ひねもす雑記
2005年09月21日〜31日


▲2005年09月21日:水:知泉的
▲2005年09月22日:木:毒気にやられた1
▲2005年09月23日:金:毒気にやられた2
▲2005年09月24日:土:ついにi Tunens Music Shopで買い物1
▲2005年09月25日:日:ついにi Tunens Music Shopで買い物2
▲2005年09月26日:月:愛・地球博が終了
▲2005年09月27日:火:杉村タイゾー
▲2005年09月28日:水:裏・失言王:武部ちゃん1
▲2005年09月29日:木:裏・失言王:武部ちゃん2
▲2005年09月30日:金:オートリンクせず
  2005年09月21日(水)知泉的
    現在、地下活動として色々な所へプレゼンテーションをするために、編集した物を作っている。
    簡易編集版の「知泉」って状態で、大昔、ネット以前の時代に自分が作っていた個人雑誌『たこやき便り』を彷彿とさせる物なのだ。
    ある意味、一番自分的な作業なのかも知れない。
    この手の、紙媒体で物を作るのが好きなのだ。

    知泉マニアってものが存在しているとしたら、かなり欲しい物ではあるかも知れない。とりえあずプレゼンテーション用なので、美味しい所満載なのだ。
    とりあえず1冊10ページで、現在5号まで制作途中。
    てなワケで、これを編集して色々な出版社やらへ企画として出そうと考えている。
    まだまだ地道な作業続きますが、知泉のネタは未公開分もまだまだ大量にありまっせ。

    とりあえず本だけじゃなく、それを郵送するときの封筒までオリジナルの物を制作中。
    なんか目的がプレゼンではなくオリジナルグッズ製作にスライドしてしまいそうな勢いなのだ。
  2005年09月22日(木)毒気にやられた1
    結局7〜9月シーズン放送の「電車男」を1度も見ることなく終わった。
    やはり基本的にドラマを見ない人なので、激しくそっちの方へ興味のベクトルが揺れないんだろうなぁ(タイマー録画すらせず)
    しかし、あの話のプロットだけ聞くと「何故それがそんなに盛り上がる?」とか思ってしまう部分もある。そりゃプロの脚本家がいじり倒して面白い話にはなっているんだろうけれど。
    そんな中、電車男を凌駕するような2ch発の怒濤の物語をまとめたサイトを発見してしまった。
    夜9時台にひょんな事から発見し、それを読み始めたのが運の尽き。その中で展開される話に引き込まれ気が付くと真夜中1時過ぎ。それでも物語のボリュームが凄く、まだ半分しか読んでいないという状況だった。
    翌朝も起きた瞬間から「続きを」と読み始めかなりの時間が経過してしまった。
    とりあえず自分的には速読だと思っているんだけれど、何時間も読み続けてしまう程の濃密さがある。
    ドラマ化はとうてい出来ない話なんだけれど、読後はマジに1本の映画を見たかのような充実感(お腹一杯感)もあり、さらに事件をまとめた人がかなり上手で読みやすく、さらにリアリティに富み、続きを読まずにいられない状態へと連れて行ってくれるのだ。

    物語の細かい部分は、内容的にちょっと法的にもマズイ部分を含んでいるので書けないけれど、最初はネット内で問題行動を繰り返す人物Kが2chの某所に報告され、遠巻きにウォッチングして「イタタ」とか報告しあっていた(悪趣味です)。
    が、Kがあまりにも頻繁に迷惑行為を続けているので、参加者が女性を装い接触を試みチャットをメイン舞台に物語は転がり始める。
    接触した女性(本当は男)の元へKから激痛メールが届けられたり(メール公開は問題ありですが)、他にも潜入したメンバーが暗躍し物語を紡いでいく。
    チャットで複数名の女性が会話をし、Kを持ち上げたり落としたりしている間も、裏では2chでの打合せがあり同時進行で会話が進んでいく。2chでの傍観者達の感想や雄叫びも挿入されつつ…。

    実に編集が上手で臨場感がある。しかも、何気なくその先の伏線まで「実はこの先大きな転機が訪れようとしているのだが」みたいなナレーションを編集人が挿入して話を盛り上げていく。
    さらにネカマとして参加している人がかなりその役になりきり物語の二重構造を面白くしていく。
    途中、2chでの事を密告する人物が登場し、その時の2chメンバー側の動揺と結束力の凄さを描き、バーチャルな場所での物語とは思えないほどの展開を見せ、さらに物語舞台はその某氏のチャットだけではなく密告者の洗い出しへと広がりまで見せていく。
  2005年09月23日(金)毒気にやられた2
    物語の核として、最初は「痛いヤツがいるのでウォッチ」に始まり、「あまりに酷いのでガツンとやっていやろう!」とに変わり、さらに「ヤツをどうしたら更正できるのか」へ変わっていく。やっている事は確かにプライバシーの暴露だが(編集された物では本名や住所などぼかしてある)ある意味建設的な方向へと流れていく。

    その後、どのタイミングでウォッチの全貌をKに伝え、諭すかと言うことで大団円として「オフ会」という舞台を用意して、物語はそこに向かって流れていくのだ。
    物語時間的には約3カ月(みごとに1クール)で、あまりだらける場所もなく進んでいく。

    ラストもキッチリと「あぁ物語が終わったんだなぁ」というカタルシスを感じる見事な物で、後味は微妙に複雑だが悪いものでは無かった。熱狂が終わり、そしてメンバー達がまたそれぞれの場所に散り帰っていく。中にはここで出会った人同士で連絡を取り合いオフ会に発展した所もあり…。

    本当に、毒気に当てられたというか、下手なドラマや映画、小説なんかより、物語がカッチリできあがっている(編集人の能力の高さもあるんだろうけど)。電車男なんかより凄いんじゃないかと思う(が出版やドラマ化は無理)。

    このサイトはちょっとマズイ部分も含んでいるので直にアドレスは書きませんが、たとえばGoogleで「古式若葉」辺りの単語で検索すれば出てくるハズです。
    ※かなり長編のテキストなので、一気読みは辞めた方がいいっす。
  2005年09月24日(土)ついにi Tunens Music Shopで買い物1
    いまさらですが、iPod ナノの現物を初めてみた。実際に見るとやっぱし小さいっす。しかも手応えが無いぐらいに軽い。まるでカイヨウドーが作ったiPodのフィギアかと思ってしまいました。

    iPodの機械的構造は洗練されて研究されているんだろうけれど、ある意味単純な部分が多いと思う。そう考えると、1・2年後には韓国や台湾の名も知らぬメーカーが激しく安値の(数千円)音楽プレイヤーを発売するのも流れとしてありなんだろうなぁ

    今年の8月に始まり、一気に4日で100万曲のダウンロードがあったApple社が運営する、iTunes Music Shop でやんすが、ついにそこを利用して曲を購入してしまいました。
    基本的にジャケットがあってパッケージ化された物が好きなんですが、今回購入したのは佐野元春のLive音源で、CD発売無しの限定Ver. それをアルバム2枚分。1曲150円という設定なんですが、アルバム単位で購入すれば11曲入っていても12曲入っていても1500円、さらにアルバム単位で購入するとプリントアウト出来るレベルのジャケット画像などのオマケも一緒にダウンロードされてくる。

    実は沼津のコジマにそのカードがあったので10000円カードを購入したのだ。しかし、一気に音楽に1万円って… と思ってしまうんだけど、実際にはアルバム4枚購入すれば1万円は軽く超えてしまうワケで。(実際、躁状態だとそんな買い方をしてしまう)
    カード裏にスクラッチ部分がありそこの下にランダムなアルファベット&数字の16桁があり、それを入力して…、さらに自分の情報なども入力し、購入できる態勢が整った。
    最初「ランダム数字ってだけじゃデタラメ入れたら偶然ヒットする事あるんじゃない?」みたいな感じもあったんですが、これなら無理っすね。たぶん。

    で、お目当てのアルバムをクリックしてダウンロード…、もしかしたら自宅のCDを変換するのより早いんじゃない?ぐらいのスピードでアルバム全曲がダウンロードされた。なんか、信じられないくらいの手軽さ。ふと真夜中に「あの曲聞きたい!」と思った時に、サクッとダウンロードして聞くことが出来る生活なのだ。
  2005年09月25日(日)ついにi Tunens Music Shopで買い物2
    もっともまだ参加しているメーカーも少ないし、参加しててもアーティストによっては最新の曲だけ、あるいは過去の曲だけって状態で、完全に便利ではないのだ。
    で、判明したのが自分が好きなアーティストの場合、何も考えずにCD出た段階で購入してしまうために、「音源持っていないからダウンロードしたい」ってのが極度に少ない。
    この先、もっとマニアックに、もっと大量に、進化していくんでしょうかね?

    そうすると、音楽関係の中古市場ってのがどんどん崩れていくんでしょう。廃盤も気軽に復刻出来るし(しかもCDなんかと比べて安い値段で購入出来る)。
    現時点で値段設定は1曲150円と200円、メーカーによって設定が違うんだけど、もう20年も前の古い曲を1曲200円って値段では購入しないだろうなぁ、BOOKOFFに行けばアルバム250円で売っているような状態なのに。

    もっと安い値段設定で古い曲を販売ってのは無いのかね。あるいはアルバム単位で20曲入り1000円とかがあれば、過去のアーティストの曲にも手を出す人が増えるんじゃないかと(たぶんここに一人います)。
    あと、マニアックな1曲だけしか出さずに消えたアイドルとかも復刻できる状態っす。
    期待してまっせ。

    ただ危険なのは、10000円カードを購入して1500円のアルバムを2枚ダウンロードした後も、ウロウロと中を彷徨いつつ「あと7000円もダウンロード出来るしなぁ」などと思っている自分がいたわけで、こりゃ自制心がないと、一気に全部使っちゃいそうな気分(と言いつつ、せっぱ詰まって聞きたい音楽がそんなに無いってのもあるんで、自制できました)

    自宅の外付けHD250Gに現時点で78G音楽データ入ってます。約20000曲のジュークボックスでやんす。連続演奏させる事が出来るのなら、たぶん3カ月ほど連続で。
    まだまだ音楽三昧人生行きまっせ!
  2005年09月26日(月)愛・地球博が終了
    愛知万博「愛・地球博」が昨日で終了した。ワープロで「あいちきゅうはく」と打つと「愛知窮迫」と出るので、さぞかし大変だった事でしょう。
    で、テレビをチラと見たらラストの演出で、万博キャラクターのモリゾーとキッコロがクレーンで空高く上がり「彼らは森へと帰っていきました」などとやっていた。

    でも、その帰るべき森は万博のために更地になって無くなったんじゃないのか?

    愛知万博では会場を作るため大規模な自然破壊がなされ問題になったんですが(今回の地球博が始まる前に大々的な反対運動があったのに、結局「金になる」という思惑で開催に踏み切ったという経緯がある。その万博のテーマが自然というのは凄いギャグなのだ)、1970年の大阪万博でも同様の問題があった。
    万博の3年ほど前に行われた新宿西口広場でのフォークゲリラ愛唱歌の中に、「ああ牧場は緑」を替え歌にして万博工事を皮肉った『おおマキバは消えた』という曲がある。
    作詞は山内清
  2005年09月27日(火)杉村タイゾー
    新人議員として最年少の杉村タイゾー。
    初登庁の時に馬鹿発言「議員になったらBMWっしょ」とか「JR乗り放題」とか「早く料亭に行って飲み食いしたい」とか、まったくもー的な発言をしてワイドショーに取り上げあげられ、翌日は武部から「もっと議員としての自覚を持って、発言を慎むように」と言われたということで、今度は異常に緊張した様子でマイクを向けられても脂汗を流しながら言葉を選んで選んでゆっくり話す。
    といっても、元々の語彙が多い人ではないらしく、あんまり上手な受け答えにはなっていない。

    確かに国会議員になったら、年間何千万との金が入ってくるワケで(元は国民の税金っすよ)、結局、世間一般の政治家のイメージがそれなんだからしょうがないんじゃないかと思うのだ。
    あのタイゾーくんは、良くも悪くも国会議員側の発言ではなく、世間一般の若者の代弁者的な発言をしちゃったワケで、世間一般の意識が「国会議員って異常に高級車に乗っているよなぁ」「JR無料なんだってな」とかって事。

    国内の景気を良くせよ!とか言っているクセにヤツらは外車を乗り回し、かなり大事な話をする時なのに、酒呑んで旨い物喰って、そのついでってのも世間じゃありえない話だし、地方遊説の為に電車に乗る時以外もJR無料ってのは理解不能だし、その辺の議員にとっちゃ当たり前の異常さをどうにかしないといけないんじゃないかと思うのだ。

    かつて森ちゃんが、毎日高級料亭で会食をして、毎晩何十万という金を使っていると言うことを記者団に質問された時に、激しく怒り出して「じゃどこに行って食事をすればいいというんだ!」と理不尽な発言をしていた。あのね、君が一晩の夕飯代につかっている金額は普通の一家四人暮らし家族の1ヶ月以上の金額なんすよ。
    タイゾーくん、とりあえず「思った事ズバズバ言いなさい」とか思ってしまうのだ。後先考えない無責任な意見だけど、
  2005年09月28日(水)裏・失言王:武部ちゃん1
    しかし、武部ちゃんがタイゾー君に「軽薄で後先を考えない発言は慎みなさい」と苦言を呈したらしいんだけど、武部ちゃんもけっこう失言で問題になった事もありますよね。
    やっぱし、その辺の意見を言うんだったら武部ちゃんの上に座っている森喜朗って人にも同じ事を言ってやんないとダメでしょ。

    武部ちゃんは農水相だった時に狂牛病(BSE:牛海綿症脳症)問題に関して何度も失言してましたよ。
    「感染源が解明されないことはそんなに大きな問題か」とか、農水のトップにいる人とは思えない発言。
    さらに国内3頭目の感染牛が発見された際の記者会見で堂々と「まぁ、これで3頭目だが、まだまだ出てくるから」と、オマイは誰の味方で、国民全体を疑心暗鬼にさせるタメに存在してんのか?と考え込んでしまう事を平気で記者会見でいうオッサンだからなぁ

    後先考えないって言えば、解散選挙が決定した8月末にフジテレビで「小泉が総理を辞めた後に消費税を上げるということなのか?」と司会者に聞かれ、堂々と「それはそうだ」と答えた。
    おいおい....。もっとも、その後の記者会見で自らその発言は失言でと内容の軌道修正をしていましたが。
  2005年09月29日(木)裏・失言王:武部ちゃん2
    2004年のアメリカ大統領選挙の際も「ブッシュと小泉は太いパイプで繋がっているので北朝鮮問題は頑張って欲しい。ケリーでは困る、ケリーは北朝鮮との2国間交渉を進めると言っているがとんでもない」などと答えておりまして、マジに内政干渉ですな。
    もしケリーが勝ってしまった時はどうするつもりだったんでしょうか?思いっきり「軽薄で後先を考えない発言」ですな。

    内政干渉って事では、中国側が靖国参拝について抗議していた時(2004.11)に「靖国参拝するなら(中国首脳が)会わないというのはおかしい。内政干渉だ。日本では共産党員も創価学会員も、正月になれば神社に参拝する。どんな悪いことをした犯罪人も、亡くなったら仏様になるのが日本の文化だ」と発言している。
    あの・・・・創価学会では日蓮正宗以外は邪宗って事で、神社を含め他宗のお寺への参拝を認めていないんですが(基本的には)。公明党も小泉の靖国参拝は反対してますが。

    なんつーか、武部ちゃんの発言ってかなりボロボロと失言が含まれているっすよ。森くんとかタイゾーくんのように、あからさまな軽薄さがないので表面化しにくいんですが、物事への認識が異常に低いってのが印象。
  2005年09月30日(金)オートリンクせず
    あいかわらずの知誕Wikiですが、ちょっとしたバグがありました。
    オートリンクとっいって、いわゆる「ああああ」という名前のページが存在している場合、他のページの文中に「ああああ」という単語が出てくると自動的にリンクが貼られて… という物。 自分的にはこれって画期的だなと思うのと、元々の知泉の雑学ページの考え方「1つの雑学が無作為に他の雑学と繋がって、有機的な雑学になっていく」というサイト内ネット構想ってのを簡単に具現化出来るってことで「いいじゃん」と思っていた部分。
    ところがこれがバグの原因になってしまうらしい。

    実は先日で5000ページが登録済みなんですが、いきなり表示がおかしくなってバグってしまった。他に原因が考えられないのでこのオートリンクが悪さをしているって事らしい。
    ちょっと前に、悪質な荒らし君が知誕Wikiで遊んでいたので、そいつが再来したのかと思ってしまった。
    そんなこんなで、現在よりオートリンクをハズした状態で運営していきます。当然、オートでリンク貼られると思って書いていた部分はジワジワと手動リンクを貼っていこうと考えております。

    と言っても以前のhtml形式のリンクとは違って単純に[[こんな感じ]]で書き込むだけでOKなので何百倍も楽なんすけどね。
    ともあれ、前に進むのだ。


     


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