【語源&由来】
中国・周代に書かれた占い書・五経のひとつ『易経(革卦)』にある言葉。
「革」はあらたまる、「命」は天命の意。
古代中国では、世が乱れた時に天命を受けた者が「天子」の位となり天下を治めるとされており、「革命」とは天子により王朝が変わることを意味した。
日本でも平安時代から統治者が代わる「王朝交替」の意味で用いられていたが、明治時代に『revolution』の訳語として福沢諭吉が採用して、それを中江兆民たちが広めた。
その後、政治や社会情勢が代わることだけでなく、自分の意識が変わることなどに使われるようになっていった。
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