知泉的:語源&由来辞典
オーストリア(Austria)
・中部ヨーロッパの共和国。

【語源&由来】
紀元前からケルト人の居住区だったが、紀元前14年にローマ帝国が侵略してきた。その後は様々な民族が奪い合う土地になり、5世紀にはフン族、6世紀にはアバール人の支配となった。
788年にゲルマン人のフランク王国・カール大帝がこの地を支配した。その時に「東部辺境地(オストマルク:Oustmark)と名付けた。
その後モラビア人や、マジャール人の侵攻が繰り返され、955年に再びゲルマン人のオットー1世がこの地を支配し、第二期オストマルクとなる。
976年にこのオストマルクをバーベンベルグ家の領土として独立した国とした。
「オストマルク」は「東(Oust)」と「辺境区(mark)」からなっている。
これをラテン語読みでは「マルキア(辺境:marchia)・オウストリアカ(東:Austruaca)」となり、略したオウストアカがヨーロッパ諸国で言われるようになり定着。
つまりオーストリアは「東の国」。
これが英語式発音でオーストリアになって日本に伝わった。

【メモ】


あああ
  

あああ
【関連項目】







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