ひねもす雑記
2005年12月21日〜31日


▲2005年12月21日:水:腰
▲2005年12月22日:木:世界初のシングルCD
▲2005年12月23日:金:10年選手
▲2005年12月24日:土:アキバ
▲2005年12月25日:日:名前
▲2005年12月26日:月:おらぁズボラだど
▲2005年12月27日:火:雑誌が貯まる年末
▲2005年12月28日:水:うるう
▲2005年12月29日:木:責任者、出て来ぉ〜い
▲2005年12月30日:金:ヤマト・ガリレオ
▲2005年12月31日:土: 
  2005年12月21日(水)腰

    今年を消去
    毎年恒例の竹内まりあの歌うケンタッキーフライドチキンのCM曲が流れている。
    それが妙に頭に残り、仕事中に脳内リフレインしていた。が、ふと脳内で流れている曲の歌詞を整理してみると
    「♪クリスマスが今年もやって来る♪楽しかった出来事を消し去るように〜♪」
    って、激しくダメな歌詞になっているっす。消しちゃダメじゃん。
    ※「素敵なホリディ(Bon Appetit !収録)」
     正しくは「♪悲しかった出来事を」
    憂鬱な腰痛
    前から何度も書いてますが、現在腰痛がかなり痛い。
    ここに来てさらに状態が悪化している感があり、座っている時などはいいけれど、動き出そうとするとズキン!グキ!と激痛が走る。おかげで現在の動作環境は新型ASIMOより劣っている。
    で、実際には翌日の雑記分ですが↓

    朝起きたらマジに腰に激痛が走り、ベッドにカラダを起こすのがやっとになっていた。
    そこから立ち上がるのがやっと、トイレに行くのも必死、その段階で「今日は会社に行けない」と判断。

    前日も会社で椅子から立ち上がってコピーを取りにいくのもやっと状態。本当に初期型ASIMOみたいな腰を少し落として摺り足でって感じ。
    なるべく「腰痛い」なんてのは格好悪いので知られたくないけれど、もうどうしようもないっす。
    てな事で、頑張って階段を下り、夕べの風呂を暖め直し入る。少し腰が温まると痛みが和らぐのだ。
    で、何度かかかった整形外科へ....と思ったらなんと「木曜日定休日」との事。がーん。

    その整形外科は実はバラ園のすぐソバにあるので、立ち寄り、そこで「ここの鍼灸治療院っていいらしいよ」という箇所を教えてもらってそこへ行く。
    2時間ほど、腰に針差して電気を通す。鍼灸師の話では「前から調子悪かったでしょ。今日1回だけじゃ70%程度しか直せない、あと数回来てくれないと」という事だったんだけど、今回、初診料含めで7000円。う〜高い。

    しかし70%というけれど、その場で微妙に良くなった状態で、1時間ぐらいすると前と同じような痛みが戻ってきた。
    今回は初診料込みだったけれど、他の通院客が5000円ほどの金額だったのはチェックしたので、このまま通院だといくら掛かるんだろうか?
    とりあえず今日は背に腹は替えられない状態の痛み回避だったので、土曜日は通常の整形外科へ行こうと考えている。そっちは保険利くし、1回や2回、針をやったから直るとは思っていないので、長く通える方を選択しようと思っている。

    でも、仕事的な事を考えるとこの先もデスクワークしか私にはないワケで、なかなか前途は厳しいのだ。
  2005年12月22日(木)世界初のシングルCD
    なんか世間では今日は「クリスマスイブの準備日」だと勘違いしていないか?
    TVでは「今日はクリスマスイブイブです」とか言っているし、今日は天皇誕生日だぞ。きっと子供の頃からクリスマスと誕生日を一緒にされてしまった天皇の誕生日だぞ(天皇家は神道なのでクリスマスやらないかも知れないけど)
    で「イブイブ」ってのもどうっすかね?
    イブは「イブニング」の意味。
    昔は1日の切り替わりは日没だった時代のなごりで、日が沈んで翌朝に明けるまでの半日がイブ。それが「前夜」という意味で、現在に至っている。
    ニューイヤーイブも実際には大晦日の夜に日が落ちて初日の出までの事を指している。

    世界初のシングルCD
    以前メルマガで
    ☆現在はCDレーベル面に写真があるのは当たり前だが、世界初のピクチャーレーベルCDは島田奈美の『VIA AIR MAIL』(1987:日本コロムビア)
    というのを書いたんだけど、ちょっとネット検索していた時「世界初のシングルCDも島田奈美」という文章にぶつかった。
    ありゃ?自分的にはピンクフロイド「Learning To Fly」だと思っていたんですが…
    ということで、ネット検索してみると(ネットの情報は半分疑って掛からないといけないと思うけど)

    ・THE POLICE「Don't stand so close to me」
      (1986年『SYNCHRONICITY』収録)
    ・GENESIS「LAND OF CONFUSION」
      (1986年『INVISIBLE TOUCH』収録)
    ・PINK FLOYD「Learning To Fly」
      (1987年『A MOMENTARY LAPSE OF REASON』収録)
    ・島田奈美「ハロー・レディ」(1987年11月11日)
    ・中村由真「君の夢に飛びたい」(1988年02月21日)
    ・水谷麻里「曲名不明」(活動期1986.3.21〜1988.3.2)

    と、これだけの候補が挙がった。この中で水谷麻里のシングル「春休み」はシングルCDで持っている(中古)んだけど、これの発売が1988年3月2日なので、ここに記載した曲の中では最後発ということになる(それ以前のシングル数枚はアナログで所有)
    ただ、日本ではどうも1988年2月21日に一斉に10数枚のシングルCDが発売されたという情報もあるので、どれが最初!って感じかは難しいです。
    7月19日の雑記で書いたんだけど、よく雑学で、世界初のCDは大滝詠一「A LONG VACATION」洋楽ではビリー・ジョエル「ニューヨーク52番街」とかって話を聞くことから調べてみると、実は1982年10月1日に一気に50タイトルが発売されているので、そのシングルCD初登場の時も一気に複数枚って感じだったんだろうなぁ、それが1988年2月21日。

    ちなみに最初のキッカケになった島田奈美「ハロー・レディ」なんですが、実はこれ確かにシングルCDなんですが、アルバムサイズの12inchでのシングルだったみたいです。
    そう考えると「世界初」てのが全世界同時だったのかが不明で、洋楽の1986年辺りの物がクリア出来ない事には「これが世界初!」てのは難しいっすね。
    雑学としては詰めきれていないので、採用不可って感じですな。
  2005年12月23日(金)10年選手
    いやはや、年末ですなぁ
    来年は1996年て事で、この雑記の一番古い物が1996年1月18日の物で、漫画家の坂口尚氏が死去したという話題。もう10年前のことなのだ。(連続して文章が始まるのは1996年5月から)
    この当時はまだパソコン通信時代で、カチッと毎日毎日日記的に書くというスタイルではなく、知人のパソコン通信のネット内に専用掲示板を作ってもらい、そこで書き殴っていた。だから、これといったテーマもなくだらだらと進んでいった。で、掲示板なので他の人も自由に書くことが出来、色々な意見交換もあった。
    今思うとこれってBlogじゃん、て感じなのだ。

    しかし、子供時代から日記なんてものは夏休みの強制的日記を別にして、三日坊主続きだったのが何故10年も続いているのか不思議。
    そんでもって、10年前の文章を読んでみて思うのが「基本的な文章力が全然進歩してないっす」という事なのだ。
    一時期から「読者がいる」ことをかなり意識して解りやすいとか相手に伝えるという部分を念頭に置き文章を書くようになったんだけど、基本的には「変わってない」って事か。
    日々勉強だと思うけれど、もっと真剣に文章を書くという事を考えながら書きたいなあと思ったりもする。と言いつつ、仕事が忙しくなるとかなり投げやりな文章を書いたりもするので、その辺が課題の一つなのだ。

    で、文章で相手に何かを伝えるというのは実は簡単で、実はかなり難しい。
    その喋り言葉的な物のニュアンスを伝えるのは困難なのだ。もっともっと努力、が来年の目標の一つなのだ。

  2005年12月24日(土)アキバ
    サンタが街で暴露する
    昨日発行したメルマガの冒頭の一言
    「我が家は仏教を信仰しているのでクリスマ…(以下略)」
    でしたが、もう一つの候補は
    「♪サンタクロース is カミングアウト」
    これはメロディに載せないとギャグとして伝わらないかなとか、「何カミングアウトしたんだよ!」とさまぁ〜ず三村に突っ込んでもらわないと落ちないかなあとか思い、保留。
    もしかしたら、ネタが無くなった来年に使うかもしれません。

    秋葉原
    今年は今さらながら「秋葉原」が注目された年でやんした。
    で、いわゆるソッチ方面の人を「アキバ系」などと読んでいたんだけど、秋葉原のことをアキバというのはつい最近のことっすかね?
    実はいまから10年ちょっと前、パソコン通信時代に、東京でオフ会が開催され、自分的は機械ヲタでも、特殊ソフトヲタでも、ゲームヲタでも無かったので興味が無かったんだけど、流れで秋葉原に行くことになった。
    美少女系ゲームとか、なんやらよく解らないパソコンの部品やら、私にはさっぱりな街でした。神田古本街なら何時間も過ごせますけど。
    で、そこで豆知識として「秋葉原は元々アキバガハラだった」というネタを話し、だから「アキバ」っていう方が正しいんだよ的な流れになり、その一部ではアキバという言い方が使われていた。
    さらに当時、ネオアコブームで「渋谷系」とか「新宿系」という言葉が流行っていたので、ギャグ的に「じゃ、ヲタクな人々はアキバ系だね」などと話していた覚えもある。(ついでに文系、理数系、体育会系という流れとは別を流れている、使い物にならない美術会系という単語もその後考案)

    ま、それが発祥で今のように広がったのだ!などと痛い事は言いませんが、なんか自分的には「アキバ系」という言葉は懐かしい響きがあるのだ。
    ついでに「萌え」という言葉もその1992年当時にすでにパソ通内でディープな方々が使っておりまして、興味が無くなったフィギュアなんかは「萌えないゴミ」とか言ってました。
    ついでにそのパソ通のオフ会に出て「なんか異常にチェック柄のネルシャツが多い」という現象に気が付き、そこからチェック柄は怖くて着れません。いやはや。
  2005年12月25日(日)名前
    指定席へようこそ
    世の中には「ちょっと考えれば」という部分でミスを犯す人がいる。
    そもそも泥棒なんかする人なので、賢くはないと思うが「空き巣に入った家から盗んだコンサートチケットで逮捕」という事件があった。
    岡山県で10月15日に女性(29)のマンションに不審者が浸入し、現金・貴金属、そしてEXILEのコンサートチケットが盗まれた。広島市でのコンサートが全席指定だった事から「もしや」と思った被害者女性が、12月11日に当日券で会場へ乗り込み、本来自分が座るハズだった指定席に座っていた女性がいたことから、広島県警へ通報して女性に事情聴取をすると「知人男性に貰った」ということが判明し、事件から2カ月後に犯人(47)逮捕となった。
    しかし、全席指定だとかって考えなかったのかね?

    今年の名前
    明治安田生命が今年生まれた保険加入者の子どもの名前ベスト10を発表した。
    それによると

    01位… 翔 ………… 陽菜
    02位… 大翔 ……… さくら
    03位… 拓海 ……… 美咲
    04位… 翔太 ……… 葵
    05位… 颯太 ……… 美羽
    06位… 翼 ………… 美優
    07位… 海斗 ……… 凛
    08位… 輝 ………… 七海
    09位… 太陽 ……… 美月
    10位… 大和 ……… 結衣

    だそうです。対象者が保険加入者って事なので、サンプル数が男4292人、女4082人と少ないし、実際にはそれぞれが何人居たのかは不明ですがなかなか「凝った名前」と思われそうな名前が実は多数って状態ですな。
    それぞれが何かのドラマ、漫画、芸能人なんかに影響されまくっている感じだけど、男1位の「翔」なんかは80年代中期頃からずっとキープしてますな。銀蠅とか「ハイティーンブギ」の登場人物もこんな名前でしたっけ?でも男2位「大翔」女1位「陽菜」が読めない。自分はもう思いっきり古い人間なのでは?と思ってしまう年末であった。
    女性7位「凛」は「僕と彼女と彼女の生きる道」の女の子の名前ですな。

    これは漢字表記での順位で実際には「翔」はショウだけでなくカケルとも読むらしい。女9位「美月」はミツキだけでなくハルルという、どうしたらそうなる?状態の読みもある。
    名前に付ける漢字は制限されているが、読みはどう読んでもいいって事なのでムチャをする親もいる。
    中には「海月」と書いて「海=マリン」「月=ルナ」で「マリナ・マナ」というクイズのような名前もある。
    もっとも「海月」と書いて一般的には「クラゲ」と読みますが、その事を親は知らなかったんでしょうかね。そして、難読名前を付けられた子どもは何十年に渡って毎回毎回読みを間違われ、その度に訂正する事となる。

    ※自分なんかは別に難読名前ではないけれど「喜」を「善」と書かれるパターンが異常に多い。学生時代も社会人になっても。現に現在、会社の中での登録名前で「善」になっている物も多々ある。もう面倒臭いので訂正もしない状態。
    ※一時期は難読漢字名前が異常に多かったんですが、最近は落ちついたみたいです。

    そう言えば今年の漢字一文字が『愛』ってのになったそうですが、それは今年を象徴しているのかなぁと、疑問に思ったりする。(一時期女の子の名前で上位にありました)
    実際の事を言えば、今年の漢字は『沌』とか『隠』とかマイナス傾向の漢字だと思うんですが。 そう言えば、今から20数年前にNTVで「24時間テレビ」が始まった時、イメージキャラクターをNTV「スター誕生」からデビューして飛ぶ鳥を落とす勢いだったピンクレディが努めた時の事をいきなり思い出した。
    その時のテーマも「愛」そしてテーマ曲ではこんな事が歌われていた「世の中に愛という言葉が溢れ、当たり前の言葉になれば、愛という言葉は必要なくなる」と。
    つまり今年を象徴する言葉が『愛』っていうのは、それだけ人々の間で愛が特殊な目立つ言葉になってしまったという事かもしれない。
    そう言う意味では今年を象徴しているのかなぁ
    などと、ちょっと社会批判的な事を書いてしまったりする年末であった。

    P.S.
    なんか「マジっすか?」状態なんですが『陽菜』って「ひな」と読むらしい。なんで、これが順位1位なんすか?(「はるな」「ひなた」とも読むみたいっす)
    大翔は「ひろと」「だいと」「つばさ」だとの事。
  2005年12月26日(月)おらぁズボラだど
    ダメダメ人間ここに極まる
    私は天性のずぼらでダメ人間である。
    こんなサイトやメルマガなどを細かくやっているので、凄く緻密で神経質で… と思う人もいるかも知れないけれど、実際の事をいうと激しくいい加減。
    なにか機械物を購入してもマニュアル読むのが面倒くさく、ただの直観で使い始め、直観だけで使い倒す。
    その為に1年以上使い倒した機械に元々備わっている機能を偶然発見して「おぉこんな裏技が」と感動することもある。傍から見ればかなりマヌケな話なのだが。

    例えば、先日購入した新iPodなどはビデオを見る機能があるんだけど、未だにそれでビデオを見たことが無い。そもそも、ワザワザ自宅でビデオをiPodに仕込んで、出先で見る必然性がないからなのだが、先日、パソコンショップでビデオを流しているiPodに遭遇して「おぉ凄い」と驚いたりする私がいたりする。
    オマケ:「iPot(象印)にどうやって音楽を入れるのだ?
    いや、ネット検索すると「アイポット」と書いてあるサイト多いっす。
    キヤノンMP770 で、この時期というと年賀状なんですが、母親に頼まれて年賀状をデザイン・印刷をした。このプリンターは購入してからすでに1年以上経過しているんですが、そもそものキッカケが「CDラベルを印刷できる機種」という事でチョイスした物。ついでにコピーも取れ、スキャナーとしても使える複合機なのだ。
    つまり自分的には「紙にプリント出来るのは当たり前、それプラスCDラベル印刷&スキャナ」と考えていて、この1年かなり使い倒してきた。

    で、母親の年賀状を印刷して、その時ふとプリンタの脇を見るとSDカードなどの挿入部がある「おぉこんな物が」と思い、デジカメのカードを入れてみる「便利じゃん」なのだ。
    へぇ結構便利なんだな。と思いつつ、スキャナの蓋部(と言うんでしょうか)を開けてみる。
    あれ?なんだこれ? そのスキャナの蓋部が外れるようになっている… とそこをチェックすると「おいおい、このスキャナってネガフィルムもスキャン出来るのかよ、マジ凄いっす」
    と購入1年以上経過して、今さら驚いたりする私であった。
  2005年12月27日(火)雑誌が貯まる年末
    親切心が仇
    ワープロ入力で「ときわ」とやると「常盤」でも「常磐」でも出てくる
    ワープロ入力で「茨城」はイバラキでもイバラギでも出てくる
    親切心かも知れないが、本当はどっちなのかよく解らなくなるので辞めて欲しいのだ。

    ゴミの年越し
    そう言えば、先週の金曜日は思いっきり腰が痛くて、力仕事どころか動くこともままならなかった。
    そんな日が今年最後の特殊ゴミの収集日だったりするのだ。いわゆる雑誌やらプラスティックゴミやらのゴミ専用日。
    実は夏ぐらいから「雑誌捨てたい」と思っていた。
    自分の住んでいる地域は毎月第4週金曜朝が雑誌などの収集日なんだけれど、この金曜日の朝ってのがクセ者なのだ。

    雑記で何度も書いているように、今年の夏以降は仕事が異常な状態になっていた。特に「金曜日の夕方までに」という締め切りのされかたが多く、その為には木曜日に目処がつく所まで仕事を終わらせなくてはいけない。で、仕事量が多かったために木曜から金曜にかけて徹夜になってしまう事が多かった。それが運悪く毎回のように第4週で、捨てたい捨てたいと思いつつ、そのまま山積みとなって、部屋に雑誌がたまる一方となってしまった。
    資料として保管する雑誌と読み捨てる雑誌に分けているんだけれど、それの両方がガシガシ貯まる。今年は特に。

    朝ほぼ毎日のようにコンビニに立ち寄りコーヒーを購入し、そのついでに目に付いた雑誌などを買っていたが、その雑誌を読む時間すら取れない時が多く(会社の昼休みも仕事をしなくちゃいけない状況)、結局ほとんど読んでいない雑誌が多い。
    もっとも雑誌の多くが「今」を扱っているので、今さら読んでもねえ的な状態ではあるんですが、読まない雑誌を捨てるのも… という「勿体ない」と思う昭和世代なのであります。 こうして、また部屋に本が増えていく。

    来年1月最終金曜日朝は平和でありますように。
  2005年12月28日(水)うるう
    来年は元日が1秒長い
    という事はメルマガに書こうと温存していたのに、先日の「トリビアの泉」でやられてしまったワケですが(2006年1月1日午前8時59分59秒の次に60秒が存在する)、この事を「うるう秒」と呼ぶ。

    でもよく考えたら、1日長い時の事は「うるう日」とは呼ばず「うるう年」と呼ぶ。
    つまり1秒多い時を「うるう秒」と呼ぶのなら、1日多い時は「うるう日」では無いかと。
    うるう年と言うことが「1年分多い」という意味になってしまうのではないかって事なのだ。

    つまり2005年と2006年の間に1年間「うるう年」がありますよ。てなイメージになってしまうのだ。
    1日多い年だから「うるう年」と呼ばれているのなら、1秒多い分で「うるう分」なのでは無いか?などと、ここで誰にも届かず、あんまり理解されないような事を書いている年の瀬であった。
  2005年12月29日(木)責任者、出て来ぉ〜い
    コピペBlog
    なんやら某無名アイドルが、色々なアイドルのbiogをコピペして自分のblogに書き込んでいたという事件発生。
    そこを見に行ったんだけど、マジに「そのまんま」。所々、元blogに固有名詞(友人の名など)が出てくる場合は文章いじってあったけれど、それ以外は改行などを含めて、そのまんま。
    逆に凄いなぁと思ったのは「今日ピンクのふわふわクッション買ってしやわせ」みたいな文章をコピペした時、元ネタにある写真とソックリのクッションを用意して写真撮影したり、洋服自慢の時も同様。写真はコピペではないけど、まったく同じような構図で同じような写真を撮影して貼っている。

    ここまでやると、個人的ではなくスタッフ込みのコピペではないかと勘ぐってしまうのだ。 ということで「アホなアイドルが他人の文章コピペしていました」で終わったんだけど、話はもっと違う方向に転がってしまった。

    プロデューサーって
    実はこのblogってのは、プロデューサーおちまさと氏の企画で「6人の新人アイドルがそれぞれblogを書いて、その閲覧者の最も多かった人が写真集を出せる」という物で起こった話らしい。 この手の競争して勝った人が...ての、TVなんかではもうすっかりパターン化して面白くないんですが、ネット内ではまだ生き残ってましたか。
    つまり、その某アイドルが有名アイドルのblogをコピペしたのは「閲覧者の多いblogをコピペすれば、ここも閲覧者が多くなる」って考えたのではないかと。でも、閲覧者が多い他のblogの場合、もともと書いている(とされている)アイドルが人気あるからなんだけどね。
    そんなこんなで2ちゃんねるでこの事が有名となり、別の意味で有名となと、希望通りアクセスが異常に増え、他の出場者の10倍近くのアクセス数となりダントツに勝ってしまった。

    多くの批判する人がblogを訪れコメント欄に書き込んだため、結果としてblogの特徴でもあるコメント欄が削除され、問題箇所として指摘された部分が改変され始めたらしい(が、次々と色々なアイドルblogからのコピぺが発覚し、検証用サイトまで誕生する)、そのままクリスマスが終わって、予定通りの日程で企画が終了した。で、その直後コピペしていたアイドルの書いていたblogが消滅した。他に出場していたアイドルのblogでも何も説明もなし(企画がつぶれたって事も不明)。
    この企画のプロデューサーおち氏のblogでは、この件に関し運営者が「不正があったので企画は無かった事に」との書き込みがあった。

    著作権
    実はその前日おち氏は自分のblogで「著作権を考えていない奴が多い、俺はそいつ等と戦い続ける」という趣旨の文章を書いている。
    しかし企画が出場者のコピペで終わった後のblogでは「意味わかんね」と不正した事に関して文章を書いている。「blogってのは自分の言いたい事書く場所で、コピペって意味わかんね」みたいな事を書いている。自分も同じ考え。自分の感情を表現する場所だから。それ以外の文章は「企画がつぶれて残念」って事だけぐらいしか書いていない。
    確かにコピペは某アイドルの責任だけど、企画者はそれを応援してきた人に一言謝罪なり説明なり必要だと思う。プロデューサーは総監督って意味だから。

    危機管理能力
    今年は色々な事件が起こったけれど、その多くが「本当の責任者が事件の重大さを自覚せず、謝罪もろくにせず、他者へ責任をなすりつけるだけ」などの、嫌な感じがあった。
    最初の段階で自分の責任を自覚し謝罪などしていれば、その後に大騒ぎに成らなかったのではないか?という事件も多い。
    危機に関してどのような対応をするか?という危機管理能力は場を仕切る長には絶対条件だと思うのに、それが出来ずバカな保身しかできない人が多々ある。そこで事件をどの方向に向けてしまうかの分かれ道になると思うのだ。

    ※雑記の横のアイドルはコピペされた側っす。
  2005年12月30日(金)ヤマト・ガリレオ
    今年の一言
    いやはや年末ですな。
    なんやら街は年末年始の買い出しでゴッタがえしているみたいすけど、それを見越して先週買い物しておいて正解かも知れないでやんす。
    と言いつつ、先週の土曜日は思いっきりクリスマスイブでそれなりに混んでいたんですけどね。
    さらに問題なのは、正月用の買い出しだったのに、まだ正月関連の品物(おせち材料とか)が売っていなかったり、あららって感じでしたが。

    で、そこで今年を象徴する言葉を聞いてしまった。
    買い物最中にすぐ近くに寄ってきた5歳ぐらいの男の子がこっちに向かって何かよく解らない言葉をかけてきた。「ん?」とそっちを見た瞬間、少し離れた所にいた母親らしき女性が
    「知らない人に声かけちゃダメでしょ!」と、その子の腕を引いたのだ。
    「まさに今年の一言だなぁ」と苦笑いっすけど、なんか少しイヤンな感じ。

    ヤマト
    今盛んにテレビCMが流れている「男たちの大和」ですけど、製作が「角川春樹事務所」なんすね。
    元々、戦争絡み映画が苦手なんだけど(内容が反戦だったとしても)、角川春樹が絡んでいる段階でウゲ度がアップ。

    盛んに放送されているCMで流れている主題歌が長渕剛だってので、さらにウゲ度アップ。 なんか苦手な物が山積されている。
    製作発表だかの記者会見で出演者が「もし同じ立場に置かれたのなら、愛する人の為に自分も大和に乗るでしょう」的な事を全員が熱く語っていたのも、苦手度数をガンガン上げていた。

    原作を知ってさらにウゲ....。なんと原作が「辺見じゅん」
    この人、角川春樹の実姉。
    なんか、永遠に見ないでしょうなぁって感じ。

    現在、角川書店の社長は創業者・角川源義の次男、角川歴彦。
    角川春樹が角川書店の社長を辞めたのはクスリで逮捕(1993)されたからなんだけど、次期社長を継がせようと思っていた息子が社員男性にセクハラして訴えられ(これも1993)、春樹一家がボロボロになり、弟が継いだ。

    現在、角川春樹は「ハルキ出版」を作って、角川書店時代の森村誠一とかの本を出したり、激しくトンデモ系の本を沢山出しています。角川書店時代にオカルト趣味をジワジワ出していたので、今は自分の趣味バリバリなんでしょうね。
    長女・辺見じゅん(本名真弓)は「幻戯書房」て出版社の社長でもある。

    伝説としては角川春樹が社長時代に「角川書店主催・俳句コンテスト」てのがありまして、これなんかも当時俳句にハマっていた社長が勢いで主催した物なんだけど、その第1回目の優勝者が「角川春樹」。これってどういう物なんでしょうかね。
    その後、この俳句コンテストが続いているのかは不明。

    それでも
    今年の総括みたいな番組がいくつか放送されている。
    その中で小泉純一郎が郵政民営化の件に関して「ガリレオが地動説を」という話を引き合いに出した画面が何度か出てきている。
    あれは正しくはガリレオが地動説を考え出した訳じゃなく、大昔から地動説は考えられていて、実際ガリレオの時代には全時代のコペルニクスの出版した地動説に関する本が話題になっていて、それの検証としてガリレオが観察を始めたってのが事実のハズ。

    さらに小泉は「裁判で有罪判決となった後でも「それでも地球は動いている」とガリレオは...」と言っていたんですが、この名言は後の伝記作家が死後1世紀以上経った後に付け加えた物。
    なんて事をぼーっと思っていた雑学野郎でやんす。

    リアル鬼ごっこ
    アマゾンやITMSにしても、一般人が作品レビューを書くシステムになっている。そうなると、リアルな声も書かれるけれど、営業妨害としか思えないような批判的な事を書く人も出てくる。 それは痛し痒しなんすけど、客観的に見てて面白い。
    ITMSでは「これって○○○のパクリじゃん」とか「へたくそな歌」とかアーティスト本人が見たらグサグサ刺さる言葉が書かれている。
    そんな中、今一番熱いのがアマゾンで取り扱っている『リアル鬼ごっこ』という小説のレビュー。アイディア二番煎じ、文章は小学生並、結末は最初の1ページ目を読んだ時に思った通り。と、これ以上ないほどの批判されっぷり。
    逆に読んで見たくなった。
    「余りにも内容がないのであっという間に読み終える事が出来る」というジェットコースター並らしい。
    で、この本、2001年に単行本で出たものが50万部売れたそうで....
  2005年12月31日(土)  


     


ひねもす雑記