知泉的:語源&由来辞典
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柿(かき)
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・カキノキ科の落葉高木。その実は食用として古くから栽培される。
・甘柿と渋柿があるが、本来は渋柿のみで、甘柿は突然変異種。
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【語源&由来】
語源は諸説あり。
(1)木が堅いことから「堅木(かたき)」や実が堅いことからも。
(2)実が輝いて見えることから「輝き(かかやき)」から。
(3)実が熟すと赤くなることから「赤き(あかき)」。「赤木」「赤黄」とも。
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【メモ】
中国の長江流域で自生したものが、奈良時代に渡来して広まったもので、日本で品種改良が重ねられ大きく甘い柿に進化した。
ヨーロッパにはこのような実のなる柿が無かったために、1603年に宣教師が著した『日葡辞書』では「リンゴに似た日本の無花果(いちじく)」と書いている。
その後、南蛮貿易でヨーロッパに伝えられたが、柿は英語でも「KAKI」と呼ばれている。
「ヨーロッパには柿は無かった」とよく書かれるが、実際には実が小さく食用に適さないような種は存在し、食用ではなく硬い木材として知られ、それらはゴルフクラブなどに使用される「パーシモン(persimmon)」と呼ばれている。
あああ |
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【関連項目】
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