知泉的:語源&由来辞典
苦肉の策(くにくのさく)
・厳しい状況から脱するために、苦し紛れに出した手段。

【語源&由来】
「苦肉」とは敵を欺くために自分自身の身(肉体)や味方を苦しめること。
このような窮地に立たされたことを相手に見せておき、その場から回避するという戦術。
中国・魏晋南北朝時代に書かれた『兵法三十六計』第三十四計には、「苦肉計」という戦術が書かれているが、これの代表的な記録は『三国志演義』赤壁の戦いに出てくる偽計で、これが「苦肉」の語源とされる。
ただしこの戦術は練り上げられたもので、緊急回避の切羽詰まったものではない。しかし日本では「苦肉」という言葉が苦し紛れと勘違いされて現在のような意味になった。

【メモ】


あああ
  

あああ
【関連項目】







前のページに戻るトップページへ