ひねもす雑記 |
2005年12月11日(日)No Future |
かの「聖飢魔II」と「爆風スランプ」が再結成で復活だそうです。 (※共に早稲田の軽音サークルにあった「スーパースランプ」というバンドが母体。サンプラザが初代スーパースランプボーカルで、デーモンが二代目) 基本的にはお家事情というか、解散後それぞれのメンバーがあんまり表舞台に出てなかった事からの復活なんだろうけれど、聖飢魔IIに関しては今回は「次の世紀末まで残り95年も活動出来ていいな」という感じなのだ。 自分が20歳前後の頃、GS(グループサウンド)の「タイガース」や「スパイダース」「ワイルドワンズ」なんかが一次的に復活して、他のGSの人たちも便乗するように表舞台に戻って来ようとしていたムーブメントがあった。 (※GSは60年代中期にビートルズなどの和製版として登場したが、結局は芸能的に作られたブームで、60年代末にはメッセージ性の強いフォークムーブメントに駆逐された) その時、自分的にはGSの音は好きだったけれど、その舞台裏的な物には「オッサン達が喰い潰してどうしようもなくなったので小金儲けに戻って来たか」と、なんかバカにするような気分もどこかにあった。そして「大昔のバンドがいまさら復活しても」てな感じも。 (※時代的に80年当時はテクノやパンク、あるいは博多系のメンタイロックが主流だった) でも今考えてみると、あの時GSってのは解散後10年+αって所なのだ。今の自分の年齢的時間感覚で置き換えてみると「1990〜95年頃って最近じゃん」みたいな感じでもある。プチ懐メロって感じ。 もちろん、現時点でのリアル20歳にしてみたら「1990年って大昔じゃん」て事なんだろうけど、今、20歳の世代にとってイカ天などのバンドブーム(1990年前後)は幼稚園時代の話なのだ。 でも、バンドにしても何にしても昔頂点を極めてしまった物の復活ってのは、どう頑張っても昔のような盛り上がりは作り出せない。曲のクオリティも演奏の緊迫感も。 パンク魂 かつて「No Future !(未来なんて無いぜ!)」とか「Rock is Dead(ロックは死んだ)」などと叫んでいたパンクバンドの代表格セックスピストルズが復活した時はかなり引きました。 しかもメンバーが全員ぶくぶくに太って、髪の毛を必死にディップで固めて立てていたけど本数が少なくなってスカスカで…。 日本での情報としてはそんな格好悪くなった状態で「あぁぁぁ」なのだが、実は地元イギリスではもっと凄い事になっている。 ボーカルだったジョニー・ロットン(今はジョン・ライドン)は今何をしているかと言うと、イギリスのTVで大活躍中らしい。ファミリー向けバラエティ番組に出演しエキセントリックなギャグを連発する変なオッサンとして大人気で(志村けん?)、番組内で罰ゲームとして全身をダチョウに突っつかれたりして爆笑をとっているとの事(出川哲郎?)。 なんかパンク→既成概念を壊す事、だとしても壊しすぎ、ほとんど汚れリアクション芸人になっている状態なのだ。 思い出を壊さないでくれ。未来が無い!どころか、過去まで破壊するのは勘弁。(パンクを思い出として語る時点で間違っているような気もするけど) ま、オッサン連中が… とか言ってますが、そもそも「聖飢魔II」に至ってはメンバー全員がもともと10万歳超えだからなぁ イヨはもう40だから♪ 復活というと「キューティ☆マミー」名義で、松本伊代・早見優・堀ちえみが歌手再デビューてことらしい。曲はミッキーマウスマーチのパラパラVer. いまさらこのメンツ?というのと、いまさらパラパラ?ってのが、いい具合にB級な相乗効果を生んでいます。 でも、この中で松本伊代が40歳で最年長なんですな(早見優39・堀ちえみ38)。 1982年組と呼ばれるアイドル豊作の年デビューの人たち、もちろん現在20歳の人にとっては生まれる前の出来事。今30歳の人にとっても小学校低学年頃の出来事でやんす。 (※1982年組、他には小泉今日子・中森明菜・石川秀美・シブがき隊などなど) デビュー20年で、色々な形で芸能界にこうやって残っているって事は、きっとあと何十年も、死ぬまで「おばさんタレント」として活動していくんだろうなぁ。 これも自分の20歳前後に戻ってみると、中尾ミエとか、梓みちよとか、物心付いた時からTVの中になんとなく居て、かつては可愛かったとか言われた事に「それマジっすか?」と反応をせざるを得ない人々がいた。そんな感じなんだろうなぁ。 あと数年後には思いっきりテレビみたいな番組で、更年期障害とかについて頷いたりしている人になっていくんだろうなぁ。「未だに自分はイケている」という自意識だけを肥大させながら。 諸行無常の響きあり。 あと20年後、松浦亜弥・上戸彩とか辺りがその位置にいるのか?梨花あたりになると「すでに」に片足を突っ込んでいるが。 モーニング娘。なんかは、今年の紅白は、脱退したメンバーも勢揃いしての出演らしい(事務所を辞めたり移籍した人は含まず)って、すでに内部で同窓会的な懐かしい大会に突入している。 でもバンドと同じようにやはりアイドルってのも「思い出」になるから美しいんだよね。 |
2005年12月12日(月)椅子取りゲーム |
安倍晋三がなにかの席上でスピーチしたとき「うる覚え」という単語を使っていた。 この言葉はネット上で時々見かけるんですが、正しくは「うろ覚え」ですね。「うろ=虚」ってことで、巨木になった時にその中身に空洞が出来た状態を「うろ」と言うんですが、それと関連して出来た言葉。 自分的にはすごく収まりが悪い言葉なので聞いたり見たりするたびに「!」と思うんですが、コレが色々な所で多用され、いつしか「最近はうる覚えでも良しとする」などと辞書に書かれたらイヤだあ。 なんか当たり前のように「既出」の事を「ガイシュツ」と言っている人がいるんじゃないかとか思う現状では。 ネット的にはわざと >ふいんき(←なぜか変換できない) と書くネタもありますが。 椅子取りゲーム 山口もえが先日結婚したワケですが、なんか凄く解りやすい「IT長者の青年実業家」が相手ってのは、どうなんですかね? そして、山口もえが結婚で仕事をセーブしたせいなのか、未婚のほうが需要があるのか、なんか最近、藤崎奈々子を連続してTVで見かけた。 1990年代末に山口もえがマツモトキヨシのCM「何ンでも欲しがるマミちゃん」役で登場するちょっと前まで、1990年代中期は「トンチンカンなボケアイドル」として藤崎奈々子が色々な番組で重宝がられて出ていたような気がする。 それが、一瞬にして山口もえの登場によって座席を取られてしまったワケで、それ以降は藤崎奈々子がまだ芸能界にいる事は解る程度の露出になっていた(DHCのCMは所属事務所のタレントが出続けているので、そこで見かける) 山口もえの結婚を機に、マジに見かける度数が多くなった状態なので、現在虎視眈々と王座奪回を狙っているのかも知れない。(小倉優子はボケキャラではなく、もっと向こう側へ飛び越した痛いキャラなので使いにくい) やはりバラエティ番組の中で、ボケアイドルは同時に二人必要ない。しかし山口もえのボケはかなりあざとい感もあり「ここでボケます」の台本的。故にコンスタントにボケヒットを飛ばせるという使いやすいキャラなんだと思うのだ。 その山口もえが出現した当時(確か)フジ27時間TVの深夜枠で、何故かこの二人が同じ番組に登場した事があり、互いに刺激を受けたのか「負けてはならじ」といつも以上にボケたおして、番組として成立していない状態になった事がある。 その時の司会が「誰だよこんなブッキングしたのは!」と叫んでいた。 座席ということでは、近年その座席数が増えたような気もするけれど、オネエ系というか、カマ系の座席も限られているようで、KABA.ちゃんなどが出てくる直前までいた、山咲トオルとか坂本ちゃんとかは時々見かけるけれど隅に追いやられている。 さらに最近はメイキャップアーティストという肩書きのIKKOという人が出て来た。見た目はタイ出身のムエタイ選手みたいな人。 なかなか大変な世界なのだなぁ 現在、カマキャラも、デブキャラも群雄割拠て感じなのだ。 |
2005年12月13日(火)ロボット時代 |
新作ASIMOが発表された。以前も凄ぇ!と驚いたけれど、それを遙かに超える動きに進化していた。 以前の「走る」は走っているっぽいポーズで結局は競歩だったんだけど、今回のは倍のスピードでしかも瞬間的に両足が地面から離れている。つまり本当に走っているという状態なのだ。 あと、ジグザグ歩きが出来る。つまり横へのバランスも上手に取れる。曲がる時に以前は止まった場所で足踏みをして方向を変えていたが、最新版では腰をヒネって歩きながら方向を変える。て事で、マジに人工知能って部分以外はアトムに近づいている(空を飛ぶってのは物理的に厳しいと思うけど) しかし、これだけ進化したASIMOを「会社などでお茶を運ぶなどの業務が可能」とか言っているのはどうかと思うぞ。科学の粋を集めてカラクリ儀左衛門にやっと追いついたのか?って。(こっちは東芝の創始者ですな) 昔、石森章太郎の漫画で部屋一つ分のスーパーコンピューター電子頭脳を使い人間と同様の細かい指先を可能にして出来上がった「鉛筆削りロボット」というネタがあったけれど、それと同じような状態。 あと、合成して作られたASIMOの声が、なんかアトム(清水マリ)を意識しているような感じ。 あと足りないのは、歩くときにピコピコ音を発生させて欲しいって事なのだ。 |
2005年12月14日(水)仕事はつらいよ |
ここだけの話、実は自分もかつて建築設計関係の仕事を… と考えていた時期があった。 社会人になりたての頃、電気関係の製図(主に取り扱い説明書の図)などをやっていたんだけど、色々な話を聞くと「製図をやるのならちゃんと資格を取って独立した事務所を持った方がいいよ」とか「製図屋はある程度仕事は自動的に回ってくるんで食いっぱぐれはないよ」とか「どうせ製図やるのなら建築関係がいいよ」などと聞かされていた。 本来自分は電気関係に疎いので、そうだなぁどうせなら建築関係の方が仕事単価でかいよなぁと考えた。 そこで転職の際に建築関係の所を選び、その中で「働きながら建築設計の勉強も出来、資格も取れます」などと願ったり叶ったりの事を書いていた会社に入社した。 が、結局の所「建築設計関係の勉強」が出来るのは、遠く離れた場所にある本社だけの話。静岡の田舎にある支社は回ってきた建築関係の現場に資材を届け、現場の足りない資材を注文入れて…というものだけだった。 体力が無いのに毎日重い資材を積み込み、果ては極度の高所恐怖症なのに両手に重いタイルを提げビルの外壁に組んだ足場を使って3階まで上がるとか、もう肉体労働の極地。 結局、製図が出来ないというのが判明し退職したという過去がある。 つまり、この時運良く建築設計屋の仲間入りでもしていたら、今回の耐震偽造事件の渦中にいたかもしれない。 事務所なんか持って独立していたら「仕事をよそに廻してもいいんだよ」みたいな脅しをされたら、簡単に屈してしまうかもしれないのだ。ここで偉そうに「そんなデタラメ許せるかよ」とか書いていても、実際自分がそこにいたらデタラメな方向にハマっていないとは言い切れない。 ジャの道はヘビー 現時点の仕事関係で、ムチャな要求を出してくる所ってのは普通にあるわけで、金銭的な面では自分はペーペーなので関係して来ないけれど、日程的な部分で「そんなに短期間で急かされたら真っ当な仕事なんて出来っこない」というのを当たり前で要求してくる場合もある。 もっとも、その要求を飲んで必死にやり終えるとご褒美どころか「あの日程で出来たんだから、もうちょっと頑張ればもっと短い期間で出来るだろ」と、さらに条件が厳しくなるだけだったりするんですが。 5月直前なんかに「あと少し頑張ればゴールデンウィークだ」と追い込みを掛けている所に、ドサッと大量の仕事が舞い込み「これをゴールデンウィーク明けにチェックしたいから、それまでにヨロピコ!」みたいなのが平気で入った時もあった。 社会人になって仕事をすると、そんな理不尽な事も往々にしてある。 出版界でも当たり前ですが「この値段で出来ないのなら」「この要求がのめないのなら」と言うことで「他の所に廻しますよ」てのはあります。 それの悪循環で、とんでもなく面倒くさく条件も厳しいのに、単価が極端に低い仕事が多くなっている。必死に仕事をこなしているのに「予定売上に達していない」と言われる始末。 だからといって、法律で決まっている基準を破る言い訳にはならないけど。 |
2005年12月15日(木)おめでたい奴だぜ |
本屋のレジでぼーっと金額を提示されるのを待っていた。 今日はいつも買っている雑誌が新年特大号で厚かったり、全然興味ないけれど年末に発売される演歌歌手ばかりのスター名鑑と、週刊プロレスが発行している選手名鑑という、誕生日データの元ネタ本と、文庫本と、漫画単行本などを一気に買ったので、そこそこの金額になるだろうなぁ と思いつつ、レジから見える漫画コーナーに買い忘れた新刊を発見したが、まぁ今日はこんだけ買ったので良しとしましょうか、あれはメジャー出版社の本なので次に来たときに見かけないって事はないでしょ。などとぼーっと考えていた。 と、レジの係りのオジさん(50歳代半ば)が何か「オッ」と小さな声を発したような気がしてふと我に返った。 私の購入する本はすべてポスでバーコードを読み込んだ後らしく、レジのオジサンがそれにあったサイズの袋をレジ机の下からガシュッと抜き出している瞬間だった。 そしてその後ろで別の仕事をしている店員にオジさんが合図したらしく、後ろの店員が何やらレジの機械を覗き込んでいた。 なんだ?と思った瞬間、レジのオジサンは「凄いですね、ぞろ目です」などと、いきなりフレンドリーな言葉を掛けてきたのだ」自分は一瞬何のことなのか理解出来ず、日本人の得意技「曖昧な、笑っているかのように見える顔」を作ってしまったのだ。 そしてオジサンは続いて「4444円になります」などと言い放つのだ。 ぞろ目ねぇ・・・・、なんつーか小・中学生辺りが作っている、ブログと称したメモ帳と友達しか来ないようなサイトじゃないから、いきなりキリ番的な事を言われてもどう対処していいか解らないっす。さらに混迷の度合いを深めたような日本人スマイルを浮かべながら、1万円をレジに差し出すのであった。 その困った状況を全然察していないレジのオジサンは「なんかめでたいですね、きっと良いことありますよ」などと嬉しそうに釣り銭を返しながらのたまうのであった。 こっちは最期の力を振り絞って「は、はぁ」とさらに曖昧な日本人となって、何も悪いことしていないのに恐縮しながら本屋を後にするのであった。 本屋横の駐車場で車に乗り込みほっとひといき。 手渡されたレシートをしげしげと見直す。 4の行進ってムチャクチャ縁起悪いんじゃないかと思いつつ。 クリス’マス ここの所、真面目にトリビアを見ていなかったんだけど、久々にちゃんと見ると、やはりネタ的に「甘くなったなぁ」という感はいなめない。 最近は、本編は数本で、あとは種やガセビアなどで時間を埋めているのだが、その少なくなったトリビアも「クリスマスの英語表記でX'masと「’」が付くのは間違い」みたいなのをやっていた。 これって、そんなにみんな知らない話? 偶然だけど、先日の日曜日にバラ園に行った時、何かのチラシにこの「X'mas」の文字があったので「まだこの間違った表記してんのかよ」と普通に会話したばかり。 なんかマジにネタ切れなのかね?とりあえずメルマガ知泉のネタはまだまだありますぜ。 しかし、その次が「2006年1月1日は他の日より1秒長い」という閏秒のネタをやっていて「あぁぁぁぁ、今年最後のメルマガに載せようと温存していたのにぃ!」状態。 |
2005年12月16日(金)同じコンセプト |
で、この町中をCGだったり合成だったりする動物がうろつくってCM、少し前に別のCMでヒツジが大量にうろつく(迷えるヒツジ:ストレイプシープの意味)ってのを思い出す。 さらに最近放送され始めた総務府だかのCMでは、町中を大量のシマウマが歩き回るものがある。ラストにガード下で1匹になったシマウマが怯えているという、昨今の小学生が狙われる事件を警告するCMなんだけど。 なんか全部、同じコンセプトってのが見えて「ネタないのかよ」とか思ってしまうのだ。 たぶん連続して放送したら一貫したシリーズCMかと思ってしまうぞ。 |
2005年12月17日(土)1位が出場出来ない |
1位を取った浅田真央が「オリンピック選考時に16歳に満たない選手は不可」という項目にひっかかってオリンピック出場は無いとの事。 オリンピック委員会のオッサンも「私個人としては見てみたいと思うが、規約なのであり得ない話だ」とコメントを出している。 なぜ年齢制限があるかと言うと、その時期の少年少女はまだ発育段階にあり、そこで無理なトレーニングをすると身体的によろしくない、という事らしい。 でも、どの選手もその年代から無茶なトレーニングをしていたからこそ、世界の舞台に立てるようになっている気がするんですが。 まさか、16歳になってからスポーツを始めて、それでオリンピックを目指せるなんて考えていないすよね? で、この「成長期なので」というのはどうも後付の理由という事も言われている。 実は16歳に満たないという年齢制限が設けられたのは、この5年ぐらいの事で、実際、1998年の長野オリンピックで金メダルを取ったアメリカのタラ・リピンスキーはオリンピック出場時15歳8カ月、その前の1994年リレハンメルではウクライナのオクサナ・バイウルも15歳で金を取っている。 つまり逆に言うと、あの年齢が一番綺麗なフィギュアスケートを滑る事が出来るという事なのかも知れない。 この16歳に満たない選手はという部分は、どうもアメリカの商業主義と関係してると見られている。上記の15歳の選手たち、実は次のオリンピックには出場していない。それは下手になったという理由ではなく、金メダルを獲得した直後、競技選手を引退しどっちもプロに転向しているからなのだ。 つまり若い内から選手として成功しちゃうと、どうしても保護者でありマネージャーである親の思惑の方が強く、安易に金儲けの方に走らされてしまうという事なのかも知れない。それが17歳とか18歳なら、自分の意見で進むべき方向も決められるので… って、どっちにしろ変な理由であることには違いないんだけど。 しかし浅田真央が次のオリンピックに出場となると19歳。上記の理由から考えると選手としての頂点を超えてしまう年齢かも知れない。 難しい問題なのだ。 ちなみに、個人的に安藤美姫が苦手、あの歯ぐ… ではなく、自分の事を「ミキはね」とか言うパターンが。 野ブタ。をプロデュースの最終回 今期、見たドラマがこれぐらい(と言いつつ、1.2話とラスト2話だけっすが)という、やっぱ自分は毎週決まった時間にドラマを見る習慣ないなぁと痛感。 しかし、あのラストでいいのかね?3ヶ月もやってあれかぁと言う拍子抜けな気もするし、現実感ゼロな話だなぁ。 しかし戸田恵梨香の演じる上原まり子が悪役じゃなかったて事で、美人でしかもいい人っていう逆につまらない役。というか、ドラマ的にこの人が実は影で色々悪いことをしていたって展開だと、あまりにもベタな「意外な犯人」だったという気がします。 で実は悪い人だったという親友役の柊瑠美っすけど、かつてNHKのTV小説「すずらん(1999年4-9月)」でヒロインの子供時代を演じた時(11歳)は美少女と騒がれていたような気もしますが、こんな感じに成長していたんですな。 当時かなり人気になって、その「すずらん」の少女時代の話を中心に編集された物語が映画「すずらんのうた」として公開されたり、その年に生まれた女の子の名前にヒロインの役名「萌」の字が多く使われたという事もニュースになっていた。 そうか、こんな風に成長していたか。 |
2005年12月18日(日)洗濯機 |
昨日まで普通に動いていたものがいきなり動かなくなってしまった。よく考えればこの洗濯機は10年以上ほぼ毎日稼働していたので、そりゃ壊れるさって状況だったのだ。 しばらくの間、色々格闘したのだが、どこがどう壊れているか解らない状態。とにかくモーターがピクリとも作動しない。 が、実は我が家にはこんな事があっても困らない理由があったのだ。 今から10年ちょっと前に家の建て直しをしたのだが、その時に近所にあった空き家を借りて住んでいた。ここは自分が小学校時代に東京で医者をしていた老夫婦が引退後に隠居場所として住んでいた家で、そのおじいちゃん先生が亡くなり、もう10年近く空き家になっていた家なのだ。 我が家はどういう関係か知らないが、その家の管理を任せられ、年1度ぐらいの頻度でその家族が訪れる時にカギを預かったり、使っていなくても基本料金を取られる電気代などの管理をしていた関係で建て直しの間の数ヶ月、貸してもらっていた。 そこに80年代中期に購入した1槽式の洗濯機があった。年式は85-86年とあったので、すでに20年が経過しているが、別荘にあったモノと言うことでほとんど未使用に近い状態だったのだ。 その別荘は5年ほど前、もう使わないという事で売りに出し、その際に先方から「別荘にある色々なモノ、ご利用でしたら差し上げます」との話があり、その洗濯機を「とりあえず」てな感じて貰ってきて、我が家のプレハブ物置に収納していたのだ。 ※その時、自分はその書棚にあった昭和初期の百科事典とか昭和1桁時代に発行された本などなどを譲り受けた。 で、いよいよその洗濯機が出動開始なのだ!と、古い洗濯機(年式はこっちの方が新しいけど)を外へ運び出し、それを運び込んだ。 しかし動かないのだ。とりあえず電源は入り、水もガシャガシャ槽に流れこむのだが、それ以降がウンともスンとも状態。さらに排水も出来ないので槽にただ水が貯まるだけ。 う〜〜〜〜む、やはり機械は使わないとダメになっていくモノなのか。と考え込むのであった。 そして決断!買い直すのだ!という結論に達し、家電量販店へ向かうのであった。 でも普段から洗濯機をチェックしているワケでもないので、どこがどう良いのか、どこがどう悪いのか、複数の商品を前にして呆然とするしかない。 とりあえず、CMなんかで盛んにやっている「少ない水でビートウォッシュ」とか辺りになると値段もグンッと上がるし、乾燥機は付いて無くてもいいし、洗濯槽の大きさはこのぐらいで良いし、と徐々に絞り込み、最終的に型式が1世代古いらしく表示価格よりさらに1万円値引き!というモノに決めた。世代が古くても別に問題ないし。 ということで、レジで配達関連の書類を書いている時に「で、今までお使いだった洗濯機は?」という事になり、そんな邪魔なモノあっても困るだけなので「ひきとりお願いします」となった。 で、よく考えれば我が家には現在不要な洗濯機が2台もあるのだ。 結局、その二台の引取&配達取り付けを加算すると、さっきの1万円引きなんてのを遙かに超えてしまっている。ま、そんなモノか。 といきなりの散在をする年末であった。 洗濯機を見ていてタイマーが付いているのがあるのにちょっと疑問だった。あと何分後に終わるというタイマーではなく、洗濯開始があと2時間後とかのタイマーなのだ。 炊飯器のタイマーだったら、朝食の少し前に炊きあがり、ふっくらしたのを… とかあるんだけど、洗濯の場合「帰宅する時間に合わせて?」 と疑問に思ったんだけど、これは私のような田舎物向けではなく都会でアパートなんかに住んでいる人用なのかも知れない。 つまり共働きなんかの場合、どうしても洗濯を開始できる時間が夜になってしまう。が、アパートなんかだと結構うるさいので問題あり、で、タイマーで仕事に言っている真っ昼間の洗濯機廻しても問題なさそうな時間に勝手に作動する。って事なのか? そうかそうか、そうなのか。 |
2005年12月19日(月)トレス1 |
その当時の話題で、某少女漫画家が作品中の絵数点が「スラムダンク」などで使われた絵をトレスしたものだった事が判明し、その結果として連載打ち切り、発売中のコミック回収などの騒ぎになっていたらしい。 この手の話は以前も雑記で書いた事があるし、それらを検証するサイトも存在しているワケですが、今回は見事にアウトとなり、TVや新聞などでも取り上げられ、作家自体に処分が下った。 今回の事件の検証サイトを見ると確かにトレスとしか思えないような絵が並んでいる。人物の動きや配置だけじゃなく、それぞれの服のシワまで合致しているので「偶然」はあり得ない状態。 作品中にバスケをやるシーンが出て、そこがいきなりスラムダンクだったとの事。しかし他のシーンとのデッサンの差はどうつじつま合わせていたんでしょうかね?(しかしバスケのシーンは物語の中で必要とは思えない箇所らしい) 時々、仕事でも少女漫画関係の絵に触れるんだけれど、とにかく(これがプロ?)と思うようなデッサン力の人も時々いて度肝を抜かせてもらうことがある。 立体感がないとか、複数の人が居ても絶対同じ地面に立っていないよなという配置力だったり、常に肩にハンガーを入れたかのような動きの無さ。あるいは顔のアップの連続で、今どこにいてどのようなシチュエーションなのか全然解らないとか。 少年漫画でも酷いのはいますが、少女漫画ではマジに背景もスカスカだったり、主人公数人以外はどう考えてもキャラ分けしてないだろとか思う物がやけに目立つ。 特にアクションシーンとか動きのある絵が苦手な人が多いみたいで。 だからスラムダンクなんすかね。 |
2005年12月20日(火)トレス2 |
どうやら、今回の騒ぎになる前に数度「絵の盗作疑惑」が持ち上がり、謝罪みたいな事をしていたらしい。 さらに、去年の夏頃に雑誌に掲載した話が「気の弱い青年が電車の中で女性を助け、その女性と仲良くなるために周囲の人のアドバイスを受け…」という、どっかで最近ドラマになっていたよなぁという物だったそうで。タイミング的には2ちゃんねるでの話が完結して、出版されるかも?と話題になっていた当時。 それに関しても騒ぎになり、作者は「2ちゃんねるで同じような話があるのは知りませんでした」と反論していたらしい、でもタイミング的にマズすぎるよね。そして、その話は単行本では大幅に話を書きかえて収録されていたそうで。 あと、複数の芸能人の写真集を元にしてイラストを制作していた事も判明(漫画表紙など)。この辺りは多くの作家がポーズの参考として写真集などを利用しているとは思うけれど、この人の場合はポーズだけではなく服装や背景までまったく同じにして顔だけ自作品のキャラにするって感じの、あんまりオリジナリティを感じさせないストレートさです。ちょっと腕の位置とか服装とか替えるだけで、それはそれでオリジナルになったと思うんですけどねえ。 しかも「写真集を見てデッサンして使う」ではなく、どうやら検証した結果、トレスして完璧に写真を下書きとして利用していたらしい。今だったらパソコンで漫画書くのも一般的なので、写真を取り込み、その上でタブレットを使用すれば、デッサン力が無くてもそこそこの絵が描ける。 漫画のトレスもパソコンで絵が描けるって利点を最大限に生かした手法なんだろうなぁ さらにダメっぷりを暴露してしまったのが、その検証サイトにある掲示板。 ほとんどが批判的な書き込み中心なのだが、時々ファンの子が「やってしまった事を反省して、続きを書いて欲しいです」みたいな書き込みをしている。その気持ちも分からないでもないけど…。 そんな意見のひとつとして完全擁護意見が書き込まれた。 「トレスなど切り張りだけであれだけ感動出来る物語は作れないと思います。トレスなど小さな事で、物語としてのクリエイティブな方向性は…」などと復帰を臨む意見が書き込まれていた。 が、その掲示板の管理人さんがその直後に「このファンの方、なぜか(問題になっている漫画家)さんと同じホスト.IPですね」と暴露してしまったのだ。つまりその漫画家自身がファンを装って擁護意見を述べていたらしい。 あぁ自分で完全にアウトな状態を作ってしまった。 |
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