知泉的:語源&由来辞典
通草・木通(あけび)
・アケビ科、山地に自生することの多い蔓性落葉低木。秋に楕円形の果実が成り、紫色に熟すと縦に裂け、甘く食用とされる。

【語源】
熟すと実の皮が裂けて「開け実」になることから、というのが一般的な語源。
☆実が赤く熟すことから「赤実:あかみ」という説がある。ただしあけびの実は赤というより紫に近い色なので語源としては無理がある。
☆冬に実をつけるアケビ科のムベに対して、秋に実を付けることから「アキムベ」と呼ばれ、それが転じたという説。かなり古くからアケビの名が存在していることから、無理があると思われる説。

【memo】
■漢字表記=通草:蔓を切ると管状になっており、空気を通すことが出来ることから「通る草」の意。
■漢字表記=木通:同様に蔓に空気を通すことが出来ることから。

あああ
  



あああ
【関連項目】







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