ひねもす雑記
2005年09月11日〜20日


▲2005年09月11日:日:選挙
▲2005年09月12日:月:戦い終わって・・・・
▲2005年09月13日:火:大所帯
▲2005年09月14日:水:ブルガリア
▲2005年09月15日:木:ショートコント不倫殺人
▲2005年09月16日:金:発売予定日
▲2005年09月17日:土:タッチタッチここにタッチ
▲2005年09月18日:日:問と答
▲2005年09月19日:月:駄々っ子世にはばかる
▲2005年09月20日:火:鬼嫁日記
  2005年09月11日(日)選挙
    投票率が全国平均で50%だそうで、これが多いのか少ないのかは不明ですが以前より注目された選挙だったのだなぁ

    以前、森くんが総理だった時に「投票率が少な(いって事は今回の自民党に反対する人が少ないわけで)ければ自民党も安泰」みたいな事を口走ってかなり顰蹙を浴びた事もあった(2001年頃)。
    今回は、そのいつもより多い50%で自民党圧勝という事なのだ。

    やっぱ投票率をもっと上げるようなシステムを作り上げなくちゃいけないと思う。しかも今回みたいにバカスカ金を使うような選挙じゃなくすることも重要課題。
    なんか自分たちが多く払っている税金って、ほとんどが国会議員を養う為に払っているんじゃないかと思うような状態。国会議員が日本からいなくなれば、本当に財政は豊かになるよね。
    辞めた国会議員も死ぬまで議員年金と称して、普通のサラリーマンが到底稼ぎ出すことの出来ないほどの年金を貰っているし。
    マジに議員年金が年間どれくらい支払われているか提示して欲しいっす。きっと議員年金1人分で20人30人とかの年金は簡単に支払えるんだろうなあ。

    今回の選挙、今までは投票率が高くなると自民党には不利になると言われていたんですが、思いっきり覆してしまいました。確かに、自民党(小泉)が提示した論点は凄く解りやすく、判断しやすい物だった。それに対して民主党を初めとしてみんな「反小泉」だったらいいよね的な感じがあって、なんかぐるぐる同じ所を廻っているような感じだった。
    結局、反小泉ぐらいしか言えない連中は、小泉が作った舞台の上で踊っているだけなんだろうなぁ。反ではない部分での指針を出していないというか。
    とりあえず、現時点のシステムを壊すというのなら、自民党に掛けてみましょうか。

    今回の選挙費用が500億とか言われていますが、これを低コストであげるってのはやはり、デジタル化なんでしょうかね?
    でも自宅から投票出来るシステムだと、ID認識はどうするのかなどの問題は山積み。事前に各家庭にIDを送付するシステムしたとしても、パソコンの向こうで投票しているのが本人なのかは不明なのだ。簡単に票用のIDの売買が行われそうな気がする。
    もっとも今の選挙だって、各家庭に郵送されてくる用紙を持って出かけるだけで、その先の本人確認はされないので、実際にそこで投票している人が本人かは不明なんだけど。

    さらに、ネット投票が出来るようになると別の問題も起こってしまう。
    現時点で選挙民の約半数が票を捨てている状態なんですが、ネットで投票出来るとなると面白半分の組織票ってのも増えてしまうと思う。いわゆる2ちゃんねる経由でかつて「田代まさしが今年のTIMEの顔」、野球で「まったく活躍しなかった選手がオールスターに選ばれる」事件が再び起こる可能性がある。
    たとえば、どう考えても当選しそうもないワケの解らない候補というのが時々立つ事がある。某秀吉氏とか。
    それに対して2ちゃんねるなりで「●●●に投票キボン」と盛り上がって、どうせ捨てる票なら、とそこに集中してトップ当選しまうって事もあり得る話なのだ。

  2005年09月12日(月)戦い終わって・・・・
    みのもんたの番組に中継で今回復帰当選した辻元清美が中継出演したんだけれど、画面に出てくるなりみのもんたが「いや〜ぁ晴れがましい顔していますね」と一言。
    『晴れがましい』ってのは「公」とかの意味じゃないっすか? 使われるとしたら「晴れがましい場に私のような者が」と謙遜するような感じの時に使う言葉では? 
    たぶん「晴れ晴れしい顔」ですな。
    車載TV(音声のみ)でこれを聞いたので、すぐ辞書を調べる事も出来ず、かなり悶々としたまま車を走らせていた。

    夕べ、亀井が選挙特番の中でグダグダになっていて、ソファに斜めになりながら酔っぱらったような状態でなにやら言っていた。
    別の中継場所の堀江社長が同時に画面に出ていたんだけど、亀井はいきなり「君みたいな天皇制を廃止しろみたいな事を言うヤツには」などと何度も言っていたんだけど、そんな事言っていたっけ?
    後で堀江の公約とかをチェックし直してみたんだけど、天皇に関する事は一切言っていない(と思う)。何をもってそんな事を?とか思っていたんだけど、もしかしたらという部分もある。
    堀江の公約の中で「総理大臣は大統領制みたいに国民投票にすべき」みたいな事を言っている。もしかしたらこれが、なのだ。
    自分なんかは「大統領制」と「天皇制廃止」は結び付かないんだけど、ある種の人は同じだと感じてしまうみたいで、随分昔に「朝まで生テレビ」の中で誰かがやはり「日本でも総理大臣は大統領選挙みたいに」と言い出した瞬間、田原総一郎が「じゃ、あなたは天皇制を廃止しろっていうんですか?」と、それまで天皇の話題なんか全然出ていないのに、いきなりそんな質問を投げかけたのだ。
    田原は延々と「天皇制を廃止しろというのか?」という事をその人物に詰め寄るのだが、その人も総理大臣の事を言っただけで、天皇の事はまったく考えていなかったので答に窮していた。
    つまり、一部の人の中には日本の絶対的トップは天皇、アメリカの絶対的トップは大統領。さらに日本の総理大臣が決定するとき、形骸的ではあるけれど天皇の承認が必要なので(今でもそうだよね?)国民選挙で決めるという事は天皇が必要ではなくなる、と言う事なのかもしれない。
    亀井がいきなり「天皇制を廃止しろと言っているようなヤツには」と語り出した時、堀江社長も「?何を言ってるんだ?」状態の表情でそれを聞いていた。反論が出来ないんじゃなく、トンチンカンすぎて反論する事すら出来ない。

    しかし今回の落下傘とか刺客とか言われている新人候補に対して古参政治家が批判的な発言をしていた。要点は「政治も解らンやつらに政治を任せるワケにはいかん」という事らしい。
    ま、至極ごもっともな意見でございます。
    でも逆に考えてみると、今回の落下傘候補のほとんどが何か別の分野で名を成した人でありまして、いわゆる一芸に秀でていると言うことになる。
    私なんか、何の資格も持っていないノンポリ野郎なので、その手の何かを探求してきた人ってのは無条件に尊敬しちゃうんですが、逆に尊敬も何も出来ないのが学生時代から政治家の事務所に入り込んだり親の地盤なんかを引き継いだりして、政治の世界しか知らないボンクラ連中。たぶん、そこで落下傘を批判しているのは、一般的な市民の暮らしなんか到底理解していないような、政治しか知らない実社会では使い物にならないボンクラ連中なんでしょうなぁ。
    落選したら、ただの薄汚いオッサンでしかなくなるような方々は、政治家である事に必死なんだと思います。
    よかったね亀井ちゃん。(もっとも自民党じゃない亀井ちゃんに何の意味があるのかは不明ですが)

    P.S.11月中旬の追記
    すっかりニュースでも亀井という名前を聞かなくなってしまいました。本当に当選したの?国会に行ってる?みたいな状態。
  2005年09月13日(火)大所帯
    「煩悩ガールズ」ってアイドルなのかよく解らないグループがデビューした。
    デビュー曲でラストシングルは、かの忌野清志郎&坂本龍一が歌った「いけないルージュマジック」のカバーで、今年の除夜の鐘と共に解散するらしい。
    で、問題なのが煩悩の名前の通りに人数が108人。とんでもないコンセプトのグループなんだけど、この人数なのでどこを探してもメンバーのプロフィールが書かれた物が無い。

    企画としては意表をついているけれど、扱いが難しいので(歌番組出演も難しいだろうし、普通のバラエティ番組に呼ぶのも無理があるし、イベントを行ったとしてもメンバーの出演料などで採算は取れないだろうし、ついでに参加しているメンバーの個性も前にでることできないので、売り込み的にもダメだろうし…。
    とりあえず「もっとも人数が多い音楽グループ」みたいな項目でギネスブックに申請中らしい。って、たしかモダンチョキチョキズは登録メンバーは200人ぐらいいたと思う(全員がステージに立つことはおろかステージに一度も立たないメンバーもいたけど)。
    しかし、108人って…。

    どうせ煩悩との絡みだったら、何かの番組か雑誌の企画と連動して、人気投票により毎日1名づつ脱退して108日目の大晦日に一人になるとかのコンセプト展開もあったんじゃないかとも思うっす。

    大人数グループでは、かの加勢大舟vs坂本一生(2代目加勢大舟)問題で話題になった社長が企画した「大和乙女」だったか、そんなグループがあります。これのメンバーは48人(確か)で、各都道府県から1名づつ参加して(東京は東西2名だったような気も)、芸名がそれぞれの出身県の名前を苗字にしていた。例えば北海道出身だったら「北海京子」とか、和歌山県出身だったら「和歌山幸子」とか。
    このグループもとうとう、姿も歌も見たこと聞いたことないまま終わってしまった(もう10年ぐらい前の話)

    人数絡みでは「12ヒトエ」という女性だけの12人ブラス系バンドもいつの間にか消えてしまいました。これは曲は聴いたことあるんですが、ブラス系といったら、アース・ウィンド&ファイヤーとか日本ならスペクトラム辺りを想像していたのに、なんかつまらないポップロック系でガッカリしました。やりようによっては売れそうなコンセプトだったのに。
    でも、やっぱり人数が多いグループはよっぽど売れないと採算が取れないだろうなぁと思うのだ。

    そういえば、最近いっきに加速度的に見かけなくなったモーニング娘。なんて、売れなくなったら10人単位だと儲け率がかなり低いだろうなぁ。一時期のバカスカ売れていた時代はまだ中学生だった加護ちゃんが所得番付に登場して「自分の父親の生涯年収を超えたか?」みたいな事まで書かれていたけれど。

    p.s.
    煩悩ガールズのCDデビューは10月8日で、その日からメンバーのプロフィール公開らしい。
    p.s.(10月16日)
    名前は公開されたけれど、プロフィールらしき物は不明。
    「知誕Wiki:煩悩ガールズ
  2005年09月14日(水)ブルガリア
    最近頭角を現してきたブルガリア出身の琴欧州。
    その化粧廻しには出身地名がどどーんっと書かれていると思ったら、スポンサーが明治乳業で、化粧廻しに書かれていた文字は『明治ブルガリア(ヨーグルト)』。なるほど。

    でも以前「現在、国の名前とかをそのまんま商品名にするのはダメ」っての聞いた事あったんだけど、すでに付けられていたものに関してはOKなのかな?
    先日も消えたと思っていた「ガーナチョコレート」を見たし、今でも「フランスベッド」も存在しているみたいだし。
    その規約が出来た時点ですでに製品化されているものは大丈夫って事なんすかね。
  2005年09月15日(木)ショートコント不倫殺人
    世の中には常識をぽんと軽々しく飛び越えてしまう人がいる。
    最初聞いた時は何かのコントの台本かと思った。

    不倫相手の奥さんが妊娠した事で「裏切られた」と思った女性が、ネット上の殺人請け負うサイトで奥さん殺害を依頼。金を何度か渡したが一向に殺人が行われないので「これは騙された」と警察に駆け込み…
    どう考えても、三流の小劇場が苦し紛れで考え出した台本のあらすじだよなぁ

    不倫相手の奥さんが妊娠して「裏切られた」ってのは、たぶん「妻とは別れる」みたいな事を言われていたんじゃないかと思うけど、それで奥さんを殺そうと考えますか…。
    これもどうやら定番らしく、三角関係に陥った場合、女+夫婦の時は女が妻殺しに走り、男+夫婦の時は男が女を殺しに走るというパターンが非常に多いらしい。

    そんでもって殺人を依頼して、今年の1月にはじめてその殺人請負サイトの人と会って100万を渡し、その後「尾行する為に」「準備の為に」と何度も金を請求して、合計1500万円を渡した7月になって「何も実行に移されていないので、もしかして騙されている?」と思ったとのこと。

    ずいぶん気が長いというか、金持っているんだねというか(半分近くは消費者金融で借りたらしい)、人をあっさり信じちゃうというか、結局この人は、最初の不倫の段階では自分が騙されているとはほとんど思っていないんじゃないかと思う。
    それ故に「相手の奥さんが死ねば、彼は私のもとへ戻ってくる」と考えたわけでしょ?
    しかし自由になる金がそんなにあるのなら(借りなくても現金だけでも800万とかあったらしい)、もっと別の選択肢もあったと思うワケで。

    このニュースを朝の番組で取り上げていたんだけど、たまたま聞いたのがみのもんたの番組(相変わらず車載TVで音声のみ)。
    そこでみのが「なんなんでしょうねぇ殺人請負サイトって、何考えているんでしょうか、例の車の中に練炭とか置いてとかでしょ?」「いや、それは自殺サイト」「まったく殺人サイト、自殺サイトって、サイトサイトサイトですか、なんだか解らないけどサイトって怖いというか、何を考えているんだか」と語っていました。
    なんか「サイト」って単語が悪い事のような論調になっていました、いやはや。

    ちなみに、お笑いで「ショートコント●●●!」とタイトルを言ってからコントを始めるパターンが当たり前のようにあるが、これを始めたのはウッチャンナンチャン。

    p.s.
    なんだかよく解らないが、不倫相手の男がこんどは「暴行&恐喝」で逮捕された。
  2005年09月16日(金)発売予定日
    かの京極夏彦が新刊を出す予定だった講談社に対して怒り心頭で、講談社側はネット上で謝罪したらしい。

    そもそもの発端は、現在書いている最中の新作の講談社ノベルス『邪魅の雫』に関してで、まだ原稿が完成していない段階で、発売日と定価が広告として発表された事。
    それに対して京極側では「その発売予定日ではとうてい原稿は完成しない」との事。京極センセのサイトでは本人が「あ、途中でやめてもいいんだ、K談社さん」と皮肉混じりに半切れ状態。
    もっとも、京極センセほどのレベルまで言っていない作家の場合は、その勝手な決定に対しても文句言えず頑張るしかなくなってしまうんでしょうが。

    私の本の場合も、ちょっと常識的とは言い難いスケジュールで進行してました。
    なんせ、7月初旬に「本を出しませんか?」との話が来て、7月中旬に「こんな感じで原稿を」とおおよそのラインが決定した段階で「8月中旬までに書き上げ、9月初旬発行予定」でしたから。200ページほどの原稿をイラストを含めて1ヶ月ちょいで書き上げなくちゃいけないスケジュール。(たしか8月20日前後まで。そこから編集が8月末、印刷などの関係で10日ほどというスケジュール)。
    2巻もクリスマス少し前に「2巻を出しましょう」と話を貰い、翌年1月末日には原稿が上がっていた。
    ちょっと異常な感じもありますが(雑学自体はそこまで6年ほど書きためてたので、なんとかなったワケで)、杉村、やる時はやる男です。出版社のみなさん、エエ仕事しまっせ!

    って最近こればっか。

  2005年09月17日(土)タッチタッチここにタッチ
    映画「タッチ」を見たいとも思わないし、長澤まさみにも萌えないが、「映画タッチの中で南ちゃんは新体操もせずレオタードにもならない」という衝撃的な事実を知る。
    それを聞いただけでも映画は原作者の意図を1%も理解していないと言うことがよく解るのだ。
    仮面ライダーが闘わない仮面ライダーを見せられるような物、怒り出さない最近のカンニング竹山を見せられるような物、あんこが入っていないたい焼きを食べさせられるような物、おまいはちぃぃぃぃ!とも解ってねえな、と思うのだ。
    まさか、ストーリー的にまったく必然性がない女子更衣室のシーンとか、夏ならプールのシーンとかがカットインされていないなんて事はないだろうな。あだち充の醍醐味はそこじゃないか!そこだけじゃないか!作者の意図はそこにしか無いじゃないか!

    そういえば、このタッチで南(長澤まさみ)の母親役を演じているのが生田智子らしい。
    実は、この二人の関係は、長澤まさみってのがジュビロ磐田がJリーグに昇格した際の監督の娘で、その下でサッカーをやっていたのが中山ゴンで、その嫁が生田智子なのだ。
    実は、東宝シンデレラのコンテストに出た時、最近の話では「近所の友達のお母さんが…」みたいな話題になっているけれど、以前から噂されている話では、監督の娘がかわいいって事で生田智子(東宝所属)が推薦人となってコンテストに出て、当然のようにグランプリに輝いて…という流れがあったのだ。
  2005年09月18日(日)問と答
    そんなことしているとアナタ死ぬわよ!100年以内に!!

    てなわけで、いまだにあの手の占いと称した恐喝番組が高視聴率で続いているみたいです。もう殆どの人がお笑い番組と同レベルで考えているんでしょうかね?
    どう考えても出演者の事前リサーチがされている状態での占いみたいな物もあったり、いかに数子ちゃんが凄いかを持ち上げるかのような内容に終始している気がする。
    ほとんど見ていないけど、ちらと見た時は菊川玲がゲストで、プロフィールの中で東京大学を卒業し、その卒論が「遺伝的アルゴリズムを適用したコンクリートの要求性能型の調合設計に関する研究」という物でしたと紹介した所、いきなり数子ちゃんが「コンクリートってのはね…」とコンクリと遺伝的アルゴリズムに関する話をはじめ、菊川玲が「えぇ?凄い!」と驚いていた。
    常識的に考えてその卒論を事前に入手して、それに関する専門家が何かレクチャーしなくちゃそれは無理でしょ。コンクリに詳しい芸能人は菊川玲とタモリぐらいしか知らない。(新沼謙二も確か元左官職人なので詳しいかも知れない)
    事前に調べていない場合もあるらしく、「女性には恋愛の事で適当に喜ぶ事言っておけば大丈夫」ぐらいに思っていたのか、ライブドア美人(?)広報の乙部さんに「アンタ性格は男で男にもてないでしょ。でも今年中にいい人が現れるよ」などと言っていたが、乙部さんはすでに結婚していますね。(旦那は5歳年上の三井物産商社マン、実はすでに4歳になる子供もいますよん)

    そんなこんなで昔から占い師は「相手を適当に不安がらせて、最後は解決策を与え、さらに今よりステップアップできるような事で持ち上げればOK」という話の流れをそのまんま、数ちゃんは品無くやっているだけなんですが、占いってのも「最初から導いて欲しい答があって聞きに来る」というのも定番。
    ほとんどの相談者が「最後に背中を押してくれる人」を求めて占い師の元を訪ねてくるらしい。
    占いでは無いけど、某ちょっと知り合い氏(の知り合いみたいな間接的関係)がとある揉め事の解決を求めて電話をしてきた。その揉め事は実にくだらない事なんだけど、その某氏が主張している意見にはちょっと賛同しかねる部分があった。
    電話をしてきた段階で「賛同者を求めている」というのは解ったんだけど、そのまんま自分の意見をそこで述べた。
    と、いきなりその某氏が声を荒げて「君の周りではそれが常識かも知れないけれど、実際には◎◎◎◎が常識なんだ」と説教モードになってしまったのだ。なんだかなぁと思いつつ「その辺は自分があんまり関知しない部分なので」と、とりあえず「自分の周辺では」という意見でまとめたんですが、某氏の昂奮状態は収まる場所を見失い「君の非常識はしょうがないが、君より僕のほうが長く生きているんだから僕の言っている方が常識なんだよ!」などと「だったら何を求めて自分に電話してきたの?」みたいな状態になって電話は切れた。
    自分の中で結論があるのなら、相談なんかするなよ。
    なんか凄ぇイライラした気分になってしまったのだ。

  2005年09月19日(月)駄々っ子世にはばかる
    ボクちゃんの国は核兵器を捨てるからさ、代わりに原子力発電所を作ってよ。それが核の平和利用っつーことだよん。
    って、ほとんど「学校に爆弾をしかけられたくなかったら、運動会辞めろ」とか、一時期流行ったバカ生徒による学校脅迫と変わりないじゃないっすか。
    北の将軍さまの考えはよく解らないのだ。

    前日の話の続きではありますが、基本的に自分は占いをほとんど信じていないので、細木って人を凄いとも思わないし、外れた占いを変なフォローして必死にカリスマ性を保とうとしている部分もカッコ悪〜ぅと感じてしまうのだ。
    でも、最大限に無条件に嫌いだなあと思うのが、下品なんだよねぇ、言葉遣いとかが。必死に頭良いような部分とか強調したりするんだけど、そこだけじゃない対人間における品性があんまり感じられない。相手には激しく自分に接する時にはこうしなさいと要求するのに、自分は好き勝手に振る舞う。
    で、先日もチラッと見た「愛のエプロン」でも下品な成金ばあさんみたいな態度連発で、チャンネルを変えてしまった。相手に対する思いやりの無さは育ちの悪さなのかよく解らないっすけど。

    下品で嫌いというと、デビ夫人ってのもダメっす。
    いわゆる上品で豪華でセレブな人って事で出ているけれど、常に番組に出てきたとたんに「5000万円の指輪ざます」とか装飾品の自慢で先制攻撃を仕掛けてくる。そこがダメすぎ。
    やっぱり根っからの生まれついての金持ちじゃない部分なんすかね、そこを自慢しないと自分のアイデンティティがキープ出来ないってのは。
    小学校の頃、金持ちなのか知らないけど何かしら話題になっているゲームとかオモチャとかを自慢してくる同級生がいた。そんな彼の周辺には当然の如く「わ、これテレビで見たことあるけど初めて直接見た!」とかで人が集まっていた。けど、人間的にどーなのよってのを子供ながらに感じていた。

    この手のデビ夫人とか神田うのとか叶姉妹とかは「おまえら装飾品以外の自慢はねえのかよ」みたいな感じになってしまうのだ。ま、神田うのは人間的には論外だけど本職のモデルとしては鍛えているので優秀なんだろうし、叶姉妹も装飾品が無い状態ではフリークス的にマニア寄りな肉体を持っていますが。
    もともと、装飾品関係とか必要以上に高価な物に興味がないので、あの辺の人達が嬉々としてそれらを自慢する姿は下品に見えてしまうのだ。
    本気のセレビリティな人たちはそんな金額がどーこーてな事は言わないでしょ。

  2005年09月20日(火)鬼嫁日記
    10月から始まるドラマで「鬼嫁日記」というのがある。これはブログから始まった物で、それを色々いじってドラマ仕立てにしたらしい。もう最近のドラマ関係はネタが出尽くしたのか、ネット発というのが少なくない。(鬼嫁日記はどうやら映画化になる事も決定しているらしい… というのをその大元である鬼嫁日記のブログで知る)

    で、何かの機会に時々見かける「恐妻」って言葉ですが、これなんかは「怖い奥さん」のイメージなで使われていますが、実際にはその言葉は「奥さんを怖がっているダンナ」と言う意味の「恐妻家」でしか使われる物ではなく、奥さんに対して使う言葉ではないっすよ。
    もっともこの言葉は戦後、徳川夢声が「共済組合」に引っかけて考案したダジャレ造語でやんす。


     


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