知泉的:語源&由来辞典
いなか(田舎)
・都心部より離れた辺鄙な場所。
・故郷という意味で使う場合もある。

【語源&由来】
「田居中(たゐなか)」の転じたもの。
田園地帯の中にある場所・住居の意味で使われていたものと考えられる。
奈良時代に成立した『万葉集』には「昔こそ難波居中といはれけめ 今は京引き都びにけり」とあり、この居中が「ゐなか」のもっとも古い時期の用例。
平安時代の説話集『今昔物語集』の中では「かく人離れたる田居中なれば」と書かれており、
江戸時代中期に国学者・谷川土清(ことすが)が書いた国語辞書『和訓栞(わくんのしおり)』の中では「田居の中といふにや」と書かれている。

【メモ】


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【関連項目】
知泉の雑学本

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