知泉的:語源&由来辞典
いずれ菖蒲か
・どれれも素晴らしくて優劣つけがたく選べない。

【語源】
平安末期の武将・源頼政(よりまさ)が怪獣鵺(ぬえ)を射止めたご褒美として、美女として有名な菖蒲(あやめ)を賜(たまわ)ることになった。その際に、同じような姿をした12人の美女の中から菖蒲を探し出せと問われ困り果て「五月雨に沢辺の真薦(まこも)水、越えていずれ菖蒲と引きぞ煩う(わずらう)」と歌ったという逸話から。

【memo】
『太閤記』『源平盛衰記』などに同様の逸話がある。
「いずれも菖蒲か杜若(かきつばた)」という言葉は、選ぶというより姿が似ていて区別が付かない場合などを意味する。

あああ
  



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【関連項目】







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