知泉的:語源&由来辞典
貝桶(かいおけ)
・ひな人形の道具にある蒔絵を施した桶。
【語源&由来】
嫁入り道具にあった蛤の貝殻を納めた桶のこと。
かつては嫁入りする際に結婚道具の先陣を切って運ばれた道具で、陰陽ふたつが対になっており、その中にはそれぞれ360個の蛤(はまぐり)が入れられていた。
蛤は絶対に同じ貝でないとピッタリと合わないことから、嫁入りをしたら他の人とは絶対に合わない、浮気をしないという意味を込めて蛤を納めた桶を先頭にしたもの。
昔のひな人形の中にはもっとも重要な道具として存在していた。
【メモ】
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【関連項目】
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