げ句の果て政治家になった「政治しか見ていないドップリ人間」が政治家には多いと思うので、まったくこれまで政治との関わりを持たずにいるそれなりの人物と面識を持つってのは、先を見据えた部分では価値有ることかも知れない。
    もっとも「知泉作者」に声をかけた段階でその認識の甘さも露呈してますが。このノンポリ野郎は使えませんぜ。

    どれくらいの人にこのメールを送付したのかは不明ですが、極端に大人数には送ってはいないと思う。なんせ対面場所が永田町にある自民党本部4階総裁応接室でって事で、予定人数20人ほどと書かれている。
    しかし残念な事にその面会ってのが8月25日木曜日の午後7〜8時という平日。
    23日にメールが来て、24日23時に出席の有無(及び質問したい事などの明記)を送って、翌日そこで!という激しく慌ただしいスケジュールになっている。
    当然、そんな急なスケジュールを組むことは出来ない(当然、当日は会社の方は早退とかしなくてはいけないので)けれど、自民党としても選挙公示日の29日までに何かしなくちゃいけないって事なんだろうなぁ(25日金曜日の夜は週末なので選挙区入りしなくちゃいけないし、土日は当然ダメとなると、木曜日の24日がギリギリって事なんでしょうね)
    政治的な人間ではないので鋭く質問したい事はあんまり無いけれど、武部幹事長や安倍晋三に直接あえるチャンスだったのに残念。
  2005年08月25日(木)安倍晋三来たらず
    前日の自民党本部でのメルマガ&サイト運営者との会談は実現したんでしょうか?
    その時間帯、思いっきり台風直撃で、我が家の周辺では怒濤の風雨が暴れまくってしました。さらに公共交通機関も軒並みストップ状態、東京行けって言われても…てな感じ。
    ま、もともと行けないッて感じだったので今回は不参加でしたが。
    そんなこんなで台風情報が気になるって事で報道ステーションを見ていた所、政治がらみの話題の中、自民党の安倍晋三氏からスタジオに電話が入った「あぁスケジュールさえ合えばこの人に今晩会っていたのだなぁ」と思っていたですが、なんと安倍晋三は「今日午前中関西で公演をして午後の新幹線で東京に戻る予定だったんですが、浜松で新幹線が止まってしまい運行再開の見通しが立たないので、現在、自動車を使って東京へ向かっている最中(掛川辺りだとも言っていた)らしい。
    つまり、どっちにしろ安倍晋三には会えなかったということなのだ。

    前日の話に戻るけれど、メルマガ作者などとの会談に1時間を予定していた。
    先方が「総選挙に臨む自民党の考え方とスタンス」の説明をして、その後質疑応答って事なので、かなりスケジュールはタイトだと思う。果たしてその短時間で何が出来ると言うのだろうか。

    今回はあまりにも急なことなので自分は参加する事ができないけれど、ある意味これはインターネットと言う開かれた世界では、資格や地位とかではなく、それなりに意見を持ち行動している人間は、それなりに色々な部分から注目される事が出来、どういう形かで次の展開が出来る可能性を秘めているって事なのだろうなぁ
    とりあえず、一昨年、去年の2冊の単行本も、ネットで発見された事がキッカケで出版にこぎ着ける事が出来たので、なんか頑張れば報われる可能性があるという事なんだと思う。

    私は政治的には「とりあえずどうなるか不明だけど、古い体質を一回ぶっ壊すのもいいかもね」というスタンスであります。
    まさか、それが現在の「小泉を中心とした『自民党が一番新しい体質』を持ち、そっからハミ出した『造反側が古い体質』を抱えている」って事になるとは思ってもみなかったけど。
    革新派とか呼ばれている連中が「改革反対」を唱えているってのもおかしな話で、結局自民党以外は常に「自民党反対」と言っていれば良しと考えていた弊害が露呈しちゃっているんだろうなぁ。

    p.s. どうやら、あの台風の中、行われたらしく参加者は33名との事。
    この記事「INTERNET Watch」にそれらの事が詳しく書かれている。
    それによると約100人の人に声を掛けたと言うことで、そんな中の一人に選ばれたってのが凄いじゃん俺って感じっすね。
    メールマガジンからは17人、ブログ12サイトから33人の参加があったそうなんだけど、ネットエイジの西川潔社長、はてなの近藤淳也社長、なども出席していたそうです。
    よく考えてみたら、自民党のお偉いさんと会うって事より、そっちの有名なサイトやブログの人との交流を持てる場所って考えたら、もったいない事をしたと思ってしまうのだ。
    自民党主催のオフ会って事で。
    次回はないと思うけど、次回は参加したいと思うなり。

  2005年08月26日(金)ちゃんちゃらおかP
    「懐かしの80年代にドップリつかる本」という文庫本をBOOKOFFで100円で購入してぱらぱら眺めていた。
    この手の、学術的ではなくお気軽に造られた本はかなりぬるい内容が多いんだけど「やはりね」という状態。1980年代っていっても「1980(昭和55)年」と「1989(平成元)年」では、世相も経済も何もかも違っているんだけど、なんか同じ空気が流れていたかのような内容。(バブル経済で変化していったと言う事には触れているけど)
    中には「それ70年代でしょ」みたいな物も含まれている。
    自分的に「あれは中学の時」「高校の時」というのを体現しているので、なんとなく流行した物の年代も把握出来る。
    社会人になってからの年代順は頭の中で混乱しているけど、常になにか作っていたりするので「アレを作っていた時にあれが流行っていた」とかで、なんとなく流行の流れも把握出来ているつもり。
    90年代中期以降の10年間はここで雑記描いているのでかなりリアルタイムで把握出来ているし、チェックも出来る。

    流行語でも「80年代は軽薄な言葉が流行った」として色々羅列しているんだけど、実際には誰も喋らなかった雑誌ビックリハウス内だけで完結していた流行語も多々。
    で「チョー」という言葉が含まれていたんですが、これの一般的流行は1995年前後ですな。いわゆるコギャル語、コギャル自体が90年代に派生した物なので。
    この辺になると、この雑記でその辺の言葉についてリアルタイムに色々触れているハズ。もう10年も雑記を書いているので最初の方はすっかり歴史書になりつつあるのだ。

    あと認識の甘さでは「うれピー」とか「マンモスらっきー」とかの『のりP語』に関して「本人が言い出したのか事務所が考え出したのかは不明だが」と書いている。
    これは実際は酒井法子が考え出した物ではない。
    彼女がプロになるかならないかの頃、ラジオで爆風スランプのサンプラザ中野&パッパラ河合が番組を持っていて、そこで盛んに「うれP!」とかその辺の言葉を叫んでいたのだ。まだ爆風スランプがそんなにメジャーじゃない時代。
    で、それのリスナーだった中学生の酒井法子が仲間内でそれを真似して使っていたワケで(感化されやすい中高生なら普通の事)、それを聞いた事務所が「それって面白いじゃん」と勝手にキャラクター的な部分として全面に押し出して、愛称も「のりP」しゃべる言葉は「のりP語」としてしまったのだ。
    つまりのりP語は爆風スランプが考案した言葉なのだ。曲としても爆風には「ちゃんちゃらおかP音頭」と言う曲が存在している。
    それに対抗したかのように酒井法子にも「のりP音頭」がありますが。

    ま、そんなに真剣に読むような本ではないけど、ちょっとしたディテールの凝り方で凄い本になると思うので、安易な編集はもったいないなあと思うのであります。
  2005年08月27日(土)災害報告
    台風一過!てことで、すっかり天気良くなってしまいました。
    今年の夏は暑かったけれど全体的に見たら天気悪かったって事なんでしょうかね?
    自分は8月第2週に休みを取ったのでそれなりの天気の日々だったんですが(と言いつつ、引っ越し知泉の細かい作業が多かったので天気関係ないけど)、週末なんかは雨降っていたり、曇りだったりって感じ。

    先日の台風、自分が住んでいる町内でも土砂崩れがあって民家がツブされたとか(遠い場所なので詳しい情報不明、けが人もなかったらしい)
    木曜日は帰ってくる時ぐらいからが暴風雨で、車のワイパー最大限にしてもよく見えない状態だった。そんな状態でちょっとした丘を削った両側が石垣の場所を車で通過しようとしたとき、ゆるいカーブの向こうにいきなり崩れた土砂と倒れた樹木が広がっていた。
    暴雨風ゆえにスピードを出していなかったので、そこに突っ込む事無く回避出来たんですが、ちょっとドキドキでした。

    災害と言えば、1か月ほど前に我が家からよく見える場所に立っていたアパートが火事になった。ここは4軒同じような一戸建てのアパート(というのかな)が立っているパターンの所で、実は数年前にそこの1軒が火事になっている。
    その時はたまたま自宅にいて、偶然に手元にビデオカメラがあったので撮影してしまったんだけど、なんか「人の不幸を撮影してしまった」という事にグッタリ来てしまった過去がある。私は報道カメラマンにはなれませんな。
    その燃えた家は現在更地になっていて、そのアパートに住む子供達の遊び場になっていた。

    当時、その辺一帯に放火が多かったのでそれも一連の放火の一つと言われていたが、それからもう4年ほど経つので関連性は無いと思う。
    実はその火事になった家ってのがどうやら、5月31日の雑記で書いた「竹中が出ていたドラマ「あいくるしい」の撮影で使ったアパート」らしい。
    そのドラマは見なかったので、どんな使われ方をしたのか不明ですが、実際に見た人も「この辺でロケした場面なんてあった?」という状態だったらしい。

  2005年08月28日(日)欲望と肉棒の日々
    毎日曜日、近所のスーパーでは朝10台の開店時間に「袋詰め放題360円セール」をやっている。
    そんなに大きくないビニール袋に、ワゴンに乗っているハム・ウィンナー・肉・などをセルフサービスでガシガシ詰め込んで、どれでも360円!みたいな状態。
    そ〜んなに安いというワケではないし、その商品もそんなに質がいいワケでもないので、個人的には360円は妥当な線かなと思う。

    本日は母親の運転手としてそのスーパーに出かけたワケですが、その袋詰め放題をやってるのを見かけるや否や、母親は「ハムを詰めてくるのだ!行けロデム!」と命令を下すのであった。いやロデムなんて言わないけどさ。
    基本的に人混み嫌いだし、負ける負けないのワッセワッセとした欲望丸出し現場は精神的に良くないけど、それでもなんとか潜り込んで袋にハムなどを詰め始めた。
    と、その右隣には年の頃なら30代後半から40代半ばガテン系会社の中間管理職といった風情の男性が必死に袋詰めをしていた。その脇には小学校低学年の少年が寄り添っていた。
    と、その男性はチョリソー系のソーセージを必死に袋に詰めているのだが、もう必死にガシガシと詰め込んでいる。「おぉ凄いなあの均等に詰めるワザは」などと感心しながら自分の作業も続けていた。

    と、その詰めていたソーセージが修了してしまい「もうねえのかよ、しょうがねえな」などといきなり声を荒げながらその横の普通のウィンナーを詰め始めたのだ。
    なんかその口調で凄く嫌な感じはあったんですが、その後、その男性の袋詰めはとんでもない事になっていた。
    自分的には渡された袋の口が締まる程度に詰めるものだと思っていたんですが、今やその男性の手元にある袋は袋の口からあふれ出ている状態。ファーストフードのポテト状態で袋からはみ出したウィンナーが今にもこぼれ落ちそうになっている。
    凄ぇなと感心したのだが、それでもその男性は袋詰めを辞めようとはしない。

    そのはみ出したウィンナーの間にさらにウィンナーをツッコミ、ほとんどトッピング、詰め放題ではなく乗せ放題状態になっているのだ。
    脇の少年は「凄いねおとうちゃん!」などと無邪気に言い放つのだが、その言葉に「ばか、この程度じゃまだ凄くねえよ、昔はもっと大量に詰め込んだ事もあるぜ」などと、ほとんどヤンキー高校生並の日本語としてギリギリ成立してる言葉を吐き散らすのであった。あの手の連中の意味不明の負けず嫌いの「俺の方がもっと」「前の方がもっと」という根拠の無い自慢話パターン。なんか素晴らしいおとうちゃんですな。

    その溢れるを超越して、今にも倒れそうな状態になった所でその脇にいた係りの店員が差し出した大袋にそれをドサッと入れる。店員も困った表情をしているのだが男性は自信たっぷりに「どうだ凄ぇだろ」などと少年に見せびらかすのであった。
    で、そこでさっき切れたチョリソー系ウィンナーの補充が始まったのだが、それを見たその男性はいきなり誰にも聞こえるような声で「なんだよ、まだあったのかよ、あるなら有るって言えよ、あぁソンしたなぁ〜あぁソンした」などと不満をぶつけながらその場を後にするのだ。
    う〜む、こんな風に自分の欲望と感情のままに生きることが出来る人生って凄いなぁ

    その後、レジの所でなんやら自分が大量にウィンナーを手に入れた事を自慢げに息子に話している男性に再び遭遇した。
    この親に教え込まれた子供はどんな大人になるんでしょうかね。

    ※標題の肉棒とはウィンナーの事ですのでお間違えなきよう。
  2005年08月29日(月)女優
    以前、どっかの掲示板で「あの女優ってお嬢様系の役とか、おしとやかな役が多くて、そんなイメージのCMも多いけどさ、本当は元ヤンキーで実生活でも酷いらしいぜ。なんか騙されている人多すぎ」みたいな書き込みを読んだことがある。
    ま、掲示板の書き込みを今時信じるヤツもいないだろうけど、もしそれが本当だとしたら
    「その女優でマジに女優だよな、実際の自分と違うキャラを演じ続けるって凄いじゃん」
    と言うことなのだ。
    なんだ、褒め言葉だったのか。
  2005年08月30日(火)バカタレ
    7月頃からヘキサゴンががらっと内容を変えてしまったということは以前も書いた。
    そこでは番組が始まる前に数十問のペーパー試験を行い、そこで頭の良い悪いの順番を決め、そこから番組が始まるということになっている。
    毎回のように国際弁護士と自称する湯浅卓(ゆあさたかし)が出演して1位になっている。頭がいいのは解ったけど、髪の毛が長いって部分以外にキャラが無いような気もする。
    で、問題の最下位なんですがここの所、毎回のように大沢あかねが選ばれている。かの大沢親分の孫娘なんですが、マジに「渇!」だよなぁ。
    本当にマジに引いてしまうぐらいに一般常識も答える事が出来ないので、本当に今まで何を見て生きてきたんだろう?と思ってしまうのだ。
    自分の場合、悪い性癖だけど「頭がいい女性にクラッ」と来てしまう部分があって、それが極端に頭脳明晰でヒューレットパッカードに就職してしまうキャロライン洋子ほどでなくても、ちょっと文学的だったりすると「あぁよござんす」と思ってしまう。
    単純なのだ。

    だから逆に、見た目で「いいじゃん」と思っていたのに、その言動のレベルの低さや頭のトンチンカンさが発覚すると、醒めてしまうパターンもある。
    最近よく見かけるようになった某タレントに関しても、微妙に「なんかいいかも」と思っていたのに、この手のクイズ番組に出てその常識問題のさらに簡単な問題にすらならないような問題でも「えぇ?そんなの知らない」と当たり前のように発言しているのを見て「萎え〜」となってしまうのだ。
    あとそう言う意味では、意図的だとしても会話がかみ合わないような不思議ちゃん気取りも凄く苦手。
  2005年08月31日(水)田原もどき
    古館伊知郎が異常にウザいキャラになっていた。
    今までも「報道ステーション」では無理して政治的キャラとか、社会派的なキャラとかを前面に出そうとして違和感はあったんだけど、今日、各党からの代表が出演しての討論を見て、その場を仕切っている古館伊知郎のウザさが「ここまでだっけ?」と思うほど感じた。
    それがまさに「田原総一郎の物まね」と感じてしまう程のウザさ。

    せっかく出演している人が色々話そうとして準備して来ているのに、話し始めた途端に「え?郵政民営化ではなく構造改革ですか?構造改革?」などと、その人がどういう事を言おうとしたのか解らない内に言葉の一つだけを取り上げて、そこにいきなり焦点を当てようとするスタイル。
    いよいよ話が盛り上がってきたと思った瞬間に、別の人に質問を振り、その人が話し始め核心を話そうとした瞬間、前触れもなくいきなり「じゃ、一旦ここでCM」とブチ切る。

    さらに今回話している事と少しずれた部分でいきなり「ところでぁ安倍さんは以前×××って言ってたじゃないですか?それ忘れちゃった?」などと挑発的な事を言い出す。
    なんか、どれもこれも田原総一郎の真似って感じがする。

    もっともその政治コーナーが終わってスポーツコーナーが始まった途端に「さあてメジャー、イチローですがね今日もやってくれたみたいですねぇ」とテンションが上がるのが古館流。
    つーか、スポーツコーナーの司会だけだったらいいのに。

    報道ステーションって番組名、未だに「ニュースステーション」と言ってしまう。この番組内では「報ステ」と呼んでいるみたいですね。

    p.s.
    9月9日の放送で、「先日各党の代表のみなさんが来てくださった時の放送で私のしきりに対し抗議や苦情電話が沢山よせられまして」と謝罪していた。
    やはり、あの放送の酷さは多くの人の感じる所だったんだなぁと思った。抗議電話やメールを送るほどではないけど。



     


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