知泉的:語源&由来辞典
杏仁豆腐(あんにんどうふ)
・中華料理・点心の一つ。

【語源&由来】
「杏仁」は杏(あんず)の種の中にある核の部分。「仁」は種を意味する。
この杏仁の中にある胚を牛乳や寒天で固めたデザート。
白くて柔らかいことから「豆腐」の名がついた。
日本には室町時代に入ってきたらしく、眼阿という僧侶が「杏仁豆腐は茶請けとして使われる」と記録している。

【メモ】
☆杏仁は杏の種を意味しているが高価なため現在はアーモンドで代用している場合も多い。その事が誤解され「杏仁とは本当はアーモンドのこと」と間違ったことを書いている書籍もある。
☆杏仁豆腐は「きょうにんどうふ」と読むのが正解。しかし多くの日本人が「あんにん」と読む為に中華料理店でも「毎回訂正するのも面倒」と言うことで「あんにんどうふ」と呼ぶようになってしまった。

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【関連項目】







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