知泉的:語源&由来辞典
紅一点(こういってん)
・多くの男性の中にひとりだけ女性がいること。
・転じて多くのものの中で異彩を放っているものをも呼ぶ。

【語源&由来】
中国北宋の政治家で詩人、王安石(おうあんせき)が書いたとされる詩『詠柘榴(ざくろをよむ)』の「万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)」に由来する。
「万緑叢中(一面緑の草むらの中に)紅一点(一つだけ赤いザクロが咲いている)」という趣旨の詩。
日本では明治時代以降「沢山あるものの中で一つだけ異彩を放って目立つもの」の意で使われるようになった。

【メモ】
多くの文献で「王安石(おうあんせき)の詩」と書かれる事が多いが、実際には根拠が無く誰が書いたのかよく判らないというのが本当の処。

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【関連項目】







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