知泉的:語源&由来辞典
戒名(かいみょう)
・仏教において亡くなった者に与えられる法名。
・鬼号。

【語源&由来】
死者の魂が仏門に入り戒律を守る印として与えられるもので、「受戒した名前」の意。
仏教が中国に伝わった時に誕生した習慣で、日本では鎌倉時代に曹洞宗が始めたとされている。

【メモ】
江戸時代中期(元禄時代)に徳川家康の偽書、『神君様御掟目十六箇条宗門檀那請合掟』が出回り、その中に菩提寺と檀家は強く結びつくべきだと「葬儀では、戒名を授けられる決まりがある」ことが記され、これが寺子屋などで教科書にされるほど浸透し、一般的に戒名というものの存在が知られることとなった。
浄土真宗では授戒の作法がなく「戒名」ではなく「法名」と呼ぶ。

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【関連項目】







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