ひねもす雑記
2005年11月21日〜31日


▲2005年11月21日:月:忙しいという理由
▲2005年11月22日:火:オジャまんが小嶋君
▲2005年11月23日:水:架空対談
▲2005年11月24日:木:視聴率
▲2005年11月25日:金:ボビー
▲2005年11月26日:土:バベルの塔
▲2005年11月27日:日:IQ
▲2005年11月28日:月:あがたと慶一
▲2005年11月29日:火:国会の中心で暴言を叫んだノケモノ
▲2005年11月30日:水:オトッツァンの為にもあいこ〜ら♪
  2005年11月21日(月)忙しいという理由
    なんか凄いキャラが登場してきた。
    震度5に耐えられないような弱耐震構造の設計をしたということで、いきなり事務所に多数のインタビューアが詰めかけた、一級建築設計士・姉歯氏。

    実際にはとんでもない事をやっているハズなのだが、どの質問にもかなり他人事のように答え続ける。
    「やった事を悪いと思っているんですか?」
    「まぁ悪いことでしょうね」
    「このようなズサンな設計をした事に関してどう考えてますか?」
    「他でもやってますから、普通の事じゃないですか」
    みたいな「なんでこの人達はこんなにいきり立って質問してんだろ?」という感じの受け答え。なんか駐車違反に関して頭の悪い方々の常套句「なんだよ、やってんの俺だけかよ」的な「なんだよ、俺ついてねえな、なんで俺に矢が当たったんだよ」てな感じなのかも知れない。いや、それは十分に怖い反応なんですけどね。
    「こんな、手抜きのような設計をなぜしたんですか?」
    「忙しいんですよ、次々こなさなくちゃいけないんで、一つにそんなに掛けている事もできないので」
    などと彼は言うのだ。自分的には最近雑記で「仕事がヘビーで」みたいな事をついつい書いてしまっているけれど、基本的には「忙しいので」を言い訳にする奴は大嫌い。そんな奴は、忙しくなくても手抜きをする。

    しかし、その数分後の会話の中で、手抜きをするメリットみたいな部分で
    「受注に対し、速く、安く仕上げる事が出来ると、仕事が増えるんですよ、仕事を増やしたいんだからしょうがない」みたいな事も言っていた。
    それって思い切り矛盾じゃん。「忙しいので手抜き」と「手抜きをすると仕事が多く貰える」
    結局、そのインタビューでかなり冷静に答えていた物はただの詭弁って状態なのだ。
    そして物語はこの先、どんどん転がっていく。

    勝手な推測ですが、姉歯氏はもっと秘密を隠しているような気がする。
    どうもあの髪型が怪しい。
    髪の毛の表面を剥がずと、基本構造体の本数が致命的に足りない。なんて事はないよね。
  2005年11月22日(火)オジャまんが小嶋君
    で、その一級建築士に仕事を依頼していた建設会社ヒューザーって所の小嶋社長ってのも、さらに激しく変なキャラとして登場してきた。

    最初は外でいきなり大勢の記者に囲まれて質問責めにされていたのだが、なんか困惑している様子ではなく、すごく楽しそう。
    ある意味「俺は間違った事全然していないから大丈夫だもんね」て事なのか?と思ったが、自分の会社に比が無くてもそのマンションを購入している人がとんでもない事になっているんだから、ちょっと不謹慎だよなぁと思いつつみていたんですが、そのインタビューのラストのほうでとんでもない事を言い放ったのだ。

    小嶋社長「ま、これからは僕のことをオジャマモンって呼んでください」
    記者一同「はぁ?」
    小嶋社長「ほらオジマだから、オ・ジ・ヤ・マモン。堀江もんに引っかけてさ」
    記者一同「…………………………」
    天下無敵のアホですか?

    事態を全然深刻に受けとめていない。どころか、記者に囲まれて自分が一気に人気者にでもなったかのようなはしゃぎ方。
    「このボクが悪人顔に見えますか?」とか聞いていたが… 充分です。

    その後、ニュースショーなどにもほいほい出演するようになるんだが、とりあえず「誤解を解くため」という事らしいけど、一介の素人が海千山千の司会者やコメンテーターがいる所にノコノコ出ていって、雄弁に話せる訳ないじゃん。
    案の定、最初はニコニコしていた小嶋社長も徐々に必死に言い訳を繰り返すだけになり、最後はしどろもどろで番組終了となったりする。(複数の番組に出演OKを出したらしく、色々な所で同じような状態を見た)

    でも、スタジオに入って、最初にこれまでの流れを編集した映像を見ている時、例の「僕のことをオジャマモンって呼んでください」のシーンが出ると、画面脇に小さく映っているスタジオの小嶋社長はニコニコとその言動を見て楽しそうにしていた。
    この人、子供ですか?

    結局、この小嶋社長の言では「姉歯がとんでもない事をした」という事を強調したいらしいが、冷静に考えて姉歯にも、ついでに検査会社イーホームズにも、構造を違法建築にまで安上がりにするメリットはほとんどない。安くなって利益を生むのは建築会社のヒューザーだよなぁ(安く上げた事で仕事を廻して貰えるってメリットはあるけど)
    で、田原総一郎の番組でいきなり「あの姉歯ってのは気が狂っているんだよ、こんなデタラメな設計するなんて」と発言。田原があわてて「ちょっとその発言はTV的にはマズイですね(気が狂うの部分)」とたしなめ、小嶋も少し黙り込みCMへ。
    で、CM開けに田原に質問された小嶋は開口一番「姉歯はキチガイなんだ」と…
    このオッサン、生放送に出しちゃダメだ。(後に国会でも…)

    と、いうことなんだけど、どうやら小嶋社長はかつて自主制作で曲を(当然のように演歌)出したりしている、いわゆる目立ちたがり屋のお調子者って事らしい。いきなりマスコミが注目するようになって、舞い上がっちゃったみたいですな。
    歌手名は嶋進太郎、曲名は「温海慕情」
    でもって、この事件発覚後にヤフオクにコレが出て7万1000円で落札されたらしい。(個人購入じゃなく、TVのワイドショースタッフが落札したのではないかとにらんでいる)
  2005年11月23日(水)架空対談
    鈴蘭沙棘(すずらんさじー)という「体内の糖の吸収スピードが穏やかになり、脂肪の蓄積を防ぐ」というふれこみの飲料を売っていた「アサヒ産業」の社長&その妻が逮捕された。
    昨年から販売を開始し9月までに約94億円を売り上げたらしい。

    上記の飲料には薬効とか色々書かれて販売されていたので薬事法違反(医薬品の無許可販売)容疑での逮捕となったのだが、購入者からは「効果がない」だけではなく「胃が痛くなった」さらには「瓶に虫が入っている」という苦情が寄せられ、その結果逮捕となったらしい。

    実はこのアサヒ産業(知らない人はアサヒ飲料の子会社と思ってしまいます)の鈴蘭沙棘(すずらんさじー)は、新聞の折り込み広告を何度も制作して配布していたワケですが、そこでは元宝塚女優・真矢みきと女優・牧瀬里穂がイメージキャラクターを務めており、そこで対談をしてこの効果について語っていたという。
    実はこの対談はまったくのでっち上げだったらしい。キャラクター使用としては広告宣伝契約を結んだという報道と、勝手に使われたと情報が錯綜しているけれど、そこに使われている写真も勝手にチョイスされた物で肖像権違反にも問われそうな感じらしい。

    ま、芸能人が雑誌なんかの痩せ薬なんかの広告に出ている物が多々ありますが、それは実に三流って感じがしちゃって、イメージはあんまりよくないと思う。
    真矢みきと牧瀬里穂レベルの女優の場合は、なんか安い仕事してんなぁという感じになっちゃうのでダメでしょ。
    三原じゅん子とコアラが出ている(過去形?)痩せ薬の雑誌広告もなんか哀愁が漂っていて…。

    関係ない話ですが、高橋尚子が11月20日に2年前に大敗を記してそれ以降失速した東京国際女子マラソンでぶっちぎりの優勝で復活。
    いやはや、あのCMも継続できそうでよかったですな。「高橋尚子は止まらない」ってヤツ。
    でもそのセリフを聞く度に、高橋尚子が杖を振り回しながら「ワシャ止まったら死ぬんじゃぁぁぁぁぁ」と暴れている姿を想像してしまうのであります。
    で、今ふと思ったんだけど、あのCMって何のCMだっけ?
  2005年11月24日(木)視聴率
    今のTV界は「視聴率」という呪縛だけで製作されている番組ばかりかもしれない。
    ま、確かにスポンサーあっての番組であるのは確かで、TVにクオリティとか創造性を求めるのは酷って物かもしれない。
    だからバラエティ番組も、どこでどう路線を替えてもいいように、なんだかよく解らないタイトルをつけるのが常なのだ。

    で、昔のドラマなんかの舞台裏を書いた本を読んだ所、1971年に放送された「つくし誰の子」というドラマに関して、今では考えられない事が書いてあった。
    元々、複数のスポンサーがついていたドラマだったんだけど、前半の視聴率がふるわなかったために、飲料メーカーが「もっと派手なドラマに路線を変更せよ」とクレームを入れてきたところ脚本を書いていた橋田壽賀子(当時、脚本家歴10年って中堅)が「このドラマは最後まで物語の構想が出来ているので、途中で変える事ができない」と意見をした。
    そこで、今なら生意気な脚本家はポンと切って、スポンサーの意向にそった脚本家に差し替えるんだろうけれど、当時のNTVは逆にそのスポンサーに降りてもらい、趣旨に賛同してくれたハウス食品1本のみがスポンサーに残り番組をそのまま続行させたと言う。

    そのおかげで番組は予定の半年26回を全う出来ただけでなく、大評判となり、その後、第4シリーズまで出来るほど続いたという。
    今なら、スポンサーにたてついた脚本家は二度と日の目を見れないなんて状態だろうなぁ。
  2005年11月25日(金)ボビー
    ボビー・オロゴンの日本語判らないっぷりは時々疑問に思うことがある、言い間違えもかなり的確に面白い方向に間違える。ちゃんとボケるべき時にちゃんと間違え、普通にする時はそれなりに。

    なんだか納豆嫌いという事で、なんとか納豆を食べなくちゃいけないという企画で、ムリヤリ口元に納豆を持って行った瞬間、マジきれして「なんだよ!喰えねぇって言ってんだろ!」と、どう聞いても日本人的な発音で叫んだ。
    う〜む。
    別の時は「ビックリしたなぁもう」と
  2005年11月26日(土)バベルの塔
    ヒューザー小嶋、危機管理能力が欠如しているってのは、日々の発言でよく解りますが、この手の話によくありがちな「事件発覚した2日後にゴルフをしていた」ってのがバレて、もうダメですな。

    今春の尼崎の脱線事故の当日ボーリングの慰安会を開いていたJR職員とか、ハワイで漁業訓練船が米軍に沈没させられた時もゴルフを辞めなかった森首相とか、座礁したタンカーから油が流出してボランティアも必死に作業している中、その海岸を擁する市の役員が事件発生翌日からサイパン旅行に出かけたとか、書いても書いてもきり無いです(てか、資料見なくてもすぐにこれぐらい書ける)。

    ヒューザー小嶋曰く、ゴルフ場には「社団法人、日本住宅建設産業協会の理事長ら幹部に公的資金を出して対応してもらえるよう、ゴルフ場に相談申し上げるために参りました」と言い訳していたけど、その公的資金をどうやって出して貰えるんでしょうか?なんせ、ヒューザーは住宅保証機構に入っていないので、関係ないって話なんですが…。
    やっぱり子供の対応だよなぁ。

    「マンション販売日本一」がヒューザーのキャッチフレーズなんですが、現在は「欠陥マンション販売日本一」ですな。

    こんな大事な場面でちゃんと期待通りの仕事をする人がいる。
    我らが「武部ちゃん」なのだ。
    武部幹事長は釧路で講演を行い(北海道出身なので地元)、そこで今回の事件に触れ「悪者探しに終始するとマンション業界は潰れますよ。パタパタっと。不動産業界も参ってきてますよ。景気がおかしくなるほどの問題だ」と語った。
    つまりね、武部ちゃんの考えだと構造計算書偽造していつ倒れても不思議ではないマンションをガンガン建てることより、それを追究して景気が悪化しちゃうほうが問題だという事らしいです。もう犯人探しすんなよ、いいじゃん、欠陥マンションの1戸や2戸や、10戸や20戸ぐらいって事なんだそうです。さすが、自民党の幹事長。どんな大事件が起こっても平常心で。
    人間には当然のように「本音」と「建前」ってのがあるんですが、常に本音だけで勝負する男。

    さらにフォローのつもりなのか、自分がBSE問題(狂牛病)の際に叩かれた事を引き合いに出し「対応に気をつけないといけない。寝られないでしょう、大きい地震が来たら自分のマンションが潰れるという話ばかりされると」などと発言。
    つまり「地震が来たら倒れる」等という話ばっかしていると「いつ倒れるかも知れない」と不安になっちゃって眠れなくなるから、そんな話すんなよって事らしい。
    現実逃避で乗り切れって事なんでしょうか?
    だからBSE問題の時はそっち方面の対策を後回しにして、さらに問題を大きくしちゃったんでしょうか?「もうBSE問題の事は考えたくないっす」って。
    結局、武部君はその問題によって迷惑を被っている一般市民の大変さには目が向かずに、業者の方の苦労を第一に考えているんですな。
    ある意味解りやすく、ある意味潔い。

    ま、後日あわてて発言を撤回してしまうあたりが西村真悟との大きな違いだな。
    ちなみに西村真悟のパパも国会議員で、かの吉田茂に「バカヤロー!」と言われた張本人。こっちも言葉が過ぎる人だったらしい。
  2005年11月27日(日)IQ
    テレビ朝日で2年前から始めている「全国一斉IQテスト:テストザネイション」の第三弾をやった。
    前回はなんだか予定があって「いつかやる」とDVD録画しておいたんだけど、結局気が付いたら1度も見ずに1年経過してしまった。

    で、今回は頭からテストを受ける。いわゆる知識系ではなく、物事の理解度を調べる物で、頭の柔軟性とか理論性が解るってヤツなのだ。
    とりえず中学の時に学校でやったIQテストではかなり成績が良かったらしいという事を当時の担任から聞いたことがある。
    ま、あれは「その年齢の平均点の中で」の順位なので、中学ぐらいで80点を取って凄い人が20歳でも80点を取っていると、ぐぐんとIQ低いって事になっちゃうので「子供の頃は天才、大人になったらただの人」というのもあり得ない話ではないのだ。それはただの「マセたガキ」って事で。

    で、今回の成績はとりあえずIQ120を超えましたが、なんか自慢するには中途半端で「微妙に平均を超えた人」って感じなのだ。
    で、我が家の母親も同時にやっていたのだが、こちらもIQ120だった。おぉ凄いと感心した。しかも途中の5〜6問は「なんか飽きちゃった」と何も書いていない状態。
    自分の方も実は、途中で電話が掛かってきて数問受けていないって状態っすけど。

    自分の場合は凄くつまらない結果なのは、今回のテストでは「右脳型・左脳型」というのを判断するってのもあったのに、全部平均的に同じような点数って事、なんかつまらない。だから、特別どっかが突出しているワケでもないって事なんだろうなぁ。ある意味バランスいいって事なのかも知れないけれど。
    で、母親は完全な右脳型、しかも途中にあった暗算問題は「なんか突然問題が簡単になったけど…」と、何も迷う様子もなく全問正解していた。恐るべし。

    テレ東でやっている「LIVE BANG!」という音楽番組があるんですが、毎週2つのバンドを紹介するんだけど、今日出演した「ザ50回転ズ」というバンドがムチャかっこよかった。
    ラモーンズとかクラッシュがついに日本(しかも大阪)で誕生したって感じ。
    キャラ的にはかなりきわもの感もあるんだけど、音は激しくカッチョイイ、ミッシェルガンエレファントとか好きな人ははまると思う。(ミッシェルにお笑い要素が入った感じ)
    最近のソッチ系ではアジカンとかも好きなんだけど、「ザ50回転ズ」は久々にガツンとやられました。まだ1曲しか知らないので全容は解らないけれど、ガキだった頃みたいな音楽のワクワク感があって期待しとります。
    来年1月18日にメジャーデビューでアルバムが出るそうです。

    新しいバンド探しって事では、例のITMS(i Tunes Mucis Srore)は役に立つです。
    発売されているすべての曲を30秒づつタダで試聴出来るので、今まで聞いたことのないバンドを片っ端から聞いている。
    その中に毎週1曲、新人バンドなんかが1曲無料ダウンロードというコーナーがあるんですが、そこでも新発見があったりする。
    とりあえず興味の無いタイプの曲も毎週ダウンロードしているんだけど、中には激しく琴線に触れる曲もある。
    3週ほど前に無料ダウンロードだった「ベベチオ」というバンド、名前すら初めて聞いたんですが、これがなんかいい感じ。簡単に言ってしまえば「スピッツ」的な感じなんすけど、その「おぉいいぞ!」という勢いでアルバムもダウンロード購入してしまったのだ。
    ITMSのおかげで新しい曲とも出会えてよしよしなのだ(でも買いすぎには注意)
  2005年11月28日(月)あがたと慶一
    ケーブルTVでやっている由紀さおりが司会を務める音楽トーク番組がある。そこに、あがた森魚が出演していた。
    世間では「赤色エレジー」の人なんだろうけど、自分的には「バンドネオンの豹」とかも好きだったし、一時期何の気の迷いかテクノをはじめて、アニメ「うる星やつら」の曲とか歌っていた。(バンド名はヴァージンVS、アーティスト名はA児)

    で、この人はあいかわらずトーク下手なんだけど、話が上手に続くか?と心配しつつ見ていた(他の作業しながらだけど)
    で、その中でムーンライダース鈴木慶一との出逢いが語られていた。
    あがたのデビュー当時から鈴木慶一たちがバックでやっていたんだけど「音楽性全然違うのに何故?」と思っていた。

    話によると、60年代末期あがたが北海道から上京し「歌手になりたい」と思いつつウダウダと勤めていた会社での出来事。
    毎日、昼休みにひとり、会社裏の空き地でギターをジャカジャカかき鳴らして歌っているあがたを見て、パートのおばちゃんが「ウチにも音楽ばっかやっている息子が居て、友達も少ないみたいなので、今度遊びにおいでよ」と声を掛けてくれたのだ。
    あがたも上京してから友達がなかったので休日その家にいった時、そこにいたのが高校生の鈴木慶一だった。

    あがた森魚:1948年09月12日・北海道生まれ
    鈴木慶一 :1951年08月28日・東京都生まれ

    そんな出逢いから、あがたが鈴木慶一たちをバックにデビューし(メンバーにバイオリンもいたので、赤色エレジーに繋がる)、そのメンバーから後にムーンライダーが誕生することになるのだ。おぉそういう経緯があったのか。人に歴史ありなのだなぁ

    好きなジャンルでも色々まだ知らない事は多いなぁ
    先日放送されていた「女の一代」というドラマでの越路吹雪を見て「作詞家の岩谷時子は越路吹雪のマネージャー出身」というのにもビックリした。
    岩谷が宝塚の文芸部(雑誌や新聞の編集部)に入り、そこで越路と出会い、越路がフリーになった後マネジャーとして付いて仕事をしている際、「シャンソンを歌ってみないか?」という誘いに「私は日本語じゃないと歌わない」という越路の言葉から岩谷が作詞をするようになったという。
    おぉそんな始まりだったのか。

    しかし、ドラマでは岩谷時子を松下由樹が演じていたが、顔は頑張って雰囲気だしていたが「岩谷時子って小さい人だよなぁ」という印象があったので、なんか…(と言っても自分が知っている岩谷先生は歳取った以降ですが)
  2005年11月29日(火)国会の中心で暴言を叫んだノケモノ
    前から書いていたように、ヒューザー小嶋は子供だ。
    国会での参考人招致で声を荒げて「ふざけたことぬかすな」的な暴言を吐いたヒューザー社長小嶋。

    最初見た時から、表面的には必死にいい人を演じようとしているけれど、かなり怖い人なんだろうと思っていたんですが、あの国会での暴言やドスの利かせ方を見ていると「こんな感じが地なんだろうな」と思ってしまうのだ。
    自分は基本的に精神も肉体も弱いヤツなので、直感的に「こいつっていい人の振りしているけど、実際かなりキツイやつなんだろうな」というのを見抜く能力が長けているような気がする。危うい物には最初から近づかないような危機管理能力だけはあるのだ(女性に関しては能力作動せず)

    しかし国会内であんな発言を繰り返したのは後にも先にもこのオッサンだけだろうなぁ。国会議員のヤジは品が無いと思っていたけれど、これに比べたら可愛い物だ。

    しかも、巧く立ち回って、姉歯やイーホームズを悪役に仕立て上げ、自分は住民の救世主になろうと考えていたのに、それもどうもダメっぽくなり、今回の参考人招致となってしまったからなのかいきなり「国交省さんもいい加減にしてもらいたいですね!」などと声を荒げて居直る始末。いよいよ子供の本性を現してきた。

    小嶋の発言は毎日二転三転するので全然信用おけないんですが、先日の買い戻し案はちょっと問題ありすぎ。
    それまで「公的資金の注入なしでは事態収拾は不可能だ、国交省なんとかしろ!」と叫んでいた小嶋が、態度を急変させ、姉歯物件としてヒューザーが抱える7棟のマンションに対して26日に「重畳的買い戻し案」を住民に説明した。
    その内容はマンション購入費用として住民が支払った金額に契約手付金名目6%(すぐ3%に下降修正)を上乗せして、ヒューザーがマンションを買い戻すという案を出してきた。もっとも全額今すぐ払い戻すって事ではなく、買い取り契約を結んだ以降からのローン金額をヒューザーが支払いを開始するという物。
    住民が今までのローンと転居先の住宅費を2重に払う事はなくなるので、とりあえずはなんとか成りそうな感じもある提案なのだが、実はこれには凄い仕掛けが隠されている。

    「重畳的」って部分が、実はローンの支払い権利が完全にヒューザーに移ったって事じゃなく、ヒューザーが倒産でもして支払い能力が無くなった途端に、連帯責任って事で元の住民がローンを支払わなくてはいけないって構造。
    しかも、その時は契約でそれまで住んでいたマンションの権利はヒューザーに移行しているので、マンションを取り上げられた上、ローンも払わなくてはいけないという、今以上に酷いことになる可能性があるのだ。

    てな事がバレ始めたら今度はヒューザー広報より「先日説明した物は「負担付き買い戻し(案)」と考えており、それ以上はまだ明確な段階ではない」と決定ではなく「こんなアイディアを考えました」というだけで現状では「建て替えは資金調達が難しいと判断した」との発表があった。
    で、このヒューザーからの広報ってのは、毎日のようにポストに突っ込まれている物らしい。説明できない物とか、突っ込まれそうな物はこうして紙切れですまそうと考えているってのが、もう…。
    完璧にヒューザーの青写真では「倒産して自己破産でもしちゃえばなんとかなる」みたいな感じですな。

    その後、あれだけ強気で厚顔無恥な小嶋社長は「命の危険を感じているので外へ出られない」とのことで、住民との話し合いに欠席。
    命の危険を感じているのは、アンタが販売したマンションの住民のほうだよ。
  2005年11月30日(水)オトッツァンの為にもあいこ〜ら♪
    自分的にネット上で首のすげ替えをしたアイコラって物を初めてみたのは、もう遥か昔、1992年頃、まだインターネットではなくパソコン通信時代。
    噂で「千葉麗子のヌード写真がある」と聞いていて、別に千葉麗子自体には全然興味がなかったけれど、その写真を入手。

    パソ通は文字だけの世界で(掲示板しかないと考えてください)画像は、個別に圧縮したものをダウンロードして見る物だったんですが、その画像はどう考えても顔と体の画質が違っていたので「嘘じゃん」と思った記憶があります。
    それ以前では1980年代初頭に、ビニ本が流行っていた当時に三原じゅん子の顔写真を切り張りして制作されたビニ本作者が逮捕されるって事件もありましたな。
    しかし千葉麗子とか三原じゅん子とか、なんか琴線に触れない微妙なチョイスですなぁ

    今回そのアイコラで逮捕者がでた。
    いまさらそんなニュース珍しくもないよと、思いがちですが、実はネットでのアイコラが刑事事件として取り扱われ、逮捕者がでたのは初のケースなのです。なんかマジにいまさら感ありますが。

    アイコラされたって事で事務所が名誉毀損・肖像権侵害で告訴し、警察が動いたワケですが、それをやった勇気あるタレントは新山千春。
    現在、ほとんどネット上ではアイコラは野放し状態。事務所によっては注意を促すだけって所もあるみたいですが。
    警視庁目黒署が11月26日に、新山千春を初めとして複数のアイコラを掲載していたサイトの管理人(札幌市中央区の会社員)を初めとして、常連投稿者のアイコラ職人3名をも逮捕した。
    逮捕されたアイコラ職人はネットという性質上、互いに面識はなく所在場所も各地に飛んでいたんだけど、その中の一人がとんでもない人だったことが判明した。

    その人の肩書きが「国土交通省所管の財団法人・航空保安施設信頼性センター・東京空港無線保全事務所長」って、まったく国交省さんもいい加減にしてもらいたいですね!なのだ。
    しかも、それだけの地位のある人なので年齢も58歳。今年の4月まで国交省大和航空路監視レーダー事務所長だったという経歴なのだ。
    凄いなぁ

    と思った所で、でも犯人の特定は自宅のパソからアクセスしたって事で判明したんだろうけど、58歳って年齢だと息子辺りが大学生〜20代とかじゃないのか? てえことは本当の犯人は?なんて事も考えてしまうのだ。


     


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