【語源&由来】
昔から、汁を意味する丁寧語「御付け(動詞の”付ける”に”御”をつけた)」に、接頭語の「御」を二つも重ねた語。と言われている。
しかし最近、定説になりつつある説は女房詞が関係してくる。
女房詞のパターンで「味噌」を頭文字だけ取り出し「味(み)」として、それに「御」をつけて、味噌を『御味(おみ)』と呼んで、それの「御付け」なので『おみおつけ』だという説。
これまで言われてきた「御」を三つ重ねるという不自然な説より自然な説として定説になりつつあり、近年の国語事典では従来の「御御御付け」という表記を改め「御味御付け」となっている事が多い。
もう一つの説では実の入った御付けを丁寧に言った「御実御付け」というものもある。
|